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相乗りで何処までも 【 〆 】/9886


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自分のトピックを作る
9867: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-05 19:46:03

こんな短時間で協力を…分かったっ!
(いつもの連携で道の両端を塞ぎ追い詰めたと思えば得意げになり奪った金庫を回収しようとするがその手や服には無くて目を丸くする。同時にわき道から物音がすればそちらに金庫が渡ったのだと察して驚きの声をあげる。まさかひたすら追いかけっこをしている間に物品の受け渡しをする時間があったとは。相手から指示が飛べば返事をしながら目の前の男を力で地面に押さえ込んで動けないようにする、その間相手は金庫を持った男を追いかけていき加勢したい気持ちを押さえながら警察を待った。少しするとパトカーの音が近づいてきて見慣れた二人がやってくる、事務所や夜に何度か会ったことのある刑事で相手の頼りにしている人だ。吸血鬼ということは隠しているため牙などが見えないようにしながら状況を説明して身柄を任せると犯人と相手の後を追う。暗闇でも働く目と耳で辺りを探りながら相手の気配を辿って追いかけ漸く遠くに相手の背中が見えるようになれば「翔太郎!」と叫んで)


9868: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-05 20:55:08


(先程の一人を相手に任せて金庫を持ったもう一人を追う、距離はあったが庭たる風.都.の地形は把握済みで微かに聞こえてくる足音を頼りに一気に距離を詰めた。犯人はそこそこの重さのある金庫を持っていてスピードも落ちている、あっという間に追いつくと犯人の肩を掴み動きを静止した。「観念しやがれ!」と叫んで無理やり金庫を奪おうとした瞬間、男がこちらに振り返り『しつけぇんだよ!!』と叫ぶ、視線は金庫に向いていて視界の端に鈍く光るものが見えた。本能で危険を察知すると金庫に手を伸ばすのを止めて拳を握り男に狙いを定める。しかしこちらが踏み込むのが一歩遅い、振りかぶった拳が男に届く前に鈍く光るサバイバルナイフが肩へと突き刺さった。肉を抉られる感覚に顔を歪めながら拳を振り抜くが速度が落ちたそれは男に届くことはない、こちらの拳を悠々と避けた男はその拍子にサバイバルナイフを引き抜いて、遠ざかるナイフと共に赤い血が爆ぜるのが見えた。同時に背後から相手の声が聞こえる、それが幻かどうか判断がつかないまま体がふらついたところにトドメの一撃を食らわせようと男は再びナイフを振り上げていて)


9869: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-06 01:02:24


…ッ、触るなっ! …なにしようとした?
(必死に気配を探ってやっとその背中が見える。叫んで追いつこうとするがその様子は少しおかしくて体がふらついたように見えた。次の瞬間、風に乗って相手の血の匂いが強く香ってぞくりと腹の底が震える。そして相手の前にいる犯人がきらりと光る何かを振り上げたのを確認すれば何かが起きたかを瞬時に理解してしまって目の前が真っ赤になる。相手に危害を加えた、自分のモノに手を出されたと認識した途端冷たいはずの体が煮え立つような感覚と共に瞳孔を細くして声を張り上げた。即座に動いた体は人ならざる速度と力で男を捉えて掴んだ腕を逆方向に捻じ曲げる。男が悲鳴をあげる前に手で喉を掴むとそのまま地面に叩きつけ爪を食い込ませる。怒りよりも深く冷たい感情に支配されているのを感じながら尋問のように問いかけ、制御の効かない手で泣き叫ぶ男の首の骨を折ろうとしていて)



9870: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-06 07:43:03


……っ、……それだけは、ダメだ……俺達は、罪を、数えさせるだけで……罪を、裁くのは警察や裁判所の、仕事…だ……
(痛みに耐えるのに必死で他のことに気が回らない、そんな状態ではこちらに向かってナイフが振り上げられても反応することすら出来なかった。しかし直後空気を震わせるほどの声が響いて風よりも早い何かが横を通り過ぎていく、派手な音の後に漸く相手がいることに気が付き安堵するが、その手が犯人を絞め殺そうとしているのが見えれば一気に正気を取り戻した。慌てて駆け寄るが足がもつれてほぼ倒れ込むようにして後ろからしがみつく、この街の探偵として超えてはいけない一線を口にしようとするが何故か口は上手く回らなかった。しかし相手が例え人智を超えた存在だとしてもこの街の人を殺した事実を作りたくなくて必死に手を伸ばして首を絞める手に自分の手を重ねる、その手が自分の血に塗れていることには気が付かなかった。男の首から手を剥がそうとするが力を込めることすら出来ない、相手に血を与える時はあんなに心地好いのになぜ傷口から血が溢れ出すのはこんなにも苦痛なのか理解出来なかった。そのまま血と共に力は失われて相手の背中からずり落ちるようにして地面へと倒れる、シャツを自らの血で真っ赤に染めながらも再び相手に手を伸ばせば「フィリップ、…」と名前を呼んで)


9871: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-06 11:26:18

君なんかが、翔太郎に…、でもっ!…ッ、翔太郎!
(自分の大切な物を傷つけ、命まで奪おうとした。それだけでまともな理性は吹き飛んで目の前の敵を排除しなければという思考にかられる。徐々に手に力を込めて怒りと恨みを込めた低い声をあげながらその骨を折ろうとして居れば後ろから何かに抱きしめられる。乱れる感情の中でも相手の声だけは良く響くが途切れ途切れで辛そうであればそんな状態にした男への怒りは増して食い込ませた爪が首に傷をつける。衝動のまま殺めようとしていたがこちらの手に生暖かい温度と強い相手の香りがすれば意識がそちらに向かう、そこは今までないほど赤に塗れていてそれが相手のモノだと認識すれば腹の底が一気に冷たくなる。人間は血を多く流したら死んでしまう、そんな当たり前のことを思い出し、同時に背後から相手の体がずり落ちれば今度は相手が居なくなる恐怖に襲われ男を投げ捨てると相手の名前をさけびながらしゃがんで相手に縋る。ハードボイルドだと自慢するシャツは真っ赤に染まっていて更にその面積を増やしている。伸ばされた手を咄嗟に掴むと自分の体温とそう違わないような気がして「嫌だ、ダメだ、死なないでくれ」とパニックに陥りながらぎゅっとそこを握りしめ何度も「翔太郎」と呼ぶ。いつかは別れが来ることは覚悟していたが決して今すぐにという話ではない、傷は思っているよりも酷くこのまま救急を呼んでも間に合うか分からない。顔を歪め相手に縋りつきながら人間の脆さと喪失への恐怖を痛感していれば一つの方法が浮かんだ。ずっと拒んでいた話だが相手が救われるなら、と考えが過ぎれば強くその手を握って「翔太郎、さっきの僕に近しい存在になりたいって言っていたの、本気かい?」と確認をとるように、或いは願うような口調で問いかけて)

9872: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-06 12:33:48


フィ、リップ……ずっと、…言わなきゃ、ならねぇと思ってた……お前は、俺が人間の世界、から…外れるのを嫌がってたけど……俺はもう、…お前と出会って、世界を…変えられちまって、んだよ、…
(体から血と力が抜けていく、なんとか伸ばした手を相手が掴むがいつもは冷たいと感じるそれさえも今は暖かく感じた。パニックに陥る相手を少しでも落ち着かせるために頭や頬を撫でてやりたいのにそのための力ももう残っていない。相手に握り締められた手を握り返そうとするもそこに込められる力も失われていった。いつか必ず訪れる別れに痛みを感じていたがまさかこんなに早くその時が訪れるとは思わなかった、人間の世界で行われるハロウィンというイベントを楽しんで欲しかったのにこれでは辛い思い出になってしまうだろうか。相手にこんな悲痛な顔も想いもさせたくないのに体は言うことを聞かず血が流れ出していく、しかし相手がより一層強く手を握ってガレージでの会話を持ち出せば目を僅かに開いて瞳を揺らした。失われていく思考の中でもその意味はハッキリと分かる。どちらにせよ時間はもう少ない、軋ませながら胸に押し込めた想いを伝えるために大きく息を吸うと赤く染まる視界の中で相手を真っ直ぐ見つめる。そして口を開いて自らの気持ちを伝えた。何度も繰り返した押し問答の中で気づいていたのに相手を困らせるかもしれないと口に出来なかった想い、力を込められない代わりに血に塗れた人差し指を相手の指に絡ませ繋げると「俺は、お前が好きだ、フィリップ…お前の一生が、欲しい…それが永遠、なら…俺も…そうなりたい」と自らの想いと願いを伝えて)


9873: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-06 13:37:23

…翔太郎、…僕も同じだ。…僕のせいで君の人生が変わってしまうのが怖くて遠ざけていたけど、多分君を手放す選択肢なんて最初から無かった。…どんな形だろうと僕と生きてくれ、翔太郎
(段々相手から力と熱が失われていく、近づいてくる死になりふり構っていられず相手の背中に腕を回してその身体を抱きながらガレージでの会話を振れば閉じようとしていた目が開いてその瞳が揺れた。もう殆ど気力も籠っていないのに必死に伝えようとする言葉に耳を傾け少しでも零さないようにする。既に変わっていたと聞けばこちらも目を見開いて人差し指が絡ませるように繋がれると感情が大きく揺さぶられた。相手が強く強く思ってくれているのが伝わってきて、言葉にならない想いが相手の名前として零れるとプライドも建前も捨てて真っすぐ相手を見ながら本音の言葉を紡いでいく。もう相手を離したくないと強く思えば誓いと願いを伝えるように言葉にして呼吸が薄くなりつつある唇に口付けた。人間を眷属にするための条件、それを満たそうと自らの舌を強く?みちぎれば痛みと共にそこから溢れだした血を相手の口内に注ぐ。後頭部に手を添えて飲み込みやすいようにしていたがやはり舌程度では量が足りない。一旦唇を離すと男が落としたナイフが視界に入って腕を伸ばし拾い上げると「僕の半分あげるよ、翔太郎」と微笑んで喉を掻っ切れば溢れる血の出る傷口を相手の口元に宛がって)

9874: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-06 18:24:58


…フィリップ……、…ッ……は、……、____
(きっとこちらが頷くだけでも相手は同じ決断をしただろう、しかし何度も繰り返してきた問答を終わらせる時を、二人の関係を永遠に変えてしまうこの決断を、互いに迷いなく選び取る為に奥底に沈めていた本音を途切れ途切れに今出せる全力で伝える。相手はこちらと同じく目を大きく見開いた後、何よりも聞きたかった言葉を伝えられて痛みではなく幸せで息が詰まりそうになる、溢れ出す感情を前に相手の名前を口にするのが精一杯だった。相手の顔が寄せられてそのまま唇が重なる、薄れゆく意識の中、吸血の時とはまた違う穏やかな幸せがじわりと広がった。直後口の中に鉄の味が広がりその違和感に一瞬体が固まる、だがそれが相手の血だと認識すればこれが相手の味なのだと脳に刻み込んでゆっくりと嚥下した。その瞬間からぼやけていた視界は輪郭と色を取り戻す、唇が離れ見上げれば相手に抱えられていることに気がついてまともに息をすることも出来た。脅威的な回復力に驚いていたが相手はおもむろに脇に落ちていたナイフを拾い上げる、こちらを見つめ月を背後に携え微笑む姿は何とも神秘的で、しかしその言葉は優越感を煽るもので目を離せなくなる。そのまま相手が迷いなく喉を切れば思考が追いつかなくて息をするのさえ忘れてしまった。一切の躊躇がないその姿に一瞬畏敬の念が過ぎるが、それもこちらを同じ世界に引き入れるものなのだと思えば幸福が勝っていく、飛び散る赤が今は美しくも見えた。相手の顔が寄せられて傷口が口元に添えられる、そこから絶え間なく流れてくる血は最初こそ鉄の味がしたがだんだん甘美で美味いものに変化していって気がつけば夢中でこちらに注がれる相手の半分を体内に取り込んでいた。流れ出る分だけでなく軽く傷口に吸い付いて相手のものを取り込んでいく、口の周りが相手の血で真っ赤に染まった頃には肩に出来ていた傷は綺麗に無くなり痛みも無くなっていて)


9875: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-06 19:28:07

……、…翔太郎、…多少は拒絶反応が出るものらしいけど、どうやら相性バッチリだったみたいだね。
(相手の体にちゃんと力がこもってこちらの血を飲むのが分かればこの頭を優しく撫でる。溢れ出るこちらの血を分け与えるように抱き締めていれば次第に相手の意思で吸い付くようになっていて初めて吸血される側の立場になると自然と口角が上がった。やがて触れていた相手の肩の傷口が塞がっていて、さすがに分け与え過ぎて頭がくらくらしてくればゆっくりと傷口から引き離して相手を見つめる。吸血鬼らしく口の周りを真っ赤に染めているのを見れば小さく笑って名前を呼びながらそれを拭ってやる。人間から吸血鬼に近い存在に変わる変異の際は拒絶反応や酷い痛みを生じる事があると聞いたことがあったが相手にその様子はない。感心と喜びを込めて声を弾ませながら感想を口にすれば「ちょっと周りの見え方とかも違うと聞いたことがあるけど…どうだい?」と様子を伺って)

9876: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-06 20:29:44


フィリップ…俺達が相性悪いなんてあるわけねぇからな。見え方…おぉ、街灯ねぇのにさっきよりはっきり見えんな
(気がつけば宛てがわれた傷口から夢中になって相手の血を飲んでいる、甘くて体の隅々まで行き渡るようで口にしているだけで幸福が溢れ出して脳がクラクラと揺れた。やがて相手が離れる頃には落ちかけていた意識はしっかりとして体から抜けた血以上に生気が溢れ出ている気がする、口元を拭われれば心底幸せそうに笑みを浮かべ心のままに名前を呼ぶが血を吸いすぎたのか逆に相手がふらついてしまって思わず体を支えた。普通は拒絶反応が出るものだと聞けば覚えがなくて目を瞬かせる、今まで以上に体が軽くなった心地はあるが痛みや不快な感覚は一切なかった。きっとそれも相手の血を飲んだからだろうと勝手に結論付ける、相手から与えられるものをこの体が拒むはずも無い。体の変化を聞かれて周囲を見回せば真っ暗なはずの道なのに先程よりも細部までしかもより鮮明に周囲を見ることができる、逆に空を見上げた時に星の光が眩しく感じるほどだ。他にも変化があるのではと思った時に真っ先に浮かんだのは相手が持つ怪力でおもむろに相手の両脇に両手を入れるとそのまま持ち上げる。いつもの数分の一しか力を込めていないのに軽々と持ち上がって相手の体をまるで猫のようにブランとさせたまま「おぉ!すげぇ軽い!」と感嘆の声をあげて)


9877: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-06 21:30:13

夜に目が効くのが吸血鬼だからね、これで漸く同じものを見てると言え、っわ!! 何するんだい、降ろしたまえ!!
(相手の様子を伺ってみるがやはり違和感も痛みもないようで逆に不思議そうにする始末だ。相性の良さと何度か相手の血を吸っていたから体の適合がしやすかったのだろう。辺りを見るように促せば夜でもはっきり見える景色に相手が感嘆の声をあげる。今まで自分はこの視野で世界を見ていたわけだが相手が眷属になったなら真の意味で同じものを同じように見えるようになったといえるだろう。あんなに相手が人間でなくなるのを恐れていたのに今は同族になったことに安心して微笑みながら言葉を述べていると急に両脇に手を差し込まれ体が宙に浮かぶ。思わず情けない声をあげてしまってその恥ずかしさからぱしぱしと相手の腕を叩く。人間ならば痛いと感じるほどの強さだが吸血鬼相手ではさほど強い衝撃でもなくされるがまま抱き上げられながら何やら騒いでいて)

9878: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-06 21:57:55


ほんとの猫みてぇだな。…ほんとに、同じようにもの持てるようになって、同じ世界が見えるようになって……同じ時間を生きられるようになったんだな
(ブランと持ち上げてみれば相手は情けない声のあと持ち上げられたまま暴れ始めるが難なく持ち上げ続けることが出来る、人間の時だって相手を抱えることは出来たが感じる重さは全く違って動きも加われば本当に相手は猫に見えてくる。抗議するよう叩かれる手は加減はしていない、それなのに痛みは感じず戯れの範疇だ。一緒に暮らし始めた当初は力加減ひとつも擦り合わせるのに一苦労したがもうそれも必要ない。相手を持ち上げ見上げながら直前の微笑みと言葉を思い返せば胸がいっぱいになって自然と笑みが浮かぶ、相手との種族の違い、価値観や視点、生きる長さ、それらの違いを楽しむことだってあったがいつか来る別れに何度胸を痛めたか分からない。しかしもうそれを心配する必要もなくなったのだ。口にしていくうちにもう相手との別れを考える必要はない喜びが溢れ出て相手を地面に下ろすと同時に引き寄せ強く抱き締める、相手と同じく体温の低くなった体をくっつけると視線を交えて「これからずっと、よろしくなフィリップ」と口角をあげれば顔を寄せて唇を重ねて)


9879: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 01:18:44

…っ、翔太郎………ああ、よろしく。
(今までと違って簡単に相手に持ち上げられてしまうと下ろすように抗議するも相手は楽しそうに感想を言うだけだ。そのうち穏やかな笑みを浮かべると噛み締めるように言葉を述べていく、その内容は恐らくずっと相手が抱えていた不安であろうことが分かって息が詰まると零れるように名前を呼ぶ。本当の意味で相手と共に歩むことが出来るようになったと思えば込み上げるものがあって地に足が着くと同時に相手に抱き寄せられるとこちらからも腕を回してぎゅっと抱きしめる。以前のような温かさは無くなってしまったがそれでもその体温は心地好くて無意識に目を細める。やがて唇が重なると目を閉じて相手に身を委ねる、吸血のような衝動を満たしてくれる本能的な喜びはないがじわじわと湧き上がる幸せに表情が緩む。暫くキスを続けてゆっくりと離れるとこちらからも共に歩んでいく旨の言葉を送る。そして相手の頬に手を添えると「君は僕の血を宿した眷族だ。だから僕が死ぬ時は君も死んでしまうし、君が死んでも僕は存在を保てないだろう。もう君だけの体ではないのだから気をつけたまえ」と怪しく微笑んで眷族の立場を説明して)

9880: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 07:48:28


…え、俺が死んだらお前に影響あんのか?なら気をつけねぇと
(相手を抱き締めると向こうからも抱き締められる、力加減をする必要もなく真に共に生きる事が出来るのが嬉しくて先程のおかえしにこちらも唇を重ねた。長い時間その柔らかな感触を味わってゆっくりと離れる、相手から一線引かれるのではなく共に歩んでいく返事をされれば嬉しさで体が震えていた。頬に手を添えられると変化した体について説明を受ける、眷属という響きも相手が死んだ時にこちらも消えることも、闇の世界の掟と言うより何より大切な相手との特別な繋がりに思えてどうしようもなく胸は弾んでしまう。しかしこちらが死んでも相手が消滅してしまうのは予想外で思わず内容を聞き返してしまった。眷属という名前からてっきりある意味替えのきく存在かと思っていたが今になって相手の『半分をあげる』という言葉の意味を理解するとじわじわとまた幸せが広がってくる。相手とは文字通りの一心同体、ひとつの命を共有するような二人だが一人のような存在だ。吸血鬼は不老不死ではあるが不死身ではない、相手の為にも行動には気をつけなければならなさそうだ。幸せを噛み締めていればもうひとつ眷属の特徴を思い出して「…俺の血って、お前にとってもっと美味くなってんだよな?」と伺うように聞いてみて)


9881: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 11:33:09

与える血の量によって眷属の力は決まるのだけど君がゴクゴク飲み干すものだから同じくらいの力関係になったみたいだ。…ああ、僕の血が巡った分最適化されて美味しくなっているかもしれないね
(唇の柔らかな感触を覚えつつ相手の体についての変化を説明する。自分が死んでしまえば相手も消えるという説明には何処か嬉しそうにしていたのに反対も同じであると伝えれば何故か驚いていた。家来や簡単な戦力として増やすならそれこそ初めの舌を?みちぎった血の量だけでも良かったが一緒に時を歩むなら同列でいたい。自らを半分分け与えた相手には自分と同じだけの力や生命力が授けられたようで一蓮托生のような強い契約が結ばれたことになる。その由来と結果を揶揄い交じりに告げてするりと頬を撫でていると相手がふと気付いたように吸血について聞いてくる。血には相性があってそれは結びつきが強いほど美味しく感じるという。気に入った人間の血を長く美味しく頂く為に眷属にする、という話があるくらいその効果も強いようで素直に頷いて肯定を示しつつ相手の顔をじーっと見つめれば「…くれるのかい?」と首を傾げて)


9882: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 12:27:55


そりゃ…お前の血、美味かったし……最適化、か…ッ、……せっかくお前の眷属になったんだから、そりゃな、
(名前は眷属ではあるがどうやら多くの血を取り込んだことで受け継ぐ力も同程度になったらしい、またも相手の半分という言葉が身に染みて、それを迷わず与えてくれた相手に感謝と幸福と優越感が一気に押し寄せ思わずニヤけてしまいそうだった。口元が緩むのをなんとか抑えながらついでに言い訳もしておく、飲んでいる途中で体質が変わっていったのだろうが吸血を通して相手を取り込む甘美な幸せをすっかり覚えてしまったようだ。人間を眷属にするのは吸血鬼にとって都合のいい体に作り替える意味合いもあるのだと聞いた事があったが相手の血を大量に取り込んだ今こちらの体は相手にとても都合のいいものになっているはずだ。確認を取れば間違いないようで自分が相手にとって最高のご馳走にもなったのだと思えばまたふつふつと幸福が湧き上がって浮き足だってしまいそうになる。直後相手がこちらを静かに見つめているのに気がついて目を合わせれば首を傾げておねだりされてしまい心臓が強く鼓動を打った。一気に頬を赤くしてしまうがそれは自分が望むことでもあって目線を泳がせながらハッキリしない口調で肯定を伝える。だがここは外で、何よりも傍に伸びて放置しっぱなしの犯人がいることを思い出せば「…、こいつの片付けが先だ!ジンさんに連絡してくる」と相手から顔を隠すように離れると直ぐにジンさんへと電話を始めその間に顔の赤みを鎮めていて)


9883: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 14:44:17

僕の血も君にとって美味しい物になっているだろうね。…ふふ、あ。じゃあ早く片付けてしまおうか。
(元々相手との相性は良くて甘美な味だったが今ではその何倍も美味しく仕上がっているに違いない。そしてそれは相手にとっても同じでお互いにとってお互いが最高の味になっていて思わぬ出来事ではあったが吸血に困ることは無さそうだ。今までずっと吸血する側だったが相手にならば身を捧げるのも悪くない。その話を振ってきたならばその気なのだろうとじっと相手を見つめていればこちらに顔が向いて目があった。確認の様なオネダリを口にすれば吸血鬼なのにその顔を赤くして目を泳がせていて見慣れた反応ににやりと口角が上がった。ちゃっかり承諾の返事をもらうことが出来ればつい笑い声を零したが急にこちらから離れて探偵モードに切り替えようとしていれば思わず声をあげるもお楽しみが出来たとばかりに声を弾ませて事件の処理を手伝うことにした。すっかりのびている犯人に近づいて記憶が曖昧になる軽い催眠をかけて首を掴んでいたことを忘れさせると持ち去ろうとしていた金庫を回収する。そして警察がやってくれば事の顛末を多少脱色しながら説明して盗まれた金庫を渡せば感謝を伝えられた、これでひとまずは一件落着だろう。色々と話し込んでいれば刃.野.刑事は相手の方を向いてじっと見てから『…何がこの前と雰囲気というか纏う空気が変わったな』と鋭い指摘をしていて)


9884: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 17:40:25


なんだよジンさん……えっ?!いや、あーそれは……ほら俺がもっとハードボイルドになったってことだろ?
(こちらの体はすっかり作り変えられたらしく同じく相手の血はこちらにとっても甘美なものらしい、それは先程十分に経験したもので目を泳がせながら頷いていた。命を分け合うだけでなく互いの血が最高の食事で食い合う関係にあるのだと思えば何とも背徳的で、しかし二人きりで完結する世界に腹の底まで幸福で満たされてしまう。とはいえ相手の仕草に心臓が撃ち抜かれるのは相変わらずで赤い顔を隠す為にジンさんを呼んだ。それに、初めてこの体の血を吸って貰う時は二人きりで誰にも邪魔されない場所がいい。こちらが警察を呼ぶあいだ相手は催眠を使って男の記憶をいじっている、これで人間を超えた力を持つ存在のことは忘れてくれるだろう。その後はいつも通り事の顛末の説明や金庫の引渡しを進めていたが途中妙な視線を感じてそちらへ顔を向ける、視線の主はジンさんだ。こちらを見つめる姿に訝しげな顔をしていたが図星を突かれる指摘を受ければ目を見開いて思わず間の抜けた声を出してしまった。眷属にはなったがまだ見た目に明確な変化は訪れていない、それなのに人間を外れたことをよりにもよってジンさんに当てられてしまうとは思わなかった。なんとか言い訳を探すも思いつかずいつも通りに返してみるが『そんな訳あるか』とツボ押しで頭をこずかれてしまい「いって」とまったく痛くないのに口にしておく。ジンさんが首を傾げながら離れたところで相手に近寄ると「なんでバレてんだよ、ジンさん吸血鬼ハンターの末裔とかじゃねぇよな?!」と伝承を元にした憶測の憶測を耳打ちして)


9885: 検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-07 19:44:06

どうだろう、そういう血筋は残ってるとは聞くけどそれよりも君の挙動不審に気づいたと言う方が信憑性は高そうだ
(相手が逃げるようにこの件の解決の為に動きはじめればこちらもある種の証拠隠滅に動く。あらましを共有して後は警察に任せるようになった所で刃.野.刑事がじっと見ていて違和感に気付いたような発言をすれば思わずこちらも固まった。見る限りはまだ大きな変化は起きてないが長年の付き合いの賜物なのか鋭く違いを指摘していて、相手は思いっきり動揺して何とか誤魔化しているが明らかに挙動不審だ。納得したのかしてないのか分からない態度で一旦離れていくと相手が近付いてきて焦ったように耳打ちされる。血筋については分からないが吸血鬼に変化したことへの動揺や高揚、ちょっとした癖やぎこちなさに気付いたといった可能性の方が高いだろう。すっかり吸血鬼の立場になった相手にクスッと笑うと「あーでも、君が吸血鬼に近い存在だと分かれば銀の杭とか聖水で討伐されてしまうかもしれないね?」と楽しそうに冗談を飛ばしていた。やがて警察の方に引き継ぎが終わると後は任せることになって解放される。また会場に戻るのも良いが今は相手とだけ過ごしたい気持ちの方が強くなっていると「帰ろうか、翔太郎」と微笑んで伝え)



9886: 探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-07 21:06:04


残ってんのかよ!…、ダメだ。俺が討伐されたらお前が死んじまう。その時は……なんとかジンさんの記憶を消すしかねぇな
(ジンさんが妙に鋭い事があるのをすっかり忘れ吸血鬼に特化した能力があるのではないかと相手に問えばまさか適当に口にした吸血鬼ハンターの存在が現存しているとは予想外で思わず声を上げてしまう。故意に命を狙われない限りはほぼ不死に近い存在のはずだが天敵がいるとなれば話は別だ。しっぽを掴まれないように気をつけねばと思っていれば相手が冗談めかしてこちらが討伐されてしまう可能性を口にする、ジンさんが銀の杭と聖水を振りかざす絵面の面白さに考え至る前に自分の死が相手の死に直結することを思えば真剣に首を振った。ようやく相手と対等になって長い時間を過ごすことが出来る体になったのだ、先程のように唐突に別れが訪れるのは困る。冗談めかした相手とは対照的に自分がどうこうよりも相手が死なないようにと真剣な表情で対策を考えていた。やがて警察から解放されると相手から声が掛かる、「あぁ」と返事をして事務所への道を歩いた。以前よりもはっきり明るく見える道を歩き事務所へと帰ってくる、二人きりの空間になったということは先程の約束を果たす時でもあって、しかしそれを言い出すタイミングが分からず途端にソワソワとし出す。何処かぎこちない動きで帽子を金具にかけてしまい、相手の方に向き直るも視線は泳いで「あー…風呂とか入ったほうがいいのか?」と余計な気を回しつつ問いかけ)


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