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鞍馬之神の嫁(〆)/76


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自分のトピックを作る
■: 鞍馬 [×]
2022-06-19 21:20:34 

…嫁、を。待って、いる。


1: 名無しさん [×]
2022-06-19 21:58:36

(/ お相手募集トピから移ってまいりました。生贄の男をご提案させて頂いた者です。

トピ立ての方、ありがとうございました。
募集トピで拝見した神様があまりにも愛おしく素敵で、実は和ファンタジーでのPC参加は初めてなのですが、いてもたってもいられず書き込ませて頂いておりました。
上記の件でご不安に思われたら申し訳ありません。
合わないと思いましたらスルーして頂いて問題ございませんので、ご無理だけはなさいませんよう、諸々ご検討頂ければと思います。

また、こちらも身勝手なご提案で心苦しいのですが、こちらのトピックを下げ進行で進めて頂ければと思っているのですが、いかがでしょうか…?
公開なりが若干不慣れなため少々緊張してしまうのと、BLというジャンル上苦手な方の目に触れないように配慮した方が良いかな…と感じたためです。

ご検討いただけますと幸いです。)

2: 鞍馬 [×]
2022-06-19 22:05:36

(こちらこそ、需要のない設定だと諦めておりましたので嬉しかったです。
これからよろしくお願いします。
下げでの進行、了解致しました。)

3: 名無しさん [×]
2022-06-19 22:13:23

(/ 下げ進行のご承諾ありがとうございます。
初心な神様がとても愛らしいと思いました。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

早速ですが、募集トピの方で生贄の男の簡易プロフを投稿させて頂きましたが、変更点やご希望などはありましたでしょうか?)

4: 鞍馬 [×]
2022-06-19 22:19:34

(簡易プロフから好みの子でしたので、特にこちらからの変更点や希望はございません。
逆にこちらへの希望などありましたら遠慮なく。)

5: 名無しさん [×]
2022-06-19 22:36:45

(/ いえ、こちらも初見でとても素敵な神様だなと思ったので、特に変更点や希望等はございません。
疑問等は進めつつ、都度お伺いできればと思っております。

こちらのキャラの名前をまだ公開していなかったので、この後もう少しだけ詳細なプロフを改めて作成しようかと思うのですが、恐らく村?から神様に生贄を捧げている理由等は何かありますでしょうか?
「干ばつ続きの村を救うため」や、「古からの決まり事のため村の人間も理由を知らない」辺りを勝手に思い浮かべてはいたのですが、決まったものがあればご提供頂けると有難いです。)



6: 鞍馬 [×]
2022-06-20 06:02:53

(了解しました。こちらももう少し鞍馬のプロフを詳細に書き直しておきます。
鞍馬に生贄を捧げる理由は「古くからの風習であり、理由は誰も知らない」を想定しております。)

7:  [×]
2022-06-20 07:51:07

(/ 生贄理由の方了解しました。
一応少しだけ詳細なプロフを作ってみましたので、改めてご確認いただければと思います。)


「私にはもう…帰る場所など、どこにも在りはしないのです」

名前/ 陣(じん)

年齢/ 25
性格/ 礼儀正しく真面目でしっかり者。精悍で肝が据わっている。
容姿/ 短かめの黒髪・黒目で隻眼・白一色の和装・身長175cm
備考/ 幼い頃に右目を病んで隻眼になった。
生贄に選ばれた妹の代わりを買って出たため、神に捧げられることに。一人称は「私・自分(神前)/俺(普段)」



8: 鞍馬 [×]
2022-06-20 08:45:24

(確認致しました。こちらの方も貼っておきます。)

「ひと、は…好きだ。だが、皆…私の姿を、見ると…怖、がる。お前、は…」

名前/鞍馬(クラマ)(村の人間からは「鞍馬之神(くらまのかみ)様」と呼び交わされている)

年齢/不明
性格/極めて純粋で初心、人好きをする。
容姿/顔を黒の薄布で隠し、多腕多足。肌は抜けるように白く、服装は矢絣模様の麻着物の上に薄い羽織を羽織った和装。身の丈は七尺(約210cm)を超える長身。
備考/村はずれの山の社に、たった独りで暮らす神。村の人間からは「祟り神」と恐れられているが、そのような力はない。
一人称は「私」。

9:  [×]
2022-06-20 09:16:53

(/ プロフありがとうございます。とても素敵です。
こちらが和系の知識と経験に乏しくかなり稚拙でご迷惑をおかけする事もあるかもしれないのですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご不安事がございましたらいつでもお声がけください。

他特に何もお聞きしたい事はないのですが、流れ的にこちらから始めたほうが自然でしょうか。)

10: 鞍馬 [×]
2022-06-20 12:44:18

(了解しました。開始は、出来るのであればお願い致します。)

11:  [×]
2022-06-20 14:30:35


――……。
(獣の鳴き声一つすら聞こえてこない山奥の古びた祭壇に、しっかりと背筋を伸ばし正座をしている。村の人間は道案内の後、逃げるようにその場を後にしていた。一人取り残された事に対しては何の感情も抱かなかったものの、どこかひりつく空気を肌に感じ、気を抜けば体の奥底から湧き上がってしまう恐怖と不安を押し留めるように一つ深い息を吐くと、ゆっくりと健常である片方の目を閉じ静かに時が訪れるのを待っている)


(/ ひとまずこのような感じで始めさせていただきましたが、こちらで問題ありませんでしたでしょうか。希望等ございましたら気兼ねなくおっしゃってくださいませ。)


12: 鞍馬 [×]
2022-06-20 15:54:11

…お前が、私の、新しい嫁、か?
(低く、どこかたどたどしい声が祭壇の奥、座敷の方から響く。問うておきながらその声は返事を待つことなく嫁のいる祭壇の方へと姿を覗かせるーその姿は絹の薄布で顔を覆い、薄手の和装を身に纏った姿ではあったが、抜けるように白い肌の手足は人のそれよりも明らかに多く、性別も年齢も違うのであろうと思われる手足が蠢いていた)

(了解致しました。)

13:  [×]
2022-06-21 00:25:19

――…っ。鞍馬之神様と、お見受け致します。貴方様に捧げられるはずであった我が妹に代わり、身を捧げに参りました。古よりの掟にて定められた若き娘の肉ではございませんが、どうか、この身で…ご容赦を頂きたく――
(突然に頭上から聞こえて来た低い声に一瞬びくりと肩を揺らし目を見開くも、矢絣の麻着物と明らかに人のものとは異なる足許が目に映ると、暴れ出す心臓を落ち着けるように掌を固く握りしめ、深々と頭を下げる。嫁、という言葉をかけられたことを何とか思い出すと元来贄のはずであった妹の事がふと脳内を横切り、自らが身代わりになった事に対し謝罪の言葉を述べ始め)



14: 鞍馬 [×]
2022-06-21 06:17:39

………性、など…どちらでも、いい。お前が、新しい嫁、なのだな。着いて、こい。
(謝罪の言葉にほんの一時だけ押し黙った後、表情は伺い知れないものの薄布越しに口元をふと緩め、蠢く手足の内の一本、細く華奢な、年の頃はまだ妙齢半ばであろうかと思われる女の細腕を招くように新たな「嫁」の方へと伸ばす。自身は踵を返し、ぺたりぺたりと幾つもの足音を重ねながら奥座敷の方へと歩き去っていこうとし)

15:  [×]
2022-06-21 08:28:38

…はい。
(赦しの声にほっと胸を撫で下ろした刹那投げ掛けられた自らを招くような言葉に、此方で喰う訳では無いのかと怪訝そうに思いながらもふと顔をあげると、改めて神の人ならざる体躯が瞳に映る。見上げねばならないほどの背丈と幾つもの蠢く手足、自らに伸ばされた抜けるような白の細腕に一瞬背筋が粟立つものの、禍々しさや恐怖とはまた異なるどこか神々しさや美しさをも感じ思わず息を呑む。しばし呆然としてしまったことに気づくと慌てたように立ち上がり、神聖なる身に触れてはならないと間を取りながらも、足早に後を追い始める)


16: 鞍馬 [×]
2022-06-21 10:10:53

……嫁、よ。此方、に。
(しばらく歩き、外からは中を、中からは外を伺い知れぬよう、窓には桐の御簾を全て降ろした薄暗い奥座敷へと着く。自身は奥に一つぽつんと置かれた、厚い座布団を敷いてある座椅子に腰を下ろし、羽織を脱ぎ、布越しに薄っすら微笑むと蠢く腕が新たな「嫁」をもう一つ、自身の座椅子の正面に置かれている座椅子へと一斉に手招く。吹き抜ける風が鞍馬の長く、長く伸ばされた髪を微かに揺らして)

17:  [×]
2022-06-21 13:45:49

え……あ、は…はい。…あの、これは――…
(奥座敷へ通されると、薄暗くもどこか厳かな雰囲気を感じ取り息をのみ、辺りを見渡す。御簾がすべて降ろされていることにひやりとするものの、指示された座椅子に勧められるがままに腰を下ろした。すぐに喰われると覚悟していた為に何故このような扱いを受けているのか皆目見当もつかず、思わず口を開いてしまいはっとして目の前の神に視線を移す)

18: 鞍馬 [×]
2022-06-21 14:06:51

……お前は、私、の…嫁、なのだから…大切、にするのは…当然、だろう?………心配、せず、とも…ひとは、好きだ。取って、食ったり、は、しない。だか、ら…お前の、名を…聞かせては、くれないか。
(薄く微笑み、不思議そうに首を傾げたかと思えば穏やかな声で問い返す。ーふと、何かに気付いたかのように押し黙ると更に柔らかい空気を纏って言葉を続け、そう云ううちにも蠢く腕を其々何処かへ動かして亦、あれやこれやと服や食事を用意してからその身を少しばかり前に乗り出し、布越しにじっと嫁を見つめては問い掛け)


19:  [×]
2022-06-21 19:57:20

――え……。あ、じ…陣。陣と、申します。鞍馬之神様。――ひとつ、お聞きしてもよろしいでしょうか
(構えていたものとは全く異なる反応に、一瞬何を問われているのか分からず声を失い固まっていたものの、ふと今まで感じ取る余裕の無かった神のその柔らかな声色に気づくと愕然とし、我に返ったように慌てて名を名乗る。自らが村の者から聞かされ続けていた言い伝えとはまるで逆である神の言葉に対し、未だ理解が及ばずどこか戸惑いの表情を浮かべながらも問いかける)

20: 鞍馬 [×]
2022-06-21 21:05:28

…じ、ん。陣、と言うの、か。良い、名だ。…どう、した。何でも、聞く、と良い。
(静かに、?み締めるように名を繰り返すと何度も何度も頷き、優しく微笑んで首を傾げる。無数の腕をゆっくりと「嫁」の方に伸ばし、先程招いた細腕で頬に触れ、ゆるりと慈しむ様に撫でながら愛おし気に亦微笑み)

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