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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
4764:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-04 13:32:40
( 勝手に予定を決めるなと言いたい所だが、わざわざ飛行機に乗ってワシントンまで来させた借りもあるというもの。それに飛行機に乗らずとも約束をすれば直ぐに顔を合わせる事の出来る距離になったのだから。約束の時間にホテルの前に立っていれば見慣れた相手の車。夕食を食べるとは思って居なかったものの、助手席に乗り込めばシートベルトを締める。久しぶりな筈だったが、相手の車も、運転席に座る相手も、助手席から眺める景色も何も変わっていない。それが妙に安心出来るのだ。「_____そんなに腹は減ってない。」と、再会を喜ぶでもなくあくまで“普段通り”の言葉を。しかし車が動き出す前に、小さな紙袋を相手に渡す。「最後のワシントン土産だ。」中に入っているのは、以前相手が訪れた時にも買ったドライフルーツやナッツの入ったチョコレート。それだけ相手に押し付けると、おとなしく窓の外に視線を向けて。 )
4765:
ベル・ミラー [×]
2025-02-04 16:01:16
( 助手席に座る頭一つ分以上違う相手。背凭れを倒していない時は真っ直ぐに背筋が伸びていて高潔たる姿なのも、シートベルトを締める時の間横から見る顔付きの端正さも、見慣れていた筈の全てが無性に懐かしく思えて再び湧き上がる感情の波を誤魔化す様に小さな咳払いを一つ落とし。相変わらず食事に興味の無い相手は例えお腹が空いていたとしても後回しにするか、適当な物で腹を満たすだけだろう。久し振りの再会にも関わらず何処か素っ気なくすら聞こえるその“らしさ”に微笑み「お腹が減ってなくても食べたくなるものだよ。」と、何故か自慢げな言葉を返し出発しようとするのだが。__ふいに差し出された小振りの紙袋はその絵柄に見覚えがあった。中を覗き込めばこれまた見慣れた箱が入っていて、相手の言葉で記憶が一致する。こうして好みのチョコレートをお土産として買って来てくれると言う事は、少なからず相手の中に己の存在が居ると言う事ではと自負するのは都合が良すぎるだろうか。隣に視線を向けるも既に相手は窓の外に顔を向けていて、その表情を伺い見る事は叶わない。けれど心に灯った確かな喜びと幸せな気持ちを抱え「__ありがとう、エバンズさん。大切に食べるね。」と、素直なまでの感謝の言葉を送り緩む口元をそのままに車を走らせて。__相手は何処かのお店で夕飯を食べると思っただろうか、だとしたらそれは間違いだ。車を停めた先は自身の部屋のあるマンションで。「…着いたよ。」エンジンを切り共に降りるのだとばかりににこやかな笑みを送れば、相手の前を歩き先に部屋の鍵を解錠して )
4766:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-05 07:53:20
( 窓の外を流れる景色には緑が多く、ワシントンのように人通りこそ多くないものの安心出来る懐かしい風景だった。車が見覚えのある場所を走っていると気付いたのは、車が停まる少し前の事。案の定停車したのは相手のマンションの駐車場。「______お前の家で食べるのか?」と、想定外の場所での夕食について相手に尋ねたものの、促されると車を降り相手の後を歩いて部屋へと向かい。相手の部屋を訪れるのは久しぶりの事だったが、変わらぬ空気感に安堵したのも事実。レイクウッドを離れる前は、この部屋で相手と共にテーブルを囲み隣で眠った事が何度もあった。恐ろしい夢を見ても、苦しさに喘いでも、この場所なら安全だと思えたのだ。ソファに腰を下ろし見回した室内は、所々インテリアが変わっているくらいで大きな変化はない。その見慣れた、温かみのある部屋は心を落ち着けた。 )
4767:
ベル・ミラー [×]
2025-02-05 13:28:47
そうだよ。ポトフだったらお腹減ってなくても少しは食べられそうでしょ?
( その問い掛けで矢張りお店での夕飯が頭にあったのだと確信を得る。一度振り返り頷く事で肯定を示し。__1年半程前は比較的多いペースで此処を訪れていた相手。その多くは決して相手からの申し出では無く此方が今日の様に夕飯に誘ったり何の理由が無くとも“お泊まり”をしたいと言い仕方無さそうに“好きにしろ”と言われたからだ。基本的な家具の配置は変わっていないものの、調理器具として圧力鍋が増え、棚も増えた。ソファのクッションも古くなってしまった為新調してついでにカバーもお店で一目惚れした北欧雑貨に良く使われる様なポップな、それでいてゴチャゴチャしている訳では無い花柄模様を選んだのが数ヶ月前の事。__「何か__、」“飲む?”と言葉は続かなかった。ソファに腰を下ろす相手のその姿が余りに久々で、でも何故か不思議と遠い懐かしさは無くて、有り得ないのにまるで何時も当たり前に居た様な気さえする中。嗚呼、戻って来たんだ。そう確りと心に落ちた時、何を考えるよりも早く足は動いていた。相手の傍らまで歩み寄り、隣に腰掛ける様にして回した腕は背中へ。そのまま何か言葉にする事は無く肩口に額を押し付ける。__ふ、とエバンズは幸せになれるかと聞いた時のアダムス医師の“勿論”と言う即答の返事を思い出した。非常勤からの始まりは100%相手の望む形では無かったかもしれないが、それでも再び刑事として立つ事が出来るし、主治医が近くに居る此処に戻って来れた。此処からきっと、少しずつ、実感するのが難しい程小さな歩幅かもしれないが確実に進んで行ける筈だと。そしてそれはきっと“幸せ”に続くと信じたい。良かった、本当に良かった。言葉にする代わりに回した腕に僅かに力を込め、渦巻く様々な感情が溢れ返る事を防ぐ為にきつく双眸を閉じた時、瞳を濡らしていた涙が睫毛を湿らせたのがわかった )
4768:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-05 16:31:29
( 不意に相手が此方にやって来るのが見えて顔を向けた時には、相手に抱き竦められている状態だった。背中に回された腕はいつもより力強く、肩口に顔を押し付けられると暫し行き場を失い静止していた腕をやがて相手の背中へとそっと回して。上司という立場上“寂しい思いをさせた”というのは少し違うだろうが、何も説明せず一方的に距離を取ったのは確か。「______悪かった、」落とした謝罪の言葉は何に対するものか。多くを語らぬままレイクウッドを去る決断をした事に対してか、1年半前相手を危険に晒した事に対してか。「此処で、もう一度やり直す。」続けたのは自分自身の決意とも言えよう。ワシントンで崩れてしまった様々な均衡をもう一度整えて、刑事としてしっかり立っていられるように。非常勤からの復帰には不甲斐なさも感じるものの実際に今はそうせざるを得ないというのも自分で理解している。無理が効かない程に体調は思わしくないもので、戻って来て早々に迷惑をかける訳にはいかないという思うからも受け入れざるを得ない提案だった。「……本部では、何も上手くいかなかった。」溢れたのは胸のうちにずっと抱えていた思い。自分で希望して異動したはずが、功績を上げる事は愚か足を引っ張るばかりで、早く務めを果たさなければと思うのに身体がついていかずに焦りばかりが募りずっと苦しかったのだ。やるせない思いのまま相手の肩口に顔を埋めると深く息を吐く。けれど。レイクウッドに戻った以上“今度こそは”しっかりとやらなければならないと。 )
4769:
ベル・ミラー [×]
2025-02-05 19:40:57
( 鼻腔を擽る柔軟剤の香りは“良く知った物”では無い。きっとホテルのコインランドリーの柔軟剤の香りなのだろう。___何とも言葉に出来ぬ、それでも間違い無く悪い物では無い感情を落ち着けるのは何時だって相手の体温か。背中にそっと回された腕は酷く安心出来て、続けられた主語の無い謝罪に漸く顔を上げる。至近距離で見る相手の瞳は変わらず美しいと感じる碧で。「何も謝る事なんて無いよ。…でも、帰って来る時くらい一言あっても良かった筈。」先ずは首を軽く左右に振る事で謝罪に応え、続けて少しだけ文句を口にするのだが、裏腹に瞳に揺れる柔らかな色と、穏やかな声色で本気で怒ったり悲しんだりしている訳では無いと伝わるだろうか。__“もう一度やり直す”、それはとてつもなく大きな決意に聞こえた。一度全てを失い掛けた相手だからこそ、次こそはと感じるその重みが違う筈。けれどそれは表裏一体の危うさも孕んで居ると感じていた。だからこそ己の肩口に顔を埋めた相手の後頭部を優しく、優しく、何度も撫でながら、溢す様に落とされた思いに「__此処にはエバンズさんの力になりたいって思う人達が沢山居る。勿論私もその内の1人ね。…エバンズさんが抱えるものを一緒に持ちたいし、それを迷惑だなんて少しも思わない。…1人で全部抱えて無理をしたら、また上手くいかない事が出て来ちゃうかもしれない。だから、“もう一度やり直す”為のお手伝いをさせて。」静かに、諭す様に、相手は1人では無いのだとその心に届く様に言葉を連ねて。一度浅く息を吐き出した後、「……エバンズさん、」と呼び掛けて続けたのは「私が“あの事件”の関係者に傷付けられる事、怖い?」との言葉。そんな事態々聞かなくたってわかる問いながら、そこには余りに真剣な色が纏われていて )
4770:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-05 23:21:29
( レイクウッドに戻る事を伝えなかったのは、一重に後ろめたさのような物が拭いきれなかったからだ。レイクウッドに戻りたいという思いは確かにあったが、本部での役割も満足に果たさず、自分が望む仕事が出来る場所へ犯人が逮捕されたというだけで戻ることを決めた事は、自分の中で胸を張れる事ではなかった。けれど報告すべき事だったとは理解していて「……そうだな、」と頷くに留めて。相手は“やり直す”為にまた躍起になってしまう自分の性格をよく理解している。完璧を求めて、現実とのギャップに焦って無理をする、その負のスパイラルに陥りかねないことをよく知っているからこその言葉だと思えた。呼びかけに相手と視線を重ねれば、真っ直ぐに投げ掛けられた質問に少し言い淀む。「_______怖い、」やがてひと言だけ、嘘偽りのない肯定をすると「近くに居るからという理由だけで、必要のない悪意がお前に向くのは堪らなく怖い。」と、素直なまでの感情を紡いで。 )
4771:
ベル・ミラー [×]
2025-02-06 00:08:55
( 沢山の時間を掛けて相手が紡いだのは気持ちに素直な嘘偽りの無い肯定だった。その真っ直ぐな恐怖を聞き届けて浮かべた笑みと共に小さく頷いた瞳には“覚悟”が宿る。髪を梳く様に撫でる手は止めぬまま「__…ずっと考えてた。エバンズさんが“怖い”と思うその中に私が居るのなら、私自身でちゃんとその恐怖を無くしたいって。__私が言う“大丈夫”は、傷付いても構わないっていう独り善がりな覚悟だったよね。その言葉でエバンズさんが安心出来る筈なんて無かったのに、気が付けなかった。…余計に怖い思いしたね。」“ごめんね”と付け足し、静かに相手の後頭部から手を離す。それから「…此方見て、」と呼び掛け、顔を上げた相手と瞳が重なったのならば、優しく、穏やかに微笑んで見せて。「___エバンズさんが抱える恐怖を少しでも消す事が出来るなら、この先の捜査で一緒に組む事が無いように警視正に頼んでも構わない。」“あの事件”に関係する人が己を狙うとしたら、それの多くは相手と共に捜査をする姿を見て“バディ”だと判断するからだろう。聞き込みで、テレビで、どうしたって2人一緒に居る姿は世間に出てしまう。先ず自分が出来る目先の事はそれだと、真っ直ぐに告げた言葉には少しの揺らぎも無く )
4772:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-09 22:54:13
( 相手が大丈夫だと言う度に胸の奥が微かに騒めいたのは、其れが自己犠牲にも似た覚悟だと感じていたからだろう。けれど相手は、自分が恐怖を感じるのなら捜査を共にしない決断さえ辞さないと、あまりに真剣な表情で。けれど其れは、自分のエゴで相手の刑事としての成長を妨げる事になりかねないとも思うのだ。「…俺の個人的な感情で、お前の刑事としての仕事に影響を与えたくはない。______俺を安心させるためだけには、その言葉を使わないで欲しい。違和感や危険を感じるような事があれば、正直に話してくれ。嫌でも俺に世間の目が向くような時は、俺も距離を取るようにする。…それ以外は、お前の好きにして良い。」ソファに座ったまま、どう話すべきかと言葉を選びながら想いを言葉にする。危険は避けたいが相手の行動を制限するような事はしたくないと。 )
4773:
ベル・ミラー [×]
2025-02-09 23:21:28
( __何時かの日、怪我をした己を見た相手が恐怖を感じた時と似たような状況だと思っていた。捜査に出す事を躊躇いデスクワークを上に打診したのは相手なのだとクレアから聞いたあの日。相手の恐怖を取り除く為に暫くは捜査に出ず相手が望んだ通りの仕事をすると決めた時と同じ。けれど今回相手が言葉を選ぶ様にして紡いだのは過去の記憶とは少しだけ違うものだった。此方を見る碧眼を真っ直ぐに見詰め、時折小さく相槌を打つ。それから一度大きく頷いた後「……わかった。」と誓った約束は、この先相手の感情を守る為だけに捜査を別にすると言わない事、何かあった時は隠す事無くちゃんと報告する事。何が、どの行動が相手の心を守れるのかは相変わらずわからないが、嫌がられ無い内は相手の近くに居続けよう。__パッと表情を明るいものに変え相手から離れる様に立ち上がると「ポトフ作るね。やっと圧力鍋買ったから直ぐ出来るよ。」主張する様にキッチンに置かれている真新しい圧力鍋を一瞥してから料理に取り掛かり。__ただの鍋で作っていた時より半分の時間で出来上がったポトフは、優しい香りを引き連れた。柔らかく煮込まれた野菜と小振りのウインナーが黄金の汁の中に沈む。2人分の器に盛ってそれぞれの椅子の前にセットすれば、最後にミネラルウォーターを注いだグラスも置いて椅子に腰掛け。「エバンズさんの記憶にある味のままだったら良いな。」1年半以上振りに出したポトフ、最後に食べた時の味を食に興味の無い相手が覚えてるとは余り思えないがそう微笑んで )
4774:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-10 03:13:01
( かつて自分のエゴで、相手の成長の機会さえも奪わんとしてしまった事があった。自分の恐怖を取り除く為に相手を制限し犠牲にする事など、あって良いはずがなかったのに。_____本当は“大丈夫”な筈がない状況で、自分を安心させる為だけに無理やり紡がれる“大丈夫”の言葉は、結果として互いの不安に繋がってしまうからこそ使って欲しくない。相手を守る事、レイクウッドでの生活を守る事、それは自身を取り巻く特異な環境を思えば容易な事ではないかもしれないが、必ず成し遂げなければならない事だ。---相手が作るポトフ、それは記憶にあるよりもずっと早く、あっという間に食卓に並んだように思えたのだが其れは間違いではなかったらしい。食欲がない時でも暖かく食べやすい相手のポトフの味はよく覚えていた。スプーンを手に一口口に運ぶと「……美味いな、」と称賛の言葉を贈り。以前食べたものよりも柔らかく、くたっと煮られた其れはより味が染みて美味しく感じられた。「柔らかく煮込まれてる、」と付け足して。 )
4775:
ベル・ミラー [×]
2025-02-10 07:41:19
( 銀のスプーンで救われた野菜が湯気と共に相手の口に運ばれる様子に不躾ながら視線を外す事無く。数回の咀嚼の後に紡がれたのは素直なまでの称賛の言葉。“美味い”とたった一言でもこれ程迄に嬉しいだなんて。緩む口元を引き締める事もせずに「買って正解だった。おかわりもう少しあるから、食べたかったら言ってね。」少しの照れ隠しも含め己は圧力鍋への僅かな称賛を滲ませ、脂がじんわりと溶け出たスープを胃に落として。___向かい合い食事をする優しくて無性に懐かしく感じる時間が静かに過ぎる中、ふ、と思い出した様に口に運び掛けたスプーンを器に戻す。「そう言えば、」と前置きの後「此方での家ってどうなってるの?もう部屋の契約済んでる?」先程迎えに行った場所は署の近所にあるビジネスホテルだった為、今はまだそこに居るのだと思うが何時までも、と言う訳にはいかないだろう。ワシントンに行く前に住んでいた部屋が空きになっているかはわからないが、どうするのかと )
4776:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-10 14:23:46
( あまり量は食べられないと思っていたのだが、やはり相手の作るポトフは食べ易いからだろうか、もう少し食べたいと思えば皿に半分ほどの量を追加でよそって。其れをゆっくり口に運びつつ、不意に相手から問いを投げ掛けられれば顔を上げて。「…内見する暇が無かったから、契約は未だしてない。前の家は既に住人が居るらしい。一旦あそこのホテルに連泊して、少し落ち着いたら週末にでも不動産屋に行こうと思ってる。」部屋探しの状況を伝えつつも、不動産屋に幾つか見繕ってもらうつもりで居る為か、然程真剣にネット上で部屋を探している訳でもないようで。 )
4777:
ベル・ミラー [×]
2025-02-10 16:32:09
( 再び湯気の立つポトフが相手の器に盛られたのを見て口角は持ち上がる。お腹は減っていないと言っていたがこれだけ食べて貰えたら感無量だ。だらしなく緩んだ口元を頭を下に向けスプーンを運ぶ事で自然と隠し。___矢張りワシントンに居る間にある程度の目星を付け契約まで…は進んでいなかった様だ。加えて以前住んでいた部屋は既に埋まっていて一からの状態で仕事と並行しながら探すとなれば、幾ら不動産屋を間に入れるとしたって手間だろう。「だったら、部屋が見付かるまでの間一緒に住むのは?それなら変に急いで探さなくて済むだろうし。」ぽっと出の思い付きではあるが、まるでとてつもなく良い提案だとばかりに、そうして少しの躊躇いも無く極自然に言い放ち、軽く立てた人差し指で床を指しつつ“此処で”と付け加えて )
4778:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-10 19:41:43
( 相手の提案に意表を突かれ、相手を見つめたまま数度瞬く。宿代は浮く事になるだろうが、それ以前に部下の女性の部屋に居候するというのは如何なものか。深く考えれば、一晩泊まったりこうして家で夕食を共にしたりすること自体が“上司と部下”という関係性からは既に逸脱しているのだが。仮に自分が本部の刑事という肩書きであれば、まだ泊めて貰うという事のハードルは下がるだろうが、同じ職場で_______そんな事を頭の中で考え、言葉を紡ぐ事なく相手を見つめる事数秒。「それは……色々不味いんじゃないか、」と、なんとも曖昧な返事をする。そもそも数分前には捜査を一緒にしなくても構わないとまで言っていたのに、今度は泊まれば良いと、何の躊躇もなく床を指差されると此方が戸惑うではないか。「ビジネスホテルでも不便はしない。」と答えて。 )
4779:
ベル・ミラー [×]
2025-02-10 21:38:29
( 意表を突かれた様な、驚愕を纏った様な、滅多に見る事の出来ない表情。あ、懐かしい顔。だなんて呑気に考えながら暫し言葉を紡ぐ事が出来ず見詰めて来る相手を同じく見詰め返し。時間にしたら凡そ数秒程だったかもしれない、漸く口を開いた相手は何とも歯切れの悪い曖昧な返事を寄越した。それに緩く首を傾け「もう何度も“お泊まり”してるんだから今更でしょ?それにほら、現在進行形で手料理も食べてる。」“不味い”だなんて欠片も思わないものの、相手が不味いと感じているだろう数々は既に過去に何度もあったと、それを象徴する単語を態々紡ぎ、一度相手の目前にあるポトフに視線流しつつ、相変わらずの躊躇いの無さで答え。「不便はないかもしれないけど、此処でだったら2人で持ち帰った仕事ゆっくり出来るよ?ホテル代も浮くし。…エバンズさんが1人になりたい時はそっちの部屋に閉じ篭れば良い。__駄目?」確かに相手の言う通りホテルに不便はしないだろう。ルームサービスを頼めばご飯は食べられるし、部屋の掃除もついて来る。けれど“此処”ならではのメリットもある筈だ。敢えて仕事の話も交え、相手のプライベートを守る話も付け足す。そうやって最後、あくまでも此方の望みの様に控え目に相手の表情を伺う聞き方は少し狡いだろうか )
4780:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-10 22:16:39
( 相手の言う通りである事は間違いない。“手料理”と言われて指し示された手元の皿に、釣られるように視線を落とすと言い逃れの出来ない状況に言葉に詰まる。今更“不味い”なんて言った所で、これ迄の“実績”があるのは否定しようのない事実だ。本来居候させてくれと頼む側は此方のような気がするが、相手は此方の様子を窺うように首を傾げた。「泊めて貰えるのは助かるが……、」と歯切れの悪い返事をしつつ、数日なら構わないだろうかとも思う。家が決まるまでの間だけ。誰に問い詰められ言い訳をする訳でもないのに、そんな免罪符を探して自分を納得させようと。 )
4781:
ベル・ミラー [×]
2025-02-10 22:52:35
( 本当に駄目な時、嫌な時、相手はこんな風に曖昧で歯切れの悪い言い方はしない。“助かる”とまで口にしたのに最後の最後を越えられずまるで何かを探す様な酷く彷徨う様子は、長く長く絡みついた相手自身の性格の一部だろう。「__ずっとじゃない、エバンズさんの納得する家が見付かるまで。」今一度部屋の契約が完了するまでの期間限定の共同生活なのだと言う事を強調し、相手の心にある躊躇いを払拭する布石になればと。それからもう一押し。「…数日間だけでも構わないから、エバンズさんと一緒にご飯を食べて、一緒に眠りたいな。朝起きた時に“おはよう”って言いたい。」と。これは相手を納得させる為だけでは無く100%自分自身の願いだ。上司と部下、確かにそうではあるし傍から見れば行き過ぎではあるだろうが近くに居たかった。「…困らせてる?」再び相手の様子を伺う様に、けれど小さくはにかんで見せて )
4782:
アルバート・エバンズ [×]
2025-02-11 00:03:39
( 相手が紡いだ要望と続いた問い掛けには「_____困らせてはいるな、」と否定する事なくひと言。けれど、家が決まるまでの間だけ。自分にとっても悪い話ではなく断る理由はない。「…家が決まるまで、泊めてくれ。」暫しの沈黙の後にそう答えて。レイクウッドに戻ったばかりで、未だ色々な不安は付き纏う。1年半前とは状況が変わっている事も多いだろうが、この場所が安心できる場所である事は確かなのだ。以前に増して夜中に目を覚ます事が増えている為、出来れば寝る場所は別々が良いのだが相手は許さないだろうか。「…ソファで寝ても良いか、」と、控えめに尋ねて。 )
4783:
ベル・ミラー [×]
2025-02-11 00:37:14
( 今度は“そんな事は無い”などと言う曖昧な返事では無く否定の無い言葉が返って来た。こう言う時の返事は早いと何故だか無性に可笑しく感じられて思わず小さく笑うのだが、その後直ぐに“期間限定の共同生活”が決まれば「なるべくゆっくり探してね。」と、少しでも共に生活する時間を長引かせる為の要望をちゃっかり告げ。「明日にでもホテルに置いてある物持って来なきゃ。」そうと決まれば行動は早い方が良い。ホテルのお金を払っている以上今日は帰って一夜を過ごさねばならないだろうが、明日からは戻る必要が無い。「足りない物は後で買えば__、」すっかり冷めてしまった残り僅かのポトフを口に運びつつ、まるで気持ちだけが先走る様に饒舌に紡いだ言葉が途中で途切れたのは、相手の落とした控え目な要望を拾ったから。___良いわけが無い。スプーンを片手に目前の相手を見詰める。何故相手がソファで寝るのを望むのか、それがわからない程浅い付き合いをしてはいないし、控え目な言葉には確かに絆され望むならと頷きたくもなるのだが。「…駄目。」返したのは拒否。「エバンズさんが本当にソファで寝たい気分の時は良いよ。でも、夜中に私を起こす事を危惧しての要望だったら駄目。」と、次は拒否の理由も確り付け加え、真剣な、けれど何処か穏やかで諭す様な口調で以てそう答えて )
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