TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
561:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-04 21:32:35
( 礼を述べつつ柔らかく湯気の立つ紅茶が入ったカップを手にするも、目の前に差し出された箱を見て視線を持ち上げて相手を見遣り。此方の反応を窺う様な、其れで居て嬉しそうに振られて居る尻尾が見えそうな相手の表情を見て心なしか表情を緩めると「…こっちにする。」と一言告げてアーモンドチョコレートを一粒口に運び。苦味と甘味のバランスが丁度良い其れは口の中で解ける様に溶けて行き、温かい紅茶と合わさる事で一層味わいが引き立つ様に思える。「__美味いな、久し振りに食べた。」感想を溢しつつ、最近は甘い物を食べる事もあまりして居なかったと。捜査中は互いに忙しく動き回って居た所為でなかなか気に掛けてやれずに居たが、捜査といい事件の結末といい、相手もかなりストレスが掛かって居ただろうと思って居て「ちゃんと休めてるか?」と視線を向けて。 )
562:
ベル・ミラー [×]
2022-03-04 22:34:48
( ああ、此れを買っておいて本当に良かった。と心の底からそう思う。たった一言の“美味い”の言葉にすら羽があれば飛び立ちそうな程嬉しいのだ。相手の隣に静かに腰を下ろしチョコレートの粒を一つ口内へ運べば先ずは舌先に程良い甘さを感じ、ガリ、と歯を立てればチョコレートの甘さとアーモンドの芳ばしさが混じり合い「美味しい」と唇の隙間を縫って呟きが自然と漏れて。投げ掛けられた視線と問い掛けに頭を動かし顔を向ける。「休めてはいるけど、今回の事件は少し後味が悪かったかな。被害者が実際の犯人だった事件は初めてだったし、__マイケルは母親が殺人犯だって背負っていかなきゃいけない。まだあんなに小さいのに。」一つ頷きを落として少しだけ視線を下方へ移しては幼いオリビアの息子の事を思う。続けて視線を持ち上げて“エバンズさんは?”と言葉にしようとして止める。相手の表情は穏やかではあるが明らかな疲労や眠れていない事での隈が目立っているのだから )
563:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-04 23:10:09
( 紅茶を口にしながら相手の言葉を聞き、同意を示す様に頷く。「本当に息子を愛して居て彼の幸せを願うなら立ち止まれた筈だ。暴走して、結果的に一番守りたかった筈の息子を不幸のどん底に突き落とした。……解決したとは言え、気持ちの良い物じゃ無いよな。」息子を想う母親の愛“だった”筈の感情が自分と家族の人生を壊してしまったのだから、解決と言う言葉で片付けられる様な物では無いと言う感覚は相手と同じ。もう一粒チョコレートを口に放り、ソファに背中を預ける。「…あの日、お前にかなり気を遣わせた事をずっと謝りたいと思ってた。」視線を落としたまま静かに言葉を落とし、話し始めたのは妹の命日の事。不安定になって居た所為で仕事も中途半端で、一度出掛けた相手を戻らせた上にエマの聞き込みにすら同行出来なかった。上司として、あの日の事は相手に謝罪しなければと思って居たのだと告げて。 )
564:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 00:17:24
( 同じ事件を捜査して同じ気持ちを味わう。胸の奥に巣食う手放してしまいたい靄も共感してくれる人が居れば少しだけ晴れる気がするのは勘違いでは無い筈だ。_ソファの背凭れに体重を掛けリラックスした状態で徐に告げられた謝罪にぱちりと瞬きを。最初こそ一体何の話だか皆目見当もつかないと微かに首を擡げるも、言葉が一つ一つ列を成すに連れて“妹の命日”の時の話をしているのだとわかれば一先ず相手の唇が閉じるまでの間沈黙を貫き。ややして言葉が止まったタイミングで首を左右に振り「何時でも何処でも万全の状態で居られる人なんて居ないです。だから…エバンズさんが何かをやりたい、何処かに行きたいって思った時に其れの前に立ち塞がるものが他にある時は、少しくらい誰かにお願いしてもいいんです。私は其の少しの時間をエバンズさんから頼まれたら嬉しいんだよ。」誰かの為に自らの心の声に平気で蓋をする事を厭わない人だから、刑事として事件に向き合わなければいけないと言う正論は、今は何処かに置き去りにしたっていいのだと )
565:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 11:44:08
( 背負っている物を預けてくれて構わない、と手を差し伸べられる事に対していつしか前程の抵抗を感じ無くなったのは、紛れも無く相手が其れを自分に対して言い続けてくれるからだろう。休みたい、と訴える身体を鞭打つ必要も今は無い訳で相手の紡ぐ言葉に頷いて、カップの中に残った紅茶で持って来た睡眠薬の錠剤を流し込む。身体は疲れているのに眠れないと言うのは辛い物で小さく息を吐き出し。「…少し休みたい、」普段よりも素直にその言葉を吐露すると、この間と同じ様にソファで眠らせて貰うつもりで毛布を貰えるかと尋ねて。 )
566:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 12:22:36
エバンズさんはあっち。
( 紅茶で流し込んだ錠剤が今日ばかりは確かな効果を発揮してくれと願わずには居られない。不調を訴える心身の声に耳を傾けたからこそ出る其の素直なまでに求めた休息に、そうするべきだと頭を縦に動かして同意を示すも当たり前の様にソファで眠る事を前提とする要求には背後にある寝室の方を指差して。「この前は私がベッド使わせてもらったからね、今日はエバンズさんの番。少し小さく感じるかもしれないけど布団はふかふかだよ」相手を迎えに行く前にあった時間で簡単なベッドメイキングはしておいたのだ。「夜中に何度も起きるかもしれないけど、それでも今日はちゃんとベッドで寝て下さい。」今回も断る理由として恐ら持ち出して来るだろう言葉を早い段階で遮断しつつマグカップの底に残る紅茶を一口、二口、で飲み干せば空になった二つを持ちシンクへと置いて中に軽く水を溜め )
567:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 12:50:39
( 此処は相手の部屋だと言うのにベッドを借りてしまって良い物かと迷いを見せたものの、断る為に持ち出そうとした言葉を先に遮断されてしまうと今日は大人しく従う事にして「…分かった、悪いな。」と頷いて。歯を磨いてからベッドを使わせて貰い横になる。お休み、とソファの方に居る相手に声を掛けてからベッドルームの灯りを落とすと、程なく強い眠気に意識を手離して居て。---事件の日が近づいた頃から心の状態に起因するのか見る夢は一層リアルな物に代わって居て、未だに其れが続いて居た。地面を覆い尽くす様な血の赤も、あの事件に関連して亡くなった被害者たちの姿も、夢として認識するにはあまりにリアルで現実との区別が付かなくなる。“お兄ちゃん”と呼ばれた気がして心臓が跳ねるのと同時に、夢から引き摺り出される様にして眠りから覚めて居て。目前に広がる暗い天井、まだ眠ってから2時間も経って居ない、痛い程に早鐘を打つ鼓動を抑えようと身体を起こして蹲る。身体は眠る事を渇望して居るのに矢張り眠る事が怖い、夢と現実の区別が付かなくなるあの感覚も、何度も何度も甦る罪無き人たちの死に顔ももう見たくない。苦しい感情が溢れ出し涙が手元に落ちると、闇に包まれたベッドの上に蹲ったまま抑え切れない小さな嗚咽を漏らして。 )
568:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 13:47:06
( 素直に寝室へと向かった相手の後ろ姿を何処か満足気な笑みを蓄え見遣り、歯を磨き眠る支度を整えてソファへと横になればテーブルに置いてある電気のリモコンを手繰り寄せてOFFのボタンを押し。部屋全体が暗闇に包まれてから直ぐには眠りにつけなかったものの気が付けば意識は闇へと落ちており__ふ、と目が覚めたのは喉の乾きを覚えたから。ミネラルウォーターで喉を潤してから再び眠ろうとソファから体を起こした丁度その時、鼓膜に小さな小さな、気の所為かと流しても可笑しくは無い嗚咽が聞こえた様な気がしてピタリと動きを止める。其れから少しの音も聞き逃さない様至極ゆっくりとソファから立ち上がれば冷蔵庫の中から新品のミネラルウォーターのペットボトルを取り出し其れを片手に寝室の扉を開けて。「…エバンズさん、」相手との距離が近くなった事であの嗚咽は気の所為では無かったのだと理解すると同時に胸の奥が締め付けられる感覚を覚えて小さく名前を呼び扉を閉める。静かに歩み寄れば蹲り震える背中にそっと掌を宛てて__“大丈夫”と今回ばかりは口にする事を躊躇ってしまった。其の言葉はあまりに軽く感じてしまい、代わりに瞳をキツく閉じたまま何度も何度も背中を擦り続けて )
569:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 14:18:19
( 暗闇の中、小さな声が自分の名前を呼び背中に手が添えられる。何も言わずにただ背を摩るその温もりを感じながら「___…もう、忘れたい、…」と小さく言葉を漏らした。あの事件を忘れる事など不可能で、忘れて自分だけが楽になる事が許され無い事も分かっているが、それでも毎晩の様に苛まれる悪夢に疲れ果てて居た。こうして情緒が不安定なのも暫く纏まった睡眠を取れずに居る所為だろう。事件に関する報道を目にする度に心に掛かって居た負荷や受け入れて来た批判の声、被害者を憐れむ言葉、気にするなと飲み込んで来た筈の其れらが今更になって心を蝕む。背を摩り続ける相手の温度だけが、沈み込んでしまった気持ちを普段あるべき場所へ導いてくれる様な気がして「……此処に居てくれ、」と気付けば縋る様に言葉を溢して居て。 )
570:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 15:11:58
( 普段毅然とした態度で真っ直ぐに立ち続ける相手が零す弱音だからこそ其れは聞く人の心を酷く抉る。もし自分が相手と同じ苦しみを背負っていたとしたら__全てを理解する事等出来ないのをわかっていながらそう考えた事は一度や二度じゃ無かった。御飯を食べられない日が、夢に魘され眠れない日が、薬を飲んで自らを奮い立たせなければならない日が、そんな絶望としか思えない日常が何十年と茨の様に遠慮無く絡み付くのを気持ちに蓋をするだけで乗り越えていけるものか。間違い無く精神病院に入院していたって可笑しくは無い。疲れて、全てを投げ出したくなって当然だ。悲しみと苦しみ、理不尽な怒りまでもが心を支配する中唇を噛み締めて今回ばかりは絶対に涙を流さないと強い強い意志を今一度自らに語り掛けて双眸を開く。背を摩る手を其の儘に「何処にも行きません。朝までずっと此処に居ます。」唇の震えは上手に抑えきれなかったものの、“大丈夫”の代わりとなる言葉を静かに、宝物を包み込む時の様な柔らかさを含んだ声色で告げて。ベッドの下方で塊となっている無機質な布団を背を摩る手とは反対の手で引き寄せては、せめて身体だけは物理的な寒さに苛まれ無い様にとふわりと掛けて )
571:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 16:08:35
( 普段過去を隠して気丈に振る舞っている反動の様に、夜は情け無い程気持ちが弱くなってしまう事が多々ある。そんな自分を知っているのは相手だけで、こうして与えられる優しさに徐々に凭れ掛かる様になればいつか相手を道連れに、此方側に引き摺り込んでしまうのでは無いかと言う不安がずっと根底にあった。しかし今は、相手がこの一瞬だけでも其れを良しとしてくれるのなら、少し心を預けてしまおうと思えて。---暖かい布団を掛けられ背中を摩られる事で気分が幾らか落ち着いた頃、薬の効き目もあってか視界が揺らぐ様な強い眠気に襲われる。眠ってしまいたいと言う思いと悪夢への恐怖を抱えたままようやく顔を上げると、何処か哀しげで、それでいて優しさを湛えた緑色の瞳と視線が重なり。徐に伸ばした片手で相手の頬に手を添え指を滑らせると、確かな温もりが掌に伝わり恐怖心が薄らぐのを感じてまた褪せた瞳に眠気が宿り。 )
572:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 16:31:26
( 忘れて欲しいと思った。そんな事を絶対に思ってはいけないし、相手もまた自分自身を許さないだろうけれど、こうして痛みの中央に佇み雁字搦めになる程の苦痛ならば事件の事も、被害者の事をも、遺族の事も、__妹の事も。何もかもを忘れて楽になって欲しい。けれども都合良く無かった事には出来ないのを互いに知っている。だからこそ暗闇の中で誰かに縋ってでも背負って生きていかなければならないのだ。…あまりに酷じゃないか。頭を持ち上げた相手が此方を見た事で実際には暗闇の中で確認する事など困難に等しいのだが褪せたブルーの瞳に己が映った気がして小さく微笑む。直後、ゆっくりと持ち上げられた腕が自身へと伸びて掌が頬へと添えられれば、そこから伝わる仄かな、けれども確かに生きている事を実感させる温もりを手繰り寄せる様に一度だけ控え目に頬擦りして。「…エバンズさん、横になって。_大丈夫、もしまた夢を見て起きても私は此処に居ます。何度だって、眠れるまでずっと。」眠りたいと、頭も体も、勿論心だって願っている筈だ。其れを上回る恐怖心が今だけはほんの少しでも影を潜めて欲しいと願いつつ、一言一言を区切る様にゆっくりと告げて一度背中から手を離し体勢を変えるようにと促して )
573:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 17:21:06
( 視線の重なった相手が優しく微笑むのを見て、何故だか酷く安心した。また泣かせてしまったかもしれないと思って居たからか、もし夢の様に虚ろな顔をして居たらと言う恐怖が何処かにあったからか、理由は定かでは無かったが。相手に促されるまま身体をベッドに横たえ「…嫌じゃ無ければ、お前も此処で休んでくれ。ずっと起こしておくのは流石に悪い、…」と布団を軽く捲り。この間相手の申し出を断ったばかりだったが、幾ら明日が休みとは言えずっと相手を起こしておくのは申し訳無く、側に居てくれると言うのならその言葉に甘えつつも相手にも身体を休めて欲しい。上司の部下の関係としては可笑しな事だろうが、相手さえ嫌で無ければ隣で眠って欲しいと言いながら狭く無い様に身体を寄せ、眠気には抗えず瞼は重たくなる一方で。 )
574:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 19:03:51
( 身を横たえた姿に確かな安堵を覚えれば人知れず小さく息を吐き出し、布団を掛けてから此処に居ると言う事を温もりからも伝え様と相手の片手を優しく握り布団の中へと入れた刹那、夢現状態の相手の唇の隙間を縫って出た言葉が鼓膜を揺らし。眼球が零れ落ちてしまうのではないかと思うくらいに見開き、同時にピシャリと固まって。見る人が見れば躊躇いに思えるかもしれないが勿論そんな気持ちは少しも無い。ただ、純粋に驚いたのだ。本気なのかと其の瞳を覗き込むも、浮かぶ色は酷く眠そうなもので此れ以上言葉を交わすのは野暮なのかもしれない。静かに握り締めていた手を離せば「全く嫌じゃ無い。…お邪魔します。」小さくはにかみつつ一度相手の腰付近まで布団を捲り上げいそいそと控え目な動作で中に入り。再び布団を肩まで掛け直しては少しだけ考える素振りを見せた後に相手と向き合う様な形で体を横たえて。__上司である相手とこんな風に一つのベッドで眠る不思議さは消えないが、其れ以上に疑いようの無い安心感が体も心も支配している。幸せとは何かを聞かれればまず間違いなく今此の時だと答えられるくらいに。そんな安心感が相手にもどうか訪れます様にと願いつつ静かに瞼を閉じて )
575:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 20:00:17
( 嫌では無いと言う相手の返事に何処か安堵しつつ、布団の中に相手の体温を感じると眠気に抗う事は出来ず程無く再び眠りに落ちて居て。直ぐに安眠出来ると言う事は無く、眠りに付いてからの数時間の内に嫌な夢を見てハッと目を覚ます事は数度あったものの先程までの様に記憶がフラッシュバックしそうな酷い物では無い。目を覚ましても直ぐ目の前で相手が眠って居る為夢と現実の境が分からなくなる事も無く自分を落ち着ける事が出来て、徐々に目を覚ます感覚も長くなって行き。最後に目を覚ましたのは午前4時過ぎ、ほんの少しカーテンの向こうが青みを帯びた色をしているのを確認してから再び眠りに落ちる。身体を包む温もりや近くにある人の気配が気分を落ち着かせたのか、最後の其れはかなり深い物になり、ようやく小さな寝息を立てて眠り始め。 )
576:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 20:31:54
( 夜中に数度目を覚ました相手を認識出来ないくらいに深い眠りへと落ちていた。其処には窮屈さなど少しも感じ無いくらいにただひたすらに穏やかな眠りが待っていて、人の温もりに包まれて眠ると言うのがこんなにも幸せだとは。__ふ、と意識が浮上したのは瞼の裏側に仄かな光が届いた様に感じた頃。ゆっくりと瞼を持ち上げて手元のスマートフォンの画面を見れば時刻は朝の5時を少し過ぎた頃で、停止していた頭はゆっくりとだが今置かれている状況を思い出す。視線を少しだけ持ち上げて様子を伺い見れば相手はまだ眠っているらしい。目の下で未だ主張を辞めない隈に手を伸ばして、辞める。折角眠れているのに起きてしまったら大変だ。静かに布団から出て足音をたてぬ様リビングに戻ればその足で洗面所へと向かい顔を洗って歯を磨く。そうしてまた静かに寝室へと戻って来れば床に置きっぱなしにしていたミネラルウォーターを一口飲み其れを枕元にあるミニテーブルの上に邪魔にならない様置き直しつつ、起こさぬ様息を潜めて布団に潜り込み相手に背を向ける形で横になり、眠る事はしないもののもう少しだけ此の温もりを感じていたいと暖かな幸せに浸って )
577:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 20:54:35
( ___意識が浮かび上がり、そっと瞼を持ち上げると辺りは既に明るい様だった。夢から引き摺り出される様ないつもの目覚めでは無く、極自然に、朝の日差しに誘われる様にして目が覚めた。嫌な夢を見ていた記憶も無く身体は変わらず心地の良い温もりに包まれて居て。僅かに身動いで時計を見上げると針は朝の7時を少し過ぎた時刻を指している。たった数時間でも夢を見ずにこんこんと眠り続けられたのは珍しく、身体も幾らか軽くなっている様に思えて。まだもう少し微睡んで居たい様な穏やかな気分で、寝返りを打つと自然とまた瞼が下がって来てしまう。薬で無理に誘う眠気とは違う、穏やかな物。数度ゆっくりと瞬きをしてから相手はどうしただろうと、其の姿を探して。 )
578:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 21:24:50
( 暫くの間相手の隣で穏やかな温もりを感じていたが、胃に何か温かいものを入れたいと思い立ち再び相手を起こさぬ様リビングに戻ったのが数十分前。ミルクと砂糖たっぷりの甘いカフェラテをマグカップに一杯を飲み干して、夜中の約束通り再び静かなドアを開けて寝室へと戻った丁度其の時、目を覚ましたのだろう相手と視線がぶつかれば「おはようエバンズさん」と柔らかく微笑み朝の挨拶を。続けて後ろ手でドアを閉めて傍に歩み寄れば「もう起きる?まだ眠ってても大丈夫だよ。此処で何か飲みたかったら持って来るし、」少しでも穏やかだと思って貰える朝ならば、其れを一秒でも長引かせたい。数ある選択肢を挙げつつ要望に応えるべく返答を待って )
579:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-05 22:07:34
( 甘さのあるコーヒーの香りを連れて相手が部屋に戻って来ると少し安堵した表情を浮かべ「__おはよう、」と挨拶を返し。今この瞬間は紛れも無く穏やかな時が流れて居て、日常に戻ってしまうのが勿体無いとさえ感じる程。「…もう少しだけ、眠って居ても良いか。」普段なら夜に見せた弱さを引き摺る事無く、起きると言って上司の顔に戻って居たのだろうが、今日は穏やかで心地の良い此の時間にもう少し身を委ねて居たいと思ってしまった。ゆるりとした眠気が朝になっても続いている事も珍しい、其れだけ相手の側は気を緩める事の出来る、落ち着ける場所となって居たのだろう。日の光を受けて透ける様に輝く相手の髪と普段より薄く見える緑色の瞳までもが、此の静かな時間を一層心地の良い物にして居る様に思えるのは何故だろうか。そんな事をぼんやりと考えながら相手に視線を向けたまま、身体を起こす事はせず横になったままで居て。 )
580:
ベル・ミラー [×]
2022-03-05 22:56:56
勿論。今日は休みです、ゆっくり眠って。
( 相手の顔に一瞬過ぎった安堵の色を取り零す事無く認識すればリビングで時間を多く取らなくて良かったと此方もまた密かに安堵し。てっきり“起きる”と言うとばかり思っていたからこそ告げられた要望は驚きとそれ以上の喜びを含み全身を支配する。何の遠慮もする事無く気持ちが起きると言い出すまで此のベッドは相手の物だと言いたげに頷きを落として。それから数秒の沈黙を置いて未だスペースの空いている相手の隣に視線を一瞬移してまた緑の瞳を真っ直ぐに。「__眠る邪魔しないから、もう一度隣行ってもいい?」薬の効果や夜中の時間帯、涙を流した事による疲労諸々が重なった数時間前とは違う此の状況でも相手は其れを許してくれるだろうか。声に若干の遠慮と控え目さが宿ったのは返って来る言葉がわからないからと、自分が隣に横になれば間違い無く場所を取るという意味では邪魔をしてしまう事になりかねないのがわかるからで )
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle