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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
10312:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-03 22:23:15
……、…ん、ああ、凄く美味しい。身が厚くて脂の乗ったマグロの旨味と出汁の効いた柔らかく甘い玉子、煮付けたしいたけやぷりっとしたエビまで色んな具材の味や食感を一気に楽しめて面白い料理だ。それに特定の方角を向いて食べるという状況も普段と違っていてより味や食べるという行為に集中できて…
(ちらりと相手の方を見れば何度か目が合う。どうやら考えることは同じらしい、普段なら共有していた感想を封じられてはやく伝えたい気持ちと味わいたい気持ちに挟まれながら恵方巻を食べ進めていく。豪勢なものを選んだ分なかなかボリューミーで一気に食べるには少々きつかったもののバラエティー豊かな味や食感に助けられて何とか最後のひとくちを大口で食べてしまう。相手が大きな声で感想を言うのを聞けば頬を少し膨らませながら何度も咀嚼してごくりと飲み込むと口を開いて同意の感想を口にする。だがずっと言えなかった分こちらはまくしたてるように恵方巻について感じた情報や感情を一気にまくしたてていく。雪崩のように自分の考えを口にしていたがちらりと視線を向けたときに相手と目が合うとそれを一旦止め「奮発して良かっただろう?」と得意げに尋ね)
10313:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-04 07:55:48
……あぁ、店員さんとお前の口車に乗って良かったな
(恵方巻を食べる間喋ることができないのは思った以上の制約で漸く食べ切ることが出来ればちょっとした達成感と共にすぐに感想が口をついて出る、一足遅れて完食した相手は最後の大きな一口で頬を膨らませていてその時点で吹き出しそうになってしまったが、口の中のものを飲み込んだ直後ずっと溜め込んでいた感想を堰を切ったように捲し立て始めると呆気にとられてしまった。感想は留まることを知らず遂には途中で吹き出してしまう、恵方巻のルール故にここまで伝えたい事を溜め込んでいたのがなんとも愛しい。ふと相手は言葉を途切れさせると得意げな顔を向ける、いつも通り値段に躊躇していた所を相手に押しきられるようにして購入した恵方巻だったが少し背伸びして正解の味だった。自慢げで好奇心が止まらない姿につい手を伸ばして相手の頭を撫でてしまう、先程頭を撫でられた時とは違う種類で、しかし同じくらいの暖かさに胸が満たされつつ「でも食べる行為に集中出来るってのは嘘だろ。ずっとなんか言いだけにこっち見てたじゃねぇか」と揶揄うように言って)
10314:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-04 11:39:10
ならば来年も同じくらい豪華な奴にしよう。…それは、その、君もちゃんと味わって食べているのか気になっただけだ。
(ルールで禁止されていたことを解き放つように感想をまくし立てると相手は呆気に取られたようなリアクションを取って、それから噴出した。その態度に僅かに眉が寄るもその表情は楽しそうで目があったタイミングで今回の恵方巻を選んだことを誇ると頭の上へと手が伸びてきてその場所を撫でられると色んなものが解けて満足げな笑みを見せる。相手からも好意的な反応が返ってくればちゃっかり来年も同じくらいの値段帯の恵方巻を買う事を弾む声で決定していた。そうして恵方巻の美味しさと相手と話せるようになった幸せに浸っていたが先程の発言に対して指摘が入れば気まずそうに視線を逸らしてそれっぽい言い訳を口にする。だが何度も目があったという事は相手も自分を見ていたわけでじっと視線を戻すと「君こそ僕の様子が気になってこちらを見ていただろう」と同じ言葉を返して)
10315:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-04 12:31:58
なら恵方巻の為に仕事に手を抜かねぇようにしねぇとな。…な、そりゃ…まぁ…いつもお前といろいろ話しながら食うんだから、落ち着かなくなんだろ
(好奇心を輝かせながら感想を捲し立てる姿にどうしても胸を擽られてしまって思わず笑えば一瞬相手の顔は不満げになるが頭を撫でてやれば一転して満足げな笑みを浮かべる、こちらの意図が伝わったのだろう。その変化にまた同じく愛おしさを感じながらちゃっかり来年の約束まで取り付けられてしまうと、ならば代わりにと所長様に怒られないくらいに仕事に精を出すことにしておいた。恵方巻を食べる間そわそわしていたことを揶揄ってやれば相手は簡単に動揺を見せて口元が緩みそうになるのを必死に押さえる、先程の早口の感想が何よりそわそわしていた証拠だ。それをまた指摘しようとするがその前にこちらも同じだと言われれば一瞬動きを止める、いつもなら適当に誤魔化すところだが妙に気持ちは緩んでしまっていてポツリポツリと本音を口にしてしまった。言ってから恥ずかしくなると「今のナシだ。ただお前が食うとこ見てただけだ!」と今更言い訳をして)
10316:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-04 14:57:10
それはそれで恥ずかしいことを白状していないかい? まあでも…黙っていても考えていることはほぼ同じのようだね
(すっかり機嫌を直して浮かれていたのに恵方巻を食べている間のことを指摘されると目が泳いでしまう。相手の事が気になって集中しきれずに早く食べてしまおうと思ったのも事実だ。だがそれは相手も同じことでそのことに言及すれば相手の動きが止まる。そしてぽつぽつと普段の食事との違いを告げられるとぶわっと胸に幸せが湧きあがる。それから何とか取り繕うとするもその言葉すら甘くて愛おしいものであれば分かりやすく口角をあげながら椅子を持ち上げて相手に近づきくっついくように座り直す。恵方巻の美味しさを味わう時間ではあったがこんな短時間ですら喋らないと違和感を覚えるらしい、単なる栄養摂取の手段であった食事が相手とのコミュニケーションの場になっている変化を噛みしめつつさらりと相手の言葉を肯定しておいた。豆まきと恵方巻と調べた節分の行事を一通りこなせば「これでこの一年も良い年になりそうだ」と軽い笑みを見せて)
(お世話になっております。そろそろ頃合いかと思いお声がけさせて頂きました。節分という行事でしたが検索が食いつく所から探偵君が乗ってくるところまで普段の二人らしいやり取りがたくさんできてとても楽しかったです。検索の振り回すような態度や好奇心をゾクゾクさせることも出来ましたし何より鬼から過去の鬼ヶ島での記憶に結びつける発想は完全に頭から抜けていたので凄く凄く良かったです。あの時の探偵君が今も記憶にはないけど何処かに残っていることが伺えましたし完全に無くなっていないという描写がとても嬉しかったです、今回もありがとうございました!
次のお話ですがいかがでしょうか。今回が箸休めのような緩い話でしたのでメモリが絡むようなシリアス寄りの事件でも良いですし、因習村的なものやホラー関係の話、お題をクリアしないと出られない部屋みたいなものまで色々興味はあるのですが探偵様のご希望のものはありますか?)
10317:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-04 19:13:37
な、……ならいいじゃねぇか……あぁ、これで事務所も安泰だな
(二人きりで節分という行事を楽しんでいるうちに事務所にいるというのにすっかり気が緩まってしまって普段は照れて言えないような事を口にしてしまう、慌てて誤魔化そうとするが時既に遅しのようで相手の口角は気持ちのいいくらい楽しげにあがっていた。小っ恥ずかしさに苛まれていたが不意に相手は座っていた椅子を持ち上げて二人の距離を縮めてからまた隣へと座り直す、腕が触れ合う距離になればふわりとまた幸せが胸を満たして、あっさりと同じ考えであるのを認められるとさらに幸せが熱として顔に上がってくる。ぶっきらぼうに返事をするものの顔が緩まないようにするのに精一杯だ。確かにある右隣の温もりを感じながら無事に節分の行事を終えられたことを、そして相手の初めてをまた共有できた喜びを感じながら、恵方巻で腹いっぱいになった分暫く二人で余韻に浸っていた。)
(/こちらこそお世話になっております!久しぶりに二人のなんて事のない日常のやり取りをして二人にしかない空気感を楽しむことが出来てとても楽しかったです。やり取りを読み返していた時に過去の鬼の話と節分を絡められないかとぼんやり考えていたのですが、節分を楽しみつつ良い塩梅に二人に確かにある絆なお話ができてこちらも満足です。さらに検索様に喜んでいただけたなら何よりです!こちらこそありがとうございます!
次のお話ですが挙げていただいた中だと因習村なお話が気になりました。二人で依頼に訪れた村でミステリーホラー的なものに巻き込まれてシリアスなお話が出来れば楽しそうだなと思っているのですが、ある程度お話のベースを打ち合わせた方が良いかなと思いまして…なにか検索様が想定されているお話や元ネタなどがあったりしますでしょうか?)
10318:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-04 20:40:35
(/きりがよさそうですのでこちらだけで失礼します。それでは因習村っぽいお話にいたしましょう。何となく浮かんだ題材なので深い内容は考えていないのですが依頼で失踪者を探しに訪れるor遠出の依頼から帰ってくるときに森で迷ってしまって偶然村を見つける→そこまで大きくない村で村人も余所者である二人を心配してくれて異様なほど快く歓迎、泊まる場所や食事を提供してくれる→その深夜に妙なものを目撃するみたいな流れかなとぼんやりと考えています。因習の内容も余所者を生贄にするとか冥婚させようとする、もしくはどちらかが村の一番大きな家で幼い時に亡くなった息子とそっくりで段々とその息子のように扱われる、みたいなのも不気味かなと思いました。がっつり怪奇がいるパターンでも人間が一番怖いオチでも背筋が凍るような体験が出来そうですが探偵様のお好きな方向とかありますか?)
10319:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-04 21:17:32
(/導入考えていただきありがとうございます!その中ですと冥婚させられるというのが気になりました。数年毎に失踪者が出ている村があるという依頼が来て調査にいったら、どちらかが花婿として適していたため歓迎される→奇妙なもてなしを受けるがそれらは全て花婿になるための準備だった、みたいなのはいかがでしょうか?個人的にはホラーもののオチは人怖の方が好きなので、最初はささやかな信仰だったのに村長夫婦が自分達の子供が死んだことを受け入れられず、子供をミイラ化させて保管し相応しい人物を探すために宗教をより過激化させていた、みたいなお話だったり、自分達が金欲しさにそれっぽい宗教を作って奇跡をでっちあげていたらだんだんエスカレートして人を殺すことさえ厭わなくなって人の命よりも金が大事になってしまっていた、みたいなお話が思いつきました。ひとまず思いついたまま書いてみましたが、検索様のお好みの展開だったりはありますか?)
10320:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-05 10:41:59
(/冥婚させられるのいいですね!真相については前者の子供の死が受け入れられない村長夫婦の方が後味悪くて好みなのでそちらの方で展開していけたらと思います。また花婿として歓迎される側についてどちらでも面白そうではありますが前回検索が王子役をしましたし、周囲から好感を持たれても不思議ではない観点でも探偵君にするのはいかがでしょうか。検索も友人として一緒に歓迎を受けるも探偵君の目が離れたところでは態度が一変して異物として村から追い出そうとしてくるor消そうとしてくる、とかだと更に因習村感が増すかなと思っております。まるで今も娘が生きているみたいに話す村人達と夫婦とか妙に権力を持っている尊重、謎の風習みたいなものも盛り込んで冬ではありますが背筋が冷えるような話が出来たら面白そうです。)
10321:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-05 12:38:46
___バイクで行けんのはここまでみてぇだな
(二人で節分を楽しんで厄を払い福を呼び込んだ日から一週間ほど、豆まきのあと念入りに事務所は掃除したはずだったがあれだけ派手に豆まきをしたせいか物陰にはまだ痕跡が残っていたようであっさりアキコに豆が見つかってしまった。その後良い恵方巻を食べたところまで予測してみせたのは流石おやっさんの娘というべきか、それとも食い意地が張っているというべきか、ともかくその日も騒がしく言い合いをしていたが依頼人の来訪によって所長様の怒りは有耶無耶になった。依頼に来た男性は大学生で同じゼミの友達が失踪したので探して欲しいという内容だった。二人が所属するゼミは文化研究が主なテーマだそうで、失踪した友達は教授が隠し持っていたレポートをこっそり呼んでとある村の文化に興味を持ったらしい。その後教授にレポートを読んだことを叱責され忘れるよう強く言われていたが逆にそれが彼に火をつけてしまったらしくレポートに記された村へと出かけていき、結果もう一週間も連絡が取れていないという。教授も警察もあてにならないらしく最終的にここへ来たようで青い顔で事情を説明する依頼人を見捨てることなど出来なかった。例のごとくひとりで調査に出かけようとし、相手が一緒に行くと主張しやや渋ったあと、二人で彼が向かったとされる村に行くことになったのだった。バイクでなんとか行ける距離ではあったが途中道に迷ったり崖崩れがあって遠回りしたせいで予定よりも随分と到着が遅れてしまった。村近くにたどり着いたのは良いものの目の前に広がるのはバイクも通れない細い道で路肩にバイクを止めると後ろに乗る相手の方を振り返り「こっからは歩きみてぇだが…お前ほんとに一緒に行くのか?」と心配半分で問いかけて)
(/それでは探偵が冥婚させられる方向で行きましょう!隠れたところで検索くんが排除されそうになるのも実に陰湿で良いですね…!普通に話しているはずが何処か違和感があったり変な風習があったりとかでじっとりとした気味悪さの中でお話が進められればと思います。こういう因習村ホラーにありがちなことどんどん詰め込んでいきましょう。ひとまず村の前まで行くところまで一気に進めましたが、事務所の会話のところまで戻していただいても大丈夫ですし、このまま乗っていただいても大丈夫です!いつもとは一味違う薄気味悪いお話是非是非楽しみましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫てます!)
10322:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-05 14:41:59
こんな所に村があるなんてね、…当たり前だろう、ここまで来ておいて置いていくつもりかい?
(節分を満喫した翌日、払ったはずの厄の代わりに舞い込んできたのはまた妙な依頼だった。教授の持っていたレポートに乗っていた文化に興味を持った大学生が単身で現場に向かい連絡が取れなくなったらしい。青い顔で友人を見つけてほしいと願う依頼人を相手が見捨てるわけもなく依頼を引き受けることになった。その村についての情報を貰い早速地.球.の.本.棚で調べてみるも本当に辺鄙なところにあるような村で他所との交流をあまりしない閉鎖的な土地ということ以外は失踪に繋がる情報は得られなかった。案の定一人で向かおうとする相手を引き留め、半ば強引にバイクの後ろに乗り込むとその村へと向かった。調べた住所を元に進んでいくが入り組んだ分かれ道や崖崩れなどが多くて引き返したり遠回りなどしていれば予定よりもずっと遅い時間になってしまった。村の入り口らしき場所を見つけるととても人が住んでいるとは思えないこれまでの道と先に続く細い道に思ったことが零れる。バイクを停めた相手に改めて同行について聞かれると僅かに眉を寄せながらそれ以外の選択肢はないと返す。失踪者が関わったらしい何があるか分からない場所に相手一人で行かせる訳にはいかない。後部から降りて服を整えると「だけどこの先何が起こるか分からない、用心して進もう」と伝えて細い道を一列で歩きはじめて)
10323:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-05 19:15:16
ハ,ー,ド,ボ,イ,ル,ダ,ーで帰るにしても遅くなっちまうか…あぁ、いくぜ
(相手の呟きに同意しながらバイクを降りる、近くにあった茂みを軽く手で避けるとそこにはギリギリ読める文字で村の方向を示す看板があったが目の前にあるのは普通ならば入ろうとは思わない獣道のような細い一本道だ。事前の検索でもほとんど情報が無いことを思えば単身で乗り込んだ方が良いようにも思えたが相手には不満げな顔をされてしまう、ここまで来た以上引くことは無いようだ。どちらにせよ今すぐバイクで風.都.に引き返したとしても夜道を走ることになる、相手を暗い中で帰らせるのはそれはそれで不安で警戒するよう言われると頭に乗った帽子の位置を整えてから村への道を歩き始めた。相手の前を歩いて神経を研ぎ澄ませながら森の中を進んでいく、二人が草を掻き分けたり地面に落ちた枝を踏みおったりする音しか聞こえない静かな状態が続いたがその中に奇妙な音が混ざり始めると手で合図を送って一旦止まれの合図を出した。ちらりと目配せしてから音を出さないように気をつけつつ道を進んでいくと段々とその奇妙な音が大きくなっていく、やがてその音は言語らしきものとして聞き取れるようになってどうやら複数人が何か同じ言葉を口にしているようだった。やはり奇妙なそれにまた相手に目配せしてからさらに進んでいけば声の発生源へとたどり着いた。何やら人が集まっているようで目的の村の人だろうと足音と共に踏み出した矢先、一斉にそこにいた人々の目がこちらへと向く。その目は信じられないものを見るかのように一様に見開かれていて気味の悪い圧に思わず立ち止まってしまって)
10324:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-05 20:08:47
……! …いえ、僕たちある人を探してて、最後にこの村のことについて話してたから何か手がかりが無いかと来てみたんです
(相手と意志を合わせて細い道を進んでいく。この先に人が住んでいるとは思いにくい光景だか地.球.の.本.棚の情報なら間違いなくこの先だ。やがて森の中を進んでいくと奇妙は音が聞こえ相手の合図を受け一旦止まる。自然ではない音に緊張を高めながら音を立てないように進んでいくと人影が見えてきた。街の人とは少し雰囲気の違う服を着た複数人が集まって見知らぬ言語のようなものを話していれば僅かに眉を寄せていたが相手が足を踏み出し木の枝を折る音が響くとその目が一斉にこちらを向く。信じられないものを見るように一斉に見開かれた目からは人間らしさがなく、その不気味さに思わず固まって動けないでいるとその人の集まりの奥から落ち着いた風貌の老婦人がこちらへとやってくる。他の人と違って穏やかな笑みを見せながら『こんな所に他所の人が来るなんて珍しいねぇ、迷子にでもなったかい?』と問いかけてくる。人間らしい柔らかな対応に幾らか緊張を解いて相手に軽く目配せしてからここに来た理由を説明して)
10325:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-05 21:43:07
ここに居たんですか?!ならこの村の周辺を探さねぇと…
(こちらの存在が集まる人々に伝わった途端、意味の分からない言葉を紡ぐ口は一斉に閉じられて代わりに全ての目から視線を浴びる、異様な光景に二人して固まっていたが集団から出てきた老夫婦は穏やかに話しかけてくれて息を吐いて心を落ち着けた。老夫婦が話しかけた途端に周囲の人々にも生気が宿って、しかし物珍しそうな目がこちらへと向く。相手の目配せを受けて事情を説明し始めて内ポケットから失踪したという大学生の写真を見せると、その写真をじっと見た旦那さんの方が『あぁ彼なら一週間くらい前に来たかな?暫く滞在すると言っていたんだが村を見て回ってるうちに挨拶もなく居なくなっちまってねぇ』と大きな手がかりを告げられて思わず声をあげてしまう。どうやらこの村に来たのは間違いないらしい、彼の言い草では突如居なくなったとのことだがこの森深い場所で迷ってしまったのだろうか。事態は一刻を争う可能性もある、老夫婦に向き直ると「俺達は探偵でこの人を探しに来たんです。良ければ村と周辺を調査させてもらえませんか?」と問いかければ老夫婦にはニッコリと嬉しそうな笑みが浮かんで『えぇえぇ、もちろん。少ししたら日もくれますし、暫く泊まっていかれてはいかがですか?』と願ってもない申し出を受ければ顔を明るくさせて「ほんとか?!ぜひお願いします」と相手と相談する間もなく返事をしていて)
10326:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-06 10:48:11
…なら、お言葉に甘えさせてもらいます。
(妙な様子だったものの話の通じそうな老夫婦に目的を説明して目配せすれば相手が失踪者の写真を見せる。すると夫の方が写真をじっと見つめここに来たと証言して少し驚く。道中で行方不明になったか何かしらに巻き込まれた線も考えていたがこの村を訪れてそれから姿が見えなくなったのならこの辺りで何かあった可能性が高い。相手が身分を名乗って調査の協力を求めると快く受け入れてくれるばかりか宿泊の提案までしてくれる、それに対して二つ返事で相手がお願いするものの周囲の村人の視線は未だ伺うような感情が読み取れてあまり良い物ではない。言葉に出来ないような妙な違和感を覚えながらも日暮れも近くてこの村の調査のことを考えれば有難い申し出ではあって少し遅れてこちらからもお願いをした。『街の人には少し古臭く感じるかもしれないけど滅多に来ないお客さんだし、おもてなしさせてもらおうかしら』と楽しそうに話す妻の案内で村の中に招かれる。通ってきた細い道からは想像できないほど立派な家が何件か建っていて畑や村の掲示板などもあってここで人々が生活しているのがよくわかる。街とは違う景色興味深そうに周囲を観察しながら案内されている間も『ここまで来るのも大変だったでしょう?』と老夫婦は積極的に相手に話かけていて)
10327:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-06 12:35:21
細い道とか崖崩れも多くて思ったより時間かかっちまいました。ここに住んでるなら街へ買い出しに行くの大変じゃないですか?
(目の前に手がかりがあり今から家へ戻ることもできない状況で泊めてもらえるなんて願ってもないことだ、それにこの村の人と繋がりが出来れば失踪した大学生を探すのにも有益な情報が得られるだろう。勝手に宿泊を決めてしまったが相手の方を見ればどうやら賛成のようでこの村に滞在することが決まる、穏やかな口調で楽しそうに話してくれる奥さんにこちらも「ありがとうございます」と気持ちの乗った返事をしながら村の中へと案内してもらった。未だ他の村人からは絡みつくような視線を向けられているが自分達を拒絶する声は聞こえてこない、やはり村外の人間は物珍しいのだろうか。細道を抜けた先には立派な家々が建っていて思わず感嘆の声をあげ、労う言葉を掛けられればこちらもいつもの調子で返事をする、風.都.の外とはいえ見知らぬ場所で、少し年齢はズレているが祖父母のような夫婦と話して歩いていれば何処と無く懐かしい気持ちにもなった。『基本的に私達は自給自足でねぇ。街の方には滅多にいかないんだよ』と返事を受けながら歩いていればふと目に留まるものがあった。家の玄関先に古ぼけた人形が吊るされているのだ。二つの人形がひとつの組紐で固く結ばれて玄関前に吊るされている、何処か苦しそうにも見えるほどギチギチに縛られ吊るされた二つの人形の顔部分には何かの花を模したような印が押されているが、インクをたっぷりと付けているせいなのかその印から赤い筋がいくつも垂れた跡があった。なんとも言い難い人形に目を奪われていれば『あぁ、あれが気になるんだね。あれは神様に認められた夫婦が住んでいるお家って証なんだよ』と旦那の方が口を開いて)
10328:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-06 14:24:19
この街の風習のようなものだろうか。
(隣の方で老夫婦と相手が会話を弾ませる。さっきの村人からの視線が嘘だったかのように自然で相手も普段より声が弾んでいるような気もする、若干胸がざわつくものの普段とは違う景色に観察するように見渡しながら三人の会話を聞いていたがふと相手の視線が一か所で止まる。相手の身ている先を追ってみると古ぼけた人形が二体セットでぐるぐる巻きにされて赤の滴る花の印とともに玄関先に吊るされていて何とも不気味だ。それに対して夫は人形の説明をしてくれるが少なくとも風.都.では見ることのない状態だ。この村だけで行われていることなのかとぽつり零していると『この村の人たちはみんな神様に認めて貰って結婚するんだ』と夫が更に話を続ける。以前巻き込まれた結婚式でも神に誓う問答があったがあの人形は物になっている分強い意志や意味を感じる。無意識に指先を唇にやって考え込んでいれば『うちの娘も早く良い人に会えたらいいのだけど』と妻が零していて思わず視線を向けた。「娘さんがいるんですか?」と問うと『ええ、私達自慢のかわいい娘がいるの。最近はひきごもりがちなんだけど…後で是非二人にも紹介させて』と妻のにっこりとした笑みと返事が返ってきた。そうして歩いていると今までの立派な家の中でも一番に大きくて趣のある家に辿り着く、中も大分広そうで旅館のような見た目に立ち止まっていると『どうぞ、入って』と促され、一旦相手と視線を合わせてから中に足を踏み入れて)
10329:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-06 20:22:21
なら夫婦が増えるとあの夫婦の人形も増えるってことか。…えぇ、ぜひ
(見た目だけで言えば正直不気味な人形だったが旦那の方の解説を聞けばそれが夫婦を示すものだと分かる、周囲の家を見回してみればどの家にも玄関先に同じ飾りがあって納得するように呟いていれば奥さんが嬉しそうに頷いていた。神様というワードがでるあたり信心深い村なのかもしれない。だがやはり吊るされた人形はどうにも不気味さが勝って、しばらく眺めてその原因に思い至る。どの人形も色褪せているのだ。一緒に結ばれているというより縛られ草臥れているようにも見える、そんな古びた人形ばかりということはこの村に若い夫婦はいないということだろう。そんなことを考えていれば奥さんの方から娘がいるのだと聞かされる、先程の集まりの中にも一見若い人はいなかったがどうやらそんなことはないらしい。夫婦の風貌から察するに娘というのは自分達と同じくらいの年齢だろうか。そんなことを考えながら案内された家はこの村の中でもとびきり大きくて相手と一緒に呆然と見上げてしまう、奥さんに促されると同時にこちらを見ていた相手と目が合って中へと案内された。広い屋敷だが家の中は丁寧に掃除されている、立派な作りに思わず「もしかして旦那さんって村長だったりします?」と問いかけてみれば『えぇ、その通りよ。さすが探偵さんね』と嬉しそうに褒められてしまった。若干照れながら謙遜し歩く廊下には時折先程人形に押されていた印と同じ紋様が刻まれていて)
10330:
検索 [×]
ID:415c83bff 2026-02-07 13:35:23
何から何までありがとうございます。
(村一番の大きな建物に圧倒されつつ案内のまま中へ足を踏み入れる。中も広いお屋敷で立派なつくりになっていて思わず相手がこの村での立場を聞けば村長だと聞いて先ほどからの態度に納得がいく。先ほどの村人の態度も権力者の前だからということなのだろうか。妻に褒められて若干照れながら歩く相手の後をついていっていると廊下にもあの人形に押されていた紋様が刻まれていることに気付く。家紋のようなものかもしれないが何処か引っ掛かる。前方を案内する老夫婦と相手をちらりと確認してからバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トでこっそりとその模様を隠し撮りしておいた。カメラを仕舞って三人と距離を詰めて進んでいると奥の客間に通された。室内も綺麗に片づけられていて埃一つ落ちていない、客を招きいれる体制が整った部屋を観察していれば『何もないけど好きに使ってね。私たちはちょっとやることがあるからごゆっくり、またあとでお夕飯を食べましょう』と妻が言って夫婦ともに部屋を後にしていった。部屋に二人だけが残されると「ひとまず、野宿することにならなそうでよかった」と相手の方を見て安堵の息をついて)
10331:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2026-02-07 18:30:24
あぁ、それにこの村にあの大学生が来てたってのはデカイ手がかりだぜ。村の人からも話聞いて早めにケリをつけちまいてぇな
(村長夫婦と穏やかに会話を進めながら屋敷の廊下を歩いていく、これだけ綺麗にされているということはお手伝いさんでも雇っているのだろうか。だが廊下を進む間も彼らの娘だという子の気配はなくやがて客間へと通される、案内された部屋もまた立派で相手に続いてお礼を伝えた。そのまま夫婦を見送って部屋には相手と二人になる、帽子をとって用意されていた座布団へと腰を下ろすと安堵する相手に頷いていた。拠点を得たことも大きいが探し人である大学生がこの村に来ていたという情報はかなり重要だ、姿を消したのが突然だったのならばこの村の周辺で遭難しているのかもしれない。明日朝早くから動き出して彼を見つけ出したいところだ。ふと視界に移ったものの方へ目を向ける、そこには柱に刻まれたあの紋様があってそれを見つめながら「依頼人の話じゃ大学教授が隠したがるような何かがこの村にあるって話だったが…見慣れねぇ風習はあったけどそこまでじゃなかったな」と軒先に吊るされた人形を思い出しつつ言って)
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