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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
581:
検索 [×]
2022-10-13 18:00:35
事実を言ったまで、だ! きみに触られるのは当然嬉しいが、それであらゆる所の感覚が敏感になるのは色々と困る…。
(分かりやすく言い淀んだかと思えばいつものように叫ばれる。平常心を崩したのがよっぽど恥ずかしいらしい。勝ち誇ったように話すがその途中脇腹をつつかれると逃げるように身を捩って水面を揺らす。結果的には自分も言い切るように叫んでいた。顔を相手の方に向ければ大分見にくくはあるがこれまた目が泳いでいる様子が見えた。先程から優位な状況にあるのにイマイチ決めきれてない所が何とも相棒らしい。その顔をバッチリ脳内に収めてから甘えるように頬を擦り寄せ始めたのをきっかけに仕方なく前に向き直す。触り心地が良いと言って貰えることも実際に触れられることも勿論嬉しいのだがそれに伴って反応してしまう箇所が広がるのは少し問題だ。現在でも項だけが擽ったかったのか背中にも広がりつつある。このままではスキンシップをとる度に反応してしまってあまり宜しくない。一方的に触れ合いを止めるのも不誠実だと思い、そう言った事情を少し照れくさそうに明かしながらも回されている腕に手を添えて自分からも接触面積増やしてみて)
582:
探偵 [×]
2022-10-13 18:35:45
、……別にいいだろ。今二人しかいねぇんだし。
(反撃のつもりでつついた脇腹に相手の体は当然のように自分の腕の中で反応して水面が跳ねる音が聞こえる。その音は妙に体に悪くて、ずっとお預けを食らった分の呼び水のように体に響いてくる。この旅が始まってから何度か互いに触れ合ったが、それらはどれも人目につく場所でこれ以上はと歯止めが効いた。だが今は露天風呂という屋外とはいえたった二人きりの空間。直接肌が触れ合うこの場所で触れたいという欲を我慢する方が無理な話だ。相手はまた前を向いて視線が外れる。おかげでまごついていた心はいくらか落ち着いて、その代わりにより触れ合う場所を増やしたいという想いが生まれた。相手の手が腕に添えられるとますます『もっと』と欲が膨らんでいく。二人きりとなった布団の上でも我慢を飲み込んだところ、それをここで吐き出したって止められる理由はない。暫し間をおいてから、駄々を捏ねる子供のように、しかし声色は低く唸るように、相手の言葉を一蹴する。腕を回していただけだった両手は少し上に移動して両手を相手の胸板へと当てた。そうしてこれ以上何かあっても相手が自分から離れていけないように、胸板を軽く押さえるようにして自分のテリトリーへと閉じ込めた。そして口元を耳へと寄せると、そこに軽くキスを落とす。温泉に浸かってはいるが頭はずっと外気に晒されたまま、末端である耳朶はよく冷えていて「冷てぇな」と囁くようにいうともう一度そこへキスを落として)
583:
検索 [×]
2022-10-13 19:48:18
…翔太郎? 、それはそうだけどっ…、今そういう時じゃ、な、
(水面が波打つ音と自分の言葉を最後に急に静寂がその場を支配する。少し反応を待ってみるも相手は黙り込んだままだ。この状態では相手の表情を直接見ることも難しくどうして反応が無いのか情報を集めることも出来ない。しびれを切らして様子を伺うように名前を読んでみる。それからまた少しして返ってきたのは子供っぽい口調ながらこれまでと違う声色と質を含んでいて思わず息を呑んだ。気を取られている隙に腹部にあった手は胸元に移動して力を込められる。先程までの行為をハグとするならば今の状況は拘束に近い。そこでようやくこの雰囲気の意味に気付く。確かに相手の言う通り今は野外ではあるが2人きり。人目がある訳でもないしこの後に予定がある訳でもない。今日幾度もなく触れ合ってる中でブレーキをかける要因となった物は今は存在しないが、だからと言って今すぐにしていいかというと話は別だ。その事を順序立てて説明しようとするがその前に耳にキスが落とされて、ぴくとした肩が跳ねる反応と共に言葉が遮られる。前しか見えないように固定されたせいか相手が何をするか視覚から判断する事が出来なくて余計敏感になってる気がする。当然抗議を申し立てるがそんな状態で耳元で囁かされると息がかかって一気に耳端まで熱が上る。頭を傾けて逃げてみるが熱を帯びた耳朶に再びキスが落ちるとまた水面を揺らして)
584:
探偵 [×]
2022-10-13 20:49:42
そうだな、そういう時じゃねぇかもしれねぇ……隣には人いんだからあんまり大きい声出すなよ
(一度踏み出してしまうともうダメだった。今日何度も腹へ飲み下した熱が加速度的にせり上がってくる。今日のうちだけで何度も自分の手で相手が反応するのが心満たされると思いを募らせていたのだ。触れるキスをするだけで腕の中で跳ねる体が愛おしい。冷たかったはずの耳が一気に赤みを帯びて熱くなるのが分かる。相手から見えないのをいい事に薄く笑う。そこには単純な愛おしさだけではないもっと黒いものが混じっている自覚があった。焦る声が聞こえてくる。日中はこれ以上はと留まっていたがもう遠慮する必要はない。もっとこの声を焦らせて乱してしまいたい。相手の言葉を敢えて肯定してからこの風呂に入る前のことを思い出させるように、わざとより声を絞って低く囁く。ふたつ並んで隣合う貸切露天風呂のもう片方は使用中だった。今もまだ利用者がいるのかは不明だが、それでもあの壁の向こうに誰かが居るかもしれないと刷り込むには十分すぎる記憶。二人で悪いことを密かにしているのだと声を小さくすることでより意識させた。こちらから頭が逃げていくが腕で体を押さえつけたこの状態では些細な差に過ぎない。体を少し乗り出せば直ぐに二人の距離は近づいて、互いの間で音を立てる水面にさえ思考を乱された。逃がさないようにと追いかけた先、今度は耳の裏へとまた短くキスを落とす。数度そこに愛でるよう口付けた後、徐々に場所を移動して遂には項へと至るとそこにとびきり長いキスをまたひとつ落として)
585:
検索 [×]
2022-10-13 21:56:55
だったら、…ッ!……ん、
(温泉による温もりとは別の熱がせり上がってくるのがわかる。何度も愛でられる経験をした身体は相手がキスを落とす度に素直な反応を示してしまう。明らかに不味い流れだ。一旦離れようにも後ろから完全に固定されてしまっていて左右の相手の太腿に手を置いて軽く水中で叩いたり力を込めてみるが外回り担当の相棒には意味を成さない。相手が自分の意見に肯定の言葉が返ってくると突破口が出来たとばかりに声を張り上げて再び説得を試みようとするが続けられた低い囁き声に身体を強ばらせた。貸切風呂に入る前、確かに札は2つあって片方は使用中であった。それぞれの脱衣場にはいる扉も比較的近いところにあって建物の構造上この隣がもう一つの貸切風呂という可能性は十分にありえる。そして屋外で壁とも言い難い左右を仕切る木の柵では大きな声をあげれば隣の人に簡単に聞こえてしまうだろう。今までプライベートな空間だと思っていた所に突如他人の存在の可能性が出てくれば慌てて唇をぎゅと結んで太腿へしていた抵抗も止める。隣へ気付かれてしまうかもいう意識が些細な抵抗すら封じてしまう。その状態で耳裏に幾度も短いキスが落とされると隠れて秘め事を行っているような背徳感がぞわぞわ背筋を走って小さく身を震わせていた。そのまま相手の顔が移動してきて項に温かく湿った口付けが長く触れると抑えきれなかった吐息零して)
586:
探偵 [×]
2022-10-13 22:58:16
っ、……あぁ…まずいな……
(囁かな抵抗か相手がこちらの太腿を叩いたりしているが、それも立派な反応であって、表情が見えない分焦る心境をそのまま反映した行動には相手のペースを乱しているのだと確信できてしまってどうしようも無く満たされるものがある。お隣さんを示唆してやれば分かりやすく固まる体、景気よくあげていた声も無理やり封じ込められるのを見れば、さらにゾクゾクと邪な感情が湧き上がってくる。相手に我慢を強いておきながらそれを崩してやりたい。どうしようもなくなってそれが決壊する瞬間をこの腕に抱きながら見届けたい。思考がぐちゃぐちゃに乱れている気がする。その思考をさらに壊すように固く結ばれた相手の口から吐息が漏れ出す音が聞こえた。体がゾクリと震えるのが分かる。もっとこの声を聞きたいとそんな考えに思考が塗りつぶされていく。今日幾度となく感じた悪戯したいという心は度を超えて肥大してしまって、今や嗜虐心へと昇華してしまった。相手は声を出さぬよう堪え我慢し苦しんでいるのに、その姿がどうしても愛おしい。理性が崩壊しそうになるのを自覚してか小さく呟くもそれで止まれる段階にはない。相手の弱点である項、そこは触れてはならぬとずっと我慢していたメインディッシュ。もう一度項にキスを落とすも与える刺激はそれだけでは足りなくて、相手を逃がさぬようしっかり胸板を押さえたまま、項に舌をあてがうとゆっくりとその筋にそって舌を這わせ)
587:
検索 [×]
2022-10-14 00:42:11
っ、しょうたろ、う……、ッや、…ンっ、ぁ…
(腕の中に閉じ込められてひたすら愛を注がれるような行為。口付けを受けた項が酷く熱もった気がして脳内がくらくらしてくてくる。奥底でなりを潜めていた欲望が熱せられるのも相まっていつもの自分や理性が端から溶けていく感覚。小さく呟かれた相棒の言葉にも欲望の色が滲んでいて自分の中で何かが昂った。自分の反応を見て乱れている、欲望を顕にしている。それを認識した途端またぞくぞくと興奮が募ってどうしようもなくなってしまう。やめて欲しいと願う理性とこのまま恋人の全ての欲を受け止めてめちゃくちゃにされてしまいたいと願う欲望の相反する二つの考えに支配されながら相棒の名前を呼ぶ声は弱々しく縋るような物だ。もう一度項に口付けがされる。相棒だけが知っている自分の弱いところ。狙った獲物を逃さないとばかりに腕の拘束が強まると共に項に唇とは違う生暖かい湿った物が這う感触がして思わず微かに背を反らして上擦った声をあげる。隣に聞こえまいと声を抑えていた空間ではその声はやけに響いて恥ずかしさに唇を噛み締めてこれ以上は声を抑えようとする。だが、ゆっくりと時間をかけて弱い所を舌が征服していくと限界に近い呼吸の為に開いた唇の隙間から甘い色が濃くなった声が溢れ)
588:
探偵 [×]
2022-10-14 08:48:19
…っ、……フィリップ…
(相手をキツくこの腕の中に拘束してると、僅かな体の震えさえ伝わってきてその反応具合が手に取るように分かる。そして一番弱い所を舌でなぞれば弓なり背中がしなって、甘い声が僅かに溢れ出てくる。上擦ったその声はこの昂った体を煽るのに十分すぎる色気を持っていて、腹の底からさらに欲と熱とが湧き上がってくる。こちらの名を呼ぶ声が聞こえるが今は何かを言う余裕はなくて、相手の名を呼び返すのが精一杯だ。熱が脳内にまで侵食していく。甘い声と共に反らされた背は白くて傷一つない、今日幾度となく穢れなく綺麗だと思った柔肌。それを目の前にして止まれるほどもう理性は残っていない。ここを愛でていいのは、穢していいのは自分だけだ。背中がより見えるように、そして声を抑えられないようにするために、相手の顎に手を添え気道を真っ直ぐにするよう顎を持ち上げた。体を縮めて喉を押さえられない状態にしてしまえば甘い声を留めるのは難しい。声を抑えろと言いながらその声を物理的に止められない姿に固定するなんて、我ながら矛盾している行為だが、相手の乱れる姿が見られるならどうでもいい。再び項に口を寄せると、そこに舌を這わせ、そのまま上下の唇でもそこをなぞっていく。まるで舐るような動きで何度も項を堪能する。徐々にその位置を下ろしていけば、最後には背中へとたどり着いて、唇をあてがうと強く吸い付いた。十分長い時間の後唇を離せば鬱血痕がしっかりと浮かび上がっていて、傷一つなかった柔肌に自分の証が浮かべば満足気に笑みを浮かべば愛おしさを込めてそこにキスを落として)
589:
検索 [×]
2022-10-14 10:20:08
は…、これ、やだっ、…ん、ッあ…ン、…んん、っ…翔太郎、
(血の巡りが早くなって呼吸も乱れて今何処にいるのさえ分からなくなるほど注がれる熱に溺れていく。名前を呼び返され熱い息を吐く。不意に胸に当てられていた手の片方が顎に添えられ持ち上げられる。熱が溜まりすぎて機能が鈍くなった頭でも一瞬間を開けてその目的を理解すれば子供のように駄々をこねる。これでは声が抑えきれないと頭を軽く左右に振るが固定を抜け出せるほど力は籠らない。隣に聞かれるかもしれないという捨てきれない理性が今の状態を客観視させればより追い詰められるようだった。その状態で再び項に唇が触れ、舌と唇の両方で器用に愛でられると最初こそ声を出さぬように呼吸を止めて堪えていたがそれもすぐにこの体勢では決壊し、ありのままの声が出てしまう。思わず手を置いていた相手の太腿を掴み爪を立てるがそれでも治まらない熱。何度も繰り返される度に色に濡れた声が溢れて小さく身が震えて、この世界のあらゆる事を知っている頭が相棒に与えられる刺激一色に塗りつぶされていく。唇は段々と下の方に下がっていき、ある一箇所に狙いを定めたかと思えば強く吸いつかれた。ただでさえ長い時間が茹だる頭では永遠にも感じられて背を反らしながら刻まれる欲を受け止める。ようやく唇が離れると元々白い肌が熱でうっすら色付いたそこにくっきりと相棒の跡が残る。こちらから見えずともその様子が想像出来ればぶつけられた支配欲が幸福だと頭は認識するようになっていて、ほぼ蕩けかけている声を嬉しそうに弾ませてはキスに応えるように名前を呼んで)
590:
探偵 [×]
2022-10-14 11:35:02
…………声出すなって言っただろ
(普段物事をあれほど様々な言葉で語る雄弁な口から子供っぽい声が聞こえると、相手の余裕のなさが露呈したようでさらに思考は嗜虐心で塗りつぶされていく。太腿に刺さる爪も、もはや甘い声と同義で痛みよりも胸の昂りの方が大きい。気道を強制的に広げられれば当然声を我慢できず、相手の口から甘い声がとめどなく溢れてくる。その上擦った声は丁寧にこちらの理性を壊して邪な痺れがこの体を震わせる。屋外で目の前には山と夜空だけのこの静寂の空間では相手が発する音はよく響いて、甘さに塗れた声と体が跳ねる度に聞こえる水の音がこの場を支配していた。ずっと湯に浸かっているが、もはや温泉よりも自分の体の方が熱いかもしれない。背中をしばらく愛でていたがそろそろ声を強制的に声を吐き出し続けた相手の顔を見たくなる。顎から手を外し、右腕を背中に回し相手の体を支えるようにして体をずらすと、ようやく互いの目線が交わった。薄い照明の下煌めく湯の中で自分の腕の中に収まる相手はどうにも扇情的で、胸の中で欲望がぐちゃぐちゃに渦巻いていく。温泉と自分の熱とで上気した顔のまま相手を見下ろす。自分で声を出させるようにしておいて、相手を攻めるような言い方をすると、その口を塞ぐように唇同士を合わせた。最初は触れ合うだけ、そこから徐々に接触する時間を長くすると、やがてそこを食むように唇を擦り合わせていて)
591:
検索 [×]
2022-10-14 12:28:31
っ…それはきみが、…ん……、
(耳に項、背中など相棒だからこそ好き勝手に触る権利を与えている部位は愛でられる経験を覚えて些細な刺激すら拾いあげようとする。自分の物ではないような甘い声が口から溢れてそれがこの空間に響いているという事実がますます奥底の欲を滾らせる。あれほど暖かいと思っていた温泉の熱はあまり感じられず、自分の身体と接触している相手の身体の方がずっと熱いような気がする。背中に腕を回されろくに力の入らない身体は促されるまま振り返るような形で顔を合わせる。熱の蓄積した頭では深い思考まで行うことが出来ずに赤く染まった顔も八の字に下がった眉も熱に浮かされて揺らぐ瞳もありのままを晒して相手を見つめた。一方の相棒の顔も熱で上気していていつもとは違う余裕のない崩れた表情をしている。思わずどきっと心拍が跳ね上がって今までとはまた違う類の甘ったるい何かが満ちて頭がくらくらする。言われもない事を攻められて反論しようとするがこの言葉は相手の唇に吸い込まれた。文句を言うように視線はずっと向けていたが触れ合うだけだった物が数を重ねる度に長くなっていくと自然と身を委ねるように瞼を閉じる。唇を食むような動きが加わると時折口内で微かな水音が聞こえるようになり肩を小さく震わせる。思考回路が溶けかけた頭ではこちらからも相手を愛でたいという欲がどんどん膨らみ、薄く唇を開くと舌を覗かせて擦り合わせる相棒の上唇をゆっくりなぞり)
592:
探偵 [×]
2022-10-14 13:51:41
っ!…は、……フィリップ…
(触れ合わせるだけだったはずのキス、相手の唇は柔らかくて何故だか甘い気がする。そう思考が過ぎった時にはすでに食むような動きをしていて、徐々に濡れて滑りが良くなるそこを何度も味わうように食していた。腕の中で時折相手の体が震える、その度にどうしようもない幸福と征服欲とが胸の中を渦巻く。ますます歯止めが効かなくなっていく中で、柔らかで温かなものが唇に触れた。一瞬驚くように動きを止めて目を開く。何が起こったか理解した時に、またひとつ自分の中のタガが外れた気がした。目の前で不安定に揺れる相手の瞳、上気した柔らかな体と、赤く染まった頬、そして伸ばされた舌。降り注いだ全ての情報がこの体を煽る要因になる。熱が昂りすぎて上手く息が出来ず、詰まらせていた空気を吐き出すようにして出た声さえ熱い。相手の名前を無意識に呼ぶ。だがその返事を聞く前にまた唇を塞いだ。そしてこちらを誘うように伸ばされていた舌を今度は捕らえるために、薄く開いた口の中へ自分の舌を滑り込ませる。中を探るよう奥へと沈め、相手のものを見つけると絡めとるようにして舌を動かした。 二人の間では先程よりも明確に水音が響いて更に思考は削れていって、相手の舌をなぞるように自らの舌を動かしていて)
593:
検索 [×]
2022-10-14 15:22:42
…、…ふ、…ッ、ん……、
(ほんの一欠片残った意地で仕返しとばかりにゆっくりと上唇をなぞる。一瞬動きが固まったのに気付いて瞼を開けると予想通り驚いたように目を開き熱い息を吐く相手がいてペースを乱すことが出来たことに溜飲が下がる。自らの舌を這わせ濡らした上唇はいつもより艶っぽく見えてどことなく色っぽい、その唇が呼吸の間に自分の名前を呼ぶとどうしようもなく満たされてふわふわとした幸福に包まれる。熱い息を吐き出してこちらも名前を呼ぼうとするがその前に相手のペースで口付けが再開された。だがこれまでのキスと異なり薄く開いた唇の隙間に相手の舌が侵入してくれば今度はこちらが目を丸くする番だ。ぴくりとまた肩を震わせながらも相手の舌が器用に自らを絡めとる。肌同士を触れ合わせるとも大きく違う身体の内側、粘膜同士の擦り合わせは既にバグりつつある頭にさらに熱を送るようだった。そういえばキスについて検索時にこういった方法のキスもあったような気がするが今はそれに思考が割けるほどの余裕はなく、ただひたすら目の前の相棒のこととこの口付けのことしか考えられない。その場に相応しくない水音を立てながら舌をなぞられていたが、次第に自らもやりやすいように顔の角度を変えつつも相手の舌を味わうように絡め始める。唾液で濡れた舌は滑りが良くて先程までこれが項などを這っていたかと思えばこれまたぞくぞくと興奮が募る。時折吐息や上擦った声が溢れるのも気付かず相手との口付けに夢中になって舌を動かしていて)
594:
探偵 [×]
2022-10-14 17:35:26
……ん、……っ…すきだ、フィリップ…
(先程までこちらから一方的に暴力的に愛を注いでいたのに、気がつけば今は互いを愛し合うように深い口付けをしていた。顔の角度を変えるとより深い所にまで舌が侵入できるようになる。舌を伸ばして相手のものの表面から裏側へ舌先を動かせば、どちらのものとも分からない唾液が絡み合って水音を立てた。その合間に相手から吐息や上擦った甘い声が漏れ出せば、思考は溶かされていってこの邪な行為に夢中になってく。何度も舌を絡めなぞりとしているうちに口の端から唾液が零れそうになって、相手の口の中にある分も吸い取るようにしながらほんの少しだけ口を離す。口に溜まる唾液を飲み下してしまえば、相手の一部を取り込んだようで、またこの胸が満たされて熱に犯された息を吐き出した。肌や唇とは違う普段人目に晒されず他人を入れることの無い領域、そこへ侵入を許されただけで浮かれてしまいそうなのに、互いに舌を絡めて貪るなんて禁忌のような行為に背徳感を覚えて、だからこそもっとと貪欲になってしまう。相手の唇は唾液で濡れ艶めき、熱に浮かされた瞳は潤んでいる。自分も同じような表情をしているのには気が付かないまま、収まらない熱を吐息として吐き出した。僅かな息継ぎの間惚けた頭では体の制御など効かなくて、頭に浮かんだ言葉をそのまま覚束無い調子で口にした。今一度相手の体を抱き直して、熱くなった肌同士をより触れ合わせながら、肩口へと顔を寄せる。そこへ再び強く吸い付くと、十分な時間を掛けてまたひとつ赤い所有痕を落として)
595:
検索 [×]
2022-10-14 19:54:58
…っ、は……、ぼくも、すき…、…あ、つい…
(深いところまで相手の舌を受け入れると自分でも触れたことの無い裏側までなぞられ未知の領域まで支配されていくような感覚に陥る。それぞれの唾液を交換するように舌を交えたり先端でなぞったりしていれば水音が響いて今している行為の特異性を改めて実感しながらも今更止められそうにない。開きっぱなしで溜まった唾液ごと吸い取られ、それをごくりと飲み込む喉の動きが酷く官能的で自分の一部を捕食されたようで歪な興奮を覚えた。唇が少しだけ離れると肩で呼吸を繰り返しながらもぼんやりと相手の姿を瞳に映す。相手も熱に浮かれてこれまで1度も見たことないような面をしている。自分だけが見ることが許されるただひたすら欲に身を任せた相棒の姿に心臓がぎゅっと締め付けられて、もっともっとその視線を熱を欲を一身にぶつけられたいと被虐心が滾っていくようだった。覚束無い口調で告げられた言葉にまた幸せが募ってへらりと力無く笑みを作ってなんとか言葉を紡ぐ。また熱もった身体同士がくっついて肩口に吸いつかれ所有跡がもう一つ残る興奮が脊髄から頭に一気に突き抜けて、ついに茹だった頭は限界を迎えた。長い間温泉に浸かった状態でひたすら熱を注がれ、加えて初めての経験を何度もこなした頭は熱を多く孕んでくらりと視界が歪む。何が起きたか判断する思考も回らず朧気に自分の熱の状態を訴えるように呟くと意識が一瞬薄れて、相棒の体の方へ崩れるように身体預けて肩で呼吸繰り返し)
596:
探偵 [×]
2022-10-14 22:52:14
…フィリップ?……やべっ……
(温泉の熱と自らの熱と相手からの熱と、全てが相乗効果のようになってこの体を滾らせていく。相手の口から紡がれる知性のない弱々しいが想いの溢れた言葉。それはまたこちらの熱を煽る程に色を含んでいて、所有痕をキッカケに再度嗜虐心が膨れ上がってくる。腹に手を添えて唇を奪おうとした矢先、相手の体がグラリと揺らいだ。今までの反応を示したのとは違う、上から釣っていた糸が切れたような動き。名前を呼んでみるも明確な反応はなく、こちらに身を預けるように倒れた相手の顔を覗き込む。絞り出すよう呟かれた声を聞くとようやく状況を理解した。一度目の温泉の時のこちらと同様、今度は相手が高まり過ぎた熱で逆上せてしまったようだ。焦ったように声を漏らすと、脇と膝の下に腕を入れて横抱きしながら湯船から立ち上がる。だがその瞬間、今度はこちらの視界がグラリと揺らいだ。先程の温泉の時と同じ視界のブレ方、どうやら自分の体もそろそろ限界だったらしい。熱い温泉の中後先考えず何も止めるものなく欲に身を任せていたのだから当然か。視界は揺らいだが気合いで頭を振って意識を取り戻す。ここで二人して逆上せて倒れるなんて笑えない話だ。露天風呂から出れば外気に晒されるがそれでは体との温度差がありすぎる。相手を抱きかかえたまま慎重に湯船を出ると、脱衣場へと引き上げた。ここなら外と空間が仕切られている分温度差は少ない。脱衣場の壁際に設置されていた竹製のベンチに相手を静かに下ろして背中を壁に預けつつ座らせると、正面にあった大型扇風機のスイッチを入れて、とりあえずは弱設定にして柔らかな風をベンチに向かって送る。そのまま自分も相手の隣にドカりと座って背後の壁に背を預けた。温泉の中に入っている時は気が付かなかったが体は本当に茹でられたように真っ赤になっていて、相当に熱を持っていたことが分かる。相手が変な方向に倒れないよう注意しつつ、「やりすぎた……」と一人呟いていて)
597:
検索 [×]
2022-10-15 01:40:49
………、…翔太郎? …あぁ、逆上せてしまったようだね…
(熱のせいか思考も意識もぼんやりとする。キャパオーバーした頭は新たに情報を取り入れるのを遮断し排熱することに舵をきったようだ。上も下も分からないがなんとなく身体が浮き上がった気がしてだるい身体は大人しくそのまま身を預けることにする。1つの熱源だった温泉から引き上げられると身体から発した湯気を外気が揺らす。そのまま室内に運ばれ、脱衣場のベンチに下ろされるとうながされるまま背後の壁に体を預ける。やがて扇風機の風が緩やかに吹いてきて、酷く熱もった身体には心地が良い。 そうして緩やかに熱を冷ましていくとようやく視界も焦点を結んで周りを確認できるだけの意識を取り戻した。いつの間にか室内にいる。その状態でまず一番に探すのは相棒の姿だ。ゆっくりと隣に視線を移せば自分と同じくベンチに座っている相手の姿を確認して密かに安堵した。それから完全に回復し切れていない思考回路でいつもの数倍の時間をかけて今の状況を把握すると力無くポツリと呟いた。長湯の経験のない人があれだけの長い間風呂に入るというのも危険なのにとめどなく溢れる欲のまま行動していればこうなるのも当然だろう。血流拡張作用のある温泉なら尚更だ。現にまだ体は熱い。だけど今までにないほどくっついて、ただひたすら欲と熱を注がれたことへの幸せと充実感は確かに覚えている。それを噛み締めようとお互いの体がまだ熱もっていることも気にせず隣に座った相棒の肩に自分の頭を載せるようにもたれ掛かると「…熱いね」と短く言葉交わして)
598:
探偵 [×]
2022-10-15 23:24:53
気がついたか、大丈夫か?危うく二人してダウンするとこ、……あぁ、全然熱が引かねぇ
(隣に座る相手の気配に気を配りつつ柔らかな風に当たり熱を逃がしていく。温泉によって芯から温められた体は血流がバッチリ流れて全く熱が引く気配はない。温泉の効果は恐ろしいものだと、深く息を吐いてそこからも熱を逃がしていた。暫くしないうちに相手が動く気配があって目線を向ける。こちら同様まだ熱が抜けきっていないのかゆっくりとしたペースで話すその顔を覗き込めば、危険な状態ではないことを確認して安堵の息をついた。再び背中と後頭部を背後の背中に預け風にあたる。二人して温泉でダウンするとはなんとも情けない姿だが、先程まで胸に溢れ支配していた感情はなんとも甘美な時間を生み出していて、ただ相手だけを見て感じて想いを注ぐ時間は最上に幸福だったと思える。相手が逆上せた事で浮かれた頭は急激に冷静になったものの、体のうちにはまだ熱が渦巻いているような気がした。そんな状況で、まだ覚めきっていない二人の体を合わせるように相手の体が寄りかかってくると、掻き消えた熱が呼び覚まされるようで息を飲んだ。肩にもたれる相棒の方を見やる。まだ熱で上気しているであろう体、そこに自分の所有痕が二つ落とされていると思うとゾクリと体を震わせるものがある。だが流石に今この状態でまた欲望のまま行動すれば大事になってしまいそうだ。燻っていた熱を飲み込みつつ、未だ覇気の戻らない声で返事をし)
599:
検索 [×]
2022-10-16 03:14:58
ああ、何とか。 昼に食べた温泉卵みたいに茹で上がってしまいそうだ。…でも、悪くは無い経験だったよ。特別なキスも出来たし
(早々に温泉から引き上げる判断をしてくれたおかげで意識混濁や湯船の中に倒れるといった危険な状態は免れた。心配する相手に問題がないことを伝える。とはいえ長い間熱に当てられた身体はまだ完全に正常に戻った訳ではなく、まだ逆上せの症状を軽く残している。扇風機の風などを頼りに熱を逃がしてはいるがまだ冷め切る気配はない。そんな中、隣に並んだ相手に寄りかかってみるとその身体も自分と同じく熱を宿していて随分と熱い。効率的に冷やすのならば体を離して外気に触れる表面積を増やすべきなのだが、今は妙に相手の熱源が恋しい。長い間温泉に漬かって熱を宿している様子は昼に体験した温泉卵にも近い。自分たちを象徴する記号を書いた卵を温泉から引き上げた様子と今ベンチの上でダウンしている2人の様子が何だか似ていると変な方向に思考が回る。天体観測をしていたはずなのに腕で身体を拘束され、弱いところばかりを愛でられ、所有痕を残され、強制的に声を出すように仕向けられ、最後にはしたことも無いような口付けをした。振り返ってみれば散々と好き勝手されたのだが、遠慮もなく求めるままに欲をぶつけられるのは嫌ではなかった。寧ろあんなに衝動的な姿を見れるのが自分だけだと思えば独占欲やらが満たされて一種の幸福も感じていた。くっついたまま目線を相棒の方に向ける。まだふわふわと熱が残る頭ではそれほど深く考えずに思っていることをそのまま口にして感想を告げ):
600:
探偵 [×]
2022-10-16 14:39:50
俺達がゆで卵になっちまったら笑えねぇからな……っ、俺も…クセになりそうだ……
(まだどこか覚束無い様子だがひとまず大事には至っていないようだ。二人をゆで卵に例えた冗談には軽く笑ってみせるものの、昼間食べたゆで卵の如く茹で上がってしまえば二人して病院、二人して強制送還、ついでに二人して所長から怒られてしまうだろう。旅行禁止令も出されかねない。つくづく共倒れにならずにすんで良かったとそう安堵する一方で、相手との距離は未だゼロのままだ。柔らかな風程度では二人にある熱を取り去りきれないのか体はまだ火照ったままで、思考がその火照りに引きずり込まれそうになる。そんな瀬戸際にも関わらず相棒はこちらに体を預けながら視線を向けてきた。まだ地に足のつかない様子でこちらを見上げてくる姿にまた心を乱暴に鷲掴みにされた気分だった。地球のあらゆる知識を有し理路整然とあらゆる事象を語る相手の口から、あんなにも甘く本能的な声を引き出した事実が記憶として呼び覚まされる。あらゆることに興味を示しあらゆる事を考える頭を、自分に染めて支配する行為。先程はこちらが動揺するからと背後から抱きしめていたが、今はその顔を表情を瞳を見つめながら想いを注ぎ込んでしまいたいと胸がざわつく。その片鱗を僅かに零れさせるような事を口にしたあと、このままタガが外れる前にと「落ち着いたら部屋戻ろうぜ」と声をかけて自分自身を制しておき)
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