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相乗りで何処までも 【 〆 】/7258


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自分のトピックを作る
381: 検索 [×]
2022-09-21 23:38:47


…弱くない、単なる反射反応だ。なんで、きみはこういう時に限って活き活きするんだい、ッ…ん、もう、十分だろう
(簡単に嘘だとバレてしまったが問題ない。共に過ごす内に最低限の分別はつくようになったつもりだが、それ以上のことを考えないのはなんだかんだ相棒なら許してくれるだろうという信頼故だ。文句や怒られることはあれど、ありのままで受け入れてくれてるのだから心地が良く甘やかされている。だからこれからも振り回してやろうと上機嫌だったのに何故か今は立場が逆転してしまっている。恐らく初めて他人に触れられたであろう項。少し指が滑るだけで擽ったくて仕方ないがニヤリと楽しげな笑みの相棒に素直に認めるのも悔しくてついそれっぽい用語を使って強がってしまう。手首を固定され更に体重を掛けるように乗り出されるとソファーの上では逃げ場はない。弱点を見つけたとばかりに反応を楽しもうとする相手に焦ったように苦言を呈するが五本の指が肌を撫でれば身を捩ってそれから逃れようとする。その最中、視界に悪い笑みを浮かべた相棒とその首筋のガーゼが映れば脳内は変な連想ゲームを始めてしまい顔と首はうっすら朱を帯びていく。尚も続く接触に擽ったさとは別の物が這い上がってくる気配がして小さく声が漏れるが流石に危ういともう片方の手で悪戯をする相棒の手首掴んで静止呼びかけ)


382: 探偵 [×]
2022-09-22 10:15:13


へぇ。それじゃいくら触っても問題なさそうだな。ただの反射行動なんだろ?そりゃお前が反応するのが面白、…………悪い、やりすぎた。
(指が項を滑る度に、首だけでなく体全体が反応して揺れる。相棒の体を弄んで、自分の指先ひとつでその身が動いてしまっているのが楽しくて仕方がないのだ。それらしい言葉で反論する相棒に涼しい顔で返事をしつつ、また揚げ足を取って焦る相手を楽しげに眺める。時折髪の生え際のあたりをなぞって触感の違う場所を楽しみながら、反応をひとつも見逃さないようその目はまっすぐと相手を見つめていた。不意に相棒の顔が赤くなる。何をトリガーにしたのかはわからないが、胸の中のざわつきはさらに大きくなった。項に指を滑らせるだけで、相棒はこんなにも動揺してしまう…相手の内心など露知らず、そう心に刻まれてしまえばジリジリと胸の奥が疼き出した。相棒が耐えきれず漏らしてしまった声が聞こえ、それを機に悪戯心だったはずのものが別のなにかへ変化しようとした。そこで手首を掴まれ静止されるとようやく我に返って、反射的に両手を相手から離す。心拍数がやや上がっているのに今更気づきつつ、乗り出していた体を元の位置に戻すと「もうすぐアキコがくる時間だな」と場を誤魔化すように言い)


383: 検索 [×]
2022-09-22 13:20:57

それは、っ……、まったくだ。 きみこそ温泉で暴走しないよう気をつけた方が良い。…亜樹ちゃんにもお休みの申請しないとね、その分働かされそうだけど
(ロクに考えず発した言い訳のせいで逆に追い詰められている。皮膚を軽くなぞるだけの行為であるはずなのに相棒の指と項という要素のせいで身体は過剰に反応してしまう。一方の相手はそれが面白いのか楽しげに見つめていて、思わず逃げるように視線を反らしてこれ以上反応を見せぬよう口を噤む。じわじわと体の奥から熱が染み出してくるのを感じながら今一度強く手首を握ればようやく手が離れた。咄嗟に項を庇いながらも冷静を取り戻すように息を着く。想いを自覚してから心乱されることばかりだ。減らず口の一つくらい叩いても許されるだろう。形だけでもいつも通りに戻れば誤魔化す為の話題に乗っかっておく。所長は口うるさくはあるがいつも自分達を気遣ってくれている。きっと休暇はくれるだろうがその埋め合わせに所長命令で暫く仕事を詰め込まれるのが目に見えて苦笑い零し)

(/お世話になっております。2日目独特のやりとりや旅行先の相談など充実した時間が過ごせてとても楽しかったです。ひとまず予定していたやりとり出来て一区切りかなと思いましたのでお声がけさせて頂きました。これからの展開はどういたしましょうか? ちょっとした仕事の小話や何かしらのイベントを挟んでも良いですし、早速旅行に飛んじゃっても良いかなとも思うのですが、探偵様のご意見はいかがでしょうか?ご希望などありましたらお聞かせください)

384: 探偵 [×]
2022-09-22 16:00:05


う、……覚えとく……だな。二人で怒鳴られてお土産買ってくるっつって機嫌とらねぇと。
(深く考えてはいなかったが温泉となれば裸の付き合いになるわけで、先程と同じく髪もくくって項も顕になるはず。項が弱点だと味をしめてしまった今、変にスイッチが入れば止まらなくなりそうだ。さすがに公衆の面前で先程のような暴走をすることはないだろうが、昨日の夏祭り以降予想外のことばかりで絶対に大丈夫だとは断言できない。言葉を詰まらせたあと、反省するように呟くと気を落ち着けるために軽く息を吐いた。旅行の計画をちゃくちゃくと進めていたが、最大関門をまだ突破していないことを思い出し苦笑いする。私聞いてない口撃が炸裂しそうだが今回ばかりは所長様に我慢してもらわなければなるまい。その前に首のガーゼについても弁明しなければならないと思うとやることは山積みだ。仕事を詰め込まれヘロヘロで旅行に行くのも勘弁願いたい。今日一日は所長のご機嫌取りにいそしむかとまたため息をついて)


(/こちらこそお世話になっております!夏祭りからのいつも通りから少しズレてしまった二人のやり取り、とても楽しませていただきました。
個人的にはこのまま旅行まで飛んでしまってもいいかなと思っておりました。もし検索様がやりたい展開などありましたらそちらを挟んでから旅行でも話が膨らむので大歓迎です。)


385: 検索 [×]
2022-09-22 17:21:21


そうだね、きみと旅行に行く為に何とか説得することにしよう。…噂をすればだ。
(二人が揃えば何でも出来る気がするが対所長様にはどうにも弱い。きっと色々言われたりコキ使われそうではあるがその先に相棒との旅行があると思えば乗り越えられる気がする。溜息をつく相棒の肩に軽く手を置けばこれからの勝負に向け励ましの言葉を向けた。それと同時に階段を登ってくる足音が聞こえてくればアイコンタクトを交わして彼女を迎えることにした。それからはほぼ想定通りだ。朝の挨拶から始まり昨日の夏祭りの感想を問われた。二人だけの秘密は伏せて楽しかったと告げれば今度は相棒の首元のガーゼの追及に移る。前もって打ち合わせをしたにも関わらず何処かたどたどしい相棒の説明に密かに笑いそうになりつつも首を怪我するなんてドジというツッコミと共に納得したようだ。そして本命の旅行の件を切り出せば予想通り『私聞いてない!』と言葉と共にスリッパが飛び出て駄々をこねる所長を説得するのに苦労した。結局は旅行前の1週間はいつもの倍働くこと、満足するようなお土産を買ってくること、全力で楽しんでくることを条件の元、無事2日間の休暇を貰う事が出来た。現実味を帯びてきた旅行の計画にわくわくしながらも早速所長が持ってきた猫探しの依頼に取り組むことにして)

(/承知しました。では簡単にその後のことをロル内で纏めさせて頂きました。現段階で特別挟みたい話も今のところ浮かばないので旅行の方に飛んじゃいましょう!
旅行当日の朝起きた所や出発する所などお好きな場面から始めて貰っても宜しいでしょうか?また旅行中、こんな事がやりたいなどありましたら積極的に入れたいので気軽に仰ってください。)



386: 探偵 [×]
2022-09-22 18:41:25


さーて、そろそろ出発すっか。いくぞフィリップ。
(所長様に馬車馬の如く働かせられること数日、互いの肌に刻まれた跡がようやく消えた頃合い、シックなボストンバッグひとつを肩にかけて持ち、いつもの探偵服で壁にかけられていた中折れ帽を被ったあと相棒へ話しかける。今日はいよいよ旅行当日。結局今日まで一週間、所長様に怒涛の数依頼を詰め込まれたがその疲れも当日になれば吹き飛んでしまって、相棒と二人で出掛けられることに心が踊っていた。所長は相変わらず不満気ではあるものの、条件として提示した『全力で楽しんでくること』を念押ししつつ二人を送り出してくれるようだ。文句は言いつつ留守を預かってくれる所長には「ありがとよ」と素直に礼を伝えておく。もう一つの条件である『満足するお土産』もしっかり選んでやらなければ。温泉街までは風,都,から列車旅。迫る出発時間も考慮して相棒に出発を告げて)


(/転換のため纏めていただきありがとうございました!早速事務所から出発する場面で始めさせていただきました。
旅行先では足湯とか温泉卵作りとか、あとは前にお伝えしていた貸し切り露天風呂で一緒に夜空を眺めたりなんかしたいですね。検索様のやりたいこともどんどん入れていっていただければ…!)


387: 検索 [×]
2022-09-22 19:39:44


待ちくたびれたよ、翔太郎。 じゃあ亜樹ちゃん、約束通り楽しんでくるよ、行ってきます。_ …ふふ、いよいよ旅の始まりだ。
(あれから一週間、怒涛のように舞い込んで来た依頼を何とか片付け、今日は待ちに待った旅行当日。昨夜『今日だけは検索せず大人しく寝てくれ』と無理やりベッドに押し込められたのもあって睡眠もばっちりだ。いつもの服に紫と緑のクリップで髪を留めた格好ではやる気持ちを抑えながら今一度目的地についての本を読んでた所に声が掛かるとすぐさま反応を示して相手の元に向かう。今日は旅行の為に買ったカジュアルなデザインのボストンバッグも一緒だ。未だ不満げではあるがそれでも送り出す為に来てくれた所長の方を向いて約束を確認してから柔らかな笑みを向ける。こうして誰かに送り出されるなんて不思議な気分だ。しっかりと出掛ける挨拶をすればそのまま事務所を後にした。まずは駅に行き列車に乗らなくては。浮き立つ気持ちに足取りも軽くなり多少いつもより歩くペースが早くなりながらも楽しげに呟いて)

(/出発時のロル回しありがとうございます!
どれも楽しそうで是非取り入れましょう!こちらも旅先の写真を撮ったり豪華な夕食を食べたりなどを考えております。どんどんやりたいことを入れてもらって構わないのでせっかくの旅行楽しみましょう! 特に相談事がなければこちらレス蹴可です。)



388: 探偵 [×]
2022-09-22 20:10:28


だな。もう検索はバッチリなんだからこれ以上はすんなよ。現地での楽しみってのもあるんだからな。
(相棒に続いて所長に「いってきます」と告げると事務所を出て駅への道を歩き出す。気持ちが先行して相棒はいつもよりも早足になってしまっているが、それを指摘するのは野暮なような気がして同じ速度で隣を歩く。かくいう自分もこの旅が楽しみで浮足立っているのだから止める必要もない。駅まではそれほどの距離はない、この歩行スピードならあっという間についてしまいそうだ。出発直前まで読んでいた旅行ガイドのことを思い出し、次いで昨日の就寝直前を思い出しながらからかい半分で相棒へ忠告をしておく。好奇心を示せば何から何まで徹底的に調べるのが相棒だが、旅には驚きや一期一会も必要だ。昨日相棒が寝るまで見張っていたのは正解だったろう。そうこうしているうちに駅が見えてきて、ボストンバッグに丁寧にしまっておいた列車のチケットを取り出すと相手に向かって差し出し)


389: 検索 [×]
2022-09-22 20:47:53

分かってるよ、旅行中は検索は封印だ。これが乗るために必要なチケットと言うやつだね、バイクとリ.ボ.ル.ギ.ャ.リ.ー以外の乗り物に乗るのは初めてだ。
(検索について忠告を受けると素直に頷いておく。きっとこれから向かう場所は初めてのことばかりで調べ始めたらキリがないだろう。好奇心のまま調べたいのは山々だがせっかくの相棒との時間をそれで潰すのは勿体ない。それに相棒にとっても初めてのことがあるのなら気付きや驚きの時間を含めて共有したいとも思う。念の為に本は持ってきてはいるがおそらく使う機会は無いと若干自戒を込めて宣言しておく。そうして早足で歩いていればあっという間に駅に着いた。相手からチケットを大事そうに受け取ると裏表を確認しながらも感想を呟く。こうしてチケットが必要な乗り物に乗るのも初めてだ。早速の旅行らしい体験に心を踊らせながらも駅の中を見渡せば「何処から乗るんだい?」と尋ねて)


390: 探偵 [×]
2022-09-22 21:53:01


あぁ、失くしたら乗れなくなるから気をつけろよ。ふ、どうやら俺の真似をするのは温泉だけじゃねぇみたいだな。
(チケットを大事そうに見つめる相棒を眺める。相棒にとっては初めての風.都.以外の街、その第一歩となるのがこの列車旅になる。自分も知らぬ街にいくのだが、相棒の初体験の方が圧倒的に多いだろう。なにせチケットを持つのさえ初めてだ。細かいことまで伝えておかないとトラブルになりかねない。そんな当たり前のことを伝えるのだって相棒と二人だからできるやりとり、いつもの調子で世話を焼いたあと、駅の中を見回す相棒にニヒルな笑いを浮かべて自慢のハットの縁をいじる。「見てな」と一声かけたあとチケットを持って自動改札機へと向かう。入り口に設置された投入口へチケットを入れると改札を通過し、振り返ってキメ顔でビシと人差し指を軽く振った。ただただ自動改札を通っただけなのだが、相棒に教えるここぞという機会に張り切っているようで、次はお前の番だと言いたげに手招きし)


391: 検索 [×]
2022-09-22 22:31:24

そうだね、きみだけが頼りだ。…なるほど、この機械がチケットの情報を判別している訳だ。ならばぼくも、
(いつにも増して世話焼きというべきか張り切っているようだが、知らない事ばかりの外では間違いなく相手の教えと導きがなければ目的地にたどり着くことは出来ないだろう。演技がかった仕草は若干気になるがここは真面目に相棒の話を聞いて着いていくことにする。そうしてたどり着いたのは何やら機械が幾つか並んだ入り口だ、上部に書いてある文字を読む限りこれが【自動改札機】というものだろう。言われた通り相手の動きを観察するとチケットを投入口に入れるとゲートが開き、そこを通って再び排出されたチケットを受け取っている。その動きから自動改札機の役割を推測し納得すれば感嘆の声をあげた。仕組みさえわかれば手招きされるまま自分も持っているチケットを投入口に入れ改札を通る。一連の機械の動作を観察する様に目線をあちこちに向けながらも無事に出てきたチケットを回収しては「通過成功だ」と無邪気な笑みを見せながら報告して)

392: 探偵 [×]
2022-09-23 06:54:24


上出来だフィリップ。…っと、なかなか良い時間だな。俺たちが乗るのはあの電車だ、向こうのホーム行くぞ。
(改札の向こうで相棒を待っていると、キョロキョロと周りを見回しながらも相棒は無事ゲートをくぐり抜け、笑顔でこちらへとやってくる。初めての経験に初めての成功で無邪気に嬉しがる様はまるで子供でなんだか微笑ましい。思わず突っ込みたくなる気持ちもあるのだが、きっとこういう表情を今日明日は何度も見ることになることだろう。変に突っ込んでその表情をなくしてしまうなんて今回の旅のコンセプトに反している。笑顔の相手をこちらも笑顔で迎える。ふと駅に設置された時計をみると出発時間は着々と近づいていた。ひとつ向こうのホームに止まっている乗車予定の電車を指差す。観光地行き専用の列車はいわゆるラッピング車両というもので、温泉街の情景が鮮やかに描かれていた。相手に視線を戻すと目線で促し、向かいのホームに向かいあるきだして)


393: 検索 [×]
2022-09-23 09:42:04


ああ、乗り遅れないように急ぐとしよう。 ……この席のようだね
(無事に改札を通過すれば笑顔の相棒が迎えてくれた。傍から見れば異様な光景かもしれないが今日は二人だけの旅行だ、迷惑を掛けたりしない限りは周りの目もあまり気にしなくていいだろう。早速の初体験に喜んでいると相棒がひとつ向こうの列車を指さす。こういう時間を噛み締めるのも良いが乗り遅れては意味が無い。ご機嫌な様子で頷くとホームまで歩いていく。いざ列車を目の前にすれば目的地である温泉街の情景が描かれた外装と構造にあらゆる角度から観察したい好奇心に駆られる。だが今日の主目的は旅行なのだ。一通り眺めるだけで我慢すればチケットに書かれた車両番号を確認して該当するドアから列車に乗り込んだ。中は観光地行き専用ということもあり、ゆとりを持ったスペースで座席が設置されているようだ。上部の座席番号を見ながら席を探していき、それが見つかれば相棒に報告しながらも早速窓際の席に腰を下ろして)

394: 探偵 [×]
2022-09-23 11:33:44


観光列車の中ってこんな感じなんだな……おぉ。この角度から風.都.見るのは初めてだな。
(旅はまだ出発の段階だというのに相棒は目を忙しなく動かし、初めて見るものに興奮しっぱなしだ。電車自体が初めてなのにさらにそれが観光用のラッピング車なのだから観察したいものも多いだろう。全身から好奇心を溢れさせているのに、いつもの如く暴走せずぐっと我慢している姿は健気で微笑ましい。相棒の隣に立ち横目でソワソワしている姿を見ながらこちらも小さく笑っていた。相棒に続いて車内に入る。さすがにこの中は自分も初めてで、明るい車内に広い座席には感嘆の声がでた。車窓も広く景色もよく見えそうだ。相棒の隣に座ると、少しして列車が発車する。車窓からの景色は駅のホームが流れ、やがて風.都.の街へと変わった。家々や建築物が並び、その向こうには風.都タワーが見える。自分の知らない画角の街にテンションも上がって、通路側から身を乗り出して車窓からの風景を見つめており)


395: 検索 [×]
2022-09-23 12:55:14


移動手段も旅行の一部という意気込みが伺えるよ。…凄い、景色が流れていくようだ。普段は街の中にいるからこうして全体を見るのは新鮮だね。
(直通の専用列車ということもあり同じ車内にいる乗客は皆似たような少し大きい荷物を持っている。明るく手を込んだ車内はこれからの旅行の期待を煽るのに十分で素直に感心しながらもその口元は緩んだままだ。二人して指定された座席に座って少しするとアナウンスと共に列車が動き出した。緩やかだった動きが徐々に加速して車窓に映る景色も忙しなく変わっていく。これまで乗り物と言えば単なる移動手段でさらに言えば緊急性を伴う事が多かったからこうしてゆっくり景色を眺めるのは初めてだ。移り変わる景色に釘付けになりながらも相棒の意見に同意を示す。この画角からの風景も街の中にいたのでは見れなかった物だろう。列車は止まることなく進んでいく。それと同時に街がそしてシンボルである風.都.タ.ワ.ーでさえ小さくなっていけば慣れ親しんだ街を離れることへのワクワクと不安のような寂しさのような良く分からない感情が湧いてきて上着のフードの生地を軽く握りしめながらも窓の外を見つめて)


396: 探偵 [×]
2022-09-23 16:12:15


そうだな。バイク乗ってる時と違って流れてく風.都.をゆっくり眺めるのもいいもんだ。……楽しみだな、フィリップ。
(大きな車窓から風.都.の景色が流れていくのを見つめる。俯瞰で愛する風の街をみると、この街がいつまでも平和で平和であり続けてほしいと思いを馳せる。あの街の人々、当然相棒も含めて、誰も泣いていてほしくない。自分の原点を思い出していると、街の風景から風車がなくなってタワーも見えなくなってしまった。いよいよ自分の庭を離れ、気分も浮足立つというもの。周囲の乗客も同じく列車がまっすぐ走った先の温泉街を楽しみにしているようだ。そんな中で相棒はひとり違う空気感を放っている。ふと手元を見ると、フードを軽く握っていて、そこからは楽しみだけではない、もっと不安定な気持ちを感じた。相棒の世界はここ最近で大きく広がった。記憶のない中組織から逃げだし、事務所を飛び出して、今は自分達のテリトリーから離れた場所へ行こうとしている。いざというとき呼べたマシン達も当然事務所で留守番だ。きっと不安も感じているのだろう。自分の手を相手の膝の上にそっと置く。隣に俺が隣にいるだろ、とキザすぎて声には出せないが、そんな意味を込めて。相棒の方を見ながらこれからのワクワクをより際立たせるように声をかけて)


397: 探偵 [×]
2022-09-23 16:12:15


そうだな。バイク乗ってる時と違って流れてく風.都.をゆっくり眺めるのもいいもんだ。……楽しみだな、フィリップ。
(大きな車窓から風.都.の景色が流れていくのを見つめる。俯瞰で愛する風の街をみると、この街がいつまでも平和で平和であり続けてほしいと思いを馳せる。あの街の人々、当然相棒も含めて、誰も泣いていてほしくない。自分の原点を思い出していると、街の風景から風車がなくなってタワーも見えなくなってしまった。いよいよ自分の庭を離れ、気分も浮足立つというもの。周囲の乗客も同じく列車がまっすぐ走った先の温泉街を楽しみにしているようだ。そんな中で相棒はひとり違う空気感を放っている。ふと手元を見ると、フードを軽く握っていて、そこからは楽しみだけではない、もっと不安定な気持ちを感じた。相棒の世界はここ最近で大きく広がった。記憶のない中組織から逃げだし、事務所を飛び出して、今は自分達のテリトリーから離れた場所へ行こうとしている。いざというとき呼べたマシン達も当然事務所で留守番だ。きっと不安も感じているのだろう。自分の手を相手の膝の上にそっと置く。隣に俺が隣にいるだろ、とキザすぎて声には出せないが、そんな意味を込めて。相棒の方を見ながらこれからのワクワクをより際立たせるように声をかけて)


398: 検索 [×]
2022-09-23 17:24:02

…、うん、楽しみだ。…そういえば、駅に着いてからのプランとかはあるのかい? 色々と調べていたようだけど
(街はいよいよ見えなくなって知らない景色が車窓に映る。もう街に戻れないかもしれないなんて漠然とした不安を抱えていると不意に膝に温もりを感じて目線を向ける。相棒の暖かな手だ。続いて相手の方を向けば目が合って優しく声を掛けられる。確かに慣れ親しんだ街を離れるが決して独りじゃない、頼れる相棒と、恋人と楽しむ旅行の為に出掛けるのだ。そんな当たり前の前提を今更思い出せば形作っていた不安は溶けて代わりに楽しみの方が満ちていく。相棒の言葉一つで簡単に心が晴れるのだから自分も単純なのかもしれない。少しだけ甘えるように膝に乗った相棒の手に自らの物も重ねると今度は曇りない笑みで楽しみだと告げた。気持ちも晴れこれからの旅行に意識が向かうといざ列車が着いてからの行動に興味が湧く。メインである旅館に泊まることと温泉街を回ることの出来るプランというのは聞いているが実際にどんな所を巡るのかは打ち合わせはしていなかった。予約なども相棒に任せていたし、依頼の書類に混じって観光ガイドの様な本を読んでいたようだから全体的なスケジュールも相手任せだ。事前にどんな動きをするのか把握しておこうと問いかけて)



399: 探偵 [×]
2022-09-23 22:15:00


あぁ。あんまり細かくは決めてねぇけど、面白そうなとこはピックアップしといたぜ。温泉卵作りに足湯、団子屋、ちょっとした洞窟とか、あとは変わり種でいくとお湯をかけると願いが叶う石なんかもある。決まってるのは晩飯の時間だけだから、それまでは自由にってプランだ。
(相棒の手が自分の手に重なる。結果的に相手の体温に包まれる形になった手は暖かく、相手の気を晴らすつもりだったのにこちらの胸の内が満たされる思いだった。相手の顔には今度こそ曇りない笑顔が浮かんで、こちらもつられて笑顔を浮かべる。無意識に指を動かしてゆるく重なった手の指を絡ませていた。列車に乗るまでは規定事項だが、次に明確なタイムリミットがあるのは晩ごはんの時間のみ。それまではフリーに温泉街を歩く旅だが、もちろん相手を楽しませるためにぬかりはない。相棒が検索すれば徹底的に調査した挙げ句に話題が飛躍しがちだが、自分ならば『ふんわりなんとなく』観光地を調べることもお手の物だ。依頼の合間に目を通したガイドブックの内容を思い起こしながらいくつか目星をつけていた場所を挙げていく。結局は順番など決めていないある意味で適当なプランだが、二人の気の向くままに回るのが一番だろう。指折しながら候補地を並べたあと、相手の反応を見るべく返事を待って)


400: 検索 [×]
2022-09-23 23:19:55


流石本職なだけあってなかなかの調査結果だ。どれも興味惹かれる物ばかりだね…。出来れば全部回りたいくらいだけど、着いた頃には小腹が空いてそうだしまず団子屋に行くのはどうだい? 最初に定番を抑えておくのも悪くないと思う
(『全力で楽しむ』と所長と約束したばかりだ。余計な心配をするよりも今このときを楽しむ方が有意義だ。重ねた手はいつの間にか緩く指を絡ませる形になっているがわざわざ座席を覗き込んでくる人も居ないだろうと判断して軽く握り返した。相棒が目的地の候補としてあげたものは自分の検索でも引っかかった物から初めて聞く物まで様々だ。ひとつの事について深く突き詰めることについては得意だが、広く幾つもの候補をあげていくのは相棒の得意分野と言えよう。普段の仕事の分担も絡めてニヤリと笑って褒めつつも上げられたキーワードはどれも魅力的で悩んでしまう。夏祭りの時のように気の向くままに回るのも良いがざっくりにでも最初の目的地くらいは決めた方が良いだろう。となれば形から入る相棒と同じく温泉街の落ち着いた雰囲気を感じられる物が良いと考えるとその中で団子屋をチョイスしてみる。後に動くための栄養補給にもなるし観光気分も味わえそうだ。理由を添えながらも相棒の意見も伺ってみて)


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