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夜の底に沈みたい――〆/27


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自分のトピックを作る
8: 神埼 棗 [×]
2022-06-20 22:30:33




おー…、夜更かししてんなあ。
(疲れた様子でグラスを洗っているところ、声を掛けられた方に目を遣り。まるで他人事のような口振りで言いながら表情は咎めるどころか甥っ子によく向けるふにゃりと気の抜けた笑みを見せて「 腹減ったろ。なんか食うか? 」余った食材で簡単な物なら作れるし、まだまだ片付けも途中段階。黒いソムリエエプロンを付け直しながらカウンター席を顎で指して)



可愛くて意地悪しちまうかもしんねえけど、甘えてくれりゃ甘やかすさ。
ロル量に関してはこっちも流動的だし、あんまり気にせずやろうか。文が長かろうが短かろうがお前とやり取り出来るならそれだけで充分だよ。
他に相談事がなさそうなら一旦こっちの会話は切るけど大丈夫そうか?OKならこっちに返事はいらないからな。






9: 矢野 瑛 [×]
2022-06-21 18:32:03




うん。叔父さんの作ったもん、食いたい。
(心無しか声音から疲れが感じ取れ心配そうにやや眉を垂らしたのも束の間で、小腹空いた自身の心を見透かした様な提案に嬉々として頷き。早速カウンター席へと歩み寄るとすぐに着席はせず、席を挟んで向こう側で忙しなく動き回る相手をより近くで見たい思いから机に手をつき身を乗り出して垂らした双眸で姿捉え)
何作ってくれんの?…お客さんとは違うもんがいいな。俺だけの特別メニュー的な、ね。




10: 神埼 棗 [×]
2022-06-21 19:37:47




よーしよし、期待すんなよー。
(今日はチーズやらオリーブやらのカナッペ盛り合わせがよく出る日だった。まだまだ出るかと営業中に追加で仕込みをしたが予想が外れたそれらを腹に入れてしまおうと、まずはよく冷えた新鮮なトマトを手早くカットし真っ白なモッツァレラチーズと交互にさらに盛っていき、バジルを添えて塩胡椒とオリーブオイルをかけ「 ん。まずはこれな 」どうやらもう一品作る気らしく、相手にカプレーゼの皿を差し出すだけで自分は手を付けずに今度は鍋の用意をし始めて)
お前、なかなかワガママ言うねえ。仕方ねえから特別扱いしてやるか。




11: 矢野 瑛 [×]
2022-06-21 21:13:55




いただきます。…ん、うんまい。流石、棗さん。
(手早く料理を用意する姿に見惚れている内に早くも一品が完成し、漸く着席してから机上のカトラリーケースの中からフォーク取り出して鮮やかなトマトとチーズを刺して早速口に運び。程良い塩加減と風味に満足気に微笑んだ後、先程と同様バランス良く食材刺したフォークをカウンター越しに相手へと差し出して)
ね、此方来て。あーんしたげる。…ほら。




12: 神埼 棗 [×]
2022-06-23 12:48:20



お手軽なのに映えるだろ?ほら、なんだっけ…インフタ、みたいなやつに載せてくれてもいいんだぞ。
(不老不死として悠久の時を過ごす内にすっかり世の中の流行りや若者のスタンダードについていけなくなっており、挙げたSNSの名称も絶妙に間違っていて。世に言うイケメンの彼が投稿すれば宣伝にもなるだろうという意図で発言しながら、沸騰した鍋にパスタを投入し「 おう、さんきゅ 」カウンターから身を乗り出す形で口を開けようとするも、牙が見えてしまうかもと寸での所で気付き「 …でもな、お前が全部食っていいんだぞ。育ち盛りなんだし 」と誤魔化し)




13: 矢野 瑛 [×]
2022-06-23 21:07:23




っはは、…いんふた?うん、インフタね。載せねえよ、叔父さんと友達会わせたくないし。
(最初こそ相手の口にした言葉が何を指しているのかピンと来ていなかったものの文脈から流行りのSNSであると推測すれば肩を揺らして笑いながら態と訂正はせずに話を進め。友人と相手を会わせたくない理由は幾つがあるもののやはり一番は嫉妬心で、敢えて理由を言葉にはせずフォークに食らいつこうとする伏目がちな綺麗な顔立ちを見つめていると、予想に反して食物口に入れない姿見て、フォークは突き出したまま、距離を詰め過ぎたかという不安から残念そうに眉を垂らして)
育ち盛りとか、そんなんじゃなくて。…美味しいねって言いながら一緒に飯食いてぇのに。




14: 神埼 棗 [×]
2022-06-24 16:17:38



――?、まあこんなオッサンが料理作ってるってバレたら若い子には幻滅されちまうか。
(何が可笑しかったのかは終ぞ分からず、相手の笑顔をキョトンと眺めるだけに留まり。友人と会わせたくない、の言葉には盛大に誤解をしたまま黙って不安そうな相手を見つめて言葉を聞き、家庭環境に難があって家へ逃げ込んできたからには家族団欒に憧れがあるのかと想像して「 …分かった。動くなよ、 」要は牙を見られなければよい。制止を命じた後に筋張った手を伸ばして相手の目元を覆い隠し、その隙に差し出されたフォークの先をぱくり。咀嚼しながら目隠しの手を放し、嚥下すれば得意げに笑って)
…んまい。お前が美味そうに食ってくれただけあるな。




15: 矢野 瑛 [×]
2022-06-26 22:56:44




あ…え、…。
(勘違いで想い人を傷付けてしまう事は本望でなく、否定の言葉発しようと唇を開いた瞬間に伸びてきた手に視界遮られ、咄嗟に瞼を下ろし。調理をしていた為か僅かに冷えた指先を感じ、相手に触れられていると実感すれば途端に鼓動が速まり、実際には数秒にも満たないやり取りが酷く長く感じられ、瞼上げる頃には耳や頬を紅色に色付かせ、目を浅く伏せたまま)
びっくりした。…何で隠したの。




16: 神埼 棗 [×]
2022-06-27 22:46:19




そりゃあお前、……オッサンが大口開けてんのみっともねえだろ?
(牙を隠したいから、と本音を零すわけにはいかず、あられもなく口をあんぐりと開いた姿を見られるのが照れくさいからとあながち嘘とも言えない言い訳を。「 ん、どうした。紅いぞ? 」吸い寄せられるように色付いた頬に触れてしまうのは、不老不死の怪物ゆえ冷たい体温しか持たないからだろうか。皮膚の下に確かに流れる血液の流れを指の腹で敏感に感じ取れば、思わず口をキュッと横一文字に結び何かを堪えるような、それともわずかに恍惚するような切ない表情で沈黙して)





17: 矢野 瑛 [×]
2022-06-28 13:23:06




あー…はは、熱でもあんのかな。
(大口開ける姿をつい可愛らしいと形容したくなる気持ちを抑え首を左右に振って言葉を拒否するだけに留め、此方の気持ちを知ってか知らずか、軽はずみに肌へ触れる相手に対し憎たらしささえ覚え、さぞ飄々とした表情浮かべているのであろうと視線上げた先にあった物は想定とは異なり扇情的な顔付きで。此方へ向けられた瞳の奥に欲深い本能感じ得て、ぞくりと背筋震わせながら一度カトラリーを置き、空いた手をそっと触れるだけであった相手の手へと重ねて頬へ程良い力で押し付け揶揄する様に笑い)
ちっちゃい頃みたいに体温こうやって計ってみて。…どう?




18: 神埼 棗 [×]
2022-06-29 20:32:57



…………瑛、
(お前、俺を煽っているのか。低い声で名を呼び、そう二の句を継ごうとした瞬間――先程火にかけた鍋がグラグラと音を立てて沸騰しはじめハッと我に返り。下からすり抜けるようにして相手の頬と手の間から自分の片手を引っ込め、鍋に1.5人前ほどの生パスタを投入しながら手持ち無沙汰に話題を振って)
そういやお前、彼女とか居るのか?




19: 矢野 瑛 [×]
2022-07-05 02:18:02




……居ねえよ。彼女作る気もないし。
(いつになく掠れた低音が鼓膜に響くと怒らせてしまったかという怯えと甥ではなく一人の男性として意識して貰えたのではないかという淡い期待が混在し、情緒が不安定になり始めた矢先に名残惜しくも拘束を逃れて調理に戻る手先を視線で追いかけながら先刻迄触れられていた箇所を確かめる様に自身の指先で頬をなぞり。まさに相手への恋慕に悩まされている最中、恋愛に関する問いかけを受けると不機嫌そうに視線を落とし再びフォーク片手に料理を味わいつつぶっきらぼうに呟き )


事前に連絡するって言ったばっかなのに、遅れて悪い。暑さにやられて体調崩してた。遅くなったけど返事書いとくね。




20: 神埼 棗 [×]
2022-07-07 16:15:56



……そうか。
(眼の前の甥はまさに俗に言われるイケメンの類にカウントされることは吸血鬼から見ても明らかで、そんな彼に特定の恋人が居ないという事実が分かれば年甲斐もなく喜ばしい気持ちになってしまう。表情は不変でキープ出来ただろうが、声に喜色が滲んでしまっていないだろうか「 理由、聴いてもいいか? 」彼女を作らない訳は気になる、だって自分にも関係のあることだ。甥への感情を恋愛的なそれだと気付いていない――いや認めたくない自分にしてみれば随分前のめりな問だった、と言い終わってから些か後悔し)


返事ありがとな。多少遅れるくらい気にすんなよ、俺だって暑いのは苦手だし忙しいのはお互い様だろう。
体調、平気なのか?急激に暑くなったからな、色々と不調になりがちな時期だし無理はするなよ。




21: 矢野 瑛 [×]
2022-07-08 01:39:32




…叔父さんの好きなタイプ教えてくれるんだったらいいよ。……や、ほら、揶揄う時に使えそうだし…うん。
(何となく予測のついていた返答に暫し素直に返答すべきかどうか思い悩むが、理由を尋ねたい程に興味を持ってくれているのだと思考を転換して交換条件を突き付け。口から出た言葉はあまりにも相手への好意や興味があからさまに滲んでおり、少し間をおいてから誰も指摘していないにも関わらず言い訳じみた理由を補足して、トマトの酸味に双眸を細めた拍子に再び視線を上げ)
交換条件に応じてくれるんなら、叔父さんから質問に答えて。…好きなタイプ。


気遣ってくれてあんがと。体調はもう万全だから大丈夫。棗さんも気を付けて。…お節介もかけたとこで、此方は蹴ってくれていーよ。




22: 神埼 棗 [×]
2022-07-08 18:08:41



――――……、素直な奴が良いかな。喜怒哀楽とか感情がハッキリしてて、すーぐ顔に出ちまう…みてえな。
(これも若者の間で繰り広げられる“恋バナ”とやらの一種なのだろう。料理の手を止め自分の顎を擦りながら考え事をするように視線を明後日の方向に遣り、素直な人が好きと言いながら自分も素直に好みのタイプを答えて。不自然な言い訳にはニヤと口角を上げ「 後、それなりに体鍛えてて前髪上げてる奴が好き。 」此方は本当に誂うつもりで、意地悪く相手にぴったり一致する特徴を述べて視線を合わせ)




23: 矢野 瑛 [×]
2022-07-08 23:37:51




…なーんか、やけに具体的じゃん。
(寄越された返答は抽象的でなくやけに具体的な物で、後述聞き終えない内に誰か一人を指して発言しているに違いないと決め付けて眉間に深い皺を刻み怒りを露わに、皿と食器を擦れる鋭い音を立てて食事を続行し。然し、後に続いた言葉に態度は一変、挙げられた要素が自身にも当てはまる物ばかりだと気付いて瞳に期待を宿らせ、揶揄されているのか否か気にする事なく緩んだ双眸で相手の姿捉えつつ喜色滲んだ声音で)
んね、俺…男だけどいっぱい当てはまってる。多分、素直…だし。髪も上げててー…ちゃんと、体も鍛えてんの。叔父さんのタイプど真ん中、良物件だと思わねえ?




24: 神埼 棗 [×]
2022-07-10 12:43:19



そうだな、良い男だと思うよ。
(ふっと口角を上げてそう答えるに留めたのは、そんなに良い物件だからこそ相手にずっと隠し事をし続けたままの怪物などではなく、もっと良い人と巡り会い結ばれるべきだと思っているから。綺麗事を胸中に思い浮かべながらも、微笑みの中に寂しそうな色が混じることまでは制御できずに「 ほい、完成。 」茹でたパスタを塩漬けのオリーブとトマトと共に炒め、モッツァレラチーズを加えたパスタをドンとカウンターに置いて。1.5人前ほどのそれを二人でつまめるように念のため新しいフォークを2つ添え、キッチンからカウンター席に回って相手の横に腰掛け)
で、お前の答えは?交換条件だろう。




25: 矢野 瑛 [×]
2022-07-12 21:47:28




うっわ、すげえ美味そ。この時間にこれは背徳感やばい。
(褒めてもらえたことで嬉しさや愛おしさが胸の内から溢れて双眸を垂れ、加えて何とも良い香りが鼻腔擽る料理目前に置かれたとなれば満面の笑み浮かべて新しいフォーク手に取ってその先端に器用に麺を巻き付け、口へ運ぶなり満足気に頷き。此方から交換条件提示しておきながら当初の質問突きつけられると発言しにくそうに言い淀んだ後、意を決して素直に心中を吐露し)
彼女作らねえ理由は…んんと、その。…昔から気になってる人が居て…多分、俺はその人に惚れてんだよな。振り向いてくれる確率はほぼ無いに等しいんだけど、でも…諦めたくないから恋人は作らねえ。




26: 神埼 棗 [×]
2022-07-14 18:24:07



いっぱい食えよ。
(美味しそうに料理を味わってくれる顔を見て感じるのは、愛おしさと一抹の羨望。人間の食事では様々な意味で満足できない自分からすれば、パスタの香りに食欲をそそられることこそ無いが好いた人間の幸せそうな顔を見れば牙が疼くのが本心。その証拠にカモフラージュのために用意したフォークには手を付けず、頬杖をついて隣の相手をじっと見つめながら話を聞き「 ――男前で鍛えてておまけに一途と来たか。昔から、っていつ頃だ? 」これは世の女性が放っておかないだろうと思った瞬間に、またちくりと胸が痛む。相手のことをもっと知りたくて質問を重ね、そして無意識のうちにぽつりと)
そんな風に想われる相手が羨ましいな。




27: 矢野 瑛 [×]
2022-07-19 16:13:51




わかんねえ。気付いたときには、もう…好きだった。
(いい歳をした男が何処ぞの恋愛漫画で聞いた様な台詞を吐く事の情けなさを理解していながら、この言葉以外で自身の心情を表す事が出来ず、じわりと赤く染まった頬を小さく動かして咀嚼続け。その内、耳に届いた言葉に驚いてカチと大きな音を立てて皿にフォーク置き、ちらりと其方へ視線送れば何処か寂しげな瞳が見え、辛抱堪らず一度腰を上げて一歩近寄り、伸ばした片腕を相手の頭部に回すと軽く腰を曲げてから自身の肩口へ優しく抱き寄せて)
…何で羨ましいんだよ。甥っ子離れ出来ないとか、そういう意味?…俺の事、ちょー好きじゃん。




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