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相乗りで何処までも 【 〆 】/7261


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自分のトピックを作る
481: 探偵 [×]
2022-10-04 21:54:23


だな、まずこの部屋の雰囲気に慣れるのに時間がかかりそうだぜ。……なんつーか、すげぇ贅沢な時間だ。何もかも新鮮で、見慣れてるもんはお前だけだな。
(ゆったりとしたまさに休息のための部屋、この雰囲気に慣れるために一度深呼吸して気をおちつける。だがその間相棒はいつも通り部屋の隅々を興味深げに見回していて、借りてきた猫状態のこちらと違い相変わらずな姿を見れば思わず笑ってしまって、変な緊張も多少解れていく。まだまだ落ち着かない様子の相手の勧めで、とりあえず座椅子に座ってみる。ふかふかの座布団は座り心地抜群で、背もたれに体重を預けつつ冷めないうちにと用意してもらったお茶に手をつけてみる。ちょうどいい塩梅で抽出されたお茶はいつも飲んでいるものより数倍風味豊かで妙な緊張をさらに解き、ついでに旅館にたどり着くまでに溜まっていた僅かな疲れさえも洗い落としてしまった。アキコには悪いが圧倒的にここのお茶の方が美味しい。お茶ひとつとっても非日常になっている。また一口お茶を飲むと自然と安堵のため息を吐いて、正面に座っている相棒と目を合わせた。現実から乖離した旅館、さらにいつも過ごしている場所とはまるで違う部屋、右を見ても左を見ても普段目にすることのないものばかりだ。その中で唯一知っているのは相棒だけで、相手を視界に収めているとここが幻ではなく現実なのだと妙に安心も出来る。想像以上の『癒し』が溢れた空間に思わず話しながら笑ってしまい)


482: 検索 [×]
2022-10-04 22:45:34


せめて夕食までには慣れておきたい。初めて来る場所だからね。…だから今日は、仕事とか風.都.のことを考えている分まで翔太郎を独占出来そうだ
(座椅子に軽く体重を預けてみながらも未だ落ち着かない。この部屋の様子を見れば豪華と言われている夕食もかなりの物だろう。その時もまた緊張するかと思えば部屋には早めに慣れておくべきだ。相棒の真似をしてお茶に手をつける。手早い準備だったがお茶を入れるのにも手が込んでいて団子屋で飲んだものよりも風味豊かだ。程よい温かさのお茶で一息つけばある程度緊張も解れてきた。こういう心遣いもおもてなしという奴なのだろう。感心しながら顔を上げてみると正面の相手と目が合った。そういえば相手もこういう所は初めてと言っていた。お互い知らない物ばかりの中で見慣れているのは相手だけ。この状況も旅行先ならではだろう。事務所ならば大抵は仕事に関する何かしらの作業をしてることが多いし、いつ依頼人がやってくるかも分からない。風.都.に何かあればすぐに駆けつけるだろう。それが街を愛する探偵である相棒の過ごし方ではあるが、今日は遠く離れた街で仕事から離れ相手を知る人はいない。つまり今日だけは相手にとって大切な探偵業や街のことよりも自分のことを優先して貰えるチャンスなのだ。そんな時間への期待が募れば愉快そうに目を細めつつもその企みを明かしてみせ)



483: 探偵 [×]
2022-10-04 23:28:45


だな。せっかくの晩飯が緊張で喉を通らないなんてもったいねぇし。ん、まぁ……今日はお前との旅行なわけだしな。
(正直旅館に入ってから圧倒されっぱなしで、この旅を選んだ時に掲載されていた『豪華夕食付き』の文字を思い出せばその内容も大いに期待できる。自分たちの手で獲得した豪華賞品なのだ、隅から隅まで堪能しなければ獲得損だろう。大いに夕食を味わうためにもこの部屋でリラックスできるようにならねば。また一口お茶を口にしたところで、相棒が楽しげな目を向けてくる。そしてそこにじわりと滲む独占欲。風.都.から離れたことである意味全てから開放された今、自分の全てを相手へと使うことができる状態だ。それらをもれなく全て自身のものにしようとする相棒に、また胸を掴まれる感覚に襲われる。独占されるなんて本来は窮屈で仕方がないはずなのに、それが相手なら全てを明け渡していいと、考える事もなく返答することが出来てしまう。それほどに相手に求められることが幸せだと感じてしまっていて、だがそれを真正面から言えるほど肝が座っているわけでもなく、結局は目線を逸らしつつ同意しつつも誤魔化す返事をしておいた。さて、この豪華旅館に慣れるのにここでじっとしていても仕方がない。夕食までまだ時間がある、館内を歩きつつお待ちかねのメインを楽しむのが良いだろう。「着替えて風呂行くか」とクローゼットの方を指さしつつ提案し)


484: 検索 [×]
2022-10-05 00:58:21


そういう訳だ。温泉! 勿論行きたい! …なるほど、これがこの旅館の浴衣だね。
(未知の世界を知ることと2人きりの時間を楽しむこと。それが自分なりのこの旅行の目的でもあって今正に堪能中でもある。目を逸らされ何処か曖昧な返事ではあるが否定はされていない。その反応を良い様に捉えては相槌を打つ。そんな影も見え隠れする企みも今回のメインイベントとも言える温泉の前では楽しみを一気に持っていかれてしまう。きらりと目を輝かせると机に手を突いて身を乗り出してまで賛成の意志を示す。足湯ですらあんなに心地よかったのだ、それが全身をつかる温泉となればどれほどの物か想像がつかない。いてもたっても居られなくなればその場から立ち上がって相手の指差すクローゼットを開けてみる。旅館の服装については検索済だ。予想通り2人分の浴衣と共紐、羽織のセットが置いてある。そのひとつを広げてみると夏祭りの時とは違うシンプルなたてかん柄が施してあり初めて見る柄にまた興味深そうに声をあげた。これを着て今日は過ごすのだろう。期待に胸を膨らませながらも「これがきみの分だ」ともう1セットの方を相棒に渡して)

485: 探偵 [×]
2022-10-05 08:24:51


よし、メインイベント行くとすっか。…言っとくけど、風呂ん中だけじゃなくて旅館の中も走るなよ。
(今回の主目的の話題を出せば相棒のテンションは一気に最高潮だ。目を輝かせ身を乗り出す勢いに一瞬驚くように目を開くが、好奇心を爆発させている姿にこちらもつられて気持ちが上がってしまう。風.都.ならば依頼調査のために軌道修正を施す所だが、今日はそれをする必要もない。今日明日は心のままに行動する日だ。だが相棒にとってこの旅館は特別刺激が強すぎるだろう。からかいの意味も含め相手を子供扱いする忠告をしておいた。しかしこちらの気持ちが上がっているのは同じ、相手に続き立ち上がると同じくクローゼットを覗き込む。そこにはドラマや写真でよく見かける定番柄の浴衣が並んでいて、意味もなく「おぉ」と声をあげた。この異世界とも言えるべき空間に馴染むためにはいい装いだ。相棒から浴衣を受け取ると、着替えるため少しだけ距離を取って服を脱ぎ始める。いつものスーツ姿からハットを脱ぎ、ジャケットを脱ぎ、ネクタイを外し、と探偵姿から少しずつ遠のいていく。やがて着ていた服一式を脱いだあと、今度は浴衣を羽織って共紐で結び、羽織を着れば完成だ。夏祭りの時の浴衣とはまた違う、ゆったりとした着心地にいい感じだと襟の辺りを整え、相手に「どうだ?」と見せてみて)


486: 検索 [×]
2022-10-05 10:01:40


ぼくを子供扱いし過ぎだ、さっきだって暴走しなかっただろう?_ 良く似合ってるよ。夏祭りの時の浴衣よりも薄くて肌触りが良い生地だね。
(温泉については軽く検索はしてあるがそれでも未知数なことばかりだ。メインイベントということもありテンションは最高潮ではあるが、温泉について教えてもらった時と同様子供扱いするような忠告には不満げな声をあげる。先程だって初めて見るロビーや庭園に興味惹かれたが掛けよらない程度の我慢は出来たのだ。手を繋いで物理的に出来なかったという理由もあるのだが。気品溢れるこの旅館内で走るなんてことはしないと自慢げにアピールしておいた。館内着という意味合いもある浴衣はこの旅館に慣れるためにも必要な装いだろう。幸い着方に関しては夏祭りの時に習得済だから問題ない。いつもの服装を上から脱いでいき浴衣を身に纏い共紐でそれっぽく結んでから羽織に腕を通す。どうやら相棒もほぼ同時に着替え終わったようで感想を問われると見たままを答える。スーツ姿とは違う和風の装いはシンプルではあるが相棒の良さを引き立てている。夏祭りに着た浴衣との違いを口にしながらも最適な衣類に着替えたならばあとは移動するだけだ。備え付けのタオルと準備していた髪ゴムなど必要な物を手にすると「早く行こう、翔太郎」と期待が滲む声で急かして)



487: 探偵 [×]
2022-10-05 11:07:33


さっきは手繋いでたからだろ?お前も似合ってる。それに浴衣着るとこの部屋に一気に馴染むな。
(子供扱いされて相棒は不満げなようだが手を繋ぎこの部屋に来る間、何度も検索の衝動に駆られているのが繋いだ所から伝わってきていて、知的好奇心がフル稼働だったのは文字通り手に取るように分かっていた。出会った当初あらゆるものを無視して好奇心に一直線だった時に比べれば相当我慢が出来るようになっているのだが、少々意地悪したくなる気持ちもあり、お見通しと言わんばかりに追い打ちをかけておいた。浴衣姿へと着替え終わった相棒の方を見る。先程まで慣れない空間にポツンと見慣れた相棒がいる構図だった。相棒の独特な雰囲気の服装も相まって余計に浮いていたのだが、、浴衣を着ればこの部屋の背景と良く合っていて違和感もなくなってくる。頭に残ったクリップが逆に相手の象徴としてより存在を主張していて、浴衣といいバランスになっていた。待ちきれないといった様子の相手に「行くか」とこちらも期待を滲ませた声で返事をして、一通りの用意を持つと部屋をでる。来た時と同じくエレベーターに乗って温泉がある階へ向かえば、扉が開いて目の前に広い休憩スペースが広がっている。テレビやらマッサージチェアがおかれたここで湯上りにゆっくり出来るようになっているらしい。このスペースから男湯、女湯、さらに貸切の露天風呂へ続く場所へは暖簾によって仕切られていて、微かに香ってくる硫黄と湿度の高さを感じればまた「すげぇ」としか感想が出てこなくて)


488: 検索 [×]
2022-10-05 12:35:16


う、確かにそういった面も少しあるがそれでも無闇に走ったりはしない。 その場に適した服を着る文化は素晴らしいね。_ さっきから同じ感想ばかりだよ、気持ちは分かるけどね。いざ温泉本番だ。
(痛いところを付かれると分かりやすく言葉を詰まらせる。手を繋いでいたからこそ駆け寄らなかったのもあるが素直に認めるのも悔しく、あくまで要素のひとつだと過小申告しつつも改めて走らないことを誓っておく。相棒の言う通り、この和風の空間に適した服装をした事で空間に馴染み、幾らか疎外感も無くなった気がする。単に身に纏う布という訳でなくその場に適した格好をする事で分かりやすく文化に溶け込めるようになるのは面白い文化だとその場でくるりと一回転しながら賞賛を口にした。そんな浴衣に身を包めば早速待望の温泉へと向かう。廊下の調度品には後からまた観察するとして該当する階にエレベーターで降りると広い休憩スペースが目に入る。既に旅行客と思われる人物が寛いでいる様子も見える。そしてそこの横を通り過ぎるといよいよ温泉の入口が現れた。暖簾の先に興奮が隠しきれない状態ではあるが、先程から相棒が新しいものを見る度に凄いと感想を零すのが面白くて軽く笑いながら揶揄うように指摘してみる。だがそれが相棒の率直な感想と思えば微笑ましい物でもある。いつまでもここに立っていてもしょうがない。新天地に乗り込むようなテンションで早足に男湯の暖簾を潜って中に入った。中はこれまた木目調の広い脱衣所だ。周りをキョロキョロ見ながらも端っこの棚のカゴを自分の場所だと決めれば「ここで準備をすればいいのだろう?」と知識が間違ってないか確認を取り)


489: 探偵 [×]
2022-10-05 14:00:36


ならこの後もその調子で頼むぜ?…しょうがねぇだろ何もかも初めてなんだし……
(思うところがあったのか分かりやすく詰まった声を出す相棒に思わず笑ってしまう。散々意地悪を言ったがとりあえず風呂場で走らなければ問題ない。調子いい返事をしつつ、脱衣場へと向かう。さすが温泉地の旅館なだけあり脱衣場も立派だ。また同じ言葉が口から漏れてしまいそうになった所で相棒から揶揄いの言葉が飛んでくると既のところで飲み込んだ。事実先程から目新しいものに驚かされるばかりで、その度反射的に同じことを言っている自覚はある。次から次に情報やら形容やらが出てくる相手と違いこちらのリアクションは咄嗟に同じ言葉しか出てこないせいでいつもシンプルだ。反論の余地は当然なくバツの悪そうに返事をしておく。幸いにもまだピーク時間ではないようで人は疎ら、ゆっくりと風呂を堪能できそうだ。相手の隣のカゴへ移動すると「あぁ、荷物は全部ここに置いてきゃいい」と返事をしておく。出発前に約束した通り、ここからはこちらが指南役だ。大袈裟なルールがあるわけではないが、ゆっくりと温泉を堪能できるようレクチャーせねばなるまい。着た順とは逆に羽織、共紐、浴衣と身につけていたものを全て脱ぐ。相棒と同じく自分も髪の長さはそこそこだ、持参した髪ゴムで襟足を一纏めにすると、「くくれるか?」と声をかけ)


490: 検索 [×]
2022-10-05 15:24:24


きみらしい反応だと思っただけさ。翔太郎の初めてを見られるのはなかなか貴重だからね。 問題ない、……今日は触るの禁止だからね
(風.都.の事であればスラスラと言葉が出てくる相棒だが初めての物を見た時は単純な言葉しか出てこないらしい。それは決して悪い事ではなく何とも真っ直ぐな相棒らしい反応で、口元に笑みを浮かべながら好意的な印象を告げた。いつもは相手に知識の差でリードされることばかりではあるが、ここでは二人とも初めてなことが多い。つまり相棒の貴重な初めての瞬間に立ち合う事が出来る事もこの旅行の楽しみの一つなのだ。自分の知識がどうやら正しいことの確認が取れると安心して荷物をカゴの中に入れ、温泉を楽しむための準備を始めることにする。髪に着けていたクリップを外し、身に纏っていた物も脱いでいく。隣で髪を一纏めにした相棒の姿もなかなか新鮮だ。見慣れぬ姿に一瞬目を奪われるも自分の心配をされると自らも後ろで髪を一纏めにして準備した髪ゴムで結ぶ。これならば髪が湯船に浸かることもないだろう。首周りがスッキリすると同時に準備の段階で項をなぞられて変な反応をしてしまった事を思い出し、咄嗟に手で庇いながらも事前にしっかりと釘を刺しておく。流石に人前ではしないと思うが一応だ。警戒することが若干出来たがそれでも温泉が楽しみなのは変わりは無い。タオルを持って浴場への入口の引き戸を開き中に入ると雰囲気のある広い内湯がお目見えしては「これが温泉…!広くて綺麗で事務所の物には比べ物にならない。凄いよ、翔太郎!」と無邪気にはしゃいで)


491: 探偵 [×]
2022-10-05 17:18:26


まぁ、ならいいけどよ……、ここでそんなことする訳ねぇだろ。__馬鹿!事務所のと比べんな!
(庭たる風.都.と違ってここは新鮮味が溢れていていつもの調子とは大いに違う。その姿を自分らしいなんて相手に言われると、先程までバツが悪かったのに悪い気はしないと思ってしまう。我ながら軽々と思考が変わってしまっていると思うが、自分が相手の初めてを愛しく思い楽しんでいるのと同じように、こちらの初めても相手が楽しんでいるのなら、悪いどころか嬉しい事だ。同じくぶっきらぼうに返事をしながらも、その声色は先程とは少し違っていた。どうやら相棒の準備も万端のようで、髪がひとつに纏められる。項が顕になるとどうしても旅行先を決めた日のことを思い出した。しかも今はあの時と違って彫刻のような滑らかな肌を晒しているわけで嫌でも目をひかれる。髪を結ぶついでにあわよくば、なんて下心を見透かされたのか、項をガードされてしまうと取り繕うように首を振って否定する。まるでお預けされた気分になりながらも相手に続き浴場へ向かった。浴場も旅館の豪華さに恥じぬ作りで、広く綺麗な石造りの内装に、またしても「おぉ」と声を出して感動してしまう。その間相棒のテンションはさらに上がったようで隣から無邪気な声が聞こえてきた。浴場ではよく声が響く、利用中の客に事務所の貧乏っぷり拡散されてしまうと思わず同じ大きさの声でツッコんでしまって、余計注目を集めることとなった。人が少なかったのは幸いだろう。図らずも悪目立ちしてしまい、相手の腕を掴むと「とりあえず体洗うぞ」と逃げるように流し場へと向かって)



492: 検索 [×]
2022-10-05 19:00:23


なかなかきみも油断ならない様だから念の為だ。 _ だって何事も比較しないと分からないじゃないか。なるほど、ここが身体を洗う所という訳だ。どれも見たことない物ばかっ、…翔太郎、これがシャワーを使う時のレバーの様だよ
(相棒には全幅の信頼を寄せているのだがこの件については最近は別である。昼に人前でされる事での羞恥も学習したばかりだ、色んな意味で隠すことの出来ない温泉の中でされたらたまった物じゃない。せめて2人きりの時に、と変な方向に向かう思考を振り払う為にも今一度伝えてからガードを解くことにした。浴室の内装に感動を覚えているのは相棒も同様のようだ。今まで経験したことのある風呂と言えば事務所のシャワールームのみ。そうなれば必然的にその二つが比較対象となるのだがその件にツッコミが入ってしまった。視線が集まった気がするが興奮の前には全くというほど気にならない。比較の必要さを説明している内に腕を引っ張られる形で流し場に移動すると今度は其方に興味が移る。何人も同時に利用出来るように並べられた流し場は椅子や桶も置いてあって物珍しい見た目だ。興味惹かれるまま区切りの1箇所に入ってみて椅子に座ってみる。ぶつぶつと呟きながらも目に付いたレバーを操作してみると突如シャワーのお湯が排出され顔面に直撃する。予期せぬことに驚きはしたものの顔を拭えば謎が解けたと目を輝かせると相棒にもレバーの事を報告して)



493: 探偵 [×]
2022-10-05 19:33:38


そりゃそうだが大声で言う事じゃないだろ。__あ、……ハハッ!思いっきり食らってんじゃねーか。ちなみにこっちが蛇口代わりで、ここが温度調節。あとシャンプーとリンスとボディーソープな。
(昼間に悪戯しすぎただろうか、なかなか警戒を解かない相棒に表向きはそんな事はしないといいつつ、心の内では『待て』を言い渡された気分だ。もちろん人が少ないとはいえ風呂場でどうこうする気はないのだが。相棒にしてみれば浴室というのがそもそも初めてで興奮する気持ちは分かる。しかし、そもそも浴場で大声を出すのは禁止だ。こちらも十分それは守れてはいないのだが、こんなところで貧乏を披露したって仕方がない。とりあえず人差し指を口に当てて静寂を促しておく。どこまでこれが持つかは分からないが、大声で騒ぎすぎてつまみ出されるのは勘弁だ。幸い相棒の興味は流し場へ移って、その動向を背後から見守る。しばらく興味深げに観察をしていた相棒だったが、シャワーレバーに手をかけるのを見ると思わず声が出る。その配置から予想通り、相棒の顔面に思いっきりお湯がかかってしまった。呆気に取られ見守ることしかできなかったが、相棒がこちらに振り向いたかと思うとハプニングに対して目をキラキラ輝かせていてこちらに嬉しそうに報告してくる。その無邪気さには思わず笑い声を上げてしまった。静かにと促しておいて、早速自分が声を挙げてしまっている。またひとつ相棒の初めてが見れたようだ。もっと模索する姿も見てみたいが熱いお湯に打たれて火傷するのも困る。簡単に周りにある備品を説明すると、隣のスペースに入って椅子に座り)



494: 検索 [×]
2022-10-05 20:29:55


普段と違うとこういう失敗も起こるようだね。 …分かった、いつもの様に洗えば良いのだろう?
(普段の事務所とは違いここは公共の場だ。堪能するならばその場の決まりや伝統を守るべきだと思う気持ちはあるのだが実物を前にするとつい興奮の方が上回ってしまう。注意を受ければはしゃいでいる自覚はあるため、意識できる内は声量を抑えることとした。そうして一人で流し場の設備について模索していたが顔面に顔を浴び、そのことを報告すると相棒から笑い声があがる。シャワーの向きを確認していなかった事と何かを把握せずに操作したのが原因であるがこれも分からないなりのハプニングの一種だろう。分析結果を語りながらも自分もくすくす笑い声を洩らす。その他の備品について説明を受けると納得したように頷く。見た目こそ違うが機能や使うものは普段と変わりない。隣のスペースに相棒が移動したのを見れば本命の温泉を楽しむための前提条件をクリアしようとレバーを操作してシャワーのお湯を出せば解いた髪から洗い始めて)



495: 探偵 [×]
2022-10-05 21:44:09


これもこの街ならではのハプニングだな。あぁ、洗って綺麗になりゃ念願の湯船だ。
(風.都.であればある程度ハプニングの予測もできて相手を止めることもできるのだが、慣れない場所ではそうにもいかない。こういう予想だにしないことが起こるのも旅のいい所だろう。簡易な壁に囲まれているだけとはいえ、それぞれの流し場は個人スペース。流石に毎日風呂に入っているのだからそこのレクチャーはいらないだろう、一時的に相棒が視界から外れ、同じく髪ゴムを取ると頭から洗い始めた。隣に相手の気配は感じるが姿は見えない。そんな状況だと自然と相手のことを考えていた。あまり陽の当たっていない白い肌と、一度だけ試しに見ていた髪を括った姿、それでいつもの如く目をキラキラ輝かせた瞳、温泉の豪華さに圧倒されいつもの如くやり取りはしていたが、この目を十分に奪ってしまう程にはインパクトのある姿だ。男同士裸の付き合いなんて友人であれば何とも思わないが恋人となれば話は別。相手のことを考えれば考える程触れたいという欲望が台頭してきて、それを必死に振り払うように髪をガシガシと強めに洗う。このまま耐えられるのだろうかと内心先を思いやりながら、シャワーで髪を洗うとそのままの流れで体を洗い始め)


496: 検索 [×]
2022-10-05 22:29:38


…翔太郎! 今思い出したんだけど、以前温泉というキーワードを検索したときに興味深い文化があったんだ。古くから風呂文化のある日本では一緒に風呂に入る事が出来るくらい親密になることを裸の付き合いと言うらしい。これは関係性を示す例えのようなものだけど実際に風呂を共にする時にも使われるようだ。そしてその付き合いの中では親睦を深めたり苦労を労うために背中を流すという文化があるようでね、つまり、ぼくも翔太郎の背中を流してみていいかい?
(普段通りで良いと聞けば早速髪を洗い始める。気品溢れる旅館なだけあって備品にも力をいれているようでシャンプーの質も良いせいか爽やかな良い匂いがする。隣に相手の気配はするが壁で姿は見えない。髪を洗うという日常的な動作を挟むことで温泉への興奮は程々のところで治まり、これが終わったあとの待望の湯船への楽しみが胸を満たす。本当はさっさと済ませてしまいたいがそれでは相手に洗い方が甘いだの注意されるのは目に見えていていつもより丁寧に洗い流すことにした。続いて体を洗おうと持ち込んだ薄いタオルにボディーソープを取り軽く泡立てたところでふと以前調べたキーワードを思い出す。思い立ったが吉日、試さないと気が済まないのが自分の性分だ。タオルを持ったまま相棒のいる隣のスペースに姿を表す。どうやら身体を洗っている最中のようだ、ちょうど良い。注意されたことを思い出して少し控えめな声量で声を掛ける。それからは気になったことを説明しようとして一気に捲し立てる形になる。仲の良いもの同士で風呂に入ることで起こる裸の付き合い、その中では背中を流すという文化があるらしい。1人では難しい背中を誰かに洗ってもらうことは確かに合理的でもある。そうなれば普段お世話になっている相棒に感謝の印として行うのも妥当だと言えよう。よく話が長いと言われることを気にしてか最後に分かりやすく主張をまとめればキラキラと期待の目と共に既に準備してあるタオルを見せ)



497: 探偵 [×]
2022-10-05 22:53:13


うわぁっ?!なんだ、よ……なるほどな、互いの苦労を労い合う良い機会ってことか。もちろんいいぜ、後で俺も洗ってやるよ。
(タオルにボディーソープを付け軽く泡立ててから使い始めると爽やかな香りが鼻を擽る。備え付けのものである以上隣で体を洗う相棒も同じものを使うはず。となると二人してこの香りに包まれるわけか、なんてぼんやりと考えながら腕にタオルを当てまさに体を洗い始めようとしたところで突然隣のスペースにいたはずの相棒が背後に立って声をかけてきた。音量こそ問題なかったが、考え事をしていたせいでその気配に気が付かず思わず声を上げてしまう。驚いた顔のまま振り返ると、理由を聞く前に相棒の説明が始まっていた。最初こそ相手の捲し立てるような説明に圧倒され目を瞬かせるだけだったが、段々と理解が追いついてきた。最後に簡潔にまとめられたこともあり、相手の望みを理解する。裸の付き合いをして背中を流し互いを労う、二人で一人の探偵として仕事を共にする相手とはぴったりの行為だ。それに普段の疲れを癒す今回の旅のコンセプトにも合っている。少々恥ずかしい所もあるが、改めて日頃の感謝を伝える良い機会と言えよう。こちらからも後で背中を流すことを申し出つつ、とりあえずは好奇心が走り出し目を輝かせる相手の願いを叶えるべく、「じゃあ頼んだぜ」と背中を向けて座り直して)


498: 検索 [×]
2022-10-05 23:37:07


理解が早くて助かるよ。ああ、任せてくれ!…こうやってまじまじときみの背中を見るのも初めてだ。…力強いね。
(我ながら唐突な思いつきだったと思うが、自分のこの調子は相棒には慣れ切っているようで順応が早い。こういう所でも日頃の積み重ねを感じられる。そして自分の望みは無事に伝わったようだ。狙い通り承諾を得られるとより一層表情を輝かせる。頼まれると弾んだ声で元気に応じては相手の背中に回って膝立ちの体勢で泡立ったタオルを当てる。とはいえ他人の背中など洗ったことも無く、その方法については検索もしてないから想像上の行動だ。普段自分の身体を洗う時と同じくらいの力で背中を擦る。洗い残しがないように手を動かすがその背中は思っていたよりも広い。健康的な肌色に戦闘のためかしっかりと筋肉のついている体付き。大怪我をしたときについたのかうっすらと傷跡が残っている部分もある。いつも見ている背中なはずなのに知らないことばかりで、時折確かめるように筋肉の境目や傷跡を指の腹でなぞってぽつりと呟いた。あの日からずっと罪やら責任やらを抱えて尚潰れていない逞しい背中だ。少しでもそんな相手を労えるようにと再び背中を洗うのを再開しながらも「こんな感じで問題ないかい?」と力加減などを確認して)


499: 探偵 [×]
2022-10-06 00:00:57


まぁハードボイルドな探偵たるもの、いつ如何なる時も動けるように多少は鍛えひぁっ!ちょ、フィリップ!擽ったいって!
(今日はいつにも増して相棒が知的好奇心を爆発させている顔を見ている気がする。どこまでも真っ直ぐに興味をもったものを突き詰めていく煌めく笑顔、あの顔を見るとどうにも多少の無茶さえ許してしまいたくなってしまう。事件や依頼が関係ないこの地なら、捜査に影響がないぶん余計になんでも付き合ってやってしまいそうだ。何せあの好奇心が煌めく顔が一番相棒らしい顔だ、できるだけ長い時間あの顔を浮かべていてほしい。もっとも、それで暴走状態になれば手がかかってしまうのだが、それも愛嬌だと思えてしまうのだからすっかり飼い慣らされているような気がした。他人に背中を見せることなんて滅多にないうえよく考えれば自分で見る機会もないに等しい。背中に傷が残っているのも言われなければ気付かない、それほど自分の体にはあまり執着が無いのかもしれない。相棒が呟くのを聞けばいつもの如く、しかも背中を向けているのにも関わらず、キリッとした顔を作るとハードボイルドを語り始めるが、相棒の指が筋肉の筋をなぞった所で擽ったさから高い声が出て語りは中断されてしまった。思わず顔だけで後ろを見やると文句を付ける。だが背中を洗ってもらうのは存外心地よくて、柔らかなタオルとそこからうっすら伝わる相手の体温とが体を往復すると疲れも洗い落ちていくようだ。力加減に関しても「あぁ、ちょうどいいぜ」と返事をしつつ、気持ちよさから自然と目を閉じ背中を預けていて)


500: 検索 [×]
2022-10-06 01:44:08


状態観察も背中を流す一環だ。なら良かった、……いつもありがとう、感謝している。 じゃあ流していくよ
(普段はあの探偵服で隠された背中も今は好奇心を向ける対象の一つだ。いつもは隣合ったり向き合ったりすることが多いから後ろ姿をこうも長い間見つめることがないというのも新鮮さの理由かもしれない。探偵を続けるために鍛えられた筋肉も僅かに残る傷も相棒の人生を物語るものだと思えば感慨深い。願わくばどうかこのままでこれ以上傷が増えたり痩せ細ったりしないことを祈るばかりだ。自らの呟きを褒め言葉と受け取ったのかいつもの如くハードボイルド論を語り始めたがそれにしては似つかわしくない声が聞こえてきた。相棒はここが擽ったいのか。項の仕返しとばかりに記憶に残しておくと無理やりの理論で正当化しつつも偶然を装ってもう一度だけ筋の部分をなぞっておいた。どうやら力具合も問題ないようだ。同じ動作の繰り返しではあるが相手の背中から程よく力が抜けているのがわかる。疲れを癒すという狙いも達成できそうなことに安堵の声を漏らすと暫くそのまま背中を洗い続けることにした。普段から思ったことは口にするタイプだが日頃の感謝を伝える機会は滅多にない。気恥ずかしくもあるが今は顔が見れないことをいいことに今までの諸々を込めての感謝を言葉にして伝えた。それに対して色々言われるのが照れくさくて直ぐに桶に貯めたお湯を自分のスペースから持ってくると背中の上部から泡を流していき)



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