TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
3363:
ベル・ミラー [×]
2023-04-10 00:24:22
( 矢張り捜査を大きく進める上で最も必要となるのは毒物の摂取経路だろう。何処に混入していたのかさえわかれば犯人へと繋がる道も大きく開けると思うのに。相手と共に車に戻り言われた通りに署へ向かう道すがらで先程の彼女の証言や、トミーやその同僚、夫であるロンの話を頭の中で今一度思い返していた最中。倒した背凭れに深く身体を預けて居た相手だが、矢張りこんな狭い車の中で確りと身体を休める事は出来なかったのだろう、署では無くホテルに戻って欲しいとの要望を受ければ素直に休みたいと言ったそれを断る事など有り得ない。「わかった。」と、直ぐ様ホテルへ続く道を曲がり凡そ10分程で目的地へ。__このままホテルの前で相手だけを降ろし自分は署に戻るべきか。数十秒の内に何がベストかを巡らせるも、そもそも捜査と相手とを同じ秤に乗せて何がベストかなんて。一先ずホテルの駐車場に車を停車させては「…私も一緒にも行く。エバンズさんが少し休んでる間に今日の証言を纏めておくから。__いいよね?」言葉では確認を取りつつも、己の中では決定事項。仕事を何もしない訳では無い。返事を聞くよりも先にエンジンを切り車を降りていて )
3364:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-10 01:26:20
_____俺の事は気にしないでくれ、
( ホテルの駐車場に車が停まり、一緒にホテルに戻ると言う相手にひと言だけそう答えて。相手が署で熟そうと思っていた作業が残っているのなら、自分の事など気にせず仕事を優先して欲しいと。其れがホテルでも出来る作業だと言うのなら止めはしないが、自分が捜査だけでなく周囲の人間までもを振り回す事になる事だけは避けたかった。少しだけ休んだら署に戻り、今考え得る全ての可能性を視野に捜査の今後の方針を考えなければ。そう思うのに、相手と共に部屋に戻り辛うじてジャケットを脱いでベッドに横になると重たい倦怠感に襲われて身体はベッドに縫い付けられてしまうかのよう。引き摺り込まれるようにして眠気に襲われるのだが、眠ってしまうのが怖い。自身が指揮を任されながら一向に解決の兆しが見えない捜査への焦りと、抗えない程の身体の不調、そして再び襲われた過去を思い出す事への恐怖。様々な思考ばかりが身体の中に渦巻いたまま、程なく眠りに落ちていて。 )
3365:
ベル・ミラー [×]
2023-04-10 07:30:22
( 相手が体調の事で気を遣われる事を嫌う事は知っていた。だからこそ同じ部屋で何もせず様子を見る事だけはしないが、これだけ様子の可笑しい相手を放っておく事は出来ないのだ。ベッドに横になった相手を確認し、後は何も言う事無く離れた所で報告書を広げる。__青酸カリの致死量は約0.2gで、それより少し増えた所で簡単に食材に混入させる事は可能だ。夫であるロンが犯人だと仮定して彼ならば妻であるダイアナが毎日口にする物を良く知っているだろうし、トミーが犯人だと仮定しても密接な付き合いであるならば容易い。“不倫”の確実な証拠が出て来ればまた何かが変わるのに…。目の奥に重たい疲労を感じて一度強く双眸を閉じる。眉間の辺りを中指の腹で揉みほぐしてからゆっくりと立ち上がれば、ベッドの上の相手を一瞥した後に物音を立てぬよう気を付けつつ静かに紅茶を淹れて一先ず一息つく事にしようと )
3366:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-10 16:03:09
( 始まりは幸せな夢だった。夢であれ、妹が楽しそうに笑い、幸せそうな様子を見るようになったのは、事件以降本当に久し振りの事だったように思う。しかし其れも長くは続かず徐々に不穏なものへと変わり、前回の夢と同じように気付けば幼稚園に居るのだ。---『……お兄ちゃん。どうして私の事、助けてくれなかったの?』目の前に座っている妹が不意に口を開き、思わず身体が固まる。『…どうして、私の事も子供たちの事も見捨てたの?あの場に居たのに、お兄ちゃんは見てただけ。』_____妹の口から紡がれる恨み言は心臓を締め付け、過去への罪悪感を一気に沸き起こさせた。夢の中で妹が、鮮明に覚えている彼女自身の声で明確に恨みを口にしたのも初めての事だった。謝罪を紡ごうとしたものの呼吸が喉に引っ掛かり、同時に夢の世界は崩れ去り目を覚ますのだがあっという間に上手く呼吸をする事が出来なくなっていて。 )
3367:
ベル・ミラー [×]
2023-04-10 18:43:04
( 鼻から抜ける茶葉の香りは事件解決を急がなければと焦る気持ちを良い意味で和らげてくれ、喉を通るスッキリとした熱は力の入る身体を解いてくれるような感覚だった。溜め息にも近い深い息を吐き出して、少しだけ休んだら今まで聞き込みをした人達の証言を再度確認し、辻褄が合わない点や不審な点は無いかをじっくり探そうと思った矢先。落ち着いた寝息をたてて居た相手がふいに目を覚ませば、シーツの擦れる音に続いて漏れた浅く引き攣るような呼吸音に直ぐ様悪夢を見たのだと理解し。理解したと同時に持っていたマグカップをテーブルに置いて足早に側まで歩み寄る。大きく上下する背中に掌を宛てがい軽く摩るように動かしながら「大丈夫だよ、…大丈夫。夢を見てただけで、怖い事は何も起きないからね。」と、落ち着かせようと試みつつ、余りに酷い発作で続くならば薬が必要かもしれないと考えるのだが、それは勿論今相手が飲んでいる薬の効果を知らないからで )
3368:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-10 21:39:15
( 直ぐに夢と現実の区別を付ける事は困難だった。妹が恨みを込めて発した言葉は、その声は、鮮明に耳に残っていて、自身が抱えている罪悪感も相まって胸に不覚突き刺さり。あの場に居ながら妹を助けられなかったという事実は決して変える事は出来ず、死の瞬間妹が何を思っていたかまでは分からないのだ。憎しみを宿した瞳が脳裏に焼き付いていた。「…っ悪かった、ぁ゛…っ何も、出来なかった…お前に苦しい思いをさせて、____」懸命に謝罪を紡ぐも背中を摩られても呼吸は一向に落ち着かず、浅く息を吸い込んでも酸素は肺まで届かない。涙が頬を滑り、苦しさと罪悪感に喘ぐ事しか。酷い発作で酸素が十分に供給されないために相手に掛かる体重は徐々に増し、意識が揺らぎ始めていて。 )
3369:
ベル・ミラー [×]
2023-04-10 22:09:26
( 相手が涙ながらに紡いだ言葉で、謝罪で、夢の内容が容易に想像出来たのだがその“想像”よりも実際はかなり酷い夢であった事までは気付く事が無い。ただ、何時も見ている相手の妹が亡くなった時の光景だと思っていたのだ。だからこそそこの不自然さに気付く事は出来ずに、徐々に重みを増す相手の身体を懸命に支えるも、幾ら相手が細身だとは言え身長差のある成人男性の全体重を何時までも支え、あまつさえ押し戻す事の出来る程の力は残念ながら無い。相手諸共なだれるようにして床に崩れる事だけは避けなければと、ただそれだけで相手を支えたまま必死にベッドに上がると、そこで力尽き結果的に相手を抱き支えた状態でベッドの上で崩れる事となり。互いに硬い床の上では無くて良かった、という安堵は物凄いスピードで駆け抜けて行き残されたのは最早薬も飲めないような状態で、意識の混濁すらも見られ初めて居る相手に対する恐怖と焦り。「っ、エバンズさん!しっかりして!大丈夫、ッ、大丈夫だから!」このまま意識を失いでもしたら苦しみからは解放されるのかもしれないが、それこそ救急車を呼んで下手したら此処の病院に数日間入院なんて事も避けられなくなる。背中に回していた手で今度は相手の両肩を掴み揺すりながら戻って来て貰おうと試みつつ、懸命に声を掛けて )
3370:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-11 22:11:52
( 処方された薬の所為で夢見が悪くなっているなどとは当然思いもしない。ただ、此れまでとは性質の変わった悪夢は容易く心を絶望に突き落とした。妹はやはり自分を恨んでいたのだと信じ込ませる程に、あまりに鮮明な悪夢で。相手の声に導かれるようにして意識は目の前の相手へと向くも、夢だと理解出来ても尚、見た悪夢が心に与えたダメージは大きい。苦しいながらになんとか酸素を取り込めるように浅い呼吸を懸命に繰り返しては、背中を摩る相手のペースに合わせるように呼吸を整えようと。 )
3371:
ベル・ミラー [×]
2023-04-11 22:42:37
( 揺らいでいた意識は取り返しのつかない底まで落ちた訳では無かったようだ。苦しげに、悲しげに顰められた眉の下の暗い碧眼と一瞬だけ視線が重なれば、それで良い、とばかりに数回頷きつつ呼吸の手助けをするように上下する背中を何度も摩り続け。__数分後、未だ呼吸音に微かな乱れはあり、発作が完璧に治まった訳では無いだろうが僅かに落ち着きを取り戻したように感じると「直ぐ戻るからね。」と、離れる事への不安を感じぬよう声を掛けてから相手の背に回していた腕を解き静かにベッドから降りて。備え付けられている小型冷蔵庫から真新しいミネラルウォーターのペットボトルと、相手の鞄から処方箋の袋を取り出し中の安定剤2錠を掌の上に出し__一瞬動きが止まった。掌の上に転がった錠剤は普段相手が処方され飲んでいる種類とは別の物だったからだ。薄いピンク色をした薬は見た事の無い物で、思わず処方箋袋に書かれている薬の名前を確かめるも、矢張り普段のとは違う。何故同じ物を貰わなかったのか、と疑問が浮かぶも、相手から症状を聞いた医師がこれがベストだと思い勧めたのならばそうなのだろう。ふつ、と浮かんだ疑問に蓋をしてシートから薬を押し出しペットボトルのキャップを外すとそれらを手に再びベッドまで戻り。「…飲んで。楽になれるから。」両方を相手に手渡しつつ、この薬が相手の苦しみを少しでも早く取り除いてくれる事を祈るばかりで )
3372:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-11 23:40:13
( 幾らか呼吸が楽になるまでの長い時間、相手はずっと隣に寄り添い背中を摩ってくれていた。差し出された錠剤を大人しく受け取り其れを飲み込むと再びベッドに身体を横たえ、これ以上息が苦しくならないようにとゆっくり呼吸を繰り返して。発作の反動か別の要因か、再び重たい倦怠感に襲われ引き摺り込まれるようにして眠りに落ちたのは、1時間ほどが経ち薬が効き始めた頃。抗えない気怠さに、眠る事や悪夢への恐怖を抱えながらも寝息を立て始めていて。 )
3373:
ベル・ミラー [×]
2023-04-12 07:39:56
( 薬を飲んでから数時間後、聞こえ始めた静かな寝息に一先ずは安堵した。相手を起こさないよう気を配りベッドのスプリングを軋ませ無いよう注意しながら端に腰を下ろすと、普段以上に青白く見える顔を見詰め、目下に張り付く隈に軽く親指を触れさせ一度だけ緩く撫でてからまた静かにお尻を持ち上げベッドから離れ。__テーブルに置き去りにされた紅茶は既に温度を失い温くなっていた。そのせいか僅かに渋味が増したそれを飲み干し、あぁ、これが相手の苦しんだ時間か、と考える。太陽の昇る明るい時間帯は捜査で忙しく、人が唯一何も考えず休息をとる事の出来る夜ですら相手は穏やかに眠る事も出来ず悪夢に魘され続けるのだ。…何時癒えるのかもわからない絶望を抱え続け…あんまりではないか。今一度ベッドで丸まる相手に慈しみと、少しの切なさや悲しさが混じった瞳を向けてからダイアナの胃の内容物を思い出しそこから結び付ける料理や調味料などを考え直して )
3374:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-12 13:19:58
( 酷い発作に襲われた後の眠りは深かったようで、再び悪夢に苛まれる事は無かった。しかし無理に身体の機能を制御しようとする薬によって倦怠感や思考の遮断といった作用は重たいものになっていて。---朝、目を覚ますも身体は鉛のように重たく起き出す事が出来ずに。捜査に出なければならない事、警視正からも早く真相を解明し犯人を逮捕する様にと捜査の進みの遅さを指摘されている事も理解はしているのだが、身体があまりにも辛いのだ。あともう少しだけ休みたいと再び目を伏せてしまい。 )
3375:
ベル・ミラー [×]
2023-04-12 13:43:27
( __結局新たな情報を得る事も、毒物の摂取経路の特定にも至らないまま迎えた翌日。一向に降りて来ない情報に焦りと苛立ちとが重なる中、朝の身支度を整え署に向かう準備は出来ているが相手は目を覚ましては居るだろうに一向にベッドから起き上がる気配を見せない。普段ならばどれだけ身体が辛く不眠に悩まされていようとも捜査に穴を開けるような事は絶対に選ばない相手が、こうして固く瞼を閉じていると言う事はそれ程までに辛く心身共にもう限界を超えているという事だ。そんな状態で捜査なんて…とてもじゃないがまともに出来る筈が無い。ベッドの脇に立ち「…エバンズさん、」と小さく声を掛け掛け布団の上から肩に軽く触れると「聞き込みに行って来るね。__何かわかったら電話して。」暗に相手は此処に居るようにと、そうして“休んで”という言葉を使わなかったのは体調のせいで捜査に行けない自分自身を少しでも相手が責めないように。「行ってきます。」肩に触れさせた手を一度だけ緩く動かしては静かに部屋を出て署に向かい )
3376:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-13 10:12:29
( 体調が優れないと言うたったそれだけの理由で、自分が指揮を任されている捜査を後回しにするなど考えられない事だった。無理をしてでも仕事に行くべきなのに、其れさえ叶わないほどに身体が怠く上手く思考が働かない。強制的に休ませるための薬なのだから当然なのだが、其の効能を知らない為に自分の意思が弱く責任感が欠けているからこうなるのだと思わずには居られずに。罪悪感ばかりが募りながらも、結局相手が部屋を出る頃になっても後を追う事はできずひとりホテルの部屋に残る事になり。---再び妹の夢を見て、またあの悪夢に苛まれる恐怖にハッと目を覚ます。重たい身体を辛うじて起こしベッドを降りると鞄の中から睡眠薬を取り出し其れを呑み込んで。悪夢に苛まれる事や不眠に悩まされる事が多い為、睡眠薬はいつも持ち歩いていた。それだけの行動でも横になりたいと身体は訴えてきて到底捜査に出る事など今は不可能だった。---エバンズが深い眠りに落ちた頃、鑑識が資料を持って慌ただしく署の会議室へとやって来て、エバンズの姿を探したものの不在だと分かると相手に『毒物の摂取ルートが特定できました!キッチンに置かれた塩の容器に致死量を大きく上回る量が混ぜられていました。同じ白い粉末で見た目にも違和感は無かったので、被害者も気付かずに摂取したと思われます。エバンズ警部補に資料を渡していただけますか?』と告げて紙を手渡し。 )
3377:
ベル・ミラー [×]
2023-04-13 13:46:05
( 相手をホテルに残し出勤した後、直ぐにまた周辺の聞き込みをし何か見落としがあるのではと現場にも行ったが特別新しい情報を得る事は出来ぬまま再び署に戻り、会議室にて書類と睨めっこをするもどかしい時間が続き。__動きがあったのはそれから1時間程が経ってからだった。忙しない足音と共に勢い良く会議室の扉が開いたかと思えば、堰を切ったように飛び込んで来たのは数日前に資料のミスを謝罪しに来た鑑識官で。余程急いで来たのだろうか、彼は大きく胸を上下させながら、それでも酷く興奮した様子で手にしていた資料を此方に手渡しつつ、漸く待ちに待った情報を告げた。__毒物が混入されていたのは塩の容器。確かに見た目も同じ色で100%気が付かないと言っても過言では無い。漸く、これで漸く捜査に進展が見られる。「わかりました。…ありがとうございます。」資料を受け取り大切に鞄にしまえば一先ずこの朗報とも呼べる報告に対して頭を下げお礼の言葉を。その後直ぐに署を出てはホテルへと向かい。__エレベーターのゆっくりと進む時間すらももどかしい。早く、早く、と無駄な急かしをエレベーターに送りながらややして部屋のある階に辿り着くと駆け足で相手の部屋に向かい数回のノックの後に扉を開けて )
3378:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-14 14:04:00
( 睡眠薬によってもたらされた眠りは深いもので、望んだ通り悪夢を見る事は無かった。しかし同時にノックの音も相手が部屋に戻って来た気配にも気付かず、相手が朝出て行った時と同じようにベッドで布団に包まったまま眠っていて。捜査の指揮を執るべき立場で仕事に行かなければいけない状況ながら、睡眠薬を服用するなど責任感が無いと言われても仕方がないのだが、ベッド脇のサイドテーブルの上には、薬を飲んだ時に使った飲みかけの水が入ったグラスと睡眠薬が入った瓶が出しっぱなしになっていて。 )
3379:
ベル・ミラー [×]
2023-04-14 18:47:01
( 中から人の気配はすれど声が聞こえて来る事は無く、部屋に足を踏み入れればベッドはこんもりと膨らみそこに人が__相手が居る事を証明させた。朝、部屋を出る前に確かに声は掛けたがまさかその時から今まで寝通しなのかと思わず駆け寄るも、途中朝には無かった筈のテーブルに置かれた睡眠薬の瓶を見付けると動きが止まり。「……」その瓶と眠る相手を交互に見る。睡眠薬など飲めば捜査が出来なくなる事を相手が誰より一番分かっている筈なのに、それでも飲んだと言う事は最早精神力だけではどうする事も出来ない状態に在るのだろう。手にした瓶を静かにテーブルの上に置き直し、先程鑑識官から受け取った毒物の摂取ルート判明の資料をその隣に置いて相手を起こさぬまま部屋を出て行き。__署に戻ってからは再びこれまでの供述を確認した。塩の瓶の中に混入していたとなれば、矢張り怪しいのは夫や何度もあの家に出入りしただろうトミーで。けれどもその他の人達が確実にシロかと言えばそれは違う。誰しもが毒物を混入出来る可能性はある訳で、となると後はその毒物が何処から来たかだ。再びロンやトミー、ダイアナの友人達にも話を聞かなければならないと思いながら仕事を進め何時しか外は薄暗くなり。明日、今の状態の相手と共に捜査が出来るのかという一抹の不安を抱えながらホテルに戻ると、矢張り向かうのは己の部屋では無く相手の部屋で。数回のノックの後静かに扉を開けては「……エバンズさん、」と声を掛けて )
3380:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-14 20:53:10
( 目を覚ましたのは、外が暗くなり始めた夕方の事だった。時間が過ぎてしまえば矢張り罪悪感ばかりが襲って来るもので、日中捜査に出る事もせず、ましてや睡眠薬を飲んでまで自分が休むと言う最も意味のないことに時間を費やしてしまった事を深く後悔した。しかしその後悔の念が生まれたのも、朝よりはある程度体調が回復したからこその事と言えるだろうか。薬が幾らか抜けた事で一番酷い状態と比べるとある程度は楽になっていて、今の体調なら少しは動けると思いベッドから起き出すと、この時間になってようやくワイシャツに袖を通して。部屋の扉がノックされ相手が部屋に入って来たのは、身支度を終え一度署に向かおうとしていた時の事で。 )
3381:
ベル・ミラー [×]
2023-04-14 21:08:55
( 部屋の中の相手が眠っているか起きているかは実際の所半々だった。だからこそ此方を見た相手と視線が重なった時、少なくともベッドから起きて立ち上がる事の出来るだけの元気は取り戻したのだと安堵し、無意識の内にホッと息を吐き出して。されど不調が全て無くなり手放しで喜べる状態では無い事もまた理解している。だからこそ明らかに署に戻ろうとしている相手の目の前で部屋の扉を閉めると、不調に対する事や、今日の捜査に相手が出られなかった事を下手に慰めたりする話を出す事をせず、至極普段通りの様子で「良かった、エバンズさんと一緒に確認したい事があったんだ。」と、微笑み部屋の中央を進みテーブルの上に置いた鑑識官から預かった書類を手に相手に差し出し。「…もう見た?、毒物は塩の容器に混入されてたって。__明らかにバレないように飲ませるのが目的だろうから、これで自殺の可能性は100%無くなったよね。…勿論2人だけが怪しい訳じゃないけど、ロンとトミーはもう少し詳しく話を聞く必要がありそう。」己にとっても、勿論相手にとっても待ちに待った情報な訳で。これで捜査が大きく進めば良いと )
3382:
アルバート・エバンズ [×]
2023-04-14 22:54:04
( 相手が体調の事を聞いて来なかった事に安堵した。そのまま差し出された書類に視線を落とせば、毒物が塩の容器の中から見つかったと聞いて再び相手へと目を向けて。2人に話を聞くべきだと言う相手の言葉に頷きつつ「…ロンの会社とトミーの家の捜索をしたい。少なくともキールズ家からは他に毒物は見つかって居ない、何処かに保管されていた痕跡がある筈だ、」と告げて。「…署で少し作業をしたい、」捜査はようやく進展しようとしているのに自分は今日一日中何も出来ていない、そう思うと矢張り少しでも署で仕事をすべきだと立ち上がり。 )
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle