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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
10049:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-10 14:28:06
…? ガ.イ.ア.メ.モ.リは僕を通して地球から引き出した記憶を利用した道具だ。だから地.球.の.本.棚に入って幾つかの要素で絞り込んでいけばどんなメモリが使われたか特定は可能だろうね。
(今回がド.ー.パ.ン.トによる犯行だと話を纏めていると相手から鋭い声が返ってくる。だがそれも気にせずに資料と鱗を交互に見つめ何やら考え込むように唇を指先で撫でていたが何かが近づいてくる気配がして顔を上げる。コップを置いた相手が真剣な顔で問いかけられると当たり前のことを言うようにメモリの成り立ちを説明する。そういえば詳しく自分と地球との繋がりを離していなかった。源が同じであることとメモリの特徴さえ分かっていれば使用したメモリの詳細やどんな能力を持っているかを知ることが出来ると告げる。そして相手が書いた捜査のノートにはそのための条件もある程度揃っているように見えると視線を相手に戻して気付けば「試してみるかい?」と問いかけていて)
10050:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-10 18:00:17
あ……そうか、お前メモリを作ってたって!地.球.の.本.棚ってのを使えば何のメモリを使ってんのかお前なら分かるのか
(こちらの集めた情報だけでさらりとメモリが上位ランクだと断言した相手の言葉にメモリの特定が出来るか問えばさも当たり前のように可能だと答えが返ってくる。あの夜から今までがむしゃらで気づかなかったが思えば相手はメモリを作っていた張本人でおやっさんからこの地球の記憶を全て保有していると聞かされていた。言葉として聞いてはいたが相手の能力を探偵業の捜査に活かせるとは全く思い至ってなくて思わず頭に手をやる、きっとおやっさんなら相手がここに来て落ち着けば直ぐに捜査協力をお願いしていただろう。自分の不甲斐なさを反省していれば相手の視線がこちらに向いてメモリの特定を試すか聞かれて動きを止めてしまう、自分の知識欲を満たす以外に行動を起こすなんて、しかもそれが今まで露ほども興味を示さなかった探偵業だなんて、正直意外だった。「それはありがてぇけど、」と言葉を挟んでから相手を見つめる、別に疑っている訳では無いが何が相手の興味を動かしたのか気になって「なんで急にやる気でたんだよ」とストレートに問いかけて)
10051:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-10 19:34:16
…なんで、…君がその仕事をしているのは鳴.海.荘.吉があの夜命を落としたからだろう? そしてその原因は僕にもある。…なら、君に協力して鳴.海.荘.吉のしていたことをすれば僕の罪も償えるかもしれない。
(自らの持つ本棚でメモリの特定をすることを持ち掛けると相手は何故か頭に手をやっている。どうやらあの場所に閉じ込めてまで組織が欲しがっていた自分の持つ能力のことをすっかり忘れていたらしい。問いかけの返答を待っていると相手と目が合って興味を持った理由を聞かれる。だが気付いた時には特定すると申し出ていた。それが何故かと言われて自分でもその理由を探るように口元に手をやって思考を巡らせる。そして再度相手と目を合わせるとあの夜の話を持ち出す。自分を拘束から解放して目の前で亡くなった相手の師匠で、自分の名前をつけた人。彼はあの時自分の罪は決断しなかったことだと言っていた。もしもあの時別の行動をしていたら結果は変わっていたかもしれない。そして同時に自分のしてきた事が人の命を奪うことで、人の死が誰かに深い悲しみを生み出すことも知った。ならば彼のやってきた探偵という仕事をこなせば、ド.ー.パ.ン.トを止めることが出来れば何かが変わるかもしれない。淡々と、だけど意志のあるような声でそれを告げると「君はどうだい」と珍しく問いかけて)
10052:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-10 20:42:08
、お前……それがお前の決断で罪の数え方ってことか。……俺はあの夜おやっさんからこの街の探偵を託された。おやっさんみたいに人知れず泣いてる人の涙を拭いてぇ。それにこの街の探偵として涙を拭い続ける事が俺があの夜犯した罪を数える事になんなら、俺は風.都,の探偵であり続ける
(問いかけはしたものの返事は『気紛れ』だとか『メモリに興味があるから』だとかそこら辺を予想していた。しかし開口一番におやっさんの名前が出てくれば目を見開く、そしてあの夜の事に触れられれば瞳を揺らした。その後も淡々と理由が語られていくがいつもの興味の失せた冷たい声でも興奮気味に早口で捲し立てる知識の暴走特急でも、どちらでもない今まで聞いたことのないような相手の確固たる意志を感じる声で手を貸す理由が告げられた。おやっさんの言葉は、あの夜のことは、確かに相手を変えていたのだと漸く気がつく。そして今度はこちら側が問いかけられる、相手がこちらに興味を示すのも珍しいが、あの夜からずっと忙しなくてきちんとこの問いかけに向き合う時間はなかったかもしれない。軽く息を吐いてから真っ直ぐと相手を見つめ問いかけに答えていく、少し前までただ憧れるだけだった探偵という称号、自分の想いだけが乗っていたその言葉に今はおやっさんの意志と自分の罪が乗っかっている。探偵とは自分のやりたいことでやるべき事なのだ。あの夜から事務所のことと相手の世話とでバタバタしていたがようやく相手と向き合えた気がする、改めて自分の心を言葉にしてみれば「どうやら俺もお前も罪を数える方法は同じみてぇだな」と小さく笑って手を差し出す、そして「協力してくれるか?」と改めて願い出て)
10053:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-10 21:22:43
…ああ、目指すものが一緒なら協力したほうが早い。君のやり方に相乗りすることにしよう。
(あの夜の話をすれば相手は目を見開き、動揺に瞳を揺らす。思えばこうしてあの時のことを、これからのことを向き合うのは初めてでじっと伺うように見つめながら問いかけると相手は小さく息を吐いて思いを告げていく。相手のいう探偵に今までとは違う意味合いが乗ったように感じられると目の前に手を差し出されて目を瞬かせる。その後協力を持ちかけられるとその手と相手の顔を交互に見てから見よう見まねですぐそばまで手を伸ばしてみる。お互いに未熟で罪を背負っているなら協力したほうがいい。真反対だがいいやつだと彼に紹介された相手の顔をじっと見ながらまた相乗り、というワードを口にすると少しだけ口角を釣り上げた。そしていつもの本を開き「さっきの説明通り、地.球.の.本.棚で本を絞るにはキーワードが必要だ。能力の特徴や条件みたいなものを君の方で選んで読み上げてくれ」と告げると早速目を閉じて手を開くことで本棚にアクセスして)
10054:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-10 22:07:00
あぁ、今度は俺の探偵って仕事に相乗りしてくれ。……単語で絞り込んで目的の情報を得るってことか、ほんとに検索みたいだな。ならキーワードは…
(あの夜を共に乗り越え数度ダブルに変身したことはあったが漸く正面から相手と向き合えた気がする。改めて協力を申し出て手を出すが相手は同じく手を出すだけだ、目を瞬かせるも常識がすっかり抜け落ちているのを思い出せばまた軽く笑ってその手を握っていた。そしてあの夜に言われた言葉を再び伝えられればまた少し目を開いた後に同じく口角を上げる。あの時は土壇場で言われるがままだったが今は違う、同じ罪を背負った者同士、同じやり方で罪を数えるために相乗りするのだ。少し調子づいた声で相手と同じ言葉を繰り返すと握手した手を離して動向を見守る。メモリの特定方法を説明しながら相手はいつもガレージでしているように目を閉じて両手を広げる、これが地.球,の,本.棚に入っている状態なのだろう。メモリを特定するためのキーワード、それは今しがた足で稼いできた情報の中にあるはずだ。チラリと調査ノートを見てから視線を戻すと「爪」と一つ目のワードを出す。そして物的証拠として手に入れたものから「二つ目は鱗」とキーワードを追加する。そしてキーワードを考えるうちに情報が整理されて鱗を見つけた場所を思い出せば「三つ目は水辺だ。鱗はマンホールに挟まってたんだが関係者が襲われた現場には必ずマンホールがあった。きっと下水道を使って移動してたから犯人は突然現れて突然消えてたんだ」と犯人の動向を絞り込んでいき)
10055:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-11 11:36:10
≪水辺≫……ビンゴだ、左.翔.太.郎。犯人はクロコダイルのメモリを使っている。獰猛な性能で強靭な顎と爪を持っていてその鱗も刃物のように鋭く進化している。そして君の言う通り下水道を通って移動しているようだけど、逆に長時間水辺から離れると動きが鈍るようだ。短時間の犯行を繰り返しているのはこれが理由だろうね
(地.球.の.本.棚の中に入れば緑色の光が溢れ目の前に無数の本棚が現れる。普段はここで興味の沸いたワードを思うがまま調べているが今は違って相手に絞り込む為のキーワードを託す。本棚の外から相手の声が聞こえてきて順番に言われていくワードを入力すれば本棚は大きく動いてその数が減っていく。そして三つ目のワードを入力すると一気に数は減って一冊の本に絞られる。それを持って現実に戻ってくると最初の数ページを読み込みながら当たりだと告げる。自分だけに見える本からメモリの情報を読み上げ、相手の調べた調査ノートの出来事と結びつけていけば段々とその犯行方法や理由が見えてくる。いつもの癖でホワイトボードに情報を書き込もうとしてマーカーの類が無いのに気付くと適当な紙をその辺から引っ張ってきて裏にすらすらと文字を書いていく。そして簡単にこの街の下水道と主要の施設を図式していき「今日の深夜にここの配管の点検工事が行われるらしい、だからここを避けて動くなら次に現れるならここだろう」と数か所にバッテンしてから大学近くの道をペンでとんとんと示して)
10056:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-11 12:31:51
ほんとか?!…すげぇ、でかしたぞフィリップ!…大学近くが次の現場になんなら狙われてるのは依頼人自身ってことか?確か明日デカい学会で発表があるから遅くまで大学にいるって言ってたが…なんつーか、狙いすましたようなタイミングだな。配管の点検があるなら普通今日の犯行は避けるだろうが、依頼人が今日大学に遅くまでいるって分かってんなら絶好のチャンスだ。……
(相手にキーワードを伝えれば【ビンゴ】という言葉が伝えられ思わず声をあげる、相手は目を開いて手に持っている真っ白な本を読んでいて相変わらず奇妙な光景ではあるがそこに書かれているであろう文字が読まれていけば調査内容と面白いくらいに一致していた。さらに相手は紙を手元に引き寄せて何やら地図を書き込んでいく、それは下水道の経路図で段々と地図になり大学近くにだけ潜伏できる場所を特定すれば思わず顔を明るくして相手の肩をよくやったと叩いた。犯人は依頼人の周囲の人から危害を加えていったがどうやら遂に本人に手を出す気らしい、脅迫文には依頼人の全てを引き裂くと書いてあったが依頼者本人とその栄光さえ切りさこうとしているのだろう。だがふとそこでまた思考が巡る、下水道の点検日だなんてリスクがある日に普通は犯行を行いたいとは思わない、しかし依頼人の動向さえ分かってさえいれば今日の夜は絶好のチャンスになるのだ。このまま夜を待って依頼人を護衛していればきっと犯人と相対することができる、しかしそれは依頼人を囮にするのと同じで犯行を未然に防ぎたいところだ。再び相手に目を向ければ「お前はこの地球の記憶にアクセスできんだよな?なら、依頼人と同じ研究室に所属してて似たような内容の研究してる奴って調べたりできんのか?」と問いかけて)
10057:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-11 13:47:55
メモリの衝動性という点でも狙う可能性は高いだろう。…そこまで条件が絞れているなら簡単だ。
(こちらの結果を伝えると相手の顔はぱっと明るくなって肩を何故か叩かれる。慣れないスキンシップに若干戸惑いを浮かべながら相手の言葉を肯定するように補足を添える。総合的に考えて今日の夜に依頼人自身を狙う可能性が高い。するとなにやら考えていた相手がこちらを向いて次の検索先を提示して来れば得意げな顔でこくり頷く。また地.球.の.本.棚の中に入り依頼人の所属している研究室について絞り込むとこちらは対象がハッキリしている分すぐに結果が出た。かなり高度な研究をしているようだがその中で興味深い記述を見つけるとまた現実に戻ってきて一人の男の名前を紙に記す。そして相手の方を見れば「今は所属している人にはそのような人物はいなかったけど半年前依頼人の所属している研究室からデータの改ざんや剽窃に近い不正行為を行って停学処分を受けた人物がいる。この男は後に自主退学したそうだけどその時に扱っていたテーマが依頼人のものとほぼ同じだ」と説明を続けて)
10058:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-11 18:19:13
退学して半年なら明日に学会がある事も手続きにかこつけて研究室に潜り込んで依頼人の動向も探れる、そいつがメモリを使ってる可能性が高い。よしっ!今から会いに行きゃメモリを使う前に止められ…
(あらゆる点が重なって自らの考えを裏付けるために再び検索を頼めばまたもあっさりと該当の人物が炙り出される。相手の情報からすると犯人は依頼人の成果を横取りしていたのかもしれない、自分の不正が暴かれ搾取していた人間が華々しく表舞台に出ようとしているならば逆恨みで全てを引き裂こうとする可能性は十分にある。相手が名前を書き込んだ紙を手に取ると興奮気味にこちらの推理を語る、これだけの情報があればこの男を探し出すのは容易だろう。今まではほとんどの場合犯人がメモリを使って暴れだした後にしか対応が出来なかったが、これならばメモリを使われる前に接触出来るかもしれない。思わずガッツポーズをして早速男を探し出そうとその場をかけ出すが直ぐにその足は止まる、もしメモリを使うのを止められなかったらと考えがよぎったのだ。この男が犯人だとすれば既にメモリの毒素にやられてまともではなくなっているはず、そんな相手からメモリを奪うことなんてできるのだろうか、奪ったとしてそれで犯人は罪を数えられるのだろうか。迷うように足を止めるがそれを振り切るように頭を振れば「メモリを使われる前に無理やり押さえ込めば良いだろ」と自分に言い聞かせるように言えば帽子を手に取ろうとして)
10059:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-11 19:06:03
…? …ちょっと待ちたまえ。
(メモリを使っているであろう人物を絞り込んで名前を書き込むと相手は興奮気味に推理を語っていく。まだ状況証拠ではあるが待ち構えるには十分な材料だろう。ガッツポーズをしたかと思えば気合いたっぷりに動き出そうとしていたがすぐにその動作が止まって首を傾げる。暫し沈黙の後に投げやりな言葉が聞こえてくるが生身でド.ー,パ.ン.トと対峙する可能性を思えばかなり危険な手段だ。少し考えてから相手に止まるように伝えると一旦ガレージへと降りる。それから少ししてクモの形をしたデバイスとメモリのようなものを持って戻ってくると相手の前に差し出す。検索のために開発と調整を進めていた物だ。相手に視線を向け「下にあった設計図と材料を元に作ったガジェットのようなものだ。超合金のワイヤーを射出したり、追跡の為のレーダーがついている」とその性能を説明しながら相手の手を取ると手首に装着して)
10060:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-11 20:00:48
ん?なんだよ?___…ガジェット?腕時計じゃねぇのか、だぁっ?!
(メモリを使われれば犯人を倒す、つまり息の根を止めなければ暴走を止められなくなる。追い詰めて逃がしてもメモリの毒素にやられた犯人は必ずまた何か手を汚して最終的にはメモリの毒素にやられて救えずにいた。今はまだ犯人を止められることを信じて動くしかない、覚悟を決めて事務所を出ようとするがその前に相手に呼び止められた。ガレージへと引っ込んだ相手をその場で待っていれば帰ってきたその手には見慣れぬ機械のようなものがあった。されるがまま手首に装着されるがどうみても時計にしか見えず怪訝そうな顔をしながらガジェットを様々な角度から見ていたが、不意に腕をのばしたタイミングでワイヤーが突然発射され思わず声をあげる。飛んでいったワイヤーはガレージの扉に引っかかっていた帽子を掴んで巻き取られた勢いで帽子が手の中に飛び込んできて思わず「おぉ!すげぇ!お前こんなのも作れんのかよ!」と感嘆の声をあげると先程の真剣な顔は吹き飛んで「なんだよこれ!探偵の七つ道具みてぇだ!」とすっかり興奮しながら腕のガジェットを指さし)
10061:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-12 01:02:04
まだ実際に使用テストはしてないけど今みたいにものを引き寄せたり何かを捕縛したり、緊急時の退避方法だったりと十分に使えるはずだ。
(ガレージからつい先日完成させたガジェットを持ってくれば相手は怪訝な顔で観察する。傍から見れば少し配色が派手な腕時計にしか見えないが特定の動作をするとワイヤーが発射されてハッドを捉えた。そのまま相手の手元に戻ってくればどういう用途なのか分かったようで感嘆と興奮気味な声が聞こえてくれば得意げに口角が釣り上がる。一般的なものよりかなり頑丈な合金を使ったワイヤーなためちょっとやそっとじゃちぎれたりはしない。その活用方法を提示し、さらに他のモードについても軽く説明してレクチャーをすると改めて相手を見つめて「協力する以上君が危険に巻き込まれて死なれるのは困る。僕たちはある意味一心同体だからね」と言いながら変身した時にドライバーが現れる自分の腹部に手を添えその理由を告げて)
10062:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-12 08:07:38
これがありゃ今回こそ上手くいはず……なんだよ心配してんのか?まさかお前からそんなこと言われるとは思わなかったぜ。まぁ、でも…ありがとな。今回はお前が相乗りしてんだ、絶対に依頼を成功させなきゃな
(最初こそ半信半疑だったがワイヤーを目にすることで漸くこの時計の意義を理解する、興奮するこちらに相手はまた得意げに笑みを浮かべていてイヤミが抜ければこんな表情もするのかとそれにも少し驚いた。一通りのレクチャーを受ければ躊躇した心はすっかりなくなり成功への期待が高まってくる、自信を取り戻した顔で相手を見たところで目が合い、予想外の言葉を言われればまた目を瞬かせた。興味を持ったこと以外には徹底的に関与しなかったのにまさか他人を思うことを言うなんて。それも効率だなんだ言うのかもしれないが今の言葉がこちらにとって嬉しいものだったのは確かだ。だが不意打ちでそんなことを言われるのは照れくさくて少々茶化した口調で返事をすれば先程相手が手を添えた腹部をトントンと軽く叩いて「じゃあ言ってくる。ドライバーを使わねぇのが理想だが……万が一の時は頼んだぜ、相棒」と声をかければ返事を聞く前に事務所を飛び出していき)
10063:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-12 11:40:37
…、相棒。……、
(興奮する相手に授けた理由を明かせばその目は瞬いて驚いたような反応を見せる。身一つであの場所から飛び出して戸籍もない状態の自分が頼れるのは相手だけだ。相手を亡くしてしまえば他に匿ってくれる人を探すのも難しいだろう。そんな損得勘定以上の物が芽生えている事には無自覚なままじっと相手を見つめていると相手は茶化したようにこちらを叩く。そして先ほどよりも調子よく声がかかって事務所を飛び出していくが【相棒】というワードが引っかかると相手が居なくなった事務所でぽつりと呟いた。今までド.ー.パ.ン.トと対峙した時相手は倒しきることが出来なかった。その葛藤は意識越しに伝わってきてその時は何故街を守りたいと言いながら既に危害を加えている怪物を倒さないのかと理解に苦しんでいたがこの数か月で相手が本気でメモリの使用者にすら救いたいと思う程のお人好しなのは伝わってきた。そんな相手と共に動くなら何が必要か、考え込んでから一つの推測が立つと本を持ってガレージに降りていき)
10064:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-12 12:30:58
こんなとこで何してんだ?お前はもう退学したんだろ?
(あの夜から今日までずっとやれるだけのことはやってきたつもりだったが常に水面ギリギリに顔を出してもがいている状態だった。だが今日は違う、相乗りしてくれる人間がいて新しいガジェットがあって死なないようにと心配してくれる人がいて随分と息がしやすい。おやっさんに習って思わず相棒と呼んでしまったことに今更恥ずかしくなりながら依頼人の大学へと急いだ。調査の中で研究室の面々とは既に顔見知りで相手が見つけ出した名前の紙を見せれば直ぐに顔が割れる、大方の所在を教えてもらって急いでそちらに向かおうとしたがその道中で例の男を発見した。そこはまさに相手が今日犯人が潜伏するであろうと示したポイントだった、夜に向けて下見にでも来たのだろう。背後から男に話しかければ慌てた様子で男が振り返る、こちらの態度を見て何かを確信したのか『俺が何処にいようと勝手だろうが!』と叫びながらメモリを取り出す。メモリを起動しようとするが素早くワイヤーを発射すると男の手からメモリが弾き出された。メモリが地面へ落ちればどちらも一斉に走り出す、先に男を落とそうと拳を振るったが興奮状態の男はそんな不意打ちにも対応してきて取っ組み合いになった。遠くへ吹き飛んだメモリに再びワイヤーを発射しようとするが伸ばした腕に拳をくらい弾き飛ばされてしまう。その隙に男はメモリを拾い嫌な笑みを浮かべると自らの手のひらへと突き刺した。途端に男の体はクロコダイルを模した怪物のそれへと変化する、異形を前に咄嗟にドライバーを腰に宛てがい相手と意識を繋げるがこうなってはもう息の根を止めるしか手段はない。思わず「くそ!」と悪態を着きながらワイヤーを発射するが爪で弾かれてしまいこちらに向けて振り下ろされた爪を咄嗟に地面へ転がって避けて)
10065:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-12 15:23:25
どうやら良いタイミングだったようだね。変身するよ、左.翔.太.郎。
(頭に浮かんだ構想が実用できるのか、ホワイトボードに溢れる考えと計算を書きなぐっていく。そして結論が出て満足げにマーカーにキャップをした所で腰にド.ラ.イ.バ.ーが現れて意識を共有する。そこから今相手が先ほど指定したポイントを訪れてあの男と対峙したところ、本棚で調べた通りクロコダイルのメモリを使用した事と現在の状況を把握すれば早速今の理論が検証できる機会ににやりと笑って言葉を返す。ワイヤーが弾かれて地面を転がって何とか避けたタイミングで変身を持ち掛けると疾風のメモリを起動してドライバーに装填する。相手の切札のメモリを差し込んで左右に開くと現実の体からは意識が抜け、相手と一つとなった。怪物となった男は計画を邪魔されてかかなり気が立っていて再び爪を振り下ろしてくる、一歩下がって避けるもすかさず強靭な顎でこちらに食らいついてきて地面に転がって攻撃を回避する。上位のメモリだけあって力勝負では難しそうで「あの攻撃を受けぬよう中距離戦で行こう」と声をかけるとメモリを赤と銀に変えてシャフトで距離を取りながら攻撃を叩き込んで)
10066:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-12 17:37:42
え、…あ?……あぁ、行くぜフィリップ!
(なんとか変身せずガジェットだけで乗り切れないかと思ったが流石に歯が立たないらしい、焦りを覚えていればドライバー越しに相手の考えが流れ込んでくる。これまで実現出来なかったことができるかもしれない可能性に一瞬動きを止めるがその後頭に流れ込んできたホワイトボードに連なる数式は理解できず思わず間抜けな声が出た。しかし理解はできなくても今意識が繋がる相棒がひとつの可能性を示してくれている、ならば体もこの先行く道も同じである一心同体の相手に賭けるのが筋だろう。動きを合わせて二本のメモリを装填してダブルへと変身する、近接では不利と判断した相手は赤と銀へとメモリを変えた。炎を纏ったシャフトで距離を取りながら攻撃を加えれば形勢が逆転する、お熱い炎で怪物の皮膚に纏っていた水分が蒸発していき動きが鈍くなれば「おらぁ!」と気合いの乗った声で重い一撃を食らわせ怪物を地面に転がした。この後今までは怪物を消し去るしかなかった、だが相手の脳内には新たな手段がある。怪物から目を離さないまま「ここからどうすりゃいいんだフィリップ!?」と相棒にこの先を託して)
10067:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-12-12 21:16:36
理論上体内のメモリ回路だけを破壊することが出来れば力の供給は止まって姿が元に戻る。そのためには的確に一か所をおなじだけの出力で叩くことが必要なのだけど…行けるかい、左,翔,太,郎?
(水辺から離れると動きが鈍くなるなら強制的に乾かすまでだと距離を保ちながら炎を纏ったシャフトを振って表面の水分を蒸発させる。狙い通り怪物は悲痛な声をあげて動きを鈍らせると相手が更に重い一撃を食らわせて怪物を地面に転がす。今まではここで相手が決めきれずに逃がしてしまうところだが既に頭に浮かんだ方法は相手にも共有されているようで手短にその理論と方法を伝える。全体に強いエネルギーをぶつければ使用者ごと消し去ってしまうがメモリから解放するには人とのメモリの接続部分を断ち切ってしまえばいい。だがそれには的確に一か所を狙い撃つ必要があり、二人で動くダブルでは同時に叩かなければそれを可能にする出力は出ない。右肩下の狙い撃つ場所を見ながらシャフトを構えると覚悟を問うように名前を呼んで)
10068:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-12-12 22:24:58
……やらなきゃあいつに罪を数えさせられねぇならやるしかねぇ。それに今の俺とお前なら…二人で一人の俺達ならやれる!決めるぞ、フィリップ!
(脳内に流れ込んできたメモリだけを壊すその方法を問えば相手から手短に説明がされる。今まで何度か相手と共に変身をして戦闘を重ねてきたが支障が出ないように同じ動きをしているだけだった。だがそれでは足りなかったのだと相手と共に右肩下を真っ直ぐ見つめる、真に二人で息を合わせて全力でかつ均等に一点を狙わなければならない。昨日までの相手とならばそんなことできるはずがないと鼻で笑ったのだろうが今は違う、こちらから悪魔と自称する相手に乗って、相手から同じ罪を償うためにこちらへと乗って、互いに相棒と相乗りしているのだ。相手が言った一心同体という言葉が頭に過ぎる、だが自分達はそれ以上でいてよりシンプルにひとところにいる。それを二人で一人と称してこちらからも強く名前を呼べばシャフトを強く握り炎を惑わせ怪物の元に走り出した。全力の力を込めて、しかし今までで一番強く相手を感じ僅かな呼吸すら合わせながら容赦の無い渾身の一撃を相手と共に一箇所へと叩き込んで)
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