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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
5816:
アルバート・エバンズ [×]
2026-07-17 22:52:16
( 痛みが和らいだ状態で、静かに過去と向き合う。それは確かに今の自分に必要な事に思えた。痛みに耐え、逃げる事ばかりを続けて来たが、心身はひと時たりとも休まらない。けれど、万が一にも記者に後を付けられ、セシリアの眠る場所を暴かれて騒ぎ立てられでもしたらと思うと、踏み出す勇気が出ない。人目を避け、影で息を顰める事を選んでしまう。いつから自分はこれ程臆病になったのか。少しばかり呼吸は落ち着いたものの、少し動くだけでも鳩尾に鈍い痛みが走る。「……外を歩くのが、怖い。冷めた視線にずっと追い回されているようで______気が休まらない。…セシリアの所だけは、奴等に嗅ぎ付けられるわけにはいかない、」と小さく答えて。それでも相手と共に家に戻り、アダムスの元で点滴を打って貰い、静かな海辺を走るのはこの心の痛みを僅かに和らげてくれるものかもしれないと。 )
5817:
ベル・ミラー [×]
2026-07-17 23:18:05
( 普段弱音を吐かない分、相手がこうして恐怖を言葉にする時は本当に怖いのだろう。そうして妹を静かに眠らせてあげたいと言う気持ちもまた同じくらい強いものだろうから、“今の相手”が望む事を否定はしない。「セシリアさんの所には全部終わらせて、落ち着いてから行こう。付け回されてないか細心の注意を払って、念の為に裏道も探しておく。」先ずはお墓参りの話は保留とし、背中を軽く撫でながらこれで記者や部外者にお墓の場所を特定される心配は無いと。次いで“怖い”に頷きつつ「じゃあ、今日は家に帰って後の事はまた明日の朝考える。…ね?調子が良かったら家でゆっくり__お昼すぎまでベッドの中にいて、その後点滴を打ってもらっても良い。…必ず、楽になる道はあるから、」多くの選択肢を提示しながら、一度背中にやった手の動きを止め「…痛いね。……触れてもいい?、」相手がこうして苦しみに涙する時は感情も勿論だが、鳩尾の痛みも一緒にある事は既に知っている事。“何処に”と口にはしなかったものの、静かにそう問い掛けて )
5818:
アルバート・エバンズ [×]
2026-07-29 15:32:39
( 相手に背中を摩られながら、自分の気持ちを汲んだ言葉を諭すように語り掛けられ、少しずつ昂っていた感情が落ち着いて行く。酷かった過呼吸も幾らか正常なペースを取り戻しつつあり、涙の膜が薄らと瞳に張る。触れても良いかと言う問いに小さく頷くと、相手が鳩尾に手を伸ばした事で反射的に一瞬身体を強張らせたもののややして少し身体から力が抜けて。---外は暗く、静かな執務室。そのひんやりとした床に座り込むようにして、暫くは互いに言葉を発する事はしなかった。相手はただ静かに、慈しむように鳩尾に手を当て、息も出来ないような痛みが引いていくのを感じていた。裁判の一件以降、常に喧騒の中に身を置いていて心が休まる暇もないまま時間ばかりが経ってしまったように思う。明らかに、自覚する程度には体調も悪化し、眠れなくなっていた。事件直後に時が巻き戻ってしまったような感覚だった。「……悪かった、」と、小さく呟くのはもう大丈夫だという合図。ひとまず多少動けるくらいには回復したと、小さく息を吐いて。 )
5819:
ベル・ミラー [×]
2026-07-31 10:24:48
( ___沢山の時間を置いて酷く荒れていた呼吸は普段通りとまではいかずとも幾らか落ち着き、鳩尾に鋭く走る痛みも、ほんの僅か影を潜めたのだろう。掠れた声で落とされた謝罪に軽く首を横に振る事で問題無い事を伝えた後は共に家に戻り。___大きな不安と痛みの中に身を置く相手を今日1人にする事はしない。己の部屋では無く相手の部屋を選んだのは、少しでも気を遣う事無く楽な心で居て欲しいから。「…これ飲んだら、一緒に寝よう。」と、微笑みつつ、キッチンを借りて煎れたホットミルクを相手に差し出し少しの間の夜をソファで過ごす。その後は寝る支度を整え相手と隣合う様にベッドへと身を横たえると、此方に向けられている背に軽く掌を当て、眠りの邪魔にならぬ様軽く最低限の動作で以って擦りながら、暗い寝室の中聞こえる相手の呼吸音に意識を向けて )
5820:
アルバート・エバンズ [×]
2026-08-19 09:36:22
( 温かなホットミルクは、酷い過呼吸で疲弊した身体に染み渡りようやく強張りが少し緩んだ気がした。相手と共に自室のベッドに横になると、身体が沈み込んで暗がりに溶けて行くような感覚。過去のフラッシュバックが起きないようにと願いながら背中を優しく摩る相手の手の感覚を感じ、やがて浅い眠りに落ちていた。---辛うじて記憶の波に眠りを阻害される事は無かったものの、浅い眠りと覚醒を幾度繰り返したか。時計の針がほんの数十分しか進んでいない事を確認し、重たい眠気に引き摺り込まれては再び目を覚ます事を繰り返している内に外は薄明るくなっていた。悪夢を見たくないという潜在意識が、眠りを阻んでいるのかもしれない。拭えない疲労を抱えたまま、隣で眠る相手を起こさないように身体を起こし、その髪を一度だけ軽く撫でるとリビングへと向かった。いつまでこの状況が続くのかと1人考え、裁判の終わりがまだ先な事に絶望するのだ。 )
5821:
ベル・ミラー [×]
2026-08-21 09:34:39
( ___相手が目を覚ましてから10分程が経った頃。寝返りをうった時に隣に人の気配が無い事に夢現の中気が付くと、静かに意識が浮上した。カーテンの隙間からは薄明るい光の線が縦に漏れ、小さく欠伸を漏らしベッドから起き上がる。リビングに続く扉を開ければまだ薄暗い部屋の中には相手の後ろ姿があり、控え目な足音で歩み寄ると「…目、冷めちゃった?」と問い掛けて。ただでさえ良く眠れない日々を繰り返す相手だが、“此処最近”は余計に眠れていない事はわかっていた。何時終わるのかわからない裁判は、それに伴う周囲の雰囲気は、確実に相手の心を蝕み続けている。相手の横を通り過ぎキッチンに向かうと、棚からコーヒーと紅茶のティーバッグを取り出し暗に何方かを淹れる事を示しつつ持ち上げて )
5822:
アルバート・エバンズ [×]
2026-08-23 12:13:26
( 寝室の扉が開く音がした事で振り返れば、起きて来るには未だ早い時間だが眠っていたはずの相手が立っていた。相手の問いに隠す事なく「……あぁ、」とだけ答えると、紅茶のティーバックを指し「少し、ミルクを多めにしてくれ、」と告げる。今は強いカフェインよりも、少しでも気持ちを落ち着けたいと思った。眠れない事で日に日にクマは色濃く主張するようになるが、眠れていない事を他者に察されてあれやこれやと詮索される事は避けたかった。「出勤する時に、病院まで送って貰えるか。」と相手に声を掛ける。昨日言われたようにアダムス医師の元を訪ねて処置をして貰いたいと思ったのだが、相手を拘束しておく訳にもいかない。帰りはタクシーを使えば良い、行きだけ人目に付かないよう送って貰おうと。 )
5823:
ベル・ミラー [×]
2026-08-24 16:23:31
( 相手の要望通りに紅茶に普段より多めのミルクを注ぎ手渡すと、出勤までの時間を互いに言葉少なに静かに過ごし。___気が付くとあっという間に出勤時間になっていた。「診察終わったらメールして。もし仕事落ち着いてたら、迎えに行けるかもしれない。」タクシーを呼ぶ前に一度、と声を掛け相手を病院の玄関前で降ろし署に出勤して。___仕事内容的には然程忙しいものでは無かったが、相変わらずフロアの雰囲気は何処か重たく、最初ほどでは無いものの、歪んだ正義を振り翳す訳のわからない電話も定期的に掛かってきていた。給湯室で濃いめに煎れた紅茶を立ったまま啜り、1人深く息を吐き出して )
5824:
アルバート・エバンズ [×]
2026-08-25 13:15:23
( 人目を避けるようにして訪れた病院の診察室で、正面に座ったアダムスに不調を伝える。薬の効きが極端に悪い事、不眠が酷くなっている事、処置を受けたくても記者の目を恐れ病院にはなかなか足を運べずにいる事、全て原因は分かりきって居たが少しでも楽にして欲しいと。以前にもましてやつれて見える姿に同情したのか、彼は考え込んだ後に今より少し強い薬を処方する事に同意し、先ずは点滴の処置を受けるようにと言った。腕に針を刺され時間にして1時間ほど。起こされた時に、ほんの数分しか経っていないように感じられる程には深い眠りに落ちていたのだろう。一時的なものと理解はしているが、身体はかなり楽になっていた。処方薬の用量だけは守るようにと言い聞かされ、病院を出たのは昼過ぎだった。ミラーに連絡する事はせず、タクシーに乗り込んで署へと向かい。---朝、ミラーが署に出勤したのを密かに見ていた男が行動を起こしたのは、ちょうどその頃だった。辺りは明るいが、駐車場があるのは署の裏側。カメラを持っている訳でも無く、1人堂々と歩けば意外にも怪しまれない。車種やナンバーも把握済み。靴紐を結び直すフリをして相手の車の横にしゃがみ込むと、隠し持っていたドライバーで後ろのタイヤを突き刺して。音もなくタイヤがパンクするのを見届けると再び立ち上がり、何事もなかったように敷地から立ち去って。 )
5825:
ベル・ミラー [×]
2026-08-26 09:50:37
( ___朝、相手を病院の前に降ろし、その相手が帰って来たのはお昼過ぎの事。フロアの扉が開いた事でスマホに視線を落とすも迎えを望むメールは無く、1人タクシーで帰って来た事を知る。仕事中の部下を態々迎えの為に呼び出さないであろう事は薄々わかっていただけに特別反応を示す事無く、再び仕事の続きを始めその後、何だかんだと時間はあっという間に過ぎ気が付けば19時を少し過ぎた頃。パソコンの電源を落とし鞄片手に執務室の扉をノックしては「…エバンズさん、そろそろ帰りませんか?」と、隙間から顔を覗かせて。返事を聞く前に部屋へと入り後ろ手に扉を閉めた後「残りは家でやろう。夕飯食べながら、」少しだけ口角を持ち上げる様な笑みを浮かべつつ、帰りを促して )
5826:
アルバート・エバンズ [×]
2026-08-26 23:34:59
( 出勤してからは点滴の効果もあり、ここ数日では最もまともに仕事を進められたと言えよう。相変わらず必要な時以外は執務室から出る事なく、気付けば終業時刻を過ぎていた。薬の効きも緩やかになり少しの疲れを感じ始めた頃、扉がノックされやって来た相手から帰宅を促されれば「…そうだな、」と大人しく同意して。帰り支度を整えて駐車場に向かうが、今日は待ち構える記者の姿はない。何処から隠れて見張っているかは分からないが、裁判に大きな進展がない今は、署を出れば大勢に囲まれ眩しいライトに晒される事は少なくなっていて、少しだけ安堵する。相手の車はいつも通りの場所に停めてあり、異変には直ぐには気付かずに助手席の扉を開けて。 )
5827:
ベル・ミラー [×]
2026-08-27 00:01:33
( 記者が居ない、その本来普通の日常ですら今は安堵に繋がる。そうして同時にこの“平穏”が何時まで続いてくれるのだろうかと思う心はきっと相手とて同じだろう。___薄暗い駐車場、何時も通りの自家用車。相手が助手席に乗り込むのと同じくして運転席に座りエンジンを掛ける。そうして緩やかにアクセルを踏み…此処までは普段と何も変わらなかった。異変を感じたのはその数秒後。車の後ろ側が変に揺れる感覚と、上手くハンドルが安定しない感覚に署の駐車場を出る前に思わずブレーキを踏む。「……ゴメン、ちょっと、」と、僅かに眉を寄せ困惑した呟きを落としてからシートベルトを外し外に出___「…っ何これ、」運転席側の後輪を確認する為にしゃがみこみ、唖然とした声が漏れた。朝出勤した時には何ともなかったタイヤはぺちゃんこに潰れていて、誰の目にもパンクしている事は明らか。けれどこれと言って何かを踏み付けた記憶も無いのだ。空気の抜けたタイヤに一度触れ、それから立ち上がると「…エバンズさん、帰れそうにないかも。パンクしてる。」と、運転席側の扉を開け微妙な表情と共に状況の説明を )
5828:
アルバート・エバンズ [×]
2026-09-05 13:29:24
( 動き出した車の揺れに違和感を感じたのは同じだった。普段とは明らかに違う、身体を揺さぶられるような不安定な揺れ方。確認のため外に出た相手の驚きを纏った声が聞こえて視線を送れば、程なくして運転席側の扉が開き相手が顔を覗かせて。パンクしている、という言葉に扉を開けて外に回ると、確かに右後ろのタイヤが潰れている。「尖った石でも踏んだのか?」と言いつつしゃがみ込みタイヤを観察するも、大きな破れは確認できない。代わりに小さな点程の穴を見つけると表情を少しばかり険しくして、「…見ろ、穴が空いてる。このサイズの穴は、鋭利な物で故意に刺した可能性が高いな。…他の車も被害に遭っている可能性はある、」と告げて。相手を狙った嫌がらせ、とはまだ考えが及ばず、警察署の敷地内に停めてある車を狙った無差別な悪戯と考え周囲を見渡して。 )
5829:
ベル・ミラー [×]
2026-09-06 09:51:20
__んー…、記憶には無いんだけど、
( 矢張り思い付く一番は何か鋭利な物を踏んだ事によるパンク。尋ねられ考える素振りを見せるも、それならば流石に気付く筈だと曖昧な答えを返し相手の背後から腰を折り再びタイヤを覗き。相手の纏う空気がほんの僅か変わったのはその時だった。パンクの原因がアイスピックか何かで刺されたような至極小さな穴である事を指摘されると、そこで初めてその穴の存在に気が付き眉を寄せ。「わざわざ署内の車を狙うなんて、随分な度胸で。」“自分の車だけ”とは思わない。やれやれと肩を竦めそう言葉を落としては、斜め向かいに停めてある車に近付きしゃがみ込むも、その車にタイヤのパンクは見られず「…何にせよ、早めに直して貰わないと。今日は社用車借りよう。」再び立ち上がり小さく溜息を吐き出せば一度自分の車に戻り鞄を取った後に今日は社用車で帰ろうと )
5830:
アルバート・エバンズ [×]
2026-09-16 01:50:54
( 相手の言葉に頷くと、助手席から鞄を取りドアを閉める。「念の為、明日総務に申告しておけ。署内の車を狙った犯行なら、注意喚起をしておいた方が良い。」そう告げると、その日は相手と共に社用車で自宅へ戻り。---其れから数日が経っても、相手と同様の被害を受けたという署員は出て来なかった。故意にタイヤをパンクさせられた車、犯行場所は間違いなく署の駐車場だ。相手の車だけとなると、その事実が意味を持ち始める。相手の車がピンポイントに狙われた可能性_____それを懸念したものの、それ以上何かが起きる事はなく、その不安も薄れていった。しかし、事が動いたのはパンクの一件から1週間ほど経ってからの事。いつものように帰宅を促しに来た相手に、その日中に承認しなければならない仕事の都合で少し残ると告げたのが10分ほど前の事。1人で署を出た相手の背後で、小さなシャッター音が鳴り。 )
5831:
ベル・ミラー [×]
2026-09-16 11:02:03
( ___総務から署内に注意喚起が出されてから1週間。車は戻り今日は一足先に帰宅しようと駐車場に出た所で、背後から聞こえたのはシャッター音。此処暫く聞く事の無かった音だが、嫌に耳に残るその音は既に嫌悪感を植え付けるには十分すぎるもので、思わず眉間に皺が寄り足が止まった。「……何か。」細く息を吐き出し、静かに振り返る。酷く冷たく渦巻く感情を胸の奥に宿したまま「無許可での撮影は辞めて下さい。」と、言葉を続け、そこに居るだろう相手を真っ直ぐに見据えて )
5832:
アルバート・エバンズ [×]
2026-09-16 23:41:06
( 建物の物陰に、帽子を被った人物の姿があるのは相手からも見えるだろう。マスクをして帽子を深く被っているため顔は窺い知る事はできない。背格好からして男性だろう、というぐらいの距離感だ。相手に注意されても逃げる事はなく、声を発する事もしない。ただ、相手が此方を向いた事で再びスマートフォンを構えシャッターを切る______極めて不気味な行動と言えよう。 )
5833:
ベル・ミラー [×]
2026-09-17 00:13:05
( 静かな駐車場に再び響くシャッター音。完全装備とも言える格好から目前の相手を特定する事が困難な事はわかる。この場所でカメラを構えてくる人達は殆どが訳のわからない正義感を振り翳した質問や、エバンズを悪だと罵る言葉を吐き捨て迷惑お構い無しに付き纏ってくる事が多かっただけに、この男の様に一言も言葉を発する事無く、距離を縮めて来る事無く、そこに居続けられるのは酷く不気味で、少しの恐怖も確かに感じた。下手に此方が近付けば、何をされるか___そんな思いが浮かぶ中「…何か用があるのなら、仰って下さい。」と、告げる。署に戻るべきか、それともさっさと車に乗り家に帰るべきか、男から視線は外さず思案して )
5834:
アルバート・エバンズ [×]
2026-09-17 16:27:38
( 相手がその場を立ち去れば、追い掛けるつもりは“未だ”なかったが、相手は直ぐには踵を返さなかった。『…あぁ、私ですか?景色を撮影していました。』と、まるで今自分に話し掛けられている事に気付いたとばかりに反応する。あくまで相手を撮影していたのではなく、周辺の景色を撮影していたのだと主張する。その間も此方を向いている相手にシャッター音を浴びせている訳で、相手からすれば不快だろう。危害を加える事こそしないものの、カメラを構える不気味な男_____ちょうど執務室から外を確認した際に、2人の姿が見えた。未だ帰って居なかったのかと思うのと同時にカメラを向けられているような妙な構図に胸騒ぎがすると急ぎ立ち上がり、足早に階段を降りると正面玄関を出て。「何をしてる!」と声を発すると同時にスマートフォンのライトを浴びせると、男は顔を伏せそそくさとその場から立ち去った。 )
5835:
ベル・ミラー [×]
2026-09-17 16:53:48
( 男は“景色を撮影している”と言うが、此処は警察署の駐車場で、特別自然豊かな訳でも、変わった花が咲いている訳でも無い。加えてこの時間ならば外は薄暗く、とても綺麗な景色など撮影出来る筈が無いものだから、男の言ってる事は全て嘘であると直ぐにわかってしまい。会話をしている中でも鳴り続けるシャッター音は酷く不快で無意識の内に右足が半歩後ろに下がる。「…此処は警察署の敷地内ですので、」と、あくまでも刺激しないように紡いだ言葉の後半が切れたのは、正面玄関が勢い良く開く音と、相手の荒らげた声が聞こえたから。弾かれる様に視線を其方に向け、続けて直ぐに男に顔を戻した時には男の立ち去る後ろ姿が見えただけで。___「…エバンズさん、」溢す様に落とされた相手の名前。緑眼にはありありと安堵の色が浮かび、そこで漸く肩の力が抜けて )
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