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相乗りで何処までも 【 〆 】/7630


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自分のトピックを作る
6401: 探偵 [×]
2024-09-03 20:48:20


鳴.海,探,偵,事,務,所.が必ず見つけますよ。……え、俺?……まぁ探偵の助手なら俺にも務まりそうだな。行こうぜ
(依頼人を強い口調で追い払おうとする誠の前に立ち心に浮かんだままの言葉を口にする、事務員でしかない自分が当の探偵に向かってその精神を解くのもおかしいのだが依頼人の彼女を前にどうしても放っておくことはできなかった。続いて相手が相棒である誠を突き放せば驚いた顔を向ける、いつも二人三脚で依頼にあたるのにここまで誠を突き放すのも珍しい。2対1の構図になって誠は相当怒った顔をしたあとに事務所に戻ってしまった。認められた訳では無いが彼女の依頼を受けても問題ないだろう、いつも通り後でまとめるために依頼内容を横で聞き女性を見送ったあとに相手から手伝いを頼まれれば目を瞬かせた。依頼の受付と報告書の作成はするがその間にある肝心の中身には関わったことがない。思わず自分を指さすがあの調子では誠は相手に手を貸すことはないだろう。それに出来ればあの寂しい顔を笑顔に変えたい、決心がつけば助手という立場で手伝うことを決めて相手と共に猫探しに繰り出した。途中依頼人から教えてもらった好物を買ってから見失った地点へと向かう。小さな公園のついたが今の所猫の気配はない。猫を探すならどうするべきか少々考えたあと「にゃおーにゃおーん」と猫の鳴き真似を始めて)


6402: 検索 [×]
2024-09-03 21:16:35

ああ。 …そんな鳴き声で猫が寄ってくるのかい? …え、本当に来た
(相手を調査に誘えば目を瞬かせている。自分が関わるとは思っていなかったらしいがあの女性の大切な猫を探すならば追い返そうとした彼よりも相手と一緒が良い。少し悩んだ後助手という形で手を貸してくれる返事が聞こえれば自然と笑みが浮かんで早速猫を見失ったという場所に向かった。途中その猫が好きだというおやつを買ってから小さな公園につく。勢いで引き受けたのは良いものの猫探しの要領があるわけではない。日陰を中心に探すべきだろうかと考えた所で相手が猫の泣き真似をはじめると目を瞬かせる。確かに声色としては似ているが本物の猫がこれで寄ってくるのだろうか。思わず懐疑的な質問を投げかけていたが近くの茂みからガサガサと音が聞こえると体の動きを止めてそちらに視線を向ける。すると様子を伺うようにキジトラ柄の猫が出てくる。まさか本当に来るとは思わなくて驚きの声をあげるも女性に聞いた外見とぱっと見似ているようだ。本当に女性の猫なのか判別するために傍に寄ってもらおうとしゃがみこんで「おいで」と危害を加えないことをアピールしてみるが警戒心を見せてそのまま見つめ合いが続いていて)


6403: 探偵 [×]
2024-09-03 21:41:53


……思いついたからやってみたんだが、上手くいっちまったな。こういう時こそ……
(猫を探す為とはいえ外で猫の鳴き真似をするのは恥ずかしいものがあるものの、依頼人の望みを叶えるためと思えば迷いも吹っ切れる。猫探しなんて初めてのはずなのだが自然とこの選択を選んでいた。相手から懐疑的な質問が飛んでくるも、直後近くの茂みから猫が出てきてやった当人が驚いて目を瞬かせる。驚きの声をあげる相手の隣で戸惑いの声をもらしていたが猫が出てきたのならそれで良いだろう。依頼人の猫か確かめるために相手は目線を合わせるようにしゃがみ猫を呼ぶがが当の猫はこちらへ来ようとしない。こういう時こそ買っておいたおやつの出番だろう、元々飼い猫ならばこれの美味しさは知っているはずだ。こちらも相手の隣にしゃがんで半液体タイプのおやつの袋を取り出し袋を開ける、その音が響くと明確に猫の視線はおやつに釘付けになってニヒルに笑った。おやつを指の上に出せば猫は走りよってきておやつを一身に舐め始める。良い食いつきに「腹減ってたみてぇだな」と様子を伺うようにみながら手馴れた様子でおやつを追加で与えると「依頼人にもらった写真と比べてどうだ?」と相手の方をみやって)


6404: 検索 [×]
2024-09-03 22:32:02

…何だか手馴れてるね、すっかり警戒心を解いたみたいだ。…ちょっと失礼するよ、…色合いと尻尾の模様が一致しているし首輪にちゃんと名前がある。間違いなく依頼人の猫だ。
(相手の鳴き真似のおかげで姿を現した猫にしゃがんで呼びかけてみるが来る気配はない。そうして見つめ合っている間、相手が好物の用意を始めていた。チューブ状のおやつの封を開けるとその音と匂いに釣られて興味ありげに尻尾を揺らしている。指の上に出して見せると先程の警戒していたのが嘘のように走りよってきて舐め始める。おやつへの食い付きの良さもそうだが、猫の扱いに大分慣れているようですっかり気を許されている。感心するようにその様子を見ていたが相手から視線を受けると顔以外のしっぽや背中の模様を確認し、軽く声を掛けてから首輪を確認する。聞いていた首輪の色や材質、そして刻まれた名前が一致していることを嬉しそうに相手に伝えた。これで女性も安心することだろう。早速依頼人に電話を掛けて猫が見つかったことを告げ、迎えに来てほしい旨を伝えてから切ると「すぐに迎えに来るそうだ」と伝えてから未だ相手の指に乗ったおやつを舐める猫を見守って)

6405: 探偵 [×]
2024-09-03 23:32:23


猫に餌やったことなんてねぇんだけど…猫に好かれる才能があんのかもな。…よし、ちゃんとあの人んとこに帰れそうだな。探偵の助手ってのも悪く、…
(猫に餌をやりながら相手に確認を頼めばもらった写真と猫とを見比べ始める、よりリラックスさせるためおやつをあげつつ背中を撫でてやれば首輪を確認する間も大人しくしていて無事探している猫だと確認できた。相手が嬉しそうにその事を報告してくれば胸が暖かくなる、二人で依頼を解決できたのだという事実がこちらも嬉しくて堪らなかった。相手が電話している間もおやつをあげたり撫でたりして機嫌を取り、依頼人が来るまでの時間も同様に背や額を撫でていればすっかり猫は警戒心を解いて二人の間に収まるようにして座る。逃げる様子もなく安心したように話していれば、自ら口にした探偵の助手、という単語に違和感を覚えた。事務所から離れこうやって探偵業をやっている時間はパソコンに向かって文字をうつ時間よりも充実していてなによりしっくりくる。なぜそんな事を感じるのか分からぬまま困惑していたが依頼人がやってきて思考は一時停止された。猫を依頼人に引き渡せば何度もお礼を言われる、その顔には満面の笑みが浮かんでいて心から猫を探して良かったと思えた。報酬の件はまた後日連絡することとなり依頼人と別れる、去っていく姿は背中からみても随分嬉しそうで自然と笑みが灯れば「これであの人の涙をぬぐえたな」と脳を介さずに言葉が口から溢れていて)


6406: 検索 [×]
2024-09-04 00:42:56

…ああ、無事に見つかって笑顔になってくれて良かった。これも君が協力してくれたおかげだ、ありがとう
(依頼人が来るまでの間、警戒心を解いて座る猫に手を伸ばして軽く撫でてみる。飼い猫で人慣れしているのかたまに擦り寄ってきたりして可愛らしい。その様子に癒されながら会話をしていると不意に相手の言葉が止まる。記憶の中で相手と猫探しをしたことはないはずだが慣れたように猫を見つけることが出来た。もう少しで何かつかめそうな気がするのだがその前に依頼人がやってきて猫を引き渡す。猫を見るなり依頼人は満面の笑みを浮かべぎゅっと抱きしめていて何度もお礼を言われた。猫も依頼人に自分達よりもベッタリ甘えているのが分かるような振る舞いで強い絆が伺える。そんな姿を見れば自然と笑みが浮かんで満たされた気分のまま報酬の件などを確認して依頼人と別れた。彼が持ってくるような大きく派手な依頼ではないがこの街の人が笑顔になる手助けができたことに充実感を覚える。ふと相手から聞こえた言葉に強い共感をして頷くと視線を向ける。恐らく自分一人ではこんなに早く見つかることは無かっただろう。一度は目を伏せていた相手と一緒にこの結果が得られたことに満足げに礼を伝える。これこそが探偵の仕事だとしっくりくる気もして「上條誠が持ってくる依頼もやりがいはあるけど、こうして小さくとも街の人の喜ぶ姿が見られる依頼は良いね」と素直な感想を述べていて)


6407: 探偵 [×]
2024-09-04 08:16:26


いや、そもそもお前があの時彼女を引き止めてくれたおかげだ。ありがとよ。俺は彼女が泣いてたのに見送ろうとしちまってたし……そうだな。案外俺はこういう小さい依頼をこなすような探偵に向いて……
(こちらが溢れた言葉に相手は強く頷いていて自然と右隣を見て目を合わせる。人の生死や巨額の金が関わる案件ではなかったが確かにひとりこの街の人の笑顔を取り戻すことができた。礼を言われるが軽く首を振ってこちらから礼を伝える。自分はあの時誠の方針に従って一度依頼を断ったのだ、相手が飛び出して引き止めてくれなかったらこの結果にはならなかっただろう。そして確かに一人と一匹の幸せを取り戻せた。今度はこちらが同意して頷く、地味な内容でいかにも誠が嫌いそうな捜査だったが自分にはこれがしっくりきて何より上手くいっている、冗談めかしてそんな探偵になろうかと口にしようとした所でまた言葉が途切れた。遠くから声が聞こえるがハッキリ聞き取れない、相手が隣にいて小さな幸せを取り戻すこの状況を逃がすまいと必死に何かが訴えている気がした。しかしその声も『ここにいたのか!』と叫び声が聞こえて中断される。振り返った先にいたのは誠だ。未だカンカンに怒っている誠を宥めるように「依頼解決して報酬も貰うんだからいいじゃねぇか」と言うも彼の怒りは収まらない。こちらを睨みながら『フィリップは探偵である俺の相棒だろ!こいつは探偵じゃないんだぞ!!』と叫んできて、その瞬間に脳内にノイズが走った気がした。相棒という単語に聞き覚えがある、誠の言う相棒は正しくないと本能が訴えている。そして相手を自分の相棒だという言葉が何故だが癪に障った。静かに誠を睨んでいると『なんだよ、文句あんのかよ!』とこちらへ殴りかかってくる、その拳を反射的に掴んで息をするように腕を捻りあげれば自分でやったことに驚愕の表情を浮かべ)


6408: 検索 [×]
2024-09-04 10:50:14

君が探偵、…上條誠、今更なことを聞くけど僕の相棒は君なのかい?さっきからずっと何かが引っかかっているんだ、本当は僕の探偵としての相棒は翔太郎じゃ、ッ!…ぅ、
(左側に並ぶ相手を見ながら言葉を交わす、あの時は反射的に身体が動いて悲しそうな街の人を放ってはおけなかった。それがこの街の探偵の仕事だと誰かが教えてくれたはずだから。隣で相手が頷いて探偵のことを口にする。それは事務員と名乗った時よりもしっくり来て猫探しの姿勢といい本当は探偵なのではないかと疑念が浮かんだ。その考えを遮るような叫ぶ声が聞こえて視線をやれば彼が分かりやすく怒りを露わにしながらこちらに近づいてくる。自分は彼の相棒なのだと強く主張する言葉にまた違和感を覚える。相棒であることは知っているのにどういう経緯で肩を並べるようになったのか、二人でどんな経験をして何処を認めているのか何一つ思い出せない。二人して静かに彼を見ているとその態度が気に入らないのか相手に殴りかかってくる。相手はそれを掴んで捻り上げるのを見れば安堵より思った通りという感想が浮かぶ。ずっと引っかかっていることをつなぎ合わせると一つの仮説が浮かんで相手に押さえ込まれたままの彼にその疑問を投げかける。3つしかないマグカップにずっと猫探しを受けていないはずの事務所に訪れた依頼人、妙にしっくりきた捜査と相手の存在。それらから導き出した自分の相棒は相手なのではないかという主張をぶつけようとすると彼は『違う!!』と叫びながら何かを取り出す。それがガ.イ.ア.メ.モ.リだと認識した途端、二人で一人の探偵として動いていたこと思い出すが何か動く前にメモリは起動されウ.ィ.ス.パ.ーボ.イ.スが辺りに響く。半ば反射的に庇うように相手の前に出るが頭の中に金属音が鳴ったと共に意識が途切れた。__不快な頭痛とともに目を開けると街の小さな公園に居た。何故ここに居るのか分からず辺りを見ると彼と相手が居た。きょとんとしている内に『なかなかお使いから帰ってこないから探したんだぜ。早く帰ろう、相棒』と彼が声を掛けてくる。何か妙な心地は残ったままだが相棒である彼が言うなら間違いないだろう。「…ああ。心配かけたね、誠。 翔太郎も帰るよ」と彼の名前を呼び、恐らく自分とお使いに行っていたであろう突っ立ったままの相手に声を掛けて)

6409: 探偵 [×]
2024-09-04 12:37:55


…そうだ。俺はお前と……っ、フィリップ!!___何言ってんだ、俺は風.都の風に吹かれて生きる根無し草の情報屋。誰かとつるむなんて俺の主義に反する
(流れるように暴力を制圧し自分が一番驚いてそのまま誠を押さえ続けた。その状態で相手がまた妙なことを言い出す、相棒に向かって本当に相棒なのかと問うなんてどう考えてもおかしいのに胸にそれほど違和感はない。そして相手が自分こそが相棒なのだと口した瞬間に遠くから聞こえてきた声がハッキリと聞こえた気がした。今のこの状況はおかしい、先程までのように相手が右隣に立って人々の笑顔を取り戻すのが『日常』のはずだ。何よりも自分が相棒という言葉を向けるのはノートパソコンではない、フィリップという探偵のはずだ。頭が混乱していく中で誠がまた叫び声をあげる、そしてその手に握られたガ,イ.ア.メ.モ.リを見た瞬間にあの夜に交わした相乗りの約束を思い出した。相手がこちらを庇うように誠との間に割って入ってきて相棒の名前を呼んだ瞬間に高い金属音が頭の中で鳴り響けば視界がホワイトアウトした。目をあければ目の前には探偵が二人、どうやら誠が相手を迎えに来たところだったらしい。二人の会話が終わったあとに相手がこちらへ向いて帰ろうと誘われ目を瞬かせる。妙なことを言うものだとニヒルに笑う。深い茶色のロングジャケットにストライプのシャツ、金の金具を携えたサスペンダーにハンチング帽を被った姿でキザったらしく自らの主義を吟じれば「うちをご贔屓にな。じゃあな誠、フィリップ」とひらりと手を振って背中を向ける。誠がにこやかにそれを見送っていれば彼の携帯が着信音を響かせる、電話に出れば所長からの電話だったようで短くやりとりを済ますと『特大の事件だ、すぐ帰って話聞くぞ相棒』と相手と共に事務所へと歩き始めて)


6410: 検索 [×]
2024-09-04 14:19:27

情報屋…、そういえばそうだったね。 ああ、急ごう。
(いつものように相手に声を掛けると目を瞬かせたのちニヒルに笑った。その表情には身に覚えがあるのに続いた言葉は初めて聞いた気がしてその中のキーワードを拾い上げる。何かが違う気がするが本人自ら名乗っていて彼も特に異変を感じていないのならそちらが正しいように思えてきた。さっきの頭痛のせいだろうと納得すると相手と別れ相棒と二人になる。そのタイミングで彼の携帯に電話がかかってきて短いやり取りをしてから新たな依頼が入ったことが伝えられる。何となくちらりと後ろを見るが相手の姿はもう見えない。何処か上機嫌な口調で相棒と呼ばれると一瞬ざわついた物も消えて頷くと特別なブランドや色でもない黒のカーディガンを街の風にたなびかせながら事務所へ急いだ。階段を登ると既に依頼人が到着しているようで所長がもてなしをしている最中だった。荷物などを置いてから依頼人に向かい合うような形で二人で並ぶと『それで詳しく話を聞かせてください』と彼が調子が良いのを隠し切れない様子で話を切り出していて)


6411: 探偵 [×]
2024-09-04 17:20:41


(相手と共に事務所に戻った誠は早速所長が招き入れていた依頼人と対峙してソファに座る。不安な顔を浮かべている依頼人に対して興奮を隠しきれない様子で内容を問えば、依頼人はおずおずと一通の手紙を差し出した。『こんなのが届いて…』と控えめに言う依頼人には目もくれず誠は素早く手紙を手に取ると中身を開いた。そこには一枚の白い紙で新聞から切り抜いた文字が並んだものが入っていて『お前の罪を公表し、お前ごと消してやる』と物騒な文字が並び益々誠は興奮した顔をみせた。『こういうのを待ってたんだよ…』と呟きながら誠は依頼人の方をみれば『心当たりは?恨みをかっていそうな人とか最近いざこざがあったとか』と聞いてみるも依頼人は心当たりがないと言う。だからこそ困っているのだと返事を受けて悩むように口元に手を添えた。しかし直ぐには次の質問が思いつかず『情報が少なすぎますよ。もっと何か無いんですか?』と少々苛立ちを見せながら依頼人に質問をぶつけていて)


6412: 検索 [×]
2024-09-04 18:26:46

誠、一旦落ち着きたまえ。…恐らくこの文字に使われているのは今日の朝刊だ。そして消印がないことから犯人はこの手紙を直接投函している、つまり近所に住んでいる可能性が高い。…今日これを受け取ってから変わったことは?
(依頼人は若い女性で彼が促すと手紙を差し出す。それを素早く手に取って中を開いていれば依頼人のことが気になるものの一緒に中身を確認する。そこには新聞の切り抜きによる物騒な言葉が並んでいて眉を僅かに顰めるこちらとは対称的に彼は好物した様子を見せる。次いで続けざまに質問にしていたが思ったような情報が得られなかったのが苛立ちを見せ始めた。依頼人の不安げな表情が視界に入ると思わず口を挟んで彼を宥めると代わりにこちらが推理を始める。手紙を透かすと文字の裏側の新聞記事が見ることが出来て丁度今日の朝刊にあったものと同じだ。切手や消印がないことから犯人が直接投函したと思われ、朝にこの手紙を見つけたと言う時系列を考えてもかなり近い所に犯人はいる可能性が高い。それを踏まえ今日何か異変があったかを聞けば彼女は少し視線を迷わせてから『勘違いかもしれないんですけど、ずっと誰かに見られている気がして…』と零す。その人物がこの件に関わっている可能性は大いにある。そして何より彼女が安心して過ごせるようにしなくては。ならばやることは1つで「話は分かりました。その犯人を捕まえる為にも暫く僕達が貴方の護衛に当たります。誠もそれで良いだろう?」と確認取って)

6413: 探偵 [×]
2024-09-04 20:04:52


(誠が八つ当たりに近い言葉を依頼人に向けていると相手から静止が入る。相手は手紙を透かしてみて新聞紙が今朝の朝刊であるのを指摘していてその手際の良さに驚いた直後に『もうちょっとで俺がそれ見つけたのに…』と不貞腐れる。その後も相手はあっという間に、それこそ探偵らしく犯人の情報を絞っていき最後には依頼人が誰かに見られている気がすると言い始めて『それならさっき言えよ』と悪態に近い言葉をボソリと呟いて苛立ちを見せていた。依頼人は少々怖がっていたが相手のことは信頼しているようで『お願いします。』と頭を下げる。とはいえ殺害予告されている人物の護衛とは探偵らしい仕事で『仕方がない、そうするか』と口では渋々、顔は上機嫌で答えてひとまずは犯人を炙り出すために外へ出歩くことにした。ソファから立ち上がると事務所内へと目をやる、そこでいいものが目に入ってニヤリと口角があがった。探偵といえば象徴的な帽子だ、誠はガレージの出入り口扉へと近づくとそこに引っ掛けられている探偵の象徴であるハットを手にとろうとして)


6414: 検索 [×]
2024-09-04 20:32:48

ひとまず家まで送ります、それから対策を……っ、触るな!
(こちらがこの手紙から分かることを説明していけば依頼人の不安げな表情が少し和らぐ。そこから不審な視線の情報を引き出すことが出来れば方針を固めるのには十分だろう。一方で隣の彼はぶつぶつと不貞腐れたようにも苛立ちの呟きを零している。その身勝手な様子に眉根が寄り、いつももっと上手く依頼人の話を聞くのに、とまで考えて彼と二人で探偵をしているのは変わらないのに何故そんなことを思ったのかと疑問が浮かんだ。依頼人に改めてお願いされ、彼も乗り気な様子を見せれば一旦その疑問は端に置いてこれからの行動について説明する。彼女に執着しているのなら知らない人と歩いる所を見せれば何か尻尾を出すかもしれない。まだ不安が残る彼女に安心させるのを意識して話しかけていたが彼が隠し扉に掛けたハットに手を伸ばそうとしているのをみれば言い様もない強い感情が湧いて反射的に動くと共に今までにないくらい声を荒らげながら彼の手首を掴んでそこから引き剥がす。彼の趣味でも自分の好みでもないこれが何なのか分からないが他人に触らせたくないと本能が訴えている。こちらを見守っていた所長まで驚いて固まっているのが見えるがこれだけはどうしても譲れなくて無意識に掴む手首に更に力を込めながら「これは、駄目だ」と低く威圧するように言葉向けて)

6415: 探偵 [×]
2024-09-04 21:05:24


(誠がハットに手を伸ばしたその瞬間に相手の怒号にも近い声が事務所内に響き渡って、手首を掴まれハットから引き剥がされてしまった。誠はもちろん、所長と依頼人さえ呆気に取られていて微妙な空気の中ヘラヘラ笑いながら『どうしたんだよ、俺はここの探偵なんだから別にいいだろ?』となし崩し的にハットを取れないかと声をかけるが、二言目さえ断固としてハットを触らせない圧がかかっていて渋々『分かったよ』とハットに背を向ける。そのまま外へでようと事務所の扉をあけた瞬間に『くそ、まだ足りないのかよ』と呟いていた。二人の探偵と依頼人の間に微妙な空気が流れる中で依頼人の彼女の家を目指して歩き始める。しかし誠は周囲に気を配るでもなく手元を見つめるのに夢中になっていた。誠が手の中で弄るのは金属製の知恵の輪のようで幾つもの輪っかが複雑に絡み合っているタイプのもののようだ。カチャカチャと忙しない音を立てるもなかなか解けないようでうんざりといった様子でため息をつく。そこでふとこの場にはもう一人探偵がいることを思い出して相手の方をみると『これ、一個輪っか取ってみないか?な、相棒』と知恵の輪を差し出すも、その瞳にはどこか必死さが宿っていて)


6416: 検索 [×]
2024-09-04 21:45:35

……すまない、大きな声を出してしまって。
(事務所の中が一瞬静まり返り微妙な空気になったのが分かったが引き下がるつもりはない。怒りにも近い感情で視線を送って頑固として拒絶すれば彼は諦めたように背を向ける。十分に離れてやっと態度を崩したが今度は所長と依頼人の伺うような視線を感じると素直に謝罪する。この事務所は彼と自分と所長が過ごす場所でここにあるものは自由に触ったり使ってもいいはずだ。だがこのハットだけは彼が触って、被ることがどうしても許せなかった。振り返って守ったハットを見る。今どき街でも被っている人を見かけないようなデザインのハットだが恐る恐る手を伸ばすとブリム部分をそっと撫でた。色々疑問はあるがまずは依頼人を送り届ける方が先だ。依頼人にも見苦しい部分を見せてしまった謝罪をしてから一緒に外に出た。下には彼が降りて待っていて一緒に家の方向に歩き出す。それとなく辺りを見てみるが特に不審な人物は見られない。そうやって警戒したが彼は事務所から持ち出したであろう知恵の輪を弄っていて少しするとこちらに持ってきて解くことをお願いされる。今はそれどころではないはずだが相棒の必死そうな顔を見れば無下には出来ずに受け取って構造を確認する。複雑に絡み合っているようだがそれぞれ可動域や角度が絶妙に違っていて特定の場所で適切に動かせば取れる仕組みのようだ。謎を目の前にすれば意識が全て手元に向かい何度か試すように動かすと一番端の輪を捻りながら手前に引いて取り出して見せ「これで良いのかい?」と彼に見せて)


6417: 探偵 [×]
2024-09-04 22:21:41


__よぉ、一日に二回も会うなんて奇遇だな。ん…?彼女、ウ.ィ.ン.ド.ス.ケ.ー.ルのデザイナーだろ?探偵二人に囲まれてるってことはもしかして…彼女、脅されてんのか?
(誠が相手に知恵の輪を差し出せば相手はそれを受け取る、構造を確かめるために四方から確認した後知恵の輪を弄り始めるとその口角は上がっていた。やがて輪っかがひとつ外れれば誠の口元はますます上機嫌になる、『あぁ、これでいい。助かる』と言いながら外れた輪といくつか残る絡まったままの輪を受け取った。誠はそのままズボンのポケットに手を伸ばす、そこから何かを取り出そうとしたがその前に曲がり角から情報屋が現れてその動作は中止された。まさかこの短時間でもう一度会うことになるとは思わず軽く挨拶をすれば見知らぬ彼女に目線がむく、そして彼女が付けているブレスレットをみれば彼女の職業を言い当てた。彼女は目を丸くしたあと『そうです。なんで分かったんですか?』と不思議そうな顔をしている。同じく驚愕している誠を他所に「そのブレスレットはこの前やってた社内コンクールで大賞取ったやつだ。発売はまだ先だから持ってるとしたらそれをデザインした本人しかありえねぇ」とブレスレットを指さす。さらに人差し指を立てれば「もうひとつ、俺の情報網に面白い話が引っかかってる。興味あるだろ?誠、フィリップ?」と勿体付けた言い方をすれば暗に情報を買わないかと持ちかけて)


6418: 検索 [×]
2024-09-04 22:44:39

ウ.ィ.ン.ド.ス.ケ.ー.ルといえば愛用者も多いこの街のブランド店か。…随分と詳しいね、流石情報屋だ。…ああ、依頼に関わることなら是非知りたい
(知恵の輪の1つを解いて彼に差し出すと上機嫌に受けとっていた。てっきり解き方が知りたいとか全部解いてみたいという事かと思ったかこれだけで良いらしい。少し気になるものなまあ聞くほどではないかと流していると角から情報屋の相手が現れる。さっきぶりの再開に軽く挨拶をしつつ相手が彼女に目を向け職業を言い当てると思わず目を瞬かせる。ウ.ィ.ン.ド.ス.ケ.ー.ルといえばこの街で有名なブランドで、直接店に行ったり商品を着たことはないが根強い人気のある店だ。その理由が社内でのコンクールだと知ればその観察眼と情報収集の範囲に素直に感心の反応を示す。一ブランドのイベントまで把握しているなんてよっぼどこの街に詳しそうだ。隣で彼が面白くなさそうな顔をしているのには気付かないままサクサクと情報共有しながら進む会話に居心地の良さを感じていると相手が指を立て勿体ぶった言い方で情報を勧めてくる。相手も商売ならば対価が必要になるが今ここで持ち出してくるなら彼女に関連することだろう。ならば依頼を円滑に進め犯人を見つけるためにもその言葉に乗って前向きな返答をして)

6419: 探偵 [×]
2024-09-04 23:16:16


なんせ俺もウ.ィ,ン,ド.ス.ケ.ー.ルの愛用者でな。…いい返事だぜフィリップ。俺が足で稼いだ情報によると今回の社内コンクールで大賞を取ったその作品はある男のデザインの盗作だって噂が出回ってる。だがどうもその噂がきな臭い、辿ってくと全部の噂の出処が同じだ。つまり、誰かが悪意を持って『彼女の作品は盗作だ』って嘘を事実にしようとしとるってことだ
(こちらが集めた情報を二人に提供すれば相手は感心したようでこちらを褒める、それに気分を良くしつつ会話のやり取りになんとも言えない心地良さを感じながら自慢のハンチング帽を指さした。そこには今まさに話題に出しているウ.ィ,ン,ド.ス.ケ.ー.ルのロゴが刻まれている、正確に言えば着る服全てに何かしらこのロゴが刻まれているのだ。自分のお気に入りのブランドなら特に詳しく同時にその噂話も耳に入りやすい。彼女に関係するであろう情報をチラつかせれば相手は素早く聞く判断をして口角があがる、こちらが無用な情報を持ってこないことを知っているようだ。二人だけで話が進むことに誠は苛立ちを見せて『さっさと教えろよ』と促してきて、それを軽くなだめたあとにもうひとつの情報を話した。誰かが悪意を持って彼女を陥れようとしているのは明確だ、例えそれが嘘でも長い時間事実だと吹聴されていれば真実が塗り替えられてしまう事もある。そこまで説明すると「こうなると怪しい奴はひとりだろ?」とニヒルな笑みを浮かべて問いかけて)


6420: 検索 [×]
2024-09-04 23:50:56

へぇ…。…なるほど、盗作疑惑か。僕たちは彼女から今朝脅迫的な内容の手紙を送られた件で依頼を受けている。この脅迫でもし彼女が仕事を休んだり参った様子を見せれば盗作がバレて逃げているとますます噂が出回りそうだ。
(相手がウ.ィ,ン,ド.ス.ケ.ー.ルの愛用者だと知ればその情報の深さも頷ける。ふと事務所にあったハットが同じくウ.ィ,ン,ド.ス.ケ.ー.ルのロゴがあったことが頭を過ぎるが情報を求めると相手が取ってきた情報が共有される。その発端は大賞を取ったブレスレットのようで誰かが悪意を持って噂を触れ回ってるようだ。こちらの情報網では引っかからなかったであろう内容に関心を寄せる。彼女をちらりと見れば目が合って深く頷くのを確認するとこちらからも依頼内容を共有する。この状況で脅迫文を送る理由やメリットに一つの繋がりが見えてくると仮定の話をする。盗作の噂が出回っている中で突然休んだり周りに怯えて警戒していれば脅迫のことを知らない周りから見れば盗作がバレて居づらくなったと捉えられても可笑しくは無い。脅迫文の罪は濡れ衣をかけた盗作のこと、消してやるは会社での居場所といった所だろうか。ここまで話が繋がれば怪しい人物が浮かび上がってこちらもニヤリと笑うと「犯人は噂を流した人物…、恐らくだけど元のデザインだと主張する男の可能性が高いね」とこちらの推理を伝える。ここまで掴んでいる相手ならばと「その男は今何処に…」と尋ねようとするがその前に彼が自分達の間に入ってきて『ならそいつを捕まえれば解決だろ。もう情報は十分だからどっか行けよ』と苛立ちながら相手を追い払おうとしていて)


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