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白む空に燻る紫煙 ---〆/4724


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自分のトピックを作る
661: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-11 21:41:19

 







( 仕方無いとも、諦めて居るとも自分は口にはして居ないのにと相手に視線を向けたものの、確かにそう考えていた自分が居て思わず苦笑する。子を失う辛さが如何程か、突然“遺族”と言う立場に立たされる辛さはよく知って居る。お前の所為だと言われればそれ以上否定する事は出来ないし、怨みが募り危害を加えると言われても仕方無いと感じてしまうのだから、この件に関しての感覚は相当麻痺して居るのだろう。客観的に見れば、如何なる理由でも犯行を正当化する事など出来ないと判断出来る筈なのに。相手が続けた言葉には「…実際に向こうが行動を起こして来るかどうかは分からないが、お前を巻き込む事は避けたい。」と、微笑む相手を前に若干困った表情を浮かべて。申し出は有難いが、もし仮に向こうの怨みが相当な物で、自分と親しくして居ると言う理由だけで相手にも危害を加えようとしたりしたら、其れこそ目も当てられないと。 )






 

662: ベル・ミラー [×]
2022-03-11 22:51:07




( 相手が浮かべた苦笑いに、案の定かと肩を竦める。どうにも此の件の事件に対して感覚の相違があるらしいが当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。勿論の事傷付ける方も傷付けられる方も正当化等されないが。__己の身を案じてくれる言葉をそっくり其の儘返したい所だが、幾ら角だからと言って此処は何時人が来ても可笑しくは無い廊下で、そんな所で此の衝撃的な話を長々と続けるのは如何な物かと発する予定だった言葉を飲み込み、代わりに「暗い夜道を一人で歩かないから、もし何か起きたら絶対に教えて欲しい。エバンズさんが傷付くのも嫌だし、もし本当に脅迫電話の犯人が遺族の方だとしたら、其の人が更なる犯罪を犯すのを事前に止めたいと思うよ。」前者を少しだけ場を和ませる特定の言葉で、されど後者には心に更なる傷を負う人達が増えるのだけは避けたいと )





663: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-11 23:34:57

 







( 見ず知らずの他人が犯した罪によって遺族と言う立場に立たされ苦しんだ人が、その末に罪を犯す側に立ってしまうと言うのは相手の言う通り避けたい事。何かあったら言って欲しいと言う相手に頷いて、その日は仕事に戻り。---動きがあったのは其れから2週間程経ってからの事。あれ以降上司から呼び出される事も無く危機感も徐々に薄れて居た頃、暫し席を外して居て午後になり戻って来るとデスクには自分宛の封書。届いた郵便物は毎日署内の事務員が各デスクに振り分ける為特段珍しい事でも無く何らかの書類だろうと封を開けて。中に入っていた紙を手にして思わず動きを止める。入っていたのは新聞の切り抜きをコピーした紙で、その日付は11年前の物。事件翌日の朝刊でアナンデール事件の詳細を報じた物、数週間後の遺族の自殺を報じた物、事件に関わる新聞記事が何枚も入って居る中に”You killed them.“と走り書かれた付箋があり、心臓を掴まれる様な嫌な感覚を感じて。 )






 

664: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 00:05:42




( 相手から脅迫の話を聞いてから数週間、念の為普段よりも身の回りの出来事に注意深く神経を集中させながら生活を送りつつ、望まないまま舞い込んで来る事件に向き合って居たが特別変わった様子も怪しい人物が彷徨く気配も無く、一連の脅迫事件は杞憂に過ぎなかったのではないかと少しの警戒が解かれてきた頃。__ハンバーガーが食べたいと言い出した同僚に付き添ってマクドナルドで簡単に昼食を済ませて、次いでにチキンナゲットをテイクアウトしフロアへと戻って来れば果たして席に腰掛ける相手の姿が。片手に持つ袋を軽く持ち上げて其れに視線を向け、相手の元へと歩み寄れば「エバンズさんもうお昼食べました?良かったら__、」背後から掛けた言葉は最後まで空気に乗る事は無かった。距離を詰めた事で相手の手元にある郵便物に自然と視線が行ってしまい、嫌でも中身が何かを知る。「…ただの嫌がらせです。」此れを見た相手がどんな気持ちになるのか、分かってしまうからこそ小さく吐き出した言葉には確かな怒気が宿り袋を持つ手に自然と力が入り )





665: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 00:43:29

 







( 背後に近付いた気配に郵便物をしまうだけの反射も無く記事に視線を落としていると、中身を見て一瞬言葉を止めた相手が自分に言い聞かせる様に紡いだ言葉に「……そうだな、」と静かに頷いて封筒に中身を入れ直し。目立って其れに心を揺さぶられた様子も感情的になる様子も見せず、一見すれば普段通りの淡々とした反応なのだが気持ちがやけに冷静なのは自分自身感じて居て。痛みを受けて居る事に気付けない程、心が鈍感になって居る様な感覚。お前が殺したと言われるのも強ち間違いでは無いと自分自身ずっと感じて居る事。あの事件で自分に対して怨みを抱く人の存在が明確に浮かび上がり、水に垂らした一滴のインクの様に諦めの感情が心を支配して行く様な、そんな不穏な感情の静けさがあり封筒をデスクに置いて。 )






 

666: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 01:04:46




( 眉間に皺の一つでも寄せてくれたら、小さな溜め息でも吐き出してくれたら、何かの感情が僅かでも表に出てくれれば__。己の言葉に同意を示した其の言葉にも表情にも静かな静止を見せる水面の如く揺らぎが全く見受けられ無く、心が騒めいた。其れを何と呼ぶのかと問われれば間違い無く“恐怖”。向けられる敵意の視線、罵倒、其れら全ての重く闇掛かった負の感情を少しも取り零す事無く傷だらけの心の奥深くにしまい込み甘んじて受け入れ、己自身もまた自責の念に苛まれ続けて来た結果が此れか。悲しみに、痛みに、気が付かない振りをして心を騙し続けた子供がどうなるのかを知っている。「エバンズさん、此れは私が預かります。此方と交換しよう。」相手は子供では無いが今はそう言う事では無い。怒りと悲しみが渦巻く心に一度蓋をして冷静を装えば、問答無用でデスクの上の封筒を引っ付かみ食べる食べないはこの際どうでもいいと、まだ仄かに温かいチキンナゲットが入った袋を相手の目前に置いて )





667: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 01:30:57

 







( 相手には既に事件の事は話している上、相手の言う通り其れは嫌がらせの様な物で特段危険のある物でも無い。相手が封筒を取り上げるのを止める事も無く、代わりにデスクの上に置かれた袋を一瞥すると「俺は良い、」と気の無い返事をして。脅しと取れる郵便物が届いた事は上に報告を上げなければならないと思いつつ今抱えて居る窃盗事件の案件の資料に目を通し始めて。---その日を皮切りに度々過去の事件に関する資料が入れられた郵便物が署に届く様になり、持ち主の分からない明確な敵意を向け続けられる状況に気持ちは塞ぎ込んで行くばかり。一時期は落ち着いていたものの再び薬が手放せなくなるのにそう時間は掛からず。 )






 

668: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 01:58:48




( 相手の元から持って来た封筒、中に入っている新聞の記事や付箋の隅から隅までを鑑識に出して指紋等を調べて貰ったが犯人に繋がる有力な手掛かりは出ず、其れと並行して筆跡鑑定も行い犯罪者リストの其れと照合したが此方も該当者は居なく八方塞がり状態。時間だけが経っていく中で相手の顔色も日に日に悪くなっており、薬の影がチラつく事も増えた。_こんなタチの悪い脅迫を繰り返して当の本人は身を潜めるだなんて、幾ら消える事の無い悲しみと傷を負った遺族と言えど悪趣味にも程がある。本日何度目かの深い深い溜め息を吐き出し重たい腰を上げ席を立てば、其の足で相手の元に向かい。「今日、家に来ませんか?」此の状況下で相手を一人暗闇に放り出したくは無い。夜中に何度魘されて目覚めたとしても決して独りぼっちの空間では無いと言う事を小さく儚いながらにも縋りとして欲しくて )





669: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 07:28:41

 







( 警察を脅し自分に危害を加えると言う送り主は犯罪者では無く元々ごく普通の人間で、突然思い掛けず其の被害者となってしまった罪の無い人だった筈。苦しみを味わった者が憎しみに駆られて罪を犯すと言うのも又、言い様の無い哀しさがあり。同時に自分自身いつもと違うのは、差し伸べられた手を取り楽になりたいと言う感情が一切起きない事。其れが以前相手の言った諦めで、感覚が麻痺していると言う証明なのだが自分では其れに気が付かない。連日目にする記事や自分を責める言葉に実際フラッシュバックを起こす事や悪夢に魘される事が増えたのだが、デスクにやって来た相手からの申し出に顔を上げつつ「…いや、今日は遠慮しておく、」と初めて断りを入れ。予定がある訳でも無く、誘いを断ったのに明確な理由があった訳でも無いのだが。 )






 

670: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 10:04:09




( 大きな思い違いをしていた。妹のお墓の前で誓った相手も、数日前廊下の角で伝えた言葉に苦笑いを浮かべた相手も、本人に“諦め”を認識するだけの心が備わって居なければ其れは幾ら外部からの言葉があれど無理な話なのだ。そうして沢山の傷を抱え甘んじて其れをを受け入れて来た相手には明らかな痛みへの麻痺が存在している。記憶が正しければこの類の誘いを断られたのは初めてだった筈。頭を縦に振られなかった以上、強引に事を進める事も出来ず「そっか。…じゃあまた今度是非。」目線を僅かに左右させ、困った様な思案を見せるも引き下がる事しか出来ない事に変わりは無くその日は一人で家へと帰り。__其れから数日、相手の元に届く封筒の中身は醜悪で悲惨さを増していった。一般人である遺族がどんなルートで手に入れたのか、新聞記者やマスコミと結託しているのではないかと思える事件当時の血に濡れた子供達の亡骸の写真。其れも犯人特定されないようにきちんと全員分が写っている物を。そうしてその中の一枚に子供を庇う様にして亡くなって居る相手の妹が写った写真も。__そんな写真達が送られて来ている事など露知らず、兎に角少しでも犯人を見付ける手掛かりが出て来ればとひたすらに鑑識に掛け合う時間が増えて )





671: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 11:01:13

 







( ようやく“苦しい”と感じる様になったのはその頃から。初めは新聞の切り抜きや警察に批判的な記事が送られていたものの、警察が要望に応じない事への怒りに比例する様に徐々に直接的な被害者の写真に変わっていき、血濡れた子ども達の姿や妹の写真を目にした時には思わず目を背けて。自身の心の痛みに気付いた時には既に身体にも不調を来たし始めて居て、通院の回数も増えていて。---精神的にも体調の面でも、これ以上悪化する様なら再び数日の検査を兼ねた入院か、休職の為に診断書を発行すると医師から厳しい表情で告げられいよいよ状況が良くない事を実感する。その日は点滴を打って貰い、いつもの薬の処方を受けてから病院を出て。 )






 

672: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 11:20:52




( 遺族という遺族に片っ端から話を聞きに行く事は警察手帳を見せれば簡単だろう、けれど様々な観点からそう出来ない事もまた事実であり、歯痒い思いだけが出口求め彷徨い続けたある日の夕方。傷害事件がきちんとした形で終わりを迎え署へ帰るべくやや渋滞気味の道を運転していた其の時、斜め前方に見える病院から出て来た相手の姿を偶然にも目撃し息が詰まる思いを感じた。以前もこんな事があったとやけに冷静に思う反面、此処数週間の脅迫によって再び通院を余儀なくされているのだろう現状にやり場の無い負の感情が渦巻き奥歯を噛み締め署へと戻り。__相手が署へと帰って来たのは数十分後だった。其れから窓の外が暗くなり署員の殆どが帰宅したのを見計らって相手のデスクへ向かえば「…先生、休職しろって言った?」“病院に行った?”ではない行った事が前提の問い掛けを複雑な色滲む表情で告げ )





673: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 11:38:21

 







( 署へと戻り普段通りを装い仕事を再開したものの、夜になり相手に声を掛けられると思わず顔を上げてまじまじと相手を見詰めて。以前にもこんな事があったが、相手は自分が午後病院に行った事を知って居るらしい。何と答えるべきか迷い「…いや、言われてない。」と小さく首を振るに留めて。相手には不調を隠さないとの約束が曖昧な物になって居る事に若干の罪悪感は感じるのだが、今直ぐにと言う話では無かった為嘘にはならないだろうと自分の中で言い訳を。「…誰かに憎悪を向けられるって言うのは、当然ながら気分の良い物じゃないよな、」と手を止めぽつりと言葉を落とし。そんな事は分かりきっていると言われれば其れまでだが、漠然とでは無く明確に、自分に向いた憎悪、敵意と言うのは想像以上に心身を消耗させる物だと。 )






 

674: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 12:19:47




( 首を左右に振る姿を見やり其れ以上追求しないのは、其の言葉が嘘か誠かをはかる事が出来ないから。其の代わりに痛みを一人で耐え続ける相手が心底心配だという色を隠す事無く、紡がれた言葉に一度頭を縦に動かしてから見下ろす形を辞めるべくその場にしゃがみ込み。「エバンズさんが今感じてる其れを“痛い”って言うんだよ。…苦しい気持ちも、悲しい気持ちも慣れちゃ駄目。傷付けられる事を当然だと思わないで。」そんなものは当たり前の事。でも其の当たり前の事がわからなくなる程沢山の月日を痛みと共にした相手の心は麻痺している。緑の虹彩を真っ直ぐに向け一言一言をゆっくり、きちんと届く様に伝えていけば最後、「心が痛い時は、其の痛みを取り除く事を迷わなくていいんだよ」と小さく笑って見せて )





675: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 12:51:12

 







( でも此れは傷付けられても仕方の無い事だ___とは言葉が続かなかったのは、其れが間違った認識である事を自分自身分かって居て、相手が否定する事も理解して居たから。相手がしゃがみ込んだ事で自然と上に向けていた視線は下に移り、其れと同時に小さく息を吐いて。「…気付かない振りをして居る方が楽なんだ。痛い事に気付いたら沈んで行く、…弱く脆くなって立てなくなるのが怖い。」痛みから目を背けるのは、立って居られなくなるのが怖いからなのだ。何処かでブツリと糸が切れて仕舞えば、沼に沈み込む様にして立てなくなる様な気がして。こうして言葉を紡いで居る間にも痛みをはっきりと自覚してしまうと、沈む気持ちを立て直す様に息を吸い込んで「___大丈夫だ。過去と向き合う事には慣れてる。」と自分に言い聞かせるようにはっきりと言葉を紡ぎ椅子に座り直して。この繰り返しで心が麻痺し冷たく凍り付いて行く事に自分自身は気付かない、ただ今此の瞬間を乗り越える事に必死になって居て。 )






 

676: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 14:28:14




( その時は良いかもしれない、心を誤魔化して見ない振りをして、__冷たく厚みを持った氷が心全体を覆い隠し痛みを麻痺した所でそんなものは立ててる気になっているだけだと声を荒らげたくなる気持ちを懸命に抑え込み、“大丈夫”も“慣れてる”も全く信用の出来ない言葉なのだと視線は自然と下がっていき。其れでも伝えたい事は言葉にしなくちゃならない。再び顔を上げて唇を開き掛けた所でふいに相手のデスクに置かれた電話が鳴れば視線は自然と其方に向いて。「……、」立ち上がるのと同時に相手は電話に出るだろうと思えば一歩後ろに下がり、暗に一度話をストップさせる事を明白にして )





677: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 14:51:25

 








( 事件直後、抱えた痛みとまともに向き合って居ては上手くやって行けないと思い痛みに目を向けるなと自分に言い聞かせる様になってからずっと其れが常態化して居る。相手と出会い過ごす内に少しずつ心を覆う氷の様な物が溶けるのを感じたものの、思い掛けないストレスが掛かると反射的に自分自身を防衛する様にして心を閉ざしてしまうのは当時から変わって居ない様で。相手が物言いたげな様子なのには気付きつつ___不意に目の前に置かれた電話が鳴ると相手に一度視線を向け、半歩下がって話を中断する合図を見せた事を確認してから電話を取り、此の時間では内線だろうと「…レイクウッド署、エバンズです。」と応答を。 )






 

678: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 15:54:47




( 相手が名乗った事で電話の向こうの女性は『ああ、良かった。』と息を吐いた。FBI内に設けられて居る地域課からで、署内に誰も居なかった場合を危惧したらしく続け様に『たった今レイクウッドの交番から連絡があり、マネッタ湖近くのコンテナ置き場にて不審者を目撃したという情報が入ったそうです。彼処は治安があまり良くなく、FBIに任せたいとの事なので至急確認をお願いします。』と告げて電話は切れ。__ツー、ツー、という連続した小さな音が受話器の向こうから聞こえたのを確認して視線を相手に向ければ「私も行く。」間髪入れずにそう伝え一度デスクへと戻り。コートを羽織って鞄を持てば再び相手の元に戻りつつ「…防弾チョッキ、一応着ていく?」とどうにも拭えない嫌な予感を引き連れ其の予防策としては一番だろう対策を上げて )





679: アルバート・エバンズ [×]
2022-03-12 16:53:14

 







( 地域課からの連絡に手元の紙に通報場所を走り書き「直ぐに向かう。」と応対する旨を伝えて此方も電話を切る。直ぐに立ち上がると通報案件に1人で対応するのは危険だと、相手の言葉に頷いて同行を頼み。現場の状況次第だが治安の悪い場所と言う事も鑑みると念の為あった方が良いだろうと考え「あぁ、軽い物で良い。用意してくれ。」と、激しい銃撃戦になる事は想定して居なかった為銃弾を防げる繊維製の一番軽いチョッキを用意する様に指示をして。無線機や拳銃の装備ベルトを腰に通してからコートを羽織り、相手と共に署を出るといつもの如く助手席に乗り込んで。通報があったのはマネッタ湖のコンテナ置き場、署からは車で15分程で到着するだろう。デスク業務では何かと思考が沈んでしまう為、署を離れて業務に当たれる事に此の時は何処か安堵する気持ちもあり。 )






 

680: ベル・ミラー [×]
2022-03-12 17:24:53




( 相手に言われた通り繊維製の軽い防弾チョッキを用意すれば神妙な面持ちで真っ直ぐ前を見据えたまま車を走らせ、15分程度で車は目的地へ。運転席から一歩外へと出れば其処は粛々とした静けさが当たりを包み込み、飲み込まれてしまいそうな暗闇の中で呼吸音がやけに大きく響く様な気がする。「__この辺りだと思うんだけど、」腰に取り付けた拳銃に片手を添えて辺りを見回すも、街灯の極端に少ない此の場所では上手く人の姿を捉える事が出来ず「…手分けはしたくない。」まあまあの広さのあるコンテナ置き場、二人で共に回れば其れなりの時間を要する事になるだろう。効率を考えれば別行動なのだがどうにも気持ち的に賛成出来なければ、何かを言われる前にぼそりと言葉を落として )





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