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相乗りで何処までも 【 〆 】/5845


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自分のトピックを作る
2061: 探偵 [×]
2023-04-12 07:50:37


功績……それでも俺は、鳴.海.探.偵.事.務.所を頼ってくれたあの人を救いたかった………それにきっとおやっさんなら、依頼人が失望した顔でこっちみることなんてなかった…
(相手が長いため息をつくと、その後に君が悪いなんて言葉がくるのかと思って息がつまる。だが相手から出てきた言葉はそれとは正反対の内容だ。今回の選択が最悪ではなく良好な選択だった可能性、悪手を取ってしまったと思う思考では最初こそ素直に受け入れられなかったが、頭を撫でられると僅かに思い詰めた顔は緩んでこれが自分にできた精一杯だったのかもしれないと相手の言葉を繰り返す。自分を受け止めてくれるように撫でられる手は心地好い、だがその分胸に詰まっていた心境が流れ出てきてしまう。完璧な正解を選べなくてもあの依頼人と笑顔で別れる結末にしたかったと、ある意味で傲慢な願いを口にした。できない事を望むその根底には、もう会えない憧れの探偵の背中がある。依頼人との別れ際に向けられた青白い顔が蘇ってくると強く目を瞑って、ここに本来座るはずの探偵のことを思い出していて)


2062: 検索 [×]
2023-04-12 08:29:46

…翔太郎。 君は鳴.海.荘.吉とは違う。 彼ならもっとスマートに依頼を遂行出来たかもしれない。…だが、左.翔.太.郎だからこそ出来た事もあるはずだよ。
(一瞬だけ相手の固い表情が緩むがそれも直ぐに戻る。そして口から零れたのは相棒の尊敬する人の名前だ。相手の全ての根底にいる人物で探偵としても人間としても背中を追いかけ続ける人。彼とその彼を失ったあの夜のことはいつまでも相手の生傷であり、安易に触れることが躊躇われる部分だ。彼を思ってか強く目を瞑る相手に胸が握られる気がしながらも名前を呼ぶ。前ならばこれ以上の声掛けは無駄だと離れたかもしれない。だが、今はこれ以上に伝えたいことがあって小さく息を吐いた後に口を開いた。彼ならもっと冷静にやるべき事をこなして今回の件も早めに解決出来たかもしれない。相手の言う通りメモリを使わせる前に終わらせられた可能性もある。だが、相手のやり方が間違いという訳でもないはずだ。結果だけではなく過程の部分で相棒の甘さにに救われた依頼人を何度も見てきた。フルネームを呼び、幾らか柔らかい声で相棒にその事を告げる。自分の相棒は目の前の相手であって鳴.海.荘.吉ではない。言うべきことさえ伝えられれば「コーヒーでもいれてこようか。以前依頼人から貰ったお菓子があったはずだ」と簡易キッチンへ向かおうとして)

2063: 探偵 [×]
2023-04-12 11:52:56


俺だからこそ、出来た事。半人前な事しか俺にはできねぇよ……あぁ頼む。……早く似合う男にならねぇと
(強く目を瞑り閉塞的な空間へ引きずり込まれる感覚に苛まれた所で、相手が自分の名前を呼ぶ声が聞こえて意識を取り戻したように目を開け相手の方を見た。おやっさんがこの依頼をどうこなしたかなんて想像することしか出来ない。だが自分にしかできない事があると言われるとその言葉を噛み砕いて飲み込むようにまた繰り返して口にした。おやっさんにできなくて自分にしかできない事、それを聞いて思いつくのはおやっさんに近づこうと足掻くあれこれでしかなくて小さく弱々しくそれを呟く事しかできなかった。コーヒーをいれてくれるという相手を見送り、デスク前に置かれた背の高いテーブルへと移動する。その時に目に入ったのはあの夜に託された探偵の魂たるハット達だ。被るのを認められる前に似合うようになれと託されたハット、今あれを被り街へと繰り出しているが今回の事を思えばまだおやっさんに認められる程似合う男には慣れていないのだろう。しばらく金具に掛けられ並んだハットをぼんやりと見つめていて)


2064: 検索 [×]
2023-04-12 12:52:01

_おまたせ。これでも飲んで落ち着くといい。
(名前を呼べば相手の目線がこちらを向き同じ言葉を繰り返す。続く言葉は弱々しいものだが伝えたいことがちゃんと伝わっているのなら十分だ。考え込むような相手を置いて簡易キッチンへと向かう。以前コーヒーについて検索した時にその香りとカフェインにはリラックス効果があるといった記述があったことを思い出す。ならばより香りを引き出す入れ方をしようと荒く挽いた豆を使い、いつもより高い温度のお湯を使って抽出を行えば事務所内に豊かな香りが漂い始める。二つのカップにコーヒーを移し、以前の依頼人に御礼として貰ったクッキーを皿に盛るとお盆に載せて相手の元に向かう。相手のぼんやりとした視線の先を追えば彼から託された大事なハットがある。その眺める様を邪魔するように視界に入れば淹れてきたコーヒーとクッキーを相手の前のテーブルに置いていきながらも軽く声をかけた。自分の分まで配膳を終えるとお盆をキッチンに戻してから相手と向かい合うような形になるようにスツールに腰掛ける。まだ色々と伝えたいことはあるが落ち込んでる相手に寄り添うように口を噤むと淹れたコーヒーを味わって)

2065: 探偵 [×]
2023-04-12 18:54:46


あ、……ありがとよ。____あったかいな。…このクッキー、前にぬいぐるみを見つけた子の親御さんから貰ったやつか?
(ハットを見つめているとあの日の夜に見たおやっさんの最期の顔と先程見た依頼人の失望の顔が交互に浮かんでくる。また思考が依頼人の笑顔を取り戻せなかった事実に囚われそうになった瞬間に視界に相手が入って来て思わず声が出た。再度意識を取り戻したように相手の方をみて目の前にコーヒーとクッキーが置かれるとようやく周囲に芳醇な香りが漂っていることに気がつく。向かい合うように座った相手に礼を言ってからコーヒーを手に取り一口飲む。まだ淹れられるようになって日が浅い自分よりも相手の淹れるコーヒーの方が美味い。今日のはいつもよりコーヒーの香りが鼻を擽り喉を通る時も暖かく、ほっと安心するような出来に思わず言葉を零すよう呟く。ゆっくりと喉を下っていくコーヒーが堂々巡りに陥って固まる思考を溶かしてくれるようだ。ふと簡易キッチンの方に目をむければクッキーが入っていたであろう缶を見つけてこれの送り主の事を思い出す。ぬいぐるみを失くしたと泣きながら事務所に駆け込んできた女の子を宥めながら一日がかりでぬいぐるみを見つけだしたのを思い出しながらクッキーを指さして)


2066: 検索 [×]
2023-04-12 19:40:52

ああ、大切な宝物を一緒に探してくれたお兄ちゃんにとあの女の子が母親と選んでくれた物らしいよ。 よっぽど思い出深いぬいぐるみだったのだろうね。
(香り高くコーヒーを淹れたのは正解だったようで沈んでいた相手の硬い表情が少しだけ解れる。ずっと思い詰めているよりも暖かな物を摂取した方が気持ちも落ち着いて冷静に考えを巡らすことが出来ることだろう。コーヒーのお供にと出したクッキーであったが簡易キッチンの缶へと相手が視線を向ければ直ぐに送り主が分かったようだ。少し前、ぬいぐるみを無くしたという女の子が事務所を訪れた。自分と所長は他の依頼に追われていたのもあって結局は丸一日かけて相棒が風.都.中を探し回り見つけ出したのだ。一日がかりになったにも関わらずぬいぐるみと再会した女の子の浮かべる眩い笑顔こそがお代だとキザなことを言いながら依頼料を受け取らず、後日せめてもの御礼だと女の子とその親からこのクッキーを受け取ったのは記憶に新しい。このクッキーを選んだ経緯を説明しながらも一つを手にして齧ってみれば口内でほろりと崩れてバターの風味豊かな味が広がる。コーヒーにピッタリな味だろう。相棒がぬいぐるみを見つけ出した時の女の子の満面な笑みと何度もお礼を言う姿を思い出せば軽く笑みを浮かべながら感想口にして)


2067: 探偵 [×]
2023-04-12 20:34:05


あのぬいぐるみ、誕生日プレゼントで貰った大切なもんだってあの子は言ってた。時間はかかっちまったけどぬいぐるみをあの子に渡した時に最高の笑顔を見せてくれたんだよな。……あの子が選んでくれたのか
(クッキーがこの事務所にやってきた経緯を聞きながら目線を目の前のそれらへと向ける。泣きじゃくる彼女を落ち着かせるのに時間を要し、そこからぬいぐるみを失くしたという公園にある茂みや木の上や近場交番まで出向いて一大捜索になった。結局は道中にあった小さな社の中に親切な誰かが雨に濡れないようにと置いてくれていたのを見つけて無事女の子にぬいぐるみを返すことになったが、その時の笑顔ときたら一日歩き回った疲れを軽く吹き飛ばすもので泣いていた彼女を笑顔に出来て心底良かったと思ったものだ。その彼女が選んでくれたものだと思えば自然とあの時の笑顔が脳内に浮かぶ。そこに悲愴はない、ただただ純粋に明るい顔だ。クッキーをひとつ手に取り口に入れれば柔らかな甘みが口に広がる。続けてコーヒーも一口飲めば何故だが先程とは違う味がして「優しい味だな」とそれら二つの感想を呟けばその顔には自然と小さく笑みが浮かんでいて)


2068: 検索 [×]
2023-04-12 21:37:43

そうだね、彼女の感謝の気持ちのこもった味がするよ。…そうやって誰かの為に全力で奔走することが出来るのが、君の良い所であり君にしか出来ない事じゃないのかい?
(相手の視線がクッキーに注がれる。相手からの話とこのクッキーを貰った時にしか居合わせていないが腕にぬいぐるみを抱きしめながらも相棒に感謝を伝える彼女の顔は明るい笑みを浮かべていた。見知らぬ子供に丸一日を割いて物を探してくれる大人などそう多くは無いだろう。懐いていた様子からも探し回っていた時の相手の態度や行動は容易に想像がつく。そんな感謝の気持ちのこもったクッキーをコーヒーと共に口にすればようやく相手の口元に小さな笑みが戻ってきた。同意するように頷いてもう一口コーヒーを飲めば今度は相手に目を向ける。困っている人がいれはほっとくことが出来ずに手を差し伸べ、風.都.と街の人の為に全力を尽くす。がむしゃらで時には失敗したりかっこ悪いこともあるだろうが真っ直ぐにこの街に向き合おうとする姿勢は鳴.海.荘.吉には無い相手ならではの美点で尊敬に値する部分だ。自分もその姿勢に救われたことが何度もある。そんな想いが募れば自然と声も柔らかくなり、真っ直ぐと相手を見つめながら相手だから出来たことについて話す。客観的な相手の評価はいつもの口調で述べることは出来たが個人の印象となれば若干照れが混じる。一呼吸置いてから視線を戻し「…少なくとも僕は、そんな真っ直ぐな所も甘い所も魅力的で君にしかない長所だと思ってるよ」と自分の意見を添えて反応を伺い)


2069: 探偵 [×]
2023-04-12 22:22:54


あぁ、確かに。………あの子と一緒に歩き回ってスーツ泥だらけにしてぬいぐるみ見つけてあの笑顔を見るのは、おやっさんにできなくて俺にできる事なのかもしれねぇな……、甘いって言うな。でもまぁお前がそういうなら、今すぐ性格を変える必要は無さそうだな
(クッキーを手に取りもうひとつ口の中へ入れる。感謝に味はないはずだが相手の言う事は十分分かって、口から胸に広がる暖かなものが心を穏やかにしていく。また一口コーヒーを飲んでいた所で目が合ってカップを置くとようやく相手の言葉を正面から真っ直ぐと受け止める。依頼に限らず困っている人を目の前にするとその人を笑顔にする為に足で稼いで一喜一憂して時に笑って時に怒ってしまう。そうやって感情を出しながら捜査をするのは憧れのハードボイルドな探偵からは程遠い姿なのは自覚している。だが実際に助けを求める人を目の前にすれば取り繕うのを忘れて全力で走ってしまうのだ。おやっさんならもっとスマートにぬいぐるみを探し出せたかもしれない。だが今の自分のやり方で挑んだからこそ、きっとあの子は満面の笑みを自分にくれたのだ。それこそが相手の言う自分にしかできない事なのだろう。クッキーとコーヒーと相手の言葉で胸が軽くなっていくのを感じていれば相手は一拍置いてからごく個人的な感情を口にしていて、そのストレートさにまた驚き固まるが、次の瞬間に照れくさそうに破顔した。気になる単語が混じっていてすかさずツッコミをいれるも、何よりも大切な相棒が今の自分を受け入れてくれるというなら今進んでいる道は間違いがないと確信を持って言える。憧れを目指す事は止めない、今回の依頼を完全に解決できた可能性があったことは捨てない。しかしそれでも確かに風の街の人と何よりも相手に愛されているのだと思えれば心にはじわりと温かさが広がって、相手に笑みを向けて「ありがとな」と礼を伝え)


2070: 検索 [×]
2023-04-12 23:47:28

ああ、君がそのスタイルだからこそ救われる人も居るはずだよ。 ハーフボイルドと言った方が良かったかい? …分かってくれたのなら何よりだ、…もう甘やかす必要はなさそうだね。
(再び目が合うが今度の相手はしっかりと耳を傾けようとしてくれている。その状態で話をすれば今度こそ相手の心を揺さぶることが出来たようだ。女の子の件にしてもぬいぐるみを探し出したという結果は同じでも泥臭くても依頼人に寄り添い共に探したからこそ笑顔と信頼に繋がったのだと思う。今回の件だって連日の護衛で好感を持ってくれたからこそより深部に近い倉庫を案内してくれる話になった可能性だってある。完璧では無いかもしれないが相棒の行動で救われる人がいるのだと伝えておきたかった。そして個人的な感情を伝えてみれば一瞬相手の顔が固まるが照れくさそうなものへと変わる。こちらも普段散々揶揄っている部分を褒めるのは照れ臭くつい揶揄うような投げかけで誤魔化す。大きく何かが変化した訳では無い。相棒は鳴.海.荘.吉の背中を追い憧れを目指すだろうし、またいつの日か失敗したことや力不足を嘆く日が来るかもしれない。そんな時は何度でも相手だから出来たことを告げ今日のように寄り添うのが相棒の役目でもあるだろう。すっかり元に戻りつつあり笑顔を浮かべて礼を言う相手に今更ながらストレートに想いをぶつけすぎたと恥ずかしくなってくるとサラリとした態度に務めて言葉を返す。これでも調子が戻らなければ強硬手段としてめいいっぱい甘やかそうとも思っていた事とそれが無くなったことをぽつりと呟いて)

2071: 探偵 [×]
2023-04-13 09:41:50


余計悪くなってんじゃねぇか!……ん、なんだ?まだ甘やかしてくれるつもりだったのかよ。……あーやっぱりダメかもなぁ。このままの俺じゃ実力不足だ
(せっかく素直に褒められたと思ったのにいつもの調子で半熟だとからかわれれば、こちらもようやくいつも通りに声を上げてツッコんだ。おかげで胸につっかえていたものが全て流れ出した気分になって、不本意な言葉に反論したものの顔には笑顔が浮かんでいた。街の人から愛されている証拠たるクッキーと相手の優しく背中を押すようなコーヒーと言葉と、それらのおかげで止まりかけていた足はまた動き出した。だが相手はどこか残念そうに呟きを零している。相手の言い様によればまだこちらを励ます手段を考えていたらしい。前までならばそんなにヤワじゃないと突っぱねていた所だが、恋人に甘える心地良さを知ってしまった身としては隠し球があったと言われてそれを見過ごせなかった。暫し間を開けたあと、顔に手をやると大袈裟にガックリと俯いて弱音を口にする。その口調は全く言葉に伴ってないが、このコーヒーで温まった胸をもっと温かくしてくれるというなら歓迎だ。手にやった指の間からチラリと相手を見ると様子をうかがって)


2072: 検索 [×]
2023-04-13 12:54:25

まあ一応そのパターンも考えてはいたよ、でももう必要なさそうだ。……、仕方ないな。
(揶揄う言葉に鋭く入るツッコミはすっかりいつもの調子を取り戻している。曇りも消え去り笑みを浮かべる姿に安堵しながらもぽつりと独り言のように呟いた言葉を拾われるとばつが悪そうに肯定を返す。相手の調子が元に戻った今、慣れないことをしてまで相手を励まそうとしていたことを認めるのは若干恥ずかしい。誤魔化すようにコーヒーに口をつけ飲み干してしまうと相手の顔色を伺い不要だろうと伝える。それを受けた相手は暫し何かを考えるように動かなくなったかと思えば急に顔を手で覆い俯きながら先程と似たような事を言い出す。突然のことに目を見開き何度か瞬きをするがその声色が平坦にも近い声であればその狙いが推測出来て思わず口元に笑みが零れた。ここはひとつ相手の芝居に乗ることにしよう。弾みそうなのを抑えた声色で呟きを漏らすと椅子から降りて相手の元へと近付く。たっている時の身長は同じくらいだがスツールに座っている相手の頭は少しだけ自分よりも低い。その頭を包み込むように腕を回せばそのまま抱きしめるようにして密着する。以前他人の心臓の音を聞くと安心できると言った趣旨の本を読んだことがある。それを実践しようと相手の耳を胸辺りに寄せゆるゆると髪を撫でながらも「翔太郎」と名前を呼んで)

2073: 探偵 [×]
2023-04-13 18:57:08


とっておきがあるって言われたら見過ごせねぇだろ?……っ、…………フィリップ……あったけぇ……
(相手にはこちらの意図が伝わったようで言葉は呆れのものだがその口調は悪くない感触だ。こちらの傍に近づいて来た相手を見る。少しだけ見上げるような位置に相手の顔があって、かつて子供になってしまった時の背丈と似たようなものだとぼんやり考えていた。こちらをさらに甘やかすためにどんな言葉を用意しているのかと期待の目を向ける、だが相手が考えていた甘やかし方は言葉ではなく行動だった。頭を包み込まれるように抱きしめられれば意表を突かれて思わず体が固まる。だがそのまま相手の方に頭は引き寄せられて耳が胸板に当たれば相手の心音が聞こえてきた。こうやって抱きしめられるのはそれこそ子供になった時と同じで、頭が相手の腕によって暖かい空間に包まれ耳だけでなく頬やこめかみを含めて相手の鼓動を感じれば、固まっていた体は直ぐに解かれて心地良さにゆっくりと柔らかに息を吐いた。こちらも緩く相手の腰に手を回して身を任せる、まるで相手の中にいるように包まれて大切な人の中心にいる気にさえなって、さらに頭も撫でられてしまえば幸せと安心感で胸が充ちて目を閉じながら至福の心地を味わっていた。呼応するように相手の名前を呼びながらその心地良さから無意識に胸板に頭を擦り寄せていて)


2074: 検索 [×]
2023-04-13 20:02:44


…君の全ての物に全力でぶつかって行こうとする姿勢は僕には無いものだ。そして、僕は君のそういった姿勢や行動に何度も救われてきた。君がいなければ嬉しいことも悲しいことも幸せや温もりも知ることが無かったかもしれない。…君は僕の世界で一人だけの頼れる相棒だ。
(相手の頭を腕で包み込んでしまえば一瞬身体が固まるが直ぐに緊張が解けたように息を吐くのが伝わってくる。いつの日か子どもになった相棒にした事と似たような形ではあるが、精神性が同じであればこれで癒すことが出来るだろう。相手からも緩く腰に腕が回ってきて二人の身体がより密着した。胸板に頭を擦り寄せる姿に口元が緩むのを感じながらもそっと口を開く。これから話すのは客観的な理由でも何でもない主観的で個人的な感想だ。相手の頭を抱きしめることで顔を合わせない状態でいれば思っていることを言葉として語りかける。ただ命じられるまま好奇心のままメモリを作り何も知らなかった悪魔に血を通わせ外の世界を教えてくれたのは相棒だ。今思えば酷い言動の数々だっただろう自分を見捨てずに精一杯向き合ってくれたからこそ今の自分はここにいる。それはきっと相手にしか出来なかったことだ。その感謝と相手の長所を伝えようと探偵のトレードマークであるハットを外した相手の頭を優しく撫でて柔らかな声で言葉を紡ぐ。早くなっているであろう心音も明かしながらも自分にとっての最上級の賞賛を贈れば頭にそっとキスを落として)

2075: 探偵 [×]
2023-04-13 22:06:41


…ありがとな、フィリップ……これまで出会ってきた人の中で俺に一番笑顔をくれたのは間違いなくお前だ。お前がいろんなこと知った分、俺は笑顔を貰ってる。___俺にとってもお前は世界でただ一人背中を預けられて俺の全てをさらけ出せる、大切な相棒だ
(相手の温もりに包まれながら静かに紡がれる言葉を聞く。普段ならば照れて聞いていられないような内容だが相手の腕に包まれ心音を聞いて心落ち着いているせいか今日は素直にその言葉を聞くことができる。出会った当初こそただ知的好奇心を満たすだけだった相手は長く共に暮らすうちに感情豊かで今や相棒を慰め甘やかす事までするようになった。最初は相手に対してだいたい怒っていたような気もするが、何時しか笑い合う事が増えてこちらだって今まで感じた事のない感情を経験した。これまでもたくさんの依頼人に会ってきたが相手こそが間違いなく自分が一番笑顔を与えた存在で同時に笑顔をこちらに向けてくれた存在でもある。やはり相手こそが今の自分でも風.都.の街の人々を笑顔にできる証拠そのものなのだ。優しく頭を撫で続けられ夢心地の中、耳をあてる胸板の奥からは相手の早くなった鼓動が聞こえてくる。恥ずかしい故だろうが、そんな感情を抱いてもあんなにたくさんの言葉をくれた事実に胸はいっぱいになって自然と相手に回す腕に力が入って二人の距離を更に近づけていた。頭にキスが降ってくる、擽ったい感触に思わず顔を綻ばせながら顔をあげた。そして同じく胸に宿る最上級の賞賛の言葉を送ると身を乗り出して短いキスを交わして)


2076: 検索 [×]
2023-04-13 23:09:11

…ん。 君を甘やかすつもりが僕まで元気を貰うことになるとはね。 君は君の思うまま行動すればいい、足りない部分は僕が補うし今日みたいに落ち込んでしまった日は側にいて引っ張りあげるのが僕の役目だ。
(つらつらと思いを述べると相手から感謝の言葉が返ってくる。初めこそ鬱陶しいと思っていた相手だが共に過ごし協力し、時にはぶつかり合うことだってあったが今では色々な人と出会ってきた相手が一番笑顔を向けあったと言ってくれる程にもなった。回された腕に力がこもる。愛おしさが溢れて落としたキスに応えるように相手の顔があがり一喜一憂する表情の中でも特段好んでいる笑顔が見えた。そして告げられたのは信頼と好意のこもった最上級の賞賛で短く触れたコーヒー味のキスも合わせて胸が幸せでいっぱいとなる。今日は相手を精一杯甘やかして慰めようと思ったのにこちらまで嬉しい言葉を貰っていて照れ臭そうに口元を緩めつつその事を呟いた。至近距離の相手にコツンと額同士を合わせるといつの日か告げた事と同じことを再び告げる。大きく変わる必要もないし、したければ憧れを追いかけ背伸びをする時があってもいい。相手らしくいるのが一番だと沢山の物を映しそしてこれからも映していく瞳を見つめながら話すと「もう大丈夫そうかい?」と問いかけ)

2077: 探偵 [×]
2023-04-14 07:57:32


甘やかされた分ちょっとはお返ししないとな。___それなら俺は全力で走らせてもらうぜ。俺はお前がいなきゃもう走れねぇ。だから何処までも俺と一緒に相乗りしてくれよ、相棒
(甘さと苦味が共存したキスをして目を開けば見上げた先には照れ臭そうに笑う大切な人がいる。額が合わさると触れ合う体と柔らかな体温を共有する額に意識を向けた。そしていつかの日に言われた言葉を再度受け取ると口にはまた柔らかに笑みが浮かぶ。相手に対していつも感じていること、いつも受け取っている想いだが、それを言葉として何度受け取っても胸が暖かくなる。そしてこちらからもいつかの日に言った事を再び言葉として送った。そもそも二人でやっと一人前の探偵だ。相手が一緒にいなければこの街で探偵としてあることさえできない。その中で心のまま全力で走るには、時に支え時に支えられるような共に居てくれる相棒がいなければ。至近距離にある好奇心で輝きこちらをいつまでも見つめてくれる瞳を見つめ返しながら「あぁお陰様ですっかり元通りだ」と返事をして笑みを向けて)


2078: 検索 [×]
2023-04-14 08:32:14

ああ、地球の果てだろうと地獄の底だろうと君に付き合うよ。左.翔.太.郎の隣が僕の居場所だ。 …なら良かった。君にはこれからも僕の手足としてバリバリと働いて貰わないと行けないからね。
(視界に相手の顔がいっぱいに映る。何度伝えようと伝えきることの出来ない想い。伝わってくる暖かな体温と同じく相手から言われた言葉に胸まで暖かくなる。二人で一人の探偵、自分達のキャッチフレーズのような言葉だが決してマイナスのことだけではない。一人では足りない所も二人なら欠点を補いそれぞれの持ち味を100パーセント発揮出来る。お互いがお互いのブレーキでもありアクセルでもあって、二人だからこそ出来ることも沢山あるはずだ。口元に笑みを浮かべれば相手の隣に居ることを改めて約束する。すっかり元通りの光を宿した瞳がこちらを見つめ返せば安堵したように微笑んで抱きしめていた腕を緩める。もう甘やかす必要はないとばかりに普段の態度に戻って悪戯っぽく告げて)




2079: 探偵 [×]
2023-04-14 12:09:43


あぁ、お前の隣が俺の居場所だからな。……おい!それだと俺がお前の手下みたいだろ!……ったく、厄介な相棒だ
(相手がいつも自分の隣にいる、それは当たり前のようにも思えるが確かに二人が望み選んでいるものだ。改めてそれを示すようにこちらからも同じ言葉を送る。探偵としても人間としても、もう相手は欠かすことのできない体になってしまった。だからこそ、一人でたどり着けない所へ二人で何処までも行けると何度でも確信を持って言う事ができる。だがその相棒はといえばもうこちらを支えるターンは閉店したようで、悪戯っぽく笑いかける顔にすかさずツッコミをいれる。だがこのいつも通りが心地よくて、何よりもいつも通りに戻してくれた相手には感謝しかなくて、呆れた口調ながらもそこには幸福が溢れていて)

(/お世話になっております。そろそろ区切りかと思いお声がけさせていただきました。お言葉に甘えて思いっきり甘えさせていただきましたが検索くんの愛情をたっぷり貰えて煮え切らない半熟な探偵を動かすのも含めとても楽しませていただきました!
この後の展開ですがいかがしましょう?前に提示していただいたFメモリを今の二人でするか、検索様がご存知であれば二人で東の一大テーマパークにいくのもありかなと思っていますがいかがでしょう?)


2080: 検索 [×]
2023-04-14 13:07:00

足を使って稼ぐのが君のスタイルなのだから間違ってはないだろう? それにこの依頼が終われば久々の休日なのだから報告書もさくっと完成させたまえ。
(物理的にも精神的にも相手の隣は自分の立ち位置だ。それを改めて確認し合うと心は幸せなものに満たされていてお互いに笑顔が浮かぶ。相手が外で行動して情報を集め自分がそれを分析したり検索で更に絞り込む。いつもの2人のスタイルを違う言い方で表現してみたのだが相手は不服のようだ。もっとも自分も相棒とは対等の立場だと思っているから素早いツッコミとその後の呆れた口調にくすくすと笑いを零す。こうして相手の調子も元に戻ればこの依頼を受ける前後で所長に言われたことを思い出す。最近依頼も順調に解決し、この前のデートの高額な依頼料を貰ったのも合わせてご機嫌だった所長がこの依頼が終われば丸一日休んでも良いと休日をくれたのだ。警察の取調べ等で今すぐにという訳にはいかないだろうが近日中に休みなのは確定したこととなる。その事を話題に出せば久々の休日に浮かれた様子を見せつつ先程書こうとした報告書の続きに取り掛かるように告げて)

(/こちらこそいつもお世話になっております。実に探偵君らしい優しい苦悩をしていて落ち込んでいる姿も含め新鮮な姿が見れてとても楽しんでやり取りさせていただきました! 二人の信頼関係が見えるようでとても良い小話が出来たかなと思います。
そうですね、最近依頼続きでしたのでテーマパークに行くのもアリかなと思いました。 一応繋がるように上記は返させてもらったのですが、当日朝に飛んでも大丈夫です!)


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