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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
501:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 19:21:48
( ベッドを軽く整え、寒く無い様にもう一枚毛布を足しておく。誰かを家に泊めるなど滅多に無い為どうすべきか悩んだものの、仕事に出た服のままでは相手も落ち着かないだろうと服を幾つか見繕い、シンプルな黒いTシャツとスウェット調のズボンくらいしか貸せる物は無いのだが念の為クローゼットから引っ張り出しておき。「ミラー、もし寝る時に必要なら此れを使ってくれ。」とリビングに居る相手に服を手渡して。遅くまで仕事をこなして居た相手も落ち着ける自宅で休める方が疲労も回復するだろうと思えば「…悪いな、疲れてる時に引き留めたりして。」と改めて謝っておく。ただ、同じ空間に相手が居ると思うだけで一人きりでは無い事に安心出来るのもまた事実。一枚毛布をソファに置き、休む準備を整えて。 )
502:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 20:02:50
( 此方を気遣ってか手渡してくれた寝巻きの上下は相手の物という事もありパッと見ただけでも大きい事がわかり。されどスーツで眠る予定だった身としては大変有り難く「ちゃんと洗濯して返します」受け取ったそれを胸の前でぎゅ、と抱き締める様に抱えそんな言葉と共にお礼を一つ。ソファから立ち上がり“何て事無い”と首を左右に振る事で相手に少しでも罪悪感を抱かせない様に笑えばその足でベッドの準備がされた寝室へと向かう__筈だった。足は床に貼り付けられたかの如くピタリと止まり相手に背を向けたまま何かを思案する事数秒。「__…エバンズさん、一緒に寝ればいいって言ったらどうする?」振り返りちらりと視線を向けはするものの、その視線は数秒の後珍しく此方から逸らして。相手の痛みを拭う為、少しでも暖かい場所で眠って欲しい、諸々、そんなのはきっと建前だ。思わず口を付いてしまった言葉に、遅れて自分は何を言っているのだと気不味さが頭の天辺から足先までを掛け巡れば、困るのは相手だろうに、此方が困った様なはにかみを浮かべて )
503:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 20:53:58
( 渡した寝巻きは相手には大きいだろうが仕事着で休むよりはまだ眠り易い筈で、寝室に向かう相手を見送ろうとしたのだ、が。不意に立ち止まった相手が此方を振り向き、問われた言葉には思わず数度瞬いて。「どう、って……俺の為にそこまでしなくて良い、お前が此処に居てくれるだけで十分だ。」上司と部下、其れだけの関係の自分たちが同じベッドで眠るのは良く無い様に思える。相手が自分の事を案じて提案してくれて居るのは分かるのだが、其処まで相手に甘えて仕舞うのは余りに申し訳無く、同時に自分がその温もりに依存してしまう事も良く無い様に思えた。視線を逸らした相手も勇気を振り絞ってその言葉を紡いでくれたのであろう事は容易に伝わり断るのにも若干の申し訳無さを感じるのだが、提案を受け入れれば一層相手を自分に縛り付けてしまうのでは無いかという懸念もあり。「…明日に響く。もう休め、」と普段より優しい声色でそう促して。 )
504:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 21:56:18
( 言葉に明らかな戸惑いや困惑の色が滲み出たのがわかった。続けてまるで諭す様な柔らかな口調で眠る事を促されれば投降する犯人の如く、寝巻きを持っていない方の腕を軽く上げて「了解です。おやすみなさい」と簡単な挨拶を返し。くるりと踵を返し寝室へと続く扉を開ければ中はリビング同様にシンプルだった。いそいそとワイシャツとスーツのズボンを脱いで近くにあった椅子へと皺にならない様に丁寧に畳み置き、受け取った寝巻きを着る。案の定遥かに大きい其れは裾も袖もブラブラと頼りなく揺らす事が出来る程で、丁度良い長さになるまで数回捲り上げては端々が丁寧に揃われた掛け布団を捲り、ベッドの中へと身を沈め。一瞬にして襲って来る眠気に抗う事はしない。重たく閉じられる瞼に従い規則正しい呼吸を繰り返している内に何時しか気付かぬ内に眠りの底へと沈んでいき )
505:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 22:20:09
( 相手はそれ以上話を続ける事は無く、静かに寝室へと姿を消した。其の後ろ姿を見送りリビングに一人になると電気を落としてソファに横になり。眠気に従い程無く眠りに落ち、また昔の夢を見る。___銃声が聞こえた気がしてハッと目を覚ますと、時刻は朝の5時前。薄らと青みを帯びた室内で身体を起こすと、じっとりと纏わり付いた嫌な汗を軽く拭い棚に手を伸ばし煙草の箱を手にして。朝とは言え未だ日も昇らぬ時間帯、ライターで付けた火は薄暗い室内で橙色に浮き出た様に見えて煙を吐き出して。目を覚ましはしたものの夢見が其れ程悪く無いのは、明らかに薬のお陰だけでは無く相手が居ると言う安心感による物だろう。半分程吸った煙草を灰皿に押し付けると立ち上がり、静かに寝室の扉を開ける。そっと近付くと相手はよく眠って居る様で、その髪を優しく撫でて。掌に伝わる体温と鼓膜を震わせる小さな寝息が、相手が確かに此処に居る事を証明して居た。相手を大切だと感じる反面、幸せになって欲しいとも思う。優しく芯の強さを持った彼女が、闇に溺れる事無くずっと明るく笑って居て欲しいと、そう思うのだ。 )
506:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 22:53:45
( 夢も見ない。それ程までに此処での眠りは深い安心感と安らぎを身体の奥底まで染み渡らせる。布団を抱き締める様な体勢で規則正しい寝息を繰り返し、__深い深い眠りの中でふいに髪に触れる優しい温もりを感じて鉛の様に重たい瞼を無理矢理に持ち上げれば寝ぼけ眼には相手の姿が。「……エバ、ズさん…?」まだ眠たいと訴える頭はろくに回る事もしない。夢現で相手の名前を呼ぶも髪を撫でる手に再び意識が遠退く。其れに抗う事無く瞼を閉じればまた眠りへと落ちていき。__目を覚ましたのは其れから一時間と少しが経ってからだった。時間的に言えば短い睡眠だった筈だが不思議とスッキリしており、借りた寝巻きを脱ぎ着ていたスーツへと姿を戻せば静かに寝室の扉を開けてリビングへ。寝巻きを抱え「おはようございます」と挨拶をしたその表情は晴れやかで、今日の仕事にも何の支障も出ない心身共に問題無い事を表していて )
507:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 23:26:23
( 眠たげに揺らぐ声が自分の名前を呼び、再び目を閉じて眠りに落ちるのを見届けると静かに寝室を後にしもう少し眠ろうとソファに身体を横たえて。---スーツに着替えてポットでお湯を沸かして居ると相手の声が聞こえ振り返り「…おはよう、」と返事をして。生憎家には食事らしい食事は無い為コーヒーを淹れるに留まり、相手が昨日昼食用に渡してくれたサンドイッチは未だ食べられるが其れを相手に出すのは憚られて結局コーヒーだけを相手に差し出して。「悪いが出せる物がこれしか無い。必要なら出勤前に何か買おう。」今日は周辺への聴き込み調査や、手続きがスムーズに済んで居れば午後には口座情報が開示される為その確認をする必要がある。既にいつも通りの上司としての顔に戻って居て、コーヒーを啜り。 )
508:
ベル・ミラー [×]
2022-02-28 07:32:58
大丈夫。そんなにお腹減ってないし今日は朝昼兼用にする。
( 顔を合わせた相手は言うならば再び“立ち上がる”のだろう、夜の酷く落ちたものでは無く何時も通りの仕事に向かう上司の顔になっていた。其れに少しだけ安堵して問題無いと首を左右に振り。出された珈琲に口を付ければ朝のひんやりとした空気の中で身体の中から温まる感覚が。ほぅ、と息を付いては「今日はスミス夫妻の周辺の聞き込みに行くね。あの日記だけを見ればトーマスが第一被疑者って言ってもおかしくなかったんだけど、オリビアとの供述の違いも気になる。_ダンとの仲ももう少し調べます。」マグカップを一度テーブルへと置き相手に視線を向け、自分のやるべき捜査内容をざっと口に。今日まで思いの外上手く捜査は進まず寧ろ引っ掻き回される事の方が多かった。今日の聞き込みで確実なる有力情報を得る事が出来れば一気に進みも良くなる可能性があると意気込んで )
509:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-28 09:45:44
( 相手の言葉に分かったと頷き、コーヒーを飲み干す。過去に捕われ立ち止まるよりも、今出来る限りの事をやらなければならないと自分に言い聞かせ、飲み終えたマグカップをシンクに置いて。相手の言う通りオリビアとトーマスの間での意見の食い違いも気になる所ではある。聴き込みや情報の開示によって複雑に絡み合った事件が一気に解決に向かう事を願いつつ、相手と共に署へと向かい。---相手が聴き込みに出掛けて居る間に情報を整理するものの未だ逃亡したもう一人を特定する事が出来ない。長くパソコンに向けて居た目を閉じ、眼鏡を外して重怠い疲労感のある目頭を指で解しつつ、コーヒーを淹れるべく席を立ち。マグカップを手にひと口啜りながら自席に戻ったちょうどその時。メールの受信を知らせる小さな音が鳴り、急いでメールボックスを開く。先に開示されたのはマイクの口座記録だった。眼鏡を掛け直しその入出金履歴に目を凝らしたのだが、直ぐにその希望は潰える事になり。個人や病院名義の入金は無く口座履歴自体に証拠になりそうな取り引きは無い、此れも糸口にはならないかと深く息を吐き出して。 )
510:
ベル・ミラー [×]
2022-02-28 13:23:27
( 署に寄ったのは出勤記録を残す為だけで、また直ぐに車に乗り込めばスミス夫妻の住む事件現場となった家の周辺の聞き込みを開始し。__スミス家とハミルトン家は矢張り聞く人聞く人が家族ぐるみで仲が良さそうだったと答える。それに加えてマイクも穏やかな人でまさかこんな事件を起こすとは思わなかった、と。此れと言った新しい手掛かりを聞く事が出来ないままお昼になり、近くにあったカフェで軽い食事を済ませてから再び聞き込みを再開する。そんな中立ち寄った公園で今回の事件の聞き込みをしているのだろうと推測したオリビアの友人を名乗る女性が話し掛けて来た。【テレサ】と名乗った其の女性は『オリビアとダンは本当に仲が悪くて、こんな事件を起こすならもう一人の犯人はダンが一番怪しい』と言うのだ。ダンにはアリバイがある為其れを崩さない事にはどうにも出来ないが__。聞き込みを終えて署に戻って来たのは夕方近くで、デスクに居る相手の元へと歩み寄れば「お疲れ様です」と先ずは挨拶を。続けて「テレサというオリビアの友人から話を聞けたんですが、やっぱりダンとオリビアの仲は相当悪かったらしく、犯人はダンの可能性が高いって。…エバンズさん、ダンにアリバイはあるけど何か方法を使ったのかもしれない。一度聴取するのもありかと思うんですが、」テレサの話を全て丸ごと信じる訳では無いがもしかしたら見逃している何かがあるのかもしれない。揺さぶりを掛ける為にも話だけでもと提案して )
511:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-28 15:58:26
( 相手が戻ると挨拶を返しつつ捜査の報告を受け、ダンが怪しいと言う声があると聞くと暫し思案する様子を見せて。「__ダンがマイクともう1人にオリビアの殺害を依頼して、自分の出張中に事件を起こさせたと考える事は出来るな。そうすれば自分のアリバイは揺るぎ無い物になる。ノートも疑いの目を元夫に向ける為にダンが用意した物だとすれば説明は付く。」事業が上手く行かずに夫婦関係が悪化したのなら、従業員の一人とも言えるマイクに殺害を指示したと言うのも納得は行くと。「マイクの口座情報が開示されたが、特に不審な取り引きは無かった。金で買収されて居た説は消えるな。」此方も証拠になりそうな新しい情報は無いと伝えつつダンへの聴取は行う価値があるだろうと同意して。「…そうだな。明日ダンに話を聞こう、其れまでには通話履歴も開示される。可笑しい点が無いか一つずつ詰めて行く。」と告げて。 )
512:
ベル・ミラー [×]
2022-02-28 18:58:42
オリビアからトーマスと親権争いをしてるって聞いてたとすれば、罪を擦り付ける口実にもなる。__マイクはお金で買収されてなくても、もう一人の犯人はその可能性もありますよね。
( 口座情報は結局此れと言った証拠を出してくれなかったが、実際逃げたもう一人の方にお金の動きがあるかもしれない。ダンへの聴取が明日行われるのならば其れまでにやれる事はまだある筈。「私もう少し整理します」軽く頭を下げて自身のデスクへと戻ればこの事件が始まった時からの関係ある人達の接点、アリバイ、時系列順のデータ諸々を今一度見直し。_画面から視線を外したのは目の奥に重たい疲れが出たから。デスクに置かれている電波時計を確認すれば時刻は何時の間にか3時間程が経っていた。全ては明日、ダンが自供さえしてくれれば事件も解決し、相手は妹の命日に何の申し訳なさも感じる事無く休みが取れるかもしれない。明らかな私情的気持ちが見え隠れする中で席を立ち珈琲を淹れに行き )
513:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-28 19:22:28
( 考え得る限りの可能性を念頭にダンの聴取に臨む必要があると頷いて此れまでの情報に見落としや不審な点が無いかをその日は精査して。---翌日、ダンへの聴取を午後1時に取り付け、午前中にようやく通話履歴が開示されて。印刷した一覧に目を通しつつ相手の元へ向かうと、隣のデスクの椅子を引き寄せて其れに腰掛け相手のデスクに書類を拡げる。「…通話履歴が開示された。トーマスの番号は登録すらされて無い、直接の知り合いじゃ無いって言うのは本当かもしれないな。尚更日記は捏造された物の可能性が高い。…日記の存在は絶対に此方から口にするなよ、焦って墓穴を掘るかもしれない。」と相手に告げて。発着信の一覧の中にはトーマスの番号は無く、当日に電話をしているのはダンとオリビア、エマだけ。当然と言えば当然の日々マイクと関わりのあるメンバーで、友人に電話を掛けた形跡も無い。此の情報だけでは逃亡者を特定する事すら出来ず、相変わらず此れと言った証拠が出ないまま、正午過ぎにダンに会うべく相手と共に車に乗り込み。 )
514:
ベル・ミラー [×]
2022-02-28 20:20:55
( 口座情報も通話履歴も此れと言った犯人へ繋がる道にはならなかったが、僅かに絞り込む役割は果たしてくれた様だ。相手からの忠告に頭を縦に動かし了承すれば約束の時間に間に合う様に車を走らせて。__急遽の聴取だったにも関わらずダンは嫌な顔一つせずに自分達を家へと入れてくれた。『妻を襲った犯人を一刻も早く捕まえて欲しい』と言う言葉の端々に切実さが篭っており、何を疑うべきかが分からなくなりそうになる。オリビアと仲違いしている状態もすんなりと認め、マイクと電話した内容も特別不審な点は無い様に思え。昨日“自供さえしてくれれば”なんて甘い考えを抱いたのが見事に打ち砕かれた。「……、」此れと言った証拠も怪しい話も出ない難航状態に思わず隣に座る相手にちらりと視線を向けて )
515:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-28 20:45:54
( ダンの受け答えは不自然に澱んだり考え込んだりする事も無く、嘘を吐いて居る様には思えない物だった。いくつか追加で質問を投げ掛けたものの、そのいずれもダンを犯人とする証拠には至らず、また連絡すると告げて家を後にする事になり。怪しい被疑者は挙がって居るのに確たる証拠が無く身動きが取れ無いと言うのは追い込まれる物で、助手席に身体を預けると重々しい溜め息を吐く。事件は完全に行き詰まってしまって居て。---妹の命日を翌日に控えた夜。休みを取る事は不可能だと既に数日前から諦めて捜査に集中しようと決めて居たのだが、日が近付くに連れて11年前の事件の情報は嫌でも目に入り、気持ち的にはかなり追い詰められて居た。其れを表に出さない様に心掛けはするのだが、心身の不調は表面化し易く普段よりも窶れた顔付きは隠し切れない。今追って居る事件についてはもう一度洗い出すしか無いと鑑識が撮った写真やそれぞれの供述を共有卓の広いテーブルに広げて眺めつつ、疲労感と進捗の無さに耐え兼ねて椅子に深く座り込む。明らかに疲労と、若干の苛立ちの浮かぶ声色で「___ミラー、紅茶を淹れてくれ。」と未だ残って居る相手に向けて声を掛けて。 )
516:
ベル・ミラー [×]
2022-02-28 21:36:55
( 聞き込みの内容を繋ぎ合わせ、警察で保管した日記帳をもう一度隅から隅まで見、ほんの少しでも何か綻びが無いものかと珍しく眉間に皺を寄せた険しい顔で書類と睨めっこを。そうしている中でもアナンデール幼稚園の話は入って来るのだ。其れに比例する様に相手の表情には疲れが出て、纏う空気も何処か刺々しいものになっており。明らかな疲労と苛立ちが乗った声が届いたのは小さな溜め息を落とし掛けた時だった。唇の隙間を縫って外に出される筈だった疲労を纏う息は再び肺の奥へと戻され、徐に立ち上がっては己と相手の二つのマグカップにダージリンのティーバッグから色を抽出した其れを両手に、一つを相手に手渡して。共有デスクにびっしりと並べられた写真や書類は何れも此れももう何度も見たであろうもの、それでも相手もまた少しの綻びを探しているのだろう。「__エバンズさん、明日の話なんですが…。」視線を乱雑に置かれた書類に向けたまま唇を開く。“明日の話”を相手は事件の事と捉えるか命日の話と捉えるか。何処か言い難そうなものになってしまった声色から後者だと判断されるだろうか )
517:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-28 22:31:27
( 淹れて貰った紅茶を受け取り、熱い其れを喉にゆっくりと流し込んで深く息を吐き出す。カップを手にしながらも共有卓の上に広げた写真に視線を落としたまま、何か解決の糸口が潜んで居ないかと自然と表情は険しくなって居て。不意に側に立って居た相手から“明日の話”と言う言葉が出ると相手に視線を向ける。何処か言い辛そうな含みを持った言葉に、捜査の事では無く過去の事件の事を言っているのだろうと察すると「…捜査に集中しろ。それ以外の事は考えなくて良い。」と、度々其の話題を濁す時に投げる刺々しい言葉を口にして。明日も捜査に明け暮れる事になると言う事実は変わらない、ニュースや新聞から、街行く人々や署内での会話からなるべく自分を切り離して仕事に没頭するより他は無く、静かに紅茶を啜り。眠れて居ない所為か暫く収まって居た眩暈に悩まされる事が再び増えて居て、一瞬視界がぐらりと揺れる感覚に目を閉じて。 )
518:
ベル・ミラー [×]
2022-02-28 23:05:22
( “明日の話”から其れが事件の事では無いと察した相手の口から出た言葉は以前も向けられた事があった刺々しい、拒絶すらも含むもの。己に向けて放った其の言葉は相手が自分自身にも向けているものなのだろう事がわかってしまう。刹那、疲労と苛立ち、焦燥が見え隠れしていたブルーの瞳がきつく閉じられた事で不調が表立って現れたのだと理解すれば「明日、休みは取れないかもしれないけど合間を見て行って下さい。_病院じゃないですよ。」数秒前に“事件に集中しろ”と言われたばかりだと言うのにもう命令無視を決め込む言葉を前半は真剣味を帯びた声色で、後半を少しだけ声の音量を落として告げて。こんな状況だからこそ、相手は妹のお墓に行くべきなのだ。お節介が頭を擡げている事は重々承知の上で、例え今苛ついているだろう相手に罵声を浴びせられた所で撤回する気は無いとばかりの瞳を向けて )
519:
アルバート・エバンズ [×]
2022-03-01 10:57:38
( どちらにも中途半端な向き合い方をするべきでは無い。早期解決が叶わなかった以上、過去よりも今当たっている事件を解決へ導く事を最優先にしなければと自分に言い聞かせて来た。仕事の合間を縫って一人で妹の墓参りをしたとして、自分がその後直ぐに気持ちを切り替えて捜査に戻れる自信も無いのだ。其れならせめて事件の事は考えず、仕事に没頭して居た方が良いでは無いか。「…やめてくれ。そう簡単に切り替えられる物じゃ無い。明日、俺の前であの事件の話をするな。」と突き放す様な鋭さをもって言葉を紡ぐ。節目の日、本来であればきちんと誠意を持って被害者の死を悼み祈りを捧げるべきなのは分かって居たが、過去に引っ張られ過ぎては今の事件捜査が疎かになる。それは避けなければならないと。 )
520:
ベル・ミラー [×]
2022-03-01 13:21:31
( 真面目な人だから、誰よりも優しい人だから、上手い間を見付けて其処におさまる事がきっと出来ないのだろう。全てに対して真っ直ぐ真摯に向き合う事は大切な事で、それで救われる人は大勢居る。__では、相手は?突き放す様な言葉は何をも寄せ付けない鋭さを纏っていて、「…明日、もう一度オリビアの所に行って来ます。少し落ち着いた今なら思い出せる事が何かあるかもしれません。」そんな風に言われてしまえば何も言う事は出来ないではないか。まだ温かな湯気を昇らせるマグカップの取手を掴む指先に少しだけ力を込めて、冷静さを装った声色でそう告げては此のままデスクに戻る事は出来る、されどそうする事無く共有卓に広げられた全ての情報になり得る其れらを相手の横に立ち見下ろして )
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