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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
46:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-02 23:56:32
「何を隠そう、私の血の赤は唐辛子の赤なんだから」
(ふふん、と自慢げな表情で冗談を言うと、相手が食べ始めたのを見てから自分も拉麺を口にした。ガツンと舌を刺激する辛みが癖になるんだよな、なんて思いながら美味しそうに頬張っている。彼女はこうして彼と一緒にご飯を食べる時間が好きだった。1人で食べているよりも、相棒がいた方がより美味しいような気がしているのだ。ごくん、と口にふくんでいたものを飲みこんでから)
「どう?美味しい?もし辛味が足りなかったら足していいからね」
(と相手の表情を伺いながら問う。以前に私の辛さ好きは異常だと他の人に指摘された事があるから、かなり少なめに入れたはず。でもあの程度じゃ上手くスパイスになっていないかも、と心配そうだ)
47:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 00:25:10
「 へぇ、だから血気盛んなわけか。納得。」
( 相手の冗談混じりな言葉に、此方も小さく笑いながら上記を返せば、拉麺をすすって、うま、とこれまた、相手には聞こえないほど小さく言葉を漏らした。)
「 … 思ったよりもうまい。辛さも俺には丁度いいよ。 」
( 出来栄えを問われれば、これも素直に感想を言えば言いものを、一言余計な言葉を付け加えながらも美味しいと伝える。辛さに関しても同様で、ちゃんと自分が美味しく食べられる範囲に収まっていたようだ。
他人と関わることが嫌いそうだとよく言われるが、相棒は別の話で、こうして2人で他愛もない会話をすることも好きだ。変に気を使うことも無ければ、伸び伸びと仕事もできる。
__それこそ、明日からはまた本領発揮して仕事に取り掛からねば…と心の中で意気込んでは、平和な食事の時間が過ぎて行った。 )
48:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 06:42:26
(あれから別の日。今日は例の店の営業日だから、彼は出かけていってしまった。1人で適当に食べる即席の麺も若干の味気なさを感じる。
...今頃龍馬は店内を調べてくれているのだし、と時分も潜入に向けて準備をする事にした。部屋からあまり使わない端末を持ってくると、嬢の心がまえや酒の作り方に関するものを調べ始める。特に酒の作り方については、慣れた手つきで行わなければいけないから何度も練習した。最初は水と氷で、慣れたところで実際に酒を使って練習していた。.....うん、それなりに様にはなってきたかも?
そうしてできた酒に口をつけながら、「リョウマ、今頃何してるんだろう...」なんて思いを馳せる。事務所に長い時間1人でいるのに違和感さえある。早く帰ってこないかな、そんな事を思いながら机に伏した)
49:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 09:25:19
「……ただいま」
( すっかり夜も深くなり、玄関の扉が開かれてなんとも覇気のない声と共に帰宅した。
ため息混じりに疲れきった顔をすれば、整えていた髪をくしゃっとかきあげながら事務所へと入ってくる。)
「 やっぱ、あぁいうとこは苦手だわ…」
( 怪しまれたりしないように何日間か通い常連の振りをし、おまけに決行後の身バレを防ぐためにも笑顔と愛想を振りまいているらしく、いつにも増して表情筋に力がなかった。
机に伏している相手を見れば、その頭を軽く叩いて「 いい情報があるぞ 」なんて言って、向かいの椅子へと腰を下ろした。 )
50:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 10:32:34
「おつかれさまー!わ、本当に疲れてる....」
(頭を叩かれて顔を上げると、相棒の表情はいつになく力がないため、思わずそんな言葉を言ってしまう。帰ってきたら「お気に入りの子でもできた?」なんてからかおうと思っていたが、そんな様子でもない。こういうのは彼の方が得意だと思うんだけど、こんなに疲れているなんて...と、当日の自分は上手くできるか不安になってしまう。...まあ、絶対に上手くやらなきゃダメなんだけど。続けていい情報がある、と言われれば「お、なになに?」と興味を持ち、机の上にあるグラスや酒や練習の産物を端に寄せて、彼の言葉を待った)
51:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 11:12:11
「 大丈夫、愛想笑いに疲れただけだ。」
( 此方の顔を見て驚いたように言葉を発する彼女に、心配は要らないさと上記を述べれば、端に寄せられたガラスや酒に目をやる。大方、酒の作り方でも勉強していたのだろう、そんな努力の1片からもう一度相手に視線を戻せば、自分の携帯を取り出して画面を差し出す。)
「 …奴も来てた。
ボーイや嬢達にそれとなく聞いてみたら、奴の座る位置は毎回決まっている。好都合なことに裏口に1番近い席だ。
お気に入りらしい嬢の写真も撮ってきたぞ。 」
( 携帯の画面には隠し撮りなのだろうが、店内の様子がよく分かる写真が何枚も保存されており、カウンターに客席、出入口から裏口へ至るまで。何枚かスライドすると、ターゲットと、そのターゲットと親しげに話す優雅そうな女性も映っている。鼻の下を伸ばし、飲んだくれている無様な様だ。)
52:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 12:34:50
「.....うんうん、なるほど。さすがだね。」
(写真を見ながらそう呟くと、脳内で店内の構造を再現する。特に撤退するルートは大事だし....と写真を食い入るように見つめていたが、標的のだらしない姿を見て、「うげ」とあからさまに嫌な顔をした。)
「この人も随分美人だけど、こんな人に気に入られて大変そー...。お金のためなら我慢できるのかな」
(写真から目を話して、背もたれに背を預けるとそう呟いた。こんなに美人ならここじゃなくてもやっていけるだろうに。...でも人には人それぞれの理由があるし、私が考えても仕方ないか、と納得することにした。さて、情報は十分に集まった。椅子から立ち上がると「じゃ、ここからは私の仕事だね?次の標的の来店日はいつになりそう?」と問う)
53:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 12:56:56
「ストレスが溜まるのは避けきれないだろうな」
( 標的の写真を見るや否や嫌な顔をする相手をみて、同情するように肩を竦めながら言葉を返した。しかし、どんな客が相手でも笑顔で接待をこなす店員達は流石だと言わざる負えない。
そして、敵の来店日を問う相棒に「 明後日、開店時間に合わせて来るぞ 」とすぐに答えた。
酔っ払って大声で直に予約を行っているのを聞いていたのだから間違いはない。)
「 明日一日準備すれば完璧だろ。
…ところでリン、お前ドレスなんか持ってるのか?」
( 椅子にふんぞり返って凝った肩を鳴らしながら言葉を続ける。あとは、車の手配と自分の待機位置…等など、細かな所を頭の中でシュミレーションし思考する。
すると、ふと、嬢に扮する相手のことを察して問いかける。)
54:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 14:56:21
「もちろん、持ってるに決まってるでしょ?ちょっとまっててね」
(準備をしていないはずがないでしょう、と得意げな顔でそう言うと、事務所を出て自分の部屋へ向かう。ドレスは昔に衝動買いしたものがある。なかなか機会がなかったが、やっと着られると思って、ちょっとだけ楽しみにしていた。自室で着替えてから再び事務所に戻る)
「どう?カッコよくて可愛いでしょ?」
(そう言って着てきたのは、原色を使った、カラフルで派手な柄のチャイナドレスだった。色がキツいし派手な柄が余計に見ていられない。彼女のファッションセンスの無さを改めて実感させるような服だった。本人は相当気に入っているドレスのようだが…。くるりと一回転して、相手の反応を待っている)
55:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 16:45:26
「 ………そッ…そ、それはちょっと目立ちすぎだろ
あんまり印象が強すぎるのは逆効果だぞ 」
( 彼女が部屋に戻り着替えている際、なんだか嫌な予感はしていたが、事務所に戻ってきた相手をみてその予感は的中した。
あまりにも派手すぎるチャイナドレスに、幾つか瞬きをして動きが止まる。形は良いのに色や柄のせいで台無しだ….。
しかし、上機嫌の相手を前にハッキリと酷評することはできず、目立ちすぎる、と遠回りをして否定する。
目立ちすぎると、他の客や店員の印象に残ってしまう。そうすると後に響いて良くない、とあれやこれやの理由を述べる。)
「 それはまたの機会にして…
とにかく、服装については俺が選んでやる。 」
( 最終的にそう付け加えて、携帯を持ち出せばのドレスや装飾類について即刻調べ始める。 )
56:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 17:50:29
「そ.....っかあ....うーん..。」
(納得が行かない様子で自分のドレスを見下ろしていたが、色々と理由を並べられれば、相棒が言うならきっとそうなのだろうと納得する。せっかく着る機会ができたと思ったんだけど、とやや残念そうだったが、一旦退出すると普段通りの服装に着替え直す。)
「なんかいいのあったー?」
(と携帯で調べてくれている相棒の隣に座り、画面を覗き込む。お気に入りは目立ちすぎる、と言われてしまったし、彼ならどんなドレスを選ぶのだろう。一緒に画面を見ながら返答を待っている。)
57:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 18:18:24
( もう一度普段着に着替え、隣に戻ってきた相手に「 これいいんじゃないか? 」と1着のチャイナドレスの画面を見せる。
控えめなピンクの下地は光沢感があり、それを、程よくカラフルな刺繍が鮮やかに飾っている。元気で明るい印象で、丈は短めでやや幼く見えそうだが、スリットも大胆に入り、若くありながら大人っぽさもあるだろう。)
「 店の雰囲気と、他の嬢の系統にも少し寄せてある。
これぐらいのカラフルさなら、丁度よく馴染むだろ。 」
( そう言い終わると、相手の顔を覗き込んで、どうだろう、と首を傾げる。作戦とはいえ着るのは相手だ。そこは相手の意見も尊重するらしい。先程のドレスがどうしても良いようなら、せてめ羽織を買うか…なんて考える。 )
58:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 20:01:17
「おおー...!普段はあんまり選ばないタイプだけど、雰囲気似合うならこれにしようかな」
(うんうん、と頷きながらそう述べた。雰囲気にパンチがないような気もするけど、仕事の事を考えればその服が合っているのだろう。たまにはこういう服を着るのも、イメチェンできて楽しいかも。早速彼から携帯を拝借すると、サイズを選んで注文の手続きを済ませた。届いたら服の内側に小型のナイフとか縫い付けておかないと、そんな事を考えていた。
次の日、服が届いてから早速試着して「ねえ、これ変じゃない?」と相棒のいる部屋をノックする。普段着ない服だから大丈夫だろうか、と表情を伺った。)
59:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 20:20:23
「 …お、届いたのか。」
( 外からノックの音が聞こえれば、暫くして部屋の扉を開けて顔を出す。見れば、昨日携帯で注文していたドレスが届いていたらしく、相棒はそのドレスに身を包んでいた。自分が思った通り、色合いも合っているし、任務の事を無しにしてもよく似合っている。)
「…うん、 いい感じじゃん。
店にも根回ししといたし、問題無しだ。
……あ、これ、お前の身分証。 」
( そこでもやはり、素直に似合っているとは言えずに、細部の計画の事ですぐに話を逸らしてしまう。というのも、やはり普段着以外だとどうも目が慣れない。
店にはヘルプで入りたがっている知り合いがいる、と連絡はしておいたし、店に問われても問題ないように偽の身分証まで用意した。それを得意そうに相手に手渡す。)
60:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 20:59:09
「良かった!色々ありがとねー。」
(偽装された身分証を受け取りながらそういうと、手元に視線を落とす。...うん、印刷もよくできているし本物と遜色ない。「...よくできてるな...」と思わず呟いてしまう。これなら安心して使うことが出来るだろう。作戦決行日は明日だし、もう一度打ち合わせをしておこう。その日は予定を確認し、明日使う小型ナイフも準備をしてその日は過ぎていった。)
「そろそろ出勤時間か...。じゃ、また後でね」
(作戦当日、店の出勤時間が近づいてきたため出かけようとする。その日はいつもの服装ではなく、フードがついたロングコートを着ていた。いつもの調子でひらりと手を振ると、事務所から出ていこうとする。)
61:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 21:25:31
( _決行日。
欠伸混じりに事務所で髪の毛をセットしていれば、一足先に玄関へと向かう相棒の姿をみて、近くに置いていた紙袋の中身を漁ってはその後ろ姿に付いて行く。
事務所から出ていこうとする相手の腕を 「 待て 」と引き留めると、そっと、いつもと違って巻かれめかしこんでいる髪に、更にヘッドドレスをプレゼントする。小さなパールに、ドレスの刺繍と同じカラフルな花々がより一層らしく見せるだろう。)
「 楽しめよ、相棒。」
( ヘッドドレスを飾り、相手の目を見つめてそう言えば、また後でな、と口角を上げた。
自分は実際に敵と対峙するわけではないので、当日はほとんど裏方作業と見守ることしか出来ない。だから、相手に何事も起こらぬよう、少しばかりこのヘッドドレスに祈ったのは内緒だ。 )
62:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 22:15:02
(引き止められてヘッドドレスをプレゼントされると予想外の事態で目を丸くした。そっと手で触れると、私には勿体ないんじゃないかとか、少しだけこそばゆい気持ちとか、色々言いたいことが出てくる。しかし相棒の言葉で、私を応援してくれているのだと理解する。相棒の目を真っ直ぐに見つめ返すと、自信に溢れた笑みをニッ、と向けると)
「言われなくても!どーんと任せておいて!」
(そう言って事務所を後にした。
場所は移って、目的の店の前。ひとつ深呼吸をしてから、愛想良く、よそ行きの表情を意識して作ると、まだ客のいない店の扉を開けた。少しだけ声のトーンをあげて呼びかける。)
「しつれいしまーす。店長さん、いらっしゃいますか?」
63:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 22:39:34
( 玄関を後にする相棒を見送れば、よし、と自分も再度気合いを入れて残りの準備に取り掛かるのだった。
_一方、開店前の店内に聞きなれない声が響けば、すでに出勤していた嬢やボーイ数人が其方に視線をやる。
そうしていると、バックヤードから店長らしき男性が慌てた様子で駆け寄ってきて、鈴麗を見るや否や “ あぁ、ヘルパーで1日入ってくれる子だね? ”とにこやかに対応し、挨拶を済ませる。 )
『 いやぁ、来てくれて助かったよ。
今日は開店時間からお得意様がくるから…その前に、彼女から色々聞いておくといい。 』
( そう言って、一人の嬢を呼びつけると、そこにやってきたのは写真に映っていた奴のお気に入りの嬢であった。
彼女はにこやかに鈴麗の手を取り、店長同様に挨拶を済ませれば “ こっちよ ”といって、嬢が待機している部屋へと案内してくれる。どうやら、開店時間までにヘルプの入り方やこの店の接待の仕方について軽く教えてくれるようだ )
64:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-03 23:14:27
(店長に呼びつけられた女性を見て、すぐに写真に写っている女性だとわかった。....わ、写真で見るよりも凄い美人...なんて思ってしまい、少しの間見とれてしまった。少しの間の後はっとして、笑顔のまま)
「はーい!よろしくお願いします。」
(そう言ってされるがまま、待機部屋で店の説明を受けていた。丁寧に説明してくれるからすごくありがたい。あらかた説明を聞いた後に「ひとつ聞きたいんですけど...」と前置きをしてから質問する)
「今日ってお得意様が来るって店長さんが言ってましたけど...。どんな方なんですか?」
65:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-03 23:30:33
( 大方仕事の話を終えると、ふと、鈴麗からの質問を受け、うーん、と頬に手を当てて一間考える。)
『 そうねぇ、とても羽振りがいい方で…最近よくいらっしゃるの。
お仕事の話は、あまり詳しく話したがらないからあまり触れないんだけど…ちょっと、ボディタッチが多くて困るわね。
……あ、そうそう。
私、いつもその方に指名を頂くんだけど…今日は他にも指名が入ってて、途中で他のお客様のところに行かなきゃ行けないの。
貴女、笑顔も素敵だし、私が抜ける時にお得意様のヘルプに入ってくれないかしら? 』
( 暫く記憶を巡るようにして、あのお得意様への印象を話せば、クスッと苦笑いをする。
しかし、途中で思い出したように手を叩いては、申し訳なさそうにしながらも鈴麗の手を取り、ヘルプのお願いをする。指名の重複はよくあるようで、その度にヘルプが入って、席を立つ嬢の代わりを務めるようだ。 )
66:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-04 01:25:55
「あ、大丈夫ですよ!任せてください!席に着いた時は、お仕事の話はなしにしておきます。」
(幸運に助けられたみたい。スムーズに対象と近づけるのなら、彼に耳打ちをして人気のないところに呼び出すことも容易になる。彼女のお願いにはこちらも手を握り返して快諾した。ただしボディタッチが多いという情報には、改めて覚悟を決めた。それに彼女はずいぶんと良い人だから、彼女の名前を出して騙し討ちをするのも少しだけ申し訳ないような気もする。彼女には迷惑がかからないようにはしたいと思いつつ。...そろそろ開店時間だろうか?)
「色々教えてくれてありがとうございます。粗相がないように頑張りますね」
(軽く会釈をすると、頑張ります、と両手を胸の前で握った。それからもう一度、ドレスやヘッドドレスに変な所がないかを鏡で確認しようとする。)
67:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-04 09:26:36
『 いえ、いいのよ。
こちらこそ助かるわ。気楽にね。
…そろそろ開店時間だし、客席を開けてくるわね。』
( 鈴麗からお礼を言われれば、こちらこそ、と笑顔を向ける。そして、会釈をくれる彼女にひらりと手を振れば、時計にちらりと目をやって店を開けるためにもう一度待機室の外へと出掛けてゆく。
__開店時間よりも少し早く来て待っていると、どうやら一足先に店を開けてくれるようで、見ると、奴のお気に入りの嬢が出迎えてくれた。『 また来てくれたんですね 』の声に、「 いやぁ、なんだか居心地良くて 」なんて普段見せない笑顔で何気ないやり取りをしつつ店内へ。)
「 ………。 」
( キョロっと、瞳だけを動かして店内をみれば、相棒はどうやら、待機室にいるらしい。
そろそろ奴も来る頃か…なんて考えれば、身動きの取りやすいようにカウンターの席へと腰を下ろした。 )
68:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-04 12:04:38
(店のドアが開く音がして、案内をしてくれた女性の声と、聞き慣れている声がした。聞き慣れているけれど、馴染みのない相棒の声。それだけ確認出来れば十分だった。今の私にできることは待機室で待っていることしかできないし…。
...それからしばらくしてまたドアの開閉音が聞こえると、先程よりもスタッフや嬢達がそわそわし始める。...来たか? そう思いながら、受付の方を確認すると写真で見た事のある男がいた。...本物の方が...迫力があるな。色んな意味で。
そんな事を思っていると、スタッフに私と他数名の名前が呼ばれる。標的の前に来店していたフリーの客の席に一旦ついて欲しいと言われる。「はーい!」と愛想良く返事をしてホールに向かった。友人同士で遊びに来たらしいグループのようだ。他の嬢達と一緒に、「よろしくお願いします」なんて語尾にハートがつきそうなくらいよそ行きの声で、ニッコリと微笑んだ。今はチャンスを静かに待とう。)
69:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-04 12:41:41
( 店が開店して小1時間ほど、標的は調べた通りのいつもの席で、いつものお気に入りに接待されてそれはそれは上機嫌のようだ。酒もよいペースで進んでおり、他の席で一般客の相手をしている相棒の様子をみるに、あちらも問題は無さそうだった。
此方は此方で、2名ほどの嬢と他愛もない話をしながら、意識は全てその他へと回っていた。)
『 もう、私の為に少し待っててくださいよ、また戻ってきますからぁ、…ね? 』
( 暫くして、標的のいる席から声が聞こえ、横目でチラリと様子を伺う。どうやらお気入りの嬢は他での指名が入っているらしく離席しようとしている最中だ。そんな嬢の手を握っては『 なんだよ、どこ行くんだ 』と名残惜しそうに握っている手を擦る奴の姿が。気持ち悪い。なんて事は勿論顔には出さず。
少し不服そうにしているターゲットを置いて、嬢はなんとか別の席へと移動をしたようだ。移動の最中、なにやら相棒に声を掛けているようだったが…ここから、更に意識を鋭く研ぎ澄ませる。
)
70:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-04 17:54:06
(グループへの接客は順調にできていた。...というより同じように席に着いた女性の会話能力が高くて、客を気持ちよく喋らせるし、私も相槌を打ちやすかったし、さすがプロだと感嘆せざるを得なかった。そのテーブルで、女性からどう話すのが正解かを間近で見学できたのは幸いだったかもしれない。
しばらくして、標的のお気に入りの女性が私の方に合図をした。...とうとう来たか、と彼女の合図に応えると、そのテーブルを離れて標的の席へ向かう。どうか上手く接客できますように、と深呼吸をすると、表情をつくって彼の隣に座った。)
「こんばんは。短い間ですけど、失礼しますね。」
(私のこと、気に入ってくれますように...!と強く祈りつつ自分ができる精一杯の愛らしい笑みを浮かべて挨拶をする。)
71:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-04 19:14:46
『……ん?見ない顔だな。新入りかぁ? 』
( お気に入りの代わりにやってきた鈴麗を見れば、眉をひそめながらその全身をくまなく眺めるように視線を動かしている。丁度給仕をしていたボーイに “ ヘルプで来てくれた、今日限定の子ですよ ”なんて紹介されれば、ふぅん、と目を細める。
それでも、機嫌を損ねることは無く、愛らしい笑顔を浮かべる鈴麗をお気に召したようで、傍に寄るや否や馴れ馴れしく肩を組み、肌に触れてくる。
その冴えない顔は酒でより赤くなっており、大して面白くもない世間話をベラベラと喋り出すのだ。確かに仕事の話は口に出さないが、会話の合間合間に裕福さが滲み出ている。)
「……あぁ、ごめんね。今日はもう帰るよ。」
( 鈴麗が奴の席に座って暫く、残りの準備を済ませるため、一足先に店を出ようと、周囲の嬢やボーイに笑顔で挨拶を交わす。
その間も相棒と奴の様子を盗み見するが、距離が近く相棒にベタベタと触れる奴を殴りたくなる衝動に駆られながら、そこはグッと抑え我慢する。
店を出る際、奴の席の前を通り、一瞬相棒と目を合わせればそのまま店の外へ )
72:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-04 19:43:58
(座るや否や肩を組まれ、手やら足やらをベタベタ触られて不快でしかない。話している内容もつまらないし....。今すぐ殺してやりたいけれど、ここまで気に入ってくれたのは良い事だ。そう思うことでなんとか今を耐えようとする。「そうなんですか?すごーい!」なんて精一杯媚びた声を出しているけれど、表情は引きつっていないだろうか。私が順調に席に着いたのを見て、相棒は店を出ていくようだ。一瞬だけ彼と目を合わせると、すぐに隣の標的の話に相槌をうつ。)
「...あの、秘密の話、してもいいですか?」
(彼が調子よく喋っている合間を縫って、そう切り出した。小声で、おずおずといかにもか弱そうな女の子っぽく、上目遣いで彼を見つめる。そして鼻の下を伸ばしきった彼の耳元に唇を寄せた)
「私、あの子に伝言頼まれてるんです。あなたと2人きりになりたいって。奥のVIPルーム、今空いてるんです。そこで待っててくれませんか?」
(精一杯の事はした。奥のVIPルームは、外からは音が聞こえないようになっているし、店の裏口にも近い。今日は予約がないことも確認済みだ。信じてもらうために、もう一押し、じっと黙って相手の目を見つめた)
73:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-04 21:13:21
「………よし。」
( 店の裏口に、一台の車が止まる。運転席から降りてくれば、先程の服装とはやや変わっており、メガネと黒の手袋まで身に付けている。
今頃、相棒が奴を誘っている頃だろうか、なんて考えながら、いつの間にか作っていた合鍵で静かに裏口の扉の鍵を開けた。
__可愛らしい鈴麗に、こそっと耳打ちをされれば、その伝言に『 本当か?』なんて一層だらしない顔で惚けてみせる。
あの子、とは、まさに自分が1番気に入っている嬢であり、誘われたことが心底嬉しいようだ…とはいえ、下心故なのがバレバレ。ちらり、と他の席で接待しているお気に入りに視線をやれば、満足そうにすぐさま此方を見つめる鈴麗に視線を戻す。 )
『…全く、仕方の無い女め。
おい、奥の部屋だ!金は払ってやる、お前らは入ってくるなよ! 』
( ほくそ笑みながら一言呟けば、意気揚々と席を立ち、酒でふらつきながらも受付のボーイに大きな声で上記を述べた。
好都合にも、自らあの部屋を使うと申したのだから、誘われたとは他に知られまい。
そうすると、そのままふらつく足取りでVIPルームへと向かっていくのだった。 )
74:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-05 02:23:40
(彼は上手くVIPルームに向かってくれてほっと胸を撫で下ろす。しばらく待ってから、忘れ物を届けに行くふりで、堂々とそこに向かう。人気のない廊下で服の裏側に縫い付けていた、小さなナイフに手を伸ばす。後ろ手に隠すと、ノックしてから「失礼します。忘れ物があったんですけど...」と部屋に入る。彼は死に際にどんな表情をするのだろう、ドキドキして思わず口元に笑みがこぼれる。入ってから静かに鍵をかけると、標的は私のことを怪しんで、懐のハンドガンへと手を伸ばした。
それからはあっという間だった。いち、机を蹴りあげると、銃弾を防いで死角を作る。に、そこから飛び出して懐に入る。酒に酔った体ではすぐに対応できないようだった。さん、首を掴むとナイフを頸動脈に添える。)
「...ねえ、どんな気分ですか?」
(標的の驚き、怯え、そんな表情が読み取れて、体の内側がゾクゾクするのを感じる。自分より体の大きな相手を圧倒できるのが堪らなかった。息が出来ないから口をパクパクと開閉させて、言葉が出てこなくて可哀想だな、なんて考えながら彼の頸動脈を切りつけた。)
75:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-05 11:47:31
( 先程、2つ目の足音が聞こえた。
1つ目は暫く前、男性の足音だったが、先程のものはヒールを履いた女性…相棒の足音で間違いなかった。ということは、無事にVIPルームへ誘い、彼女も大仕事を行っている事だろう。)
「 おぉ、こりゃあまた見事だな。 」
( 彼女がこの仕事の正念場で手間取る事は無いと分かっていたのか、VIPルームからの音は聞こえずとも、5分ほど立てば大きな麻袋を手に静かに裏口から侵入し部屋の扉を開ける。
見れば、予想通り仕事は済んでいたようで、余裕な表情で酒を煽っていた奴の見る影もなかった。
部屋の中を見渡してみれば、机に微かな傷があり、その傍には銃弾が落ちていた。
銃弾とハンドガンを拾いあげれば、防音の部屋にノコノコ入ってきたのが運の尽きだな、と、怪我も無い様子の相棒に口角を上げながら話しかけた。 )
76:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-05 12:12:43
「あははー、順調だったね!これ、お願いしていい?」
(ふ、と振り返って相棒の姿を見ると、いつも事務所で会話する時と同じように返答した。
これ、と言いながら足で既に動かない標的を指すと、自分の服や髪型を軽く手で触って確認する。傷も汚れもついていないようで良かった、と安堵した。後はこれを解体してくれる所に運べば仕事はひと段落。相棒と共に麻袋に標的を詰め込めば、「じゃ、帰ろっか?」と提案する。どうせここには偽装した身分で来ているんだし、ここで抜けたって問題はないだろう。良くしてくれたあの女性には迷惑をかけることになってしまったけれど。薄情だろうか、とも思うけれど、そんな事を気にしていられないのがこの街だ。私には関係の無い事だから、今は当初の仕事をする事にした)
77:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-05 12:46:13
「 ん、…、こいつがもう少し痩せててくれれば楽だったんだが」
( 麻袋の塊と化した標的を、帰ろっか、という相棒の言葉に頷きながら担ぎこんだ。死体というのは実に重さのあるものである。おまけに中年らしい体型をした奴だったもので、落とさないように注意しながら、またそっと裏口から外へ出た。
車の後部座席に麻袋を放り込めば、運転席へと乗り込み、次の目的地は“ 肉屋 ”だ。そこまで運びさえすれば、とりあえず依頼は達成されるし一休みできる。)
「 コイツに触られてよく我慢してたな 」
( 車を発進させながら、助手席へと座る相手にひと息ついてそう声を掛ける。普段から表情に出やすい相手が、嫌な顔を我慢しながら接待に徹底していたのは分かっていた。 )
78:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-05 14:23:24
「すごいでしょ?リョウマから貰ったお守りのおかげかなー。」
(自分でもそれについてはよくできたと思っている。カーウィンドウに反射して見える、自分の髪飾りにそっと触れるとそう言った。相棒からのプレゼントが自分の気持ちを支えてくれたのは確かだった。それに、プレゼントを貰う経験が少なかったから、純粋に嬉しかった事もある。目線をを正面に移すと、背もたれに背を預けて、大きく息をつくと両手を上にあげて伸びをした。静かな車内で緊張が解けたのか、ひとつ欠伸をする。少しだけ眠くなってきた目を擦ると、相棒の方を見る。)
「本当にこれ、ありがとね。...髪飾りのお礼、ちゃんと言ってなかったから。」
79:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-05 15:16:59
「……別に、ちゃんと着飾った方がいいかと思っただけだ 」
( 運転している為、目線は常に前を向いていたが、隣からの視線を感じつつ、ボソリと上記を述べる。自分のあげた髪飾りのおかげだと礼を言われても、自分の実力だろ、なんて照れているのか褒めているのかよく分からない言い方をした。
まぁ、何はともあれ、相棒に何事もなかったのが1番だ。しかし、それも決して口には出さないが。)
「 ほら、着いたぞ。あとひと仕事だ。」
( 改めて礼を言われたことにより、なんだかこそばゆい気持ちになりながらも、目的地につくと裏路地に車をゆっくりと駐車した。決行日は予め依頼元に連絡してある為、向こう側も承知しているはずだ。
車の後部座席の扉を再度開ければ、引きずるようにして麻袋を取り出した。 )
80:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-05 20:52:47
「....ふあ...そうだね。早く帰って寝たいな..。」
(そんな事を言いながら、とっとと用事を済ませてしまおうと、ぴょん、と車から降りる。相棒が麻袋を取り出すのを手伝ってから、先に"肉屋"の扉をノックをすると、すぐに扉が空いた。中から登場した血の着いたエプロンをつけた大男は、私に「おう」と短く挨拶すると、相棒が運んでいる麻袋に目線をやる。「あれ、今日お願いしたいやつです。」そう言うと男は頷き、相棒から麻袋を受け取ると軽々と肩に担いで、再び店の奥に入っていった。彼の後ろ姿を眺めながら...よく担げるものだな、といつも関心してしまう。「あれくらい体が大きかったら、今よりももっと強くなれるのかなー...」と呟いた。)
81:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-05 21:10:10
「 まぁ、強いだろうが…、お前も十分強いだろ。 」
( 麻袋を引渡し相棒と共に男を見送れば、隣から聞こえてきた呟きに、あの荷物のせいで凝った肩を鳴らしながら上記を述べた。
確かに、体が大きい分力は強そうだが…突然あんな大男が目の前に現れたら警戒で済むはずは無い。おまけに緻密な戦略に向かなそうだ、なんて…非力な自分と比較し皮肉になったのか偏見紛いにもそんなことを胸の内で考える。
隣の相棒へも流れで思ったこと口走れば、ハッとしてそのまま車へ乗り込んだ。体は大きくなくとも、あれぐらいの大男とも張り合える彼女は十分強い。)
「……とにかく、早く帰ろうぜ。風呂入りてぇ。」
( 早く車に乗るよう相手へ催促しながらそう言葉を続けると、身につけていた手袋を外してエンジンを賭ける。
どうにも、あのような店にいると酒やタバコ、香水の匂いが付いて取れない。 )
82:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-06 15:33:03
「え、ほんと?もっかい言って!」
(自分のつぶやきに、珍しく素直に褒めるような事を返したため、目をキラキラさせると、車に乗る相棒の背中にそう強請った。褒められるのは誰からでも嬉しいけれど、自分の事をよく知っている相手から言われるのはとびきり嬉しいものだった。車の中でまた褒めてもらおうとしたようで、自分も急いで車の中に乗り込むと、「で、私の事、どう思ってるの?」と前のめりになって、先程の褒め言葉を粘り強く求めた。)
83:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-07 16:48:27
「 う、うるせぇ!1回でいいだろッ、2度は言わねぇ」
( 背後から強請る相手に、暫く聞こえないふりをしつつ車を走らせるが、執拗い相手にいよいよ誤魔化せなくなったのか、片手で彼女の頬を軽く引っ掴まえると、照れの裏返しなのか強い口調で要求を断った。
先程はつい本音をそのまま口走ったが、改めて求められると途端に口篭り、素直な言葉を表現するのは難しい。あの手この手で話題を変えようと試みたり、大人しくするようにせっつく。
_そのまま車内では、永遠と攻防戦が続きながらも事務所へ帰っていくのだった。 )
84:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-08 20:14:44
( / 埋もれてきたので あげておきます ! )
85:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-09 19:48:47
「いいじゃん、減るもんじゃないだし!ケチ!!」
(頬を掴まれて拒まれると、こちらもつい強い口調で負けじと言い返す。あれこれ話題を変えようとしているけれど、しつこく粘り続けていたが、事務所に到着するのと同時にその攻防戦は終着を告げた。...車の中でずっと騒いでいたから、疲労感に改めて気がついた。)
「....なんか余計に疲れたんだけど...。」
(事務所に入ると、そのまま倒れるようにしてソファに寝転がる。体を丸めて、クッションを胸の前で抱き抱えて顔を埋める。ため息をつきながら、そんな事を不満げに呟いた)
(/最近ちょっと色々立てこんでいた関係で返信遅れました...!申し訳ないです...)
86:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-09 20:24:53
「 おいおい、横になるなら着替えてからにしろよ」
( 彼女の後に続いて事務所へ入って来ると、上着を脱ぎ眼鏡を外しながらソファーへと倒れ込む相手の姿を見て、せっかく買ったドレスが、とでも言いたげに、呆れたように上記を述べた。こうした所がいちいち細かくて面倒臭い事だろう。)
「 …疲れたのだってお互い様だ。
そんなに褒められたきゃ次の仕事も頑張るんだな。」
( そして、ため息混じりに不満そうな相手に対し、此方も言い返さんとため息をつきながら近くの椅子へと腰掛けた。言い合いによる体力消費もそうだが、何よりも、此方は羞恥心による消耗が激しかった。
褒められたきゃ次だ、と続ければ、大きな伸びを1つして、項垂れるように背もたれへ全体重をかける。)
( / いえいえー!
私もあまり浮上できていなかったので、ナイスタイミングでございました!! )
87:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-09 21:32:51
「わかってるってー...。」
(起きてシャワーを浴びてから寝なければ、と思っているものの、体はソファに深く沈んでしまって、なかなか体が動かない。横になったのは間違いだったかも、なんて思いながら相棒の忠告に返答する。あともうちょっとだけ休んだら、動こう....。なんて思っていたけれど、相棒の言葉を聞いて上体を起こす。)
「ほんと?次も頑張れば褒めてくれるの?」
(先程よりも活力のある声で、じっと相棒を見つめる。まるで「言質を取ったぞ」と言っているような眼差しだ。本人はただ純粋に褒められたいために、期待を込めて質問しているだけなのだが。)
88:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-09 21:56:42
「お、おう……まぁな。」
( あまりにも期待の籠った眼差しで見つめられると、思わず頷いてしまう。といっても、此方が素直でないことを承知の上でそんな事を期待してくるのだからタチが悪い。…いや、普段素直ではないからこそなのか。
直後、頷いてしまったことに後悔しながらも、ゆっくりと立ち上がり、2人分のコップに水を注ぐ。)
「 兎にも角にも、お疲れさんだな。
明日には依頼元から確認の連絡も来るだろ。」
( 水の入ったコップを片方相手に差し出せば、もう片方をゴクリと飲んで上記を発した。
今回は一般人も多くいた中への潜伏任務だった為、色々と気を遣うことも多かっただろう。先程の言い争いを無しにしても、普段より疲れているのも当然だ。)
89:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-09 22:27:40
「ん、ありがと。そうだね。明日の連絡を見たらさ、ここでパーッと飲むのなんてどう?」
(水を受け取れば自分も同じように口にする。仕事が終わったのだし、お互いに余暇を楽しんだっていいだろう。ただこの街にある娯楽はかなり限られる。せっかくだし美味しい酒でも飲みたい、そう思った彼女はそんな提案をする。外で飲むと、仕事柄色々気にしなければならないため、事務所でという条件つきではあるが。)
「リョウマもすごく頑張ってたし、お疲れ様会...みたいな。」
(それからゆっくりと立ち上がって、飲み干したコップを台所の方へと片付けた。ひとつ欠伸をすると、「シャワー、先浴びていい?」と問う。)
90:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-09 23:37:02
「 お、いいじゃんそれ。
日中はゆっくり休んで、夜に飲みまくるとするか。」
( 再度椅子に座りながら、相手からの提案を聞くと、直ぐに同意するように深く頷いた。
相棒と飲む酒は比較的好きだし、なんせ仕事が終わりともなれば尚更楽しいものだ。今日まで仕事漬けだった分、明日はのんびりと過ごしつつ、買い物なんかに行って、相手の言うようにお疲れ会をするのも悪くは無いだろう。此処でやるとなれば、余計な気も遣わなくて済むし一石二鳥だ。
そうと決まれば、どんな酒を買おうかすぐさま携帯を取り出して操作し出す。
途中、先にシャワーを浴びていいか聞いてきた彼女に「あぁ、行ってこい 」と声を掛ける。ついでに、浴びながら寝るなよ。なんて付け加えて。 )
91:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-10 07:26:28
「もー、私の事なんだと思ってるの」
(自分の提案に同意をえると、小さく「やった」と声を漏らす。軽い足取りでシャワールームへと向かうと、相棒からのからかいにはむっとした顔だけをそちらにのぞかせて答えた。シャワーを浴びながら、明日は何を飲もうかなんて考えていた。その後しばらくして、タオルを肩にかけ、ラフな寝巻き姿で事務所に戻っていく。)
「ふー、スッキリした。次どうぞー」
(髪の毛の水分をタオルで拭きながら、後ろから相棒が携帯で何を調べているの覗き込む。そこには酒のショッピングサイトが表示されていて、彼も明日が楽しみなのだと分かると、機嫌良さそうに笑みを浮かべる。)
92:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-10 18:36:35
「 ん、おかえり。
………なんだよ。ニコニコして。」
( 相手がシャワーを浴びている時、ずっと同じ位置で携帯をいじっていると、いつの間にか相手のシャワーも終わり事務所へと戻ってくるのが視界に入った。
帰ってきた相手にひと言 声を掛け、流れるように 次どうぞ、の言葉に席を立った。その時、後ろで画面を覗いていたらしい相手の顔を見て、怪しむようにして目を細める。あと、自分が楽しみにしていることを曝け出してしまった様な気がしてなんだか悔しかった。
小さな悔しさの残るまま、自分もシャワーへと向かえば、相手同様に明日のことを考えながらパパッと済ませる。
相手がシャワーへ向かう際にあんな事を言っておきながら、実は自分の方が睡魔に襲われかけているのだ。
途中で寝てしまわないように、早々に全て洗って出てくれば、眠たい目を擦りながら、スウェットとヘッドホンのいつもの寝巻きスタイルで出てくる。 )
93:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-11 16:03:49
「んーん、別にー?」
(目が合えば訝しむような目線に、表情を変えずに口元を緩ませたまま答える。結構楽しみなんでしょ、とからかっても良かったのだが、さっきも車内で騒いだばかりだから、直接口に出さない事にした。改めて素直じゃないなあ、なんて思い直してしまう。そこが面白いところでもあるんだけど。
相棒がシャワーを浴びている間、ソファに背中を預けて少しだけ目を閉じることにした。部屋で寝てしまってもいいけど、「おやすみ」を言わなければ、なんだかしっくりこない。相棒がシャワーから出てきたら、部屋で寝よう。今は目を閉じるだけ。
....そんな事を思っていたのに、気づけば眠りに落ちてしまっていた。部屋に相棒が戻ってきても気づいていないようで、規則正しく寝息を立てている。)
94:
夏目 龍馬 [×]
2022-02-11 17:33:32
「……リン?
…おいおい、ここで寝てんのかよ。」
( 事務所に入ってきて、携帯を弄りながらも一言二言声を掛けたが、一向に返事が無く眉をしかめる。
ソファーの正面に回ってみれば、どうやら寝息を立てて既に夢の中らしい。呆れたように上記を呟くが、その声も心做しか静かだ。
名を呼び掛けながら優しく揺すってはみるものの、起きる気配は全くなく、どうしたものかと頭をかいた。相当疲れてる様だったし、寝てしまったものは仕方ないのだが、このままでは体を休めようにも休めないだろう。)
「 しょうがねぇなぁ…、…よっと 」
( 暫く考えてはみたが、やはりそのままソファーに寝かせるのは良くないと至り、相手の体へゆっくりと手を伸ばす。起こさないように静かに抱き上げれば、相手の自室へと向かいベッドへ寝かせるのだった。
布団をしっかりとかけてやれば、なんとなくベッド傍の床に腰を下ろしてその寝顔を眺めていた。「 お疲れさん。おやすみ 」と小さく呟いたところまではよかったが…
いつの間にか、自分もそこで眠りに落ちてしまった_ )
95:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-11 18:38:00
(.....ふと目が覚めて、まず視界に入ったのは眠っている相棒の顔で、眠気が綺麗に覚めてしまう。驚いて大声を出しそうになるけど、ぐっと堪えた。一体この状況は...なんて昨日のことを思い出すと、ソファで目を閉じた以降の記憶が無い。
隣で眠っている相棒を起こさないように、ゆっくりと体を起こした。多分、彼が気を使って私をここまで運んでくれたのだろう。それで、彼も私と同様に力尽きて眠ってしまった...、とか。
いくら相棒でもこの状況は若干恥ずかしいし、どうしたものか困ってしまう。珍しく慌てた様子で、きょときょとと目線を忙しなく動かしている。起こそうかと思ったけれど、眠っている私を起こさないでくれた相手をここで起こして、出てけ、なんて言う事はできない。とりあえず相棒に自分の布団を半分掛けて、どうしようか考えた。
私が寝ている間に、相棒の目が覚めて出ていってくれれば、この状況をなかったことにできるだろうか?そう思った彼女はもう一度眠ろうとする。...結局変に意識してしまい、目を閉じているだなのだが。)
96:
趙 鈴麗 [×]
2022-02-13 12:37:11
(上げておきますね...!)
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