TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
5944:
探偵 [×]
2024-07-16 19:55:25
メモリ以外の非現実的な事にも慣れてきたけど、今回のもなかなか奇妙だったな。…な、お前……
(温泉旅行直前となればまだ付き合ったばかりで経験不足なのは当たり前なのだが、照れくさそうに答える相手が愛おしくてこれも込みでからかってやって良かったと思う。自分も動揺していたのを棚に上げていると、相手もこちらと同じように経験不足のこちらで遊んでいたことを聞かされた。妙に満足気な相手に胸がザワつく、揶揄われたことに本来は怒らなければならないはずだがそのイタズラな笑みが自分以外に向けられたことに少々納得がいかない。相手は過去の自分と随分楽しい時間を過ごしていたようだ。過去とはいえ恋人である自分と会っていたのは確かで、本来自分のものであるはずの時間を取られた感覚に不満気な顔を浮かべつつ「手ぇ出されたりしてねぇだろうな?」とその不満気な顔のまま聞いて)
5945:
検索 [×]
2024-07-16 20:38:05
原因は分からないがなかなか貴重な経験だった。出されてないよ、寧ろ僕の方が少し頭を撫でたりしたぐらいで……、なんて顔をしてるんだい。
(結局なんでこんな事が起きたのか分からないが時の王様や時間を駆ける列車があるような世界だ、またそれらの影響かもしれない。それよりも過去の相手との接触できたことへの満足感が強くてご機嫌に感想を述べていた。そうしていると相手から思わぬ問いがされて目を瞬かせる。どれくらいお互いに経験が無いのか過去の自分を見た相手なら知っているはずなのにそんな心配をする相手が可愛らしくてくすくすと悪戯っぽく笑いながら否定の返事をする。一瞬後頭部に手を回されたようにも見えたがどちらかというとこちらからの接触が多くてその事について口が滑りかけるが今一度相手の方を見れば過去の相手かそれ以上に幼くあからさまに顔が不満を訴えていて何処か嬉しそうにそれを指摘しつつ手を伸ばすと宥めるように頬を撫でて)
5946:
探偵 [×]
2024-07-17 07:46:52
な、……その時間の俺にはまだ早いだろ!
(まだそっち方面の経験が浅く時空を跨いだ事件にも慣れていない過去の自分ならいつもとは違う様子の恋人に手を出す可能性はゼロでは無い気がする、相手がこれだけ上機嫌ならハプニングがあってもおかしくない。一応否定はされたものの相手が頭を撫でていたと知れば不満気な顔に眉間のシワが上乗せされる。頭を撫でられるのは体が小さくなってしまう事件を通して相手に甘える事を知ってからようやく受け入れる事が出来るようになったもの、あの経験をなしに撫でられる心地だけ手に入れるなんて許されない。相手を抱き締める手に無意識に力が入りながらますます不満を表に出していると相手が何処か嬉しそうにこちらの頬を撫でる、だが今欲しいのはそれじゃない。過去の自分に盗られた分が自分にも欲しい。不満気な顔のままジッと相手を見つめるも真正面から言うには気恥ずかしくて、ゆらりと目を逸らすと「…頭撫でて欲しい」と願望を伝えて)
5947:
検索 [×]
2024-07-17 10:17:27
もしかしてヤキモチかい?…、了解した。
(過去の相手の頭を撫でていたと零せば不満げな顔に更に眉間の皺が寄って誰が見てもご機嫌斜めなのが伝わってくる表情になった。同じ相手ではあるのに抗議の声があがり更に強く抱きしめられるようになった腕に目を細めつつ楽しそうに問う。別次元の相手と接していた時といい夏祭りの時の発言を思い返しても独占欲の強さは変わらないらしい。その姿に愛おしさを覚えつつ宥めようと手を伸ばし頬を撫でてみるが不満げな顔は変わらない。じっと見つめられると大方何を望んでいるのか予想はついたが敢えて何も言わずに見つめ返しているとその視線がそらされたのち、ありのままの願望が伝えられる。素直なお願いにぱっと表情を明るくして返事をすると手を相手の頭の上に持ってきてその場所を優しく撫で始める。その感触は大きく変わらないがその手が払われることなく寧ろ望まれて嬉しそうにも見える表情であれば「すっかり甘えるのにも慣れたようだね」と感想を口にしながら手を動かし続け)
5948:
探偵 [×]
2024-07-17 12:36:17
まぁ…そうかもな……ん、…お前はどんな俺でも受け止めてくれるだろ…
(こちらが明らかに不満な顔をして言葉でも不満を伝えているというのに相手は変わらずご機嫌な笑みを浮かべている。過去の自分の頭を撫でたと告げた後にこちらの頬を撫でているのだってきっとわざとだろう、暫く見つめてみても様子は変わらなくて我慢の効かなくなったこちらから願望を伝える形となった。こちらの願いに相手の顔が待ってましたとばかりに明るくなる、一弾と輝く顔にどうしても心を掴まれながら手のひらが頭を撫で始めるとゆっくりと息を吐き出した。甘える合図として決めたこの行為も今ではすっかり心置き無く要求出来るものになっている、とはいえそれを改めて指摘されるのは別で気恥ずかしくて撫でられている顔を見られないようにさらに近づいて互いの頬をくっつけるようにして寄り添う。こんな姿を晒せるのも相手だけだ、それは相手から全部引っ括めて好きだと伝えられ、ありのままでいて欲しいと願われたからだろう。頭を撫でられる心地に浸りこの行為と今の関係を噛み締めながら呟く、頼りない姿も相手が好きだと言ってくれるなら躊躇無く晒すことが出来る。寄り添わせた頬に軽く擦り寄りながら「ここからの未来でもお前と一緒だ」とまた呟いて)
5949:
検索 [×]
2024-07-17 14:47:13
…ああ。どんな君でも好きだし、大切に思っているよ。ん、君と歩んでいく時間が楽しみだ。
(相手の頭をゆっくりと撫でるとリラックスしたように息を吐き出すのが分かった。ぎゅっと抱き着かれ相手の体温を感じながらこうやって甘やかすのももう何回かも分からない程してきた事だ。それを改めて指摘されるのは恥ずかしいのか顔を隠すようにくっついて寄り添う姿を見れば無意識に口角が上がる。相手が気持ちに折り合いをつけるまでは過去の相手のように子供扱いするなと突っぱねられた物だが今は望むままに求めてくれるようになってまた一つ一緒に過ごす中で変わった事を実感していた。こういった姿を見られるのも自分だけで、全幅の信頼と甘えが寄せられていることに胸に幸せが満ちるとぽんぽんと頭を撫でながら擦り寄った頬にそっとキスを落として自分の想いを伝えた。あの頃は初めてのことばかりで心配もあったが今は自分達の未来に絶対的な自信がある。もし今度は未来の自分と入れ替わっても似たようなことを言うはずだ。聞こえてくる相手の呟きに同意の返事を返すと過去の相手が絆創膏をつけていた辺りに惹かれるように顔を近づけまた口づけを落として)
5950:
探偵 [×]
2024-07-17 18:16:44
ん、…これからの未来、笑ってる時も悪戯してる時も怒ってる時も、全部のお前が大切で俺のものだ
(相手に甘えるという行為も最初はぎこちなかったが今や全てを相手に預けて心置き無く気を抜く事さえ出来る。これも相手が言葉通りにこちらの全てを好んでくれているからだ、それを示すように頭をあやす様に撫でられて頬に口付けられめいっぱい甘やかされると照れはするが嬉しさの方が遥かに上回っていた。応えるようにこちらからも頬へと口付けを落とすと溢れる嬉しさのままに相手へとまた擦り寄る。過去の相手に絶対に手放さないと宣言したがそれは今から歩む未来でも永久に変わることはない。その中で目にする相手の全ての表情や感情が自分にとって愛おしいものになるだろう。過去の相手と対峙した分今の二人の関係がより愛おしくてその心地に浸りながら身を委ねていれば不意に相手の頭が動いて首筋へと口付けが落ちる、その意味はすぐに理解した。相手が出向いた過去の自分に刻まれていたはずの所有痕、今はすっかり消えてしまったが最初に相手から贈られた相手のモノである証拠だ。それを思い起こさせるような行為に思わず口角をあげながら「またそこに付けたくなっちまったか?」と冗談めかして言いながら溢れる愛おしさのままにこちらからも後頭部へ口付けて)
5951:
検索 [×]
2024-07-17 19:25:53
そういう約束であり、契約だからね。流石にここに付けるのは目立つだろう、…だから気持ちだけでも込めようと思って
(全てを委ねるように回される腕も預けられる体重も心地が良くてまだ事務所を締め切って無いのも忘れて頭を撫で頬にキスを落とす。すると相手からも口付けが返されて柔らかい笑みが零れた。リラックスしたように擦り寄り合いながら未来の事が語られる。独占欲が滲みながらもずっと一緒に居ることを約束する内容に胸は暖かくなって事ある毎に結んだ誓いを思い出しては声を弾ませた。そんな話をしていれば初めての証に惹かれて首筋にキスを落とす。短く触れるだけのものだったが何を考えたのかどうやら伝わったらしい。後頭部にキスをされながら冗談めかして問われるが隠すのが大変だった相手を思い出して首を横に振る。付けたい気持ちは十分にあるが、何もかも分からなくて先の事を考えず勢いのままに行動していた時とは違うのだ。たまに熱に浮かれ過ぎて羽目を外してしまうことはあるが。その代わりに今の想いを注ぎ込もうともう一度同じ場所にキスを落として、悪戯心でぺろりと舌先で軽くなぞると何事も無かったように直ぐに離れ「さて、帰ろうか」と声を掛けて)
5952:
探偵 [×]
2024-07-17 21:19:44
あぁ、そうだっな。……それも積み重ねた経験ってや、つッ!おい、フィリップ!!
(あの銀色のオーロラのおかげで恋人になったばかりの過去を思い出せる良いきっかけになったが、相手がその思い出をより濃くするように最初の所有痕を刻んだ場所へと口づける。愛おしさと擽ったさと共に冗談めかして問いかけるがここに付ければどういうことになるか経験済みの相手はゆるゆると首を振る、その不便さを差し引いても相手からのものならば別に付けてしまっても構わないのにと言葉が浮かんだが甘やかされ緩んだ頭でもなんとかその言葉を抑え込むことが出来た。相手も、そして自分も、分別がつくようになってきたというところだろうか。本能が上回ってしまうことが多々あることは棚にあげてお互いに邂逅した過去の自分達よりも経験を積んでいるのだと自信を込めて返事をしようとする。しかしその間に相手の顔が再び近づいて同じ場所に口付けが落ちる、今回はそれに加えて生暖かな舌先がそこを擽ると不意打ちの刺激に体が跳ねて声が裏返った。しかも相手は甘やかすのを止めてこちらから逃げていこうとする、思わず相手の名前を叫びながら後を追いかけた。腕を捕まえるとこちらへ引っ張り引き寄せて再び相手の体を捕まえる、そのままの勢いで相手の後頭部に手を添えて唇を重ねた。柔らかな感触を感じた直後に唇の間を舌先でゆっくりとなぞる、先程相手が出会った過去の自分には決してできないことだろう。直ぐさま唇を離すと「やりっ放しにさせるかよ」としてやったりと笑みを浮かべて)
5953:
検索 [×]
2024-07-17 22:26:33
ふふ、これならセーフ…っん…!
(あの時のように思うがままに噛み付いてその場所に痕を残す訳にはいかないが愛おしい気持ちと少しだけ悪戯したい気持ちが重なって舌先でそこを擽る。すると面白いくらい裏返った声と共に体を跳ねさせていて思わず笑みが零れた。帰宅するという名目で相手から距離を取りながら悪戯の成功にご機嫌でいると相手が追ってきて腕を掴まえられる。あっという間に引き寄せられて相手の元に収まると過去の相手がしようとしたように後頭部に手が添えられ唇が重なった。それだけなら良かったが相手の生暖かい舌先が唇をゆっくり這うと思わず肩が跳ねて反応を示した。やがて唇が離れていき、してやったりの満足な笑みが向けられると仕返しされたことにむっとした表情を見せ「どうやら妙に負けず嫌いになってしまったようだけど」と零して)
5954:
探偵 [×]
2024-07-17 23:13:59
誰かさんが負けず嫌いだからその影響だな
(自分のやりたい事だけやって逃げていこうとする相手をすかさず捕まえ有無を言わせずほんの少しだけ相手の領域に侵入してみせる。すると腕の中にいる相手の体は明確に跳ねて狙い通りの反応に今度はこちらが満足気な顔になった。こちらが笑みを向ければ反対に相手が不満気な顔をこちらに向ける、その顔も今は可愛らしくて親指の腹で頬を撫でてやりながら負けず嫌いも相手のせいだと責任転嫁してしまう。だがそれだって相手と一緒に過ごし経験して築いたものだ、相手といたからこそ得られたものならば捨てるはずもない。だが開店状態の事務所で抱き合っているのはさすがにまずい、ようやく体を離すと「さて、帰るか」と改めて声をかけて)
(/お世話になっております。そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。こちらが配役決めてしまって心配していたのですが、結果的にどちらの組み合わせもできてとても新鮮で楽しいやり取りが出来たお話になりました。過去の検索くんは無知ゆえにぐいぐいくるのが微笑ましくだからこそ揶揄いたくもなり、過去の探偵と対峙した現在の検索くんは経験値の差から探偵をどんどん追い込んでいくのが最高に可愛い悪戯っ子感があってどちらの検索くんと話していてもとても癒されました。今回もありがとうございます!
次の展開ですがいかがしましょう?どの系統のお話でも良いかと思っておりまして、この延長で構って欲しい探偵の話、別の意味で大騒ぎになる検索くんが幽霊になる話、シリアス方面では探偵が立ち入ちを奪われる話や崩壊した未来を救いに行く話なんかもいいかなと思ったのですがいかがでしょう?)
5955:
検索 [×]
2024-07-18 00:11:36
今やった事を過去の君に見せてあげたいよ。
(先程とは真逆で不満げなこちらに対して相手はご機嫌な様子で頬を撫でてくる。その感触も心地好いものだがまんまと仕返しされて似たような反応してしまったのは些か不満だ。だがそれも同じだけの時間と経験を重ねてお互いに影響を受けたからだと思えば満更でもないのだから自分も相当相手に絆されているのだろう。苦し紛れに一方的に揶揄うことの出来た過去の相手のことを持ち出しつつちょっぴり文句を口にしていた。帰り際に一騒動あったが帰る支度をしていた所だったのだ、相手から声が掛けられ体を離し「ああ、今日は家でのんびりしたい気分だ」と告げると相手にハットを被せ二人が住む家に向かって歩き始め)
(/こちらこそいつもお世話になっております。前々から考えていた入れ替わりネタだったのですがそれぞれ過去の相手とやり取りが出来てとてもとても楽しかったです。初期検索らしく無知と好奇心で探偵君を存分に振り回しつつ慣れない関係に初心な反応をすることが出来ましたし、過去探偵君が未来の出来事を知って一つ一つに顔を真っ赤にして悶えてる姿が本当に可愛かったです。今回もお付き合い頂きありがとうございました!
シリアス系は一旦現在の二人のやり取りを挟んだ方が盛り上がれるかなと思ってますので探偵君がかまって欲しい話か検索が幽霊になる話はいかがでしょうか。前者なら検索が何かのキーワードにドハマリして丸一日以上ガレージに籠っていたり後者は触れなくなってふわふわ浮かんだ状態で探偵君にしか見えない状態で事件解決、なんて状態を思いついたのですが他にやりたい事や状況なんかありましたらお聞かせくださると嬉しいです。)
5956:
探偵 [×]
2024-07-18 07:52:56
……ん?
(今と過去の相手が入れ替わり二人の重ねてきた時間の長さを感じた日から一週間ほど、あの銀色のオーロラの正体が分からないのは少々腑に落ちないが比較的平和な時間を過ごしていた。猫探しや物探しが数件あったがどれも和やかに解決し今はその報告書を纏めている時間だ。所長様は大阪時代の友人に会うと早めにあがり事務所はいたって静かで報告書作りも捗る。だがそこで今日一日あまりにも事務所が静かだったことに気がついた。その要因はもちろん所長がいないことにもあるが、何より相手が一度もガレージから上がってきていないからだと気がつく。今朝一緒に事務所にきていつも通りガレージに降りてから一度も顔を見かけていない。昼に所長が昼飯を持って降りていっていたがこれでは食事を取っているかも怪しい。相手が静かにガレージにいる時は大抵余計なことを検索して没頭している時だ、ガタリとデスクの椅子から立ち上がると早足でガレージへの扉へ近づいて勢いよくそこを開ける。まずは無事かの確認が先で「フィリップ?」と螺旋階段の上から相手を探しつつ名前を呼んで)
(/それでは探偵が構って欲しいお話をさせていただければと思います!甘えたい気分になったのに全然構って貰えずにいつもと立場が逆転する感じでやり取りを楽しみましょう。それらしく導入置いておきましたので上手く乗っていただければ幸いです。それでは今回もよろしくお願いします!/こちら蹴りで大丈夫です!)
5957:
検索 [×]
2024-07-18 10:45:00
エルニーニョ監視海域における海面温度の変化が……
(過去の自分と入れ替わるという不思議な経験から一週間ほど、それからは特に異変があるわけでもなく平和な時間を過ごしていた。やってくる依頼は猫探しやモノ探しなど外担当の相手の役割ばかりで自分の出番はない。そして今日は出勤時相手の零した『梅雨』というキーワードが気になって朝からずっとガレージに籠っていた。毎年何故梅雨という時期が発生するかの原理とその名前の由来、そして地.球.の.本.棚に蓄積された気象データで以前と近年を比べその変化を調べていれば時間が溶けるのはあっという間だ。途中所長がやってきて食事を勧められた気がしたが熱中しすぎてあまり覚えていない。そして一つワードを調べると更に気になるワードが出てきてはそれを調べを繰り返し、ホワイトボードには『停滞前線』『日射における地表温度の上昇=夏の気候と一致』『→近年の気象現象の原因?』などその興味の変異を物語る文字と矢印がびっしり書き込まれていた。昼飯のサランラップに包まれたサンドイッチはそのままテーブルに放置されかなり没頭していれば扉が開いた音も相手の声も一切聞こえずぶつぶつ独りでに呟きながら本を見ては重要な部分をホワイトボードに書いていき)
5958:
探偵 [×]
2024-07-18 12:30:16
案の定かよ……
(ガレージに入って声をかけていれば相手はホワイトボードに何やら書き込んでいるところで返事を寄越しもしない。そのホワイトボードといえば文字やら矢印やらが無数に書き込まれていて深々とため息をついた。どうやら相手は久しぶりに知識の暴走特急と化しているらしい。文字の量から見るに今日ここに来てから現在の夕刻までずっとあの調子だったのだろう。螺旋階段を降りてグレーチングを歩く途中デスクの上にサンドイッチが放置されているのに気がつく、どうやら所長もこの状態の相手を前に早々に諦めたようだ。それにしてもこちらが名前を呼んでも反応を示さないとはよっぽど検索に集中しているようだ。ざっとホワイトボードをみたところ検索内容は梅雨らしい、最近はどんなに集中していても名前を呼べば反応したものだが今回はそれを上回るほどに没頭している。何の反応もないことに薄らと不満を抱きつつ未だホワイトボードに向かい合っている相手を横目にデスクのサンドイッチを手に取ると「おいフィリップ!また昼飯抜いただろ!検索すんのはいいけどちゃんと食えよ」と先程よりも声を張って話しかけ)
5959:
検索 [×]
2024-07-18 14:23:57
この様子ならば恐らく…、…ああ、終わったら食べるから置いておいてくれ。
(単に一つの要素から一つの結果が生まれるのではなく日照時間やその時の風の向きと強さ、潮の流れなど様々な要素が絡み合って発生する天候は好奇心と知識欲を擽る内容ばかりでここ最近で一番の熱中を見せて検索し情報を自分の中で整理していく。その集中力は凄まじい物で相手が螺旋階段を降りてグレーチングを歩いて近づいてきても気づく様子はなく得た知識とそこから推測出来る事を書き連ねていた。だが流石に近くで声を張って名前を呼ばれるとペンを動かす手を止めて顔だけそちらに向ける。昼飯というワードに目を瞬かせるがその手に取られたサンドイッチを見ると意味を理解したように相槌を打つ。一方で検索に夢中になっていれば空腹感を感じることは無く食べることよりも未知への探求心の方が圧倒的に上回ると相手の声掛けに生返事に近い言葉を返してはまたホワイトボードに視線を戻す。夕刻になってもまだまだ全てを観覧するには時間が足りない。完全に没頭していれば相手の存在もすぐに意識の外に追い出されて繋がりが強いと分かった単語同士を線で結んでいて)
5960:
探偵 [×]
2024-07-18 17:19:23
おい、……
(こちらが近づいても全く気づきもせず興味さえ示さない相手にじわじわと不満は募っていく。いつもならばまた検索に没頭しているのだと呆れて終わらせるところなのだが、最初に名前を呼んで気づかれなかった事と先日過去の自分にめいっぱい構っていた事が重なればますます相手がこちらに興味を示さないのに不満が増していった。近くにきて声をかければようやく反応を見せて顔がこちらへと向く、これにさえ反応がなければ強硬手段に出ていたことだろう。しかし一瞬意識をこちらに向けられたものの相手は生返事を返してすぐにホワイトボードに目線を向ける、今はこちらよりも検索の方が大事らしい。梅雨という在り来りなキーワードへの興味に負けた気分になるとサンドイッチをデスクへと戻す、こうなれば意地でもでも相手の集中をこちらに向けさせたい所だ。自分の思考が子供っぽいものであることは本人は気付かぬまま、まずはホワイトボードに夢中になっている相手のすぐ後ろに立つ。肩越しに顔を覗かせるようにしてホワイトボードを見上げつつ耳に近い位置で「梅雨なんて梅雨前線があるかないかの違いだけだろ?」と知ったふうな口をきいて)
5961:
検索 [×]
2024-07-18 19:41:04
…、確かに梅雨前線と呼ばれる停滞前線が大きな特徴だけどそれによる雨の長さと量はやはり興味深いよ。それに日本周辺の天候だけで起こるわけじゃなくて、ここから離れたインド洋の方の海面温度によって梅雨入りの時期や雨の量なんかも変わってきてその後の夏の暑さにも影響するんだ。
(相手があからさまに不満気な顔をしているが今は知識への探求の方に意識が全て向かっていて全く気付かない。自分にだけ見える本を片手に得た知識をまとめるようにホワイトボードへの書き込みを再開しているといつの間にか相手は自分の後ろ側に回っていて肩に顎が乗せられていそうな状態でくっついてきた。不意打ちのことにまたペンの動きが一瞬止まるが大きな支障と言うわけでもない、耳元であるのが多少気になるものの梅雨について相手の考えが述べられるとこちらが得た知識を披露していく。相手の言う通り一番の特徴は梅雨前線による長い間の雨ではあるがそれに至るまでの過程を知るのは中々に面白い。知識を得て物にするのも楽しいがこうやって誰かに教える行為も好きでその原理を説明すると「今年はラニーニャ現象の影響もあって梅雨初めの雨が強く、明けたあとの夏も暑くなるだろうね」と自分なりの予報を口にして)
5962:
探偵 [×]
2024-07-19 07:43:02
梅雨明けの傾向も分かんのか。天気予報士にもなれそうな勢いだな
(特段気配を消さずに後ろへ立っても相手は全くこちらに気がつくことがなかったが、耳に近い位置で話しかければようやく後ろに立っていること気がついたようだ。それもそこそこ不満だがその反応も一瞬手を止める程度で意識はまだホワイトボードの方へと向いている。相手はいつも通り検索結果をこちらへと話し始める、一応話しかけられてはいるがやはり意識の矛先はホワイトボードへと向いていてその手が止まることはない。相手が解説する間に肩に顎を乗せておきながらとりあえず相手の解説を聞く、ギリギリコミュニケーションは取っているが相手の体がこっちへ向く気配はなくてやはり顔は不満気なままだ。先程の相手よろしく生返事をしながら相手が書いている文字を暫く眺めたあとに不意に手を伸ばす。書き終わりを見計らってペンを持つ相手の手に自分の手を重ねると今しがた出てきた『ラニーニャ現象』という単語から矢印を引っ張った。その矢印の先に『ひ,だ.り.し.ょ.う.た.ろ.う』と自らの名前を書いて相手の知識が並んだ場所へ自分の存在をねじ込んでみて)
5963:
検索 [×]
2024-07-19 10:59:05
実際は他の要因も絡むから近日の予報ならともかく一か月先とかだとあくまで傾向程度だけ…、あ! 何するんだい
(肩に顎が乗せられ体重を掛けられているのは分かるが動くのに大きな支障はない。梅雨とそれに関わる天候について解説をして相手から理解しているのかしていないのか微妙な返事がされるがおおよそいつもの事だ。検索第一の姿勢を崩さなければ当然相手の表情の変化などずっと気付かないままで天気予報というワードだけ拾いあげると現在の予測精度について言葉を返した。だがこの調子で知識を探求すれば一週間程度なら相手の言う通り天気予報も可能かもしれない。新たな興味の芽が生え、一旦文字を書き終えた所でペンを持つ手を取られ勝手に矢印を引かれると思わず声をあげる。そのままペンは何の関連性もない相手の名前を記入していて、妨害されたように感じれば漸く相手の方に顔を向けて文句を口にする。そのまま抗議するつもりだったが何時間ぶりにみた相手の表情は先週と同じかそれ以上に不満げに見えて「…翔太郎?」と様子窺うように名前呼んで)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle