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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
3203:
ベル・ミラー [×]
2023-02-20 14:10:43
ルイス・ダンフォード
( __ふ、と思った。食に興味の無い相手が急に“囚人クッキー”の話を始めるなんて。幾ら酔って居るとは言え頭の中にその事が無ければ話題にもならない筈だ。となれば何処かで其れを見たと言う事。加えて興味を示したと言う事になる。珍しい事もあるものだと緩く首を擡げては『…何処の出張に行って来たんだ?お前が土産物に興味を示すのは珍しい事だろう。』と、何となしに問い掛けて。今や普段の理性的な面影は影を潜め欠片も見当たらない。“ホームズとワトソン”だなんて相手の口から初めて聞いたと自信を持って言える言葉に楽しげに喉を鳴らしては『それじゃあ華がねェだろ。』と戯言と共に肩を竦めるも、『だが…お前となら大抵の事件は解決出来そうだな。俺は優しいからな、ホームズをお前に譲ってやる。』酔っ払い特有の訳の分からない発言に乗っかるように返事をしつつ、徐々に力が入らなくなって来ているのだろう、傾く相手の身体を片手で支えるように引き寄せたダンフォードは、その際に反対の手で軽く前髪を払ってやり。確かにレイクウッドで共に働くとなれば勿論相手は“警部補”なのだから上司となる訳で、報告書は相手が確認するだろう。それはそれで面白い光景だと何処か他人事のように考えるも、役職を交換する、との言葉には思わずぱちりと瞬き。『折角の“警部補”をあっさり譲るのか?』と冗談交じりに問い掛けるもこれは酔っ払いの戯言だと分かって居るからこそ『“ダンフォード警部補”も悪くない響きだな。何よりお前の報告書をもう一度見れるなら役得だ。』至近距離で微笑む相手を見ながら、矢張り何時まで経っても可愛い後輩だと。これだけ酔っ払って居るのだ、もしかしたら朝目が覚め、相手はこの時間の記憶を無くしているかもしれないが、己が此処に居られる内は目一杯甘やかそうと勢い良くグラスの中身を半分まで飲み干した後、再びワシャワシャと相手の髪を撫で回して )
3204:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-20 20:04:03
____フィラデルフィアのイースタン州立刑務所に行ったんです。音楽祭の警備の仕事だったんですが…空き時間に、ミラーに連れ回されて。
( 囚人クッキーを目にしたのは先日出張で訪れたフィラデルフィアでの事。仕事と関係のない観光地に訪れたのは、先程まで此処に居た彼女に連れ回されたからだと説明しつつ、「…“囚人クッキー”を刑事が買ったら滑稽だと思ったから、よく覚えているんです。…貴方は昔買って来ていましたけどね、」と告げて。相手に凭れ掛かる体勢のままに、ホームズなら鹿撃ち帽とパイプが必要だとか、難事件を解決した武勇伝を本にしてもらう必要があるとか、熱に浮かされた様子で言いながらウォッカを流し込んで。「…報告書なら幾らでも書きますよ、……ダンフォード警部補で決まりですね。」と言ってまた少し笑うと、されるがままに髪を撫で回される事で力が入りにくい身体はグラグラと揺らされる。結局払われた前髪も再び目元に落ち、最終的に相手の肩に凭れる体勢になって。 )
3205:
ベル・ミラー [×]
2023-02-20 20:51:23
ルイス・ダンフォード
( フィラデルフィアと聞き一番初めに思ったのはまだ働いた事の無い場所だと言う事。続いて同僚達に呼ばれ席を離れたミラーの後ろ姿に軽く視線を向けては『ほぉ、あの嬢ちゃんにはお前を連れ回せるだけの度胸があったのか。』と、先程のドギマギした姿を思い出しつつ可笑しそうに笑い。相手は怒っていなくても無表情であるなら何処となく怖いような、冷たいような顔立ちをしている。そんな相手を観光に誘う事も、まして嫌そうな顔を向けられても折れなかったからこそ叶った“連れ回し”に少しばかりの意外さを見出し。高身長でガッシリとした体格のダンフォードは、例え同じ高身長であろうが細身の相手の身体一つ片手で支える事くらい容易いものだった。肩に掛かる重みも全く不快なものでは無く寧ろ可愛い後輩に“甘えられてる”と都合良く捉えられる程だ。そうして続けられた言葉で漸く自分が昔出張のお土産に“其れ”を選んだ事を思い出し『__そうか、お前は覚えて居たのか、』と薄い笑みと共に呟くような言葉を落として。“ホームズとワトソン”の支離滅裂な話は恐らく相手自身も何を言っているのか分からなくなっているであろうと判断したダンフォードは、ただ全てを肯定するように頷きつつウォッカを呷り。__すっかりアルコールに侵された相手は今自分がどんな表情をしているのかも、元上司に凭れ掛かっている事を気に止めるだけの思考も持ち合わせて居ないらしい。折角払った長い前髪に熱で浮かされた碧眼は再び覆い隠されるも、寸前で見せた微笑はお酒の力もあるが少なからず気が休めている証拠か。少し飲ませすぎたか…と頭の片隅で思いはするものの、其れは反省とイコールでは無く『お前の報告書は昔から読み易いから助かるよ。…だが、お前はもう新人じゃない、俺が警部補なら前のように優しい指導は出来ないが?』態々“優しい”を強調させながら、さぁどうするとばかりに頭を此方の肩に凭れ掛かる相手に向けて )
3206:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-20 22:08:04
( 相手はミラーに対して大人しい女性刑事という印象を抱いたのだろうか、だとすれば其れは間違いだ。「…度胸はかなり。緊迫した現場でもやり遂げられる強さはありますが、被疑者を殴った事もあります。」と告げると、正に表裏一体だと少しだけ楽しそうに笑って。自分が警部補になれば昔のように優しい指導は出来ないと言う相手の言葉に身体に力を入れて体勢を立て直すと「俺ももう新人では無いので。厳しい指導でも受けて立ちますよ、ダンフォード警部補。」と言いながらウォッカを呷る。そうして再び相手に凭れ掛かると、酔っている所為で直近の出張の記憶と目の前の相手とが結び付いているのだろうか、再びクッキーの話題を持ち出して「…貴方が買ってきたのはどっちでしたっけ、」と何の脈絡もない質問を投げかけつつ、間近で相手を見上げて。 )
3207:
ベル・ミラー [×]
2023-02-20 22:34:05
ルイス・ダンフォード
__被疑者を…ねェ、
( 相手のその言葉には流石にギョッとした表情で再びミラーの背中に、今度はまじまじとした視線を向ける。大人しく無かったって刑事は余程の事が無い限り──余程の事があっても駄目なのだが──被疑者を殴ったりはしない。彼女の沸点が低いのか、其れとも“余程の事”があったのか。何にせよ少し話しただけでは矢張り人の全ては分からないものだとしみじみ思いつつ『そりゃあお前に嫌な顔されても連れ回せれる訳だ。』と、納得したように頷き。少しの会話の中、相手は過去のまだダンフォードが上司だった時の事を思い出したのだろうか、アルコールで力の入らぬ身体を無理矢理立たせダンフォードから離れると、相変わらず“警部補”という役職を付けた名前で頷いて見せた。そうして再び此方に凭れる。その切り替えが妙に面白くて、可愛らしくて、喉の奥で低く笑ったダンフォードは『なら何の問題もねェな。』とウォッカを呷り。__至近距離の相手は普段の鋭い瞳に熱の纏った色を浮かべる。アルコールで血色の良くなった頬と、うっすらと潤む瞳。何処かゆったりと感じられるトーンで問い掛けられられた言葉には、遠い記憶を遡るように視線を外し暫し考え込んだ後、少し下にある相手の瞳を再び見下ろしながら『……自信はねェが、確かココアだったな。…正直味を気にして無かったかもしれないが__、』と曖昧な返答をしつつ、先程と同じ様に邪魔くさそうな相手の前髪を軽く払って )
3208:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-20 23:46:42
( 部下が被疑者を殴ったとなれば直属の上司も当然処分を受ける事になるため“被害を被った”と好ましく思わないのが普通なのだが、思い出したその話に少し笑ってしまうのはアルコールが手伝っている事は勿論、その時の状況が自分にとって有難いと感じるものだった事も関係しているだろう。前髪が払われた事で、すっかり熱っぽく潤んだ瞳が見えるようになり“ココア味を買った”という相手の言葉に、何が面白いのか小さく喉の奥を鳴らして。---既にかなり酔っているにも関わらずその後も促されるままにウォッカを飲み続け、やがて奥のテーブルで盛り上がっていた署員の数人もエバンズの状態に気付き始める。表情までは見えないものの、体勢を見るに身体に力が入って居ない。『…ねえ、ベル。警部補相当飲まされてない?ダンフォードさんがずっと警部補を支えてるけど……』その様子を見たサラが相手に声を掛けて。 )
3209:
ベル・ミラー [×]
2023-02-21 00:11:40
( 思い出した部下の所謂失態、ダンフォードの言葉一つ一つ、相手の周りにあるもの全てが今は面白くて仕方が無いようで、何処か幼くも見える笑みを浮かべるその姿は矢張り普段とは掛け離れ過ぎて居て正しく“泥酔状態”。__そうしてダンフォードと相手に背を向ける形で座って居た為、己の目前に座るサラに相手の状況を告げられるまで気が付かなかったのだ。“支えてる”の一言で背後を振り返ればサラの言う通り、すっかり身体の力が抜け凭れ掛かる相手と、ガッチリとした腕で相手を支えるダンフォードの姿があり、思わずギョッとする。同僚達と楽しく談笑している間に一体何があったと言うのか。「…珍しい姿が見れたって喜ぶべきだと思う…?」と、この後のあれこれを考え思わず漏れた現実逃避的な言葉に『珍しいのは間違い無いけど、あれじゃあ警部補の記憶が残るかも怪しい所だよね。』と、サラは苦笑いを浮かべ。__時刻は既に日付けを跨いでいた。最初の数杯は度数の低いお酒を飲んだものの、後は全てジュースや紅茶を飲んでいた己は全く酔ってはおらず、殆ど素面状態だ。ふ、とダンフォードと視線が交わり思わず苦笑いが浮かぶが彼は涼しい顔。__まさかこの後相手を酔わせるだけ酔わせて、全て丸投げされて帰宅する事になろうとは、この時はまだ欠片も思って居らず )
3210:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-21 11:18:40
( 眠ってしまってはいないものの、エバンズはかなり泥酔した様子でダンフォードに寄り掛かっていた。2人の前には幾つも空いたグラスが並び、ウォッカの瓶も空に近い。久しぶりに後輩と飲み交わす事ができ、懐かしく可愛らしい姿を見る事が出来たためにダンフォードも上機嫌で。そろそろお開きの空気が流れ始めた頃、ダンフォードが『此処は全部俺の奢りだ!』と声を張り上げ、署員から楽しげな拍手が起こる。主に2人がかなり飲んでいる上、署員も人数がいてかなりの金額になりそうではあるのだが、ダンフォードにとっては楽しく飲んで後輩に奢る所までがワンセット。皆が帰り支度を始める中で、先ほどエバンズが“ミラー”と呼んでいた彼女を手招きし『お嬢ちゃん、エバンズを頼んだ!1人じゃ帰れねェだろうから、タクシーに詰め込んで家まで帰してやってくれ。こうなると可愛いんだよ、』そう言いながら愛おしそうにエバンズの頭を撫で回す。そうして自分はふらつく事もなく身支度を整えると、自分に寄り掛かっているエバンズの身体をミラーの方へと凭れさせ『二次会行く奴いるかァ?』と皆に声を掛けて。 )
3211:
ベル・ミラー [×]
2023-02-21 13:40:35
( こんなに美味しいお酒を飲み、其れが全て奢りだと言う事に既にアルコールで浮かれている署員達は更に歓喜の声を上げ、数人は帰り、数人はこのままダンフォードと共に二次会に行く準備をする中で“投げ遣り状態”で泥酔している相手を預けられれば思わず双眸を見開き「嘘!?」と声が漏れる。それはそうだろう、どう考えても相手をこんな状態にしたダンフォードが最後まで面倒を見るべきで、そうであると信じて疑わなかったのに。可愛いとか可愛くないとか、今はそんな話では無いのだ。アルコールのせいで頬を染め、ふわふわとした瞳の相手が確かに珍しくはあるのだが己より遥かに身長の高い、身体に力の入らぬ相手を一体どうすれば自分がタクシーまで運べると思ったのか。あんぐり状態だった口は何か言おうと微動するも、ダンフォードは此方が言いたい非難など知らぬとばかりにもう既にこの先の二次会の話に花を咲かせて居る。思わずサラを見ても『良かったじゃんベル!私はアシュリー程節操無しじゃないけど、もう連れ込んじゃえば?』と、応援してくれているのかただ楽しんでるのか、声を潜めながらニコニコとするばかりで助けには到底なりそうに無い。生憎店の前にタクシーは数台停まっていて呼ぶ手間は無いものの__「……、」己に凭れ掛かり泥酔状態の相手にちらりと視線を向けて、1人で此処から連れ出す決意を固める。「…エバンズさん、もうお開きみたいです。…立てますか?…いや、立てなくてもせめてタクシーまでは何とか行って下さい、」両手で相手の身体を支えてから先ずは自身が先に立ち上がり、続いて相手の身体を何とか支えながら立ち上がらせ、兎に角お店の外に出て欲しいと訴えつつ、歩けるかどうか様子を見て )
3212:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-21 20:04:37
( 相手が全てをダンフォードから押し付けられて困惑している事も、周囲から役に立たない助言をされている事も知らずされるがままに相手に凭れ掛かり。相手に身体を支えられ立つよう促されるのだが、相手を認識し熱に浮かされた視線を重ねると「……クッキーはココアだったらしい。」と、相手にとってはあまりに唐突で到底意味が分からないであろう言葉を。泥酔している状態ながら残してきた仕事の事を覚えているのか、はたまたダンフォードとの会話の中に報告書という単語が出て来たからか、徐に「…報告書を書く、」と言って立ち上がり店を出ようとするのだが、足元が覚束ない。タクシーまであと数メートルの所まで支えられながら歩いたものの、店の外に置かれたベンチに座り込んで。 )
3213:
ベル・ミラー [×]
2023-02-21 20:32:04
( 熱に浮かされたうっすらと潤む瞳が真っ直ぐに己を見ている。確かに普段の鋭い瞳を持つ上司の顔では無い、言うならば朝目が覚めて未だ何処か寝惚けぼんやりとしている時に近い、つまりダンフォードの言う通り“可愛い”のだが__余りに唐突で理解不能な言葉を紡がれればどうだろうか。そんな事思ってる場合じゃない、と軽く首を左右に振り現実に戻って来れば「良かったですね。私もココア味のクッキーは好きですよ。」と何の話か分かって居ないが一応返事をし。報告書を書くと相手は言うがこんな状態で仮に残っていたとて書ける筈も無い。取り敢えずは動いてくれた事に安堵し、このまま無事タクシーに乗せて任務はやり遂げられると思ったのに__現実はそう甘く無いらしい。タクシーに乗る前に力尽きた相手が近くのベンチに座り込み、それっきり動かなくなってしまえば「ちょ、っと…エバンズさん!後もう少しだから!」と、懸命に立ち上がらせようとするも体格差の何と恨めしい事か、持ち上げる事も再び歩かせる事も出来ず絶望的な空気が流れ。と、店の中からは署員達と楽しく談笑するダンフォードが漸く出て来た。「ダンフォードさん!!」思わず何て事をしてくれたんだと言う気持ちと、助けてくれという気持ちが綯い交ぜになった呼び止めがやけに大きく音となり。己の声に此方を見たダンフォードは、この状況下で尚も楽しげに笑いながら…それでも助けてくれるのか『ほらエバンズ、可愛い部下が困り果ててるぞ。…おんぶか?』なんて、巫山戯てるとしか思えない言葉を相手を見下ろしながら問い掛けて。其れに思わず天を仰ぐ事となり )
3214:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-21 23:54:28
( 相手に腕を引かれても立ち上がる事はしなかったものの、ダンフォードに呼び掛けられると先ほどまでとは別人の声だと気付き再び顔を上げる。おんぶ、という言葉に子ども扱いされた事は理解したのだろう。「…結構です。」と、不服そうな顔で断りを入れた後にベンチから立ち上がり「_____ミラー、行くぞ。」と、まるで捜査にでも出掛けるようないつも通りの呼び掛けを。そうして矢張り状況を混同しているのだろう、止まっていたタクシーの後部座席ではなく助手席にわざわざ乗り込むと「署に戻ってくれ。」と、運転席に座っているのがミラーだと勘違いしたまま運転手に告げて。突然乗り込んできた、どう見ても酔っ払っている男に急に指示され当然運転手は困惑した表情を浮かべると、連れであろう相手に助けを求めるように後部座席を振り返って。 )
3215:
ベル・ミラー [×]
2023-02-22 07:22:33
( “おんぶ”の言葉の幼さに反応したのか、先程までの可愛らしさは何処へやら不服そうな言葉と共に自らの力で立ち上がりタクシーの__助手席に乗り込む相手。その姿にダンフォードは面白そうに笑いながら『エバンズを頼んだぞ。』と、一応タクシーには乗った為に大丈夫だと判断したのか、片手を閃かせ再び二次会に向かう署員達の後を追いこの場を離れて行き。となれば残されたのは矢張り己と相手と__誰より困惑した運転手の3人。署に何か戻る筈も無く運転手と視線を重ねると「…すみません、署ではなく……○○のアパートまでお願いします。」と頭を下げる。相手を送り届けるのが突然与えられた任務なのだが、このまま相手を1人家に帰すのが不安だった。だからこそ運転手に告げた住所は自分の家で。__ややしてタクシーは自宅の前に。お金を払い相手を支えながら助手席から下ろしては、タクシーが見えなくなった後に顔を覗き込むようにして視線を合わせ「…部屋まで行こう、ね?」次なる難関は部屋まで相手を連れて行く事なのだが、その前に聳え立つのは今ならラスボスとも呼べるだろう階段で。己の力で相手を支えながら、乗り越えられるかと一抹の不安はあるものの、此処で2人野宿だけは避けなければならない。相手を支える腕に今一度力を入れ直してから「此処…気を付けて、ゆっくりね。」と、階段を踏み外さないように誘導して )
3216:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-22 12:26:02
( 署に戻れ、とは言ったものの既にこの状態では何処へ向かっているかなど分かる筈もなく相手のアパートの前で降ろされた事にも文句を言う事はない。階段を見上げ、何を言っているのかとばかりの表情で相手を見ると「…俺を老人扱いするな、」と不服そうに告げて。とはいえ此処まで酔っていては足元が覚束ないのも当然の事。相手に支えられながら、グラグラと不安定に身体が揺らぐものの手摺りに掴まり、途中で座り込みそうになり_____結局、およそ10分かけて階段を登りきると「…お前は随分不便な所に住んでるな、」と、まるで相手の住んでいる家の構造が可笑しいから部屋に行くのも一苦労だと言わんばかりの様子で呆れたように言い。 )
3217:
ベル・ミラー [×]
2023-02-22 13:19:11
( “老人扱い”では無く“酔っ払い扱い”なのだが、そこを訂正した所で多分相手には届かないだろうと思えば、其れ以上返事をする事無く兎に角無事に階段を登りきる事だけに集中し。__途中危ない所も何ヶ所かあったものの見事に相手を連れて部屋の前まで来る事が出来れば、いっそ難解な任務をやり遂げた時の清々しさまで覚える始末。なのだが。此方の苦労など知らない相手は、自身が酔っ払っていてまともに歩けないせいでは無く、此方の住む所に問題がある為にこんなに苦労したのだと、さも当たり前のように言うものだから思わずロックを解除する番号を押す指が止まり。「……エバンズさんが“警部補”の役職を譲ってくれれば、もう少し良い所に住めるかもしれないんですけどね。」ジットリとした瞳を向けて同じくやれやれと肩を竦め態とらしい敬語で紡いだのは、相手がダンフォードと話していた内容と酷似したもの。勿論2人の会話は知らない為に全くの偶然なのだが、兎に角今は部屋に…と一度止まった指を動かしてロックを解除すると、再び相手を支えるようにして部屋に入り。「今水持って来るから、此処に居てね。」と、相手をソファに座らせてから電気を点け、冷蔵庫に入れてたミネラルウォーターを差し出して )
3218:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-22 17:23:11
( 相手の家へと上がりソファへと座らされると「…警部補の座は、もうあの人に譲ったからお前にはやれない。それに、ミラー警部補には未だ早い、」と、言葉を紡ぐ。先ほどのダンフォードとのやり取りを指しているのだが、その場に居なかった相手はよく理解出来ないだろう。相手がキッチンへと向かう背中を眺めていたものの、ミネラルウォーターを差し出されると其れを受け取り大人しくひと口飲む。そして何とかジャケットを脱いでソファに置くと、背もたれに凭れ掛かり「……ダンフォードさんは帰ったのか、?」と熱っぽい瞳を再び相手に向けて、やはり泥酔している所為で状況の把握が出来ていないようで、彼や他の署員たちが見当たらないと。 )
3219:
ベル・ミラー [×]
2023-02-22 18:48:17
( “警部補の座を誰かに譲った”との返事には、知らない所で何時そんな話が!?と驚いたように相手を見るも、直ぐに酔っ払って居る事によるただの戯言だと判断すれば「そっか。じゃあ私はもっと頑張ってエバンズさんに認めて貰うのが先だね。」と笑みを浮かべつつ、差し出した水を飲んだその姿に内心安堵して。__相手の隣に静かに腰を下ろす。任務達成がめでたく叶った今、先程までの余裕の無さは無くなり、ただ珍しく泥酔している相手が面白くて、ダンフォードの言葉を借りるなら“可愛い”のだが__其れだけでは無いのも事実。元より端正な顔立ちの相手が頬に薄く朱を散らし、熱っぽい瞳をしている…“可愛い”と拮抗し合うように確かに存在する“色気”に、これは相手に想いを寄せて居ない誰かが見たとしても、色っぽく見えるだろうと一度軽く双眸を閉じ。其れから一拍程置いて再び相手と視線を重ねると「…二次会に行ったよ。エバンズさんも行きたかった?」と、あくまで落ち着いた声色で答えた後、「ダンフォードさん素敵な人だったね。」相手の元上司を褒めつつ、脱いだジャケットをソファの背凭れに掛けて )
3220:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-22 22:33:00
( 二次会に行ったと聞けば納得するのだが「…お前は行かなかったのか、?」と今更過ぎる質問を。キャップを緩く閉めたペットボトルをテーブルに置くと上司を褒める言葉が投げ掛けられ、豪快に笑いながら頭を撫で回すダンフォードを思い出し思わず少しの笑みが浮かび。「面倒見の良い人であるのは間違いないな。_____お前が被疑者を殴った話をしておいた。」彼の人柄の良さを肯定した上で、相手としては不覚だろうにクラークを殴った時の事を話したと悪びれる事もなく言って。ゆっくりと瞬きをしつつ「…報告書に可笑しい箇所があった、」と、まるで今思い出した事のように言うのだが、相手にしてみれば全く同じ言葉を数時間前にも聞いている事だろう。 )
3221:
ベル・ミラー [×]
2023-02-22 23:14:39
( ダンフォードに連れられ二次会に行ったメンバーの中には珍しくサラも居て、彼女と長く飲むのは久し振りの事。行く事自体は全く嫌じゃなく寧ろ願ったりなのだが__此処まで泥酔した相手をダンフォードに任せられて放棄など出来る筈が無いではないか。「あー……エバンズさんと一緒に帰りたいなって思って。」何と答えるべきか迷う間をあからさまに空けるものの、相手には少しも何も伝わらないと分かって居るからこそ、その後の答えは満面の笑みの最早ヤケクソ。されどその後相手から紡がれた爆弾発言を聞けば、その笑みも一瞬にして引っ込み、雷にでもうたれたかのように硬直する事数秒、「ッ、な、…んで言っちゃったの!?」思わず声を上げ身を乗り出すように顔を近づけ。そうしてその勢いもまた数秒でガックリと項垂れに。可愛い後輩に、とんでもない事をやらかす部下が出来たと思われただろうか…。次顔合わせる時が気まず過ぎると思わず溜め息が漏れ、荒ぶる心を落ち着かせる為、何も考えずに伸ばした手は相手が今さっき飲んだミネラルウォーターのペットボトルで。キャップを開けて中身を一口、二口、と飲んでは再び元あった位置に置き直し。先程頭を過ぎった“可愛い”も“色気”も全部勘違いだったと言わんばかりに軽く首を左右に振り__それでもやっぱり憎めない相手に再び視線を向けるのだが、次いで突拍子も無く紡がれた言葉には「え、」と声が漏れた。其れはお店でも聞いた同じ内容で、されど泥酔状態の相手は最早数時間前の事も覚えて居ないのだろう。「……申し訳ありません。次は完璧に仕上げます。」と、一先ずは仕事モードで頭を下げ、その頭を持ち上げた際に相手と何度目かの視線を重ねては、「エバンズさん、報告書の話よりもダンフォードさんの話をしよう。ね?」このまま同じ注意を受け続けたのでは朝になる、と話題を変えようと試みて )
3222:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-23 01:11:25
( 半ばヤケクソに紡がれた言葉にも、相手の苦労も知らず二次会に行くよりも一緒に帰りたいだなんて変わっているとばかりの表情を浮かべて。被疑者を殴った件をダンフォードに共有した事について驚愕の色を顕にした相手の反応を見ると、アルコールの所為だろう、其の反応が面白かったのか珍しく笑みを溢して。「度胸があると言ってた、」と尚も相手を煽るような言葉を紡ぎながら、クスリと愉しげに小さく笑うのだから署員が見たらひっくり返るに違いない。報告書について長々と語り始めようとしたものの遮るようにダンフォードの話をと促されると、言葉尻はしっかりしていながらも泥酔状態の今、相手が彼の話をしたがる理由を間違った方向に捉えたのだろう。「…あの人は昔から女性に人気だ、競争率は高いぞ。」と、真面目な顔で告げて。 )
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(C) Mikle