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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
5184:
ベル・ミラー [×]
2025-11-14 20:59:14
( 少女の__“リディア”という名前を聞いた途端に表情を曇らせたその反応を見るだけで、彼女が相当の問題児だった事を直ぐに察する事が出来た。言葉を選ぶ様に、申し訳なさそうにリディアについて語り謝罪をする院長の表情は少しも晴れる事が無いものだから「謝らないで下さい、責めている訳ではないんです。」と、少しでも院長に纏う重たい空気が払拭されればと微笑み。けれど“動物を殺した”と吹聴する少女はどうしたって理解し難かった。それが本当だとして理由は何だ。“殺し”に美学でも感じているのか。まだ10を過ぎたばかりの子供が__。それに人殺しをしようとなんて思うのだろうか。それとも一緒に遊んでいた中で偶然__。様々な事が頭の中を巡り表情が険しくなる。「…2日前の、リディアさんの行動がわかる人は居ますか?」手帳を捲りつつ、持ち上げた視線を院長に合わせ、そう問い掛けて )
5185:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-14 23:46:28
( 院長は相手の問いに控えめに首を振ると『院外での行動は、私たちにも分かりかねます。いつものように朝学校に行って、夕方ごろ帰って来たと思います。』と答えて。ちょうどその時、黒髪をおさげにした少女が入口の扉を開けて入ってくる。直ぐに院長が“リディア”と声を掛けた事で、この少女が探していた人物だと理解して。見た目は年相応な極普通の少女、といった印象だったが、此方に視線を向けた少女は何処か嬉しそうに表情を明るくした。院長の静止も聞かず此方に駆け寄ると『私に話を聞きに来たの?あの子の事でしょ、いつか来てくれると思ってたの!』と、まるで楽しい話をするかのように声を弾ませて。『院長先生、私1人で大丈夫。ちゃんと話を聞くから。』と、自分1人で大丈夫だと言って院長を立たせるとソファに座って鞄を隣に置き。対面した2人を興味深そうに見つめ、『お姉さんも刑事なの?』と相手に尋ねて。 )
5186:
ベル・ミラー [×]
2025-11-15 00:05:51
( 孤児院なのだから刑務所とは違い、1人1人の1日の行動の全てを把握している訳では無かった。これは矢張り少女から話を聞き、その中でどれが嘘でどれが真実かを確りと見定めなければならないと思った矢先。院長が肩越しに視線を向け“リディア”と口にした事で、自然と頭は扉の方へ。そこに立つのは長い睫毛に縁取られた大きな瞳を持つ少女。お人形の様だと形容出来る程整った顔立ちで、笑った顔は年相応に幼く可愛らしい。この子がリディア___と、目前のソファに腰掛ける様子を頭を戻し見詰め、軽く微笑む。“あの子”とは間違いなくミケルの事だろう。「そうよ、私はミラーで、彼はエバンズ。」興味深そうな視線を受け止め、問い掛けに頷き肯定すると、己と隣に座る相手の名を告げた後「“あの子”ってミケル君の事?お友達?」と、口元の笑みを消さぬまま、怖がらせない様にという配慮から至極穏やかな優しい口調で問い掛けて )
5187:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-15 00:19:28
リディア・オルセン
( ミラーと名乗った女性刑事は、敵意のない表情で自分を真っ直ぐに見つめていた。緑色の瞳が綺麗だなとか、自分とは反対のシルバーの髪が素敵だなとか、そんな憧れを持って目の前の相手を見つめて。隣の男性刑事はあまり友好的な雰囲気ではなく、見定めるような冷たい瞳をちらりと見ただけで直ぐに相手に視線を戻し。『友達かどうかは分からない。けど時々会ってたの。あの子も1人でよく遊んでたから。でも死んじゃった、私が殺したんだけど。』と、スラスラと惑う事もなく言葉を紡ぐ。『だから、早く警察が私の事を見つけてくれないかなってずっと思ってたの。ねぇ、これって取り調べ?』相変わらず一切の怯えも罪悪感も感じさせない口調で、楽しい話をするように会話を続けて。 )
5188:
ベル・ミラー [×]
2025-11-15 09:20:50
( “友達かどうかはわからない”は恐らく真実だろう。けれど続いた“私が殺した”と言う告白はどうだろうか。一瞬空気が凍り、隣の相手の放つ圧が鋭さを増した気がした。リディアの表情や声色に変化は無く、相変わらず楽しそうなままで、11歳の少女を前に初めて不気味だと思ったかもしれない。__ふ、と“知っている”と感覚的に思ったが明確な答えは出ないまま。「……、…何で殺しちゃったの?喧嘩した?」暫く何と返すべきか返答に迷い、薄く開いた唇から音が出る事は無かったが、ややして“その部分”を信じたと捉える事の出来る問いを重ねて。「今日はただ話を聞きに来たの。“取り調べ”は警察署に行かなきゃ駄目なんだ。」楽しく、好奇心に溢れた様な少女の言葉は、それだけを聞けば矢張り殺人を犯したとは思えない。“警察署”と言う単語を出しつつ、様子を伺って )
5189:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-15 10:26:53
リディア・オルセン
( 周りの人間は皆、自分の言葉を嘘だと信じて初めから取り合わない。何を言っているのかと、嫌悪を持った視線を投げ掛けられるばかり。だが、目の前の相手はどうだろう。はなから嘘だと決めつける事なく、自分の話を聞いてくれる。『ううん、喧嘩はしてない。興味があったの、死んだらどうなるんだろうって。それを見てみたくて。人が死ぬのって一瞬なのね、』と、相手の質問に素直に答える。誰も見てくれない自分を、相手はきちんと見てくれていると感じた。『なーんだ、そうなの。私、警察署行っても良いよ。』一切動じる事無く告げれば、その言葉に被せるようにして「____どうやって殺した?」と、相手の隣の刑事が問いかける。子どもを前にしているとは思えない鋭い目、少し隈が目立つ。優しさの無い冷たい空気感があまり好きではなかった。『…それを推理するのが警察じゃないの?』とだけ答えると、直ぐに相手に視線を戻す。『ね、お姉さんも推理するんでしょ?ミステリー小説の探偵みたいに、』と打って変わって明るい表情を見せて。 )
5190:
ベル・ミラー [×]
2025-11-15 12:52:30
( “興味”で殺人等出来るだろうか。こんなにも幼い少女が。罪悪感も躊躇いも感じさせない、まるで御伽噺でも語るかの様な口調と心底楽しげな表情__矢張り“虚言”なのではと疑ってしまうのが普通の反応な気がした。少女の言葉に返事をする事無く一度落とした瞳の奥には表現し難い感情が乗る。__刹那、隣から聞こえた相手の声は、その顔を見なくともわかるくらいに冷たく放たれた。子供相手に向けるとは思えない程に鋭い瞳は、聴取の時の容疑者に向けるものと同じだろう。一瞬にして空気が変わり、重たい圧を真正面から受ける容疑者は、例え大人であっても言葉が出なくなったり嘘を吐けなくなったりする、或る意味“恐怖”を抱くのだ。相手の取り調べがそれ程までに厳しく恐ろしい事は己が良く知っている。けれどこの少女は涙を浮かべるでも、怯えるでも無く問い掛けをはぐらかし、あろう事か笑みさえ浮かべる始末。「__そうだね。犯人に繋がる証拠を見付けて、現場の状況から、その時何があったのかを考える。…私達は刑事だから、犯人を逮捕して罪を償わせるの。そこが探偵との違い。」視線を持ち上げ、少女を真っ直ぐに見詰めながら一言一言を静かに落とす。未成年の少女を署に連れて行けるだけの確実な証拠を見つけなければ、そう強く思うのは“虚言”と片付けられない何かを感じるからだろうか )
5191:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-15 21:29:09
リディア・オルセン
( 相手の言葉を聞いて少し首を傾げると『じゃあ、私に繋がる証拠が現場にあったの?その時何があったのか、考えてみて分かった?』と尋ねる。純粋な好奇心、同時に煽る様な色も僅かに混ざっただろうか。自分に気付いて欲しくて、わざわざ証拠まで残したのに。母親が遺した薬の瓶をひっくり返し薬剤をばら撒いたのは、現場を“それっぽく”する為だった。---話をしている内に、目の前のミラーという女性刑事ともっと話がしたいと感じるようになっていた。誰も聞こうともしなかった自分の話に耳を傾け、自分の目を見てくれる。彼女は、自分を“見つけて”くれる。小さな“執着”の芽が胸の内に芽生えた瞬間だったのかもしれない。隣に座る男性刑事が邪魔だと思ったものの、この状況で催眠術を掛ければ彼女からも怪しまれるだろうと思い、目を合わせる事をせず相手と2人の対話を続けて。 )
5192:
ベル・ミラー [×]
2025-11-15 22:50:04
( “やりにくい”。少女と顔を合わせ会話を続ける中で消えぬ正直な気持ち。純粋な好奇心と楽しげな色の中に混ざる煽りに気が付いた時、僅かに眉が微動した。「いいえ、まだ何もわからない。だからリディアちゃん、貴方が犯人だと言う証拠も何一つ見付かってないの。」返したのは素直な現状。捜査状況をペラペラと喋る事は良いとされていない事はわかっているが、これが適切だと思ったのだ。「だから、貴女を警察署に呼んだ時は、その証拠が見付かった時。__1つ教えてくれる?私が見て来た多くの人達は、悪い事をしたらそれを隠そうとしたの、でも貴女は違う。…逮捕されたい?」手元の手帳を閉じて、少しばかり重心を前に。僅か縮まった少女との距離の中で、何より一番理解の出来ない箇所の問い掛けを )
5193:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-15 23:10:55
リディア・オルセン
( 相手の言葉を聞いて少しムッとした表情を浮かべる。これ程自分が犯人だと声高に言っているのに、この自供が証拠になるというのに、相手もまた自分の言葉を信じてはくれないのかと。『私の証言は証拠にならないのね、』とつまらなそうに言うとソファの上で足をぶらぶらさせる。続いた問い掛けには少し首を傾げ『隠す事なんてしないわ。私は“見つけて欲しい”だけ。何千人も、何万人もいる人の中から、私だけを見つけて欲しいの。あなたがやったのねって、選ばれる1人になりたいの。』と答える。自分だけを見て欲しいという歪んだ欲望を、純粋に口にする。生まれた時から誰も自分を見てはくれなかった、自分の存在を認めてくれなかった。だから、見つけて欲しいのだ。『逮捕されても別に良いわ、此処とそう変わらないだろうから。』と答えてソファから飛び降りると、『証拠を見つけて、また来てね。次はお姉さんだけで。』と相手に笑顔を見せて、部屋の方へと帰って行き。 )
5194:
ベル・ミラー [×]
2025-11-15 23:36:46
( ここはまだ余り知識の無い11歳の子供だ、真実を話せばそれが証拠になると思っている。言葉だけでは証拠にならず、逮捕するには絶対的な物的証拠が必要なのだが。会話を始めてから初めて見せた、笑顔ではない不貞腐れた様な表情が11歳の本来の顔をチラつかせている気がした。そうして続けられた“見付けて欲しい”という願い。それは“私を見て”と言う心の叫びと同類ではないのか。“やりにくさ”がまた別の角度から顔を覗かせた事で、一瞬言葉が詰まるのだが、その間に少女はソファを飛び降り部屋の方へと帰って行く。ちゃっかりと次に会う時の約束までを取り付けて。「……やりにくい、」少女の姿が見えなくなった事で、胸にあった、最後まで残り続けた気持ちが小さな呟きとして落ちた。独り言の様な言葉の後に深く息を吐き出しては、「署に戻ろう、」と何とも言えない複雑な気持ちを抱えたままソファから立ち上がって )
5195:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-16 00:05:02
( 終始相手のペースで話を進められている感覚。聞きたい事は飄々とはぐらかされ、自分の主張を貫き此方を翻弄する。似たような聴取をかつてした事がある、と思った。たった11歳の少女ではあるが、本質はあの男に似ている______危険な少女だと、直感的に感じた。リディアが重要参考人である事は確かだが、虚言癖のある子ども。明らかな物的な証拠がない限り、彼女を犯人だと結論付けるのは不可能だろう。「…侮れないな、」と、相手の本音に同意するように頷きつつ、また話を聞きに来ると院長に告げ孤児院を出る。車に戻る道すがら、部屋の窓から少女が此方を見つめていた事には気付かず、相手と共に署へと戻り。---妙な空気感に気を張っていたのか、執務室で思わず深い溜め息を吐く。僅かな痛みが出ていた鳩尾を無意識に軽く摩りつつ、眼鏡を掛けて検視結果の資料に再び目を通し。受信したメールを開くと“現場の薬瓶からは子どもの指紋が検出された”という報告の文章。リディアが持ち込んだ可能性は高いが、これが明らかな証拠だと手放しに喜べないのは、被害者の死因に薬は関係なかったから。指紋が一致したとして、彼女が現場に行った証拠にはなるが、殺人の証拠にはならないと再び深い溜め息を。 )
5196:
ベル・ミラー [×]
2025-11-16 00:28:35
( 署に戻り、執務室で相手が鳩尾の付近を擦っていた事には気が付いていた。恐らくまだ軽いものかもしれないが痛みを感じているのだろう。___此処で遺体の周りに散らばっていた抗うつ剤の瓶から指紋が出た事が新たにわかった訳だが、“殺人の証拠”にはならない。間違いのない死因が特定出来ない以上、リディアが何を言い続けた所で100%の自白にはならないのだ。「…明日、瓶から出た指紋の話で署に呼ぶ?殺人の証拠としては弱いけど、私はあの子が無関係だとは思えない。」相手の向かいでキーボードを打ちながら一度顔を上げそう告げた後、また視線を画面へ。リディア・オルセン__彼女との話の後、院長に聞いたのは過去の一部。幼い頃に虐待をされ、母親は自殺。引き取り手が居ない為に孤児院で暮らす事になったと。“私を見て”という叫びは、遣り方こそ間違いなれど彼女の心の全てなのだろう。それが何処かで歪んだ。寂しい、悲しい、苦しい、そういった負の感情が真っ直ぐな形で表される事の無かった状態が、今なのかもしれないと )
5197:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-16 01:44:01
( 相手の言う通り、現場に指紋が残されているというのは署に呼ぶ口実にはなる。「…そうだな。本人も事情聴取を嫌がってる訳じゃない、院長にも話をすれば了承は得られるだろう。」と同意を示して。未成年の為、強制的に事情を聞く訳にはいかないが、保護者がわりである孤児院の院長と彼女自身の同意があれば問題は無いと。現場に意味ありげに残されていた薬瓶と彼女の指紋、死因を特定できない少年の遺体、少女の理解に苦しむ言動の数々。それぞれがバラバラで捜査にも進展がない事は気持ちを焦らせた。その焦燥感が痛みを引き連れて来て気が散る。彼女の瞳が、口ぶりが、あの男を思わせるものだった事も負担になっているのかもしれない。彼女の聴取と、司法解剖の結果次第で事が少しでも動けば良いのだがと思わずにはいられず。 )
5198:
ベル・ミラー [×]
2025-11-16 12:43:50
( 少女自身、あの感じならば何の躊躇いも無く署に来るだろうし、院長も捜査協力を惜しまない人の様に思えた。何かが大きく変わるとすれば明日の事情聴取と司法解剖の結果次第だろうと相手と同じ様な事を思いながらパソコンの電源を落とし。___時刻は午後4時。明日の聴取の為今日はもう帰ろうと相手と共に帰宅する。数十分で着いた家の中はひんやりとしていて、ヒーターを点ければ小さな起動音が部屋を包んだ。ソファの背凭れに掛けてあった膝掛けを相手に手渡し、少しだけ距離を詰める様にして相手の隣に腰掛けると、膝掛けの上から相手の鳩尾付近にそろりと触れ。「…何飲みたい?」痛みを感じぬ様、殆ど力の入れていない加減で掌を動かしながら問い掛けた声は穏やかなもの。捜査に大きな進展が無い事、掴み所の無い少女の存在、謎の死因、全てが嫌な感覚を引き連れて来ている事は明白で )
5199:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-16 13:15:16
( 明日に備え、珍しく相手と共に仕事を早く切り上げて帰宅する。ソファに腰を下ろし、手渡された膝掛けを受け取ると相手の手は痛みを感じていた鳩尾へ。痛む箇所へと手を伸ばされても身構える事をしなかったのは、これまでの経験が培ったある種の“信頼“か。自分では痛みを訴えた覚えがなく、何故気付いたのかと思ったものの問い掛けには「…温かいミルクティーが飲みたい、」と素直に答える。湯を沸かしキッチンでマグカップの準備をする相手を眺めながら、リディアの事を思い出していた。ほんの11歳の少女だが、彼女は侮れない。あの男によく似た言動をする_______いつだったか、鳩尾を押さえ付け耐え難い痛みを与えられた事を思い出して背筋が冷たくなる。「…”あいつ“の取り調べを思い出した。」と、徐に言葉を紡ぐ。きっと彼とリディアの似た空気感のようなものは相手も感じていただろうと。 )
5200:
ベル・ミラー [×]
2025-11-16 20:01:11
( 相手の望む通り優しい甘さのミルクティーを用意している背後から、ふいに掛けられた言葉に動きが止まった。“あいつ”が誰を指して居るのか__あの奇妙な類似感の正体がはっきりとし、自然と表情は固くなる。相手の心を躊躇いの無い鋭利な刃物で切り付け苦しみの底に落とし続けようとする男。害など有りませんという様な人の良い笑顔の裏に、明確な悪意や歪みを潜ませ、相手に執着し続ける。「…余りに似すぎてたね。」と、彼の姿を思い出し僅かの嫌悪が滲む表情を隠す事もせずに頷きつつ。マグカップを手渡し隣に腰掛けては「あの子が本当に今回の事件の犯人だとしたら、論理感や道徳観が欠落しているのは間違いない。…でも__甘いってわかってるし、だから人を殺して良いって事には勿論ならないけど、寂しいのかなって…、」相手と同じものを淹れたマグカップの、そのまろやかな水面を見詰め、自身の心の内にある葛藤の様な気持ちを吐露して。それと同時に別れる最後、リディアが口にした“次はお姉さんだけで”と言う言葉が妙に耳に残っており。それは単に懐かれたからなのか、それともこの女刑事なら良いように出来ると思われたからなのか。「…実はクラークと繋がっていた、なんて事ないよね。」と、肩を竦めつつ、ミルクティーを一口飲んで )
5201:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-17 00:07:36
( 複雑な家庭環境、心を殺すしか無かった過去の経験が彼女の本質を歪ませた。残虐な事件を起こした犯人が過去に暗い影を抱えているというのは往々にしてある事で、その事実にやるせなさを感じるのは理解できる感情だった。「彼女の年齢を考えると…心を歪ませたのは、間違いなく周囲の大人たちだからな、」と、相手の葛藤にも多少の理解を示して。「あいつの取り調べはお前の方が適任だ。俺も同席はするが、聴取はお前に一任する。」此方をちらりと見たリディアの冷めた目を思い出し、彼女を署に呼んでの聴取は相手に委ねる事を告げて。クラークとの繋がりを疑う言葉には「______流石に無いだろう。あいつは子どもをどうこう出来るタマじゃない。」とだけ答えておき。温かいミルクティーは疲弊していた心身を緩め、少しばかり痛みも和らいだように感じられた。明日の聴取に備えて、今日はいつもより早く休んだ方が良いだろう。 )
5202:
ベル・ミラー [×]
2025-11-17 14:18:23
( 中でも虐待と母親の自殺は少女の心を歪ませるには十分だった筈。此方に向けられた理解の言葉に僅か表情を緩ませ頷き。その表情が引き締まったのは聴取一任を告げられたから。相手が隣に座っていてくれるだけで心強いものではあるが、容疑者はあの掴み所の無い何が嘘で何が本当かもわからぬ少女。より気を引き締めなければならない。「…後は院長がなんて言うか、」リディア本人だけならふたつ返事でYESと答えて来るだろうが、未成年で院長が保護者代わりのなっている以上彼女の許可取りも必要だ。あの感じであるならほぼ100%の確率で許可をしてくれるとは思うが何があるかはわからない。ミルクティーを啜りながらリディアの顔とクラークの顔を交互に思い出し、相手がそう言うならそうなのかもしれないと納得を。___そうして迎えた聴取当日。昨晩はお互い早めの就寝をして、午前中の内に孤児院に行けば案の定リディアは躊躇いの無いYESの返事を、院長もまた困惑こそしたが首を縦に振ってくれた。___2人が署に来たのはお昼過ぎ。院長の同席を最初は考えていたのだが、孤児院で話した時の感じとリディア本人の申し出から彼女1人での聴取が決定し。黙秘権を行使出来る旨の説明をした後、目前に座る少女を真っ直ぐに見詰めると「…現場にあった薬瓶から、リディアちゃん、貴女の指紋が検出されました。あれは貴女ので間違いない?」先ずは出たばかりの指紋証拠の話から始めて )
5203:
アルバート・エバンズ [×]
2025-11-17 15:45:10
( 署にやってきたリディアを取調室に通し、相手と共に再び対面する。無機質な取調室に入っても尚、彼女の調子は変わらず『次はお姉さんだけでって言ったのに。』と不服そうに言いながら、足の付かない椅子に座り足をぶらぶら動かして。此方をちらりと見る視線には、明らかに邪魔者を見るような色が浮かんでいる。証拠が見つかった時に呼ぶ、と言われた事を覚えていたのだろう。薬瓶の話をされても全く動じる事もなく『そうよ、あれはお母さんの薬。家にあったから、孤児院に行く時に持ってきたの。ただ子どもが倒れてるだけより、薬が散らばってた方が事件っぽいでしょ?私は使わないし。』と答えて。 )
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