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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
5297:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 01:09:58
( 薬を飲む事が出来ないまま既に数日が経過し、繰り返されるのは同じような取り調べばかり。自供を促すような揺さ振りも増え、何かの拍子に発した言葉を悪用される危険性も考えて反論の言葉も返さず沈黙を貫くようになっていた。身に覚えの無い罪を着せられ心身共に限界に近い状態だったからこそ、弁護士の面会というのは一筋の光のように思えた。拘置所に入れられている今署に居る時の高潔な姿は無く、皺の入ったワイシャツに、何かを隠し持つ事が出来ないようにとポケットさえ付いていない黒いズボン。少し痩せて窶れた顔つきで、目元の隈も深い。---監視に連れられて入った部屋には黒髪の男が1人座っていたが、その姿を見ても、当然クラークだとは思わなかった。目の前に腰を下ろし、差し出された手を握り返して相手と視線を重ねた時、一拍遅れてようやくその正体に気付く。黒髪も茶色い瞳も、何もかもが自分の知っている彼の物とは違ったが、此方を見る表情と顔立ちは確かにクラークのものだ。「……どうして、」と、思わず呟きにも似た声が漏れる。胸には弁護士バッジを付け、政府機関であるこの場所で自分の目の前に立っている。此処で不用意な事を言うべきではないが、一体どういう事かと僅かに眉を顰め、相手に視線を向けて。 )
5298:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 01:46:55
アーロン・クラーク( ウィル・フォスター )
( 薄暗い部屋の中でも相手の目下の隈は主張を貫くものだから、薬が飲めていない事も相俟って心身共に相当のストレスが掛かっているだろう事は一目瞭然。何処と無く覇気の様なものを失った相手と握手を交わし、その骨張った指にも然程力が入っていない事でこれは相当だと内心小さな溜め息をつくのだが。褪せた碧眼と普段とは違う茶色の瞳が交わった事で相手は此方の変装に気が付いたのか、その表情に僅かな驚きと怪しむかの様な色を浮かべて見せた。誰がどう見てもわからない変装では無いものの、それでも己が“アーロン・クラーク”である事に瞬時に気が付いて貰えた事に気分の高鳴りは絶好調と言えよう。軽く手を動かし短い握手を終えた後、口元の笑みを更に濃いものへと変えつつ『初めまして。今日から貴方の担当弁護士になります、ウィル・フォスターです。前任の弁護士は少々手が離せない用事が出来てしまった為、私が引き継ぎますね。』と、すでに正体がバレているにも関わらずそんな戯言と偽名での自己紹介をして見せ。続いて部屋をぐるりと見回す。机の上の録音装置は取り調べでは無い為電源は入っていないようだが、隅に取り付けられている監視カメラは作動しているのだろう。何か物を手渡す為にはカメラをどうにかしなければならないと僅かに目を細め、それからまた笑みと共に相手に視線を向け。『貴方にクリスマスプレゼントがあるんですけど、それはもう少し待って下さいね。…先に今の状況について__どんな気持ちなのか聞かせて貰えますか?』椅子の横に置いてある鞄の中の軽い説明と共に、到底己には関係ないだろうと言われても可笑しくは無い問い掛けを送って )
5299:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 11:09:07
( 相手と幾度と顔を合わせていなければ見抜けない変装だったと言えよう。此方を見る表情と口元に浮かべた緩やかな笑みは隠しきれないが、一見すると何もかもが”クラークではない“のだから。引き継ぎの担当弁護士として自分の前に現れたこの男が、無罪を証明しこの場所から解放してくれるかもしれないという一抹の希望は消えていなかった。______どんな気持ちかと、相手にはこれまでにも度々聞かれてきた質問だ。「…俺は無実だ、犯罪組織に情報を流したりはしていない。出るはずの無い証拠が出た事にも…困惑と憤りを感じる、」あくまで冷静に、この状況を説明するに相応しい言葉を選ぶと”お前なら分かるだろう“という意味を込めた視線を向ける。劣悪な環境下で体調も悪化し、自分が犯人だと決め付ける男たちと無意味なやり取りを繰り返すばかり。鳩尾の痛みもかなり定期的に走るようになっていた。「パソコンを調べてくれ、俺が送ったものじゃない。」と、訴えるように告げる。相手が本物の弁護士かどうかなどどうでも良い、自分に接触が許された人物だけが、自分の無実を証明できるのだ。レイクウッド署でも奔走してくれているとは聞いていたが、それ以降の情報は遮断されている。例え接触してきたのが目の前の相手であれ、今はとにかく証拠を探して欲しいと頼まざるを得なかった。 )
5300:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 12:25:41
アーロン・クラーク( ウィル・フォスター )
( ミラー同様に無実を訴える相手の吐露される心の内を軽い相槌を挟みながら愉しげに聞き届けた後。『そうでしょうね、内通者は貴方では無く別に居る。貴方のパソコンから流出した情報は他所から意図的に流されたもので、頭の硬い政府機関の連中は、それに気が付く事も無く無駄な時間を過ごしていると言う訳です。』相手の無実を僅かも疑う事無く全て知っています、とばかりにヒラヒラと片手を閃かせ言葉を並べ立てた最後『ちなみに、本当の内通者はちゃーんとレイクウッドに居るんですよ。』と距離を詰める為僅か身を乗り出す形で微笑み。そうやって“種明かし”をした後再び身体を引き座り直すと、『勿論、貴方が犯人では無いという証拠は直ぐに出します。___でも正直この状況を楽しみたい気持ちもあるんですよ。わかります?FBIの大半は貴方が犯人だと疑っていて、唯一信じているミラーも結局は何も出来ずお手上げ状態。貴方が頼れるのは“弁護士”である俺だけ。そして貴方の無実を証明出来るのも俺だけなんです。貴方のこの先の人生を、俺が握っていると言っても過言では無いでしょう?』すっかり弁護士の顔では無い、何処か恍惚とした狂気すらも滲む表情でやけにゆっくりと言葉を連ね、相手の感情の揺れを見物でもするかのように緩く首を擡げて見せて )
5301:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 12:45:45
( 相手がさも当然の事かのように自分の無実を認めた事に、思わず言葉を失う。組織側の人間である相手は真実を知っているだろうと思ってはいたのだが。”本物の内通者はレイクウッドにいる“______その言葉が意味する所は、同じ職場にいた内通者に罪をなすり付けられたという事だ。自分が犯人ではないという証拠を直ぐに出すと言ってのける相手は、今この瞬間、この状況においては、唯一自分を救い出す事ができる強力な存在だった。しかし続いた言葉は、”いつもの“彼らしいもの。タダでは協力しないと言わんばかりに、此方を揺さぶり自分に都合の良いように仕向けようとする。「_____お前が此処に来たという事は、それ以外の道は全て潰えているという事だろうな。」そう言葉にしたのは、この男をもってしか、自分を救い出す術がないという事だと理解していたから。恐らく相手を此処に差し向けたのはミラーだろう。きっと其れが、最後の手段だった。つまり、この男を逃せば自分は無実の罪を着せられ逮捕される可能性が非常に高い状況だという事だ。「この状況では、お前しか頼れない事は理解してる、」とだけ答えて。 )
5302:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 13:25:57
アーロン・クラーク( ウィル・フォスター )
( 心身共にボロボロの状態であっても尚、冷静に今の状況を分析し最善策を手繰り寄せる目前の相手の姿と、涙を流し己に縋る相手の姿___掛け離れたその両の姿を思い背中に走るのは圧倒的な快感とも呼べるそれ。内心歪に笑いながら『その通り、貴方が賢くて良かった。』と頷き。となると己が此処に居る理由もミラーが絡んでいると察しているのだろう。そこで漸く焦げ茶の革の鞄からノートパソコンと一つの袋を取り出す。パソコンは机の上に、袋は開けてその中から相手が何時も服用している安定剤を取り出し___それを渡す事はせずに見易い様に胸の位置で軽く揺らすと『これ、ミラーからの“クリスマスプレゼント”なんですけど欲しいですか?』と問い掛け。『勿論これだけじゃありません。他にも鎮痛剤と睡眠薬も入ってます。』相手が今一番欲しているであろう物は全て此処に…己の手の中に揃っているのだと )
5303:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 13:57:47
( 相手が鞄から取り出してちらつかせた袋に入っていたのは、普段自分が服用している処方薬。何一つ薬を服用することが許されない今は、いつ終わるかも分からない苦痛に夜な夜な耐えるしかなかった。せめて安定剤を飲む事ができれば、幾らか楽になるだろう。面会が禁止されてからも、ミラーはずっと自分に薬を届けようとしてくれていたのだということを漸く知る。「…欲しい。此処では薬が飲めないのがしんどい、」と、ミラーから託された其れを渡して欲しいと伝えて。 )
5304:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 15:07:48
アーロン・クラーク( ウィル・フォスター )
( 素直に薬を所望した相手に喉の奥で低く笑う。『そうですよねぇ、喉から手が出る程欲しいですよね。これがあれば貴方の苦しみは何倍も緩和される。』希望を目の前でチラつかせるだけチラつかせて簡単に与える事はしない。ふ、と葛藤を抱えながらも真剣な瞳で此方と取り引きをしたミラーの顔が脳裏を過ぎり、数秒思案する。『___でもね警部補、これを渡すには条件があるんですよ。ミラーには何も言わず渡せと言われたんですけど、貴方に教えないのはフェアじゃないですし___実はね、この薬を貴方が受け取れば、ミラーは俺の言う事を何か1つ聞かなきゃならないんです。拒否権は無い、そう言う取り引きをしたんでね。でも貴方がこれを受け取らないなら、ミラーとの取り引きは無くなる。その代わり、貴方の有罪は確実です。逮捕され、数年間は牢の中。勿論出所してもFBIに戻る事は出来ず世間からも白い目で見られ続ける。…貴方は、どちらを選びますか?』取り引きをしたのは本当だが、その内容に薬は無関係。けれどこの条件を突き付け選択肢を与えた時、相手はどうするのかと興味が湧いたのだ。悩むだろうか、それとも珍しく感情的になって罵声でも浴びせて来るだろうか、実際はちっぽけな絆だったら尚面白い。手に持つ薬を机に置き、ほんの僅かだけ相手の方に移動させて )
5305:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 18:26:03
( 薬を飲む事で和らぐ苦痛があるだろうと同意を示しながらも、相手が其れを手渡してくる事はなかった。相手がのらりくらりと続けた言葉には思わず表情を固くする。この男の言う事を聞く、というのは途轍もない危険を孕んでいる事くらい相手はとうに理解している筈だ。そんな危険を冒してまで、自分を救い出そうとしたという事か、と理解して。薬を受け取らない事で其の取り引きが破棄されるなら、薬は要らないと突き返す事を選んだだろう。しかし______無実の罪を背負い逮捕されるというのは、あまりにもリスクが大きかった。ミラーを犠牲にすべきでは無いが、このままなす術もなく罪をなすり付けられ有罪になる訳にもいかない。言葉を発する事なく黙り込んでいたものの、少しして顔を上げる。「______其れは、俺とお前の間で成されるべき取り引きだ。無罪を証明して、俺を此処から出してくれ。その代わり、俺がお前の望みを聞く。……薬を届ける事がミラーとの約束なら、それはいらない。」と、言葉を荒げる事なく告げて。今頼れるのが彼だけという現状を思えば、彼の神経を逆撫でする事は避けるべきだ。しかし自分を助ける、という契約がミラーとクラークの間で成されたのなら、それは助けられる自分と彼との間で成されるべきもの。残る薬の受け渡しに関して、自分がそれを受け取らなければ______ミラーを巻き込む事にはならないだろうと。 )
5306:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 20:13:00
アーロン・クラーク( ウィル・フォスター )
( 相手からの返事は少しだけ予想外のものだった。あくまでも冷静に理論的に、そして此方の感情を揺らさず神経を逆撫でしない言葉達。それでいてミラーには何の迷惑も危険も無い取り引きを持ち掛けて来る___これがミラーとの性格の違い、更に言えばFBIとしての…人生の経験の差なのだろうかと珍しく分析を巡らせながら、次は表情をコロリと変える。試す様な眼差しから一変、害など僅かもありませんと言いたげなやや幼い笑顔で机の上の錠剤と、薬の入ってる袋を相手の目前まで滑らせて。『冗談です。貴方がどんな反応をするか見てみたかっただけ、薬はちゃんと渡しますよ。ミラーとの約束ですしね。』薬では無く“相手を助け出す事”が本来の契約なのだがそこは伏せたまま『監視カメラの事は気にしなくて良いですよ、後で何とかしておきます。』と付け加え鞄から新品のミネラルウォーターを取り出しそれも手渡して。『貴方と取り引きするのも魅力的ですが、今日は気分が良いんです。だから“無償で”。』笑みを浮かべたまま、相手が薬を飲むのを見届けた後は、自身のノートパソコンから証拠品として保管されている相手のパソコンが不正アクセスを受けていた事がわかる様に、隠されていたログの表面化をあっという間に済ませ。『___はい、終わり。貴方の仕事ぶりは評価に値しますが、こんな事も出来ないFBIには心底呆れますね。』パソコンの画面を相手に見えるように回しつつ、ついでにFBIの仕事ぶりにケチを付ける事も忘れずに )
5307:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 20:30:03
( 冗談だと言って相手は笑顔を見せたが、其れを直ぐに信用することが出来なかったのはこれ迄の相手の行いの所為だろう。ミネラルウォーターを手渡され、苦痛を和らげる唯一の手段である薬を飲むようにと促されれば、それに抗う事はしなかった。薬が直ぐに効果を発揮する事を願いながら、安定剤と鎮痛剤を飲み込んで。目の前でパソコンを叩いた相手は、ものの数秒で作業を終えたようだった。「此れで_____本当の内通者が明らかになるのか?」と尋ねる。其の問いには、今すぐにでもこの場所から解放されたいという願いが滲んで居ただろうか。FBIは仕事が出来ないと言いたげな言葉が紡がれたが、サイバー犯罪の捜査で裁判所の許可が降りない限り、FBIは安易にハッキングする事は出来ない。正式な手順を踏んでいるのであれば、犯罪組織とスピードが異なるのは当然と言えよう。相手の言葉に反応する事はせず「組織に情報を流していたのは誰なんだ、」と尋ねて。 )
5308:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 21:10:26
アーロン・クラーク( ウィル・フォスター )
( 胃に落ちた錠剤が溶けその力を発揮するまで、どれだけ早くても30分以上は掛かる筈。それが長いか短いかは相手次第だが、少なくとも薬を飲めたと言う安心感はその心を満たすだろう。だからだろうか、張り詰めていた心が僅か緩んだのか何処か急かす様な問い掛けに困った様に笑うと『そうですよ、貴方は直ぐに自由の身になれます。』と肯定した後。『名前はポール・アドキンズ。レイクウッド署の情報セキュリティ課に配属されているんですが、刑事課の署員と顔を合わせる事は殆ど無いでしょうし、知らなくても不思議じゃない。』あっさりと本当の内通者の名前を告げ。勿論彼は今こんな所で裏切りが発生しているとは思っていないだろうが、組織のメンバーが1人や2人居なくなった所で特別支障は無いし、ミラーとの取り引きやこの状況の方がよっぽど愉しく魅力的なのだから、罪悪感も勿論ある筈無く。___徐に立ち上がるとあっという間に相手の横に立つ。そうやって腰を折ると何の断りも無く両手を相手の頬へ添え『…こんなに窶れて。でも貴方が此処で過ごすのは今日だけ。あと1日、辛抱すれば良いんです。簡単でしょう?』その指先を緩く動かしながら何を考えているのか、まるでありったけの優しさを与えるかの様に、そうして諭す様に、ね?と同意を求めて )
5309:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-30 21:51:45
( 相手は躊躇する事もなく、本当の内通者の名前を口にした。その名前の人物に心当たりはなく、同時に刑事課の見知った署員でなかった事に何処か安堵したのは、身近な人物からの恨みを買って悪意を向けられた訳ではないと思えたからか。この男は犯罪組織の幹部で、これ迄も散々苦しめられてきた______けれど、今この絶望的な状況から確かに自分を掬い上げてくれた、其れが出来る唯一の人物だった事は間違いない。「……助かった、」と一言だけ感謝を述べて。此れで自分が内通者ではないという証拠が直ぐに公になる筈だ。不意に頬に手を伸ばされると僅かに身体は硬くなるのだが、優しく紡がれた言葉には促されるままに小さく頷いて。善意や優しさとは掛け離れた所に居るこの男の事だ。信用すべきではないだろうが、今回の件については感謝せざるを得なかった。 )
5310:
ベル・ミラー [×]
2025-12-30 22:46:34
( 相手が溢したのは珍しいお礼。この状況下で相手が縋れるのは自分だけで、己は相手の望みを叶え見事助け出すのも目前と言えよう。『囚われの“プリンセス”を助け出す役目を担えて光栄ですよ。』なんて砂糖の如く甘ったるい言葉を何の恥じらいも無く紡いだ後は『次はこんな薄暗い部屋じゃなくて、イルミネーションの綺麗な公園で会いましょう。』暗に出られるのだと言う事を今一度確りと告げ再び自分の席へと戻り。___面会時間は凡そ1時間、けれどその中で相手の無実を証明する証拠を出したのはほんの数分。後は全て一方的な雑談に回しただけの事。相手がたった1人孤独に耐えなければいけないのは今日だけで、明日の朝一番で本当の内通者の存在が明るみに出て拘留は終わる。それと同時にレイクウッド署にも相手は無実だったと言う連絡が政府機関から入るだろう。たった一言の謝罪で全てを終わらせようとする役人達に激怒し、それ相応の処罰を求めた警視正の行動は自然な事で。残るはクラークとミラーの間で交わされた契約だけとなった訳だが___「薬を渡してくれた事も、エバンズさんの無実を証明してくれた事も、……ありがとう、」釈放の後、念の為に1日だけ検査入院を、と無理矢理病院に連れて行かれたエバンズには内緒で、今カフェで顔を合わせている相手は今回の件の立役者。先ずは確りとお礼を述べるのだが、緊張が抜けないのは契約内容がまだ不明だからで )
5311:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-31 08:04:29
アーロン・クラーク
( 彼を犯人と決め付けていた政府機関の役人たちは、流出した極秘資料が外部から送り付けられた形跡を見つけると謝罪もそこそこに彼を解放した。一瞬で終わる事に何日も掛けていたFBIの行動の遅さには呆れるのだが、自分が彼を救い出す貴重な任務を遂行し感謝されたのだから良しとしよう。カフェでミラーと顔を合わせて礼を言われると、機嫌の良さそうな顔で『気にしないでよ、ミラーと警部補の役に立てて良かった。感謝されるって気持ちが良いね。』なんて言って朗らかに笑って見せる。まるで無償の善行をしたかのような言動だが、当然相応の“見返り”は貰うつもりだった。『今回、ミラーと警部補の両方と話をして、お互いを思い合う”絆“って言うのかな。それに感銘を受けたよ。だから…これは、俺からのプレゼント。』そう言って、液体の入った小瓶を2つ相手の前に差し出す。『相手の為なら、自分を犠牲にしても構わない_____それって、すごく美しい感情だよ。もっと見ていたいと思った。…安心して。困難を乗り越えてこそ、信頼関係は強くなるって言うし、』にっこりと微笑むのだが、相手には此の小瓶の中身が何か伝わるだろうか。『ひとつはミラーが自分で、自分に打つ分。もうひとつは、ミラーが警部補に打つ分だよ。』そう言って、とんでもなく事を言っていながら安心させるようににっこり微笑んで。 )
5312:
ベル・ミラー [×]
2025-12-31 10:18:33
( 表情にも声色にも機嫌の良さが溢れているのだが、それが逆に恐怖を与えて来る事を相手は知っているのだろうか。対照的に険しい表情のまま話を聞き続けるも、軽い音と共に何かの液体が入った小瓶2つが目前に置かれた途端にその表情は一変した。目を見開き、身体が硬直する。この薬の中身を己は知っている___穏やかな波の様に数回揺れた水面も、害などありません的な笑顔も、何もかもが恐怖だ。そして何が一番恐怖かって、それを散々苦しみ続けたエバンズに打たなければならない事だ。「っ、ちょっと待って!」と引き攣る喉から思わず声を上げれば周りのお客さん達数人が此方を見るものだから、結局感情を抑えるしかなく。ぐ、と膝の上で拳を握り締めてから「…これが取り引きだって事はわかってる、でも___エバンズさんは巻き込まないで。薬なら両方とも私が自分に打つ。ね?それだったら良いでしょ?」これ以上の苦しみを彼に与える事は絶対的に避けたいのだと、懇願がありありと浮かぶ瞳で“出来ない”は無しだと言われたにも関わらず取り引き内容の少しの変更を求めて )
5313:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-31 11:29:49
アーロン・クラーク
( 両方の薬を自分に打つ代わりに、彼は巻き込まないで欲しい______まさに、無機質な部屋でエバンズから頼まれた事と同じではないか。“自分は犠牲になっても良いから、代わりに相手を助けろ”と。『…っあははは、!本当、考える事は何処までも一緒なんだね。警部補も同じ事を言ってたよ、自分との取り引きにしようって。ミラーは巻き込まないで欲しいってさ、』可笑しそうに笑うと、目尻に滲んだ涙を拭いながらそう告げる。けれど、そんな言葉あまりに薄っぺらいじゃないか。『2人とも“自分が肩代わりする”ばっかりで飽き飽きしてたんだよ。だから2人の意見を平等に聞いた。なのに……これでも未だ文句があるの?』自分は振り回されているのだとばかりに肩を竦める。言葉尻は穏やかだが、瞳は笑っていない事に相手は気付くだろうか。『それに、お互い“出来ない”はなしっていう約束だったよね。ミラーがその気なら、俺も約束を反故にしたって問題ない。……“あのログ”を捜査したのが犯罪組織の仕業だって分かるように細工をしようか。警部補は、自分が罪を逃れるために別の署員からデータが送り付けられた痕跡を捏造した______可哀想な情報セキュリティ課の署員こそが、謂れのない罪をなすり付けられた張本人だって事になる。何年刑が加算されるかな、FBIでの信用も失墜するね。』相手を追い詰めるため、そんな事を微笑みながら告げる。『これは悪魔の取り引きだ。契約した以上、選ぶしかない。戻るも進むもイバラの道_____身動きなんて取れなくなる。分かってて俺に助けを求めたんだろう?』と、言い聞かせるように穏やかな口調で言葉を続けて。 )
5314:
ベル・ミラー [×]
2025-12-31 13:05:15
( 突如心底可笑しいとばかりに目尻に涙まで滲ませながら笑いだしたその声に思わず反射的に双肩が跳ねた。“警部補も”と言う事はこの取り引き内容を彼は知っていると言う事なのか。すっかり混乱してしまった頭で落ち着けと自分自身に言い聞かせるのだが、今置かれている立場はどう考えても相当不味い。まるで蛇に睨まれた蛙の如く逃げ出したいとさえ思うのに身体は動かず視線を逸らす事が出来ないのだ。逃げ道を塞ぐ様に、徐々に追い詰める様に___人質を取られている人の気持ちは正にこれなのではとさえ思う程。___彼が薬を打たれその大き過ぎる苦しみと恐怖の中、涙を流しながら助けを求めた姿がフラッシュバックし、思わず身体が震える。あの恐怖を再び、明確な己の意思で相手に与えろと言うのか。人の心を持たない正しく“悪魔”。僅かでも感謝したのが間違いだったと揺れる瞳で射殺さんばかりに睨み付けるのだが。この“悪魔”と取り引きをした時点で後戻りは出来ないのだ。「………何時、やればいいの、」唇に血が滲むほど噛み締めた後、聞こえるかも怪しい至極小さな声でこの先の進み方を問うて )
5315:
アルバート・エバンズ [×]
2025-12-31 18:31:20
アーロン・クラーク
( 今からでも彼を有罪に出来ると言った自分の言葉に、相手は観念したようだった。『いつでも良いよ、でも自分に薬を打つ時に、1人閉じ籠るのはなし。警部補の目の前でやる事が条件だ。…そうだ、あのバーにしようか。病院を出たらバーに来るように警部補に伝えてさ、素敵な演出だろう?』と楽しそうに提案する。彼の目の前で自ら薬を打たせる事で、彼の罪悪感を高める。自分を助ける為に、彼女は不要な苦しみを味わっているのだと見せつけるのだ。同時にミラーを自分に縋らせて、自分から離れて行く絶望も味わえば良い。『警部補への連絡は俺に任せてよ。俺の誘いなら絶対に来てくれるから。』笑みを浮かべながらそう言ってスマートフォンを軽く見せて。 )
5316:
ベル・ミラー [×]
2025-12-31 20:18:49
( 彼が病院に行ってる間に薬を打ち、鍵の掛けた部屋の中で1人耐える事が出来れば___その後何事も無かった様に笑顔でまた彼を出迎える事が出来れば、暖かい部屋の中ホットミルクでも飲んで、眠たくなれば同じベッドで眠る…そうしてまた繰り返される同じ日常の中に身を置けば、それで全てOKだったのに。何が素敵な演出だ。「…地獄に落ちろ、」出した事の無い程低く、冷たい声で告げたのはありったけの殺意と嫌悪を纏った音。今この場で殺してやりたいとすら思うけれど契約はどうしたって執行されるのだ。「___やるなら、早くして。」出されたスマートフォンを叩き割りたい気持ちを抱えたまま、視線を逸らす事無く睨む様な瞳で見据え続け、呼ぶのなら早くしろとばかりに )
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