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白む空に燻る紫煙 ---〆/4211


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自分のトピックを作る
21: ベル・ミラー [×]
2022-01-20 13:40:08




そりゃあまぁ。ワシントンと違って平和**してるのかもねぇ。
( 表情、声色、纏う空気、その何を取っても不機嫌極まりない様子が見て取れるが了承してしまったのならば己とてやるべき事をやるだけ。後は任せたとばかりの合図で出て行った上官の背中に軽く会釈をした後、再び目前に座る相手に体ごと向き直れば先ずは“人手不足”についての肯定を。その口調は先程までの敬語ではない崩れたものだが果たして相手の気に障ってしまうだろうか。何はともあれ初の殺人事件、気合いの入り方も違う。端を揃えた書類数枚を一枚一枚机へと並べ、その内の一枚、亡くなった女性のプロフィールが載る紙に視線向けては「何でこんな若い子がこんな場所で__取り敢えず先輩!現場に行こう!」ぽつりと呟いたしおらしさは次の瞬間無かった事に。椅子を揺らす勢いで以て立ち上がると急かすように書類を纏め直して )





22: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-20 15:47:25

 



お前に言われなくても分かってる。…エバンズだ、行くぞ。
( 上官がいなくなり2人になった途端に崩れる相手の口調に深々溜め息を吐く、経験も何も無い平和惚けしたこの若い刑事に早々なめられているのかと苦々しげな表情を浮かべ。経験のない相手に指図されるまでもないと切り捨て立ち上がり、まだ名乗っていなかったとラストネームだけ簡素に伝えると資料を纏めて会議室を出て。案の定相手の自己紹介もしっかり聞いていなかったようで、廊下を歩きながら再度名前の確認をするがここまで友好的な態度は皆無。一度デスクに寄ると周りの署員からの視線を感じつつ、コートだけ掴み相手の準備を待つ事なく足速に階段を降りると外に停められた車の運転席に乗り込み。 )




 

23: ベル・ミラー [×]
2022-01-20 18:41:17




__えぇっ!?ちょ、っと!待って!
( 廊下を歩むその足取りは身長や歩幅から何もかもが違って、自然と離れる距離を置いてかれまいと懸命に追う姿は宛ら小動物。モタモタしていては置いていかれてしまう事をこの数分のやり取りの中でヒシヒシと感じていれば、自身のデスクの横に置いてあった紺色の鞄と椅子に掛けていた灰色のコートだけを荒々しく引っ付かみ、手にしていた資料を強引に鞄へと押し込みながら外へと出て。大きく頼もしくも見える背中が一つの車の運転席へと消えたのを確認するや否や、「お願いしまーす」と軽い口調で助手席の扉を開けシートベルトを閉め。「帰りは私が運転でもいいよ。大丈夫、ちゃーんと安全運転だから。」準備万端とばかりに頷いては相変わらずの軽口を続けて )


( / 居なくなった背後がすぐにすみません…!!もういろいろ読み返してるうちに呼び方の間違いだとかいろんな事に気が付き…!いても立ってもいられなく…。初っ端から本当にすみません!! )





24: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-20 20:44:29

 



そりゃあ何よりだ。俺が運転するのは今回限りで良さそうだな。
( 相手が助手席に乗ったのを確認するとエンジンを掛け車を発進させ。帰りは運転でも構わないと聞くと、ひとつでも役に立つ事があって良かったと言いながら、以降は相手に運転させる気満々の返答。先輩に運転させるのはさぞ心が痛むだろうと皮肉を投げかけるあたり、やはり相手と組まされた事をまだ良くは思っていないらしい。---町の中心部から山の方に向かって車を走らせる道すがら、真面目なトーンで「被害者は17歳のローズ・アダムス。胸に2発撃たれた跡、暴行の形跡もある。鑑識が既に捜査を始めてるはずだ。分かってると思うが遺体に素手で触れたりするなよ。」と、資料に書かれていた内容の確認と現場での留意事項を淡々と口にして。 )


(/とんでもありません!名乗っていなかったのは此方ですし、先輩呼びでも全然問題ないので!気にしないで下さいね。背後登場ついでに完全に好みなだけなんですが、今はこのままの天真爛漫な話し方や雰囲気で、2人で捜査を進めて経験を重ねて行くうちに刑事としても成長して、後々今より少し落ち着いた大人の雰囲気も同時に纏うようになったりしたらとても刺さります…!)




 

25: ベル・ミラー [×]
2022-01-20 23:20:02




わぁ、華麗な皮肉。
( 言葉の裏にある本音を拾い上げる。ぱちりと一つ瞬きをし果たしてどうすれば相手の機嫌の悪さを少しでも取り除けるかと考えるが、そもそもその理由が己と組まされた事ならば当事者である自身はお手上げ状態。流れる景色が少しずつ都会から自然豊かな殺風景へと変わっていく様を見やりつつ、頭の中で現場に到着次第やらなければならない事の順序立てを巡らせていた最中、変わった空気。その空気の発信元は相手。頭をそちらに動かし一つ一つを確認するように噛み締め、時折相槌を打ちながら「暴行って“性”も付く?資料にはそれしか書いてなかったけど、」最早願いにも似た確認を一つ。続けて「出来る事なら素手じゃなくたって触りたくはないんだけどねぇ。」と初対面となる遺体への若干のナーバスさを露わにして )


( / ありがとうございます…っ!そして実はベルを動かしながら少しばかり迷子気味になっていたのです。ですので好みを仰って頂けて助かりました…!明るさをベースにと思うとどうにも子供っぽくなりすぎてしまうような、でもあまり大人しすぎるのも…となっていて。今回のお返事のベルは少しだけ落ち着いてるかな?と個人的に思ってはいるのですが、如何でしょうか?また、時折言葉の最後が小さい平仮名の間延びした感じに動かしているのですが、口調的にあまりお好きではなければ無しにします。絡ませてもらうのならば矢張り主様の好みの刑事を動かして末永く…!と思うので、最初いろいろ手探りになってしまい面倒臭いかもしれませんが、何でも伝えて下さい! )





26: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-21 00:30:55

 




…ああ、残念だが。現場を汚すなよ、たまに吐くヤツがいる。
( 相手からの質問に少しの沈黙の後に頷いて。酷い事件だ、犯人を野放しにしてもし連続事件にでも発展したら目も当てられない。なるべく早急に容疑者を絞り込み犯人逮捕に漕ぎ着ける必要があると、前を見据えたまま思考して。特に若い刑事に多いのだが、初めて遺体を見て気分を悪くする者が居るとオブラートに包む事無くかなり直接的な物言いで告げる。そうしている内に車は山道に入り、10分ほど走ると一軒の小屋に到着し。既に警察車両が数台停まりKEEP OUTと書かれたテープが貼られている手間には見張りの警官。「行くぞ」と声を掛け車を降りると、認知はされているようで敬礼を受け小屋の中へと入って行き。 )


(/ワガママを言ったのにありがとうございます…!明るさと大人っぽさが共存してるレディ、非常に好みです…色々考えて頂いて本当にありがとうございます!今回のお返事の雰囲気、特に好きです。間伸びした感嘆詞も可愛らしいです…語尾に関してはどちらかと言われれば無い方が好きかな?という感じですが、時々出るのはマイペースな感じが出て良いなとも思います。完全に背後の好みばかりで恐縮です…此方としてもぜひ末永く!という思いが強いので、あくまで無理のないよう、全部要望を聞いて頂かなくても背後様の動かしやすい範囲で対応していただければ幸いです!エバンズに関しても、もうちょい紳士になれとか、口調とか、なんでも希望を教えてください!)




 

27: ベル・ミラー [×]
2022-01-21 07:58:26




( 若い女性のへの暴行の場合それだけでは終わらない事の方が圧倒的に多い。今回もまた嫌な方向へと進んだ。まだ学生の女の子がこんな人気の無い寒い小屋の中、誰にも助けを求める事が出来ずに犯.され挙句銃を向けられる。どれ程怖かっただろうか。胸の奥の奥がキリ、と痛み無意識に奥歯に力が入ったのを緩めたのははにもの着せぬ物言いの相手の言葉。頭を縦に動かすだけでその場は終えるも、現場までの到着はあっという間で。先に外で現場検証をしている刑事達に会釈し相手の後に続いて小屋に入る。途端に噎せ返るような血と死臭。逃げようとしたのか扉の近くで倒れている少女は資料通り胸に二発の銃痕と、衣類のはだけ。殺人事件の最初にしては刺激が強過ぎる。全身から血の気が一瞬にして引き、指先が震え、呼吸が浅くなるのを感じる中頭の片隅では確りしなくてはと思うのに__。「っ…。」足がこれっぽっちも前に進まないではないか。せめて吐かないようにと口元を両手で覆い必死に胡弓を整える努力をして )


( / いえ!我儘なんかじゃありません!此方としましてはとても助かったのです。ではこれからの方向性としましては普段は少し落ち着いた感じを出しつつ喜びや怒り等感情が高ぶった時はテンション高め…という感じでどうでしょうか?そうすれば常に何とか上手く明るさと落ち着きさのバランスが取れるのかな?と。語尾に関しましては時折出る感じにしてみますね。後口調の要望があればなんなりと!
末永くと言って下さりありがとうございます!今の段階でも全く無理はないので大丈夫です。エバンズさんに関しましては、実は今がとても好きです!!紳士より荒っぽい感じが個人的には萌えなので対応も全く冷たいと感じません! )





28: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-21 09:39:19

 



……、外に居ろ。
( 物々しい空気の小屋の中には1人の若い女性の遺体、それを目にするなり銃で撃たれた跡が目に入り一度目を閉じてから息を吐く。感傷的になるなと耳にこびりついた銃声を振り払い、数秒後には彼女の近くに歩み寄り遺体の状況を確認し始めるが当然と言っては当然ながら、相手が着いて来る気配はない。後ろで立ち竦んでいる事は想像に容易く、この状況で無理に立ち合わせる必要も無いと思えば、背後の相手を振り返る事なく手袋をはめながら一言だけ告げて。優しく気遣う言葉の一つ掛ける事は無いが、彼なりの配慮ではあるらしい。使用された銃が狩猟用のライフルである事、現場に残された靴の跡は一つで男性の犯行である事、同時に当初の段階では暴行の痕跡有りとされていたが遺体から犯人のDNAは検出されず、現場の状況から未遂に終わった可能性が高いという事などを鑑識から聞き、手帳に書き留めて。遺体の確認の後「他に分かった事があれば電話をくれ」と言い残して立ち上がると小屋を出る。相手が心を痛めているであろう事柄について先に訂正だけしておくと、車へと向かい。動揺が見られる今日に限っては、自分が運転した方が良いだろう。 )
遺体からDNAは検出されなかった。貞操は守られてる。


(/そう言っていただけてありがたいです。とても良いと思います!バランスも良く魅力的ですね。此方からの要望はこれくらいです、色々聞いていただいてありがとうございます。エバンズについても了解しました!今の雰囲気を気に入っていただけて嬉しいです。性質上失礼な事を言ったり口調が荒くなったり等あると思いますが、また何かあれば教えてください。)




 

29: ベル・ミラー [×]
2022-01-21 15:36:25




( 資料も読み込んでどんな悲惨な現場も想像した。そうやって気持ちの準備は万端にしたはずなのにいざ本物の殺人現場を目撃した途端にこれだ。己の不甲斐なさに悲しみよりも悔しさや言い知れぬ怒りがフツフツと泡ぶくのように湧き上がってくるのを感じ深々と頭を下げるだけで小屋を出て。テープの外側に立つ警官は状況を察したのか声を掛けては来ない。掌に爪が深く食い込むくらいに拳を握り締め新鮮な空気を肺へと送るために深呼吸を繰り返す事数分、状況確認を終えた相手が戻って来れば急いで駆け寄りキーを貰う為片手を出し。「すみませんでした。もう大丈夫だから運転します。」この時ばかりは敬語を。貞操は守られたとはいえ亡くなってしまっていたら元も子も無いではないか。それでも確かな安堵が胸の奥に宿れば唇を震わせて出た言葉は「良かった」の短いもので。「エバンズさん、犯人ぜったい見付けようね。」先程までの強い動揺とは違う、怒りにも似た意志の宿る瞳を真っ直ぐに向けて )


( / いろいろと相談に乗って頂きありがとうございました!また改めてよろしくお願い致します!そしてエバンズさんの性格についてでは無いのですがやりたい事が一つ。もう少し距離を縮めてからでも割と序盤でもどちらでも構わないのですが、もし可能ならエバンズさんがトラウマを植え付けられてしまった事件に酷似の事件が起きて、それの担当に二人が選ばれるというのをいつか出来たらなと…! )





30: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-21 18:01:30

 



…当たり前だ。
( 新人にありがちな事で憔悴して初日から使い物にならない状態に陥ったかと思っていたが、相手なりにこの短時間で気持ちを切り替えようと努力した様子。初めて殺人現場を、それも自分より年下の同性の遺体を目の当たりにしたのだから当然大きなショックを受けてはいるだろうが、それを犯人逮捕への強い意志へと昇華出来るのなら全く使い物にならない訳ではないのかもしれないと思いながら相手の瞳を見つめ返すと、淡々とした口調ながら一言だけ同意を示して。本人が大丈夫だと言うなら任せようと相手に車のキーを投げ渡すと、助手席に回りドアを閉める。「このまま被害者が働いていたレストランに向かってくれ。彼女と関係があった男たちを洗い出したい」と言いながらシートベルトを締めると、イスの背中を少し倒して。 )


(/こちらこそありがとうございます。酷似した事件…!良いですね!では、この事件の解決までの間にエバンズが噂通りの働き方をする人だと気付いたり、病院に行くのを見たと伝えてはぐらかされたり、という辺りまである程度の関係性を築いておいて、事件の解決に漕ぎ着け安堵したのも束の間、程なく例の事件に酷似した事件が起きて再び2人で担当する事に。---似ている事件という事もありこれまで以上に力が入り無理をするようになってしまい、その事件の捜査中の段階で体調を崩すかフラッシュバックを起こすかで心身の不調のどちらかに気付いて…というイメージでどうでしょうか?すぐに全ての確信には至らないものの、一緒に行動して行くうちにじわじわとエバンズの内に秘めている物が露見していくような…。)




 

31: ベル・ミラー [×]
2022-01-21 18:58:57




了解。
( 全ての被害者に感情移入し続けていたら心身共に衰弱してしまうかもしれないが、それでも恐怖や苦しみを知ろうとする事を止めたくはない。真っ直ぐな視線と視線がぶつかり投げ渡されたキーを片手に運転席へと乗り込めば、シートを少し前に出す事でアクセルとの距離を調節しつつシートベルトを締めて。有力な情報、あわよくば短期間での解決をと焦る気持ちにブレーキを掛けるように深い深い息を一つ吐き出し車を走らせる。ハンドルを握る手にいつも以上の力が入るのは意気込みか、はたまたまだ胸に巣食う小さな動揺を隠す行為か。ややして被害者が働いていたレストランへと到着すれば駐車場の一番端に車を停め。「この時間なら店長とアルバイトの男の子は確実に居るよ。__エバンズさん、私にも聞き込みさせてほしい。」時刻を確認してシフトに入っているだろう人をあげつつ先程の挽回とでも言うつもりか、相手が行った方が確実で早いとわかっていながらの要望を伝えて )


( / わ、ありがとうございます!そうですね。ある程度距離が縮まった方がやりやすいと思いますし、是非その頃に出来ればと思います。ゆっくり時間を掛けてエバンズさんの心の闇のようなものを見付け、支えたいと思い始めるベルの気持ちやフラッシュバックや体調を崩してしまうエバンズさんの様子、それを抱えながら事件解決に勤しむ様子、今からとても楽しみです!是非そのイメージでお願い致します。 )





32: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-21 20:00:18

 



…好きにしろ。あまり時間を取らせるなよ、最終的な確認は全て俺がする。
( 事件に関する事に思いを巡らせている時は特に、近付き難い冷たい目をしていると昔言われた事があった。事件以外の事に対する興味が抜け落ちたようなその目でも、常に周囲の観察は出来ているもので、ハンドルを握る相手の手に力がこもっている事には気付いて。しかし何を言及する訳でもなく前に視線を戻すと、店に着くまでの短い間、眠れる訳では無いが目を閉じた。---駐車場に着き車を降りると、相手からの申し出に暫し思案した後好きにしろと答えて。無駄な時間さえ取らせなければ、やらせてやらない事にはお荷物のままだ。店には数人の客が居たが、迷わず奥まで歩いて行くと店長と思われる女性に警察手帳を示して。 )
レイクウッド署のエバンズです。ここで働いていたローズ・アダムスさんについて少しお話を。


(/事件に関わり始めると途端に人知れず不安定になるエバンズですが、今までは誰にも知られずにいた片鱗をミラーが掬い上げて気付いてくれると思うと素敵な関係だなぁとしみじみしてしまいます。抱え込んでしかこなかった物なので素直に心を開くようになるにはかなりの時間が掛かると思いますが、薄暗い空気感の中、凸凹コンビがいつしか唯一無二の存在になって光を見出して行く過程がとても尊く今から楽しみです。ぜひその流れで行かせてください。)




 

33: ベル・ミラー [×]
2022-01-21 20:24:50




( 幸いな事、ちらほらと見えるお客達は警察だと気付いていない様子。変に騒ぎになるより幾分も聞き込みやすい状況で相手の半歩後ろに立てば困惑の表情を浮かべる店長らしき女性に小さく頭を下げ。胸ポケットから茶色いシンプルな手帳と黒、赤、青のついたボールペンを取り出し「最近悩んでいたとか、そう言った話は聞いてないでしょうか?」と無難な聞き込みから。__一つ一つ聞き漏らさないように手帳に記していく。相手に言われたように手短に。身長差から見上げるように相手に目配せをして終わらせれば再度半歩後ろに下がり次なる話をメモに取る準備をして )


( / 今はまだ半人前のお荷物状態ですが、後々たくさんを吸収して包容力も身に付け、少しでもエバンズさんの心の拠り所になれればと思います。それでは、今度こそ背後は失礼しますね。またお話して頂けると嬉しいです! )





34: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-21 22:39:30

 



では、彼女に好意を寄せていた人物に心当たりは?恋人でも、常連客でも結構です。執拗に付き纏われていたとか。
( 相手の質問が終わると次なる質問を投げ掛けて。相手からの質問を受けた後では尚更、少しばかり高圧的な矢継ぎ早の問い掛けに戸惑いを覚える者も少なくはないだろう。小さな嘘や狼狽えのひとつも見逃さないようじっと店長を見据えたまま、上がった名前をメモして行く。彼女は愛らしい容姿や天真爛漫な人柄で人気のウェイトレスだったようだ。恋人の他に、彼女を気に入っていたという常連客が複数、そして言い寄られて困っていたという情報もあり、少なくとも5人には話を聞く必要がありそうだと考えて。続いてバイトの男性にも話を聞き、合計の滞在時間は30分程度。礼を述べるとまた足速に店を後にして車に乗り込み。 )
…名前が上がった男たちに当たる必要があるな。一旦署に戻ってくれ、データベースに登録されてる前科持ちが居ないかも調べたい。


(/嬉しいお言葉ありがとうございます、これから一緒に1ページずつ物語を紡いでいける事を楽しみにしております!はい、また何かあればお声がけさせて頂きますね。此方も失礼します。)




 

35: ベル・ミラー [×]
2022-01-21 23:40:57




__そういう人って良い人もたくさん寄って来るけど、本意じゃない人もきっとたくさん来るんだろうね。代償って言ったら酷いけど…。
( 己の聞き込み等単なる世間話かと思える程に相手のそれは的を得て的確で、隙が無く、嘘を付けない気持ちにさえさせる。これが犯人への取り調べだったら__と。そこまで考えて頭を切り替えれば後を追う様に店を出て運転席へと座り。エンジンを掛ける前にぽつりとまるで独り言のように呟き落とした言葉は聞く人が聞けば少しばかり冷たくも感じられてしまうだろうか。再び深い溜息を一つで車を走らせる瞳はただただひたすらに前方を見据え、ややして車は署の駐車場へ。エンジンを止めて外に出ては相手に返すべくキーを差し出しつつ「私はもう一度ローズさんの資料纏めてもいい?」と確認を取り )





36: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-22 00:16:27

 




…花に誘われて来るのは綺麗な蝶ばかりじゃ無いって事だ。
( 確かにその通りだ、と思い一言だけ返事をする。美しい花に誘われて来る虫の中に毒虫がいるのと同じような事なのかもしれない、と。それ以上会話をする事も無く流れて行く外の景色に視線を向けていると電話が鳴り。現場となった小屋の持ち主が分かったという捜査官からの報告で、その持ち主の名前は先程の店で上がった中の1人。手帳に走り書き、車が駐車場に停まるとキーを受け取って相手の確認に頷いて。「そうしてくれ。名前が上がった男たちの情報は今日中に纏める、明日からアリバイ確認だ。先に言っておくが次に何をするかは自分で考えろ。いちいち確認に来られると仕事が進まない。」と変わらない態度で、先程の聞き込みの時のように矢継ぎ早に言い残すと相手の返事を待つ事も無く署内に戻って行き。何年か前、自分は何をすれば良いかと毎回確認に来た若手に耐えかねて怒鳴りつけた経験があった為の忠告。自分の仕事のペースを乱される事ほどイラつく事は無い。デスクに戻るとコートを掛けるや否やパソコンを立ち上げ、メガネを掛けると作業を始めて。 )





 

37: ベル・ミラー [×]
2022-01-22 01:42:27




( 言いたい事だけを言って足早に去って行く相手。仕事に命を懸け仕事を趣味としていると言っても過言ではない位の勢いに身が引き締まると同時に小さな違和感のようなものも覚える。が。いまはこの事件をいち早く解決するのが先決。一から十までを相手に頼り、相手の言う事だけに従っているようではいつまで経っても先に進む事は出来ないのかもしれない。鞄を抱え直し署内へ入ればそのまま足早に廊下を進み自身のデスクまで一直線。コートを椅子の背凭れにかけてパソコンを立ち上げれば画面を凝視しながら被害者に関する今日の聞き込みの情報を打ち込んでいき。それからどれくらいの時間が経ったか、目の奥の重い疲労に気が付くと一度双眸閉じデスクに置いてあったペットボトルのお茶を一口。その後調べるのは現場に居合わせた別の警察が親切にもくれた情報の一つ、凶器となった狩猟用のライフルの事。一番近い場所として被害者が働いていたレストランのある場所としてから30分程の所にある店で売られていた事を突き止めては元々持っていた場合を除き、ここ数日で誰か購入した人がいないかの確認の電話をいれて )





38: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-22 02:35:41

 




( 名前の上がった5人の内でデータベースに引っ掛かったのは1人。小屋の持ち主でもあるエリックは、薬物の関連で逮捕歴があるようだった。別の捜査員に調べさせていた情報も少しずつ上がり始め、男たちの動向をより詳細に把握するため被害者と親しかったという同僚の女性に会うべく夕方頃にもう一度署を空け。出先から戻り再びパソコンと向き合い情報を整理する事、数時間。夜になると1人、また1人と挨拶をしてオフィスを出て行きフロアに静寂が広がり始める。冷めたインスタントコーヒーの入ったマグカップを片手にかなり形になってきた資料を眺め、被害者を取り巻く男たちにそれぞれ考えられる動機やらを思案し始める頃には既に日付を跨いでいて。---徐ろに鞄から常用している睡眠薬を取り出し、冷たいコーヒーで流し込む。職場で睡眠薬を口にするというのは何とも可笑しな話なのだが、夜は薬が効き始めるまでの時間を待つのが億劫で、眠気を感じ始めるまで仕事をしている方が効率が良いと思い至ったのはもうかなり前の事。被害者の死亡推定時刻について監察医から報告が来ていたため資料に追記すると、そこから更に30分程作業を進めてからようやくパソコンを閉じ。 )




 

39: ベル・ミラー [×]
2022-01-22 10:26:32




( 被害者が働いていたレストランへの聞き込みの結果と電話の後に直接的向かったガンショップでの結果__監視カメラを見せてもらいここ数日の間で狩猟用のライフルを買ったのは若い男と中年の男性の二人という事。を引っ提げて席を立ったのはもう夜中。ぐ、と緊張し固まった背中と腰の筋肉を緩めるように大きく伸びをしてこの情報だけをきっと明日も早く来るのだろう相手の席に置いておこう、そう思い歩めば果たしてデスクにはまだ相手の姿が。「あれま」と何とも気の抜けた第一声は人気の少なくなった部屋の中ではまあまあの音となり拡散。「エバンズさんお腹空いたね。」パソコンの電源が切られている事からもう今日は帰るのだろうと察すれば、監視カメラに映る男2人の写真のコピーと纏めを差し出しつつ先程から小さな音で主張するお腹に片手を添え。と、そこでデスクの上に薬が入っていたのだろう空ゴミに視線が向けば「風邪?」と緩く首を擡げて )





40: アルバート・エバンズ [×]
2022-01-22 11:35:47

 




…ミラー、まだ居たのか。
( 若干の眠気を感じ始めた頃、足音と共に気の抜けた声が響いて顔を上げるとこの時間にも関わらず相手の姿。差し出された書類を受け取り、ライフルを扱う店の駐車場にある監視カメラの写真と被害者のまとめに目を通しつつ「別に、俺は空いてない。」と何とも興味の無さそうな素っ気ない返事。カメラに映る男のうち1人は見覚えがあった、ついさっきまで情報を纏めていた被疑者の1人だ。ライフルを購入していたというのはかなり重要な手掛かりになると思いながらページをめくり。と、相手に薬の事を指摘されて書類から目を離す。自分以外は全員帰った物と思い気が緩んでいた、相手も細かい所に気が付くらしい。空ゴミをゴミ箱ではなくジャケットのポケットに入れると「…ビタミン剤だ」とだけ答えてまた書類に目を通し、やがて読み終えるとメガネを外して明日の方針を伝え。 )
良い情報だ、聞き込みでは俺たちが情報を持っている事は匂わせるな。あくまで質問を重ねて、向こうが嘘を吐いたら証拠を提示して問い詰める。





 

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