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相乗りで何処までも 【 〆 】/7627


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自分のトピックを作る
6502: 探偵 [×]
2024-09-11 21:00:00


走って帰った方が早い、ぬァっ?!フィリップ?!……なんだよ迎えに来てくれたのか?
(雨の勢いはなかなか収まりそうにない、こうなれば走って雨を振り切ったほうが良いかと無謀な考えが浮かんでいたところで突然背後から声が聞こえて裏返った叫び声が出てしまった。急いで振り返るとそこにはここにいるはずのない相手がいる、一瞬唖然としてしまうがその弾んだ声と隠しきれない悪戯な笑みをみれば何故相手がここにいるのか察しがついた。どうやら相手はこの天気をみて自分のことを思い出してくれたらしい、驚きの顔は照れくさいものへと変わってなんとかクールな男の体裁を保つためブリムに指をかけハットの位置を直しながら気取った声で返事をした。しかし相手が自分を迎えに来てくれたとしてひとつ足りないものに気が付き目を瞬かせる。段々と状況を理解すると「お前…もしかして自分の分の傘しか持ってねぇ、のか?」とその手に収まるひとつだけの傘を指さして)


6503: 検索 [×]
2024-09-11 21:49:10


ああ、君傘持って行ってなかっただろう。 ……あ、…迎えに行く事ばかり考えていたから君の分を忘れていた。
(悪戯心を持って背後から相手に声を掛けると狙い通り裏返った声が聞こえて驚いた顔でこちらを見る。だが流石は探偵というべきか、自分の表情や持ち物でここに来た理由がわかったようでその表情は照れくさそうなものに変わってカッコつけた言い回しで問われる。それを肯定しからかうようなことを言いながら相手と共に帰ろうとした所で相手の目が瞬く。指を刺したのは手に持った一本の傘で、ここに来るまで雨が降っていたから当然のものではあるが帰りは二人、つまり二本いることに気付くと間の抜けた声を零して固まる。相手を迎えに行くことばかりが先行して肝心の濡れない為の傘の存在が頭から抜けていた。目を泳がせながらぽつぽつと白状するがとある考えが頭に浮かぶとその場で傘を開いて見せ「だ、だけどこの傘は比較的大きいから一緒に入れば濡れずに帰れるはずだ!」と言い訳を込めた主張をして)


6504: 探偵 [×]
2024-09-11 22:34:32


…、…流石の洞察力で迎えに来てくれたことは大いに感謝してるがな……世間ではそれを相合傘って言うんだよ!
(実は折りたたみの傘を持っている、という可能性を考えはしたもののこの量の雨には不相応だろう、相手から間の抜けた声が発せられれば予感が的中したのを察して固まってしまう。こちらが傘を持っていないことを導いたのは流石だがその後はどうにも気持ちが急いてしまっていたらしい。それだけこちらが傘を持っていないことにいても立ってもいられなくなったのだと思えばやはり嬉しくて照れくさいのだが、問題はここからの帰り道だろう。相手は傘がひとつしかないのに焦ったのかひとつの傘でも帰れることを証明しようとするがその状況こそがマズイのだと思わずツッこんでしまう。ひとつの傘に身を寄せ合うなんてそれこそ恋人のすることだ、だが現状これ以外に選択肢はなく、そもそもこうやってわざわざこちらの為に傘を持ってきてくれた相手の気持ちを無下にはしたくない。今は何より感謝をすべきだろう。照れくささを隠すために頬をかきながら「まぁ…緊急事態だしな。お前がわざわざ持ってきてくれたんだ、ありがたく入らせて貰うぜ」と半分自分に言い聞かせるようにすれば相手が開いた傘の下へと入って)


6505: 検索 [×]
2024-09-11 23:14:29

相合傘…? ああ、君がびしょ濡れになって風邪でも引いたら困る。
(一つしか傘を持ってこなかったことに焦るが傘の形から主に半分ほどの面積しか使わないことが多い事を思い出すと一つの傘を使う策を提案する。だが相手は何処か恥ずかしそうに初めて聞くワードを叫んでいてキョトンとした反応を見せる。恐らくこの状況を表すような言葉なのだろう、知らない言葉に瞳に好奇心を宿して地.球.の.本 .棚に入ろうとしかけるがその前に相手が頬をかきながら傘の中に入ってくれば思考は検索から逸れてそちらを向く。反応的に相手にとっては恥ずかしいことのようだが、相手が自分の提案を受け入れて褒めてくれたことに気分は良くなって無邪気な声で頷く。傘をささなかった場合のデメリットの1つを口にしながら傘の持ち手越しに横に並んで事務所へと歩き始める。傘によって雨が弾かれる音が響くが本来一人用のものを二人で使ってるのもあって若干狭い。ちらりと相手の方を覗けば傘からはみ出た肩端のジャケットが濡れていることに気づけばさりげなく持っている傘を相手側に多めに傾けながら「君はこの事務所の足だからね」と話していて)


6506: 探偵 [×]
2024-09-12 07:49:56


…これくらいで風邪ひくほどヤワじゃねぇよ。ま、お互い大事な服が濡れんのは困るからな
(相手はこちらが叫んだワードに心当たりがなかったらしくキョトンとした顔を浮かべている。この雨の中で検索に入ればそれこそ大変なことになる所だったがこちらが傘に入れば検索は中断されたようで何よりだ。無邪気な顔で返事をする姿に頬も緩まりながら傘の柄を挟んで隣に並び歩き出す。大きめの傘を用意してくれていたようだが二人が並ぶと若干狭い、それでも全く傘がないよりかは遥かにましでやはりここまで迎えに来てくれた相手には感謝をしなければならないだろう。そうやって歩いていれば肩端に落ちていた雨の気配がなくなっているのに気がつく、どうやら相手が傘をこちらへ傾けてけれたらしい。だがそうなれば今度は相手の肩が傘から出てしまっている、ここで元に戻せと言っても相手は聞きはしないだろう。となればやれることはひとつだけで体をより相手の方に寄せくっつけるようにする。こうすればなんとか二人の体は傘の下に収まるがどう考えても近すぎる距離感だ。仕方がないとはいえ街中をこの距離で歩くのは気が気でなく「相合傘ってだけでもカップルみてぇなのに…絶対知り合いに会わねぇようにしねぇと」と呟いていて)


6507: 検索 [×]
2024-09-12 10:23:00

…、これってカップルのすることなのかい?
(二人で雨の中を一つの傘をさして歩く、その範囲に二人が収まるようになるには必然的に距離は近くなる。相手は服が濡れないためと言っているが普段より表情が柔らかく迎えに来たことを嬉しがっているように見えると心は弾んだ。そんな相手を濡らさないように傘を相手側に傾けて雨から守っていると相手がこちらに肩が触れそうなほど近づいてくっついてきた。二人の間が縮まった分、はみ出た肩が濡れることはなくなったが相棒として外を歩く時にはしない距離感だ。自ら行ったにも関わらず隣で呟くのを聞けば相合傘とカップルという単語が結びついて先ほどからの相手の反応に漸く合点がいった。だが相手とは対照的に雨ならではの行為と知れば口元は緩んで調子よく問いかける。そうして歩いて進んでいき住宅街を抜けると曲がり角から見慣れた二人組が傘をさしながら現れる。女子高生達もこちらに気付いたようで『あ、翔ちゃんとフィリップ君じゃん!』と近づいてくる。二人ならば関係性も知れているし大丈夫だろうと距離感はそのままで手を振りながら「やあ、こんな所で会うとは珍しいね」と普段通りに話しかけて)

6508: 探偵 [×]
2024-09-12 12:30:34


え、いやまぁ……友達でやったりもするけど、普通は…カップルだな……っ!!
(こちらの呟きに相手は再び相合傘という単語に興味を示したのか再びその内容について問われる、咄嗟に相手の方を見るとその顔は何処か上機嫌で凡その内容を把握してわざわざ聞いているようにも見えた。だがここで変に言い淀むのも形無しな気がして何とか説明を始めるが先程から『カップル』という単語を言いすぎて恥ずかしくもなってきた。結局歯切れの悪い回答をしていると曲がり角から見慣れた二人が現れて目を見開く、こちらの状況も把握している女子高生二人ではあるが見られてはマズいと思っていたせいかこちらに近づいてくるのを見ると咄嗟に相手と距離を取ってしまった。当然そうなれば肩が傘からはみ出て濡れることになる訳だが気にしない素振りをしながら相手に続いて「こんな雨のなか何してんだ?」と普段通りに声をかける。しかし一連の流れを見ていた二人は途端に吹き出してエリザベスに『いや遅いし!』とツッこまれてしまい思わず目を泳がせた。相手はその場から動こうとしなかったあたり反応したのはこちらだけという結果になってしまったようで余計に羞恥が募る。クイーンはこちらを楽しげに見つめながら『いいよねーくっついて相合傘しながらのデート』と茶化してくれば「デートじゃねぇよ!」と反射的に言い返していて)


6509: 検索 [×]
2024-09-12 14:00:50

ほら、離れたら濡れてしまうだろう。残念ながらデートというより傘を忘れた翔太郎を迎えにきたんだ。流石にこの大雨の中歩いて帰らせるわけにはいかないからね
(相合傘について興味津々に問えば歯切れの悪い説明がされる。こちらは単語について知らないのだからそれらしく誤魔化してしまえばいいのに嘘をつけないのが何とも相手らしい。そんな会話をしながら歩いていると情報屋の二人に遭遇して声を掛ける。その間相手が逃げるように距離を取ってしまうがそれでは濡れてしまうと今度はこちらから距離を詰めて相手を傘の中に収めた。この行動も二人にはバレバレだったようでツッコミを入れられデートだと茶化されると反射的に相手は言い返していた。だがデートという言葉は事実とは異なっているのは確かでこちらからも雨だから迎えに来たのだと訂正したのだが二人はお互いを見合わせた後『ますますラブラブじゃん!』とそれぞれに言われてしまって目を瞬かせた。どうやら彼女達にとってはデートも迎えに来ることも同じくらい仲睦まじい行為という認識らしい。前にびしょ濡れになって走っているのを見たことがあるとエリザベスが言い出せば気になってその話の詳細を尋ねる一方クイーンは未だ楽しげに相手を見ながら『迎えに来てくれる人が出来て良かったね、翔ちゃん』と含みを持たせた笑みと共に話しかけていて)

6510: 探偵 [×]
2024-09-12 17:29:03


っ、おい!…な、わざわざ説明するな!
(こちらが反射的に相手と距離を取ったというのにすぐにその距離は詰められてしまって恋人の相合傘状態に戻ってしまい思わず叫ぶ。これでは余計カップルをアピールしているようで案の定二人からは茶化されてしまった。デートではないとせっかく否定したのに相手は懇切丁寧にこの状態を説明し始めて慌てて止めるも時すでに遅しだ。女子高生二人の笑みはますます深まってラブラブだと囃し立てられると顔が赤くなりそうだった。だが二人で傘に入りながら赤面するなんてハードボイルドの名が泣いてしまう。なんとか気を落ち着けようとするもののエリザベスが余計なことを話し始めて今度こそ止めようとするが、クイーンに話しかけられそれも叶わなくなってしまった。恐らくエリザベスの話は過去人探しに出かけた際に傘を忘れてしまった時の事だろう。もう少しで行方を掴めそうな時に雨が降り出してしまって構わず聞き込みを続行した結果はなかなか悲惨なものだった。あの時はまだ相手はガレージに引きこもりっぱなしの時期だったが、今同じ状況になればきっと結末は違っているだろう。クイーンの方を見る、相変わらず侮れない含みのある言い方だ。だが実際迎えに来てもらっている以上突っぱねる返事はできない、気恥しそうに目線を泳がせたあと「まぁ…感謝してる。今日も、…いつもな」と言いつつチラリと会えてを見て)


6511: 検索 [×]
2024-09-12 19:29:28

へぇ、何とも翔太郎らしい話だ。…、こんな雨の中出歩くということは何処かに行く用事があるのかい?
(相合傘と呼ばれる状態でこうなった経緯を説明していると隣から制止が叫ばれる。相手の扱いに慣れているのは彼女達も一緒のようで気にせずエリザベスが興味深い話を始めるとそちらに関心を向けた。その内容も何とも有り得そうな相棒らしい話でくすくすと笑う。その頃は自分も既に事務所に居たはずだが自分が知らないということはガレージに籠っている間に帰ってきて服も着替えたのだろう。まだ距離感があって必要以上に干渉しなかった頃を思えばわざわざ迎えに行こうと思って行動するようになったのも時の流れと相手の影響の強さを感じる。そちらの話を聞いていたが何となく相手の方を見ればこちらはクイーンと何やら話しているようだ。何を聞かれていたかは分からないが相手の言葉が聞こえて目が合えば愛おしさが募った。そしてそろそろ相手を助けるという意味でも独り占めしたいと言う意味でも2人切りになりたいと思えばキリの良いタイミングで彼女達が外出している理由を問う。すると今から向かうお店は雨の日限定のメニューがあるようでそれ目当てに外出したという。そんなサービスがあるのかと感心していると『エリザベス、雨が上がる前に行こ』とクイーンが声を掛けている。どうやらこちらの空気を読まれてしまったらしい。何となく照れ臭さを覚えつつ「じゃあ僕達は事務所に戻るよ、またいつでも事務所に遊びに来てくれ」と手を振って二人と別れ、ちらりと隣の相手を覗き見て)

6512: 探偵 [×]
2024-09-12 20:22:35


っ、余計なお世話だ!……ったく、そうそうあいつらに見つかっちまうなんて……
(この4人が顔を合わせるといつも自分が焦っているか照れているかしている気がする、年下にいいように転がされて結局は形無しだ。クイーンの問いかけに目線を逸らしつつも素直に答えていれば相手と目が合う、その瞬間に相手の表情が柔らかなものに変わり言葉はないのに気持ちは伝わって嬉しいやら恥ずかしいやらで内心大騒ぎだった。こちらがどうにもできないでいると相手が二人に出歩いている目的を聞く、どうやら雨の日限定のメニューを食べに行く途中だったようだ。さすが話題のものを逃さない情報屋だ、クイーンが意味深な眼差しでエリザベスに声をかけているのを見るにどうやら気を使われてしまったらしい。相手に続いて「雨なんだから気をつけろよ」と声をかければ『二人も仲良く帰ってねー』と余計な一言が飛んできて最後に再び叫ぶことになってしまった。顔に上がりそうになっていた熱をなんとか深呼吸で落ち着ける、知り合いに見つかってはいけないと思った途端に情報屋の二人に見つかるとは思いもしなかった。依然恋人の距離のままの相手の方をみれば「とっとと帰った方が身のためみてぇだな」と力無く笑って)


6513: 検索 [×]
2024-09-12 20:59:44

雨の日でも賑やかな二人だ。君が意識するから引き寄せられたんじゃないのかい?そうしようか、
(仲良く、と言う単語がくっついていれば相手がすかさず叫んでいるがこれも彼女達なりの接し方や優しさなのだろう。手を振って見送るとその元気さに素直な感想を述べながらも視線は自然と相手の方を向く。相手が呟いた途端2人が来たのだからなかなかのタイミングだ、探偵としての運やツキという奴がこういう形で出たのかもしれないと楽しげに揶揄う言葉を投げかけていたが、相手の言葉を聞けば素直に頷く。こうやって誰かと話すのだって楽しいことではあるが雨の日の特別な時間を独占したい気持ちの方が強くなってしまった。二人で肩を並べて恋人との距離を保ったまま再び事務所への道を歩き出す。ふと傘越しに空を見上げると濃い灰色の雲が覆っていてずっと先まで伸びている。「かなり長く強い雨になりそうな雲だね」と推測を口にして)

6514: 探偵 [×]
2024-09-12 21:35:44


だな。長居は無用…、…
(自分の呟きこそがあの二人を呼び寄せたのではないかと言われると「勘弁してくれ…」と呟くように言う。運命的な巡り合わせを少なくない回数経験はしたがあのシチュエーションで発揮されるのは勘弁願いたい。再び相合傘で歩き出せば相手が空を見上げて呟きをこぼす、それにつられて見上げれば空は一面タチの悪そうな雨雲が広がっていて傘に当たる雨粒も大きい。傘の下で身を寄せあっているとはいえ足元は跳ね返った雨でそこそこ濡れてきている。まだじわりと熱さが残る季節とはいえあまり体を冷やすのも良くないだろう。早いところ事務所に帰らなければと返事をしようとしたところで何かの声が聞こえて一瞬動きを止める。直後鳴き声がハッキリと聞こえてその方向へと振り向いた。目線の先には川が広がっていて川の中洲に子犬が立ち往生しているのが見えた。普段はそれほど深い川ではないが雨による増水で取り残されてしまったのだろう、雨がまだ降り出しであるのを考えれば中洲が無くなってしまう可能性すらある。あのままではあの犬は助からない、ハットを脱いで相手の頭に被せると「預かっててくれ」と言付けて傘の下から駆け出して)


6515: 検索 [×]
2024-09-12 22:36:47

…あれは子犬? 川の増水で取り残されて…翔太郎!
(暗く重たそうな雨雲が広がっていて暫く雨は止みそうにない。寧ろ強くなっていきそうな雨模様で、傘で雨音を楽しむ時間はそこそこに早く事務所に戻った方が良さそうだ。そうして歩いていると相手がふと立ち止まる。何かを見つけたのかと相手が振り向いた先に目線を向けると川の中州に小さな犬が居た。周りは増水した川が流れていて立ち往生している。降り始めからそこに居たのかその体は濡れていて寒さに震えているようにも見えた。状態を把握しているうちに相手はハットを自分に被せ傘の下から飛び出してしまい、思わず名前を叫んだ。咄嗟に追いかけようとするがハットが頭からズレて落ちそうになってそれを押さえるので一旦動きが阻まれる。相手はあの子犬を見捨てることなんて出来ない、そして自分も同じ行動を取れば一緒に濡れるだけだ。ワンテンポズレたことで冷静さを取り戻すと川の近くに寄って様子を観察する。川の水は濁って底まで見えないが比較的浅く足元の状態も悪くない地帯を見つけ「翔太郎、ここなら比較的安全に向こうに渡れるはずだ」と相手に伝達して)


6516: 探偵 [×]
2024-09-12 23:04:38


いつもより流れが早いな……良い観察眼だぜフィリップ
(中洲に取り残された子犬をみればいてもたってもいられずに走り出す、大切な帽子を相手に預けて大雨の降る中で川のそばへと降りていった。子犬もこちらに気づいているようだが動ける状態ではない、中州と岸の間に流れる水は茶色く濁っていて下手に突っ込めば足を取られてしまいそうだ。片手で目元を庇って周囲の様子を見ていたが川の形がいつもとあまりにも違うせいでルートが分からずどうやって中州へたどり着くべきか考えあぐねていると相手の声が後ろから聞こえてくる。どうやら相棒がルートを見つけ出してくれたらしい、ニヒルに笑えば相手の導いたルートに従い川の中へ入っていく。慎重に一歩ずつ踏み出しながら進めばやがて中洲へとたどり着く。不安げな声を出しながら震える子犬はすぐさまこちらへ近寄ってきてジャケットを脱ぐと子犬を包んでやる、その体には首輪が付けられていて飼い犬であれば人馴れもしているだろう。ジャケットごと子犬を抱えれば来た時と同じように川の中を歩き始める、しかし水流が激しいせいか岸まで中盤あたりに差し掛かったところで川底が動いて足を取られてしまった。なんとか踏ん張って倒れることは無かったものの足がハマってしまって子犬を抱えたこの状態で体勢を戻すのは難しい。こういう時に頼りになるのが相棒だ、相手の方をみれば「フィリップ!こいつ頼む!」とジャケットにくるまった子犬を差し出して)


6517: 検索 [×]
2024-09-12 23:34:43

ああ、任せてくれ! …もう大丈夫だ、少しここで待っていてくれるかい。
(比較的マシに通れるルートを提示すれば相手はその道を通って川の中に入っていく。不安げにその様子を見てたが無事に中洲に着くて子犬を脱いだジャケットで包み込む姿を見れば安堵の息を吐いた。あとは戻ってくるだけ、なのだがその数分の間にも水の量や勢いは増していて危機は高まっている。同じ道を通って帰ってくるがその途中急に片足が沈んだのを見れば目を見開く。そこから動けなくなったのを見る限り足がハマってしまったのだろう。心配にはなるが名前を呼ばれて子犬を差し出されるとすぐに邪魔になる傘を投げ捨て川の中に入っていく。自分まで足を取られないようにギリギリの所まで近づくとそこから腕を伸ばしてジャケットごと子犬を受け取る。力強い返事をして一旦川から上がると少し離れた土手に傘をさしてその下に子犬を下ろす。震える子犬を相手のジャケットを掛け直して安心させるように軽く背中を撫でてからまた川の方に向かう。子犬を助けることが出来たならば次はそれを救った相棒だ。再びギリギリのところまで近づくと「翔太郎!」と名前を呼んで今度はこちらから手を差し伸べ掴むよう促して)

6518: 探偵 [×]
2024-09-13 07:51:31


……っ、くそ……ッ!
(身動きが取れなくなったところで相手を呼べば傘を投げ捨てこちらへと近づいてくる、めいっぱい腕を伸ばして子犬を預けるとひとまず安堵の息を吐いた。これであの子犬は大丈夫だろう、相手も無事に岸へとたどり着きあとは自分だけだ。子犬を任せている間に足を引き抜こうとするが足場が不安定で上手くバランスが取れない、無理やり動けばもう片方の足もハマってしまいそうだ。暫く踏ん張る方の足で安定した場所を探して崩れなさそうな場所を見つけるが足を抜くには力が入れにくい体勢だ、どうしたものかと思っていたところで相手が再びこちらへ戻ってくるのが見える。危ないから戻れと言う前に相手は川の中へと入ってくると手を差し出される、こちらもめいっぱい腕を伸ばしてなんとか相手の手を掴むと引き上げられながら踏ん張ってなんとかハマった足を川から引き抜いた。先程より川の流れがさらに早くなっている、相手の手を握ったまま足を踏み外さないように川の中を進めば無事に岸へとたどり着く事ができた。安堵の息を吐きながら相手の方をみれば「ありがとよフィリップ、さすが俺の相棒だ」と感謝を伝える。その頃には大粒の雨にうたれながら川の中に入ったせいで二人とも全身びしょ濡れになっていて)


6519: 検索 [×]
2024-09-13 10:20:43

おかげさまで二人ともびしょ濡れだけどね。…見る限りは怪我や致命的な事態には陥ってないだろう。飼い主も心配しているはずだ、早く警察にでも届けて保護を依頼して…
(川に入ってギリギリの所に立って腕を伸ばすと相手がその手を掴む。引っ張られて共倒れにならないように踏ん張りその手を引くと相手は足を引き抜くことが出来たようで川に流されてしまわないよう気をつけながら共に岸にあがった。無事に子犬と相手を引き上げることが出来れば安堵の息をつく。相手に感謝を伝えられると預けられた探偵のハットも含めお互いびしょ濡れの姿を見合わせると呆れ口調に言葉を返すがその口元は緩い。二人で助けた犬の元に向かいしゃがみこんで状態を確認するが目立つ傷や異常な様子はない。少々体が冷えた程度で済んだことに安心しつつ首輪や毛の様子から人馴れしていて手入れも行き届いているのが分かればきっと今頃飼い主も行方不明になったこの犬を心配しているに違いない。もはや傘の有無が関係ないほど濡れていれば傘は畳んでそのまま子犬を抱き上げる。行方を知らせる為にも警察に届け出ようと提案したところで道路の方から「マロンちゃん!?」と女性の声が聞こえ慌てた様子で岸へと降りてきていて)

6520: 探偵 [×]
2024-09-13 12:33:57


まぁこいつを救えたんだからよしとしようぜ。……どうやらこいつのご主人様みてぇだな
(せっかく濡れないようの傘の下でカップルと言われるくらいに身を寄せあっていたのに今や二人の体は肩どころか全身びしょ濡れだ。お互いに目が合って散々な格好にこちらも笑ってしまうが、無事に子犬を救い出せたならばこれくらいの事は安いものだろう。二人して子犬の傍にしゃがんで状態を確認する、時折撫でて欲しいと要求するのを見るにやはり可愛がられていた飼い犬のようだ。首輪まであればきっと探している飼い主の元へたどり着けるだろう。警察に連れていくという案に同意しかけたところで女性の声が聞こえてきて道路の方をみる、女性はこちらへと走りよってきて子犬は彼女を見るなり嬉しそうに吠えるのをみるに彼女が飼い主のようだ。たどり着いた女性に子犬を手渡せば無事を喜んでこちらへ礼を言われる。どうやら子犬は雷の音に驚いて家を飛び出してしまったらしい、がむしゃらに走るうちにあの中州にたどり着いてしまったのだろう。何度も頭を下げて感謝してくれる彼女にハードボイルドな探偵らしく「俺達はいつでもお嬢さんの力になりますよ」とキメ顔で言うもびしょ濡れでは決めきれず『そんな格好にまでなって…感謝してもしきれません』とこちらの発言は流されてしまった。若干凹んだところで彼女と別れると再び相手の方をみる、ひと騒動終わってなかなかのボロボロ具合で「いよいよ帰った方がよさそうだな」とまた笑いながら口にして)


6521: 検索 [×]
2024-09-13 14:50:21

これからまだ雨は続くようだから気を付けて。 …ああ、この格好だと帰ったら即シャワー室に突っ込まれてしまいそうだ。
(女性がこちらに走って近づいてくると子犬は嬉しそうに鳴いた。そうやら彼女が飼い主のようだ。必死に探していたであろう彼女に子犬を手渡すと満面の笑みで喜んでお互い頬ずりしている。雷の音に飛び出してここまで来てしまうとはなかなかの物だがこうして子犬を救って二人の嬉しそうな様子が見られたのなら何よりだ。相手がかっこつけたような事を告げるがびしょ濡れの姿の方が印象的のようで再び感謝の言葉で流されているのを見ればつい笑ってしまった。何度も礼を言う彼女に同じことが起きないように雨や雷に注意するように呼び掛けてから別れた。再び相手と目が合うと迎えに行ったはずなのに二人ともびしょ濡れで散々な姿にまた小さく笑う、このまま事務所に帰ったら所長に驚かれ次には床を汚さないようにシャワーに直行させられるのが目に見えている。傘をさすのは諦めて未だ降る雨の中相手の横に並ぶと今からの予想を口にしながら事務所へ歩き始めた。まだ気温が高いとはいえそこそこの間雨に打たれていれば事務所に着くころには体は冷えてしまった。扉を開けると相手と迎えに行ったはずの自分がずぶ濡れなことに所長が騒がしく驚いたかと思えば案の定バスタオルや着替えと共に風呂場に押し込まれてしまう。予想が当たったことにどことなく嬉しそうにしつつ長く外に居た相手に「先に入ってきたまえ」と順番を譲って)

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