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ホグワーツにて、貴方と共に。(〆)/308


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自分のトピックを作る
21: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-24 20:44:11

(...今変にあの子達にキツく当たって敵に回すにはあまりにもリスクが高い。力の無い者なら下手にマイナスなイメージを人に刻んじゃあ後に響くだろうし、ちゃんと実力と実績を積み上げてからでないと。)
「んーん!全然大丈夫!飛んできたのがブランケットでよかったぁ!コップやら固いものだったら怪我してたよ!ラッキーだった!!」
内心イラついて居ないといえば嘘になるけど、今はポジティブに笑ってピースする。そして、まさかエリオット君が僕の為に怒ってくれるとは思っても居なくて目を見開く。
(その態度..やけに自分の家名を強調する所...そして、さっきまで無法地帯だったのに、周りが一瞬にして静かになったなんて...思ってた通り、やっぱり権力者の息子か!しかもそこそこ影響力がある家だ。これはいい、初日に大当たり引いてラッキーだ!落ち着け、今笑ったらダメだ、悟られたら終わりだ!)
必死に顔のニヤつきを誰にも見られぬように抑えるが、無理がありそうなので、ニヤつきを苦笑に変えて僕は彼を宥めようとした
「ま、まぁまぁ!これぐらい僕は大丈夫だからさ!ね?」
二人で個室に入ってから、エリオット君は扉を閉め、僕は席に座った。彼のフォローに僕は
「ははっ、そうなんだねぇ...知らなかったよ。元気な子多いんだねぇ!それより、さっきはありがと!また助けて貰っちゃってごめんね?エリオット君はかっこいいだけじゃなくて、優しいんだね」
とへにゃっと柔らかく笑い、もう一度礼を述べて

22: エリオット・セントリック [×]
2022-02-24 21:23:04

「優しい?ふむ、それは初めて言われたな。だがオレが舐められては家門にも傷が付くからな、当然だろう?」
次期当主は兄かオレかはまだ決まっていないが、兄はあまり家には寄り付かないのでおそらくはオレになるのではないかというのは予想だが、あながち的外れでもないだろう。どのみちセントリックの名を背負う以上、他者につけいられる隙を少しでも減らすのは必要なことだ。同学年とはいえほとんどは寮で別れる、セシルと同じ寮になるかはわからないが今は行動を共にしているので、あまり簡単にちょっかいを掛けられても困るというもの。
「君は知らないのだろうが、セントリックは魔法界でも名が通った由緒ある一族だ。一族は皆スリザリンの出で、魔法省にも何人も所属している。そんな素晴らしい栄誉をオレが汚す訳にはいかないだろう?だから、礼を言われることではない」
そんな華やかな家柄にも、良からぬ噂は付き纏う。特にセントリック家はその傾向も顕著で、新聞にガセネタを掲載されたり陰口を叩かれるのも日常茶飯事だ。──そんな負の側面は敢えて伏せて、ガタンゴトンと緩やかに動き出した列車の窓枠に頬杖をつきながら流れていく景色を眺めて。

23: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-24 23:41:28

「へぇ?、エリオット君って有名な家の生まれなんだね!すごいねぇ!!」
(金と権力は持てば持つほど、裏がある可能性が高い。これはどんな家か調べてみないとな。デマでも本当でも、いざとなった時に、己の身を守れるように)
警戒は忘れずに、僕はまるで警戒していないように振る舞い、続けた。
「うーん、それにしても..エリオット君って責任感強いんだね!お家の事をよく考えてるし、まだ11歳なのに偉いなぁ...憧れちゃうな!」
(人は褒めてなんぼ、話をちゃんと聞いて良いところを褒めることで信頼を得られて利益齎す場合も大いにある。敵一人作るより、友人を1人作った方がいいに決まってる。だがきっと褒めすぎても怪しまれるだろうから、心配の一つや二つぐらい、嘘でもして置こう。)
僕は気になっていた事を聞く
「本当にとても立派。...でも頑張り屋さんが過ぎるのも大変そうだねぇ...さっき出会ったばっかで、君のなんでもない僕が言っていい言葉かどうかはわかんないけど、無理しない程度にお互い頑張ろうね!」
応援の言葉を掛けてみて、自分も外の風景を興味津々に覗いて見る

24: エリオット・セントリック [×]
2022-02-25 08:36:06

「やけに褒めるな、先に言っておくがオレに媚びたところでなにも見返りはないからな?どのみち、寮で別れて交流もほとんどなくなるだろうしな」
褒められるのは悪い気はしないが、それで有頂天になって贔屓をするかと言われればそうはならない。立場上、媚びへつらってくる者も大人子供問わず見てきたので特別物珍しいわけでもなく、慣れている。
「ああそうだな、君は──まず、励まねばならないことも多いだろうな。なに、オレに会えたのだから運は良い方だろう。安心しておくといい」
きっと、ホグワーツに辿り着いてからも前途多難だろう。出生のことを根掘り葉掘り聞き出す趣味はないが、魔法界に馴染みが薄いのならば苦労することも多いだろうから。
「セシルはハッフルパフあたりに配属されるんじゃないか?あそこの寮は穏やかな気質の者が多いと聞く、今後困ったら寮の者に聞けばいいだろうさ」
レイブンクロー、ハッフルパフ、スリザリン、グリフィンドール、四つの寮でセシルに一番適合していそうなのはハップルパフだろうか。あの寮は何かと揶揄されがちだが、ハッフルパフの卒業生である兄から話を聞く限りは優秀な寮であると思える。温厚な彼には似合いの寮だろう、外を見たままそう言って。

25: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-25 17:57:07

「んー?うん!別に求めてないよ?でのそっかァ...寮で別れるんだよね...せっかく知り合ったんだからもっと仲良くしたいんだけどなぁ...」
何言ってるの?と首を傾げたら、残念そうに言って。依怙贔屓される事は別に求めていない。そんなものがあると一時的は良くても、長期的となるといつか離れられたら厄介だ。まるでハリボテの様に表向きに権力と財力を持っていても、カリスマ性と実力が無くて使いこなせないと、あっと言う間に落とされてサヨウナラなんだから。後ろ盾にならなくとも、まだまだ彼から学べることや、知れることはあって、それにきっと別にそこまでロストはないだろう。
「うんうん...僕は魔術の予習、ちゃんとはしてるとは言え、まだまだ足りない部分、特に魔法界隈に関しての情報とかよく知らないからなぁ...心配なんだよねぇ」
エリオット君の言っている通り、もっと励まないと僕はきっとホグワーツに入学したら周りについて行けないのは事実。僕は心配そうに溜息を吐いて、
「..ハッフルパフか...!確かにいい人達がいっぱい居るって聞いたねぇ!そこなら多分安心だ!」
(ハッフルパフ..別にどの寮かとかはこだわりはないし、何よりハッフルパフに入れたらエリオット君に怪しまれないかもしれない。だけれど、果たして組み分け帽子はハッフルパフに入れてくれるかどうかはまた別問題。考えを読み取るだけじゃなくて、人の本質を見ているから、変な事考えていなくともあの帽子にはわかるからなぁ...とりあえず、家系はスリザリンの出って言ってたし、エリオット君もスリザリンの可能性が高い。万が一僕も同じスリザリンに入れられて、エリオット君に何か聞かれたりした時の言い訳でも考えておこうかな...まぁ頭がいい人ならきっと、聞かなくてもわかるけど)
そして僕は続けて
「でもやっぱりそうだなぁ...エリオット君はせっかく出来たホグワーツでの、初めてのお友達だからさ、同じ寮に行きたいなぁ...」
とまるで後先の事を考えて居ないような馬鹿な発言をし、反応を伺って

26: エリオット・セントリック [×]
2022-02-25 19:46:50

「まぁ、組み分け帽子がどのような判断を下すかは知らんがな。間違いなくオレはスリザリンだろうが」
(それこそ、気弱なナリをしてグリフィンドールに振り分けられる勇敢さを持っていましたなど珍しくはない話だと兄様は言っていたからな。スリザリンに見出されるほどの蛇のような人間の可能性とて当然ある、誰しも外面は繕うものだ)
会って間もないため、セシルという人間への理解は深まっていない。脅威あるいは邪魔にならない限り特に深める気もないというのも大きいが、誰しも多かれ少なかれ二面性は持つものだ。目の前の彼が実は英雄譚に出てくる勇者の如き勇猛さを持っていたと言われてもさして驚かないだろう。
「はっ、スリザリンは高貴で気高いが故に顰蹙を買って嫌われがちな寮だと知っているのか?知っていて言ってるのなら見所のある根性の持ち主だが」
兄は濁していたが、断片的な情報からでもスリザリンは他の三寮から毛嫌いされていることはよくわかる。疎いのかとも考えたが、ハッフルパフへの印象を述べていることから基礎的な知識はあるのだと結論づけて、嫌われ者を承知で宣うのならば多少は骨のある奴だと興味もわく。
「だがそうだな。オレにとって先の奴らへの友達宣言はセントリックの格を落とさないための発言だが、もしもスリザリンで一緒になったのならば改めてお友達になろうじゃないか?セシル。……車内販売か、折角だし噂のカエルチョコとやらを買ってみるか」
今は友達とは思わない、言外の宣言が通じるほどの賢い奴ならばそれもまた見所の一つとなる。一時ではなく、それなりの時間を過ごす存在は立場上選ばねばならない。オレ自身は他の寮に対し過剰にネガティブな感情を抱くことはない、だがセントリックはそうはいかないので。セシルに対してニヒルに笑いかければ車内販売の女性が扉を叩いた。それに目を向ければ、硬貨を持って立ち上がり。

27: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-25 21:35:56

「あー...エリオット君の家系はスリザリンの出だから、確かにスリザリンの可能性高そうだよねぇ。」
何となく納得したような素振りで頷いた。
(まぁなんであれ、エリオット・セントリック、さっき出会ったばかりで、どんな男なのかよく知りはしないが、少なくとも今の所害はないから、行ける所まで距離を縮めたい。)
そちらが邪魔してこない限り、僕も彼に手を出す事は無い。出来れば勿論、何事も平和的に解決した方が双方の利益に繋がるだろう。
「うん、僕知ってるよ!でもさ、どんな悪人でも、嫌われ者でもちゃんといい所はあるし、自分の価値観だけで人を決めつけたくは無いからね。」
(そう、かつて父さんに罪を被せた人や、母さんを自殺にまで追い込んで来た人達にだっていい所はあるんだ。世の中の善悪なんて紙一重なんだし、僕は誰かに期待も恨みもしない、嫌いにもならない。ただシャーロットにだけは出来ればこんな残酷な世界を知って欲しくない。ずっと綺麗な部分だけ見ていて欲しい。)
「!!!ほんと!?良いの!?やったぁ!!!嬉しいよ!!!」
(なるほど。つまり今は友人として見ていないと言う訳か。まぁ当たり前だろうが、ここは気づいて居ないとでも演じておこう。それに、スリザリンは確か、腹の探り合いがすごい場所だと聞いたから、賢い人はとことん賢いだろうし、家柄を隠し通せる様にしないとまずい。一応母の自殺の件以来、父の事件に対しての報道規制が掛かったとは言え、気は抜いては行けない。クレスウェルというファミリーネーム、そこまで在り来りでは無いとは言え、僕の家族以外のクレスウェルも居るという事。もし僕がスリザリンに入って、そして万が一そういう権力者の子供に目をつけられて、全英のクレスウェルさんの情報一人一人を集められ、うちの家系に見つけれたなら、それはまずい。だが非常に面倒臭い作業だし、そこまでの恨みを買わない限りか、人の家柄に相当興味ある暇なヤツ以外可能性が低いだろうがな。)
「お....?車内販売...?カエルチョコ...?」
僕は聞いた事がないがため彼に問うと、突如扉が開き、僕はそちらに目を向けた。そこには車内販売の女性が色取り取りな商品が並んだカートを押して、立っており、僕は商品が気になり、同じく立ち上がってカートを覗き
「おぉ!!すごい!!なんか色々凄そうなのある!!」
と商品を見てははしゃいで

28: エリオット・セントリック [×]
2022-02-26 08:34:30

「……なんか調子狂うな、君」
(まったく、お花畑なのか計算づくなのか計りかねるな。まぁいい、藪をつついて蛇を出しても面倒だ)
言動は能天気そのものだが、どうにものらりくらりと躱しているような手応えがあるのも否めない。そもそも山篭り或いはそれに準ずる生活をしていたようには見えないほど小綺麗な格好をしているから、出生についてはあまり触れられたくないのだろう。無為に詮索して労力を使う必要もなし、わざわざ路傍の面倒事に構う理由はない。
「カエルチョコ、知らないか?一番人気の菓子だから買ってみるといい。オレはそうだな、大鍋ケーキをいただこう」
カエルチョコは文字通りカエルの形をしたチョコレートだ。ただ、そのカエルは魔力が込められているので本物の生き物のようにピョンピョンと飛び回るという違いがあるのだが。初見ならば驚かない者は少ないだろうそれを、セシルに勧めたのは悪戯心からだ。大鍋ケーキを購入したオレは、そんな内心をおくびにも出さずに椅子に座り直して。

29: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-26 09:57:08

「...?」
僕はまた、気づいていない様に振舞った
(やはりそういう事か。だがよくよく考えて見れば、僕の発言は隙だらけだったな。僕はそこまで頭が良い訳じゃない、それにまさか初日で人に絡む事になるとは想定外で、詰めの甘さを感じた。準備が整っていない状況、先程の失言のせいでもう既に何かしらバレているのか、バレていないかの可能性もある。だが一度外に放った言葉は帰ってこない、何か聞かれたりした時に備えてどう切り抜くか考えておかないとな。まぁ、何より隠し事していると言うことは気づかれても仕方ないだろうし、今聞いてこない当たり、そこまで足を突っ込む気は無いという事だ。当たり前だ、見ず知らずの人の踏み込んでは行けない領域を踏んで、面倒事に巻き込まれたくはないのは皆同じだから。)
「!!そうなんだね!カエルチョコかぁ....うん!綺麗なお姉さん!カエルチョコひとつ下さい!」
と、僕はいい笑顔で言って、財布から硬貨を数枚取り出し、販売している女性に渡した。カエルチョコとやらの商品を受け取ったら、
「おぉ...!!なんか包装が綺麗......!」
と目を輝かせた。彼の思惑にも気づかないで

30: エリオット・セントリック [×]
2022-02-26 13:50:14

「オレも昔に一度食べたことがあるが、美味しかったよ。ホグワーツまでは、もう少しか。緊張する前になにか小腹に入れておいた方がいいだろう」
(だいぶ前、兄様がまだ学生だった頃の休暇で帰ってきた時にオレも貰ったが、あの時は酷い目にあった!動くなんて知らなかったから、開けた瞬間顔面に貼り付かれて叫んでしまった!ああクソ、兄様が腹を抱えて爆笑していた姿が今でも鮮明に思い出せる……)
苦々しい記憶を思い出しつつも時計を確認すれば、もうすぐ遠目にホグワーツの立派な城が見えてくるであろう頃合だった。組み分け前に緊張して具合が悪くなる者も稀にいる、オレは大丈夫だが小腹は満たしておきたい。
「オレはいただくとする。セシル、君も食べておいたらどうだ?」
大鍋ケーキを一口齧って、咀嚼して飲み込んだ後に自然に開封を勧めてみる。あの箱を開ければ、カエルが飛び出してくるはずだ。油断していれば飛びかかられるか、逃げられるかだろう。開放座席で逃がしてしまえばちょっとした騒ぎにはなる代物、ここは個室なので行方不明になることはないだろうが。内心ではほくそ笑みながらも、涼しい顔色を保ちながら大鍋ケーキをまた一齧りして。

31: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-26 20:35:14

「ホグワーツもう近いんだ...!...いいねぇ...!!確かに今のうちに何か食べてった方がいいよね!せっかく買って来たんだし、僕も食べてみるかなぁ」
(ハニーデュークスカエルチョコか....ただのカエルの形をしたチョコレートが魔法界で人気...だったらただのチョコレートはなんだか余りにもパンチが足りないな。何かしらの魔法が掛かって居るだろうな)
『常に新鮮で魅力的な商品でないと、人の興味を惹き付けることは無い』と昔父が言っていた、どんな商品なのか少し期待し、箱を開ける。
(ふむ、どうやら今はまだただのチョコレートのままだ)
少し不思議そうに取り出し、じっくり眺めてからビニールの包装を開け
「うぉっっ!?」
カエルのチョコレートが飛び出してきて思わず情けない声を上げてしまった。なるほど、まるで生きているような魔法、それか実際に命を吹き込む魔法を掛けたのか!だが恐らく前者だろうな、後者は余りにも非人道的だ。世間の目は無視出来ない、そんな事をしたら酷いバッシングを受けるだろうから。僕は顔に飛びついてきたカエルチョコを掴み、顔から引き剥がし、ジタバタ暴れるカエルを余所に
「びっっっっっくりしたぁ...!え!?これ、生きてる!?」
と凄いびっくりしたように目を見開き、慌てて問いかけて

32: エリオット・セントリック [×]
2022-02-26 21:23:56

「ハハハッ!いい反応だな!」
びょん!と飛びかかったカエルに驚いたセシルを見て、ついに堪えられずに笑って。上手く悪戯が成功してよかった。なるほど、これは楽しいな。絶叫したオレを眺めていた兄もこんな感じだったのかと理解する。
「はーっ、久しぶりにこんなに笑ったな。生きてないぞ、単純に動く魔法をかけられているだけだよ。動く以外にはなんの変哲もないチョコレートだからそのまま食べてみろ」
(やはり、初見は誰だって驚くものだよな。オレだけではなかったことに安心した)
種明かしをしたことから、わざと嵌めたのはバレバレだろう。あまり騙しても可哀想だからと、特に危険性はないことを保証する。
「それにほら、包装の中をよく見てみろ。有名な魔法使いが載ったカードがランダムで一枚入っているんだ。なにが出るかはお楽しみだがな」
ランダムでそれなりに種類も多いので、狙って当てるのは一苦労だと聞く。だがカード収集は流行っているらしく、交換会なども行われているのだとか。勿論オレたちがこれから過ごすホグワーツの偉大な校長先生のカードも封入されている。

33: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-27 14:01:24

「おぅっふ...ンもう..先に言ってよ...心臓に悪いよぉ...」
安全だと知り、良かったぁ...と安堵で胸を撫で下ろす
「そ、そっかそっか...でもそうだよね...さすがに生きてるカエルを使う人はいないかぁ..生きてたらほんとに食べづらい」
(やっぱりな、ただのカエルにチョコレートをコートするマッドな業者はないもんな。)
僕はそう言い、少し苦笑する。そして言われた通り、包装内を覗いてみると、確かに一枚カードが付着していた。手に取って見ると、そこにはスキンヘッドで、長く白い髭に手を添えていて、威厳に満ちた灰色の瞳をした男性の顔写真があった。
「サラザール・スリザリン....?ん?スリザリン....?この人ってスリザリン寮の建設人...なのかな?」
(なんだろう、なんか今日すっごいスリザリンとの縁があるな...?エリオットくんの家庭はスリザリンの出だし、買ったチョコもスリザリンのカード付いてたし...すっごい偶然には思えない。これはホグワーツに着いて、組み分けでもスリザリンって言われたりありそうだなぁ...)
不思議だなぁとそう思っていながら、エリオット君に付着していたサラザール・スリザリンのカードを見せて

34: セシル・クレスウェル(背後) [×]
2022-02-27 15:20:52

(/あの...エリオット君の背後さんに少しお聞きしたい事があります!!なんかせいチャット規約に、画像をシェアしたい際には外部の画像アップローダー使っていいって書いてありまして、ですがそのリンクに飛んでも何も表示されませんので、SNSに描いた画像に飛ぶリンクってここに貼っても大丈夫なんでしょうかね...?規約違反になるかどうか心配なんです...私、絵を描いてる者でして、セシルの容姿を描いたら、そちらに見せたいなぁと、思っております!そしてあわよくばセシルとエリオット君が並んでるお絵描きも描いてみたいなぁと...ダメでしょうか..?)

35: エリオット・セントリック(背後) [×]
2022-02-27 16:54:53

(/そうなんですよね、規約に貼ってあるやつは使えないんですよ…。一応、生成メーカーなんかで作った容姿参考画像を公開する際には皆さん思い思いのアップローダーを使ってアップしてますね!私も「ファイルなう」というものを使ってアップしたこともありますが大丈夫そうですので、そういったアップローダーを用いるのは規約違反にはならないかと!ただSNSに直接繋げるのはアウトかもしれないので、画像だけのリンクを個別に作る必要があると思われます!絵描きさんすごいですね…!イラストは是非是非!私もたまに描いたりするんで、出来上がり次第こちらもエリオットの容姿載せてみたいです!)

36: エリオット・セントリック [×]
2022-02-27 17:12:30

「カエルは食料にもなるが、食べづらいのは同意だな。というより、流石に生きているカエルを用いていたら勧めないさ。100パーセントチョコレートだよ」
世の中は広く、カエルも鶏肉の味がするのだという噂はあるが生憎カエルを食べるような文化はない。中にはカエルの形をしていて動くだけでも本物に思えてしまい食べたくないと嫌う子供もいるらしいが、それもまた仕方がないだろう。チョコレートはチョコレートなので割ってみても茶色い断面が見えるだけだが。
「って、サラザール・スリザリンじゃないか!?君、随分と良いカードを引き当てたな?ホグワーツ、そしてスリザリン寮の創設者だよ。彼はオレが最も尊敬する偉人の一人なんだ」
ホグワーツの偉大なる創設者の一人にして、蛇と話すことが出来るパーセルマウスだ。血統を重んじる家は彼を崇める者も多く、セントリックもその内の一つだ。彼の思想が純血主義だからか、スリザリンにマグルが選ばれることはあまり多くはない。寮生も純血が多いので、彼の負の側面を受け継いでマグル差別は根強いらしい。
(オレにとってはマグル差別など時代遅れもいいところだがな。優秀は優秀、無能は無能、家だの血統だのはそれをカバーすれど覆すことはできないというのに、古臭い考えを持つ者は未だに減らない)
マグルに迫害された歴史を考えれば仕方の無いことだが、常に時代は移ろうのだから考えを変えて風通しを良くしていかなければならない。
「ほら、ホグワーツが見えてきたぞ。いつ見ても立派な城だな」
ふと外を見れば、荘厳なホグワーツが近づいてきていた。

37: セシル・クレスウェル(背後) [×]
2022-02-27 19:01:06

(/なるほど!!やっぱりSNSのリンクだと違反になりますよね...!教えて頂きありがとうございます!!教えていただいた「ファイルなう」と言うアプリ探してみます!!!
ありがとうございます...!余り絵はそこまで上手では無いですが、出来上がったら良ければ見てって下さい..!おぉ!!エリオット君の容姿、すごく楽しみにしております!!!)

38: セシル・クレスウェル [×]
2022-02-27 20:06:38

「よ..よかった...イギリスでカエルを食べるブームが来ないとさすがに無いよね....」
(さすがに来ても、カエルは食べる気にはなれないけど。それよりこんなにも暴れるカエルチョコ..どうやって食べればいいんだろう。丸かじりはなんだか罪悪感が....それに割ったら内臓みたいなチョコレートや菓子が入ってるとさらに罪悪感が...)
まだまだバタバタと暴れているチョコレートを見ながら顔を顰め、心の準備をする様に深呼吸し、両端を持って思いっきり真っ二つに割って、動か無くなったチョコレートを見て、小さく安堵の溜息を吐く。口元まで片方を運び齧ってみる。それと同時にエリオット君はスリザリンさんのカードを見て引きがいいと言った。
「へぇー...じゃあやっぱりスリザリン寮の創設者なんだぁ!!凄い人なんだねぇ!」
(詳しくは知らない人だが、とりあえずすごい人なんだなとはわかった。それにいいカードなのか、これは...売るなら幾らぐらいだろう。カード如きに興味はない、だがレアであるなら金に変えれたらいい。転売はダメだろうが、生活もギリギリで金は無い。シャーロットもちゃんと孤児院に酷い目合わされて、ご飯を食べれてるかどうか心配だ。少したったら、ホグワーツで欲しがっている生徒を探してカードを売ろうかな。)
現金な考えをして、エリオット君のように窓の外を見てみる。するとそこには大きく聳えたっているホグワーツ城があった、段々と近づいて来て、それはもう目的地に着くだろうということを物語っている。
「わぁ....!もうすぐだねぇ!!写真でしか見たことないけど、こんなにも大きいんだね..!」
と城を指さし、目を輝かせて

39: エリオット・セントリック(背後) [×]
2022-02-27 21:07:30

(/ファイルなうはアプリではなくてクラウドですよ!そのまま検索すれば出てくると思います!ファイル限定のURLを作成してくれるのでこちらにそれを貼っていただければ閲覧可能です!ありがとうございますー!こちらも全然上手くはない上に遅筆なので、主様のイラスト楽しみに待っていますね…!)

40: エリオット・セントリック [×]
2022-02-27 21:21:28

「まぁ、サラザール・スリザリンに限らずホグワーツの創設者は皆素晴らしい方々ばかりさ」
それぞれの寮が名を冠しているホグワーツの創設者の四人は、顛末は色々とあったとはいえ最も偉大なる魔法使いの一角であると述べても差支えはないだろう。だからこそ余計に、寮同士で啀み合うのが情けないと言えるのだが。
「そうだな、オレも実際に訪れるのは初めてだ。……今日から七年間、あそこで暮らすんだな。ホグズミード駅に止まったら、そこからはボートで城まで行くらしい」
(長期休暇以外は家には帰れないな。父様はともかく、兄様に会えないのは少し寂しい。家にいたところで兄様は来ないから会えないのだが。家の地盤強化のためのコネ作り、高成績の維持、後は他の家の牽制か。やることが多いな、三年生からの選択授業前にも魔法生物には関われるだろうか)
上級生は馬車で行くようだが、一年生はボートで移動するらしい。内心で今後の計画を改めて整理しながらも大鍋ケーキをぱくぱくと平らげれば、下車の準備をしはじめて。

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