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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
481:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-26 11:15:33
___っ、…
( 電話から聞こえる相手の声に息を整えようとするのだが、一向に酸素が取り込めず脳裏に焼き付いた光景も色褪せる事が無い。眠って居る訳でも無いのに記憶のフラッシュバックの波が定期的に押し寄せ、今自分の居る場所が、電話から聞こえる相手の声が、一瞬判別出来なくなってしまうのだ。---これ程酷い発作を起こしたのはいつ振りだろう、長く呼吸が整わぬ所為で身体が震え、息苦しさが一層強まってしまう。家の前に来たと言う相手の言葉に、壁を伝う様にして玄関まで向かい鍵を開けたのだがその場に蹲ってしまい。掠れた呼吸が喉から漏れ、冷や汗が滲むのを感じながら、楽になりたい一心で相手を招き入れて居て。 )
482:
ベル・ミラー [×]
2022-02-26 12:39:41
( スマートフォン越しに聞こえる声は最早言葉になっておらず、喉に貼り付いた様な掠れた息苦しい吐息と懸命に酸素を送り込もうとする音だけが聞こえ此れはいよいよを持って不味い状況だと一度一階に降りて管理人を起こし合鍵を受け取るべきかと思案した刹那、がチャリと鍵の開く音が聞こえ急いで扉を開けて。_視界に飛び込んで来たのは暗闇で蹲る相手の姿。一瞬にして血の気が引くのを感じると同時に飛び付く様な勢いで以て相手の傍らまで距離を詰めれば目前にしゃがみ込み、「大丈夫です。もう直ぐ絶対落ち着きます。」前から抱き竦める様な形で背中に掌を当てて何度も何度も摩る。相手の身体に触れて初めて呼吸が狂っている事から震えが起きている事を知り、この状態では薬を飲む事は疎か、立ち上がる事すらも困難だろうと判断。意識の混濁が起き遠退きそうな中で繋ぎ止める精神力、確実に削られている体力の狭間で加えて正常な判断が出来るとは到底思わない。「__エバンズさん私を見て。 此処はエバンズさんの家で、怖い事は何も起きて無い」何処かで置き去りになっているであろう意識を引き戻すべく、背中を摩っていた手を一度止めれば両の手を相手の頬に添えて頭を持ち上げさせ、瞳同士を合わせる事で何とか少しでも落ち着いて欲しいと願い )
483:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-26 15:32:24
( 扉の開く音と同時に震える身体を抱き締められると、その温もりに自分は此処に居るのだと混濁した意識が幾らか現実に引き戻される。発作が一向に落ち着かない苦しさに体勢を保って居られず相手に身体を預ける様にして肩口に顔を埋めたものの、背中を何度も摩る手に、漠然と広がって居た恐怖心は多少なり拭い去られるのを感じて。あの日の記憶が現実に流れ込み、今目を開けたら一面が血の海なのでは無いかとさえ考えてしまい掠れた呼吸は肺まで酸素を届ける事が出来無い。___あの日、自分を信頼して居た妹を見捨てた。目の前に居たのに、何も出来ずに。そんな過去の後悔に押し潰されそうになった時、不意に顔を持ち上げら、虚な瞳が相手を捉えて。__セシリアでは無い、けれど良く知った顔。「…っ、…ミ、ラー」苦しい呼吸の合間に相手の名前が唇から溢れ、それと同時に光の宿らなかった瞳がふと現実に戻った様だった。ずっと浅かった呼吸がたった一度、酸素を取り込める程に深い呼吸に変わる。まだ不安定ではあるものの、相手が此の場に居る今の現実を忘れてしまわない様に、無意識に相手の腕を強く握り締めて。 )
484:
ベル・ミラー [×]
2022-02-26 16:08:57
うん。お帰りなさいエバンズさん。
( 両の手を添えた頬は酷く冷えきっていて体温が無いのかと思わされる程。それでも薄く開いた唇が震えこそすれど確かに自分の名前を紡いだ瞬間にブルーの瞳には僅かながら光が戻り意識が此方に戻って来た事を告げた。一先ずの安堵を胸に落として紡がれた名前に反応する様頭を縦に動かし、頬に添えた片手の親指をゆる、ゆる、と動かして熱を取り戻す様に撫で。_男性の無意識下で与えられる力はなかなかのもの。握り締められた腕は確かな痛みを訴えて来ているのだが其れが今は相手の意識が此処に居るという安心出来る材料にすらなっている。「__外、寒いんだけど星が綺麗なんだよ。明日はきっと晴れるね。」頬を撫でる指先の動きは止めず、視線も外さない。返事を期待しての話し掛けでは無くあくまでも意識が再び何処かに行ってしまわない為、戻って来れる為の糸になる様独り言の如く。柔らかく穏やかな声色を心掛けつつ“エバンズさんあったかい”と微笑んで見せて )
485:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-26 17:50:09
( 優しい声と頬を撫でる掌の温度、其れらが徐々に脳裏に焼き付いた赤を褪せさせて苦しい呼吸を少しずつ落ち着かせて行く。相手の語る言葉と体温に意識を集中させて過去の記憶を追い遣ろうと目を伏せて。やがて浅かった呼吸は落ち着き、酸素が足りずに眩んでいた頭も働く様になって来る。大丈夫だ、此処は幼稚園でも無ければ、今目の前に居るのは相手だけだと自分に言い聞かせ、強張って居た身体から力が抜ける様に相手に凭れ掛かっていて。相手もバランスを崩し玄関の扉を背に座り込む形になっただろうが、ようやく酷かった発作が収まり、後には身体の震えだけが残り。身体には重たい倦怠感が残って居て、直ぐには身体を起こす事が出来ない。それでも相手の体温を感じて安堵すると、強く握り締めて居た相手の腕を離し。 )
486:
ベル・ミラー [×]
2022-02-26 18:17:52
( 此処に来た当初より遥かに呼吸は落ち着きを取り戻し、出口を探し彷徨う様なものから確りとした障害の無い道を通れる様な息遣いになっている。過呼吸が治まれば脳まで回らなかった酸素がちゃんと役割を果たしてくれるだろう。_成人男性、それも身長差のある相手の全体重を支えられる時間は限られており、相手の身体から力が抜けややして自らも其処に座り込み玄関の扉が二人分の体重を支えるという大役を担ってくれている中、腕を握り締めていた相手の手が離れれば自由になったその腕を背中へと回し。酷い倦怠感で動く事が出来ない今、少しでも寒さを感じ無いで済む様にとやや力を込めて抱き締めつつ、まるで幼子にするそれの様に何度も何度も優しく背中を叩いて。__話し声で意識を引き戻さなくてもきっともう大丈夫だろう。後は相手が何かを言いたくなる時を待つだけ。こんな時でも…こんな時だからだろうか口元に浮かべる柔らかな笑みは消える事が無く、一人で暗闇の中苦しみ続ける事が無くて良かったと安堵から相手の肩口に額をくっつけて漸く息をつく事が出来 )
487:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-26 19:09:48
( ようやく身体が動かせる様になると、相手に預けて居た身体をゆっくりと起こし体勢を立て直す。変わらず身体が重たい感覚はあったが力が入らない様な苦しさは無く「…急に呼び出したりして悪かった、…もう大丈夫だ。」と言葉を紡ぎ、長く玄関に居て身体も冷えてしまって居るだろうと思えばお茶を淹れると言って相手を部屋に促し。ポットに水を入れて火に掛けると、ソファに腰を下ろし背凭れに身体を預ける。自分が思って以上に、過去の事件の情報が外から入って来る事、妹の命日を目前に捜査が軌道に乗らない事はストレスになって居たらしい。解決しなければならない事件と、過去の後悔で精神的にも追い詰められて居るのだろう。深く吸った息を吐き出して手元に視線を落とすと、程無くお湯の沸く音が聞こえ始め。 )
488:
ベル・ミラー [×]
2022-02-26 19:35:43
( 促されるままに入った部屋の中は以前と同様家具の少ない殺風景なものながら、あの時以上に冷たい空気が流れていて相手の心の内と同調している様にさえ思えた。「私が勝手に来たんだよ」と言う言葉で相手が納得するかはわからないが、少なくとも言葉通り“来て欲しい”とは言われていないのだからそういう事にして欲しい。__程なくしてポットからお湯の沸く甲高い音が冷えた室内に響き渡れば、ソファへと身体を預ける様に座る相手に一度視線を向け「家の物触られるのが嫌じゃなかったら、私に淹れさせて。」幾ら言葉で“大丈夫”だと言った所で身体は間違い無く休みたがっている筈なのだ。了承を得る為の言葉と共に一先ずキッチンへと立ち食器棚に並べられている数少ないマグカップを視線持ち上げ見やり )
489:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-26 20:11:55
( 相手自身も遅くまで仕事をして疲れて居ただろうに、それを顧みる事も無くいつも嫌な顔一つせずに手を差し伸べてくれる。勝手に来た、と相手が言うのなら其れを否定する事はせずに。湯の沸く音に立ち上がろうとしたものの、相手の申し出に「…頼む。」と素直に頷き任せると再びソファに身体を預ける。「カップはどれを使っても良い。ティーバッグはその棚の上にある、」と場所を告げつつ冷蔵庫の中に牛乳が入って居る事も併せて伝え。相手が昼食に用意してくれたサンドイッチは未だ冷蔵庫に入ったままだったが、食事を摂る気になかなかなれない。明日もやる事が山積みだと考えるとこの時間まで相手を拘束して居る事には申し訳無さも感じて。 )
490:
ベル・ミラー [×]
2022-02-26 22:39:32
( 了承を得る事が出来れば「了解」と短い返事を返し、言われるがままに食器棚から真っ黒のシンプルなマグカップ二つを取り出し其処にアールグレイのティーバッグを入れてお湯を注ぎ。途端にティーバッグからは紅が染み出て透明なお湯に鮮やかな色を付ける。茶葉の染みるいい香りが湯気を通して鼻腔に届けばそれだけで気持ちも少しだけ持ち直せそうな気がするというもので。_色を出し役目を終えたティーバッグを捨てて、砂糖と冷蔵庫から取り出した牛乳、其れら全てをテーブルへと置けば「お待たせしました」一つのマグカップをすす、と相手の目前に滑らせて。__時間は夜中の1時間を過ぎた頃。明日だって朝から仕事だと言うのは理解しているのだが、不思議と眠気も来なければ帰る気にもなれず熱々の紅にミルクの白をとぽとぽと垂らし、混ざり合い歪む表面をばんやりと見つめて )
491:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-26 23:19:26
( 睡眠薬を飲んでいる為ふとした瞬間に緩やかな眠気は訪れるのだが、眠ってしまう事が怖くて其れに身を任せる事が出来無い。目の前に湯気の立つマグカップが置かれると礼を言って其れを手にして、数度熱さを冷ます様に息を吹き掛けてから中身をゆっくりと啜る。熱い液体が喉を滑り落ちる感覚と共に程無く身体が温まるのを感じて息を吐き。時折、こうして冷静になった時全てを投げ出してしまいたいと思う事がある。過去の事件の指揮を取って居た当時の先輩刑事達が命を絶った訳が、アルコールに溺れた訳が、分かってしまうのだ。どれだけ時が経っても過去から逃れられないと言うのは例え様の無い苦痛で、自分は其れを紛らわせる為に仕事を続けて居る。「……どうしても立ち上がれ無くなったら、どうしたら良い。___立ち上がる事を諦めても良いのか、?」手にしたマグカップに視線を落としたままぽつりと言葉を落とし。辛くてどうしようも無くなったら、ある時プツリと糸が切れて立って居る事が出来なくなったら、その時はどうして良いか分からない。---その問い掛けを投げ掛けてから、少し気持ちが不安定になって居る事を自覚してまた深く息を吐き、「…いや、可笑しな質問だった。」と言いつつテーブルに置きっぱなしにして居た処方薬の袋を引き寄せて、精神安定剤を紅茶で流し込み。この薬が効き始める頃には、また立てる様になって居るだろう。 )
492:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 00:21:01
( ミルクが加わった事で温度の冷めた紅茶はすんなりと喉を通り胃を温める。ほぅ、と息を吐き出して身体から力を抜けば鼓膜を震わせた小さな呟きに思わずぐるりと頭を回し相手に視線を向け。「__私に預ければいいんだよ。それで、少し休む。休んで、ああ、やっぱりもう一回抱えようって思った時に私から受け取ればいい。」まるで本当に質量のある物体の話をしているかの様な、何も難しく考える事等無いのだと言う様な、そんな口調で静かに言葉を落としていき。「捨てちゃったら…諦めちゃったら、優しくて真面目なエバンズさんはきっとまた自分を責める。だから少し預けておけばいいの。私がちゃんと大事に持ってるから。」過去の事件はあまりに大きく傷を残しただろう。だが同じくらい諦めてはいけない人の顔もあった筈だ。「__それでも、」と前置きをして錠剤を飲み込むあまりに痛々しい姿を見、「どうしても立ち上がれなくなった時はいいよ。諦めちゃってもいい。それは罪じゃ無くて赦しだって私は思います」相手は納得しないかもしれないが赦された時だと思いたい。だって目の前の相手はこんなにも苦しみ、それでも尚立ち上がろうとするのだから。_「隣、座ってもいい?」何故だが少しでも近くに、傍に居たいという小さく純粋な欲が顔を覗かせれば相手の横、一人分空いているソファに視線を流して )
493:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 11:04:34
( 相手から落とされる言葉を聞いて居ると本当にそんな事が出来る様に思え、更には自分で尋ねておきながらもきっと諦め切れないと言う所まで見透かされて居る様で、少しだけ口許に笑みを浮かべると何度か小さく頷いて。しかし実際抱えて居る物を相手に預けるなんて、そんな事に巻き込むなんてと言う葛藤は永遠に拭い切れない。自分の問題を誰かに擦り付ける様で、その所為でその人まで苦しめる事になってしまったら。相手はきっと其れでも良いと言ってくれるのだろうと思いつつもマグカップに視線を落としたままで居て。---あの日の犠牲者への償いの為だけに、せめて事件を解決し誰かが救われれば良いと思って仕事を続けて来た。しかし其れは同時に、自分への免罪符として、ただ罪の意識から逃れる為の手段でもあった。相手の問い掛けに頷く事で隣に座る事を了承しつつ、今は目の前の捜査に目を向けなければならないと自分自身に言い聞かせるものの、休んでしまいたいと言う思いもあり「……今日は少し疲れた、」と呟いて。 )
494:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 11:50:32
__うん、きっと眠れるよ。大丈夫。
( スプリングの軋みを最低限に抑える様静かに隣へと腰を下ろせば根拠こそ何も無い“大丈夫”を何度も紡ぎ。落ち着きを取り戻した今、精神安定剤の効果は最大限に発揮されるだろう。重たく纒わり付く身体の疲労も相まって今横になればきっと眠れる筈。「エバンズさんは自分が思ってる以上に頑張ってるよ。そう言うのはきっと自分じゃわからないから、そんな事無いって思うかもしれないけど。」マグカップの底に残る紅茶を飲み干して空になった其れをキッチンの流しへと置けば再びソファへと座る相手の元に戻りつつ「眠れる時に眠って下さい」着ているコートの裾の折れを直し鞄を抱え直し、少しでも得る事の出来そうな睡眠の邪魔はしないよう帰るべく車のキーのスターターボタンを押してエンジンを掛け )
495:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 12:25:44
( 立ち上がった相手が帰る準備を始めるのを見て、言い様の無い不安を感じつつマグカップをテーブルに置き。一人で眠りに付くのが怖い、しかし明日も仕事だと言うのに相手を此処に引き留める事も憚られて“今日は泊まって行かないのか”と言う言葉を紡ぐ事が出来ずに。自分も明日からの仕事に向けて切り替え無いといけない、捜査の進捗を鑑みるに、3日後に迫った妹の命日に休みを取る事は現状難しいだろうがせめてそれに向けて諦めずに捜査は続けたい。引き留める事はせずに相手を送り出す事に決め立ち上がると先程までの倒れ掛かって居た心を立て直し、普段通りの気丈さを心掛けつつ相手を玄関まで送り「__遅い時間に悪かった。捜査が終わったらまた何か奢る。…気を付けて帰れ。」と告げて。 )
496:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 12:53:35
__私が今、事件では無く“エバンズさん”に出来る事はありますか?
( 人の熱があったリビングとは違い玄関はひんやりと肌寒く薄暗い。身体だってまだまだ重いだろうにわざわざ見送ってくれた相手に感謝の言葉を述べようとして開き掛けた唇を閉じる。_言うなれば生きているものが時折顔を覗かせる“勘”が働いたか。身長差から頭を持ち上げる形で少しの間相手のブルーの瞳を見やれば、ややして今日あの小会議室で相手に掛けた言葉と全く同じ言葉を掛けており。勘違いだったのならば何て自意識過剰なのだと自身を笑えばいい。でももしそうじゃなかったら__。あの日、夜中に来てくれた相手と話をして落ち着いたとはいえ一人で眠る事が怖くて、不安で、だからこそ二つの意味を込めた“居なくならないで”を告げたのだ。「…気を付けて帰れないかもしれない。」再び少しだけ考える間を空ければ相手のくれた心配の言葉を借りる様に、おどけた様にはにかみつつ、相手が何方でもを選べる様にと謀って )
497:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 13:42:01
( そのまま玄関の扉に手を掛けると思われた相手は、此方に視線を向けると何か言いたげに動きを止めた。ややして相手が告げた言葉は小会議室で言われた物と同じで、一瞬返答に詰まる。いつもの様に首を振ろうとしたのだが、胸の内に渦巻く不安が直ぐには其れを許さず返事をする事が出来ずに相手を見据えたままで居て。少しして観念した様に小さく息を吐くと若干ばつの悪そうな表情を浮かべつつ「……良ければ、泊まって行ってくれないか、」と言葉を紡ぎ。一人で眠るのが怖いだなんて何とも情け無い理由で相手を引き留める事は矢張り憚られるのだが、夢を見る恐怖も相まって誰かに側に居て欲しかった。相手にさり気無く選択肢を与えられた事でその言葉を素直に紡ぐ事が出来て。 )
498:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 14:00:40
勿論です。良かった、天気がいい分外は寒いだろうなって思ってたの。
( 喉の奥で出口を失った声は音として発せられるまでに確かに時間は要した、が。結果的に自意識過剰では無かった様だ。零れ落ちた言葉に大きく頭を縦に動かせば己もまた帰りたく無かったのだと言う事を暗に押し出しつつ再びリビングへと戻り。スターターで掛けたエンジンをOFFにしてスマートフォンだけをテーブルの上へ、鞄は其の足元に置き上のコートを脱いで椅子の背凭れへと掛ければ「私のルームウェアも此処に置いておこうかな」なんて冗談を含んだ戯言を紡いで。__時刻は夜中の2時になるかならないかと言う所。世間一般的には皆が眠っている時間帯にこうして起きて話をしている事が不思議で、何だが世界は此処だけの様な気持ちを覚える。夜中の空気に当てられているのだろう。「エバンズさんはちゃんとベッドで寝てね」と下手をしたらソファに座ったまま寝ると言い出しかねない相手に先手を打つ様に恐らく寝室があるであろう方向に視線を流して )
499:
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-27 16:04:05
( 相手が了承してくれた事に内心安堵しつつ、帰るのが億劫だったのだと添えられた言葉に幾分申し訳無さも薄れる。ルームウェアをこの部屋に、と冗談めかした相手の言葉には「色々持ち込まれて、お前の物で部屋が溢れそうだな。」と此方も冗談めいた返事をしつつ肩を竦めておき。恋人同士と言う訳でも無いのに相手を泊めるのもどうかとは思うのだが、今は自分を支えようと手を差し伸べてくれる相手に甘えさせて貰おう。と、無理に引き留めておきながら相手をソファで寝かせると言うのは気が引ける物、自分はベッドで眠ったとしても深く眠れる訳では無い。「__俺はどうせ途中で目を覚ます。お前がベッドを使ってくれ、明日に響いたら俺も申し訳が立たない。」と、自分はソファで構わないと言ってベッドを整えて来ると立ち上がり。 )
500:
ベル・ミラー [×]
2022-02-27 16:54:51
( この殺風景な部屋に自分の使う物が増え、其れが生活の一部として当たり前の様に色を放つ。お気に入りのマグカップや肌触りの良いルームウェア、真っ直ぐ仕事に向かう事が出来る様最低限のスーツ類、仕事に関するあれこれ。何だがとても魅力的な気持ちにはなるがその反面視界の端に映った女性物の腕時計と相手との空間に何も入れてはいけない様な、そんな不可思議な気持ちになるのもまた事実で。こうして冗談めいた言葉を投げ合っている今がきっと良い筈。__案の定相手はソファで眠ると言い出した。其れは駄目だと首を左右に振りそうになるも続けられた理由を聞き、これで自分が折れなければ相手は再び罪悪感を抱える結果になるかもしれない。“じゃあ、”と言い掛けて一度唇を閉じれば「わかった。遠慮無く使わせてもらいます。」“一緒に寝ればいい”の言葉は勿論続かない。同じ部屋で夜を明かすだけでも本来ならば今の関係上可笑しいというのに。立ち上がりベッドメイキングをして来ると言い残した相手の背中をぼんやりと見つめつつ、んー、と胸に巣食う名前の見いだせない感情に小さな疑問符を乗せた声を小さく小さく漏らして )
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