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１対１のなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
441：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-23 12:55:57
（／ 確かにクレアはベルの良きお姉ちゃん的存在になるかもしれないですね！最初はもう少しあざとい系にしようかと思ったのですが、それだとそもそもエバンズと仲良くならなそうだなと思い路線変更して今に至ります。最上級の褒め言葉…！ありがとうございます、ベルとエバンズの両方が本当に物語の中に生きている様でいつもとても楽しませて頂いております。
エバンズが不安定になる要素は、重い過去を背負っている事もあり割と色々ありそうなので2つ一気に入れてしまっても良いかもしれないですね。事件に関しては女性被害者の物が続いたので、恋愛の怨恨系で容疑者が女性だと新鮮で良いかなと思いつつ、いつも通り女性被害者の事件になるかもしれませんが何か使えそうなネタをピックアップしてみますね！少々お待ち下さい。 ）
442：
ベル・ミラー [×]
2022-02-23 18:20:14
( ／ そうだったんですね！慈愛に満ちた大人な女性の今のクレアさんの方が確かに信頼もされそうです…！互いに楽しめているという事が本当に何より嬉しいです！！
そうですね、では二つとも盛り込みましょう。毎度毎度エバンズさんには可哀想ですが…。あ、いいですね！初の女性被疑者！恋愛が絡んでいるとなるとそれもまた初で新鮮です。探しているうちに何か別の良さそうな事件がありましたらそちらでも全く問題ありませんので毎度主様に頼ってしまい恐縮ですがよろしくお願い致します…！ )
443：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-23 19:21:38
（／ お待たせ致しました。これにしよう！と言う事件を決めたので、現段階での事件概要等をノートに纏めておきました。女性被疑者は言い出しておきながら調度良い物が直ぐに見つからず一旦保留にさせて頂きましたが、特殊な物にしてみたので新鮮味はあるかと思います…！通報を受けて駆け付けた警官からの要請を受けて直後にFBIが現場に派遣されると言う流れで、夜の署に残って居て捜査経験も豊富なエバンズミラーペアに対応が任されると言う入りが良いかと思います。現場の状況確認と、被害女性のケア兼事件発生当時についての聞き込みが当日中に出来れば…！エバンズに関してはこの時点で過去の事件が起きた日まで1週間を切っていて気持ち的には普段より落ちている状況、日毎に事件から間も無く11年と言った報道を目にする事も増え捜査も上手く解決に向かわず、状況が悪化して行く様なイメージです。 ）
444：
ベル・ミラー [×]
2022-02-23 20:01:50
( 解決した強盗未遂事件の資料を纏めるべくパソコンの画面と睨めっこしていたのがつい先刻。急遽入って来た警官からの要請を受けて相手と共に現場となる【オリビア・スミス】の家へ。＿＿警官の話の通り寝室には血だらけで倒れた男性の遺体があり、傍らには男に襲われた被害者女性、オリビアの姿が。「ご無事で何よりです」一先ず寝室の状況の確認をする為にその場に居ては困ると相手に目配せをし震えるオリビアの背に片手を添えてリビングへと促し、彼女がソファへと腰掛けたタイミングでその隣に座った息子、マイケルの頭を優しく撫で「偉かったね。よく頑張った。」と、年端も行かない子供が夜に急に入って来た不審者と襲われる母親を見て気丈にも警察へと連絡をした事に最大級の敬意を払い緑の瞳を細め何度も褒め言葉を口にして。＿＿オリビアが落ち着きを取り戻した頃、「思い出せる範囲で構いません、何があったか聞かせて貰えますか？」と至極穏やかな声色を心掛けつつ胸ポケットから手帳とボールペンを取り出して )
( ／ ノートへの詳細な内容ありがとうございます！どんな事件でどんな解決を迎えるのか、特殊という事もありとても楽しみです…！そして当日の進めと現段階のエバンズさんの調子について了解致しました。事件の内容とは別にエバンズさんの具合の方もどう絡むのか、気になる所ですがゆっくりと物語を紡いでいけたらと思います。一先ずお先にレスをさせてもらいましたので改めてよろしくお願い致します！ )
445：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-23 20:57:03
（ 夜に入った急な要請に対応する為、上から指示を受け相手と共に一軒の民家へと向かう。鑑識も到着し現場には規制線が張られ室内の実況見分が始まると、何かあれば報告する様伝えて。寝室に倒れた男の遺体、其処から少し離れた場所にしゃがみ込んでいた女性を相手が遺体が見えない場所にあるソファに座らせ、当時の状況について尋ねる相手の隣に向かい。---被害女性、オリビアの証言はこうだ。『夜7時ごろ、お風呂の準備をしていた時に突然背後から首を絞められ意識を失った。目を覚ました時には両手を縛られていたが、時間はそれほど経って居なかった。普段掛けている眼鏡が無く周りがよく見えなかったが、2階に居る息子を守らなければと思い、護身用の銃が保管してある寝室に向かった。 そこで追いかけてきた強盗に髪や足を引っ張られ、必死で抵抗しながら銃を発砲。それを見た2人目の強盗犯は逃げて行った__』---オリビアの動きを制限する狙いか眼鏡は割られた状態でリビングに落ちていて、警察が到着してから自分が撃ち殺してしまったのが友人エマの息子だと気付き、酷くショックを受けていて居るようだった。「…と言う事は、逃げた犯人の顔は見て居ないんですね。」と尋ねると、憔悴しきった様子ながらオリビアは言葉少なに頷いて。 ）
（／ 先レスありがとうございます！今回もまたよろしくお願い致します。 ）
446：
ベル・ミラー [×]
2022-02-23 21:58:02
( 共犯者は死亡、オリビアもマイケルももう一人の逃げた犯人の顔を見て居ないとなれば鑑識による手掛かりの発見と周囲への聞き込みから順に進めていかなければならない。死者こそは出たが被害者は命を取られる事が無く、幼い子供も母親を失わずに済んだ事は喜ばしい事なのかもしれない。しかしながら正当防衛とは言え友人の息子を射殺してしまったと言う事はオリビアにとって酷く大きな傷となって残るだろう。＿顔を見られたく無いという理由で眼鏡が壊されたのならば、もしかしたら逃げた犯人もオリビアと顔見知りの可能性もある。供述の全てを手帳へと記してそれを閉じ再びポケットへと戻せば「考えたくは無いけど、逃げた犯人がエマの可能性もあると思う。」オリビアには聞こえぬ様、現段階ではなんの証拠も確証も無いあくまでも可能性の話をこっそりと相手に耳打ちし、続けてオリビアへと向き直れば「何故狙われたのか、心当たりはありませんか？例えば…ほんの些細な揉め事とかでも。」目線の高さを合わせるように目前にしゃがみ込み、思い当たる節が何か少しでも無いものかと問うて )
447：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-23 22:26:40
（ マイクと2人で犯行に及んだ事を見れば確かに可能性として考えられ無くは無いのだが、一見スミス家と仲の良いハミルトン親子が、オリビアを襲う動機となり得る様な恨みを何か抱いて居たのだろうかと考え込む。オリビアも今は自分が狙われる理由について考え至る事が出来ない様で小さく首を振り、ちょうど其のタイミングで救急車が到着し、病院に連れて行く為隊員が歩み寄って。時を同じくして鑑識に声を掛けられ外に出ると、家の前に停まっていた車がマイクの物だったと告げられる。車内には一冊のノートが残されていて、其れはどうやらマイクの日記の様だった。3週間程度の出来事が1ページに付き1日書かれて居て、まだ白い所の多い何の変哲も無いノート。しかし最後のページには“オリビアの元夫・トーマスから、息子の両親を殺害する様に命じられた”と書かれて居て思わず眉を顰める。此れが事実だとして、トーマスとマイクの接点が現時点では分からない。「ミラー。」と家から出て来た相手に声を掛け車の方へと呼び寄せるとノートを見せる。「…数年前に離婚した元夫のトーマスについては調べる必要があるな。明日少し落ち着いたらオリビアにももう一度、元夫についても話を聞いてみてくれ。」同時に、このノートの存在を被害者含め周囲に漏らせば、何らかの形で証拠隠滅が行われたり、証拠品に誘導されてトーマス以外の怪しい人物に関する情報が出なくなってしまう可能性があると懸念して「このノートの存在は誰にも漏らすな。良いな。」と相手と鑑識とに告げ証拠品として署に持ち帰る事とし。出張に出ているオリビアの夫やマイクの母、エマにも話を聞く必要があると考えを巡らせて。 ）
448：
ベル・ミラー [×]
2022-02-23 23:10:44
( オリビアを乗せた救急車が病院へ向かう後ろ姿を見やり深く溜息を吐き出したタイミングで証拠品となり得る日記帳がマイクの車内から出て来れば、その中に書かれている内容に再び頭を抱える事となる。これが本当だとして、マイケルの現両親を殺害する理由として最も考えられる動機は親権問題。けれども腑に落ちない点もある。「＿＿マイクとトーマスが仮に幾ら仲良しだったとしても、普通殺人を代わりに請け負ったりするかな。保険金が入って来る訳でも無いし、マイクにとって特別得になる様な事なんて無い筈なのに。」日記の文字に視線を落としたまま不可解だと首を捻るも、これはこの先の捜査できっと道が繋がる筈だ。日記帳が閉じられた事で頭を持ち上げ視線を相手へと向け直せば一つ頷き「明日面会時間直ぐに行って来る。午後からはエマの所にも話聞きに行ってくるから、何かわかったら直ぐに電話します。」日記帳については鑑識と共に他言しない事を約束し。＿＿多くの警察車両が停まり、何事かと騒めく野次馬達の間を縫って相手と共にこの場を後にすればそのまま一度署へと戻る為に車を走らせて )
449：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-23 23:30:04
（ 自らの人生を破滅させるかもしれない危険を知りながら殺人を請け負う理由として考えられるのは2つ。絶対に表沙汰にしたく無い秘密を握られて居るか、大金が絡んでいるかだ。「…トーマスからマイクに金を払ってる可能性もある。念の為マイクの口座の履歴を開示する様銀行に申請しておく。」と告げて。自分に何かあった時の為に真実を書き留めたのか、或いは疑いの目を別人に向ける為の工作か。真実は未だ分からないが、大きな証拠である事に間違いは無く。相手の明日の動きについて頷くと、自分も夫のダンへの聴取や、通話履歴、口座の入出金履歴と言った情報の開示請求等やる事は大量にあると溜め息を吐き。---署に戻ったのは23時を過ぎた頃、現状の報告を上に上げてデスクに戻ると間もなく日付を跨ぐ時間帯で、また残業続きの日が続きそうだと再び溜め息を。早い所決定的な証拠を掴んで、1週間以内に事件を解決に導きたいと考えつつ証拠品として押収したノートの初めのページから目を通し始め。 ）
450：
ベル・ミラー [×]
2022-02-24 00:04:12
( 夜遅く、夜中と言っても間違いではない時間帯に署を出れば家に着き何だかんだと朝はあっという間。＿＿一度署に顔を出し今日行うべき事を一通り纏めて再び署を後にすればオリビアが入院している市内の病院へと車を走らせて。病室の前に立つ警察官二名に挨拶をし扉を開ける。頭の方が持ち上がった真っ白のベッドの上のオリビアと視線が合えば彼女は一晩寝て僅かながらにも落ち着きを取り戻したのか、窶れた顔付きながらにも小さくはにかみ頭を下げ、息子のマイケルにはこの事件で大きな傷を植え付けたくは無い為どうか聴取をしないでくれと訴えてきた。＿＿話を聞けば聞く程トーマスへの怪しさは募るばかり。心身共にまだ衰弱の残る彼女への長い聴取は控えてくれと医師に言われお礼の言葉を残して病院を出れば相手へとスピーカーにした電話を掛けて車を走らせ。「お疲れ様です。オリビアの聴取結果だけど、マイケルとトーマスは定期的に会ってたみたいで、その中でマイケルから“トーマスに虐待された”って聞いたらしい。＿＿親権問題で裁判も起こされたって言ってたからあの日記帳の内容はあながち嘘じゃないのかも。離婚の原因もトーマスの暴力によるものだって。」疲れ果てた様にぽつり、ぽつり、と話してくれたオリビアの言葉を相手に伝えては最後に「それとね、心に残る傷を考慮してマイケルへの聴取はやめて欲しいってオリビアが」と病室で交わした約束事も付け加えて )
451：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-24 00:42:06
（ 翌日、朝から取り掛かった複雑な申請の必要な開示請求を2件済ませた頃には既に昼を回って居て、溶ける様に時間が過ぎて行くと感じつつ一度席を立ってコーヒーを淹れる。マグカップを手にデスクに戻り再びパソコンに向き合うと、相手からの着信を受けて報告を聞きながら考えを巡らせて。「…トーマスはかなり怪しいな。少し離れた所に住んで居る様だから、アリバイを作る為に殺害を依頼した可能性もある。明日にでもアリバイ確認と聴取をした方が良い。」オリビアから頼まれたと相手の告げた言葉にも、仕方が無いだろうと頷いて。「マイケルは部屋に居て犯人の顔は見て居ないと言って居た。…親が心配する気持ちも分かる、これ以上は無理に聴取する必要は無いだろう。」息子のマイケルへの聴取はしない事に同意すると、自分も午後は一度オリビアの夫ダンに会って来ると伝えて。「ダンは出張中だったとは言え、家から車で2時間位の場所でそう遠い訳じゃ無い。商談をして居たらしいが、念の為アリバイやオリビアとの関係について聞いてくる。」また有力な情報があれば連絡する様告げてから電話を切り。 ）
452：
ベル・ミラー [×]
2022-02-24 07:37:07
( 電話が切れたのとエマの自宅に着いたのはほぼ同時刻だった。扉を叩き警察手帳を見せれば家の中へと入れてくれたが、その顔は理由は違えどオリビア同様酷く窶れ憔悴しきったものだった。＿＿『息子がそんな事をする筈が無い。会社を辞めた息子をスミス夫妻が雇ってくれて、凄く喜び感謝していた。』そう言って涙を流すエマは事件当日夫と夕食を共にしていたと。確かにマイクはダンの会社で経理を手伝っていて、エマもまたダンの会社の従業員だった。少しずつ少しずつ接点が明るみになっていくにつれ大きな恩があった事もまた確実なものになっていれば矢張り一番怪しく感じてしまうのはオリビアの元夫のトーマスで。＿＿エマの家を後にして署に戻った頃には夕方を迎えるかどうかの時刻。途中コンビニに寄って買ったレタスたっぷりのサンドイッチを遅めの昼食として食べ終え何となしに見たスマートフォンにはニュース情報が。“全米を震撼させた幼稚園の立て篭り事件”それがもう直ぐ11年目を迎えると。後一週間しか無いではないか。相手も間違い無くこの事を知っている…知らない筈が無いのだから様々な焦りと不調が重なる事をは間違い無いだろう。急がなければ、と一つ息を吐き出してダンへの聴取から帰って来た相手の元へと向かい「お疲れ様です。エマの聴取結果なんだけど＿＿」と、情報の共有をして )
453：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-24 09:59:19
（ 午後になって事件現場となった家へと向かい、リビングでダンと対面して話を聞く。自分が家を空けている間に事件が起きた事、更に妻を襲ったのが家族ぐるみで付き合いのあるマイクだったと言う事に気落ちした様子だったが、受け答えははっきりしていて。午後6時まで商談をしていてホテルの部屋に戻り、7時半から取引先と食事に出掛けたと言う。そのスケジュールでは合間に自宅に戻る事は不可能で、証人も居る為アリバイは成立する事になる。オリビアの現夫のダンは被疑者では無いと断定し、マイクについて尋ねたが『勤勉で穏やかな性格の青年だった。会社を手伝ってくれて居て、この働きであれば正式に写真として登用する話も出て喜んでくれて居たので、こんな事件に関与して居てショックだ。裏切られた気分だ。』と話して。---署に戻る途中に立ち寄った店に置かれて居た新聞に“アナンデール幼稚園”と言う文字を見つけて思わず目を背けた。世間がまた警察を罵り、遺族達の怒りの声や被害者のついての情報が飛び交うのだろう。無理矢理記憶を掘り起こされる様で気分は重たく沈む。---相手からエマの話を聞き頷くと「夫のダンにはアリバイがあった。マイクは勤勉で穏やかな性格だと言って居たから、そこは母親の証言とも合うな。そうなれば、矢張りトーマスに支持されて動いて居た可能性が高い。トーマスの現在の住所や仕事など、情報を集めておいてくれ。」と指示し。 ）
454：
ベル・ミラー [×]
2022-02-24 16:15:25
( ダンに確実なるアリバイがある以上容疑者からは外れ、そうなると益々疑わしいのはトーマスという事になる。トーマスとマイクとの間にある接点は未だ謎のままだが何かしらの弱味を握られているか、はたまた大金が動いているか。何方にせよ自らの手は汚さないという卑劣極まりないやり方には憤りを感じる。相手の言葉に頭を縦に動かしては胸ポケットから手帳を取り出して開いてみせ。「今の所わかってるのはさっき共有した事と、…医者だって事。隣町で開業したらしい。＿＿エバンズさん、医者であるトーマスがわざわざ大金を払って一般人のマイクに殺人を依頼するのかな。それなら殺し屋でも雇った方がよっぽど成功率も高い筈なのに。やっぱり何らかの弱味を握られてるって考える方が自然なのかもしれない。」何時の間にか収集してきたトーマスの職と移住地を先ずは伝え、続けて“医者”という肩書きを掲げながら一般人を利用するのはお金に関わる理由では無いのかもしれないと頭を悩ませて。「明日お昼の時間使ってトーマスの所に行って来る。エバンズさんも一緒に来て欲しいなって思うんだけど、」暗に相手の明日の予定を聞く。一人にしたくないという気持ちがふつ、と湧いたのはあのニュースを見てしまったからか )
455：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-24 17:50:18
（ 相手の言う通り、ただスミス夫妻と関わりがあると言うだけで素人のマイクに殺しを依頼するのはリスクが高い様にも思える。高い金を払うのなら尚更、失敗の可能性が低いプロに頼むと言う選択肢が浮上して来るのではと言う相手の読みは納得出来る物。「…確かにな。口座の情報開示にはもう少し時間が掛かる、先ずはトーマスとマイクの関わりを特定するのが急務だ。殺しを依頼したのなら、自分は揺るぎ無いアリバイを作っている可能性も高い。話し方や態度にも注意する必要があるな。」と告げて。トーマスの聴取に同行して欲しいと言う頼みには、予定を軽く確認してから頷く。自分を案じての提案だとは気付かなかったものの、此の時点でかなり怪しい被疑者を相手にした聴取に一人で臨むのは相手も心細いだろう。申請は終わらせて居るし昼の時間署を離れる事は問題無く。「最重要容疑者だ、俺も同行する。」と了承し。 ）
456：
ベル・ミラー [×]
2022-02-24 18:34:37
( 口座情報が開示されればトーマスとマイクの利害関係の一部も明るみになるというものなのだが、それにまだ時間が掛かる以上やれるべき事をやっておかなければならない。＿＿翌日。午前中はオリビアの自宅付近で聞き込みをするも特別有力な手掛かりを持って帰る事は出来ず、矢張りトーマスへの聴取が最も有効だと言わざるを得ない状況での昼。軽く食べれるサンドイッチを二つ買い相手と共に車に乗り込めば事前にアポイントメントを取り付けたトーマスの病院へと向かい。「お時間作って頂きありがとうございます」深々と頭を下げて促されるままに応接室の革張りのソファへと腰掛ける。直接手を下していない以上アリバイ等何とでも作れてしまう中、少しの嘘や異変も見逃さぬよう少しばかり緊張した面持ちで手帳を開き「マイク・ハミルトンさんをご存知ですか？」と先ずは当たり障りの無い質問から徐々に切り崩していく事にして )
457：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-24 19:31:35
（ 昼の休診時間を使って聴取に応じたトーマスは、身なりも上質で品があり経済的に安定した働き盛りの医師と言った印象の男性だった。彼は相手の問いに頷くと『えぇ、知っています。直接話した事はありませんが…息子のマイクが、面会の時に時々彼の話をしたので。ご近所さんで、仕事から帰る前にたまに遊んでくれると。』と答えた。しかしその返答は、殺人を依頼するにしてはあまりに親密さに欠ける関係で思わず怪訝な表情を浮かべて。「…直接話した事は無い？息子さんから話を聞いたと言う事は、マイクは貴方の事を知らないと言う事ですか？」と口を挟むと「息子が話していれば私の存在くらいは知っているかもしれませんが、お互い同じ様なものです。元妻のご近所さんとも親しいのも可笑しいでしょう』と。此方に証拠があると知らず、知り合いですら無いと逃げ切るつもりなのだろうか。通話履歴や口座情報が開示された時に問い詰めれば良いと、今はそれ以上深掘りする事無く答えた内容を手帳にメモして。 ）
458：
ベル・ミラー [×]
2022-02-24 20:24:02
( マイクの証言は嘘を付いている様には思えず、“知り合いですら無い”だなんて後から証拠品諸々が出て来てしまえば直ぐに嘘だとわかってしまう嘘を医師になる程の頭の良さを持つ人が言うだろうか。此処に来てマイケルに話を聞きたい所だがそれは被害者との約束を破ってしまう事になる。「＿＿マイケルの親権を取り戻す為に裁判を起こしたという話も出てるんですが、それについて話を聞かせてもらえますか？」相手がマイクとの関わりについて深入りをせずに話を終わらせた事で、この内容自体は今直ぐどうこうはしないのだろうと判断すれば続いて元家族間の問題について問いつつ、「マイケルと定期的に面会していた時に何か…変わった事や彼が何か言ったとか。気になる事があれば其方も教えて下さい。」この限られた休診時間に聞ける事は全て聞いておこうと。それは様々な理由を含んだ早期解決を目指してのものであり、ボールペンを握る指にも僅かに力が込められて )
459：
アルバート・エバンズ [×]
2022-02-24 20:47:08
（ トーマスは裁判を起こした事についても否定せず、その理由を語る。『確かに裁判を起こしました。妻との関係修復は不可能だと分かって居ましたが、息子とは一緒に暮らしたかったので。』オリビアとの関係は冷め切って居たものの、息子との関係は良好で定期的な面会だけでは無く一緒に暮らしたいと思う様になったのだと彼は話した。『マイケルに変わった所はありませんでした、いつもの様に話をして…この前は釣りにも行きました。』とごく普通の返答をするばかり。「__貴方が息子さんに暴力を振るったと言う話を聞いたのですが。」と口を開いて斬り込むと、彼の反応を注意深く観察する。『…オリビアが言ったんですか。誤解です、マイケルに暴力を振るうなんて。そんな事していない。』とトーマスは表情を険しくして暴行の件を否定し。 ）
460：
ベル・ミラー [×]
2022-02-24 21:23:24
＿＿では、オリビアが嘘を？何の為に、
( 相手の追求にも勿論の事否定の言葉を口にしたトーマスは矢張り嘘をついている様には見えず、だがオリビアが嘘を吐く理由が浮かばない。「…マイケルに確認をとっても構いませんか？」少しだけ何かを考える間を空けた後に緑の虹彩を真っ直ぐにトーマスへと向ければ、普段はこんな風に脅し紛いな揺さぶりはしないもののその反応を伺い。＿＿1時間はあっという間に過ぎ去るもの。壁に掛けられた時計の針が一定のリズムを刻む中で残された休診時間は後10分程に迫っていた。1時間もあったのにこれと言った証拠は勿論、トーマスを怪しむ事が出来るだけの有力な話も聞く事が出来ずにやり切れない気持ちが生まれる。ふつふつと湧く焦燥感を悟られる訳にはいかないとわかってはいるものの、上手く進まない捜査ともう一つの気がかり…近付く事件11年目に相手だけでは無く思いの外自分自身も心が傾いていたのだと気付く事となり )
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