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白む空に燻る紫煙 ---〆/5175


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5156: ベル・ミラー [×]
2025-11-01 09:48:28





( 防犯カメラに映るミケルは、店員の言った通り気落ちした様な様子も無く元気そうに見えた。お店に来たのは1人で出て行った時も1人___もし誰かに声を掛けられてあの空き家に行ったのならこの後の話になるし、誰かとあの場所で待ち合わせをしていた可能性も十分にある。更に言えば別の場所で殺害されあの家の中に遺棄された可能性も。「…検死結果、急いで欲しいね。」と溢したのは彼の口元に付着していた血液の混じった唾液が気になっていたから。相手も確認した通り高所からの落下であるならなんらかの外傷があっても可笑しくはないが、それらが何も無かったと言う事は矢張り周辺にあった薬剤が関係しているのか。一度給湯室で紅茶を淹れマグカップを相手に手渡した後、次は彼が向かった方向にある防犯カメラ映像を一つ一つ確認しつつ、不審な人物や見落としが無いかを調べていき )






5157: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-01 12:20:58

 




( 相手の言葉に同意を示しつつ紅茶をひと口啜る。空き家や彼の家がある方は監視カメラの設置台数が少ないというのが正直な感想。空き家の敷地の入り口が見えるカメラは無かった。外傷が無いとなると、死因はかなり絞られる。薬剤の誤飲の可能性、或いは毒を盛られたり、不慮の事故という事も考えられるだろう。彼が何を口にしたか、という事を考えた時に先ほどの監視カメラの映像が甦り「…あの店で貰ったおまけのチョコレートに毒が入っていた、なんて事はないか。彼が亡くなる前に口にした事が確認出来ていて、ゴミは店員が預かっている。」と、言葉を溢し。協力的な店員だったが、状況的にあり得ないと断定は出来ない。被害者の少年を認識していた事を思うと、彼にだけ毒入りを渡す事だって不可能では無いはずだと。 )





 

5158: ベル・ミラー [×]
2025-11-01 13:07:27





( 肝心な所に監視カメラが設置されていないのは良くある事。「住人の居る居ないに関わらず、全ての建物の入口にはカメラ設置義務の法律が欲しいくらい。」とボヤくものの、それが叶わない今そんな事を言った所で事態が好転する訳でも無い。紅茶を啜りながら何度も目だけを左右に動かし映像を凝視する中。相手の言葉に思わず動きが止まった。唇から静かにマグカップを離し身体ごと相手に向き直る表情は真剣ながら何処か複雑さも見え隠れするもの。「…可能性はあるね。心情的には疑いたくない所だけど、即効性のある毒物じゃなければあの家まで行けただろうし、口元の血も説明がつく。」包み紙は既に破棄されているだろうし、人が人を殺す動機など考えたくは無いがそこら中に転がっているのだ。「……母親だってわからない、」と苦しげに溢したのは、“全てを疑え”と言う相手の最初の教えが基盤になっているからか。「1人で育てる事に疲れきって、“あの子が居なければ”って思っても__。…ただ、そうじゃないって信じたい。」静かに身体を前に戻し再び映像を見詰めながら、それでも最後の言葉は心からのもの。甘さは抜けないと思われるだろうか )






5159: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-01 15:43:27

 




( 例えどう思われようと、捜査の上では全てを疑い、考え得る可能性は全て潰しておく必要がある。「…検視結果が出たら、もう一度2人には話を聞きに行く。外傷が無い以上、考えられる死因はかなり狭まるからな。」と告げて。刃物などの凶器が使われた訳でもなく致命的な傷が無いとなると、今できる事は結果を待つ事と聞き込みを行うことだ。毒物を盛られた可能性も視野に入れれば、既に話を聞いている2人も例外ではない。---検視よりも先に直ぐに結果が出たのは、薬剤の成分分析だった。夕方になって分析の担当官がやって来ると資料を手渡し『現場にあった薬は、抗うつ剤でした。子どもが誤飲すれば、死に至る危険は十分あります。』と告げて。何らかの理由で薬を誤飲した、或いは飲まされたと考えれば殺人は成立するのかと考え込みつつ「助かった、」とだけ告げて担当官を帰らせて。 )





 

5160: ベル・ミラー [×]
2025-11-01 23:34:42





わかりました、周辺の聞き込みも続けます。
( 検死結果が出るまでの間のこの時間はどうにも気が焦る。早く確実な証拠が欲しい、早急に犯人を逮捕したいと思えば思う程に多くの情報をと思うのは当たり前なのだが。鼻から抜ける様な溜め息を一つで頷けば夕方にまた聞き込みを再開しようと。___それから時間が経ちカメラ映像の確認に一区切りがついた頃、扉のノック音と共に入って来た分析の担当官が手渡した資料に思わず眉が寄った。“抗うつ剤”だなんて、そもそも誰が。「…空き家を使っていた誰かの忘れ物を偶然見付けて、ラムネか何かと思い誤って飲んだ事故死か__誰かが明確な目的で飲ませたか。何方にせよあの歳の子が買える物じゃないし、母親が服用していた可能性もあります。エバンズさん、もう一度ジョイの家に行こう、」椅子から立ち上がり、鞄を片手に持つと足早に執務室を出て )






5161: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-02 04:10:04

 





( 好奇心から立ち寄った空き家で瓶に入った錠剤を見つけ、ラムネと勘違いして誤飲する______大人であれば到底考えにくい話ではあるが、被害者はまだ5歳の子ども。突拍子もない事をしても何ら可笑しくは無い年齢だ。「…事故か事件かの判別も付かないな、」と、状況証拠からだけではそれさえ掴めない状況に少しばかりの苛立ちを見せて。相手と共に再び訪れた被害者の家。母親は、今日は仕事を休ませて貰ったのだと言って再び自分たちを居間に通した。抗うつ剤を服用した事はあるかと尋ねると彼女は首を振り『いいえ、生活は楽ではなかったけれど…あの子と2人の生活は幸せでした。夜の仕事なんて大変だけど、でもお店のみんなも優しくて、私、辛くなんてありませんでした。』と、再び涙ぐみながら答えて。 )






 

5162: ベル・ミラー [×]
2025-11-02 12:00:17





( 母親の話を信じるのなら抗うつ剤は矢張り誰かの置き忘れか、別に存在する犯人の物と言う事になる。彼女やお菓子屋の店員の周りから確実な情報を得る事が出来ればと手帳に書き込みをしながら思案し、最後に母親の働くお店の名前も書き留めて家を出て。その後の地域住民への聞き込みも犯人に繋がる目ぼしい情報は出なかった。ただ、ミケル自身大勢の友達と遊び回るより1人で遊ぶ事の多いタイプだった事、案の定施錠もされていない空き家は子供達の溜まり場になっていた事、がわかり運転席で背凭れに体重を掛ける様に座り一度息を吐き出して。「今日の夜はとんでもなく甘い物が食べたい、」と呟いたのは、捜査が思う様に進んでない状況に対する疲労からか。ハンドルを握り直し次に向かったのはお昼頃にも行った“シュガーリー”。店の前に車を停めて「行きますか、」と一つ気合いを )






5163: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-03 03:07:12

 





( めぼしい目撃証言も、被害者に関する有力な情報も無い状況に思わず溜め息が出る。脳を使っているからだろうか、捜査が行き詰まった時などに甘い物を欲する気持ちは共感出来るもので。再び店を訪れた自分たちを少し驚きつつも迎え入れた店員は、監視カメラに映っていたやり取りについて、いつも子どもたちには“おまけ”をあげているのだと言った。商品として販売されているものより小さなチョコレート。ミルクとホワイトがあり、透明な包みに入っているそれは、レジ下のカゴの中に入っていた。『買い物をしてくれた子には、1人1つだけあげています。あの子はいつもホワイトを選ぶんです、昨日もそうでした。』と答えて。持って帰る子もいるが今食べていくと言ったため包みを預かったと。『ゴミ箱は、昨日今日はまだ取り替えていません。』疑われている事を少なからず察したのだろう、レジの足元にあるゴミ箱を示して『必要なら持って行ってください。』と。 )





 

5164: ベル・ミラー [×]
2025-11-03 11:14:06





( 店員の話を軽く頷きながら聞く。特別不審に思う点も無く、包み紙のゴミを預かったのも子供がその場で食べると言うならば自然な事だろう。何かを察した様にレジ下のゴミ箱を示されるとその隠し事の無い行動に一拍程の思案の間を空けた後「…失礼します、」と箱から袋を抜き取り持ち帰る事として。最後にレジ横に売られている包み紙に包まれた丸いミルクチョコレートを二つ摘みお金を払うと、捜査協力への感謝を述べてお店を出て。___署に戻り先ずは袋の中のゴミの中からおまけのチョコの包みを避ける作業、そしてそれらを成分分析官に渡し調べて貰う事の順なのだが。手袋をする前に鞄から先程買ったチョコレートを取り出すと一つを相手に手渡しつつ「夜まで待てなかった。」肩を竦め、甘いそれを口の中に放り込み満足気に息を吐いて )






5165: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-10 04:09:14

 





( 捜査協力に対する謝礼の意味を込めて店頭の菓子を購入したのだとすれば、相手の気分を害さないようにと随分気を遣った対応だと思って見ていたものの、そうでは無かったようで。執務室でチョコレートの包みを手渡されると、自分も其れを口に放り甘い味わいを堪能して。「糖分を摂ると幾らか頭が働くようになる。」と言いつつ、手袋を嵌めると包装紙の仕分けを始めて。---残っていたゴミは大量ではなく、おまけのチョコレートの包装紙は19枚。それを全て成分分析の部署に引き渡すと分析を依頼して。相手と共にデスクを挟んで座ると、必要な情報を整理する。「まず、現時点で最後に被害者が目撃されているのは事件当日の午後3時16分、シュガーリーの店だ。検視結果は明日には出るだろう、死亡推定時刻と擦り合わせる。後は死因の特定と、現場に残されていた薬の出所だな。不審な車や人物、物音に関する情報も地域住民から集めたい。」と告げて。検視結果が出る明日までに出来る事と言えば、不審な物を見聞きしていないかという聞き込みだろう。 )





 

5166: ベル・ミラー [×]
2025-11-11 11:10:01





__キャンディーを買った足で真っ直ぐ空き家に向かったのか、それとも何処か別の場所に立ち寄ったのか…死亡推定時刻が出ればある程度の足取りも掴めるだろうけど、それまでにもう少し情報が欲しいね。…薬瓶から誰かしらの指紋が出れば良いけど、そうじゃなきゃ病院をしらみ潰しって事にもなり兼ねない。
( 今現在の状況整理に相槌を打ちながら手元の手帳に視線を落とす。頭の中でお菓子屋周辺の凡その地図と、ミケルの家までの道筋、そして空き家までの道筋を思い浮かべながら次なる聞き込みの範囲を絞込みつつ「夜は、ジョイの働くお店の周辺の聞き込みに行って来る。」と、数時間後の予定を告げ顔を上げ。__デスクを挟み座る相手は至極真剣な顔をしている。孤高たる気高さの様な雰囲気を纏い捜査に打ち込むその姿の内に、秘めた繊細さや儚さがある事など、今の表情からは想像も出来ないと、今でも時折思う。僅かその顔を見詰め、「…調子は悪くない?」出た問い掛けは殆ど無意識下で音になったようなもので )






5167: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-12 10:15:41

 




…解決の糸口になる情報が出れば良いんだが、
( 未だ分からない事が多い今回の事件。鑑識の捜査や検視結果から、事件の解決に繋がる情報が出れば良いと願わずにはいられない。相手の言うように今は聞き込みで地道に情報を集める以外無いだろうと頷いて。向かい合った相手の視線を感じて顔を上げると、相手と視線が重なる。何だと問い掛けようとしたものの、相手の方が先に言葉を紡いだ為それは音にはならず。「…問題ない、薬も飲んでる。」そう答えると、再び視線を資料に落として。一時幻覚を見るまでに悪化した症状はだいぶ落ち着き、普段通りに仕事をこなせる迄には回復していた。未だ疲れやすいのか、夜家に帰ってから感じる疲労は少し重くなっている気はするものの、日中に支障をきたす程では無い。薬をきちんと飲めば体調に問題はないだろうと。 )





 

5168: ベル・ミラー [×]
2025-11-12 16:55:32





( 一瞬重なった瞳は、相手が視線を落とした事で交わりを無くした。確かに痛みや目眩等を訴える姿を此処最近は見ていない為、相手の返事に素直に頷きそれ以上の心配や詮索をする事は無く。___その後、“解決の糸口”となる情報をどうにか得る為に暗くなった町へ。ジョイの働くお店周辺での聞き込みの結果は、捜査が大きく進展する様な有益な情報に恵まれなかった。けれど集合住宅が多く並ぶ付近での聞き込みの結果は別。“今回の犯行は自分がやった”と自白している“女の子”が居ると、被害者であるミケルと同年代の子供が居る親からの証言が数件出たのだ。大人では無い、女の子の自白…面白半分や軽い冗談のつもり、もしくは注目を浴びたい承認欲求の様なものによる作り話かと思うのが最初の正直な感想だった。___署に戻り、執務室の扉をノックする。「戻りました。」との挨拶の後、何とも曖昧な表情で「…エバンズさん、“女の子”が犯人の可能性ってあると思いますか?」と、何の前置きも無い唐突な問い掛けをして )






5169: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-12 19:24:01

 




( ノックの後、聞き込みから戻ってきた相手が部屋に入って来て発した言葉に、思わず怪訝そうな表情を浮かべて顔を上げる。言葉を発した本人も曖昧な表情をしていて、“女の子”という言葉選びに「……犯人が子どもだという事か?」と尋ねて。子ども同士がふざけていて薬を誤飲した可能性は拭えないかもしれないが、外傷が見当たらない以上遊んでいる最中の事故というのは考えにくい。「子どもに関する証言でもあったか、」と、聞き込みで得た情報の説明を相手に求めて。 )





 

5170: ベル・ミラー [×]
2025-11-12 19:59:01





( 案の定此方の問い掛けに怪訝な表情を浮かべた相手に、曖昧な表情のまま「“本人”曰く。」と頷きながらデスクを挟んだ向かい側の席に腰掛け。「“自分が犯人だ”って話してる女の子が居るらしくて。子供の冗談のつもりだとは思うけど、それを聞いたのが1人や2人じゃないから、」子供の冗談だとしても笑える話では無いが、矢張り周囲にそれを言って回る行為はとても犯人だとは思えない。「…何方にせよ、検死結果が出ればわかる事だけど。」と、終わらせた後は、果たしてこの聞き込みの結果を相手はどう考えるのかと返事を待つ間を空けて )






5171: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-12 23:22:34

 






( 地域を不安に陥れているであろう事件を、自分の仕業だと吹聴して回る子どもの存在と言うのは確かに気になるが、その証言があるからと言ってその子が犯人だと言う結論には至らない。例え子どもの不注意で起きた事故だったとしても大抵の場合は其れを隠蔽しようとする筈で、自分が殺したのだと周囲にまで誇示しているということは、注目を集める為の虚言だと考えるのが普通だろう。「気になる証言ではあるが______大方、注目を集めたくて言っているんだろう。証拠が出れば別だが、特段急いで被疑者としてマークする必要性は無さそうだな、」と、被疑者として捜査をする必要性までは現時点で感じないという判断を示し。---夜、そろそろ切り上げて帰ろうかという時分になって、不意に部屋がノックされ、入って来たのは検視官。『夜分にすみません、明かりが点いているのが見えたもので、早い方が良いかと…』少し早く結果が出た為夜のうちに渡せるならと思って持って来たという彼は、執務室の扉近くにいた相手に検視結果を記した書類を手渡して。 )







 

5172: ベル・ミラー [×]
2025-11-12 23:59:13





( 相手の意見もまた、注目を浴びる為の虚言だろとの事。「だね。」と同意を示す様に頷き、後は明日にでも出るだろう検死結果を待つだけだと帰り支度をしようとした矢先。部屋の扉がノックされ、続いて入って来たのは検視官だった。頭は自然と彼に向き、その言葉だけで渡された書類が何か直ぐにわかったものだから、お礼を述べた後、文字列に視線を落として。「__…午後3時から4時頃…、」先ず最初に目に入った死亡推定時刻を小さく呟き、紙を相手も見やすい様デスクに置く。「……薬の成分が検出されてないなら、あの抗うつ剤はたまたまって事?__これじゃあ死因が特定出来ない。」毒の成分は疎か、遺体の周りに散らばっていた薬の成分も検出されず、外傷も無い。加えて最も可能性の高い“窒息死”も除外されるのならば、死因については殆ど進展の無いままだ。思わず表情が険しくなり、隣の相手に視線を向ける。「…明日、司法解剖の許可をとりますか?」と、尋ねて )





5173: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-13 00:30:59

 





( 検視結果が記された資料に目を通す。死亡推定時刻は分かったが、薬物や毒物の反応は無く外傷も無い。死因を特定する事が困難な結果に思わず眉を顰めて。「外傷が無く、毒物の反応も無い_____あの状況で自然死なんてあり得るか、?」当然殺人事件の可能性を視野に捜査を進めていた訳だが、死因の特定さえ困難な状況。偶然あの場所を訪れた少年が、偶然あの場所で体調を崩して亡くなるなんて事があり得るだろうか。少年の遺体の周りに散らばっていた薬はどう説明するのか。「…死因が特定出来ない以上、医者の見立ては必要だな。」と相手の言葉に同意を示して、司法解剖の申請を進めるよう指示を出して。全てがバラバラで真実が見えて来ない状況に、何か解決の糸口が無いかとここ迄の捜査記録と検視結果を照らし合わせて。---重たい疲労を感じてパソコンから目を離し時計を見上げると、日を跨いで少し経った頃。「……聞き込みと、司法解剖の結果待ちだな。死亡推定時刻を考えると、ほとんどあの周辺以外に移動している事は無いはずだ。エリアを絞って話を聞こう、母親にももう一度会いたい。」と告げ、今日は切り上げようと。 )






 

5174: ベル・ミラー [×]
2025-11-13 01:05:59





( 検死結果が出れば死因が特定され、少なからず犯人に近付くと思っていただけに、この予想外の結果には流石に困惑を隠し切れなかった。捜査の進展どころか、下手したら殺人事件だと言う見立てすらも間違いで振り出しに戻される可能性がある。「偶然が重なり過ぎてるし、抗うつ剤がたまたま遺体の周りに散らばったって言うのも、正直納得は出来ない。」と、矢張り疑問点は数多く残されていて“殺人”を除外する事は出来ないと首を横に振り。裁判所に司法解剖の許可をとる為の申請書諸々は明日の朝一番にやる事として、死亡推定時刻から、今度の聞き込みの範囲はかなり絞られる。被害者の家の周辺、空き家の周辺を重点的に聞き、相手の言う通り母親であるジョイにも再び話を聞く必要がありそうだと頷き、帰宅する事として。___家に着いた途端に襲い来る睡魔は、確かに疲労していた事を告げてきた。深く息を吐き出してから、身体が欲するままに淹れたのは蜂蜜たっぷりのホットミルク。それを作るのは幾ら疲れていても少しも苦にならないのだ。相手のは自分のより少しだけ甘さを控え目にして「…流石に予想外だったね。」と、マグカップを手渡しつつ、口にしたのは検死結果の内容に関する感想で )





5175: アルバート・エバンズ [×]
2025-11-13 04:45:44

 





( 相手と共に家に帰り、ソファに腰を下ろして背もたれに背中を預けるとどっと身体が重たくなるのを感じた。張っている肩を片手で軽く解していると、程なくキッチンから甘い香りが漂ってくる。ややして相手から差し出されたマグカップを礼を言って受け取ると「…殺人だとしても、あんなに綺麗な状態で殺せる手段が思い当たらない。毒物の類でも無いとなるとな、…」と、相手の言葉に同意を示しつつ見立てが見当違いだった検視結果を思い出し考え込む。甘いミルクを一口飲むと、張り詰めていた疲労は僅か和らぐ感覚があり、小さく息を吐いて。温かなホットミルクは、穏やかな眠気を引き連れて来る。睡眠薬は飲まずに眠る事が出来そうだと。 )






 

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