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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
9952:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-20 12:29:23
…お前が倒れたら困るだろ…フィリップ……のあっ?!……そうだな、俺も早くお前と一緒に帰りたい
(牙が肌を食い破った瞬間相手の体は強ばってまた傷つけてしまったと思考が過ぎるが優しく撫でられたままであれば余計な考えは溶けさっていく。そのまま撫でられ続ければ全てが受け入れられている気がして血を飲むだけでは満たされない幸福が体の隅々まで広がっていく、相手の血は今までで飲んだどれよりも美味くて夢中で相手のものを体内に取り込み続けた。しかし吸血しすぎても負担がかかるだろうと口を離せば伺うように顔を覗き込まれる、あの時の約束通り大切な恋人に手荒な真似はしない。体に付着した血を丁寧に舐め取っていればこちらを呼ぶ相手の声が鼓膜に響いて血の甘さと混じりあって脳を痺れさせる、撫でられる幸せも相まってふわりとまた心が軽くなってその分幸せが満ちれば応えるように名前を呼んでいた。しかし不意に廊下の奥が騒がしくなってここが敵地の真っ只中であるのを思い出す、早く脱出しなければと緊張が走るが反して相手は軽い調子でいて、声を掛けられ返事をする前に体が宙に浮けば思わず変な声が出た。まだここは危険な場所でこれからあの仮面の男達が来ることを考えれば、いつもならば文句を言って自ら相手の腕を抜け出すだろう。しかし今はここから離れたくない。何度も大丈夫だと言われて撫でられて二人だけに許される吸血という行為で相手の存在を確かめた今、相手のに居たいと、相手の腕の中でこのまま甘えていたいと願ってしまった。せめて男達に顔を見られないようにと帽子を目深に被りながら傍にある胸板に擦り寄る、少しだけ帽子を上げてチラリと相手を見上げると「任せていいか?」と伺うように問いかけて)
9953:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-20 15:53:30
ああ、もちろん。君はここでゆっくりと休んでくれたまえ
(あれだけ苦しんでいた相手の顔に穏やかな笑みが浮かんで漸く全てを取り戻したと安堵と幸せに浸っていたが廊下の奥が騒がしくなればそちらに意識を向けざるを得ない。早く脱出した方が良さそうな状況に軽々しく相手を抱き上げると変な声があがった。普段ならば何かと抵抗や文句をつけてきそうな場面だが相手は腕の中に納まったままだ。そしてハットを深くかぶりながらもこちらに擦り寄り賛同の返事が聞こえてくれば機嫌は一気に良くなる。帽子の間から目が覗いて窺うように聞こえれると口端は緩んで弾む声で返事をした、そのまま帽子越しに軽くキスを落とすと相手を持ち上げたまま歩き出す。廊下の奥から仮面の男達が襲ってくると相手に当たらないように躱して浮きながら蹴りを飛ばす。そのまま階段を飛ばして最短距離で地上に出ると建物の柱を蹴りだけでへこませ今にも崩壊しそうな状態にしてから倉庫を後にした。外に出れば夜明けが近いのか東の空が白みはじめていた、日が上がってしまえば吸血鬼は動けなくなってしまう。相手の体をしっかり抱き直すと「一気に飛ばすから掴まっていてくれ」と告げてから一気に加速して風の街の事務所へと向かって)
9954:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-20 17:44:52
…ありがとな、フィリップ……っ、おぅ。頼んだ
(相手の腕の中に収まっている場合ではないのは分かっているが今はここをどうしても離れたくない。ここには正気を失うほどの渇きも大切な人を傷つけてしまう絶望もない、ただ愛しい人の存在と幸せがあるだけだ。この場を任せることにすれば上機嫌な返事が聞こえてきてこちらも口角をあげる、帽子越しに口付けを受ければさらに口元は緩まるが同時にもっと甘くて暖かいものが欲しくなって物足りなさを感じればせめてもと額を胸板へと押し付けていた。そうしているうちに男達がこちらへと迫ってきて相手が動きやすいよう首に両腕を回してさらに密着した体勢になる、敵からの攻撃は面白いくらい当たらなくて宙に浮かびながら蹴りでノックアウトしていく姿は優雅でさえあった。思わず飛べるのはずるいと言いかけるが反省がないと怒られそうなので黙っておくことにする。宙へ浮かぶ心地に揺られたまま地下から出れば相手は柱を蹴り飛ばし倉庫を半壊状態にして思わず目を見開く。これでここの組織はもう派手に動くことは出来ないだろう、あとでジンさんに連絡しておかなければ。外へと出ると日が登りかけていて思わず抱き着く腕に力が入って表情が強ばる、しかししっかり抱えるように腕の位置が変わるとその頼もしさに再び口元が緩んでさらに腕に力を込めた。そのまま白む夜空を一気に駆け抜けていく、太陽は自分達にとって天敵ではあるが朝の空気は良く澄んでいてそれを飛びながら感じることなんてない。ゆっくりと呼吸すると「こんな風、感じたことねえ…」と思わず呟いて)
9955:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-20 21:07:57
こんな時間に外に出て空を飛ぶ機会なんて滅多にないから確かに新鮮だ。…そろそろ着きそうだ
(彼らの根城を後にしてしまえばもうあとは帰るだけだ。相手を抱いたままバランスを崩さない程度の加速で空を駆け抜けていく。腕の中で相手が安心して身を預けてくれて風を感じている姿を見ればまた口元に笑みが浮かぶ。普段ならば太陽に当たらないように夜明けのかなり前から事務所に戻ることを促されるからこんな時間に外にいることはない。そろそろこうやって空を飛ぶのも朝になってしまえばかなり目立ってしまう。くすくすと笑いながら更に羽を動かして加速して帰路を急いだ。そうしていれば見覚えのある区画が見えてきて速度を落としながら下降していく、そして事務所の屋上にたどり着くとそっと地面に着地して相手もゆっくりと腕から降ろす。ふらつかないように支えながら相手と目を合わせると「…おかえり、翔太郎」と声をかけて)
9956:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-20 22:22:19
良い朝だな。……ただいま、フィリップ。…とりあえず中入るか
(相手の腕の中で澄んだ風を受けて事務所へと帰っていく、もうすぐ朝日に耐えられなくなりそうだがそれでも誰もいない風.都の空を二人きりで移動するのは特別な時間にも思えた。やがてさらにスピードがあがってあっという間に事務所の屋上へと帰ってくる、腕の中からそっと降ろされてふらつかないよう支えられ随分な好待遇だ。それを数時間前は過保護だと切り捨てていたが今は大切にされているのだと素直に受け止めることが出来る。相手から出迎えの言葉を掛けられれば無事に二人の場所へ帰ってこれたのだと、そして相手の傍に居ていいのだと、また思えて小さく笑みを浮かべながらこちらも挨拶を返した。喧騒が落ち着いていろいろと言わなければならないことはあるがもうすぐ太陽が登ってくる、ひとまずはそれを避けようと手を取るとしっかりと繋いで事務所へと戻っていった。カーテンを締め切り陽の入らない事務所へやってくれば帽子を傍らに置きそっと手を離して相手の正面に立つ、そして深く頭を下げると「すまなかった」と改めて謝罪した。今回の事態を招いたのは間違いなく自分だ、舞い上がって見誤って相手を心身共に傷つけた。「俺が無茶して怪我を軽んじてた事もちゃんと警告してくれてたのに、意地張って聞かなくてすまねぇ。お前の血を飲んだら何とかなるって甘えてたんだ。それでお前に嘘も着いたし、傷つけちまって…俺が未熟だった」と反省を口にして)
9957:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-21 11:31:49
そうだね。…、本当にどれだけ心配したと思っているんだい。幾ら眷属になろうとも人の性質、君のハーフボイルドな所までは変わりやしない
(屋上に降り立って相手を下ろし、出迎えの言葉をかけるとその顔に笑みが浮かんで呼応する帰宅の挨拶がされる。漸く元に戻すことが出来たと表情を緩めていれば夜明けが近いと手を取られてしっかり繋がれた手をこちらからも握り返して事務所の中に入った。遮光カーテンで太陽の光を遮って安全な空間にすると相手が帽子を外して傍らに置いてから正面に立って目を僅かに開く。そして頭を下げて謝罪されると突然のことに固まってしまった。なんてことのない人間相手ならばそもそも心配しない、したとしても強く拒否された時点で去っていただろう。相手だからこそ気になって心配してこちらのいう事を聞かない態度に腹を立てて、心乱されて傷ついたのは間違いない。そしてそれはこれからずっと一緒にいるなら伝えるべき感情だと思えば数秒沈黙した後、溜息交じりに相手の言葉を肯定する。体が変わろうとも魂までは変わらない。相手の良い部分も悪い部分もそのままで今回はその未熟な所が吸血鬼の体と悪い様に噛み合ってしまった結果だろう。一歩近づいて相手の肩にぽんと手を置き、顔を上げさせながらその頬に手を添えるように移す。普段言われているワードを使いながら相手を見つめ「でも今の君には僕が居るだろう?」と自らの存在を伝えて)
9958:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-21 12:35:34
ぐ、…今回のは言い返せねぇ……、…え?…あ……そうか、お前…あの時……一緒に行ってくれようとしたのに、俺が断ったのか
(無事に帰って来ることは出来たがこのままではいつも通りに戻ることは出来ない、自分の弱さに、何より傷つけた相手にきちんと向き合わなければこの先悠久の時を一緒に居る資格は無いだろう。頭を下げて謝罪すれば呆れ混じりの返事がされて息を詰まらせる、いつもならば即座に否定する半熟という言葉も今回は言い返す資格はひとつもないだろう。立て続けの依頼に舞い上がり、ひとりで出来ると実力を見誤って、相手を危険に晒しまでしたのだから。振り返ってみればハードボイルドな男の片隅にも置けない。相手の言葉によってさらに自分の未熟さを痛感させられ益々顔が下がりそうになるが、その前に肩に手を置かれて体が元の位置に戻って頬に手を添えられ目線を交わすと瞬きをする。そして告げられた言葉にまた目を瞬かせながら間の抜けた声が出た。直後に数日前のやり取りを思い出して声が溢れる。今までは依頼があると突然ついて行くと言い出すことが多くて、それは相手の気紛れだったのだろうが、数日前のそれは一緒に行かないのかの確認だった。即ちそれはこちらを案じて言ってくれた問いかけだったのだろう。ただ好奇心のままについてくるのではなく、一緒に依頼にかかってくれるという相手の申し出だった。あの時の言葉を漸く理解すると今度は伺うように瞳を向ける、頬に添えられた手の暖かさを感じながら一歩近づいて相手の腰に腕を緩く回せば「フィリップ…これからも今回みたいに俺一人じゃ出来ねぇ依頼がきっと出てくる。その時には、俺と一緒に解決してくれねぇか?この街の探偵として」と静かな声で問いかけて)
9959:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-21 15:08:39
…良いよ。君のやりたいことを否定するつもりもないし生涯を共にするなら一緒に探偵をするというのも楽しそうだ。僕達二人ならばきっと何でも出来るだろう
(普段なら即座に否定されるワードも今回は思う所があるようで言葉を詰まらせている。だが相手にずっと反省して欲しい訳ではなく自分の思いを伝えるために頬に手を添え目を合わせながらこちらの想いを伝えた。何を言われたのか分からないように目が瞬いて間の抜けた声が聞こえてきたがすぐに数日前のやり取りに思い至ったようで整理するように呟いている。そして伺うような目がこちらを向いて軽く抱きしめられながら共にあることを持ち掛けられると少しの間見つめてから軽く笑みが浮かべて承諾の返事をした。元より相手のやりたいことを取り上げる気が無い、単にそこに自分が居ないのが不満だっただけで相手とならば探偵という仕事も面白そうだ。これからまた長い間生きるのを考えれば良い生きがいになるかもしれない。するりと頬を撫でて二人ならば出来ると自信たっぷりの表情で告げる。それからぎゅっと抱きしめると「これでもう探偵じゃないくせに、とは言わせないよ」とあの言い合いの中で引っ掛かっていた言葉を引き合いに得意げに告げて)
9960:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-21 17:56:30
…フィリップ……あぁ、これからは探偵もお揃いだ。お前となら俺だけじゃ出来ないことも、それ以上のことも、何だってできる
(相手と目を合わせて自分が歩む道も共に歩んで欲しいと願いでる、刹那の間見つめ合って承諾の返事がされると嬉しさが溢れて顔を明るくさせ嬉しさを噛み締めるように名前を呼んだ。おやっさんから継いだ探偵という仕事、相手が日中動けないのもあって一緒に探偵をすることを想像もしていなかったが今やその条件も同じになっている。相手と血も命も時間も共有しているのならば風.都.の探偵という仕事も共有したっていい。頬を撫でられるとその心地に浸るように目を閉じる、そのまま強く抱き締められるとこちらも背中に腕を回してその体を強く抱き締めた。言い合いの中で放ってしまった言葉を引き合いに出されると思わず苦笑いを浮かべるがこれからはその差もない、それももう同じだ。一人では手に負えないことがあるのは今日嫌という程味わったが相手とならば既に何でも出来る気がして同じ言葉を繰り返しながら軽くすり寄る、大切な恋人を抱き締めながら「…俺の仕事にお前を巻き込んで怪我させたくなくて誘ってなかったが、お前の方が遥かに強くて丈夫だったな」とこちらこそ過保護だったかもしれないと軽く笑いながら呟く。しかしふと顔をあげれば「でも今後、力の制御気をつけろよ。今日みたいに人前で飛んだり吹き飛ばしたりすんのはマズイだろ」と全く人のことを言えない点に釘をさしていて)
9961:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-22 09:16:02
君が心配しすぎなんだよ、僕の方が吸血鬼としても荒事にしても先輩だ。 君がそれを言うのかい?まあでもこれから平穏な生活を送るためにも気をつけた方がよさそうだ
(承諾の返事をすれば相手は嬉しそうに微笑む、ぎゅっと強く抱きしめ合って仕事も日常も相手ともにある未来を想像して口元はつい緩んでしまう。すり寄ってくる相手を優しくなでて取り戻せた存在を確かめていると相手の呟きが聞こえてきて同意だと頷く。なぜか相手は自分を守ろうと躍起になっている様子だったがそもそも相手より歳も重ねていて眷属になったとはいえ自分がオリジナルで歴も長い。それを感じさせないくらい対等に接しられていたからと思えば何処かくすぐったくもあるが今は対等な立場になったならと得意げに先輩面を見せる。だが相手が顔を上げて今日の振る舞いについて指摘されるとぱちりと目を瞬かせてから相手もだと言葉を返す。だが今日は相手を取り戻すためとはいえ珍しく力の制御が効かなくて目的を果たすために好き勝手に動いていた自覚はある、一人ならばある程度好き勝手に動いても構わないし怪我を負おうと自己責任だ、何か問題が起きればその土地を離れても良い。だが探偵としてここに居場所を作るのならば、そして相手とともにいるためなら多少は目立たないようにふるまう必要があるだろう。じっと相手を見つめると「君がずっと一緒にいてくれるならたぶん大丈夫だ」とまた楽しそうに微笑んで)
9962:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-22 13:33:56
それは今日十分実感したっての。ならフィリップが吸血鬼の先輩で俺が探偵の先輩ってことで。……俺がお前から離れるわけねぇだろ
(まだしっかりと二人揃って探偵として依頼は受けたことがないのに一緒ならば何でも出来る全能感が胸を満たして止まない、擦り寄った頭を撫でられて相手からしか与えられない心地に浸ってもう傍から離れられる気がしなかった。ただ人の事を言える立場ではないが本来隠れなければならない人外ながら派手に暴れたのは事実、一応釘を刺してくと案の定反論は返ってくるがこの街で探偵を続けるための選択を取ってくれればまた口元に嬉しさが滲み出ていた。相手がこちらをじっと見つめる、暫くこちらも見つめ返していれば楽しそうな声が聞こえて笑みを浮かべる、もう少し顔を寄せて額をこつんと合わせお互いの視界をお互いでいっぱいにするとずっと傍にいることを改めて誓うように口にした。息遣いすら聞こえる距離でこちらからも真っ直ぐ見つめれば「だからフィリップもずっと一緒にいてくれ」と同じ願いを口にする。そのままさらに距離を縮めてゆっくりとした動作で唇を重ねる。数秒互いの体温を交換したあとそっと離れて再び至近距離で見つめあえば嬉しさと幸せが最高値を超えてそのままの距離で破顔して)
9963:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-22 21:21:37
…ん、…いわれなくともずっと一緒だ。……ねえ、翔太郎
(暫し目を合わせて見つめ合いながら楽しそうに微笑むと相手もまた柔らかな笑みが浮かぶ。こつんと額同士を合わせてさらにくっつくと視界は相手でいっぱいになって大切な人がそばにいる実感をかみしめる。相手が願いを口にしてこちらが答える前に顔が近づいてくればそっと瞼を閉じた。少しして肌よりも暖かい体温が唇に触れて小さく息が零れる。たった数秒のような、それでいて長いようにも感じるキスをして少しだけ離れていくとまた瞼を開けて相手を見つめる。弾む声でともにあることを伝え、軽くすり寄りながらこの幸せと暖かさをかみしめていた。いつまでもこうしていたい所だが安心したところで一晩中喧嘩したり外で騒動に巻き込まれたりして溜まっていた精神的かつ肉体的な疲れがどっと溢れてきた。普段ならば吸血すれば平気なのだがお互いに血を失って吸血の量も遠慮したせいで十分に回復しきれていない。体を休めたいが相手と離れてしまうのは惜しくて視線を迷わせると少し遠慮がちに名前を呼んで「…少し狭いかもしれないけど、今日は一緒に寝るのはどうだい?」と伺うように提案して)
9964:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-23 10:16:32
ん?なんだ?…、……俺も今日はここから帰りたくねぇと思ってた
(何よりも一番近い距離で見つめ合いながら願いを口にすれば直ぐ様こちらと同じ答えが返ってきてまた幸せは胸に溢れていく。こちらに擦り寄る感覚に擽ったさを覚えてまた小さく笑いながら二人だけの時間に浸っていた。しかし不意に相手の視線が揺れて伺うように声を掛けられる、相手の様子を見守りながら返事をすれば何とも可愛らしいオネダリがされて目を開いた。自分より遥かに長い時を生きてきて人を超える力を持って吸血鬼では先輩だなんて得意げにしていた相手が健気にお願いをする姿はなんとも愛おしい。それに相手に今声を掛けられるまでこの後ひとりで家に帰るなんて選択肢は微塵もなくて、つまりはこちらも同じ気持ちであるのに気付かされた。今度はこちらから頬に手を添えて視線を固定する、親指の腹で優しく頬を撫でながら同じ気持ちであることを伝えた。どれだけ心身共に疲弊していようとも、例え狭いベッドであろうとも、相手の隣が何処よりもよく眠ることが出来て安心できて、心を安らげることが出来る。再び顔を寄せてもう一度体温を共有する口付けを送れば少し屈んで相手の肩と膝裏に腕を回す、先程運ばれたように今度はこちらが相手を横抱きにして持ち上げると「今日の夜をお前と一緒に迎えたい」と少々キザな、しかし飾らない本音の言葉を伝えて)
(/お世話になっております。そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。体が丈夫になったら探偵は絶対に無茶をする範囲を広げると思ってましたのでそこを深掘りしつつシリアスで吸血鬼が出てくる物語らしくバイオレンス方面なお話もできてとても楽しかったです!吸血鬼の先輩として起こりうることを熟知してる検索くんと眷属としての能力を過信している探偵の王道なすれ違いをしつつ言い合いの中でも検索くんが探偵を案じてくれているのがとても分かって探偵の若造感を強調出来る感じも新鮮で楽しかったです。助けに来てくれる時の検索くんも静かな怒りで人を超えた力で敵をなぎ倒していくのがとてもかっこよかったです。それでいて最後にいつも通り甘えるのが本当に本当に可愛くて背後まで心臓掴まれていました。今回もありがとうございました!
この後ですが少々悩んでおりまして、このままもう少し二人のやり取りを続けるか、エピローグ的にベッドを購入して探偵が完全に引っ越した日をやるのも楽しそうかなと思っています。ただ長らく吸血鬼パロやっていますので、ここら辺で一旦区切って元の二人で検索くんが飲み会についていく話やサウナでの我慢比べの話、サウナならプチ旅行をくっ付けてもいいかな等など思っておりますが、検索様はいかがでしょうか?もし吸血鬼パロで他にやりたいお話やいつもの二人のお話等などあれば教えていただければ幸いです!)
9965:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-23 19:23:59
…!…わ、…僕も同じだ。
(言ってもいいものかと少し悩んだもののこれから一生共にあるならと今日の望みを口にすると相手の目が開かれる。そして頬に手を添えられ撫でられながら相手もまた帰りたくなかったのを知れば少し驚いた表情を見せた後、緩い笑みを浮かべた。今日は一緒に眠って夜も一緒に過ごせる。昨日は眠れなくて起きたときにはすでにメッセージがきて仕事に出ていたのもあって離れていかないというだけで心が弾んだ。また顔を寄せて口づけを交わして柔らかな幸せに浸っていると相手の腕が肩と腕に回って不意打ちに持ち上げられると思わず声を上げてしまう。相手の顔を見れば今だけは妙にきまった言葉を告げられて顔に熱が集まる。視線を迷わせてから相手の首に腕を回してこくんと頷くとおとなしく運ばれることにした。普段は使うことのない簡易ベッドは相変わらず狭いが奥に詰めて寝転がる。ここのカーテンも閉め切ってしまえば完全な暗闇で相手の姿しか見えなくなる、手を引いて相手も横に寝かせると「…翔太郎、」とまた名前を呼びこちらからも軽い口づけを送って)
(/こちらこそお世話になっております。特殊な体質だからこそ普段よりがっつり負傷描写もしつつ仲違いから救助までたっぷりとシリアスとかっこいいお話が出来て楽しかったです。いつもとは逆に探偵君の方が慣れていないことが多く、それでいて探偵としての使命に燃えている所がかみ合っていて無茶が出来るからこそ出来ると意地を張ったり売り言葉に買い言葉だったりとすれ違いも沢山出来て良かったです。普段は守られている立場であることを良いことに吸血鬼という建前で色々めちゃくちゃにも出来てそこも楽しかったです。立場や体質が変わっても落ち着くところが一緒なのも好きでこれからのことを想像できる終わり方になったと思います、こちらこそありがとうございました。
このまま続けるのも良いですがせっかくならまた後の楽しみにするのもありかなと思うのでいったんいつも通りの二人に戻るのはいかがでしょうか。検索が探偵君の飲み会についていく話良いですね!また少し長めに旅行やお泊まりする話はやりたいと思っていたのでサウナはそっちにくっつけてしまいましょう。またはそろそろ数字的に大台も近いので少し前に話していた指輪を買いに行く話や二人の中での記念日的なイベントでもいいかななどと思っているのですが探偵様はいかがでしょうか)
9966:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-24 07:55:08
(/一旦こちらだけで失礼します。大台に合わせてやりとりの方も記念なお話にするのめちゃくちゃ良いですね!検索様が大切な時に取っておきたいと仰っていただいてた指輪を買いに行くお話をぜひさせていただければと!検索くんが飲み会についていく話も旅行なお話も二人の可愛いやり取りが沢山見れそうですのでぜひ後々やらせてください。指輪のお話にあわせて記念日的なお話をするのも一緒にするのはいかがでしょうか?前々から物語上検索くんの誕生日が不明なのでそれに変わる記念日を探偵が考えている、的な話をぼんやり考えていたのですが、二人で初めて依頼を解決した日を記念日にする、というのはいかがでしょう。探偵がサプライズ的に記念日を設定して指輪を買いに行く、二人で話しているうちに記念日を設定することになって指輪を買いに行く、検索くんがなんらかのきっかけで指輪を買いたいという話になり前々からサプライズを考えていた探偵が最後に今日が記念日だと明かす、等など色んなパターンが考えられるのですが検索様がご希望の展開ありましたら教えてください!)
9967:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-24 10:27:59
(/では是非是非そうしましょう!何かしらきっかけで探偵君が検索に誕生日を聞く→分からないという回答→誕生日がないなら、とその日or近日が初めて依頼を解決した日でサプライズでその日を記念日に決める→当日に記念日だと明かして一通りやり取りした後、来店予約してある店に行って指輪を購入…みたいな流れが浮かんだのですがいかがでしょうか。探偵君の方の誕生日も判明していないので偶然近かったから一緒にでも良いですし、次の布石にしても楽しそうです)
9968:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-24 12:30:00
お、今日は弁当屋のおばちゃんの誕生日か。…、…
(すっかり風.都.に吹く風が冷たくなってきた今日この頃、昼下がりの鳴,海,探,偵.事.務.所は午前中に捜し物の依頼をひとつ終えて落ち着きを見せていた。この調子であれば午後はパトロールになりそうだと計画を立てつつふとカレンダーを見やる、今日の日付を改めて確認すれば街の人の誕生日であるのを思い出して今日は弁当屋に顔を出してお昼はそこで調達しようとルートを決めていく。いつも世話になっている人の誕生日をぼんやりと順番に思い出し、ついでに自分も誕生日が近いのを遅れて思い出していたがそこでハタと動きを止めた。そして相手の方を見る。あの夜に組織の元から連れ出した相手は記憶喪失の身で常識すら欠けていていろいろ教えるのに苦労したものだが、相手自身のことを積極的に聞いた事がないかもしれないと思い至る。年齢も分からないと言われた時点でパーソナルな情報は一切覚えていないのだろうと思い込んで聞き逃していて相手の誕生日を祝うという場面は今までになかった。もしかしたら覚えていたりするのだろうかと気になれば相手の方に近づいて「なぁフィリップ。今までちゃんと確認したことなかったんだが、お前の誕生日っていつなんだ?」と何気なく聞いてみて)
(/流れ考えていただいてありがとうございます!ぜひぜひそんな感じで、探偵が誕生日を知らないことを確認して後日サプライズで指輪を買う予約してて二人でちょっとしたお祝いをする感じでいきましょう。探偵は検索くんと全部一緒であるのを望むと思うので探偵の誕生日も記念日にくっつけちゃっていいかなと思います。ひとまずそれっぽく始めさせていただきましたのでいい感じに乗っていただければ幸いです!背後共々良き記念になるようなお話にいたしましょう!/こちら何もなければ蹴りで大丈夫です!)
9969:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-24 13:34:58
……誕生日? …分からない。実験記録のデータベースにも記載は無かったしあったとしても不必要な情報だから抹消されているだろうね。
(ある日の昼下がり、大きな依頼も無く午前中は相棒が探し物の依頼に出ただけで平和な時間を過ごしていた。冬の近付いてきたガレージは寒く事務所スペースに居ることも増えてきたが今日も事務所ソファーに腰がけて本を読んでいた。そうしていると相手が近付いて来る気配を感じて顔を上げる。誕生日、というワードを聞けば僅かに首を傾げ、人が生まれた日を指す言葉だと分かれば時間差で首を振って否定の返事をする。フィリップと名付けられる前の記憶は消されていて実験記録のパーソナル部分にも生年月日の類の記載は無かったはずだ。彼らの研究していた分野を考えれば大した情報でもなかったのは容易に推測がついて淡々とした口調でその事実を述べると視線を本に戻してから「それがどうしたんだい?」と投げかけて)
9970:
探偵 [×]
ID:65b68c258 2025-11-24 14:41:10
まぁそりゃそうだよな……あーいや、誕生日っていやその人が主役の特別な日だからなるべくおめでとうって伝えたいと思ってんだけど、そういやお前には言ったことなかったと思ってな
(ソファーに腰掛け本を読む相手に今更ではあるが改めて誕生日について聞いてみる、反応は案の定といったところだ。やはり名前以外の相手の情報は組織によって消されてしまっているらしい。誰しもが持つ一年に一度訪れる誕生日というその人にとって特別な日、それを不必要としている組織にも腹が立つし自身の誕生日に関心が薄そうな相手にも少々寂しさを覚える。その人が主役である誕生日におめでとうの祝福と普段のありがとうの感謝を伝える日、その人の笑顔が見れる良い日であるのだが一番近くにいて大切である肝心の恋人にはそれをした事がなかったのだ。気がつけば相手は早々に視線を本に戻している、相手は記憶喪失に悲観的ではないが何も無いのは何よりも自分が物足りない気がして「お前が主役の日があって、ここに居てくれてありがとうって伝えて、お前が喜んでる顔を見てぇし」と自身の気持ちを整理するように言葉を続けるも、少し置いてクサイことを言っているのを自覚すれば口を変な形にしながら目線を泳がせて)
9971:
検索 [×]
ID:415c83bff 2025-11-24 21:32:15
…そういうものなのかい?
(こちらが誕生日を知らないと言えばやはり、と言った反応が返ってくる。単に産まれた日が分かっているかどうかで何か変わるのだろうかと再び本に視線を戻していたが相手は何かこだわりがあるように話を続ける。そのまま相手自身の気持ちを綴られると本を閉じながら照れくさそうにしている相手にまた視線を向けた。思えば所長が誕生日の時は朝から猛烈にアピールしてきて相手がケーキを買いに行くのを命じられて3人で囲んで食べた。その時の所長の顔は確かに幸せそうに見えた。未だに自分が祝われるという状況がピンと来なくてキョトンと首を傾げる。だが相手が自分をそうしたいと言うのなら出来れば叶えてあげたい。暫し考え込むようにしてからふといい案が浮かぶと「なら君が決めてくれ、僕の誕生日」と真面目な顔で提案して)
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