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白む空に燻る紫煙 ---〆/4960


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自分のトピックを作る
3083: ベル・ミラー [×]
2023-01-22 23:51:50





( 腕を引っ張られる感覚も、相手が話す言葉も、一応脳には届いているのだが心も身体も睡眠を欲して居るのか覚醒する事は無く「…んぅ、」と眠気を纏う、返事としては酷く頼りない言葉を小さく漏らすだけで。されど己の腕を引く相手の力が僅かに強くなった時、未だ寝惚けてはいるものの漸く脳が身体に動くよう信号を送ったのか、まるで冬眠から目覚めたばかりの野生動物的な余りにゆっくり、のっそりとした動作ベッドの上によじ登り__相手の身体にぴったりと身を寄せ胸元に顔を埋める形で横になる。夢現の頭でも相手の呼吸に狂いが無い事を感じ発作に襲われていない事、涙を流していない事を認識しているのか、近くに感じる相手の心音、温もり、香り、全てが余す事無く安心安眠へと導く役割を果たすものだから、再び緩く閉じられた瞳の代わりに口許には幸せそうな笑みが僅かに浮かび。「……だいすき…」と、頼りなく零れ落ちた言葉を最後にスヤスヤと規則正しい寝息を立て始めて )





3084: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-23 02:57:56

 








( 相手が寝惚けながらも大人しくベッドに入った事に安堵し、距離を取る事もなくその温もりを感じながら眠りに落ちた_____そんな夜から数日後、言い渡された出張へと向かう日がやって来て。結局署を出るギリギリまで、敢えて自分が行く必要のある仕事ではないという思いは消えなかったものの、警視正から有無を言わせぬ笑みと共に“捜査に邁進した褒美だと思って行って来るように“と言われ、逆らう事も勿論出来ずに大人しくフィラデルフィアへと向かう事となり。---2日に渡る野外音楽祭の警備は、当然と言えば当然ながら何事も無く至極平穏に終わりを迎えた。アメリカでは名高いアーティストによるパフォーマンスに始まり、アマチュア音楽家たちの演奏や出店などもあり多くの人が訪れ、音楽祭としてはかなりの盛況となり。警備の最中は必然的にその音楽を聴く事になる為、役得と言えばその通りなのだが此の男の事____特段其れに興奮する事もなく、淡々と仕事を終えて。 )








 

3085: ベル・ミラー [×]
2023-01-23 07:19:22





( 余りに役得と言える音楽祭の警備は問題が起きる事も無く平和に過ぎ去り、相変わらず音楽に心を揺さぶられる事の無い終始変わらぬ無表情で仕事を終えた相手とは180度違う、終始興奮した様子を見せ続けて。__デモインの出張任務と同じで警視正が用意したホテルの部屋は勿論2部屋。仕事の終わった今はもう何も考える事無く観光に集中出来るという訳で、相手の部屋にてソファに腰掛けながらスマートフォンを弄ると「…やっぱり有名所で言うと独立記念館とか、ミュージアムかなぁ?__“ヤーズ”っていう地ビール工場もあるんだけどエバンズさん飲む?」真剣な表情で画面をスクロールさせながら最も相手が楽しめそうな場所は何処になるだろうかと探しつつ、最後、頭を持ち上げつい、と視線を向けて )





3086: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-23 12:47:25

 







( ホテルの部屋に戻るとベッドに腰を下ろし荷物を整理しつつ、いつもの如くこの手の話題には協力的では無く観光については相手に任せっきり。スマートフォンで情報を調べる相手の提案を聞きながら、フィラデルフィア美術館は様々な有名画家たちの作品が楽しめて良いだろうと頷く。続いた相手の問い掛けには「…此処はビールが有名だからな。食事がてら一杯飲むのも良いかもしれない。」と答えて。簡単な荷物の整理を終えると次はパソコンを取り出し_____相手と共にフィラデルフィアの観光地を調べるのではなく、音楽祭についての報告書を纏め始めて。 )







 

3087: ベル・ミラー [×]
2023-01-23 13:25:13





( 案の定相手は何処へ行く、何を食べる、を決めるのに協力的な態度を見せないものの其れはもう慣れっこ。本当に行きたくない時は迷わず“嫌だ”と口にする相手が何も言わずに付き合ってくれると言う事はつまりOKなのだ。「だったら明日は午前中からヤーズに行ってランチにしよう。…午後はフィラデルフィア美術館と…独立記念館は明後日でもいいかな。__イースタン州立刑務所は一度は見ておきたい場所だし…次の日少しだけ遠出出来れば、カムデンにあるアドベンチャーアクアリウムもお勧め出来るよ。エバンズさん海好きだし、大きな鮫が沢山居るの。」一先ず明日のザックリとした予定を決めて…何せ後まだ数日ある観光、相手と共に行きたい場所はまだまだ山の様にあるのだと声に嬉々とした色を浮かべるも、全ての日数を観光にあてるとゆっくり休憩する時間も無くなる。時間配分が難しい所だと報告書を纏める相手を一瞥した後、「…案の定何も起きなかったね。」と、警察が最初から何も起きないと決めて掛かるのは如何なものかとは思うものの、矢張りだったと息をついて )





3088: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-23 17:29:42

 







( 相手の口から次々と出て来るフィラデルフィアの観光名所と、其れらを上手く盛り込んだプランに思わずパソコンから顔を上げて驚き混じりに相手を眺める。「…随分色んな場所を知ってるんだな、」と口にして直ぐに、フィラデルフィアの出身だと相手が言っていた事を思い出し、住んでいたなら当然かと自分で納得して。「回る場所はお前に任せる。平日だから心配は要らないだろうが…あまりに人混みが多くなければ何処でも良い。」と、初めての場所に居て此れから観光に出かけるにしては淡白過ぎる言葉を紡いで。実際、此の興味の無さそうな様子に腹を立てる人も大勢居るのだろうが。相手の言う通り何も起きなかったからこそ、報告書に纏めるにしても書く内容は殆ど無い。「平和な街だ_____お前が此処で育ったと言うのも納得できる。」ひと言余計とも思える言葉と共にややしてパソコンを閉じると、仕事は終わったのだからとネクタイを解き。 )








 

3089: ベル・ミラー [×]
2023-01-23 20:14:28





( 己の口からポンポンと出て来る観光名所の数々に驚いた表情を浮かべた相手と視線を重ねて“住んでいたから”とつい数日前にも伝えた事を再び言葉にしようとし…その顔に納得し自己解決した様子が見て取れれば思い出してくれたのだろうと何も言う事せず再びスマートフォンの画面に視線を落とし。「……人混みの多くない観光名所…フィラデルフィアでそれを見付けるのは、難事件の捜査より難しいけど__水族館と刑務所は候補に入れても良いかもしれない。美術館もまぁ…後はその時の気分で決めよう。」相手から唯一出たのは要望とは呼べるものの、具体的な場所や食べ物の話ではなく聞く人が聞けば顔を顰めそうなそれ。されど最早慣れっこなのか律儀にも“混雑の時間帯”の予想を調べ始め__思わず画面に置いた指の動きが止まったのは相手の口から出た言葉の指す裏が分かったからで。画面から視線を持ち上げジットリとした瞳を向ける事数秒、直ぐ様にっこりとした清々しい貼り付けた笑みと共に「私が穏やかで優しいって事だよね?」と、態とらしく首を擡げて見せて )





3090: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-24 00:18:36

 







( 観光名所でありながら人混みが多く無いという、側から見ればそもそも破綻している要望に対して相手は嫌な顔ひとつ見せる事もなく明日以降のプランを提案する。なんだかんだと言いながらもその辺りの相手のセンスは信頼していて、現に自分が本当に苦手な騒がしい場所は候補に入っていないのだ。水族館や刑務所、美術館といった候補に頷きつつ、相手から向けられた不服そうな視線に文句でもあるのかとばかりに目を向けたものの相手の其の表情は直ぐに笑みに変わり。「…あぁ、お前が呑気で平和惚けしている理由がよく分かる。」と、相変わらずの皮肉を投げ掛けて。加えて温暖で穏やかな街の気候や雰囲気は落ち着くものがあるのだが、それは口にしないでおこう。 )








 

3091: ベル・ミラー [×]
2023-01-24 07:19:33





( “そうだ”とでも言って肩でも竦めれば良いものを…相手は再び皮肉を重ねて来るものだから「だったら次はエバンズさんの育った町を案内してもらわなきゃ。こーんなにひねくれた理由がきっと判明する。」と態とらしく鼻の頭に皺を寄せた後「意地悪な事ばっかり言うから、今日は嫌だって言っても部屋に戻ってあげない。」“共に寝る”理由としては些か可笑しな理由を引っ提げ罰だとばかりに。__目が覚めたのは翌朝の9時前。今日の予定としては午前中はヤーズ地ビール工場を見て回り、お昼近くにそこでビールのテイスティングをしつつ軽食。午後からはフィラデルフィア美術館が妥当な所か。ぼんやりとした頭でプランを考えながら朝のコーヒーを淹れ始めて )





3092: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-24 11:29:49

 







( 軽口を叩き合い、結局部屋に戻らなかった相手と共に眠りに付き、その夜は酷い悪夢に魘される事はなかった。意識が浮上し眠りが途切れる事こそあったものの、普段に比べれば穏やかな眠りだった事は間違いない。相手が起き出して程なくコーヒーの香りが漂い始めて此方も目を覚まして起き上がり。こればかりは環境や体調などの兼ね合いで、心地良いと感じる眠りを取れる事の方がだいぶ少ないのだが、今朝は普段より身体は温かく仄かな眠気を纏っていた。普段寝起きが良いのは常に眠りが浅いからなのだが今朝は珍しく深い眠りだったのだろう、小さく欠伸を噛み殺し、しっかりと眠り身体を休める事が出来たのを感じつつ「…おはよう、」と相手に声を掛けて。 )








 

3093: ベル・ミラー [×]
2023-01-24 13:24:49





( 声が掛かり其方を見遣ればベッドの上には上半身を起こし目を覚ましている相手の姿。「おはようございます。」と笑い掛けてから「エバンズさんのも用意するね。」とマグカップ2つに2人分のコーヒーを作り。__夜中に悪夢に魘される相手を知らないと言う事は目を覚ます事はあれど酷い発作や苦しみに襲われる事は無かったという事だろうか。暫し眠気を携える相手の顔を眺める様に見詰めた後、普段目の下に住み着く隈が心做しか薄くなっている様な気がして小さな安堵を胸に、コーヒーの香り立つマグカップを手渡し。こんなにも穏やかな朝なのだ。ビール工場の見学は1時間程繰り上げたって構わない筈。予定していたホテルを出る時間帯に頭の中でバツ印を描けば、ソファに腰掛けつつマグカップの中身を啜り、「…晴れて良かった。」ふぅ、と小さく息を吐き出して )





3094: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-24 19:55:33

 







( しっかりとした睡眠を取れるだけで心身の状態はある程度安定する。緩やかな眠気を携えたまま、部屋に置かれた椅子に腰を下ろしてコーヒーを受け取るとひと口啜って。これ程穏やかな朝を迎えたのは久しぶりの事、自身を追い回し責め立てる記者たちから物理的に距離を取れた事も心の平穏に繋がったのだろう。普段過ごしている場所を離れるというのも1つ心を休める事に繋がると思いつつ相手の言葉に促され窓の外に視線を向けて。「…そうだな、」と同意を示しつつ、ビール工場に行き其処で昼食を取ると相手が言っていた事を思い出し。「晴れた日の平日に昼間からビールを飲むなんて、背徳的だ。」とこの後の予定を思い呟いて。 )








 

3095: ベル・ミラー [×]
2023-01-24 20:32:28





( 鼻から抜けるコーヒーの芳ばしい香りを肺に落とす様に穏やかで優雅な朝の時間を満喫していたも、ふいに窓の外に視線を向けた相手が今日の予定の事を口にすれば「良いんだよ。やるべき仕事は終わってのんびりする日なんだから。これでもかって程贅沢して、法に触れ無い程度の悪い事だって出来ちゃう日。」と、後半は警察官に有るまじき発言と共に少しだけ悪戯にはにかんで。此処数日間相手は酷く心を擦り減らし痛みも苦しみも抱え、罪さえも受け入れようとしたのだから数日間の休息が何だと言うのか。__それから寝起きの頭をスッキリさせる時間として部屋で数時間を過した後、相手と共に出掛ける支度をしてホテルを出たのは午前11時を少し過ぎた頃。市内を走るバスに乗り込み目的地である“ビール工場ヤーズ”に到着すると、中のカウンターで工場見学を申し出て。ガイドの女性は微笑むなり『良い日に来たわね。今日は比較的空いてるからゆっくり見て回れる筈よ。』と、小さめのプラスチックのコップに“ペールエール”という名前の此処では主力・有名なビールを注ぎ入れてくれて。「…飲みながら見学出来るの、珍しいよね。」相手の手にコップが渡ったのを見れば、まるで内緒話でもするかのように何故か声を落とし、楽しげな笑みと共に工場の中へと入って行き )





3096: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-25 00:03:00

 







( _____相手と共に訪れたビール工場は平日と言う事もあってか、ガイドブックなどに取り上げられている写真ほど人で溢れている訳ではなく。ビールの入ったコップを渡されると、注文しても居ないのに見学前に飲むのかと驚いたような表情を浮かべるも“飲みながら見学できる”という言葉に、物珍しそうにコップを受け取り。工場内はかなり広く、重厚な機械がズラリと並び圧巻の光景。ガイドや他の数人のグループも皆ビールを片手に楽しげな様子で、ビールが作られる工場内で其の歴史などを聞きながら飲むと言うのも面白いもので。「…美味いな、」フィラデルフィア産の地ビールはあまり飲んだ事は無かったのだが、口にしたそれは香りが良く仄かな苦味も感じられるもので、そう呟いていて。 )







 

3097: ベル・ミラー [×]
2023-01-25 00:30:39





( この時間ツアーに来ている観光客は自分達の他に後二組だけで、その内の一組は御年配の夫婦、もう一組は己と同い年くらいに見える母国語が英語では無いアジア人の男女で、何方もビールを飲みながらの工場見学を酷く楽しんでいる様子だった。ガイドの女性はベテランなのか終始笑顔を絶やさず並び立つ重厚な機械の説明をしたり、ビールが造られていく過程を説明したりと観光客を楽しませ。工場の奥へ奥へと進む中で、ビールを口にした相手から思わず漏れた…と言っても過言では無い賞賛の感想には、己が作った訳では無いが嬉しそうにはにかみつつ「気に入ったら自分用のお土産に買っても良いかもね。」と答えコップの中身を啜り。__そんなこんなで広々としていた工場見学も凡そ40分程で終わると、ガイドに連れられ皆最初のフロアへと戻って来て。『お疲れ様でした。テイスティングエリアではお好きなビールを楽しめます。簡単な軽食もありますので、お寛ぎ下さいね。』其々から空になったコップを回収したガイドは代わりにお土産として“ヤーズ”のロゴが入ったグラスを全員に手渡し隣接するテイスティングエリアに視線を向け、軽く手を振って持ち場へと戻り。__お昼ご飯には調度良い時間帯。時間が時間な為に少しばかり混んでは来たものの座れる席は十分にあり「さっきのビールの他に、“ワシントンポーター”っていうビールもあって、そっちも飲みやすいんだよ。」と、簡単に相手に説明しつつ窓側の席に座るとメニューを広げて )





3098: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-25 01:45:35

 







( 少人数で巡る工場見学はガイドの説明にも集中する事ができ興味深いもので、様々な機械や瓶など工場ならではの物を見ながら長いと感じる事もなく元のフロアに戻って来て。お土産まで貰えるのかと感心しつつ、皆が一様に気になったビールや軽食を楽しみながら談笑しているテイスティングエリアへと向かい。賑やかではあるがうるさ過ぎる事もなく、様々なビールも試す事が出来る様子。矢張り売れ筋なのか、行き交うウエイターが手にするトレイには湯気が立つソーセージやチキンやポーク、チーズが挟まったサンドイッチなどが乗せられているのを眺めつつ、開いたメニューに目を落として。相手の言う”ワシントンポーター“の他に、かなり赤みの強いアンバーエールなどもあり少量ずつ飲み比べる事もできるらしい。「…5つの飲み比べは多いかもしれないが…この3つの飲み比べなら少しずつ楽しめてちょうど良さそうだな。」と告げ、小さめのカップに気になった3つの種類を選べるセットを指さして。 )







 

3099: ベル・ミラー [×]
2023-01-25 07:54:29





( 相手が選んだのは3種類のビールを飲み比べ出来るお手軽なもの。真昼間から其々少しずつ色や味の違うビールを楽しみながら軽食を食べる…ホテルで相手が言った様に“背徳感”を感じる気がしないでもないが、最高な贅沢を楽しむ事に集中しようではないか。「じゃあ私も其れにする。後は__チーズステーキ半分にしない?フィラデルフィア発祥のサンドイッチなんだよ。」と、写真付きの其れを指さし。説明文には“薄切りの牛肉と炒めた玉ねぎ、溶かしたチーズを長いロールパンに挟んだサンドイッチ”と書かれていて。その他にもビールに合うだろうソーセージや軽食が全て写真付きで載っていて )





3100: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-25 13:19:02

 







( 相手が指差した”チーズステーキ“と呼ばれるサンドイッチの写真に視線を落とすと「…フィラデルフィアが発祥なのか。…人気なんだな、さっきからどのウエイターも運んでる。」と答えて。実際ビールによく合う上にこの地域の有名な料理となれば売れるのも当然か、ほとんど全員と言って良いほどに忙しなく行き来するウエイターの手にしたトレイにはそれが乗っていて、食欲をそそられる良い香りが漂うのだ。半分に分けて食べる事に同意を示しつつ、他にも頼むのならハーブの入ったソーセージも気になると指差して。 )







 

3101: ベル・ミラー [×]
2023-01-25 14:07:01





フィラデルフィアクリームチーズより人気かもしれない。
( “チーズステーキ”をシェアする事を了承して貰えれば己が思い付くフィラデルフィアで1番最初に名前があがりそうな食べ物…有名所は誰もが知るクリームチーズであろうと。相手がメニューの中にあるハーブの練り込まれたソーセージを指差せば、其れも間違い無く美味しいとばかりに大きく頷きつつ丁度横を通ったウエイターに注文をして。__机上に全てが運ばれて来たのは15分程が経ってから。シェアするのだと判断されたのか薄く小さな取り皿2枚も一緒に運ばれて来て、先ずはチーズステーキをナイフで真ん中から丁寧に切り分けると、自身の分を別の皿に移動させ相手の目前に残りを起き。「此処のやつ、チーズが特別トロトロなんだよね。エバンズさんも絶対気にいると思うな。」と笑うや否や、チーズ、牛肉、玉ねぎがビッシリと詰め込まれた其れを頬張りモグモグと咀嚼して。_これを食べたのは久し振りな気がした。懐かしい味は矢張り故郷を思い出すもので、緑の虹彩に僅かに過去を思い出す様なしっとりとした色と、思案する様な色を浮かべると「…私がもしフィラデルフィアの署に勤務していたら…エバンズさんと出会う事も無かったんだね。」“巡り合わせ”と言うのは何と神秘的か。様々な気持ちが渦巻く心でビールを一口飲んで )





3102: アルバート・エバンズ [×]
2023-01-25 19:10:16

 







( 注文した物が運ばれて来ると、直ぐに相手はチーズステーキを取り分け始める。未だ温かいチーズが伸びて、牛肉と玉ねぎもたっぷりと入った其れは香りからも見た目からも食欲をそそるもので。此処のチーズステーキは特に美味しいのだと言った相手が其れを頬張ったのを見てからひと口食べると「…美味い。こういうサンドイッチも良いな。」と素直な感想を告げて。ハムやチーズ、野菜といった王道のサンドイッチを食べる事が多いのだが、此れも味がしっかりしていてビールにもよく合うと。それぞれ選んだビールが注がれたグラスの内のひとつを飲むと、相手が溢した言葉に視線を向ける。「_____そうだな。俺もレイクウッドに配属になるとは思っていなかった。…フィラデルフィア署は志望しなかったのか?レイクウッドより大きいだろう。」と尋ねて。 )







 

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