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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
221:
検索 [×]
2022-08-27 08:31:06
っ、……ってぼくの相棒が言ってるから今日の所は譲ってくれないかい? 花火まで見てこその約束だからね。
(相棒や所長に対してはある程度自分が思うままの言葉を発しても大丈夫という信頼があるからこそ深く考えないが彼女は初めての他人の知り合い。どう断れば後腐れなく終われるかと改めて悩み、相棒に助けを求めた訳だがその前に腕を引かれた。元々隣に並んでいたからさほど距離は無かったがさらに近く相手の手の届く範囲に入ることになった。思わず相棒の顔に目線を移せば出てくるのは自分を独占するような言葉。それがあまりにも年下である彼女達に張り合うような言い方をするものだから呆気にとられていた表情がみるみる笑みに変わっていくのが自分でも分かる。先程彼女が言っていた言い伝えを思い出した。なんの根拠も統計学的証明もされていない言ってしまえばただの噂。だけどそれを聞いて尚自分と花火が見たいと言ってくれた、自分を選んでくれた。その事実が胸を暖かく満たして早まる心臓がそれを全身に広めていく。それと同時に耳の端まで赤くしながらも腕を離そうとしない相棒が愛おしいとも感じた。暫しその様子を見てから彼女達の方向に向き直れば改めて自分からも穏やかな笑みと共にお断りの言葉を告げた。彼女達と仲良くなるのはまた今度でも良いはずだ。今日は相棒の方を優先したい。そう伝えるとエリザベスは二人の顔をそれぞれ見た後「そんな顔されたら諦めるしかないじゃん」と何処か楽しげな笑みとともに引いてくれた。そんな顔とは何を指すのか分からなかったがひとまずちゃんと断れた様だ。「私たち他のとこ回るから、フィリップ君翔ちゃんの事宜しくね」と去っていく彼女達を手を振りながら見送れば目線は再び相棒の方に戻して)
222:
探偵 [×]
2022-08-27 23:38:06
だからなんで俺が世話されてる側なんだよ!……最初から花火まで見る気だったし、お前と花火見たいのは事実だからな。
(残念ながら恋愛偏差値は女子高生二人のほうが遥か上のようで、大体の雰囲気を察したのかエリザベスまでも楽しげな表情へと変わった。イイものを見たとでも言いたげな顔のまま去っていく二人に負け惜しみのツッコミを投げておく。反射的に出た言葉とはいえ、時間が経てば経つほど恥ずかしくなってくる。今しがたの行動はつまり、花火を一緒にみて相棒と結ばれたいと言っているようなものだ。そんな噂話を真に受けている事実も、まるで子供が自分のものを取られないようにいう言葉遣いも、全てがあとから羞恥心として襲いかかってきて顔を熱くさせていった。ハードボイルドならあそこでスマートに相棒を取り返すところなのに、出てきたのは独占欲を全面に押し出した言葉だ、修行のたりなさにため息がでそうになる。ちらりと相棒の方をみやると向こうもこちらを見ていたようで視線がかち合って、また言い訳の言葉が出てきそうになる。だがあそこまで見栄をきったあとでは何を言っても矛盾してしまうだろう。頬を掻きつつ花火が見たいのだと苦し紛れな発言をしておく。やはりいつものハットがないと調子が狂ってしまうようだ。そこまできてようやく腕を掴んだままだったことに気がついて手を離す。だが距離はいつもよりも一歩近いそのままで、「次いくか」と未だ耳の端を赤くさせたままで言って)
223:
検索 [×]
2022-08-28 00:23:31
彼女達も良い仲間だね。 ああ、…きみがぼくと花火を見たいって言ってくれたこと、凄く嬉しかった。 お腹もある程度満たされたことだし次は射的でもやるかい?…、
(初めて会う街の人だったが相手の仲間の情報屋ということもあって賑やかでとても面白い人だった。今までの依頼も彼女達の協力があって解決したこともあるのだろう。誘われたのは少し驚いたが楽しげに去っていた彼女達に好意的な感想呟き。当の相棒はといえばさっき見た時よりも更に顔を赤くしていた。今更自分の発言が恥ずかしく感じたと言った所だろうか。たが、反射的に言葉が出る程につい子供っぽい言い方になりながらも必死に引き留めようとしてくれた言動こそ自分は嬉しかったのだ。それだけは今どうしても伝えたくて目線を合わせたまま、柔らかい笑みを浮かべて自分の心情を告げた。気付けば先程まで心の片隅にあった不安もいつの間にか消えてしまっていたようだ。改めて相棒と過ごす時間を楽しもうと次の予定を検討する。日は大分暮れていて人も徐々に増えて来たように思う。ある程度空腹が満たされれば次は先程と話した遊戯、その代表である射的の名前をあげてみる。毎年の名物らしく確か会場の中央付近で開催されているはずだ。そんな提案をしながらも目線は近い距離の相手をちらりと見る。さっきよりも一歩近い距離は以前の抱き締めた時のような熱を思い出させた。外ではあるけど相棒に触れたいと欲が疼いた。少し悩んだ後に相棒の顔の赤さに勇気持てば恐る恐る相手の手の甲に自分の甲を触れてみて反応伺い)
224:
探偵 [×]
2022-08-28 08:30:48
……そう、か。お前も同じ事考えてて安心したぜ。そうだな一旦飯は置いといて____人も多いし、はぐれないようにしとくか。
(まさか相棒が初めて会う情報屋とこんな展開になるとは思わなかったが、引き合わせという点では大成功だ。その一点に関しては。代わりに今後会うたび何を聞かれるかは想像に難くない。ため息が出そうになるが、その前に相棒から笑みと感謝の言葉がやってきて、明確に心臓が跳ねた。口にはしていないが、さっきの発言は花火のジンクス込みのものだ。それが分からないくらい相棒は馬鹿ではないだろう。だが相棒はそれも含めて嬉しいと言ってくれた、いやでも期待が膨らむ。相棒に好きの意味もそんな関係を持つことの意味も伝えたつもりだ、それでもなお『結ばれて』いいと言うのなら……心臓が激しく脈打って頭の中でうるさく響いていた。日が落ちて露店の明かりで照らされた相手の顔が妙に輝いて見えるなか、次の目的地が決まる。腹にものが入ってコンディションはいい。相手に賛同していると、互いの手の甲同士があたる。最初それがたまたま当たったのかどうか分からなかったが、相棒が一瞬目線を向けたのを見ると、自らの意志を持ってそこを当てているのを理解する。うるさかった心音がさらにうるさくなった。日は落ちて人混みのなかだが、触れ合っている手にばかり意識が向く。そして、一度触れ合ったここが離れてほしくないと強く願う自分がいた。今日はずっと調子がおかしい、気取った自分でいられない。しかし今はそれでもいいように思えた。この会場の中、今こちらを見つめているのは大切な相棒だけなのだから。触れ合った手が離れないよう滑らせながら位置を変えると、その手を強く握る。結局言い訳を添えながらになってしまったが、離したくないその手をしっかり握りながら会場の中心地に向かい歩きだして)
225:
検索 [×]
2022-08-28 11:03:13
きみとは相棒だからね、考えていることも一緒さ。…ん、この人混みではぼくは場所が分からないからちゃんと案内頼んだよ
(この人は自分の相棒なのだと特別な繋がりを誰かにアピール出来た優越感。そしてジンクスを含めて尚一緒に居たいと言ってくれた嬉しさ。そんなものが全身を満たしていて夏の外気温以上に熱を帯びている。一緒に夏祭りを回りたい、思い出を作りたい、初めて見る相手の表情が見たい、一緒に花火が見たい、そして…。そんな尽きることの無い欲が溢れる。今はドライバーをつけていないから意識は繋がってないが、少しでも自分の気持ちが伝わって願わくば相棒にも同じ想いを持っていて欲しいと言葉を紡いだ。だがそれだけでは物足りなくてそっと相手の手に触れた。少しだけでも触れ合っていたい。そんな想いが通じたのか触れた手は離れず寧ろ包み込まれるように握られる。接してる部分が熱い。本当にはぐれない為なら浴衣を掴んでおくなりずっと相手を見ておくなり他にも方法はあるだろう。だけどわざわざ手を繋ぐことを選んだ意味が分からないほど今は無知ではない。周りも大分賑やかであるのにうるさい心臓の音と相棒の声だけやけにハッキリ聞こえる。存在を確かめるようにぎゅっと握り返す。本当は代表的な露店の位置も地図も予習済だったが今は分からないと嘘をついて引かれるまま人混みの中相棒の隣を歩いていき)
226:
探偵 [×]
2022-08-28 14:54:33
相棒だから……そうだな。任せとけ、なんたって風.都.は俺の庭だからな。___あそこだな。
(今二人の手は繋がっている。今までの偶発的なものや無意識のもの、それらとは違って明確に二人の意思で互いに触れ合っている。繋がっていた手が強く握り返されてまたドクンと心臓が鳴ったのが分かった。相棒だからきっと考えていることは同じ、その意味を互いにわかった上で頷く。だが同時にまだ足りないと、そんな気持ちが湧き上がってきた。相手は唯一無二で大切な相棒だ、誰かに隣を譲りたくないと叫んでしまうほどに、自分のものだと言いたくなるほどに。だがそれだけではもう我慢が効かなくなっている自分がいた。ずっと言い訳を繰り返して踏みとどまっていた体が、もう駆け出しそうなほどの衝動に駆られている。ずっとこうやって触れ合っていたいという願いが胸に溢れていた。そんな願いの現れか、手を繋ぎ歩く歩調はいつもよりもゆっくりで、露店の灯りに照らされた道を真っ直ぐと歩いていく。射的は楽しみだがそこにつけば手を離さなくてはならない。たっぷりと時間をかけて、手を繋いだまま店の間を歩いていくと、やがて目的地を見つけて声をかけ)
227:
検索 [×]
2022-08-28 16:30:45
アレか、なかなか本格的な佇まいだね。銃で景品を撃ち落とす、本に書いてあった通りだ。…ト.リ.ガーマグ.ナ.ム.と似たような感じなのかな
(行き交う人の目線は店や共に来ている人に向けられ、繋いだこの手には注がれていない。自分と相棒の2人だけがこの繋がりを知っている。体温を共有するように繋がれた手は熱くて、だが心地よくてこのまま離れたくないとも感じていた。歩くスピードもいつもよりゆっくりだ。それに気付いたものの指摘するほど野暮でもなく一歩一歩この幸せな時間を噛み締めるように歩いていた。声をかけられるとそちらに目線を向ける。どうやら目的地についてしまったようだ。一夜限りにも関わらず毎年の名物とだけあって立派な屋台だ。スペースも広く子供から大人まで幅広い年齢層の客が射的を楽しんでいてそこらから発砲音や歓声があがる。ライフルに似た形状の銃と弾であるコルク蓋、そして壁の方には玩具やお菓子、ぬいぐるみから始まり、より小さな的には旅行券やレジャー施設への入場券など豪華な景品の名が並んでいる。銃の扱いでいえば戦闘での経験はあるが射的で通用するかは微妙だ。どうやったら上手くいくのかと興味深そうに他の人がやっている動作を観察する。すっかりやる気ではあるが実際に射的をする為には今繋いでいる手を離さなければならない。遊ぶためには当然と思う反面寂しいと思う自分がいる。自分の思い通り手を繋げたのに随分とわがままになってしまったみたいだ。最後に一際強く相手の手を握ると名残惜しそうに離していき)
228:
探偵 [×]
2022-08-28 17:44:46
確かに祭りの目玉のひとつだから気合入ってんなぁ。ほぉ、旅行券か。狙いはアレだな……ト.リ.ガ.ー.マ.グ.ナ.ム.は片手で撃つけどあれは基本両手だな。片手で安定させてもう片方でトリガーを引きゃいい。ま、距離を稼いで威力を高めるなら片手で撃つのが一番だけどな。
(ゆっくりと歩いていたつもりだがもう目的地へ到達してしまったようだ。相棒との手が最後にまた強く握られて、ゆっくりと解けていく。肌が離れていくのは名残惜しかったが、手には僅かにまだ繋いでいたときの熱が残っていて、それが次の約束のように思えた。それを掴むように一度手を握ったあとに射的屋の方に目を向ける。毎年盛況なのは知っていたがその景品が何かは知らず、その豪華ぶりに思わず感嘆の声が漏れる。よりどりみどりの景品だが中でも目を引いたのは一番小さな的、ペア旅行券だ。これまでいつ依頼人が来てもいいようにと探偵事務所を空けたことはなかったが、今や所長様がいる。一泊二日くらいなら相棒と何処かへ出かけるのも悪くないかもしれない。何よりその間誰にも邪魔されず相棒とふたりきりになれる、それは今一番欲しい時間かもしれない。狙いを定めていると、隣から呟きが聞こえてくる。大きく銃というカテゴリで言えば扱いは同じだがそれぞれの種類で構えかたも異なる。ちょうど二人分のスペースが空いたので、店員に二人分の代金を払って銃を構えて見せた。安定して弾を打ち出したいのなら両手で抱えるのが一番、脇を締めて構えてみせる。だが銃を引き寄せて打つため飛距離が伸びてしまうのだ。威力を重視するなら片手で銃を持ち、腕を思いっきり伸ばしてなるべく景品までの距離を縮めるほうがいい。こちらも構えを見せると、ちょうどそのタイミングでコルクが運ばれてきて「好きな方で撃ちゃいい」と最後にアドバイスすると銃にコルク弾を詰めて)
229:
検索 [×]
2022-08-28 19:52:59
一番難易度の高いやつを狙う気かい? ぼくは…アレにしておこう。 なるほど、初めてだし安定した撃ち方の方が良いかな。とりあえずやってみてコツを掴むとしよう
(相棒の視線の先には旅行券の小さな的。景品のラインナップを見るにこれが一番値段の高いものでありこの店の言わば華であろう。ともあればそれだけ店としても一番取られたくない景品であり、的の小ささからその難易度が伺える。真っ先に一番難しい物を狙うことに思わず口を挟むが何とも相棒らしい選択だ。それにもし旅行券を取る事が出来たなら一緒に旅行に行けるかもしれない。たまには相棒も他の場所に旅行しに行くのも悪くないし、それに同行できるなら楽しそうだ。そう思えば止める理由もなく応援することにして。一方自分は難しい物を狙うよりも確実に景品をゲットしたい派だ。そう思って景品を探していれば一番上の段にふ.う.と.く.んを模したクリップを見つけた。相棒が好きだと言っていたキャラクターだ。直ぐにそれに狙いを決めれば相棒に構え方とアドバイスを貰う。安定性を選ぶか勢いを選ぶか。どちらも悩ましいが他の客を見る限り前者の構え方の人が多い。ひとまずはメジャーなも撃ち方をしようと見様見真似でコルク弾を詰めた銃を構える。まずは一発目、しっかり狙いを決めて撃ったつもりが大きく右に外れた。自分が思っているよりも利き手の方にぶれてしまうようだ。今度はそれも踏まえて少し左側に照準を定めて2発目を打つが狙いに合わせるのに集中しすぎて銃をしっかり支えられず反動で上に逸れてしまった。思ったよりも難しい扱いに「…今ほどル.ナ.メモ.リを使いたいと思った時はないよ」と思わず呟いて)
230:
探偵 [×]
2022-08-29 00:17:38
こういうのは難しいの狙わなきゃ意味ねぇだろ?…あれつけたら余計目立つようになりそうだな。ま、ト.リ.ガ.ー.メ.モ.リ.持ちの実力、みせてやるぜ!
(銃の先端に面がまっすぐになるようコルク弾を込める。こういうのはここから勝負が始まっているのだ。相棒はどうやらクリップに目をつけたようだが、あのふ.う.と.く.んは遠くからでも目立ちそうだ。ただでさえクリップで髪を留めるという奇抜なことをしているのに、これはどこを歩いても注目の的になるだろう。まぁこの街の象徴たるマスコットをつけて目立つことはあっても嫌な顔をされることはないだろうからそれはそれで良いのだが。相棒はさっそく2発外していて「んなもん使ったらズルだろ」なんて呟きに返事をしておいた。メモリを使うのは罪を数えさせる時だけ、だがそのメモリを使う腕は自分のものだ。威力重視で左手一本で銃を持つと頂にある小さな的に向かって構える。安っぽいトリガーをまっすぐ引くとコルク弾はまっすぐと的へ飛んでいき、的の中央へ当たる。しかし店側もそう簡単に旅行券なんていう高額品を渡す気はないらしい。的になってる箱には重しが入っているらしく、弾が中央に当たっても箱が少し揺れるだけでビクともしなかった。見かけ以上に重さがあるそれに思わず片眉がピクリと動く。こんなの詐欺じゃねぇかと叫びたい気持ちをなんとか抑えつつ「ト.リ.ガ.ー.メ.モ.リが使えりゃ……」と先ほどの相棒と同じようなことを口にしていた。続けて撃った数発も的にあたりはするのだが少々後ろに下がるだけで大きく動く気配がなく、気がつけば残りのコルク弾は3発。苦々しい顔をしつつ次の弾を込めて)
231:
検索 [×]
2022-08-29 01:00:55
2個セットのようだからきみもお揃いにしようか。ぼくも負けていられないね、…、やった! 良いお土産が出来た。
(目標のクリップは2個セットだ。今日の思い出と相棒の書類整理に使う用に狙っていたが確かにいつものように髪を留めるにも使えそうな形状だ。どうせなら1個ずつお互いの髪につけたらと妙案が浮かんだ。ハードボイルドを自称する相棒の髪にあの奇抜なクリップがついていることを想像しただけで面白くて案を出すだけでつい口元が弛む。是非ともその姿を現実で見てみたいと別方向のやる気が宿った。2発外している自分とは違って相手の弾は中央部に命中している、流石といったところだ。相棒として負けていられないと意気込めば普段の戦闘の経験と先程の2発から行動の最適化を図る。再び弾を詰めて一呼吸、しっかりと銃を安定させてから景品の左上部を狙うように撃てばその衝撃で景品は後ろに倒れた。無事景品が獲得出来たと無邪気にはしゃいで喜びを示す。店の人から景品を受け取ると自分の成果だとキラキラした瞳でふ.う.と.く.んのクリップを見ていた。一方でと目線を移せば相手の方はどれも的に当たっている音はするが的自体が重いのか微妙に後ろに動くだけで落ちる気配はない。客引きの景品である為か相当落とされたくないらしい。ついには自分と似たような事を言うのだから思わず笑ってしまった。だがこのままではあの景品は落とすことが出来ない。自分の所にも残り4発、それらを相棒のコルク弾のところに持っていき一緒にしてしまえば「重いのならもっと威力が必要だ。ここからは共同戦線といこう」と悪戯っぽく笑いながら話を持ちかける。そのまま自らの銃に弾を詰めれば同じ持ち方で相棒の狙う的に照準を合わせ)
232:
探偵 [×]
2022-08-29 09:12:38
んなもんつけたらハードボイルド度合いが下がるだろ!デスクに置くので勘弁してくれ。…なるほど、いい提案だなフィリップ。俺達は二人で一人だ、二人でならやれる。
(こちらが重し入りの的に四苦八苦している間に相棒は見事景品をゲットしたようだ。こういう遊びさえろくに知らない相手にとって景品獲得は相当嬉しかったようで、子供みたいにはしゃぐその姿にこちらまで幸せを感じる。だがあんな可愛らしいクリップを身につけるのだけは勘弁だ。おやっさんから譲り受けたハットが泣いてしまうだろう。相棒が景品をゲットした以上自分も獲得しなければなんとなく負けた気がして収まりがつかない。だが今更景品をより獲得しやすいものに変えるのもハードボイルドから反していて、引くに引けない状態だ。残りの弾でどうしようかと悩んでいたところに相棒が隣にやってくる。そして銃を構えたのを見れば驚き目を丸くした。だがそれもすぐに笑みに変わる。そうだった、これまでも一人で乗り越えられないことは二人で一緒に乗り越えてきた。ただの協力ではない、それこそ一心同体で。それなら今回だって同じ、やることは調査でも戦闘でも変わらない。同じく銃を構える。重しが入っているなら箱の真ん中を狙っても意味がない。「描かれてる的の上が狙い目だ」一番重しが効かない場所を二人同時に当てることができれば、必ず的は倒れる。「いくぜ。3…2…1…いまだ!」カウントと共にトリガーを引けばコルク弾は真っ直ぐ的の上辺へと飛んでいき)
233:
検索 [×]
2022-08-29 09:50:45
今はそれで勘弁しておくよ。 ああ、二人なら息を合わせることだって出来る。ぼくは右上を狙うからきみは左上を狙ってくれ。
(予想通りお揃いの案は却下されてしまったがやり方なら幾らでもある。昼寝をしている時にでもこっそり髪につければ少しの間はその様子が見られるはずだ。そんな悪巧みを考えながらも納得したようなフリをして引き下がり。今のでこの銃の扱いは大体掴んだつもりだ。こちらの提案の意図に気付いたのか相棒が笑う。今は変身していないがやる事は一緒。ターゲットに向かって弾を放つことだ。不敵な笑みを浮かべながらもお互いを鼓舞する。的の形状からおそらく下部に重しが入っていて落とされないようにしてある。ならば相棒の言う通り上部に勢い良く弾を当てバランスを崩させるのが最適解だ。その為には2つの弾を箱の上部の左右それぞれに同時に当てる必要がある。赤の他人ならば不可能に近い芸当だろう。だが自分たちは二人で一人。誰よりもお互いのことを知り、心も体も重ねてきたのだ。狙う所の指示を出せば銃を構え直す。狙うは右上の狭い範囲。集中すれば相棒の狙う位置も息づかいもわかるようだ。掛け声と共にほぼ同時に自らもトリガーを引く。放たれた弾は適格に箱の上部に同時に当たり、音を立てて的は後ろに倒れた。その光景に「倒れた…」と達成感に小さく呟くと同時に周りからは歓声があがり)
234:
探偵 [×]
2022-08-29 12:21:57
あぁ、任せとけ!…__よっしゃあ!やったなフィリップ!
(銃を構えると相棒の助言が入って、さらに弾道は最適化された。二人の呼吸と動作、全てが重なって2つの弾が同時に発射される。綺麗に横並びになったコルク弾はそれぞれの狙い通り箱の右上と左上へ。威力の増した2つで1つの一撃は重し入りの的を押し切って、的はなすすべなく音を立てて倒れた。最初はただ倒れた的を呆気にとられてみていたが、周囲から歓声があがってようやくあの高難易度の的を倒したのだと実感する。そうなると達成感やら喜びやらが押さえきれなくて、ハードボイルドなんて言葉を忘れて思いっきりガッツポーズをしていた。思わず隣にいた相棒に抱きつく。やはり自分たちは二人で一人だ、二人ならば誰よりも心を合わせ、困難も乗り越えられる。二人同時に当てられるはずがないと高を括っていた店員もしばらく呆然と倒れた的を見ていたが、周囲の空気にも押され渋々ペア旅行券をこちらに差し出した。簡素な封筒に入れられたものだが、間違いなく二人で勝ち取った特大の景品だ。相手に抱きついたまま「これで一緒にどっかいこうぜ!」と早々に二人旅行の約束を立てていて)
235:
検索 [×]
2022-08-29 13:08:44
ナイスコンビネーションだ、翔太郎。ふふ、ぼく達が力を合わせれば横に出るものは居ないね。ああ、また一つ楽しみな予定が出来た。近々アキちゃんにお休みを貰おう
(2人ならば出来ると当然思っていたが実際に達成するとその喜びはひとしおだ。周りの歓声と隣でガッツポーズをする相棒を見れば二人で成し遂げたのだと実感が湧いて喜びを分かち合うように声をかける。それだけに収まらず感情が昂ったのかこちらに抱きついてきた。普段ならばハードボイルドだからと公然の面前ではしないであろう行動に少し驚いたがそれだけ嬉しかったのが伺える。先程手を繋いだ時の熱をまた思い出してしまったが、今はそれよりも無邪気に嬉しがる相棒の方が印象が強く自分からも軽く抱き締め返すとお互いを称え合う。この盛り上がりや店員の反応を見る限りこの旅行券の的が倒されることは滅多にないのだろう。だとすればこれをゲットした自分達は風.都.1と言っても過言では無い。渋々と言った感じで渡された薄い封筒。二人で勝ち取ったコンビの証だ。そして相棒と過ごす新たな予定を約束するものでもある。二人旅行にも前向きなな様子で所長に余暇の申請を弾む声で提案して)
236:
探偵 [×]
2022-08-29 17:15:10
だな。お前は最高の相棒だよ、フィリップ。あいつが来てから俺たちずっと働きづめだし、週末旅行くらい貰わないとな。どこ行くか決めねぇと。
(こんなに無邪気に喜んだのは久しぶりかもしれない。相棒からも抱き返され、誰しも敵わない二人の関係を満喫していた。ひとしきり拍手を貰った後、ずっと店の前にいては邪魔だろうとその場を移動する。その時旅行券を手に入れ舞い上がっていたせいか、特に確認やら意識やらせずに相手の手を取り歩き始めていた。未だ興奮が冷めやらないのか、いつもより上機嫌に声色も上向きのまま足を進める。二人で旅行に行くなんて言えば所長様の「私聞いてない!」の怒号が飛んできそうだがそんなもの知ったこっちゃない。これは二人で獲得した旅行だ、自分たち二人で行くのが道理だろう。ペア旅行券はいくつかのコースから選べるらしく、行き先はまた相談して決めたほうがよさそうだ。夏祭りの中心地で人混みの中進んでいく。その手は未だ相棒と繋がったままで、さもこれが当然だと言わんばかりだ。夏祭りに二人で最高の思い出を作って次の約束まで取り付けた。これ以上ない結果を噛み締めながら「次は綿あめでもいっとくか!」と手を繋ぐ相手の方に笑顔向けて)
237:
検索 [×]
2022-08-29 19:15:17
たまには探偵業をお休みしても悪くないはずだ、お土産を買って来るってことで何とか交渉しよう。そこの辺は帰ってからの作戦会議だね。 …そんなに嬉しかったかい?
(相棒の顔からは笑顔が絶えない。さすがに店前に居座るのも邪魔だろうと思ってきた所で相棒が自分の手を取って歩き始めた。一番の盛り上がりは過ぎたにしろまだ注目された状態で手を繋いだまま去れば幾つかの視線もついてくる。だが相棒はそれに気付いていないようだし、自分も二人の繋がりを周りにアピール出来るのは悪くない。真っ直ぐに褒められるのも胸があったかくなるほど嬉しくて、そのまま手を握り返しては相棒の隣を歩くことにした。相棒の言葉に乗っかって休暇を摂るための作戦を立てる。所長もなんだかんだ優しいからお土産を条件に許してくれそうだと予想を口にして。どちらしろ行き先などは今検討するよりも事務所に帰ってからの方が良さそうだ。相棒とならば何処に行くのか相談する時間さえも楽しいものになるだろう。2人の手は繋がれたまま人混みの中を突っ切っていく。その道中こちらに心底嬉しそうに向けられた笑みにぎゅうと心臓を鷲掴みされた。誰よりも大切な相棒が無邪気に笑っている。それだけで愛おしくてなんと表現したら良いか分からない感情が溢れてしまいそうになる。これが以前相棒が言っていた【好き】なのだと理屈ではなく心が訴えていた。提案に頷き綿飴の店を探そうと歩き続けるが本音はそれどころじゃない。難題を達成したのも次の予定が出来たのも自分だってとても嬉しい。だがそれ以上な様子で興奮して浮かれた姿を見せる相棒に疑問投げかけて)
238:
探偵 [×]
2022-08-29 21:40:04
それ、高い土産要求されそうだな……そりゃお前、夏祭り来て、一緒に遊んで、旅行券もゲットして、これから花火まで見るんだから嬉しくない、わけ、が…………嬉しくないわけが、ないだろ。
(旅行に行くから留守を頼むとなると土産を請求されるのは至極自然な流れだ。問題はあの所長様が一筋縄ではいかないこと。私を満足させるものをだとか、とにかく高いものだとか厄介な土産を要求されるのがありありと想像できる。もちろん礼儀として土産は買うが、旅のプランに影響が出ないことを願うばかりだ。綿あめの屋台は射的屋から少し行った場所にあったはずだ。目的地へまっすぐ歩いていると相棒から問いかけが飛んでくる。未だ旅行券を獲得した事実に浮かれた頭は、それに対して当然だと子供っぽく笑いながら答える。指折りしながら自分の『嬉しいこと』を数えていけば、今こんなにも幸せなのかと改めて実感するようだった。そうしながら相手の方を振り返る。そこには当然相棒がいて、そしてその相棒とは手を繋いでいた。そこでようやく自分が無意識のうちに手を繋いでいたことを自覚するとゆっくりと口の動きが止まっていく。正直いつから手を繋いでいたか分からない。浮かれすぎて自分のことが全く見えない状態になっていた。射的の結果に全力で喜ぶなんてハードボイルドを通り越してただの子供だろう。みるみる自分のしている事を認識して恥ずかしくなっていく。だがここで言葉を止めるなんて今更できやしない。せめて馬鹿みたいに笑っていたのを誤魔化そうと口元の前に手の甲をやってそこを隠した。しかし顔はすでに真っ赤に染まっていて心境をごまかせる段階ではなく、目を泳がせながらも途切れた言葉を最後まで言い切って)
239:
検索 [×]
2022-08-29 22:25:33
…そっか、…そうだね。 ぼくも、夏祭りでこうやって過ごすのも一緒に景品を獲得したことも嬉しい。だがそれ以上にきみが無邪気に笑って楽しそうにしてる姿を見てるほうがぼくは嬉しいし好きみたいだ。…だから今日はちょっとだけ、ありのままの翔太郎で居てくれないかい?
(当然のことだとばかりに挙げられていく中身は全部自分に関することばかりだ。それも本当に幸せそうに言うものだから目は相棒に奪われたままだ。全身の血が沸き立っていてもおかしくない程身体が熱い。振り返った相棒と目が合って少ししてようやく今の手を繋いでいる状況に気付いたのだろう。饒舌だった口は少しずつペースが落ち代わりにみるみる顔が赤くなっていく。行ったことに気付かないくらい浮かれる原因が自分にあること、そして無自覚の行動が手を繋ぐことであったこと。その事実がまた自分の心を掻き乱す。そんな状況でも誤魔化さずに言い切ってくれた相棒にこちらまで顔を赤くしながら相槌を打つ。ぐるぐると頭の中を色んな情報を駆け抜けていて二言目は自分の考えを落ち着かせる為の相槌だった。目は合わないのは百も承知で相棒を見つめる。相手の嬉しい事は自分も嬉しい。だがそれ以上にその時に見せてくれた相棒の笑顔の方がずっと魅力的で出来ることならずっと笑って欲しいとは思う。自分の落ち着かない気持ちを何とか言語化するように一言一言言葉を紡ぐ。そして口元を隠してしまったもう片方の手首を掴み優しく退けようとしながらもまた先程のありのままの表情が見たいとお願いして)
240:
探偵 [×]
2022-08-30 09:22:09
っ、フィリップ…………お前が、こんな……俺でいいなら、……こんな、ガキでいいなら…今日は、このままでいる
(相棒の言葉で初めて、というより生まれて初めて、心臓がはち切れる程に脈打ったのが分かった。自分の体から音でも鳴ったんじゃないかと錯覚するほどの衝撃。こういうのを心を鷲掴みにされたとか、心を射抜かれたとかいうに違いない。心臓が激しく脈打つ、先程手を繋いで歩いていた時よりもっと激しく、体が熱い。おやっさんが居なくなってからずっと背伸びをして、それでも足りていない自覚はあった。元が不良学生の自分では常に背伸びくらいしなければあの事務所を引き継ぐことが出来ないと思っていた。それを苦痛に思ったことなんてなく、むしろ背伸びが板についているとさえ思っていた。だが今自分はそんな背伸びも忘れて確かに地に足をつけていて、何も考えずただ笑っている。そんなありのままで良いと言われたのが自分の全てを受け入れられた気がして、そしてその言葉が何より信頼を置く相棒の口から出て、たまらなく嬉しかった。ずっと背伸びをしたせいでどこか子供扱いしていた相棒と初めて同じ目線に立った気がする。そして今明確に心を奪われたと思った。口元を隠していた手が取り除かれる。すべてを曝け出した状態でこちらを見る相棒と目を合わせようとするが数秒ともたずにそらしてしまう。目が合うだけで感情が溢れてどうにもならないのだ。数秒目をあわせ、またそらしてを繰り返しながらなんとか言葉を紡いで返事をし)
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