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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
3183:
ベル・ミラー [×]
2023-02-15 17:03:51
( 特別頬を朱に染めている訳でも、様子が可笑しい訳でも無い。見た目は冷静で少しも酔ってなどいないように見える相手だが__ダンフォードの“安直な挑発”を流す事無く普段では考えられない自身の役職を態々口にした辺り、見た目からは想像もつかない程に酔いが回っているのだろうと、珍しい姿を見れた楽しさ反面思わず苦笑いが浮かび。__一方ダンフォードはと言うと、挑発に挑発を返して来たその酔いっぷりに順調に事が運んでいると口角を更に強く持ち上げ。『そりゃア警察の鏡だ。そんな毎日お忙しい“警部補様”には、今日存分に羽を伸ばしてもらわなきゃだな。…ほら、弱くなってねェんだろ?遠慮せずにもっと飲め。』半分ほど入っていた中身を一気に煽ったその良い飲みっぷりを見て、空になったグラスに更に次なるお酒を注ぐ。時折楽しげに笑いながら相手の背中を叩き、結局の所挑発していながらも可愛い後輩を褒める言葉を紡ぎながら、自身もまた更なるお酒に口を付けて )
3184:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-15 19:44:54
( 次々と注がれる酒を促されるままに飲み続けて1時間が経とうという頃には、普段白い頬は薄く染まり瞳も僅かに熱を持つ。やがていつもの寡黙さは何処へやら、背を叩き楽しそうに笑いながら話しかけて来る彼に顔を向けると「_____大体、ダンフォードさんは自由人が過ぎるんです。昇進に興味が無さすぎるのも考えものですよ、本部に戻れば良いのにいつまでも地方を渡り歩いて、」と、先輩に対して小言とも取れる言葉を連ねて。最早促されずともグラスを傾け、頬杖を付くと少しばかり酔っているようだという思考は働くものの隣の彼は自制を許さない。休むなとばかりに酒を注がれたグラスを再び手にして隣の相手にも幾らか潤んだ瞳を向けて「……お前からも言ってやれ。」と。 )
3185:
ベル・ミラー [×]
2023-02-15 21:10:29
( ダンフォードの焦げ茶の瞳に映る相手は普段の冷静さは何処へやら、数時間前までとは比べ物にならない程に“酔っ払ってます感”を全面に押し出した薄く朱に染まる頬と、僅かに潤んだ瞳を惜しげも無くさらけ出して居た。そんな最早威厳諸々を感じさせない表情をしながらも、紡ぐのは先輩相手に止まる事の無い小言で。その一つ一つに“そうだな”と相槌を打つ彼の寛大さと来れば。『デスクワークは俺の苦手分野だ。エバンズ、お前だって現場に出たいタイプだろ?』と、さも彼自身と相手が同類であるかのように紡ぐ言葉を聴きながら、まぁ、確かに相手も捜査をする事を望むな。と考えていた矢先。ふいに相手が顔を此方に向け、久々に会った先輩後輩同士の会話を振られればギョッとしたようにグラスを傾けていた手を止め。理由は二つ。一つ目は相手の表情が見た事もない…所謂たっぷりの“色気”を纏っていたから。二つ目は出会って間も無い、其れもかなり年上の直属では無いが先輩と呼べる彼に“何か言え”だなんて言われたから。言える筈が無い。何を言っているのだとばかりに小刻みに首を左右に振っては「ほ、ほら……本部に居た時はどんな感じだったんですか?2人は一緒に組む事が多かったとか?」と、何とかこの小言めいた話から違う話に持って行こうと話題を変えつつ「クレアさんも此方に応援に来てくれた事があるんですよ。…ね?」本部、と言えば【クレア・ジョーンズ】も2人共通認識の人物であろう。救いの女神、との気持ちで出した名前にダンフォードは『そうか、ジョーンズとも暫く会ってないな。今度久々に飲みに誘ってみるか。』と、懐かしい彼女の顔を思い出すように僅か視線を斜めに彷徨わせて )
3186:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-15 23:32:13
( 現場に出て捜査に携わりたい主義だと言うのは否定しないと頷きつつ、相手に本部での話を振られると彼に視線を向けて。クレアと共に彼にはお世話になった事を思い、飲みに誘おうと話す彼の言葉を聞きながら「クレアも、ダンフォードさんはひとつの署に腰を据えた方が良いと言いますよ。」と告げてグラスを呷る。そして思い出したように顔を上げると突拍子も無く「…そういえば、昨日の報告書に可笑しい箇所があった。」と相手に向けて口を開き。クレアの話とも本部の話とも全く関連のない、話の流れを一切無視した話題。理路整然と話す普段からは想像も付かない状況なのだが、それほど酔いが回っているのだろう。こうなると次なる小言の矛先は先輩である彼から相手へと向き、報告書の何が可笑しかったのかを話して聞かせた後に「お前は冷静になって一度立ち止まってみる事を覚えた方が良い。…捜査でも勢いが良くて抑えるのに苦労してるんです。」と、ダンフォードにも相手の話を振り。 )
3187:
ベル・ミラー [×]
2023-02-16 07:37:43
( 何とか話題を別の所に向けられた__と安堵したのも束の間。本部での話題が長く続く事無く続いて突拍子も無く小言の矛先が此方に向けば思わず「え゙、」と、喉から引き攣るような声が漏れ。されどそれで酔いの回った相手を抑え込む事が出来る筈も無く。ペラペラと紡がれる報告書の可笑しな箇所を上げられれば、相手の隣で何が可笑しいのかニマニマとしているダンフォードを視界の隅に捉えながら「す、すみません。以後気を付けます…。」と一先ず素直に謝罪を返すのだが。相手の勢いは衰える事を知らず、先程ダンフォードへの小言を此方に聞かせたように、次は此方への小言をダンフォードに聞かせ始める始末。__ダンフォードはお酒がその力を存分に発揮し滑舌にミラーの捜査中の何が問題かを話す相手と、その横で引き攣った表情でお酒では無く水を呷るミラーの両方を愉しげに、また何処か愛おしそうに見詰め、『…良いコンビだな。__お前が誰かと長く捜査出来ている事が俺は嬉しいよ。』と、小言に対する返事とは些か間違いな言葉に相手は納得いかないであろうが、躊躇う事無く大きく骨張った手で相手の髪をわしゃわしゃと撫で回したダンフォードは、続いて『嬢ちゃんはお前を心底慕っているように見えるぞ。お前は違うのか?』と、さり気無く相手の前に新しいお酒を置きつつ、この話題は興味がある、とばかりにわかりやすく相手の答えを待つミラーを一瞥した後にグラスの中身を一口呷って )
3188:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-19 02:29:15
( 自分の突拍子も無い言葉に相手が翻弄され混乱している事も、其の様子を見たダンフォードがニヤニヤと笑みを浮かべている事も今は気付かない。相手の過去の失敗談をわざわざ掘り返し、小言を言うのと同時に其の時の状況を詳細にダンフォードに話して聞かせる始末。当の本人は彼が其の様子を何処か微笑ましそうに見ている事にさえ気付いては居ないものの、良いコンビだと言われれば一度ミラーに視線を向けそうだろうかと首を傾げ。「…後輩の育成も警部補の重要な役目ですからね。」と、再び自分の役職を強調した返しと共にグラスを呷りそれ以上多くを語る事はせず。---エバンズの様子が普段と違う事は、近くで飲んでいる署員たちも気付き始めていた。普段よりも饒舌に話す声が聞こえて其方を見遣れば、頬を赤らめてグラスを呷る堅物警部補の姿。グラスの中身を飲み干すペースもかなりのもので。 )
3189:
ベル・ミラー [×]
2023-02-19 02:52:40
( お酒により幾らも潤んだ瞳が此方を向き視線が重なった事で、酔っ払ってる今なら果たしてどんな返事が来るかと少なからず期待したものの__相手は再び“警部補”という自身の役職を持ち出しあくまでも“仕事の一環”というような返事を返して来た。これでは酔っていてもいなくても同じではないかと、思わず片眉が持ち上がり。されどこれが相手だ。__ダンフォードはというと相手からの言葉にやれやれと肩を竦めた後『俺には向かない役職だな。』と、溜息混じりに呟いて。隣に座るミラーは勿論の事、周りの署員達も気付き始める程に相手の様子は明らかに変わっていた。何時もより滑舌で、普段の白い頬はアルコールで朱に染まり、今回を逃せばもう二度と見れないかもしれないと思える程の変わりっぷりに、楽しげに話をしながらもチラチラと相手の様子を伺う署員達は、『お前が“警部補”なら、署員達もさぞ心強いだろうに。』と、この状況を明らかに面白がってるのであろう言葉を紡ぐダンフォードに一種の尊敬すらも覚える始末で )
3190:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-19 03:27:51
( 彼は一刑事として地方の署に居るような器では無いと、もっと上に立ち多くの刑事を育てるだけの力がある人だと言うのが実際に新人時代お世話になった此方の言い分なのだが、彼はどうもそれを認めようとはしないし上の役職に就く事を好まないようだった。自分には向かないと言うダンフォードに小さく溜息を吐きつつ其れ以上強いるような事はなく、グラスの中身を流し込んで。「…心強いかどうかは、此処に居る署員たちに聞いてください。」と、署員からしてみれば巻き込まれたくないであろうに無責任な言葉を返しつつ、流石に酔っている事を自覚しているのか空いたグラスの代わりに手近にあった水を手にすると、其れを半分ほど飲んで。 )
3191:
ベル・ミラー [×]
2023-02-19 08:18:36
ルイス・ダンフォード
( 相手の投げ遣りな返答にギョッとした署員達は遠巻きに見る分には面白い状況ながら、話を振られるのはたまったものじゃない、と巻き込まれる事を危惧し瞬間的に2人から視線を外し、その輪の中に居たサラとアシュリーに手招きされたミラーは、相手とダンフォードに軽く会釈してからその場を離れ、同僚達の待つ輪の中へ。__一方ダンフォードはと言うとお酒を飲み干し次なるお酒のグラスに…では無く水の入ったグラスを呷った相手の姿に“まだある程度の理性が残っているのか”とばかりに片眉を持ち上げ。『おいおい、エバンズ。お前が飲むのは此方だ。』相手の手の中にある水の入ったグラスをサッと取り上げ、代わりに流れるような動作でなみなみにまでお酒の注がれたグラスを握らせて。『…これは俺のお気に入りなんだ。…“警部補”なら飲めるだろ?』手渡したのは度数の強いウォッカながら、ダンフォードにはカクテル程度にしか感じられないもの。それでも味が好みなのだ。再び態とらしい挑発と共に、相手に手渡したものと同じ中身の注がれているグラスをゆらゆらと揺らしつつ、頬杖をついて相手を眺めて )
3192:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-19 18:30:35
( グラスを取り上げられたかと思えば別の、並々とウォッカの注がれたグラスを渡されると深い溜息を吐き。「…お気に入りなのは良いですけど、俺を潰すつもりですか?」熱を孕んだ瞳をやや気怠げに相手へと向けるも、続いた言葉には「_____勿論飲めますよ。」と言ってウォッカを口にする。元々プライドの高い気質、其れがアルコールによって更に助長され些細な挑発に簡単に乗せられている状況で。既にかなり酔いは回っているにも関わらず、飲んだ酒の度数もそれなりに強いもの。一度グラスを置くとチーズに手を伸ばしながら「…色々な署を転々としながら、何処へ行っても上手くやれるのは貴方の強みですよね。」と徐に口を開く。「少し前に地方の警察署に派遣されて捜査の指揮を執ったんですが、其処の署長が最悪で。役職に就くより、俺は新しい場所で新しい人間関係の中に放り込まれる方がストレスです。」と、珍しく愚痴を溢しつつ。 )
3193:
ベル・ミラー [×]
2023-02-19 19:48:52
ルイス・ダンフォード
( 普段──とは言っても此処暫くの相手を知らぬが──とは掛け離れた、鋭さを失い代わりに気怠げな熱を孕んだ瞳と焦げ茶の瞳を合わせたダンフォードは『いいや、お前はこんなモンじゃ潰れたりしねェだろ?』と首を軽く振り、更に飲ませる為の言葉を楽しげに紡ぎながら挑発に乗り続ける相手に意地の悪い笑みを浮かべ。お酒のツマミとしてチーズを嗜む相手が潰れ、支離滅裂な事を言い千鳥足状態になるまで後もう少しだろうかと…度の過ぎた意地悪を考えていたが、其れよりも先に相手はダンフォードの強みを一瞬認め、続いてこれまでにあった仕事の話をぽつ、ぽつ、と始めた。珍しく滑舌に話しながら、お酒の力も相まって余程嫌な派遣先だったのだろう愚痴まで呟かれれば、先ずは先の所謂褒め言葉に『上手くやれるのは良い事だが、代わりに“可笑しいと思っても意見しない”って事に繋がる時もある。…俺から見れば、お前は良い警察官だよ。』と、何処となく柔らかな色に笑みを変えてから、『此処はどうだ?お前からしてみれば…納得の出来ない移動だっただろ。』と、再びグラスの中身を呷りつつ、視線をテーブルへと落としながら“あの事件”が端々に滲む話題を )
3194:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-19 20:26:12
_____俺が良い刑事だなんて、…今日は随分と優しいですね。
( 透明なグラスの中身に視線を落としながら相手の言葉を聞いていたものの、褒め言葉が紡がれると再び視線を持ち上げ薄く笑みを浮かべて。新人時代、仕事の進め方から何からを教わった直属の上司でもある相手から褒められると言うのは、酒の所為もあろうが気分の良いものだった。「……レイクウッドも思ったほどは悪く無いですが、納得はして居ません____未だ本部で出来る事があった。上層部が”配慮した“という既成事実を作る為だけの勝手な異動です。働く場所以外は特に何も変わって居ない。」異動について言及されるとグラスの中身を呷ってから不服そうな色の浮かぶ言葉を紡いで。簡単に言えば、捜査中の事案によって心身のバランスを崩した刑事を労り配慮した、という実績を作る為に本人の意思も関係なく行われた異動のようなもの。到底納得はいって居ない上、レイクウッドに異動して何が大きく変わった訳でも無いと。 )
3195:
ベル・ミラー [×]
2023-02-19 21:37:41
ルイス・ダンフォード
ハッ、俺は昔から優しかっただろ。お前が署員と険悪な仲になる度に味方してやっただろうが。
( 今や相手は新人などでは無く“警部補”。けれどダンフォードからしてみれば、どれ程の年月が経ち既に自身より遥かに位の高い所に居ようが、相手はずっと本部に居た時の可愛くて時に扱いに困った後輩のままなのだ。そうしてお酒の力も勿論借りては居るだろうが嬉しさから薄い笑みを浮かべたその姿は、過去に重なるものがある。“良くやった”そう言って上手く捜査が出来た時、読みやすい報告書を提出して来た時、まだ若い相手の髪を何度撫で回した事か。その度に嫌そうな表情を浮かべながらも本気で抵抗しない相手が矢張り無性に可愛くて__“あの事件”に少なからず相手が巻き込まれた事を、酷く恨んだのだ。この場所に居る事を苦痛だと感じでいる訳では無いものの、矢張り納得はしていないと言い切った言葉に『__そうか、』と一度相槌を打つ。相手と近い所に居た人達は上司も含め、少なからず相手の心身の心配をしたが、上層部は“既成事実”の事が頭の大半を占めていたであろう事は嘘でも違うとは言えない。だが“何も変わっていない”は間違いだ。相手はそう思っているかもしれないが、ダンフォードの目に映る相手は違う。異動になるまでの間の死んだような、光の1つ浮かばない瞳も、分厚い氷に覆い尽くされたような心も、感情が抜け落ちたような表情も、痛い程知ってる。そして今の相手はどうか……少なくともその時のような命の光を僅かも感じない虚無感は無い。時の流れが少しずつ傷を癒したのか、それとも他の理由があるのか。『お前は変わっていないと思うかもしれないが、少なくとも俺の目にそうは映って無い。……“今”のお前を見れた事がこんなにも嬉しいとはな。』しみじみ呟くように後半を落とし、徐に伸ばした手で相手の頭を軽く撫でては『…お前は良く頑張ってるよ。』と、新人時代の時のように褒め言葉を )
3196:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-19 23:35:46
…勝手に険悪になる方が悪いんですよ、
( 確かに署員と険悪になり相手が仲裁に入るという事が度々起きたのは事実。其れに関しては勝手に険悪になる方が悪いのだと言いながらグラスを傾けて。自分自身の変化と言うのは気付き難いもので、相手の言葉にもピンとは来ないもののそういうものだろうかと考えていれば、不意に頭を撫でられる。彼にとって自分はいつまでも新人さながらの後輩のまま。よくやったと褒められた遠い記憶を_____未だ全てが上手く行っていた頃の事を相手の手の感触と共に思い出して少しばかり表情が和らぐ。忙しい仕事の合間に妹と食事をしたり、同期で飲み会に行ったり、ごく普通の生活だったのだ。----「____それじゃあ、……俺の良い所を教えて下さい。」一度ゆったりと瞬きをした後に熱を孕んだ瞳で相手を見つめると、突拍子もなくそう告げた。普段に比べると機嫌の良さそうな様子でウォッカを飲みながら、昔のように褒めてくれる彼に更に強請るかのように。既にその様子から鋭さや威厳は一切抜け落ちて、笑みを浮かべると少し顔を近づけ「…警部補命令ですよ、」なんて、普段であれば絶対に言わないであろう冗談めかした言葉を紡ぎ。 )
3197:
ベル・ミラー [×]
2023-02-20 00:08:50
ルイス・ダンフォード
( “こういう所”は今も昔もどうやら変わらないようだ。相手のこういう態度が原因で更に空気が悪くなり結果的に仲裁に時間が掛かるのだが__そんな明らかに面倒な状況ですら楽しく、相手が可愛い後輩である事は少しも変わらなかったのだ。懐かしい過去に意思の欠片を飛ばしつつ、何が面白いのか尚も相手の髪の毛を乱すように撫で回し続けるも、ふいに熱を孕んだ碧眼に真っ直ぐに見詰められ思わず相手の頭を撫でていた手が止まる。それと同時に紡がれた言葉と続く冗談はあまりに“らしくない”ものだから、これはもうアルコールが十二分に仕事を発揮したと言えよう。『…“警部補”の命令なら答えない訳にはいかねェよなァ、』と喉の奥で低く笑い、相手の頭に乗せていた手を下ろし一拍程の間を空ける際に再びウォッカを喉に流し込むと、持っていたグラスをことん、とテーブルの上に置いて身体ごと相手の方に向き直り。『お前の良い所は山ほどある。__冷静に物事を見れる所、さっきも似たような事を言ったが、臆する事無く意見を言える所…これは自分自身を危険に晒す可能性からマイナスに捉えられる事も多いが、“信頼出来る刑事”で在りたいなら長所になる。後はそうだなァ、…人一倍努力家で思い遣りのある所もお前の良い所だな。__まだ聞くか?朝までコースになるぞ?』顔を突合せ、お酒のせいで何処となく幼くも見える相手にまるであの日、過去に遡ったようにして望まれた通り長所を上げて行き。最後は冗談めかしつつ、“満足か?”と暗に問うて )
3198:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-20 01:08:37
( ダンフォードと2人で酒を飲み交わす今この瞬間、アルコールの力も借りてまるで時間が”事件以前“に巻き戻ったかのようだった。元々一匹狼な性格ではあった為、当時から周囲と対立する事は多々あったものの、今よりはずっと周囲に心を開き人との関わりも持って居たあの頃、不穏な空気になる毎に相手が持ち前の明るさと面倒見の良さで其れを打ち消してくれて居たのだ。昔から恥ずかしげもなく100%の言葉で褒めてくれて居た相手は、此の酔っ払いの戯言にも付き合ってくれるようで、わざわざ正面に向かい合った上で長所を連ねて。並々と注がれて居たウォッカは既に3分の1以下にまで減り、それに比例するように瞳に浮かぶ熱も高くなっていく。ふわふわとした意識の中で相手から紡がれた言葉に頷き「……満足です、」と少し笑みを浮かべるとまたゆっくりと瞬きをして。---促されずとも手にしたグラスを口にしながら、酔いは徐々に深まる。普段は極めて理性的で冷たい印象を与えると言うのに今はどうだろう。「……そういえば、囚人服のクッキー……刑事があれを買うっていうのは、なかなか皮肉が効いてますよね。_____あれ、プレーンとココアの2種類あるんですよ。でも、元々囚人服は白黒だから……結局、プレーンもココアも、縞模様の順番が反転しただけであまり変わり映えはしないですね、」先日の出張の際に思い出した記憶のままに何年も前の、相手自身も覚えているか怪しい話を唐突に引っ張り出したかと思えば、そのクッキーの味と色について真面目な顔で話し始めて。 )
3199:
ベル・ミラー [×]
2023-02-20 09:52:30
ルイス・ダンフォード
( 本気で朝まで語れる程に相手の長所の多さを知っている。それと同時に勿論短所だって知っているのだが、それだけ深く多くの時間を共にし相手を見て来たからか。『__最初はどうなる事かと思ったよ。お前は仕事を覚えるのも早くて、物事を的確に捉える事が出来てた反面、不器用で頑固だった。もう少し柔軟に…って何度思った事か。…その分ジョーンズはわりと柔軟な思考だったが、何せおっちょこちょいだったな。……良いペアだった。』グラスの中身を全て飲み干し次なるウォッカに口を付けながら、基本的に3人で仕事をしたあの頃を思い出しながら、懐かしむように目を細め。__ふいに突拍子も無く新たな話が始まれば真面目な顔で紡がれる言葉に耳を傾けるも…いまいち何の話かは分からない。ダンフォード自身出張の帰りに囚人クッキーをお土産に買って来た記憶が無いのだ。だが、その味と色についての謎の意見は確かにその通りだと思えるもので、話の内容とその真剣な顔のアンバランスさに思わず“ハハッ”と可笑しそうに笑い声を上げると『どっちを買っても味も見た目も殆ど変わらねェなら、別に2種類必要じゃ無かった訳だ。…良い着眼点だ、お前はやっぱり優秀な警察官だな。』最早子供を相手にする時のように事ある毎に褒め言葉を繰り返し。__相手に役職が付き立場が変われど何時まで経っても可愛くて大切な後輩。“あの事件”が起きてからレイクウッドに異動になった相手が、此処でどんな日々を過ごして居るのかはわからないものの、もっと毎日沢山褒めて、相手の頑張りを認めて、甘やかしてやりたいと思った。だからだろうか…『……エバンズ、俺と一緒にハモントンに来ないか?』そんな引き抜きの言葉が思わず口をついて、其れに少し遅れて気が付くと『…いや、何でもねェ。珍しく酔いが回ったみたいだ。』と笑い飛ばして )
3200:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-20 11:10:46
( 相手の言うように、新人時代から自身とクレアは得意とする事が違ったためかなり凸凹なペアに見えた事だろう。仮に過去に戻る事が出来るのなら、自分は間違いなくあの頃に_____本部で仕事を始め、信頼できる上司と同僚が居て、妹が“幼稚園教諭”の免許を取ったばかりのその頃に戻るだろう。「……懐かしいですね、」アルコールの所為で潤んだ瞳を僅かに細めると、懐かしさと切なさの入り混じった言葉を静かに紡いで。そしてあれ程並々と注がれていたウォッカを飲み干しテーブルにグラスを置くと、思考は再びあのクッキーへ。「そういう事です。…まぁ、一番面積の広い顔の部分がプレーンかココアかで、味の感じ方が変わるのかもしれないですが、俺は違いが分からない自信があります。」口調こそ呂律が回らない程ではないものの、相変わらず話している内容はどう考えても酔っている。堅物警部補で通っているエバンズが、普段通りの真剣な表情で土産物のクッキーの味と柄について話していると誰が思うだろうか。---不意に相手から投げ掛けられた言葉に顔を上げると、相手を見つめて少しだけ笑う。「……珍しい事を言いますね。…自由をこよなく愛する貴方が、俺を連れて行こうだなんて。」そして相手の近くに置かれた、手の付けられていないウォッカを引き寄せ其れを口にしながら「其れを言うなら、ダンフォードさんがレイクウッドに来てください。署員も喜ぶ。…俺は毎回潰されるかもしれませんが、…歓迎しますよ。」なんだかんだで昔から慕っている相手と働けるというのは魅力的な提案である事は間違いない。こうして昔のように接されると、自分自身心が少しだけ和らぐように感じるのだ。 )
3201:
ベル・ミラー [×]
2023-02-20 12:02:04
ルイス・ダンフォード
( 相手の瞳に懐かしさとは別に切なさや寂しさが混じったのを見て、矢張り思い出すのは…望むのは“あの事件”の起きる前なのだと思う。されど続けられる余りに可愛らしい考察はそんな流れる切ない空気をあっという間に払拭してしまうだけの力があるのも事実。クッキーの頭がプレーン味かココア味かなんて__署員が聞けば普段とは180度違う相手の変わりっぷりに唖然とし、下手したら歴代語り継がれるだけの衝撃を残すだろう。『食に興味が無いのは今も健在か。サプリメントじゃあ栄養は摂れねェ__って…折角の場だ、小言は辞めとくか。』心が繊細な癖に味の繊細さはいまいち理解出来ず、昔から“食べる事”に優先的な意識を向けず、面倒だとすら思っているのだろう相手に心配からあれこれ言葉を並べようとするも、寸前で今は楽しい飲みの場だと思い出せば焦げ茶の髪をガシガシと掻き毟り『今度上手い飯屋に連れてってやるよ。』と勝手な約束を取り付け。ダンフォードの目の前にあったウォッカは今や相手の手の中に。水では無くお酒の選択をした辺りもう既に良く分からなくなっているのか、其れを口にしながら薄く笑う相手に『お前1人連れて行った所で俺の自由さは無くならねェよ。』と、勝気な笑みへと表情を変え軽口を添えたダンフォードは続けて『…そうだな、レイクウッドで働くのも悪く無い。お前達とこれから何度も飲みに行けるのは魅力的だ。…次の移動先は希望を出してみるか。』本気か冗談かわからぬ声色で納得したように頷けば、グラスの底に残るウォッカを勢い良く呷りまた次のウォッカに手を付けてを繰り返して )
3202:
アルバート・エバンズ [×]
2023-02-20 13:09:11
( あのデザインでプレーンとココアの二種類も作る必要があったのかという事が、刑務所の土産物店での最大の関心事だった様子。まるで難事件の捜査かのような真剣な表情で、相手が覚えてもいないクッキーについて語っていたものの、食事に連れて行くと言われれば拒否こそしないながらに軽く肩を竦めて見せ。自分が何を飲んでいるのか、既によく分かっていない。「_____2人で色々な署を渡り歩いて、難事件でも解決しますか?…さながら、ホームズとワトソンですね。」紡がれる言葉も既に酔っ払いの其れで、隣に座る相手の方へと徐々に重心が傾き始める。「…でも、貴方がレイクウッドに来たら俺が報告書を見る事になる。…そうなったら、役職を交換しましょう。ダンフォード警部補。」ウォッカの所為か、すっかり熱に浮かされたような瞳で間近に相手を見据えると、支離滅裂な事を言って笑みを浮かべ。 )
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