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鋼のこころ 〆/2267


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自分のトピックを作る
21: エドワード・エルリック [×]
2022-06-29 00:19:42



シチューだけは何日食っても飽きないんだよなー。
へぇーばっちゃん出掛けるのか……?

(昔弟とシチューを考えた人は偉大、なんて話をしたことを思い出す。その考えは今でも変わらず、何度食べても飽きが来ないのだから不思議なものだ。
相手の言葉を聞くなり復唱して「気を付けてな、ばっちゃん」と声を掛けると何やらニヤケ顔で此方を見た後扉を閉め出掛けるばっちゃん。変なばっちゃんだ、なんて考えつつ見送る。キッチンへと向かう相手に「おー」と短い返事を返せば、トランクの中から一冊の手帳を取り出し読み返す。そして東方面へ旅立った弟は元気にやっているだろうか、と思い耽る。連絡しようにも手段がない為、弟がこの家に連絡してくるのを待つしかない訳で。
──ふと此処でとある現実に気付く。ばっちゃんも居なければ、弟もこの家に居ない。つまりこの家にはキッチンにいる彼女と自分の二人きり。この事実に気付くなり、途端に変な緊張感が湧いて来て先程のばっちゃんの様子もそう言う事かと理解する。もうどうしたら良いか分からず、両手で頭を抱えジタバタしては自分に落ち着く様言い聞かせて)

22: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-29 01:18:49



──…エド、もうちょっとでできるけど、お腹すいてる?
…あんた、何してんの??

( ピナコが出ていってからキッチンでシチューの支度をする。シチューを作りながら、もう1人の幼なじみのことを思い出し。アルは元気でやってるだろうか。本当にエドといいアルといい連絡を中々寄越してこないのだから、心配ばかりさせられる。そういうところは兄弟そっくり。着々と準備をこなすと、キッチンからひょっこり顔を出し、何やら落ち着かない様子の相手を見て不思議そうな表情を浮かべ。)




23: エドワード・エルリック [×]
2022-06-29 17:34:38



!?ななな、何でもないっ!
は、腹なら空いてる、空き過ぎてペコペコだっ。

(声を掛けられビクリと肩を震わせれば、慌てた様に否定すれば何とか誤魔化そうと吃りながらも、自らの腹を摩り空腹であると主張。"──て言うか、コイツは気にならないのか?平気なのか?"とふと気になるが、聞く勇気もなくジタバタした時に落とした手帳を拾い再度ソファーに座り)


24: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-29 19:02:27



?じゃあ今準備するね。

( 相手の慌てた様子には不思議に思うもその理由まではぴんとこないようで。とにかくお腹が空いていると聞くと、少し深めの皿にシチューをよそって朝に買ってきたフランスパンといっしょにテーブルに置き。自分もそこそこお腹がすいているため少し急ぎ足で席につく。ふと席についてやっと、相手と2人きりであることを認識したのか、結婚したらこんな風に2人でごはんを食べるのか、なんて妄想を膨らませ、一気に赤面して。)




25: エドワード・エルリック [×]
2022-06-29 20:35:45



……ふぅ、兎に角落ち着け俺。

(どうやら理由に気付かれていない様でホッと胸を撫で下ろす。だが根本的な事が解決していない為、取り敢えず再度自分に言い聞かせ深呼吸をして落ち着かせる。
彼女が食卓へ料理を運ぶのに合わせ、自分もソファーから立ち上がり移動すると席に着く。席に着いた彼女をふと見ると赤面しているのに気付き、また意識してしまい?を掻いて。そうこうしている内に折角の温かい料理が冷めてしまうとスプーンを手に取れば、大好物の美味そうな見た目と香りが鼻腔を刺激し、空腹を知らせる腹の音が鳴り腹に手を当てニシシッと誤魔化す様な笑みを浮かべて。)

それじゃあ食おうか、いただきまーす。

26: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-29 21:13:05



…どう?美味しい?

( 今更2人になった所で、何もない。2人きりになったことなど何度もあるじゃない、と自分に言い聞かせるも、告白をされてから2人になったのとではわけが違う。しかしここで変に意識してはいけないと、こちらもスプーンを片手に持ち「いただきます」と言うと、相手が食べ始めた様子を眺めて。少しドキドキしながら反応を待ち。)




27: エドワード・エルリック [×]
2022-06-29 21:48:28



──美味いっ!

(一口食べてその美味さに率直な感想を述べて。彼女の手料理は今までにも何度も食べて来たが、久々に食べた事も相まって更に上達したのでは無いかと思う程に美味しく、また一口と食べ進めていき。あっという間に食べ終えれば「まだシチューあるか?」と尋ねながら立ち上がり)

28: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 00:40:38



よかった!
まだたくさんあるから、どんどん食べて!
( 美味いという言葉と、あっという間に完食した様子を見てほっと胸を撫で下ろす。2人分とはいえ、多めに作っておいてよかったと思えば、立ち上がった相手を見て。「アタシ入れてくるから。お皿貰うね。」と足が義足状態である相手を気遣い、皿を受け取ろうとして。それに、なんだかこのやりとりも新鮮でくすぐったいものがある。)




29: エドワード・エルリック [×]
2022-06-30 01:01:59



ああ、良いって。お前も疲れてんだろ?自分で取ってくるから。

(朝早くから技師としての仕事をこなし自分の義肢の交換、更には自分達の夕飯まで用意してくれたのだから流石に疲れているだろうと相手を制して。無論気遣ってくれるのは有難い。けれど義足状態とは言え、自分に出来る事は自分でやるという考えもありキッチンの方へ向かえばおかわりのシチューをよそい戻ってくると再び着席。今度はパンを手に取ると食べやすい大きさにちぎり、シチューに少しだけ浸けると頬張り幸せそうな表情を浮かべて)

30: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 01:11:42



…あんた、アルとは全く連絡とってないの?
まぁ、旅をしてる者同士、連絡とるってのも難しいよね。

( 自分でシチューをよそって戻ってきた相手を見て、そういえばアルが身体を取り戻したときもシチューを作ってみんなで食べたっけ。そんなことを思い出し。ふと兄弟ならば連絡を取り合っているのではないか、と思うも、そもそも2人とも旅をしている身であるため、連絡をとる術が分からないのだろう。また3人で会える日がくることを楽しみにしているのだが。そんなことを思いながらシチューを食べる相手の姿を眺めて。)




31: エドワード・エルリック [×]
2022-06-30 01:42:21


ああ、殆ど取れてねーな。
身体を取り戻す旅の時に世話になった人のトコに手紙を書いて、来たら渡してもらうってのはあるけど。あーあと軍支部に立ち寄って連絡を待つ事も偶にあるか。

(食べる手を止めて、質問に対し答え始め。弟と連絡を取れない事は屡々。それでも互いの旅に出る前、十分に話し合ってルールを決め連絡を取る方法を決めていた事を話し。それでもすれ違う事が殆どで、電話で話したのは本当に数える程度。そんなことを話していると電話が鳴り。まさかと思うが電話の相手は弟だったりして、なんて考えが浮かんで)


32: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 02:16:58



ふーん、そっか。
じゃあ全くとってないわけじゃないのね。

…?はーい、もしもしロックベル…あ!アル!

( 相手の話を聞く限り連絡を取るルール決めもしており、全く連絡をとっていない訳では無いことを知ると、それならよかったと安心する。ふと、鳴った電話に腰を上げて受話器を耳にあてる。すると電話の向こうから聞こえてきた声に思わずテンションもあがり。エドの方を見て、手招きをする。「元気?」というやり取りから、エドも丁度帰ってきていることを伝え、相手に受話器を渡して。)




33: エドワード・エルリック [×]
2022-06-30 02:52:43



!……アルか?久しぶりだな。あ?あーそれは…すまん。──まあ色々あってな。お前の方はどうなんだよ?

(まさか予想が当たるとは。手招きされるがまま席から立ち上がると、相手の近くへ移動し受話器を受け取り耳に当て話し掛ける。声の感じからして元気そうな弟にどこか安心。弟から『何故リゼンブールにいるのか、指定された場所に連絡したのに不在だって言われるし』と責められ苦笑いを浮かべながら謝罪する。東から回ってくると言っていた弟の進捗具合も気になり問い掛ければ、まだまだ分からない事だらけで毎日頭を悩ませていると。ばっちゃんとも話がしたいと言われるが「出張整備で居ない」と伝えると、家にウィンリィと二人きりだと改めて指摘され『告白した後で舞い上がるのも分からなくないけど程々にね』なんて追い討ちをかける様に言われ、まるで沸騰直前のやかんの様に顔を真っ赤にして「!?ば、ば.かッ!よ余計なお世話だッ!」と言い放ち弟との電話もそこそこに彼女へと受話器を差し出して)


34: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 06:49:34



?なに、もういいの?

──…もしもし?…そうなのよ、また機械鎧壊してね。信じられないでしょ?……うん、アルも身体に気をつけてね。たまにはこっちに顔だしてよ?…じゃあ、またね。

( 電話をしている相手の様子を傍で見ていると、やっぱり兄弟で話しているととてもいい顔をしている。近況報告からばっちゃんがいないことを話した途端に、相手の顔がゆでダコのように真っ赤になってムキになっているのを見て不思議そうに首を傾げ。再び受話器をこちらに返されると、こちらも機械鎧を壊して帰ってきたことを呆れた口調で話し、電話越しで笑うアルにも身体に気をつけてほしいと伝えて電話を切る。再びテーブルへともどると、笑顔でアルのことについて話して。それにしてもすごいタイミングで電話がかかってきたものだ、なんて思いながら自分はシチューを食べ終えたので「ごちそうさまでした」と挨拶をし。)

アル、元気そうでよかったね。




35: エドワード・エルリック [×]
2022-06-30 07:53:42



……ったくアルの奴めッ、ようやく落ち着いて来たっつうのに。

(受話器を渡した後席に戻り、ぶつぶつと文句を垂れながら残っている食事を口へと運び食べ進めて。食事に集中して漸く落ち着かせたと思ったのに、弟からも揶揄われて"また意識しちまうじゃねーか"と内心思いながら弟と電話を続ける彼女を横目に見て。彼女が席に着く頃にはあっという間に残りも全部食べ終われば、両の掌を合わせて「ご馳走さん」と一言。まあ何もなく元気そうで良かったと安心したのは同じだ。誤魔化す様に食事に集中していた為、弟と彼女が何を話していたのか気になり)

彼奴、余計な事言ってなかっただろうな?

36: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 16:39:52



余計なこと?
なによ、余計なことって。

( 此方の電話の内容が気になるのか、珍しく聞いてきた相手に不思議そうな顔をして。余計なことという言い回しが、まるで何か自分に言われたら不都合な内容でもあるのかと、訝しげに相手を見つめて。相手の食べ終わった皿と自分の皿を持ち、「洗ってくるね」と告げると再び台所へ向かう。何かあるといつも自分だけ話の輪に入れない感じがするのは今更なのだが。)

特に聞かれて困るようなことなんて話してないわよ?




37: エドワード・エルリック [×]
2022-06-30 17:39:17



あ、いや、言ってなかったんなら別に…。

(怪訝そうな表情で見つめてくる相手に、何となく気まずさを覚えて視線を逸らして。
兄貴である自分に対してのみ揶揄って来た弟に少しだけ腹が立つ。けどそんな事は今更なものでもなく、気にした所で何も始まらない。特に自分と彼女のことについて何か言って来た訳でないのならそれで良い。変に意識しないで済むのだから。
この話はこれでおしまいとでも言う様に徐に席から立ち上がれば、ソファーに置いていたトランクを手に取り「荷物置いて来るわ」と告げて2階の部屋へ向かおうとして)



38: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 17:46:19



なによ…気になるじゃない。

( 相手が2階へ上がって行ったのを見てぼそりと呟く。気になるところで上がっていってしまったのだから仕方ない。さてご飯も食べたことだし、少しゆっくりしたら作業の続きでもするかななんて思いながら。エドの部屋は変わらず片付けや掃除はしてある。アルの部屋も。いつ帰ってきてもいいように。)






39: エドワード・エルリック [×]
2022-06-30 19:10:09



──あ、あのさウィンリィ。話があんだけど……。

(ドアを開け自室に入ると、毎回綺麗に掃除してくれている事に有り難さを覚える。部屋の端にトランクケースを置き、半袖にスウェットと比較的ラフな服装に着替えて。思い出した様にケースを開けると端の方にある小さな箱を手に取りズボンのポケットへ入れ、1階へ降りてくるとはっきりしない態度で遠慮がちに話し掛けて)

40: ウィンリィ・ロックベル [×]
2022-06-30 19:51:36



んー?
どうしたの?

( 2階から降りてきた相手が此方に話しかけてくるもんだから、視線をそちらに向けて不思議そうな顔をし。なんだか元気がないような、何かを躊躇っているようなハッキリしない態度に一体どうしたのかと問いかける。2階になにかあったのかな、なんて考え。)



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