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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
3803:
ベル・ミラー [×]
2023-08-19 15:21:21
( __相手は無事に職場復帰を果たす事は出来たものの、生死の境を彷徨う様な重体でそれから暫く身体もまともに動かす事が出来なかったのだから警視正の采配は正に妥当と言えよう。現場に立つ事を望む相手がこの長いデスクワークを良しとしていない事はヒシヒシと伝わって来る中、ボーデンタウンで起きた銃殺事件は此処暫く無かった大きな事件となり気が引き締まる。しかも普段共に捜査をする相手と一緒では無く、一度も共に組んだ事の無い先輩刑事が今回のバディとなれば少なからず緊張もある訳で、スーツのボタンを留め直し必要な物が入った鞄を肩に掛け現場に赴く為【ティム・モラレス】のデスクまで歩み。「準備は出来てます、よろしくお願いします。」軽く頭を下げてから社用車のキーをポケットから取り出して )
3804:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-19 15:55:25
モラレス巡査部長
( レイクウッド署で刑事事件の捜査となれば先ず一番に名前が上がるのがエバンズ警部補____彼は本部での経験もある実力派の為、性格は好かないが其れは仕方がない。しかし後輩でもある若手のベル・ミラーが多くの事件を担当する事に対しては、余り良い気はしていない。自分は殺人事件の捜査に加わりたいと前々から上には進言して居るのに、彼女の方が圧倒的に現場に出る機会が多いのだ。それもまだ若い“女性”なのに。そんな彼女と初めて事件を担当する事になった訳だが、自分が捜査指揮を執る刑事として任命された事は誇らしくもあった。漸く自分にもチャンスが巡って来たと。デスクにやって来た相手と顔を合わせると挨拶もそこそこに『ああ。先に署の前に車を回しといてくれ。』と告げて。自分は事件の捜査指揮を任された刑事、そんな自分がスムーズに捜査を進められるようアシストするのが女性刑事の役割なのだ。相手が降りて行ってから5分ほどして署の前に付けられた車に乗り込むと事件のあった現場に向かうよう指示して助手席のシートを倒し。 )
3805:
ベル・ミラー [×]
2023-08-19 16:11:28
( モラレス巡査部長とはフロア内で顔を合わせる事はあれど用事が無い限りは特別会話に花を咲かせるような仲では無い。だからこそ今回視線が絡まった時間も僅かで挙げ句何やら鼻につく態度を取られた所で今は事件解決が第一優先、と特別気にする素振りを見せる事は無く。__助手席に乗り込んで来たモラレスを一瞥し軽く頷き車を走らせる。共に捜査をする事の多いエバンズも確かに取っ付き難いタイプでモラレスと同様にプライドの高い面もあるのだが本質的な所が違う。エバンズには“信頼”を向ける事が出来るのだ。特別これと言った会話も無いまま、車はややしてボーデンタウンの住宅地へと入りそこから直ぐに事件現場となった一軒の家の前で停止すればエンジンを切り車を降りて。「お疲れ様です。」と、規制線のテープの前に立つ刑事に軽く会釈をしてはモラレスのやや後ろから家の中へと入って )
3806:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-19 17:08:15
モラレス巡査部長
( 部下が運転するクーラーの効いた車内で、資料に目を通しながら現場に向かうと言うのは刑事事件を担当する敏腕刑事らしくて良いと機嫌は良かった。到着したのは比較的閑静な住宅街で、ごく普通の一軒家。規制線を超えて部屋の中へと入り辺りを見回すも、1階に変わった様子は無い。“寝室は2階の奥の部屋です”と警官に案内されると階段を登って奥の扉を開けて。部屋には男性がうつ伏せの状態で倒れていて、右手には拳銃が握られていた。床には流れ出した血が広がって居るが家具に大量に飛び散っている訳ではない。寝室の扉は鍵が壊れていて、窓は閉まっている。室内を荒らされた様子は無さそうだと辺りを見回していると『第一発見者は同居する奥さんと娘さんです。銃声が聞こえて駆けつけた所鍵が閉まっていて、扉を蹴破って中に入ると被害者が倒れていたと。』と、警官が当時の状況を説明し。 )
3807:
ベル・ミラー [×]
2023-08-19 17:37:25
( 寝室の扉を開けた瞬間に飛び込んで来たのは後頭部を撃ち抜かれ即死であっただろうこの家の主人【ジェイド・ハーマー】の姿だった。床は血に濡れこの状況を見た奥さんと娘の気持ちは計り知れない。被害者の傍らにしゃがみこみ傷口を確認してから立ち上がり窓へ。閉まってこそいるが施錠されてはおらず仮に窓から何者かがこの寝室に侵入しジェイドを殺害したとして、銃声を聞き付けた2人が階段を駆け上がり扉を蹴破るまでの時間で逃げ切れるだろうか。窓を閉めるだけの余裕があるとは到底思えない。__もし、だ。もし第一発見者の2人が共同してこの事件を起こしたとしたらどうだろうか。扉の施錠もそもそもが嘘で背後に立たれたとて警戒する事も無い。現状だけではまだ全てを解き明かす事は出来ないものの、唯一わかるのはこれが自殺では無いと言う事だけだ。「モラレスさん、私は第一発見者の2人に話を聞いて来ます。部屋も荒らされて無いし強盗の線は薄い__怨恨の可能性もあると思うので、」と、部屋を見回している巡査部長に声を掛けた後、先に駆け付けていた警官に「何か見付かったものはありますか?」と問うて )
3808:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-19 18:01:33
( 相手の問いに警官は頷くと袋に入った拳銃を差し出した。『本棚の奥に別の拳銃が隠されていました。直近で使われた形跡はありませんが…引き金に細工がされています。』モラレスは証拠品のひとつとなる拳銃を見たものの使われていないのなら関係ないとばかりに直ぐに目を逸らすと早々に手袋を外そうとしていた。『まぁ…普通に考えて自殺だろうな。強盗目的じゃなさそうだし、ほぼ密室で争った形跡も無い。事件性は薄いが第一発見者に話は聞いておくか。』被害者が手にしている拳銃から弾が発射された形跡がなかったり、第三者の指紋が発見されたりしたら話は変わってくるが、今の現状を見る限りでは自殺だと。第一発見者に話を聞きに行くのには自分も同行すると告げて。 )
3809:
ベル・ミラー [×]
2023-08-19 18:20:34
( 警官から見せられたのは本棚の奥に隠されていたという別の拳銃。何故そんな物が__ジェイド本人が何かしらの理由から態々引き金に細工までしてその場所に隠したのか、はたまた別の誰かが本来はこの細工された銃を使いジェイドを殺害したかったのか。理由の見えない謎の拳銃に僅かに眉間に皺を寄せ袋を受け取るも、隣に立つモラレスは早々に興味を失ったかのように拳銃から視線を逸らし手袋を外す始末。見ないのか、と引き留めようとするもそれよりも先に鼓膜を揺らしたのはこの段階で絶対に有り得ないだろうと判断した“自殺”の単語。ギョッとしたように目を見開くと一先ず警官に拳銃の入った袋を返し「念の為指紋が付着していないか鑑識に回して下さい。」と、やや早口で告げた後に部屋を出ようとするモラレスを呼び止めるように、聞いた言葉が気の所為だったと確認するように、「…他殺ですよね?」と。その声はある意味恐る恐ると言えるもので )
3810:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-19 20:53:26
モラレス巡査部長
( 相手に呼び止められ振り返ると“他殺”という言葉。呆れたような表情を浮かべると『何処を見て他殺の可能性を考えたんだ?被害者は拳銃を持ってる、あの細工されたものも自分で引き金を引くのが怖くて作りでもしたんだろ…結局使わなかったらしいが。この寝室はほぼ密室だ、他殺の可能性の方が低い。』と言い切る。まるで分かっていないのは相手だとばかりの態度で。 )
3811:
ベル・ミラー [×]
2023-08-19 21:13:27
( 何の迷いも無く、100%の確率でこの事件現場は“自殺”だと言い切る巡査部長にそんな筈は無いと首を横に振る。「確かに被害者は拳銃を持っていますが、後から幾らでも偽装出来ます。銃創は後頭部、自殺なら一般的にはこめかみの筈です。自殺でわざわざ後頭部に銃口を突き付ける理由は何ですか?それに扉の施錠だって、警察が到着した時には既に蹴破られてて本当かどうかまだわかりません。」今から自殺をする、と言う人が態々引き金を引き辛い角度になる後頭部を選ぶとは思えないし、引き金に細工がされているもう一丁の拳銃の事も気になる。他殺だと判断するのも確かに早いかもしれないが、それでも自殺よりは可能性があると引く事は出来ず )
3812:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-19 23:52:12
モラレス巡査部長
( 相手の主張に深い溜息を吐くと、若手が何を偉そうに言っているのかとばかりの視線を向ける。『撃ち易いのはこめかみかもしれないが、後頭部を撃つ事不可能じゃない。他殺と断定できるだけの証拠があるわけでもないんだ。現場の状況を見てみろ、揉み合った形跡も争った形跡も無い。自殺の線で捜査を進めるのが妥当だ。』刑事事件の捜査に関わった経験が豊富と言うわけでも無い上に鑑識の結果も出ていない状況でここ迄“自殺だ”と言い切れる自信は何処から来るのか、何にせよ相手が食ってかかって来た事が気に食わない様子。『____現場に出てるから自分には経験があると思い込んでるのかもしれないが、あまり知った口を効かない方が良いぞ。何でもかんでも事件だと騒ぎ立てるのはセンスが無い。』と横柄な態度で告げて。 )
3813:
ベル・ミラー [×]
2023-08-20 00:28:52
( __この表情は見覚えがあった。若いから、女性だから、歯向かうのも意見するのも許さないとばかりの傲慢な顔だ。何処と無く険悪な雰囲気になった事に側に居た警官が居心地悪そうにさり気無く視線を逸らし被害者の傍らに膝を着き、再び遺体の確認を始めたのが視界に入るものの自殺の線一本で捜査を進める事になるのだけは今の段階で阻止しなければならない。「争った形跡が無いのは睡眠薬や何かを盛られていたからの可能性もあるし、そうじゃないとなれば顔見知りで心を許している人の犯行の可能性もあります。何にせよ鑑識からの結果を待って適切な判断をするべきです。」今は兎に角何かしらの証拠を見付け、鑑識の結果を待ち、家族からの話を聞くのが優先だと訴えて。されど彼から続けられた言葉は余りに横暴なものだった。明らかに己が気に入らず嫌味を言いたいだけの言い草に流石にキッと睨むような視線を向けると「…センスがあるとか無いとかの話じゃない、人が殺されてるんです。」と、小さく震える息を細く吐き出して )
3814:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-20 01:09:21
モラレス巡査部長
____お前みたいに全てを疑って穿った見方をしていればキリがない、可能性なんて幾らでも出て来る。
( 相手が幾つかの可能性を挙げた事に対しても不服そうな表情を崩さず、可能性の話をし始めればキリがないと言葉を突き付ける。其れは相手が受けて来た“全てを疑え”というエバンズの教えとは正反対の物だっただろう。何かと物申して来る相手の態度が気に障ったのか『密室状態でどうやったら殺人事件が起きるんだ。推理小説の読み過ぎだ。』と、感情に任せた愚痴のような言葉を紡ぎ溜息を吐く。『指図されなくても家族の話は聞く。此処では俺が捜査指揮を任されてるんだ。』相変わらず横柄な態度で車へと向かって行き。 )
3815:
ベル・ミラー [×]
2023-08-20 01:30:24
…それでも、出て来る可能性の全てを1つ1つ消していくのが私の知ってる捜査の遣り方です。
( モラレスの言う通り全てを疑えば道に落ちている小石1つ、ベビーベッドで眠る赤子1人重要証拠や被疑者に成り得るだろうが生憎“全てを疑え”とまだ殺人事件捜査未経験の己に教えたのは此処には居ない誰より尊敬出来る上司だ。そうやってこれまで沢山の事件を解決して来た。一度感情を抑える様に小さく息を吐き出しては、だから密室では無かった可能性だってある__という言葉を寸前で飲み込み、これ以上神経を摩り減らすような言い合いは辞めようと彼の後ろを歩き。第一発見者である妻と娘に詳しい話を聞く事になるが、自殺だと既に考えているモラレスが果たして真剣に聞くとは思えず重たい溜め息が無意識に漏れた時、浮かぶのは矢張りエバンズの顔だった。例え相手とペアでは無くとも確りと事件解決をしその報告を堂々とあげたいと思うのだが、事件に向き合う刑事2人の意見が食い違ったまま捜査を続けるのはそれこそある意味で職務怠慢な気がして成らず、「…モラレスさん、」と思わず目前の背中に呼び止めの言葉を掛けては「事件現場を警部補に見てもらうって言うのはどうですか、」果たしてプライドの高い彼が首を縦に振るかはわからぬものの、1つの解決策としての提案をして )
3816:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-20 11:39:54
モラレス巡査部長
( 相手の口から“警部補”という言葉が出ると聞き捨てならないと眉を持ち上げ動きを止める。今此の事件の捜査を任されているのは自分なのに、それでは頼り無いとでも言いたいのだろうか。『お前が担当する事件の全てに警部補を呼び付けるつもりか?一人前の刑事になりたいなら先ずは親離れした方が良いな。あの人の意見なんて聞かなくても状況は明白だ。』未だに傲慢な態度を崩す事なく、彼に見てもらう必要など無いと答える。自分が捜査指揮を執っている事件に、更に上の立場の上司を送り込まれるなど恥ではないか。『それに警部補はこんな事件に興味無いだろ。もっと大きな事件じゃないと動かない。』ここ最近の彼は怪我もあり執務室に籠りっきりで、この程度の事件では重い腰を上げて出て来る事は無いと揶揄して。 )
3817:
ベル・ミラー [×]
2023-08-20 12:19:28
( 案の定モラレスはこの提案に首を縦に振る事はしなかった。相手の言う通りエバンズとでなきゃ仕事が出来ないだとか、彼の意見を聞き答え合わせをしてもらわなきゃ捜査を進める事が出来ないだとか、そんな生温い事を言いたい訳では無いがこの状況はどうしたって捜査を進める上で障害となり早目にどうにかしなければならないもの。「そう言うつもりではありません。けれど…私達の意見が割れていてはこの先間違い無く捜査に支障が出ます。__本来なら指揮官である上司に従うのが筋なのかもしれませんが、私には自殺だとは思えないんです、」明らかに“警部補”をこの場に呼ぶ事に嫌悪感を示す相手を真っ直ぐに見据え事件性がある事を譲れないのだと再び主張して。_事件に対する興味の有無、その規模の大小で動くか否かを決めるような、エバンズはそんな人間では無い。その言葉はある意味彼への侮辱のように感じられ思わず緑の虹彩に宿る光が鋭さを増し。「…警部補は事件の大きさで仕事を選んだりしません。」溢れた言葉は自身も驚く程にやけに低い音となり空気を震わせ。それに気が付きハッと息を飲んでは張り詰めピリピリとする空気を払拭すべく「__…とにかく、このままでは犯人に証拠を隠滅される可能性もあります。警部補を呼ぶ事に反対だと言うのなら、せめて他殺の線も視野に捜査をさせて下さい、お願いします。」真っ直ぐな意見を押し通すのでは無く、あくまで決定権は相手にあり此方は頼む立場なのだと言う事を押し出した頼み方で頭を下げて )
3818:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-20 16:29:22
モラレス巡査部長
( 何かと警部補を引き合いに出される事を不快に思ったものの、相手が引き下がる様子は無かった。『その調子で指揮官に食って掛かっていたら、今後困るのはお前だぞ。』と、“相手の為を思って注意してやっている”とでも言わんばかりの苦言を呈したものの、其れも相手にはたいして効果がないだろう。鑑識が家の中から証拠となる痕跡を見つけるのにももう少し時間が掛かると思えば、深い溜息を吐き。『…そんなに言うなら好きにしろ。16時から家族に話を聞く、それまでなら見て貰えば良い。来て貰えるならな。』と告げて。 )
3819:
ベル・ミラー [×]
2023-08-20 17:03:01
( __此方を思って助言している、とばかりの相手の言葉を聞いて脳裏を過ぎったのは昔の…まだエバンズと出逢う前の自分だった。殺人事件の捜査にこそ関わった事は無かったがその他の事件は幾らか経験してきた。そんな中で上司の言葉に意見した事は無かったし明らかに間違っていると思う事にも「そうですねぇ」なんて適当にのらりくらり長い物には巻かれろ的な態度を貫いて居た。けれどエバンズの下で働く様になり、駄目な物は駄目だと、違うものは違うのだと言葉にする事を躊躇わなくなり、果たしてそれは良い事か悪い事か。少なくとも“今の自分”を嫌いではないのだが彼とは別の人とこうして組んだ時それがふと浮かんだのだ。「ありがとうございます。」と、今一度頭を下げ紡いだお礼は嫌味に塗れた助言に対するものか、エバンズに電話をする許可をくれた事へか。何方にせよ一度相手から離れ家の影でエバンズへと電話をかける為にスマートフォンのボタンを押すも、この捜査を任されているのは己と巡査部長の2人、それが頑固にも譲り合わない意見の食い違いで警部補の手を煩わせる事になり兼ねない状態に少なからず不甲斐無さもあり )
3820:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-20 20:51:07
( 相変わらず執務室に籠り捜査の報告書に目を通したり、平行して動いている捜査の令状を請求したりと、事務的な仕事が続いていた。スマートフォンが着信を知らせたのは、ちょうど目の疲れを感じてパソコンから目を離し眼鏡を外した時。画面に表示された相手の名前を見て、確か事件の捜査に出ていた筈だと思いつつ通話ボタンを押し「_____エバンズだ。」と電話に出て。相手によると、未だ現場経験の浅い巡査部長と捜査に出たものの現場を見ての意見に食い違いがあり初動で難航しているとの事。聞く限りでも、僅かでも事件性がある現場を自殺として処理するのは余りに危険だというのは相手と同意見だった。「…分かった、今から向かう。」と告げて電話を切ると、タクシーを拾い現場へと向かう事とし。 )
3821:
ベル・ミラー [×]
2023-08-20 21:58:34
( 電話口から聞こえる相手の声は状況説明した後も変わらず、それが燻っていた自身への不甲斐無さを瞬く間に消してくれたものだから思わず安堵から小さく息を吐き出し。エバンズの声が聞こえなくなった画面の暗いスマートフォンを鞄に戻してから次に吐き出した呼気は安堵から来るものでは無く、気合いの入れ直しか。車の傍に立つモラレスの元に戻り「お待たせしてすみません。」と先ずは謝罪を。続いて「今から向かうとの事です。」と、簡潔にエバンズが此処に来る事のみを伝えては到着を待つまでの間何か別の証拠と成り得る物が無いかと家の周りを見て周り )
3822:
アルバート・エバンズ [×]
2023-08-21 01:11:15
( 相手が彼に助けを求めたとして“それくらい自分たちでなんとかしろ”とか“そんな事の為に俺を呼び出すな”とか、不機嫌そうに相手が叱責されるだけだと思っていた。正直な所あの堅物な警部補に対して抱いていた印象はそんなもので、冷たくて傲慢な上司は現場にわざわざ来ることはないと思っていたのだ。その為彼が来ると聞き少なからず動揺し、何てことをしてくれたのかと相手を責め立てたい気持ちにもなったのだがそれを口に出す事はせず曖昧な反応を返しただけで。---30分ほどして現場の前にタクシーが止まると、ジャケットに袖を通しつつ車を降り規制線を潜る。何やら別の場所を見ているらしいモラレスとは顔を合わせる事なく相手と落ち合い現場へと向かうと手袋を嵌め、遺体の状態を確認して。「…第一発見者と当時の状況は。」と尋ねつつ腰を屈め、遺体の銃創と握られている拳銃を観察して。 )
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