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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1262:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 10:30:33
( 此方を見上げる相手の瞳にみるみる内に涙が溢れるのを見て不味いと思ったものの既に後の祭り。八つ当たりの様に嫌いだと宣言された挙句、大声を上げて泣き始めるのだから堪った物では無い。何事かと此方に視線が注がれ、どうしたのかしらと囁き合う気配にだから連れて来るのは嫌だったんだと盛大に溜め息を吐いて。「___泣くなら帰る。バケツとスコップを持って来い。」機嫌が悪いのは此方も同じ、此ればかりは子どもも公園も嫌いなのに休みの日に駆り出されているのだから仕方がない。立ち上がりつつ、もう帰ると言って相手を連れ帰ろうと手を掴み。 )
1263:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 13:46:10
( 相手の言葉の全てが火に油を注ぐ結果となっている現状。腕を掴まれあまりに冷静で冷たい口調で“帰る”と言われれば更に泣き声は大きくなり、「はなしてっ!」と懸命に首を左右に振りながら掴まれている腕を引き剥がす様に相手の掌に小さな指先を立てて、連れて行かれない様にプルプルと震える両足に幼いながら力を入れ其の場で踏ん張り。__明らかに父親では無いだろう不機嫌な面持ちの男性が“嫌だ”と泣き喚く幼児の腕を掴む其の光景は不信感を抱くには十分過ぎるもので。所謂真っ昼間から犯行に及ぶ“誘拐犯”に見えるのだ。何かあってからでは遅い、とやたら正義感に溢れた一人の母親があろう事か最寄りの警察署に連絡をしてしまい、そこからFBIの刑事課に話が通った時何も知らない刑事達がパトカーを走らせて此の公園へと向かって )
1264:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 14:27:42
( 帰らないと抵抗を示す相手に対して此方も痺れを切らし「___騒ぐな、早く来い!」と声を荒げる。理解不能な子どもの面倒を見るのに精一杯で、自分の放った言葉が既に怪しまれていた自分自身の立ち位置を一層怪しい物に仕立ててしまっている事に今は気付かない。通報を受けたパトカーが公園に到着したのは、自力で着いて来ないのならば無理矢理にでも連れ帰るだけだと相手を問答無用で抱き上げ、嫌だと泣き喚きながら腕の中で暴れる相手を腕に抱えて砂場に放置されたバケツとスコップを拾い上げた時の事で。 )
1265:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 16:13:23
( 公園の入口に停めたパトカーから降りて来たのは二人の男性警察官。子供の泣き喚く叫び声の出処を見遣れば長身の男性と其の腕に無理矢理抱えられ暴れて居る幼子の姿があり。『警察だ、』此れは不味い状況だと足早に相手の元に駆け寄った一人が“警察”を名乗るも後に続く言葉が音にならなかったのは紛れも無く“誘拐犯”が“上司”だったから。挙句腕の中で暴れて居るのは何故か小さくなった同僚で。『__…、お疲れ様…です。』そこで漸く通報者の勘違いだった事に気が付くのだがあまりに気不味過ぎる此の状況を打破する言葉が見付からず、明らかに苛立って居る相手に一先ず労いの言葉を恐る恐る紡ぐはめとなり )
1266:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 16:54:11
( 腕に抱えた相手と言葉通り格闘して居ると、警察を名乗る者に背後から声を掛けられる。何事かと顔を上げれば、例の如く名前は把握していないものの刑事課の見知った顔があり眉を顰めて。2人も自分に気付くや否や其の後の言葉は続かず、この騒ぎから誘拐犯とでも通報されたのだろうとようやく気付くも、更に重なった苛立ちの矛先は2人にも向く事となり。「___ご苦労、俺も警察だが何か言いたい事でもあるのか?見ての通り、お前たちに押し付けられた子守りの真っ最中だ。……俺が誘拐犯にでも見えるか?」これでもかと皮肉を込めた言葉を投げ掛ける間も相手は腕の中でぐずっていて、其れによって苛立ちは募っている様子。何が気に食わなくて泣いているのか分からない為「こいつをどうにかしてくれ。」と言いながら警察官の1人に相手を押し付けようと。 )
1267:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 18:28:14
( 言葉の冒頭から末まで全てに置いて苛立ちを含んだ皮肉にまみれていれば、最早言い訳を紡ぐ事すら出来ない。おまけに誘拐犯と間違えた相手は上司の中でも特別“難あり”とされる人物で警察官の顔はただただ青ざめるばかり。恐る恐る唇を開き、“いえ…あの…”と煮え切らない言葉を数回繰り返した後に漸く『申し訳ありませんでしたっ!』と二人は直立不動で揃って深々と頭を下げた。ただこんな事で相手の機嫌が戻るとも思って居なければ、此の状況で此れ以上は流石にミラーを押し付ける事が出来ないと頭を上げると同時に受け取ろうとし。__相手の腕の中で全てが気に食わないと泣き喚いて居たのだが、警察官二人が来た事で一瞬泣き声は其のボリュームを落とした。が、其れも少しの間の事。警察官の一人が己に手を伸ばした事で相手の元から離されると瞬間的に理解すれば「やぁ…っ!エバンズさんがいいっ!」散々駄々を捏ね“嫌い”と暴言を吐きまくって居たにも関わらず相手の胸元付近をぎゅ、と握り締め離れたくないのだと何度も何度も首を左右に振り )
1268:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 18:55:57
( 深々と頭を下げる2人を冷めた目で見下ろしつつ相手を手渡そうとしたの、だが。つい先程迄は嫌いだ、離せと散々泣き喚いて居た相手は此方にしがみついて警官の元へ行こうとはしない。相手の所為で誘拐犯に間違われ通報までされたと言うのにどう言う訳かと本日何度目かの深い溜め息を。「___お前な、何でもかんでも嫌がって泣き喚くのはやめてくれ。どうすれば満足なんだ。」相変わらず子供に語り掛けるには優しさの欠片も無い口調で相手に言葉を投げ掛けつつ、困惑する警官の前で問い詰めて。 )
1269:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 19:42:58
( 相手の表情も声色も氷でも纏って居るかの様に酷く冷たい。其れを幼い心は敏感に感じ取ってしまう。双眸からは止める事の出来ない涙が次から次へと溢れるのだが相手に嫌われ置いて行かれてしまう事が何よりも恐ろしいのだ。懸命に懸命に砂で汚れた裾で涙を拭う様に目を擦りながら「ごめ、なさい…っ。、きらい、ならないでっ…」嗚咽が混じる謝罪を紡ぎ小さく身体を震わせて。__幼子に語り掛ける口調とは掛け離れた、言うならば被疑者を聴取する時の様な極めて冷酷で淡々とした口調でミラーを問い詰める相手と、其の言葉に泣きじゃくりながら懸命に謝罪を紡ぐミラーを交互に見遣り『_…警部補、』と一人の警官は思わず相手を呼んだ。其の後に何か言葉を紡ぐ勇気こそは持てなかったのだが、あまりにも可哀想だとその視線は物語っており )
1270:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 20:02:00
( 泣きながら謝る相手を見て困った様な表情を浮かべたものの、汚れた袖で目を擦る相手の手を制止し涙の溢れる目元を指の腹で拭ってやり。自分を呼ぶ警官の声に相手が可哀想だと責める様な色が浮かんでいるのを感じて「…嫌いにはなってない、」と少々バツの悪そうな言葉を紡いで。苛立ちを子どもにも容赦無くぶつけた事に関しては確かに大人げ無かったかもしれないと溜め息を吐き「___分かった、ブランコを漕いでやれば機嫌を直すか?」と尋ねる。此の通報にまで発展した事の発端が、ブランコを漕ぐ漕がないの言い合いだった事を警官は初めて知る事になるだろう。 )
1271:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 20:19:26
( 一生懸命に止めようとする涙は少しも言う事を聞いてくれないのだが、手を掴まれ動きを制止された後に紡がれた言葉は心を穏やかに安心させるものなれば、涙の膜で揺れる緑眼を真っ直ぐに相手に向けて「…わたし、きらいって言ったの、ちがうよ…っ」と、先程八つ当たり同然に相手に放った言葉が本心では無かったのだと懸命に訴えて。涙と砂で汚れに汚れた顔は未だ少しの悲しみを携えては居るのだが、問い掛けに対して数回頷く事でもう泣かない事を約束して。__其の一部始終を見て居た警察官はこの騒動の発端が何なのかを理解して人知れず溜め息を吐き出した。ブランコぐらい最初から何も言わずに漕いでやればいい、とそう思うのだが勿論の事そんな文句を言える筈も無ければ不器用な相手と、そんな相手に懐くミラーを交互に見遣った後に『通報も間違いだった様ですので、此れで失礼します。…警部補、ミラーの事よろしくお願いします。』もう大丈夫だろうと深々と頭を下げてパトカーに戻り其の儘署へと帰って行き )
1272:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 22:25:28
( やれやれと溜め息を吐きつつ相手を地面に下ろすとずっと側に立ち尽くしていた2人の警官に視線を向けて。犯人に間違えられて通報された挙句、子どもと大人げも無く言い合う姿を見られた事に若干の気まずさを感じて「…あぁ、」とだけ頷いて。騒いでいる間に一部の親子連れが帰った事もありブランコは空いていて、相手を連れて其処まで向かうと座る様促す。楽しそうな様子では当然無いものの、先程までの様に苛立ちを全面に出した表情を浮かべる事は無く、相手が鎖を握ったのを見ると「押すぞ、」と告げてブランコを揺らし始め、相手の背中を押して徐々に大きく漕いでやり。 )
1273:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 22:52:10
( それなりに署員の多いあのフロア内で覚える事の出来た人は限られて居た。だからこそ男性警官二人の事は記憶に無く、去り際に笑顔で手を振られても何処と無く人見知りをしている様な面持ちで控え目に手を振り返すだけで。__ブランコの椅子の部分に座り左右の鎖を確りと握り締めて「いいよー!」との合図を送れば背中を押されて徐々に空に近くなる。頭を大きく後ろに倒して双眸いっぱいに真っ青な空と静かに流れる雲を映せば、先程までの機嫌の悪さなど何処かへ吹っ飛んだとばかりにキャッキャと楽しげに声を上げて。其れから暫くの間、大きく大きく揺らされるブランコに乗り楽しくて仕方が無いと笑っていたもややして満足すれば「エバンズさん、もうおわりー!」と、ストップを頼んで )
1274:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-06 23:18:30
( 先程泣き喚いていたのが何だったのかと思う程に機嫌良く、楽しそうに笑いながらブランコに乗る姿を背後から眺める。まるでくるくると移り変わる天気の様に子どもの機嫌の変動は予測不能だと思いつつも泣き止んで楽しそうにして居る事には安堵して。相手からストップを掛けられると押すのをやめ、徐々に揺れは小さくなりやがて止まる。「…もう良いのか?」と相手に尋ねて。 )
1275:
ベル・ミラー [×]
2022-05-06 23:35:40
( 背中を押される感覚が無くなり緩やかに揺れていたブランコはややしてゆっくりと其の動きを止めた。空に少しでも近付く様にと真上を向いていた頭を戻し鎖から手を離しつつ飛び降りる様にブランコから降りれば「エバンズさんのって!わたしがおす!」自身はもう満足したのだが次は相手の番だとばかりにニコニコとした笑顔で勝手に決めて。_隣のブランコには同じ様に子供に促される儘ブランコの椅子の部分に腰掛けた母親が居て、其れと同じ事をしたくなったのだ )
1276:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-07 00:05:41
( 相手に促されまた嫌そうな表情を浮かべたのだが“俺は良い”と間髪入れずに断らなかった事を褒めて欲しいくらいで。八つ当たりに近い対応で相手を散々泣かせた事に多少の罪悪感はある様で、暫しの間を空けた後に「……分かった、」と諦めの含まれた声色で頷いて。ブランコに腰掛ける事など一体何十年振りの事か。普段スーツを着て仕事にのめり込む愛想の無い男が、休日の公園でブランコに座り幼児に揺らされている___直ぐ近くに署がある事を今ばかりは恨まずにはいられない。先程も通報を受けて顔見知りが駆け付けた様に、この公園の前を通る署員は多く絶対にこの姿は見られたく無いと思いながら。 )
1277:
ベル・ミラー [×]
2022-05-07 00:25:57
( 断られなかった事で嬉々とした気持ちは膨らむばかり。ブランコに腰掛けた相手が左右の鎖を掴んだのを確認して「いきますよー!」と此れまた隣の少女が母親に掛けた言葉と同じ様言葉を相手に掛けて。一生懸命に相手の背中を押すが3歳児の力では少し動かすので精一杯。相手がしてくれた様に空に近くなるまで押す事は到底叶わないのだが、ほんの僅かでも揺れている事で満足しているらしく。__どうしても日の出ている内に済ませたい用事があった為に早退をしたサラは公園の前を通り掛かった。子供達の笑い声に釣られる様に自然と口角が持ち上がる中、何となしに視線を向けた先、ブランコに座る上司と其の後ろで懸命に背中を押す小さな同僚の姿を目撃すれば一瞬目を丸くするも、直ぐに微笑ましい気持ちが湧き上がり。其れと同時に安心も胸に落ちれば声を掛ける事は無く、此の光景は自分の胸の内にひっそりと秘めようと再び歩き出して。__大して動かないブランコを懸命に揺らしながら「すとっぷ、っていうんだよっ」と、止めて欲しくなった時の言葉を教える表情は矢張り酷く楽しげなもので )
1278:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-07 11:52:29
( 隣の母親のように高いね、気持ち良いねと楽しそうに声を掛ける事も無く、座らせられて居るとしか思えない表情を浮かべてブランコに座っていると少しずつ揺れ始める。暫くそうして居たものの、相手から声を掛けられると「___ストップ、」と相手を制止して。「…満足したか?」と先程も聞いたような気のする問いを投げ掛けつつ、座ったまま相手を振り返り。 )
1279:
ベル・ミラー [×]
2022-05-07 12:08:42
( 相手の大きな背中を小さな掌で懸命に押す事数分。制止の言葉を掛けられれば直ぐ様手を離し、ブランコの揺れが止まるや否や振り返った相手に砂で汚れた顔で満面の笑みを浮かべ頷いて。_滑り台も滑った、砂場で謎の山と穴も作った、そうして揉めはしたが結果的に相手とこうしてブランコで一緒に遊ぶ事も出来た。幸せ以外の何者でも無いと満足気な色を確かに宿した瞳に全ての余韻を残しながら相手の右手の指先をきゅ、と握り締めて「エバンズさんだいすきっ!」と、先程の“嫌い”宣言を華麗に撤回してみせて )
1280:
アルバート・エバンズ [×]
2022-05-07 12:25:16
( 満足げな表情で頷く相手を見てようやく泣かせずに家に連れ帰る事が出来ると立ち上がり。つい先程は嫌いだとあれ程拒絶された筈が、隣にやって来た相手が手を握り此方を見上げながら満面の笑みで大好きだと笑うと、肩を竦めつつ「そりゃあ良かった、」と呆れたような返答をひとつ。バケツとスコップを拾い片手に持つと「帰るぞ。」と相手の手を引いたまま促して。 )
1281:
ベル・ミラー [×]
2022-05-07 12:42:34
( 幸せに満ち溢れてる今、帰ると言われても先程迄の様に嫌だと泣いてくずる事も無く素直に家に向かって歩み始めて。__歩幅の小さな己の歩調に合わせるものだから相手一人の時よりも遥かに時間が掛かって家へと到着したが、長い道のりを手を繋いで歩くという其れすらも楽しい。そんな気持ちは家に到着した後も影を潜める事無く靴を脱いでパタパタとリビングまで掛けて行くや否や「おてて、まっくろ!」と砂で汚れた両の手を前に突き出して相手に見せつつ「わたし、どこにもさわってないよ!」其の手を万歳する様に持ち上げて、以前苺ジャムでベトベトになった手を相手の言い付け通り何処にも触れさせなかった時の話しを持ち出して再び褒めて貰おうと )
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