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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9323:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-10 22:34:52
そ、れは…あ゛ッ!く、ンッ…ひ、ぁッ!は、…あッ、ん…いい…そめてほしい…もう、ふぃりっぷで、いっぱいになりたい
(香水の香りが相手と熱に堕ちた記憶を呼び起こすトリガーになるのはどう考えてもマズイのに相手は楽しげに笑っている、熱い吐息が肌を掠めれば脳内がクラクラと揺れて相手が良いというのならそれも悪くないと思えてしまう。何より桜の香りに溺れるあのどうしようもない快楽が脳裏を過ぎれば全てがダメになってしまうくらいこの香りを深く刻まれてしまいたいと願望さえ顔を覗かせる。その間にも筋がなぞられ相手の下で体を跳ねさせ絶えず喘いでしまう、しかし与えられるのは緩い刺激ばかりでそれ以上を知る体はどうにも物足りないなかった。耳元でリップ音が弾けて脳内がまたクラクラ揺れる、相手の声しか聞こえない催眠に掛けられたような状態で甘えるような、しかし奥深くまで侵入を許すようなオネダリがされると瞳を揺らした。そのまま先を予感させるように下腹部を圧迫されると一際高い声で啼いてしまった。このまま相手を受け入れれば確実に香りと相手の記憶が奥深く刻まれる、きっと日常に支障が出るのに焦らされた体はあっさりと先を望んでしまって熱に塗れ蕩ける瞳を相手に向けるとより熱へ堕ちることをねだった。もう焦らされるのは我慢できなくて相手の服を強く握ると「だから、もっとつよいのがほしい…フィリップしかわからなくなるくらいのが、ほしい…たのむ」とさらに香水と相手が深く結びつくように懇願して)
9324:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-10 23:36:27
っ…ああ、もちろん。 ぜんぶ僕のモノにしてあげるよ
(まだ理性を残して揺れている背中を押してしまうように先に柔い刺激だけ送ってから甘ったるい声でお願いをすれば相手の体は分かりやすく反応を示す。これからやることを示すように軽く手のひらを押し付けてみれば一際高い声を上げて敏感に反応していてまた衝動に歯止めが効かなくなって行くのが分かる。追い討ちをかけるようにまたリップ音混じりのキスを落とすと拙い声で自分を受け入れる旨の返事が聞こえてくる。日頃の探偵や男としての在り方や日常への支障という課題よりも今自分とともに熱に堕ちていく道を選んだことにぞくぞくとした興奮が背中を走る。また一つ相手に鎖を結んだような独占欲と支配欲を覚えながらもその選択が正解だと示すように軽く唇を重ねた。相手の許可さえ出てしまえばもう止めるものは無い。唇を離すと強く服を掴んでくる相手に余裕のない声で今一度宣言をすると自らも肩口に顔を埋めそこに軽く歯を立てる。そのまま手は器用にベルトを外し中に滑り込ませると「…翔太郎、愛してる」と囁き、熱の核心に触れて夜に溺れていき)
(/日頃よりお世話になっております。そろそろ暗転かと思いお声掛けさせていただきました。普段身に付ける香水ということで背後共々かなり悩みながら作らせて頂きました。香料を選ぶ中でお互いに確認を取ったりその感想の中で相手への想いを語る事があったりと終始甘く賑やかな時間を過ごせたと思います。原作にも香水は出ていますが2人ならではの違う仕上がりにもなっていてこれから二人で使っていくのがとても楽しみです。またその後に二人で香りを確かめてエスカレートしていく様子も段々と動揺して甘えてくる探偵くんが可愛らしくとても幸せな時間を過ごさせて貰いました。今回もありがとうございました。
その次はいかがいたしましょう?甘いお話が続いたので少しピリッとした話や依頼系の物でも良いかなと思っておりましてどちらかにストーカーができる話やお盆らしく死者の関わる話、どちらかが喋れなくなった状態の事件解決などが浮かんだのですが気になるものや他にもやってみたい話はありますか?)
9325:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 08:28:46
(/こちらこそお世話になっております!暗転ありがとうございます。こちらも色々と調べて香水の奥深さを知りつつ、探偵ならどういう香りを選ぶか想像しながらやりとりするのが楽しかったです。検索様のおっしゃる通り二人で相談しながらお互いの印象を改めて話しながら二人の特別なお揃いをまたひとつ増やすことができてとても楽しかったです。その後香水の香りに浸りながら離れられなくなっていく甘い時間も、新たな業が増えてますます検索くんの存在が探偵に刻まれて幸せな時間になりました。こちらこそありがとうございました!
こちらも次はピリッとしたシリアスな展開がいいなと思っていたのですが、あげていただいたストーカーなお話かお盆らしく死者に関わる話が気になります。ストーカー関連なら狙われてる側が組織的に攫われたりみたいな話とかできそうですし、死者の方は怪奇現象が街に蔓延したり死者が生き返ると噂がたったりといろいろ出来そうでどちらか迷いどころですね…検索様のご希望展開などなどはありますか?)
9326:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 10:31:27
(/ストーカーの話だとされてない方だけが気付いて警備体制を取ったり諦めさせようとわざと近い距離を見せ付ける→逆上したストーカーが実力行使に出るみたいな感じを何となく考えていて死者の方だと電車映画の幽霊列車のような生者と死者をひっくり返すのが目的(または一時的にそれが叶った状態)のメモリ使いと対峙するとか依頼人は実は幽霊でしたみたいなオチの話かな……などと考えていました。この中に気になるものに色々付け足しでも他の話でも良いのですがご希望があればお聞かせください)
9327:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 12:19:52
(/なるほど幽霊列車の話をベースにするの楽しそうですね!依頼人が幽霊だった、というのも面白そうなので正体不明の依頼人からメモリ破壊の依頼を受ける→本来物体の位置を入れ替えるだけの能力が怨念と絡みつき人の魂を対価に人ならざらる者の存在を具現化する能力になる、みたいな流れでいかがでしょう。お盆の時期というのもあり百鬼夜行みたいに街に妖怪が溢れるとかどちらかが魂を奪われて妖怪化する、とかも考えたのですがそれだとコメディ寄りになってしまうので悩みどころでして…シリアスにするなら未練がある人間が蘇ってしまったことで街に害を成し始めてそちらにも手を焼くとか死人が蘇るならおやっさんがいるかもと期待してしまう探偵とか、そういう要素も良さそうですね。とりあえず思いついたままに書いたのですが、ひとまず幽霊なお話をやらせていただきたいです!
ストーカーの方も次の機会にぜひやらせていただければと…!人の狂気が出るようなお話に出来たらなと思います。)
9328:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 13:21:30
(/その流れ良いと思います。またその場合メモリの使用者と依頼人が生前かけがえのない関係で依頼人の死をきっかけに忘れらずにどんな手を使ってでも復活させようとしていて…みたいなのはいかがでしょうか。IFルートの自分達が選んだかもしれない選択みたいな感じで揺さぶられそうです。百鬼夜行も事態の深刻さが出ますし、初接触の時に能力の披露という形でどちらかが半分死者に→妖怪化みたいな流れならシリアスを保ったまま展開出来ると思います。おやっさんの姿を探してしまう探偵君とかも絶対いますし、右として一回死んでる検索がメモリの影響を受けたりと色々要素モリモリの話が出来そうです…!)
9329:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 14:22:40
…ん?え、……あ、どうも…
(新たに加わった二人の特別な香りを脳の髄まで刻み込むような夜を過ごしてから一日、翌朝新たないつも通りを作るべく早速二人でそれぞれの香水をつけて事務所へと出かけた。道を歩く間、隣にいる相手から香ってくるその香りに案の定胸はザワついてしまうが相手自身の香りが控えめであるのが幸いして道中フリーズする事態は避けられた。その後事務所にたどり着き所長様が出勤してくると二人へ挨拶した10秒後にはスリッパが飛んできて『この絶世の美女を差し置いてお揃いの香水つけるなんて高度なことするなんてどういうこと?!』とお怒りの言葉が飛んできた。その後も恋人アピールだとかイチャイチャしているのと同じだとか散々な言われようだったがただ香水を付けているだけという一言で押し通すことにした。そんな騒がしい日から一週間ほど、ウッディな香りが体に馴染んできた頃合にいつも通り事務所のデスクに向かっていた。世は丁度お盆の時期で客足は減っている、所長も現在大阪へ帰省中だ。穏やかな時間を過ごしていれば不意に事務所の中に夏に似合わぬ冷たい風が吹き込んでくる。身震いするほどのそれに思わず顔を上げるといつの間にか淡い藍色の着物をきた白髪の男性がひとり立っていて目を見開いた。事務所の扉を叩く音も、開く音もしなかったはずなのに。奇妙な心地のままデスクから立ち上がるとひとまず依頼人と思しき男性に声をかける。男はこちらと相手を順に見ると『お主らじゃな?鬼を倒したと言うのは』と全く身に覚えのない話をされて「は?」と思わず間の抜けた声を出して)
(/依頼人と使用者に因縁があるのめちゃくちゃいいですね!最終的には妖怪に寄りすぎている依頼人を人間に戻すために風.都全ての命を引き換えにしようとする、なんて展開も良さそうです。自分達を投影してしまうというのもめちゃくちゃ好きな展開ですのでぜひそんな感じでいきましょう!また他のアイディアもありがとうございます…!死に呼応してしまう検索くんとかも好きな展開です!何となく形も見えてきましたし、ひとまず初回置いておきます。今回も好きなこと盛り込みながらいきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)
9330:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 17:53:30
……もしかしてあの鬼ヶ島のことかい?
(二人で熱と香りに溺れた日から一夜明け、新しい習慣として香りを纏って出勤すると案の定所長にはバレて見事にスリッパが飛んできた。あくまで一緒に香水を買っただけと主張したのだが納得されずに散々な言われようをした一日だったのは記憶に新しい。そんな日から一週間ほど、香りを纏うのにも慣れて少しずつ自分に馴染んで来たのを感じていたが世間はお盆らしく平和な日々が続いていた。所長も大阪に帰省して事務所に二人であるのに加え事務所のドアを叩く者が居なければあまり身も入らずにスツールに座って本を読んでいた。穏やかな時間を過ごしていると室内にいるにも関わらず冷たい風が吹き込むら、思わず本から顔を上げるとそこには最近ではあまり見かけない淡い藍色の着物をきた白髪の男性が立っていて目を見開く。気配や物音もなく忽然と現れたような有様に固まっていると男は妙なことを口にする。鬼というワードを聞いてすぐに浮かんだのは幼い相棒と過去で解決したあの出来事だ。思えば男の格好はあの時一緒に戦った時の民のものに近しくて知らないであろう相手をチラッとだけ見てから尋ねてみれば深く頷いたのが見えた。ならばこの男は過去の存在ではと眉を顰めていると『…お主らには奴の持っているこれを壊して欲しい』と一枚の和紙のようなものを取り出す。そこには直方体の見慣れたシルエットのもの、ガ.イ.ア.メ.モ.リが描かれていてまた目を瞬かせる。「…これは?」と更なる情報を得ようと問いかけて)
9331:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 19:32:48
…鬼ヶ島??…、ガ.イ.ア.メ.モ.リ?!…いいぜ、詳しく聞かせてくれ
(音もなく現れ訳の分からないことを言われて困惑しているとさっぱりなこちらと違って相手は何か覚えがあるようでまた自分の知らないワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。何やら事情を知っていそうな相手に詳しいことを聞く前に男は一枚の古めかしい紙を取り出す、しかしそこに描かれていたのは見慣れたものでまた声を挙げることになった。何やらいろいろとチグハグな男に相手と共に驚きと警戒と困惑の目を向けていると『この街でこいつに関わることはお主らに相談すればいいのじゃろう?』と少々挑発的に問われれば、ここで引っ込める性格でもなくて男を依頼人として迎え入れることを決める。いつも通り依頼人をソファに座らせ向かいに座れば机の上に和紙が置かれた、そして男は『単刀直入に言えばこの地の怨霊とこいつがくっついてしまったようでの、怪異になってしもうたんでどうにかして欲しいんじゃ』とあまりにも現実離れかつこちらに投げっぱなしなことを言われて思わず「は?」と声が出る。さらに『あぁ、ちなみに儂も同じ怪異の類じゃがお主らを襲ったりはせん』とかなり呑気に訳の分からないことを言われて「はァ?!」とさらに声をあげて簡単に我慢の限界を迎えると「ンな話信じられるわけねぇだろ!」と最後には叫んでいて)
9332:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-11 21:30:25
…、怪異っていうのはあのホテルの幽霊みたいな感じだろうか。 ならもしかして…
(当然幼い相棒と解決した事柄について今の相手に記憶はない。混乱は伝わってくるものの男から提示される情報に気を取られてそれどころじゃない。メモリに関してはこの事務所というのは間違いなく相手も依頼を受けることに決めたようだが怪異というワードが出てくれば固まってしまった。メモリと怨霊が絡みついたと聞いてすぐに浮かぶのはあの廃ホテルの件だ、更に男も怪異だと聞けば一瞬驚くも音もせずに現れた理由に納得がいく。良くも悪くも非現実的な事件にはしょっちゅう巻き込まれていて相手とは反対に唇に指先を触れながら少し考え込む。過去の存在で怪異なら、と立ち上がって男に近付き手を伸ばす。男の着物に当たるはずの手はそこをすり抜けひんやりとした空気の実感だけある。人間では有り得ない状況に相手を見ると「どうやら本物みたいだよ」すり抜けた手を左右に振りながら告げていた。やがてゆっくり離すと「それで、そのメモリの持ち主や能力、或いは被害に心当たりは?」といつものように聴取を始め『…奴は初めは物体の位置を交換出来ると言っておった』と男も答えて)
9333:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-11 22:16:09
確かにそんなこともあったけど、なッ!?…なんでそんな呑気なんだよ……
(目の前にいる古風な男が自称怪異だと言われて納得できるはずもない、叫ぶこちらに対して相手はごく冷静に近しい例を思い出している。確かにメモリによる不可思議な事もメモリと幽霊が合わさった出来事も、なんなら怪異自体に巻き込まれたことだってあるがそれでもこの男の言うままを受け入れることはできない。訝しげな顔をしていれば相手は男に近づいてそのまま肩に触れようとした。しかし相手の手は男の体をすり抜けていって驚愕する。あっさり男が人間ではないものであると証明した相手は依頼人として話を聞こうとする、その柔軟っぷりは相手のいい所ではあるが思わず愚痴を零しながら聞く体勢に入った。どうやら和紙に描かれたメモリは物体を入れ替える能力があるらしい、厄介そうだが怪異とはあまり結びつかない能力だ。男は和紙を手に取ると『奴がこれを手に入れた時はそういう能力だったのじゃが、ある日夜道で女を襲おうとしてる男と鉢合わせたらしくてな。…奴は怨霊の類じゃが心根は優しい奴じゃ、女を助けようと男を呪おうとした時にこいつが反応して奴は人としての肉体を手に入れ、まぁつまりは生き返ったんじゃ。代わりにその男は魂を抜かれて動かなくなったようじゃが』とまた到底信じられない説明を受ける。だが今はいちいちそこで引っかかっている場合ではない、必死に頭を動かすと「つまりそいつは生きた人間の魂を使って怨霊になってる奴を蘇えらせられるってことか?」と男の話を纏めると男は静かに頷いて)
9334:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-12 01:25:26
…生者を犠牲に死者を蘇らせる、確かに放っておけないメモリだ。
(実際に男に触れてこの世のものでは無いことを確かめていると相手は隣で驚愕し更には愚痴を零している。非現実ではあると思うが今まで幽霊に遭遇し、更には過去に何度も行った事があればこれくらいは許容範囲になってしまっている。メモリの能力について効くと本来の能力から怨霊の力か何かで大きく強化した経緯が語られる。誰かを攻撃出来るメモリは数多くあれど魂を抜いて入れ替わりのように肉体を奪う能力など聞いたことがない。相手の解釈に男が頷くのを確認すると端的に今できることを纏めその厄介さに眉を顰める。もしそのメモリを自分以外に使うようになればたちまちこの街に居る人々の魂が奪われ代わりに死者が徘徊するような世界になってしまう。しかもこの世をさまよっている魂の中には罪人やこの世への未練、恨みを持ったものも居るだろう。もしそんな者達が暴れたら、と考えればやはり放置する訳にはいかない。男の方を見て「それでそのメモリを持っている人物は何処にいるんだい?」と問いかけると男は僅かに視線を逸らし『それが数日前から行方が分からなくなってるんじゃ…、奴のことだからこの街を離れてはいないはずじゃが…』と答える。先程の説明やこの口ぶりから男とメモリの持ち主は何かしら関係のある知り合いなのかもしれない。相手の方を見て「ならひとまず情報収集でもしようか」と話しかけ)
9335:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-12 11:14:33
あぁ、厄介な奴が蘇っちゃ風,都が混乱しちまう。…いやその前にこいつに聞きたいことがある
(生者を代償に死者を蘇らせる、到底信じられない事象だが目の前に超常的な存在がいる以上先程の話は正真正銘風.都.に襲い来る脅威なのだろう。この世をさ迷っているような魂が生き返ってしまえばこの街の人に危害を加えられるのは必然だろう、街が泣かされる前にメモリを持ってしまった怨霊を止めなければ。今は行方知れずのようだがそれならば探偵の出番だ、生者の魂を奪うだなんて目立つことをしているならばすぐに見つけられるはずだ。相手は早速街へ繰り出そうとするがそれを一旦止める、そして依頼人の方へと目を向けた。これまで鳴.海.探.偵.事.務.所を訪れた中でもトップクラスに珍しい依頼人だが意思疎通が取れてこちらに協力的だ。それならば聞いておきたいことがあって「メモリを使った怨霊って奴とお前、その言い草じゃただの知り合いじゃねぇだろ。俺達に依頼するってのがどういうことか分かって言ってんだよな?」と問いかける。男の口調からメモリを使った怨霊とただならぬ仲なのは明らかだ、最初こそ目線があっていた男だったがふと目線を外すと『…奴はほんの500年ほど前、共に鬼退治をしていた…友だ。変に情が湧いては困るからの、儂は奴の近くにおらんほうが良い。それに、お主ら探偵がこの件を解決してくれるのじゃろう?』と躱されてしまった。男がどこか寂しげに笑った瞬間にまた冷たい風が事務所内に吹いてくる、ゾクリと背筋が震えたその時には男は居なくなっていた。奇妙な状況だがメモリが関わっているなら自分達に解決できるはずだ。ガレージに続く扉にかけられた帽子を手に取ると頭に乗せ「いくぜフィリップ、まずは魂を抜かれて倒れた人がいねぇか当たってみようぜ」と声をかけ)
9336:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-12 14:05:03
…友達、……そうだね、まずは調査だ。
(能力の厄介さを聞けば早速調査に出掛けようと相手に声をかけるがその前に相手は男に用があるようで一旦動きを止める。大人しくそれを見守っていると相手は男にメモリの使用者との関係性を聞く。すると男は目線を逸らして共に鬼退治をしていた仲だと答える。その寂しげな表情と妙な沈黙に一般的な友達の枠を超えた何かを感じると同時に事務所内にはまた冷たい風が吹き、いつの間にか男の姿は消えてしまった。ぽつりと呟いていると相手は扉にかけていたハットを頭に乗せて声を掛けられる。相手の言う通りひとまず状況の確認をすべきだろう。こくりと頷くと相手に続いて事務所を後にした。カンカン照りの外は事務所の中より随分と暑く、手で仰ぎながらまずは普段人通りの多い商店街へと向かった。だが商店街はお盆にも関わらず猛暑のせいか思ったより人が少ない。「と言ってもどうやって倒れた人を探そうか」と相手に相談していると商店街近くの道路を救急車がサイレンを鳴らしながら走り抜けていく。何かの病気や怪我、この時期ならば熱中症だろうかとも考えが及んだがその症状を考えると相手の方を見て「翔太郎、追ってみよう!」と声を掛け)
9337:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-12 15:27:47
…どうやらビンゴみてぇだな
(事務所から一歩出てみれば盆らしい茹だるような暑さが広がっている、だが風.都の一大事である以上へばっている場合ではなくて街へと繰り出していく。まずは聞き込みかと思った矢先に救急車がけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていった。探偵の勘が働くと相手の呼び掛けに「あぁ」と頷いてサイレンの音を追った。辿りついた先には意識を失って倒れる男が二人いて救急隊員が忙しなく動いている。夏であるのを思えば熱中症の線も考えられるが倒れている男は二人とも青白い顔をしていて生気がない、救急隊員が氷を当てようとした手を止めて驚いているあたり倒れている男の体は熱いのではなく冷たいのだろう。一気に二人やられたのかと思っていた矢先、『翔太郎くん!助けてくれ!!』と悲痛な声が聞こえてきてぎょっとした顔でそちらを見るとそこにはすぐ側の角に和菓子屋を構えている店主がいた。ただ事ではない様子に「落ち着け!どうしたんだよ」と肩に手をかけ問いかければ、店主は大きく息を吸ってから『あいつが…僕の店に嫌がらせしてたあいつが!さっきそこにいたんだ!5年前に死んだはずなのに!』と叫んで息を飲む。この店主はコンクールで優勝した際に準優勝だった男から逆恨みされ長年店に嫌がらせを受けていて、たまたま居合わせた時に何度か追い払ったこともある。嫌がらせをしていた男は結局無茶なバイク運転をして自損事故で亡くなっていたが、今の状況と照らし合わせるならば「二人が魂を奪われて、そいつが生き返ったってことか?」と状況を整理しながら相手の方を見て)
9338:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-12 21:00:53
まだ生き返った例は見てないけど、可能性は高そうだ。救急も似たような症状の人を数日前から搬送しているらしい。
(こちらの声掛けに相手もピンと来ていたようで救急車が向かう方を追いかける。たどり着いた先には意識を失った男性二人が倒れていて救急隊員が処置をしている。だが本来熱中症ならば赤くなることの多い顔が血の気が引いたように青白くなっていて目を見開く。角から悲痛な声で相棒を呼ぶ店主の声が聞こえ、そちらは相手に任せていると救急隊員が『また冷たい患者だ』と呟きを零しつい「…また?」と声をかける。救急隊員は以前事件の解決の際に見かけたことがある人物であちらも自分が首を突っ込んでいた探偵だと認識すると『え、ええ…数日前から急に倒れてこの人達みたいに冷たくなって意識を失う方が何人も搬送されているんです。医者も原因が分からないって言っていて…』と情報を教えてくれる。恐らくその人達も魂を抜かれた人物の可能性が高い。彼らに感謝を伝えてから相手の元に戻ってくるとちょうど店主の言葉を纏めている所だった。相手から視線を受けると凡そ同じ推理だと頷きこちらが得た情報を纏める。そんな厄介な人物が生き返ったなら八つ当たりに街を荒らす可能性も高い、「その人物は何処に?」と問うと店主は『あ、あっちに向かっていった』と指さして)
9339:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-13 08:39:12
数日前か。あいつに何時から怨霊が活動したか聞いとくべきだったな……どぁっ?!
(恨みを持たれた死んだはずの人物が生き返ったとなれば店主も気が気ではないだろう。それにもしそいつが本当に生き返っていたとしたら店主が狙われる可能性は高い。相手がやって来て救急隊員から聞いた情報を共有される、既に被害は広がり始めているらしい。店主に死んだはずの人間が去った方向を教えてもらい早めに家に帰って出歩かないよう送り出してから早速移動を始めようとすると突然真横から『もうそっちにはおらんよ』と声が聞こえてくる。視界の端に白髪が目に入るとまた叫んでしまった。周囲に人がいなかったのは幸いだろう。突然現れたのは先程の依頼人で「なんだよ?!ってか突然話しかけんな!」と叫ぶも涼しい顔をして『言い忘れたことがあっての』と言われて軽く息を吐く。仕方がなく話を聞く姿勢を見せれば『どうやら奴は恨み辛みが重なった怨念の強い場所を巡っているようでな。儂ら怪異にはその類を気取ることができるがお主ら人間には無理じゃ』と説明がされる。行き先が分かっているのは良いことだが肝心のその場所が分からないのであれば意味が無い。「じゃあどうすんだよ」と続きを促せば『簡単じゃ。儂の力でお主らのどちらかを一時的に半妖にしてやろう』とまた現実味のない提案をされて「は?!」と声が出て)
9340:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-13 15:35:38
へぇ、そんな能力が有るんだね。 え、…今までの話からするに半妖になるって事は半分死者に近い体になるんじゃ…
(指さされた方に進んでいるとまた突然真横からこえが聞こえてきてそちらを向けば依頼人の男が居て驚いてしまった。言い忘れていた事と聞き耳を傾けるとメモリ使用者が怨念の籠った場所を巡ってる事が伝えられる。同じ怪異同士ならばその怨念を感じ取れるという情報には感心した声を上げるも当然自分達には認識出来なければ参考にはならない。男が同行してくれればさっきの口ぶりからしてその気は無いのだろう。その解決法を相手が問うと予想外の答えが返ってきて思わず絶句する。これまでの話からするに怪異は死者のことを指すなら半妖は半分死者の状態、死にかけに近い形になってしまうことだ。恐る恐る尋ねてみると『ああ、そういうことじゃな』と男は頷く。この件は勿論解決するつもりだがもし戻る事が無かったら、と考えれば決め切る事が出来ずに「流石にそれはリスクが高いだろう、」と意見告げながらちらと相手を見て)
9341:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-08-13 20:15:30
……依頼人を信じるのが探偵ってもんだ。人間じゃねぇ奴を追いかけるならこっちもそれなりじゃねぇとな
(依頼人が半妖なんて信じ難いワードを出して驚愕していると相手がさらにその意味を明確化させる。半分怪異になるということは半分人間でなくなるということ、それはすなわち半分死人になることを意味する。生と死の状態が曖昧になるということだろう。説明を聞けば確かにリスクは高くて『そこら辺は上手くやるから安心せぇ。それとも儂を信用しとらんのか?』とまた呑気な声が聞こえてくるがその間に思考を巡らせる。怪異なんていう存在も曖昧な奴らを相手取るのだ、対抗する手段を増やすのは得策だろう。それに予めターゲットが来る場所が分かれば被害を未然に防げるはずだ。決意が固まると依頼人の方へ向き直って「俺を半妖にしてくれ」と進言する。こちらの思い切りのよさに依頼人は関心したようだったがチラリと相手を見ると『そうじゃな、そっちのは帰れなくなりそうじゃしの』と意味深なことを言ってその意味を聞く前に『ほい』と軽い言葉と共に指が鳴らされた。次の瞬間にボンッという音と共に煙に包まれる、なんとも言えない香りのするそれに咳き込みながら「ンだよこれ…」と煙を手で払った。煙が晴れて手元が現れた瞬間に息を飲む、そこには自分の左手が、骨だけになってしまった手があって「だあああ!!!」と叫んでしまった。そうやって叫ぶ顔の左目の部分もぽっかり穴が空いて眼球が無くなってしまっている。こちらの混乱など何処吹く風の依頼人は『おーどうやら餓者髑髏の半妖になったようじゃの。お主と何かしらの縁があるのかもそれんのぉ』と呑気に言っていて)
(/いつもお世話になっております!既にお返事が不定期になっておりますが、これからの夜の時間からお盆が開けるまでに掛けて背後がバタバタとしておりお返事できない日があるかもしれません。お返事が遅くなってしまうかと思いますが、お待ちいただければ幸いです。把握のほどよろしくお願いいたします。)
9342:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-08-13 23:39:55
っ、翔太郎! しょうた、…えっ、…その姿、
(これからの調査において使用者が巡るという怨念の強い場所を探す必要があるがその為にどちらが半妖になるなんてやはりリスクが高過ぎる。他の方法が無いかと考えていたが男の呑気な声に対して勝手にその役目を引き受けると相手が言い出せば目を見開いて思わず名前を叫ぶ。相手もリスクは十分に承知のはずだ、その覚悟を決める思い切りの良さについていけずもう一度考え直すように伝えようとするがその前に男は意味深なことを言った後指を鳴らす。直後相手の体が煙に包まれると背中が一気に冷えてまた名前を叫びながら手を伸ばす、煙が晴れた時にはダブルのように体の左側だけ骨だけとなった明らかに異常な姿になっていて大きく目を見開いた。右側の人間の部分があるから何とか相棒が変化したのだと分かるが声を聞かなければ立派な怪異だ。男の呑気な声を聞いて直ぐに浮かんだのはあの時少しだけしか見ることの叶わなかった鳴.海,荘.吉の仮.面.ラ.イ.ダ.ーとしての姿だ。あれも確か髑髏のメモリだった。ぽつりと呟きを零すと同時に相手も向こう側の存在になってしまった気がして思わず捕まえようと腕を伸ばす。骨になった左側の肩に触れるとひんやりと冷たい気配がして手がすり抜ける、冷や汗が伝いながら右側の人間として存在に触れてやっと生暖かい存在に当たっている実感があって無意識にそこをグッと掴んだ。まだ相手は自分の隣にいる、それを確かめて小さく息を吐いていると依頼人の男は相変わらず呑気に『その体なら儂のいう怨念の気を感じとることが出来るじゃろ。期待しておるぞ』と言い残しまた冷たい風とともに去っていった。再び相手に視線を戻すと大丈夫だろうと分かっていながらも「その体になって何か変化とかないかい?」と心配そうに訪ね)
(/日頃よりお世話になっております。返信頻度について承知いたしました。こちらもかなり不定期になってしまいそうなのでいつも通り返せるタイミングでお互いのペースで進めていきましょう。楽しくなって行くところですので引き続き宜しくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です。)
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