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相乗りで何処までも 【 〆 】/9749


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自分のトピックを作る
9730: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-16 21:03:15


……骨に異常はなさそうだな
(相手と自分が恋人であることはこの街には秘密にしている、命をかける場面もある自分達にはそれが弱点になることがあるのも理由のひとつだった。だが今はそんなことよりも相手の身の安全が第一だ、これ以上何よりも大切な存在を傷つける訳にはいかない。いち早く事務所に戻るために人目も気にせず最短ルートで道を進んでいく、相手はこの体勢が恥ずかしいのか文句を付けているがそれも今日までだ。手足を暴れさせるのをみて外から見えない怪我もしていないのが分かれば相手の言葉を無視して安堵するように呟く、もう二度と相手に痛みを感じさせはしない。抱き上げる体を落とさないようさらにしっかりと力を込める、すれ違う人がチラリとこちらを振り返るが気にも止めなかった。相手が下ろしてくれと主張するのを見て活力があるのも確認すれば腕の中の相手に目を向け小さく笑みを向けると「安心しろフィリップ、お前にはもう二度とこの街の土は踏ませねぇ」と一方的に告げればやがて事務所へとたどり着きそのまま階段を上っていって)


9731: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-16 21:33:18

…は、それはどういう事だい。さっきからおかしいよ、翔太郎。君こそ気が動転してるから休むべきだ
(先程からずっと相手の様子はおかしくていつもなら分かる相手の心境も上手く読み取れない。外面や周りからの視線のことを考えて外ではくっつかないようにしようと決めたのは相手なのにこの姿勢から下ろしてくれる気配はない。寧ろ抵抗する姿に安堵するように呟いたかと思えばますます腕に力を込めて、まるで逃がさないようにしているようだった。すれ違う人の視線を感じる度に相手の名前を呼び下ろして欲しいと主張するもふと相手と目が合ったかと思えば妙な事を宣言され抵抗の手が止まる。先程から上手く相手の話が理解出来ないのに加えいつもは幸せに感じる相手の笑みに今は張り付いたような怖さを覚えた。理解不能なワードに軽いパニックを起こして騒いでいる間も体は運ばれていき事務所に戻ってくる。相手の方が休むべきだと主張しつつ目的の場所に着いたのだろうと思えば「いい加減下ろしてくれ!」と強く声を上げ無理やりその腕の中から出ようとして)

9732: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-16 22:07:47


何言ってんだ、いつも通りだろ?…そうだ、もっと早くこうしときゃ……ッ、フィリップやめろっ!怪我したらどうすんだよ!!
(愛しい恋人を見つめていれば相手が一時動きを止める、より運びやすくなれば浮かんだ笑みはそのままで困惑する相手に返事をする時も声色だけはいつも通りだった。しかし直後相手から目を逸らした時には瞳に陰りを宿す、ずっと奥底で考えないようにしていた事が結局は一番相手にとっても良いことだった。休むべきという助言も今は軽く流しておく、まずはやるべき事をやってからで休むのはその後だ。階段を上って事務所にたどり着くが相手の叫び声はどんどん大きくなって挙句には無理やり腕の中から出ようとする、相手がこぼれ落ちていくような感覚に喉を痙攣させながら息を飲むと直後周囲の空気が震えるほどの声で叫んでいた。腕の力をさらに強めて拘束に近い状態で抱え込み事務所へと入っていく、相手を一切地面に下ろさないまま真っ直ぐガレージへの扉へ向かいそのまま扉を開けると螺旋階段を下った。やがてグレーチングを進んで相手がよくいるホワイトボードの横にあるソファまでやってくると漸く相手の体を下ろす、何処よりも安全な場所に相手を連れてくることができれば心底安心したようにゆっくり息を吐いて「これでもうお前が傷つくこともねぇな」とまた笑みを向けて)


9733: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-17 00:37:28


ッ! ねぇ、翔太郎…? …さっきから、君の言ってる意味が分からないんだけど、どういうつもりだい?
(抱き上げられる温もりも向けられる視線や笑みもいつも通りのはずなのに何処か陰のような物が見える。いまだ離してくれる気配が無ければ更に身を捩って脱出を試みるが直後すぐ間近で強く叫ばれるとビクッと体が跳ね上がって緊張したように強ばる。相手が自分に向けここまで叫ぶなんて滅多にない、更に強まった腕の力も合わせて明らかに異常なのが分かれば焦りを覚えながら様子を伺うように相手に声をかける。事務所にたどり着いても止まることはなくさらに奥のガレージに運ばれていく、一番下まで降りてきてソファーの所までやってくると漸くその上に降ろされるがまた穏やかな笑みを浮かべる相手を見れば何故か背筋が冷たくなった。同じ状況を知っている、いつの日か相手の忠告を無視して一人で行動した時に助けに来てくれた相手も事務所に着いた途端強引にここまで腕を引っ張ってきて似たような事を言っていた。相手が何を考えているのか、浮かんだ推測が間違いであってほしくて困惑と不安で身を小さくし視線を揺らしながらも相手に向け直すと恐る恐るどういう意図なのかと伺うように問いかけて)


9734: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-17 07:52:43


そんなに不安そうにすんなよ。今日からお前はずっとここにいろ、フィリップ。お前が死ぬまで、永遠に。もう二度とあの扉から出るなよ。俺達以外知らないこの場所にいりゃ今回みたいなことはもう起こらねぇ。ここが世界で一番安全だ
(相手を抱えて螺旋階段を降りていく、ガレージへの扉が鈍い音を立てて閉まると心底安心することができた。そのままソファの上に相手を下ろせばもうこの世界は相手を認知することはできない、今後永遠に。あんな目にあったせいか今になって相手は動揺するように瞳を揺らして伺うようにこちらを見あげている、その不安が少しでも無くなるように相手の頭を優しく撫でながらこのガレージで一生を過ごすように穏やかな口調で告げる。今回のように街の人に狙われることもある、そもそも相手は組織から狙われる身でいつ魔の手が襲ってくるか分からない。今回のように。そしてそのせいで相手は死の間際までいったのだ、次はきっと、とまで考えたところで「あぁ、リ.ボ,ル.ギ.ャ.リ,ーの搬入ロも塞いどかなきゃな」と思い出したようにさらりと口にして)


9735: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-17 10:35:44


は、…君、自分が何を言っているのか分かっているのかい? …っ、嫌だ。…悪いけどその話は飲めない、今の君は気が動転しているだけだよ。アキちゃんに頼んで今日は休みにして貰おう
(限られた人しか知らない秘密の場所、あの時のように一番奥であるソファーに降ろされて相手を見上げれば相手は安堵したような表情を浮かべている。何を考えているのか分からなくて恐る恐る問いかければ相手に頭を撫でられ、慣れたその感覚に自然と緊張が緩むが穏やかな口調とは真反対の内容が告げられると目を見開いて思考が止まる。その間にも相手は流暢にこちらをこの場所に閉じ込めると宣言していてそのちぐはぐさに頭が理解を拒んでいた。質の悪い冗談だと絞り出すように、縋るように問いかけたがさらりともう一つの出入り口まで言及されると相手が本気なのだと察して顔を歪めて拒絶の返事を告げる。あのまま閉じ込めておかなくてよかった、外に連れ出せて良かったと語っていた相手の発言だとは信じたくなくて階段から突き落とされてパニックになっているだと相手の肩に手を置きながら結論づける。少し休めば治るはずだと口走りながらソファーから立ち上がって「コーヒーでも入れてくるよ、君はここに居てくれ」と告げると相手の横を通り抜け事務所スペースに向かおうとして)


9736: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-17 12:58:40


……俺はいつも通りだフィリップ。これまでが間違ってたんだ。……、ダメだ!
(もう恐れることは何もないと伝えるように相手の頭を撫でるがこちらの言葉に相手は目を見開いて止まってしまう、分かりやすいように説明したはずだが相手はこちらの言葉を拒絶して目を瞬かせた。確かに何にでも興味を持つ相手にとってずっとここにいろと言うのはつまらないと感じるかもしれないと顔を少しだけ俯かせる、しかしこれが相手にとって一番いい形なのだから受け入れて貰わなければ。だが相手から返ってくるのは的外れな返事で休めだなんて言われてしまう、自分自身は特に問題ないがどちらにせよあんなことがあったのだから相手を休ませるためには休養は必要だろうかと思考が過ぎった。しかし直後、相手がそのまま事務所スペースへ向かおうとすれば息を飲んで怒号に近い叫び声を上げる、直ぐ様相手の腕を掴んで動きを静止すると「事務所はもう街の人間が知ってる場所だ!そんな危ない場所お前に行かせられるわけねぇだろ!コーヒーなら俺が入れてやるからここから動くな!」と強く叫べば相手の腕を強引に引いてソファに戻そうとして)


9737: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-17 13:42:56


っな、んで……、…分かったよ。君が落ち着くまで僕はここにいる、それで良いかい?
(口調こそ落ち着いているが言っている内容は滅茶苦茶でここに永遠にいろという相手に酷く動揺してしまう。行き過ぎた考えが理解できずに一旦落ち着くように事務所にコーヒーを入れに行こうとするとまた怒号のような声を向けられまた体がびくっと跳ねる。ほぼ同時に腕が強い力で握られると痛みに眉を寄せるがそれ以上に事務所が危険だと主張する相手に大きく瞳を揺らした。今まで外は危険だと話す相手は見たことがあったが自分達の職場である事務所ではそんな事を一切言ったことがなかった、まるですべての人が敵だと語る相手が怖くて痛々しくて視線を向けたまま固まる事しか出来ない。そのままソファーに引き戻されると事の重大さに体は重たくなる、相手は前回のあの事件でつけられた心の傷がさっきの件で開いてしまったのだろう、だからこそ強い不安に襲われている。ならば今は相手の言う通りにすることが傷つけずに安心させられることではないかと考えが過ぎる。今は滅茶苦茶なことを言っているがいつも通り二人の時間を過ごせば元に戻るだろうと結論づけると相手と目を合わせる、そしてひとまず今は相手の言う通りにすると告げ、落ち着かせようと緩く抱きついてみて)


9738: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-17 15:10:21


、すまねぇ……フィリップ…俺が落ち着くまでじゃなくて一生、な?
(相手が命の危機に晒される場所であるガレージの外へと出ていこうとすると思わず腕を掴んで声を荒らげてしまう、相手は戸惑うと同時に掴んだ手に力が入りすぎたのか痛みに顔を歪めていてソファへ戻した後に直ぐに手を離し謝罪した。直後相手はここにいることを承諾して安堵すると同時に小さく笑みを浮かべる、ようやく相手も落ち着いたようだ。そのままこちらに抱きついてくる相手をこちらからも抱き締めて腕に力を込める、この心地が失われるようなことがあってはならない。相手を傷一つ付けることなく守るにはここに居てもらうしかない。ゆっくりと深呼吸すれば冷静に説明しなければと思考が傾く、もうとっくに正気は失っているのに。顔を上げて相手と目線を交わすと「フィリップ、俺はこの街を愛してるけどな、この街にはお前にとっての危険が多すぎる。この前と今日で痛感したんだ。そいつらが簡単にお前を奪っちまうことも、身をもって思い知った。だからお前は一番安全なここに居てくれ。ここの存在は俺とお前とアキコしか知らねぇからな。…アキコから情報が漏れるかも知れねぇし、あいつには大阪に帰ってもらうか」と勝手に話を進めて


9739: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-17 17:04:40


…っ、…そんな、こと…なんでアキちゃんまで。…翔太郎、君が心配してくれるのも不安なのもよくわかるよ。だけど探偵という仕事も鳴.海.壮.吉から受け継いだ使命もあるだろう? それらをこなすためにも今一気に決断してしまうのは危険だ
(ここにいる、と伝えれば相手の表情は安堵に和らぐ。少しでも落ち着くように腕を回して抱きしめれば相手からも力が込められて大切な相棒であることを確かめた。だがゆっくりとした呼吸音が聞こえて次に目が合った時には以前には無かった陰が瞳に潜むようになっていて一生だと言われると思わず息を飲んだ。それから告げられたことは何とも一方的で自分を外界から切り離すことだった、一時的な錯乱にしてはさっきからずっと意見が変わらない事に冷たい恐怖を抱いていたが更に所長の名前があがれば思わず声を上げてしまう。三人で家族だと言っていたはずなのに追い出そうとしている言葉を聞けば信じられないとばかりに目を見開き相手を抱きしめる腕から力が抜けていく。自分の身を守る事しか考えられなくなっている相手にショックを受けながら何とか深く息を吐けば話に盛り込むように名前を呼んで話しかける。そして相手がずっと大切にしてきた探偵という仕事と師匠の名前を上げて諭すように言葉を続けてじっと相手を見ながら「だから一緒に考えよう、二人で一人の相棒だろう?」といつものフレーズとともに説得を試みて)

9740: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-17 18:00:31


…考える?もう考えるなんて段階はもうとっくに過ぎてんだろ。お前はこの前も、今日も、死にかけてんだぞ!お前が風.都.を歩いたら何時死んでもおかしくねぇんだよっ!!
(淡々と相手を守る算段を進めていけば途中相手から困惑の声があがる、情報漏洩という意味で相手の居場所を知る人物は限りなく少ない方がいい。つまり自分だけでいい。記憶を消す手段がない以上所長様には遠くに行ってもらうのが一番だろう。そうやって話を進めていたのに相手はまだ状況を理解していないようで腕から力が抜けていき自分達の使命について何やら色々と言われる、まだ外の世界への未練があるのだろうがもう悠長なことは言っていられないのだ。それが何故相手に分からないのか理解できない、早急に相手を護らなければならないのに。返事をしているうちに今日のこと、先日のこと、連れ去られた日のこと、ひとりで居なくなった日のこと、あらゆる出来事が、相手を失うかもしれないと思った出来事がフラッシュバックする。いつの間にかまた声を荒らげて叫ぶと相手を抱きしめる腕にさらに力が籠って逃がさないようにしつつ「探偵業は最初みたいに俺が外に出てお前はここにいればいい。それで十分やってこれたのに、お前を外に出しちまったばっかりにあんな…すまねぇ、フィリップ…」と強く束縛しながら頭を優しく撫でていて)


9741: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-17 19:10:33

…そんなことは、…翔太郎、
(家族とまで言った所長まで追い出すと聞けば黙っていられずにいつもの自分たちの使命を説くが全く響かずに一蹴される。さらに畳みかけるように今までのことを振り返りながら叫ぶ姿は必死でヒートアップしていく口調に何も言えなくなる。そんなことはない、と言おうにもこの仕事をしている以上危険とは隣り合わせで絶対に死ぬことがないとは保証はできない。口を噤んでいる内に相手の声はますますと荒れ、抱きしめる腕に痛いほど力がこもる。ここまで相手を不安に追い詰めてしまったのは自分のせいだろう、強い力とは裏腹に優しく頭を撫でられ耳の近くで謝罪の言葉を零すのを聞けばこれ以上相手に負担をかけたら壊れてしまうのではないかと不安が過った。どうしていいかわからず、だけど目の前の相手を大切にしたくてこぼれるように相手の名前を呼ぶと再びその体を抱きしめなおしてただ二人の体温を共有して)

9742: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-17 19:59:36


フィリップ……俺に、どんな奴がお前に襲ってきても倒しちまえる強さがあったら……それに、どんな奴も容赦なく叩きのめす覚悟があったら……お前を絶対に守れるのに、俺はどっちも持ってねぇんだ
(頭に血が上って視界が真っ赤に染まり酸素が薄れれば呼吸が粗くなる、二度と相手に痛みを与えないために、ましてや死に追いやることがないように、一番いいのがこのやり方なのは決まっている。謝罪を口にすれば力の抜けていた腕はこちらに再び回されて抱き締められる、その心地に心底安心して心は満たされてゆっくりと息を吐き出した。相手に降り注ぐ槍を全て払い除ける力も覚悟も自分には無い、単純な実力不足な上、この街を愛するが故に非情になりきれない自分、そのどちらもが相手を守るのに足りない。どうしたって足りないのなら相手を守る方を固めればいいのだ。頭を撫でていた手を頬に添えて親指の腹で愛おしげにそこをなぞりながら瞳にスっと陰りを宿せば「だからこれが一番なんだ、フィリップ。お前には窮屈な思いさせちまうが…でも、お前が何処で生きているか、知ってるのは俺だけでいい」と告げた。場を切り替えるように笑みを浮かべれば「コーヒーだったな。いれてくる」と声をかければ腕を解いて事務所スペースへと上がっていき)


9743: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-17 21:54:26

…翔太郎、それでも僕は…!……どうしよう、
(相手の情緒はさきほどから不安定で妙に呼吸も荒い。強く抱きしめてくる相手にこちらからも腕を回すとゆっくりと息を吐きだしたのが分かった。頭をなでていた手が頬に添えられ至近距離でその目を見ながら相手の話を聞く。相手の言葉には後悔がにじみ出ていて懺悔のようだった。やがてこちらを見る相手の瞳に陰りが宿るのが見えると思わず息を飲む。そこにはいつも宿っている光はなくて一線を越えてしまったような色にじわりと冷や汗が伝う。だが自分の相棒は決して完璧超人ではなくて未熟だとしても頑張ろうとしてくれる相手だ、相手のあげた二つもこうして守ってもらうことも本当は必要なくてそのことを何とか伝えようとするがその前に相手が笑顔を浮かべて話を切り上げるとそのまま事務所スペースへと上がっていってしまった。一人になれば無意識に息を吐いてつい本音が零れる、相手のことは大切でできることならその願いをすべて叶えてあげたいが永遠にここから出られないのは避けたい。一過性の不安だと信じたいがあの瞳の陰りが脳裏にちらついて胸が締め付けられた。どうにかできないかと考えを巡らせながら万が一に備えてス,タ,ッ,グ,フ,ォ,ンからガシャットたちを動かせるようにしておく、それから立ち上がると無意識に足音を立てないようにしながら階段部分まで移動してそこを登ろうと一歩踏み込んで)

9744: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-18 09:01:06


……フィリップ?っ、フィリップ?!
(事務所スペースに戻りキッチンへ向かえばコーヒーを入れ始める、昔は一口も飲めないものしか出来上がらなかったが相手に言われたことを思い出し忠実に守って飲めるコーヒーを抽出していく。これも相手と一緒にいたからこそ出来ること、そんな相手がもう二度と失われる心配がないのを思えばコーヒーの香りと共にまた笑みが浮かんだ。お盆にポットに入れたコーヒーとカップ類を二組乗せてガレージへと続く扉へ移動する。相手もコーヒー好きなのだからガレージにももうひと揃いコーヒーセットを用意した方が良いかもしれない。そんなことを考えながら扉を開けて真っ先にソファの方を見る。しかしそこに相手の姿はなかった。ソファにいるはずの相手がいない、あそこから離れれば命の危険があるのに忽然と消えている。相手がいなくなる、相手が死んでしまう。思考は一気に爆発してゆっくり手からお盆がこぼれ落ちると螺旋階段の上で派手な音を立てポットとカップが割れた。がむしゃらに相手の名前を叫びながら螺旋階段を駆け下りる、しかしその降りた先に相手の姿を見つけてピタリと動きを止めた。ここから動いてはいけないと言ったのに、それが一番だと伝えたはずなのに。瞬きを忘れた目で相手を見つめながら「なんでソファにいねぇんだ?」と問いかける。思考も心臓も囃し立てるように煩い。気がつけば「あそこから動くなって言っただろ!」と声を荒らげて相手に掴みかかって、そのまま無理やりソファの方に引きずっていこうとして)


9745: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-18 12:30:17

…っ、しょうた、ろ…ご、ごめん…少し様子を見に行こうと思って…
(突然の相手の変化についていけずにひとまず出来る範囲で対策を講じる。一緒に事務所に返ってきているのに相手だけがコーヒーを入れに行っていることへの違和感が拭えずにほんの少しだけ今の相手の様子を見に行こうと階段を上がろうとした。その瞬間ガレージの扉が開いて相手の声が聞こえた、視界の関係で螺旋階段下にいる自分の姿は見えてないせいか取り乱したような声と共に頭上で陶器壊れる音が響いて身を縮こませる。一気に駆け下りてくる音に動けずにいると降りてきた相手と目が合って怯えたように名前を呼ぶ、ガレージの中ならば大丈夫だと思っていたのにソファーから離れるだけで凄い剣幕で迫られて反射的に謝罪の言葉を口にする。ソファーまで連れ戻されると掴まれる腕の強さと声色に視線を無意識に伏せぽつぽつと言い訳のように理由を説明する。相手のズボンを見れば裾の方にコーヒーが飛び散ってしまっていて「翔太郎、服汚しちゃってる、」と焦ったように声をあげて)


9746: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-18 16:43:33


お前はこのガレージから出ちゃいけねぇんだ!どうしてそれが分かんねぇんだよ!!……それよりもやることがある
(相手がソファから離れて、ましてや外の世界に繋がる螺旋階段にまで来ていたことに焦りと不安と怒りが一気に押し寄せてただ感情的に叫ぶだけの生物に成り下がる。ガレージの外は危険な世界だ、相手が死ぬかもしれない、決して行かせてはいけない世界。ほんの少しの油断が死に直結することは相手だって分かっていたことのはず、それなのにちょっとだけなんて言い訳にさらに頭に血が上った。相手はこちらの様子を心配しているようだが今はそんなことよりどうでもいい、相手がガレージにいることに慣れて貰わなければ話は始まらない。苦々しい顔をすれば「あんまりこういうことはしたくねぇんだが…」と呟いてからス,パ.イ,ダ,ー,.シ,ョ.ッ.クを構える、そして相手の右足首に糸を絡ませ、もう片方を後方の壁へと繋げた。これで相手が移動出来るのはソファとホワイトボードの一部、といったところだろうか。深々とため息をつくと「分かってくれフィリップ、お前はガレージから出ちゃいけねぇんだ。世界にお前の存在が知れちゃいけねぇんだ!だから……暫くはそれで我慢してくれ」と相手の自由を奪っておいて申し訳なさそうな顔を浮かべて)


9747: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-18 18:19:12

な、に…っ!? 何で、……そうか、君は本気なんだね。
(範囲とすれば十分にガレージ内でソファーから数歩の距離なのにそれだけでも相手は感情のままこちらを?りつける。あの柔らかな表情はどこにもなくて常にピリピリとした感情と言葉が向けられるとその圧に萎縮してしまう。何も言えないでいたが相手が苦々しい顔でス,パ.イ,ダ,ー,.シ,ョ.ッ.クを構えると目を見開いて一歩後ずさる。何をするつもりなのかと問いかける前に糸が射出され自らの右足首と壁をつなぐ。数歩も歩けば伸びきってしまいそうな糸の長さが自分が動くことが許されている距離なのだと理解してしまえば大きく目を見開いて困惑と絶望の滲んだ目を向ける。相手がしたことなのに申し訳なさそうな顔でこの現状を押し付けてくる様子を見ればパキパキと何かが崩れていく音がした。もう相手は自分の話を聞いてくれる気も自由にしてくれる気もないのだろう、自分を守るために相手だけが知っているここにずっと閉じ込めておくつもりなのだ。でも、相手が望むのならば、それが一番なのかもしれない。漸く口を開いて呟いた言葉は思ったよりも低い音になって零れ、影の差し込んだ瞳を向け「…いいよ、このままじゃ君が君が壊れてしまうなら、君が本当に望むならそれも受け入れるよ、翔太郎」と静かな声で伝えて)

9748: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-10-18 19:43:49


っ、フィリップ……ありがとう、受け入れてくれるんだな…
(ただでさえ光の差さないガレージで一生を終えるのだからせめてその中では自由に暮らして欲しかったのだが相手がまだ外の世界への興味を捨てきれないというのなら仕方がない、相手の足と壁を繋いで自由を奪えば相手の顔の色は悪くなっていく。だがこれも相手を守るためなのだ、もう少ししてここに慣れれば出ていくなんて選択肢はきっとなくなるはずだ。相手がガレージの外の世界を、危険に満ちた風.都を、諦めるまではあのままだろう。相手は静かに呟くがその言葉が重く感じる、目線を揺らしたが直後相手からこれを受け入れると言われれば相手の方を見て瞳を揺らした。相手はいつだってこちらの全てを受け入れてくれていたが改めてここに籠る選択を許されれば幸せと安堵とが胸に満ちて表情を緩ませる、相手の瞳に陰が刺したことは既に陰る瞳では認識できなくて相手に近寄ると再び抱きしめた。この世で一番大切で決して失いたくないもの、頭をゆっくりと愛でるように撫でながら深呼吸すれば「俺も仕事以外の時間は全部ここにいるからな。これまでと寝泊まりする場所が変わるだけだ」と柔らかな口調で言って)


9749: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-10-18 20:11:26

…ん、翔太郎。 …ああ、ならずっと一緒だね
(自分が外に出ようと抵抗すればするほど相手は激しい感情に支配されて声を荒らげ無理やり腕を引っ張って知らない姿になっていく。それに相手の言う通り自分を狙って組織の人物が襲ってきて相手が怪我をしたこともある。ならば、相手の言う通りここに居ることが一番安全なのかもしれない。揺らいだ思考の中、相手の願いを聞き入れると伝えれば相手の瞳は揺れ、嬉しそうな表情が浮かぶ。更に相手が近付いてきて慣れ親しんだ温かな腕に包まれれば自分の選択は間違えていないと肯定されたようで小さく息を吐くと共に相手の名前を呼んだ。優しく頭を撫でる仕草はいつもの恋人と一緒で自らも腕を回して抱き着くと無意識に身を委ねる、そして柔らかな口調で仕事以外はここに来るのだと聞けば自然と口角が上がってずっと一緒だと告げる。自分がここに閉じ込められている分、相手も傍にいてくれるなら二人だけの世界だ。乱れて一部が壊れた思考では酷く甘美な響きに聞こえて、軽く相手を抱き寄せ唇に触れるだけのキスを落とし「翔太郎」とまた名前を呼んで)


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