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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
5747:
ベル・ミラー [×]
2026-05-21 19:52:27
ルイス・ダンフォード
可愛い後輩に会うんだ、物好きではねェだろ。
( 呆れた様な、けれど確かに見え隠れする僅かに肩の力が抜けた様な色宿る表情を見て今度は此方が肩を竦める。昔も今も相手は可愛くて守ってやりたい存在なのだと…もう既に警部補と言う役職にまでなった、30過ぎの男性に言うには些か過保護な事を何の気恥しさ無く告げ。『お前こそ遠慮なんてするな。食べられなかったら俺が食べるから、好きなのを頼め。』ビールも、との言葉には遠慮なく頼んだ後に、再び甘やかす様な言葉を。___テーブルの上の品揃えが徐々に良くなっていく中で返って来たのは、余りに物分りの良い返事。昔から相手にはこういう一面があったと思う。特にアナンデール事件の事で責められた時には全てを受け入れ、反論する事無く痛みも苦しみも内に秘めるのだ。本当は言いたい事も沢山あるだろうに。ビールを呷りながら難しい表情を浮かべつつ『…寧ろ見せ付けてやっても良いくらいだ。』と、低く感情の籠った呟きを落とす。記者の前に共に立ち、相手を悪だと罵るその目の前で日刊紙を破り捨てて暴言を吐いてもまだ足りないくらいだ、と。けれど相手はそれを良しとはしない。恐らく___『嬢ちゃんは耐えれてるのか?』と徐に問い掛けたのは、相手の事だ、ミラーにも耐えろと言ってるに違いないと思ったから。そうして相手の口から聞いた“被疑者を殴った”と言う言葉がまだ残っているから )
5748:
アルバート・エバンズ [×]
2026-05-22 10:28:09
( 記者の前で見せ付けても良いという言葉には、思わず少し困ったように笑う。記者の前で日刊紙を破り捨て、周囲がカメラを向けるのも躊躇う程に程気圧される様子が想像出来るようだった。自分にもワインを、とウエイターに頼む。薬の効きが良くなれば楽だろう、今この時間を余計な事を考えずに過ごすたいと願う気持ちもあったかもしれない。「…えぇ、なんとか。噛み付かないようにと何度か牽制しています、」まるで番犬か何かの話をしているような言い方だが、あくまで此れはミラーの話。彼女が聞けば、ダンフォードさんの前で犬のように言うなと不服そうな目で怒っただろうか。「私に近い刑事として、ミラーも名前を取り沙汰されています。彼女にも何も言うなと言っていますが、…追い回されて煽られて、流石に気が滅入ります、」と答えて。 )
5749:
ベル・ミラー [×]
2026-05-22 14:27:50
ルイス・ダンフォード
( “噛み付かないように”と言う表現に思わず苦笑が浮かぶ。相手の事になると形振り構わず感情的になる面がある事は、度重なる応援で顔を合わせている内にわかった事。時には“尻尾”の幻覚が見えそうな時もあった。それ程までに彼女は相手に心を寄せているのだろう。絶対的な信頼と好意を寄せる上司___そんな上司が記者や世間から傷付けられているのだから、幾ら牽制されているとは言えよく耐えている方だと言えよう。そして、果たして何時までもつか。『今回ばかりは、嬢ちゃんの気持ちが良くわかるよ。』と答えたのは、相手の苦労は理解しながらも、噛み付きたい気持ち的にはミラーと同じだから。相手もワインを頼んだのを見て、少し飲ませ酔わせた方が心の内を吐き出しやすいだろうかと思案する。服薬してる安定剤の事は覚えているが、共に飲まなければ大事になる事は無いだろうと。ビールを一口飲み『…あいつらは遣りたい放題だからな、限度ってものを知らねェ。』と、忌々しげに吐き捨て。『記者も記者だが、こう言った事に関してはネットも相当だろう。…特定されないと思っているのか、一方的な正義でも振りかざしたいのか___。』遺族の気持ちなど後回しで良いから、自分の事だけを守り反撃しろ、と言えたらどれ程良いか。けれどそんな相手では無いからこそ、長い年月を苦しんできたのだ。繊細で、優しい相手が何故こんなにも苦しまねばならないのかとやるせなさは募るいっぽうで )
5750:
アルバート・エバンズ [×]
2026-05-22 22:59:43
( 相手やミラーのように、自分の代わりに怒りを露わにしてくれる存在は貴重だと思った。仕方がない、何を言われても黙っているしか無いと諦めた自分の代わりに、彼らは怒り、立ち向かおうとさえしてくれる。「…この状況でも側に居てくれる人の有り難さを痛感します、」と、珍しく素直に言葉を紡いだ。世間が一様に自分を悪だと騒いでも、自分を信じ側にいてくれる人の存在がどれほど貴重か。この数週間で強く感じる事となった。「ネットも酷いものです。根拠のない噂話が飛び交い、リテラシーなんてあったものじゃない。…制裁を下すと、署の敷地に乱入してきた人も居ました、」ワインを呷りつつ、深く溜め息を吐く。一度悪と見做されれば、炎の勢いは止まらない。歪な正義を振り翳し、見境無く追い詰める。「……未だに分かりません。あの時、どうすれば良かったのか…どう行動すれば、変わっていたのか。例え、お前が代わりに**ば良かったと言われても_____あの一瞬では、其れさえ叶わない距離でした、」ワインの紅を見つめながら紡ぐのは、冷静な言葉。何も出来なかったのだ。今思い返しても、最適な行動が見つからない。「何を話せば、どう謝罪すれば、赦して貰えるんですでしょうね、」薬で麻痺させた心が、未だ僅かに揺れる。それさえ不快で、押さえつけてしまいたかった。他人事のような口調でそう呟いてから中身を一気に煽ると、静かに手元に視線を落として。 )
5751:
ベル・ミラー [×]
2026-05-23 10:38:55
ルイス・ダンフォード
( 珍しい素直な言葉に破顔すると『当たり前だ。俺も…嬢ちゃんも、お前の味方じゃなくなる事は無いと断言出来る。』と、此処には居ないミラーの話も出しつつ徐に伸ばした手で遠慮も無く相手の髪の毛をワシャワシャと撫で回し。『お前は厳しそうだからな。俺がそうするように、たまには甘やかしてやれ。きっと“尻尾”が見えるぞ。』自分にも他人にも厳しい相手が自然と甘やかす事が出来るのかは疑問だが、それでも然り気無い優しさを持ち合わせている事は知っている。お互いに心を擦り減らしているだろうからこその助言とも呼べぬ小さな寄り添いを示した後は、ビールを呷りながら食餌を進めて。___ぽつ、ぽつ、と確かに紡がれていく心の内を聞きながら、一言に思わず眉間に皺が寄った。『…エバンズ、』と名前を呼び真っ直ぐな視線を向ける。『お前が一番良くわかっている通り、どうする事も出来なかったんだ。お前が身代わりになった所で、人質全員を救えた訳でも、犯人の自殺を止められた訳でも無い。…お前が居ないだけで、遺族の気持ちは何も変わらない。』それは些か冷たく聞こえるだろうか。けれど、今の一瞬で相手の気持ちがわかってしまった___もし“叶う距離”に居たのなら、きっと代わりに死ぬ事を選んだのだろうと。可愛い後輩がそんな事を考えなければならない程に追い詰められ生きる世界が、余りに憎い。『……どれだけ時間を掛けて話した所で、言葉が届かない人は大勢居る。』と、静かに紡いでから『…だが、全員がお前を許さない訳じゃない。声を上げていないだけで、遺族の中にだってとっくにお前を許している人は居る筈だ。___お前が悪い訳じゃないってわかっている人も、同じくらい大勢居るよ。』目を細める様にして僅かに微笑み、今度は視線を落とす相手に静かに手を伸ばす。頬に手を添え、下から掬う様に顔を持ち上げつつ親指の腹で目元を一度撫でてから『…よく、頑張ってるな。』と、一言だけ労いのような言葉を送って )
5752:
アルバート・エバンズ [×]
2026-05-25 03:38:03
( _____もし、なんていう仮定の話が意味を為さない事など知っている。もし、どれだけ完璧に動けたとしても、もし、あの瞬間の最適解を見つけたとしても、過去に戻る事だけは決して叶わない。自分が其の身に銃弾を浴びる事で全てが変わるというのならその決断さえ厭わない自信があったが、起きてしまった事実を変える事はどうしても不可能なのだ。それなのに、これまで幾度その無意味な思考を繰り返した事か。どうする事も出来なかった、という相手の言葉に小さく頷く。「…そうですね、…考えるだけ無意味な事です。」自分自身に言い聞かせるようにそう呟いて、やがて顔を持ち上げられると相手と視線が重なる。この人はあの頃の若い自分を見ていたのと変わらない穏やかな目で、今も自分を見ている、と思った。優しさと心配と、色々な感情を含んだその瞳を見ながら、目元を撫でる温もりに少し目を細める。頑張っている、だなんて若手だったあの頃のように認められたら、心が揺らぐ。「…もうそんな歳でもないですよ、」と答えたものの、その表情は僅かに緩んだだろうか。 )
5753:
ベル・ミラー [×]
2026-05-25 10:01:02
ルイス・ダンフォード
___エバンズ、今のお前には酷な言葉かもしれないが…俺は、お前が生きて、今此処に居てくれる事が本当に嬉しいんだ。
( 諦めも自分自身への言い聞かせも含まれた呟きを落とす相手を暫く見詰め、ややしてそう静かに言葉を紡ぐ。今裁判の渦中に居る相手に、妹を…人質を助ける事が出来なかった全て自らの罪だと言い背負い続ける相手に言うべき言葉としては些か不適切かもしれない。けれど、紛れも無い本音だ。___涙を流し、もう何もかも嫌だと、もしそう訴えるのなら今直ぐにでも此処から連れ出せるとすら思った。静かに相手の頬から手を離し『頑張りを認めるのに年齢は関係ねェよ。』と少し笑ってから一度ビールを呷る。『…何も変わらないかもしれないが、…もし“此処”を離れたいと思った時はハモントンに来い。』再び相手を真っ直ぐに見ながら真剣な、それでいて重たくならないような口調である種の引き抜きのお誘いを )
5754:
アルバート・エバンズ [×]
2026-05-26 11:07:01
( 自分の知る彼は、昔から思いやりに溢れ面倒見が良く、真っ直ぐな上司だ。この状況でも其れがブレる事は一切なく、お前の味方だと、変わらず言動の全てで示してくれる。事件を大して知らない人間でさえこぞって当時の警察を責め立てる中で、相手の言葉は確かな温度を持って心に届くものだった。「_____ありがとうございます、」と礼を述べた後「…其れも良いですね。今の一件が落ち着いたら、ハモントンへ応援に行きますよ、」と答えて。今直ぐレイクウッドを離れるつもりはないが、応援で彼の元へ行くのは良いかもしれない。”逃げる“場所があると思うだけでも気持ちは救われると。 )
5755:
ベル・ミラー [×]
2026-05-26 14:44:08
( 己がレイクウッド署に応援に行く事は多々あれど、相手がハモントン署に応援に来るのはまだ一度も無かったと今更になって思う。特別捜査官が足りていない署では無いが、大きな事件が続いた時は総出で駆り出される為、相手が来てくれると言うのはとても頼もしいもので。『その時には、美味そうなワインでも奢ってやるよ。』と、ハモントンがワインで有名な場所である事、そうして相手は主にワインを飲んでいる印象が強い事からそんな約束をして。口には出さない。けれど、“だから心を壊すな”と言う気持ちが暗に籠ったもので。___その頃、仕事を終えたミラーは帰宅していた。ジャケットを脱ぎ部屋着に着替え、ソファに腰掛けるも考える全ては相手の事。記者たちにあくまで冷静な対応をしている、と言えばそうなのだが何かがずっと引っ掛かっていた。結局夕飯を食べシャワーを浴びても燻る不安は消える事が無く、そんな時頭に浮かんだのはジョーンズの顔で、そうなるともう声が聞きたいと言う気持ちに突き動かされる様に電話を掛けていて )
5756:
アルバート・エバンズ [×]
2026-05-29 01:22:00
クレア・ジョーンズ
( 夜、不意にスマートフォンの画面が点き表示されたのは、レイクウッドにいるミラーからの着信の知らせ。此の所の騒ぎは当然ワシントンでもテレビや新聞で目にする為心配していたが、大丈夫かと連絡をするのも彼の負担になるだろうと思い此方から連絡をする事はしていなかった。彼の直ぐ側にいる相手も、今は辛い状況を強いられているだろう。『もしもし、ベルちゃん?久しぶりね!』電話を取ると、明るい口調で久しぶりの電話を歓迎する。『元気にしてる?最近レイクウッドにも行けてないから寂しいわ、』と、相手自身の様子を問うて。 )
5757:
ベル・ミラー [×]
2026-05-29 09:26:45
( 数コールの後に聞こえた相手の声は明るく、耳に届いた途端に大きな安心感が胸中に渦巻いた。自然と口元には笑みが浮かび「お久し振りです。」と返してから細く息を吐き出して。「元気って程じゃないですけど、クレアさんの声聞いたらホッとしました。」元気だと気持ちを偽る事は選ばず、けれど続けたのは素直な言葉。ソファに深く座り直してから「…今はエバンズさんの事が心配で、」と、切り出した声に纏うのは様々な感情。「こんな事、エバンズさんには言えないけど___裁判が終わるまで心がもつとは思えないんです。」此処最近の彼は特に、だ。心が壊れてしまいそうな感覚は確かに恐怖を引き連れて来る。再び吐き出した息は先程とは違い不安定に揺れて )
5758:
アルバート・エバンズ [×]
2026-05-29 13:46:15
クレア・ジョーンズ
( 相手とエバンズが辛い状況に置かれている事は分かっているが、折角の相手からの電話を暗い声で受けたくなかった。声を聞いて安心した、と言って貰えるのなら良かったと微笑んで。彼の事が心配だ、と素直に吐露された言葉に少し眉を下げる。『そうよね…ワシントンでも報道は見てるけど_____あんなの、真実を扱う人間のやることじゃないわ。』と、やり切れない気持ちを告げる。“心がもつとは思えない”という相手の言葉は、其れ程までに切迫した状況である事を感じさせた。一番近くで見ている相手がそう感じざるを得ない程に、エバンズは憔悴しているのかもしれない。『…それは、ベルちゃんから見て、アルバートが裁判が終わる前に心を壊してしまいそうだと感じる…って事よね、』と言葉を紡ぐ。加えて『署には出勤してるみたいだけど…体調は大丈夫なの?』と尋ねて。薬を飲み繋ぐようにして、ぎりぎりの状態で仕事に向かう姿も見てきただけに、今は大丈夫なのかと。 )
5759:
ベル・ミラー [×]
2026-05-29 23:40:10
( 当たり前ながら矢張りこの騒動は、レイクウッドだけでは無く遠く離れたワシントンでも報道されていると言う事実に眉が下がる。否、ワシントンだけでは無く全米に___下手すれば世界各国で報道されていても可笑しくは無い。それだけ“アナンデール事件”は大きな事件だ。彼の、犠牲になった人達の心は置いてきぼりのまま広がり続ける事が無性に悔しい。それでも今、己と同じくやるせない気持ちを抱える相手と話が出来る事は幾らも救われると言うもので。彼の心の状態の確認に「はい。」と隠す事無く肯定した後「…上手く言えないんですけど、ただ…漠然とした恐怖が消えないんです。諦めてるとはまた違う…“心が無くなっちゃいそう”な___レイクウッドに赴任して来たばかりの頃に戻っちゃうような…そんな感覚があって、」と静かに語り。そんな心の具合いと同時に勿論体調の方も下降し続けているのは間違い無かった。署には来る。けれど来れている事にすら違和感を覚える程。「…良くはないと思います。鳩尾の痛みだってある筈。でも、“大丈夫”って言うんです。全く大丈夫なんかじゃない顔で。」それが無性に不安で、悔しくて、痛くて。思わず深い息が漏れた。本部で長い時間を彼と共に過ごして来た相手ならば、きっと己以上にその様子が手に取るようにわかる事だろう )
5760:
アルバート・エバンズ [×]
2026-06-01 09:53:16
クレア・ジョーンズ
( レイクウッドに赴任した頃の彼は、かなり極限の状態だったと言えよう。ワシントンの本部で幾つも仕事をこなしながらも、自分の心身は顧みず固く心を閉ざしていた。無理な働き方をする彼に異動の命令が出た時の事はよく覚えている。本部から動くつもりはないと、初め彼は抵抗したが、今よりも小さな署で心身を労わりながら仕事をするべきだと諭され、諦めたようだった。自分は本部に必要とされていないという気持ちを抱えたまま、小さなその町に異動して行った。『あの頃のアルバートは…全てに心を閉ざしているようだった。身体を壊してしまいそうな程捜査に熱中して、弱音を吐く事もなかったわ。心の温度が感じられない、と言って伝わるかしら…私はそう感じた。ベルちゃんが今言っているのも、似た感覚じゃないかしら。』当時を思い出しながら感じていた事を口にする。レイクウッドで確かに彼は変わった。本部に居る時よりもずっと感情を出すようになり、事件前の彼に近付いた。それが今、再び裁判や中傷をきっかけに巻き戻ってしまいそうで______其れに相手は、途轍もない不安を感じているのだろう。『…心配よね。本部に居た頃、すごく辛そうにしているのを見た事があるの。でも、私に気付いたら、直ぐに普段通りを装った。辛いのに嘘を吐かないでってその時は怒ったけど…弱みを見せるのを極端に嫌がって、隠す事ばっかりが上手くなってしまったのよね。…でも、アルバートが一番弱みを見せられるのはベルちゃんよ。突き離されても、どれだけあの人が大丈夫だと言っても、側に居てあげて欲しいの。そうすれば、彼は壊れずに居られる筈だから、』当時の事も思い出しながら、痛みや傷をひた隠しにする事ばかり得意になってしまった彼に思いを馳せる。けれど、相手の存在は唯一彼にとってブレない光だ。相手が側で支えてくれる事で、心身を壊さずに踏み止まれる筈だと。 )
5761:
ベル・ミラー [×]
2026-06-01 15:53:12
( 静かに語られる事件直後の上司の状態を、少し視線を落としながら聞き届ける。心の痛みを見ない振り、感じ無い振りをする為に心身の状態を顧みず仕事に没頭し、結果的に心に分厚い氷を張る事になった彼は、まさに今その時と同じ…酷似した状態になる可能性を十分に秘めていると思った。“心の温度が感じられない”と言う例えは直ぐに納得出来るもので「クレアさんのその気持ち、物凄く良くわかります。」と、頷く事で共感を示す。そうしてその後に紡がれた事もまた、己が感じている事と全く同じだった。そう、他人に弱みを見せるのを嫌い、気を遣われる事も居心地悪く感じ、結果的に1人で隠し耐え忍ぶ事を至極当たり前の様に選択するのだ。エバンズと言う人は初めて顔を合わせ、不調の欠片を見た日からずっとそうだった。助けを求める事を苦手とし、隠す事ばかりが上手になる___それでいて、他者が傷付く事を極端に恐れる。誰より優しく繊細な彼は、そうやってずっと昔から1人で立って来たのかもしれない。ジョーンの言葉に胸の奥深くが痛み、苦しさを覚えたのだが今誰より一番苦しいのは彼だ。「…私は、どんな事があってもエバンズさんの傍を離れません。周りが何を言っても、エバンズさんの味方で居続けます。」決して揺るぎない返事を返してから、「でも、」と続ける。「もっと怒ったって良いし、反論だってして良いのにって思うんです。騒ぎを大きくする事が得策じゃないし、亡くなった人達が静かに眠れないって気持ちもわかるけど___もっと、…自分の事、大切にして欲しい。エバンズさんは、傷付けられて当然の人なんかじゃないのに、」後半は少しばかり気持ちが引っ張られたせいか、揺らぎが混じって )
5762:
アルバート・エバンズ [×]
2026-06-01 16:54:27
クレア・ジョーンズ
( まるで彼一人が咎人かのように扱われ、事件の詳細を知りもしない人間までもが彼を断罪しようというような歪んだ此の状況は、相手にとっても苦しいものだろう。彼を大切に思っているからこそ、やり切れない思いを抱えている事が電話越しでも手に取るように伝わる。『…アルバート自身が、あの日の自分を赦せずに居るから_____だから、傷付けられても”仕方が無い“って諦めているんだと思うの。…でも本当は、刑事としてこんな事言っちゃいけないのかもしれないけど、自分が傷付けられる事じゃなくて、”あの日の事“を諦めて欲しい……どうしたら、どうしようもなかったって、あの日の事を諦められるのかしらね、』普段は心にしまっている気持ち、けれど2人きりの今、相手になら素直な心の内を話す事が出来た。『アルバートにとっては、ベルちゃんが心の支えだと思うの。1人で抱え込もうとして酷い態度を取る事があるかもしれないけど…それでも、そばに居てあげて欲しいの、』一同僚でしかない自分が頼むべき事ではないかもしれない、けれど誰よりも彼の事を思っている相手には、それを願わずにはいられなかった。 )
5763:
ベル・ミラー [×]
2026-06-01 20:26:20
( 正しくその言葉通りだと思った。あの日誰1人救う事の出来なかった自分は、傷付けられて当然だと思っているし、許されて良い筈が無いとも思っている事は彼の傍に居てひしひしと感じる事。けれどその心の奥底ではもう苦しみから解放されたいし、許されたいと思っている筈なのだ。本人が鎖を巻き付け奥底に沈め、決して浮上しない様にと重りを乗せたその気持ちもまた、彼の中に確かにある筈の本音だと信じたい。“諦める事”が出来れば彼は毎夜の様に見続ける悪夢から解放されるのだろうか___。初めて聞いた相手の本音は、刑事としてでは無くただ一心に彼の事を思ってのもので、心が揺れる。「…アダムス医師が、沢山の時を重ねて少しずつ傷が癒えていくって言ってました。時が解決する、って信じたいけど、エバンズさんからしたらきっと、そんな簡単な話じゃないんですよね、」周りが相手を責めるのに、相手までもが自身を責めてしまっては本当に心が壊れてしまう。「…私、結構図太いんです。それに我が儘。だから、エバンズさんにどれだけ嫌な顔されても、絶対に離れてなんかやりません。」告げられた頼みには少しだけ口元に笑みを浮かべ、空気を変える様な口調で彼の側に居続ける事を誓う。例え周りがどうこう言っても、彼がどれだけ此方を拒絶しても、離れる事が出来ない所まできているのは確かなのだ。それ程までに己はあの不器用で優しい上司に心を寄せているのだから )
5764:
アルバート・エバンズ [×]
2026-06-01 22:12:07
クレア・ジョーンズ
( 相手の声色が変わり少し空気が明るくなるのを感じると、つられるようにして微笑む。『そういえば、アルバートがレイクウッドに赴任して少ししてから連絡した時にも“後を付け回してくる犬のような部下が居る”って言ってたものね。』そんな事を言いながらクスクスと笑う。心配せずとも、相手ならいつでも彼の事を一番に考え、寄り添い、支えてくれる筈だ。『ベルちゃんが居てくれるなら安心ね。でも、自分の事も大切にね。無理はしちゃダメ。貴女が傷付くのは、アルバートが嫌がるから。』彼を支えながらも、相手が心を削られる事がないようにと言葉を紡ぐ。『私も近々レイクウッドに行くわ。ベルちゃんのお家で、3人で食事でもしましょう。』と約束して。---その頃、ダンフォードと別れて自宅に戻っていたエバンズは、薬が切れた事による痛みに1人で耐えていた。思考は鮮明だが、その分痛みも強く必然的に呼吸が浅くなる。既に薬は飲んだが、あと30分ほどは効果が現れるまでに時間が掛かるだろう。床に座り込むようにしてソファに頭を預けたものの、背中に酷く汗を掻いていて、痛みは一時的に身動きが取れない程に強まっていた。 )
5765:
ベル・ミラー [×]
2026-06-01 23:06:13
( その言葉に思わず数度瞬く。直接言われた事もあった為に前々からわかっていた事ではあるが、矢張りあの上司の中では己は“犬”の位置らしい。だが相手を守れる“番犬”であるならば喜ばしいと思ってしまうのは些かズレているだろうか。「犬は犬でも“優秀な番犬”ですからね。」と、可笑しな角度からの付け加えをしつつ、小さく笑って。「約束します。___絶対ですよ、3人で話したい事がたくさんあるんです。勿論、クレアさんと2人だけの秘密の話も。だから、」彼が傷付く事、怖がる事はしないと約束した後。再び顔を合わせ話が出来る事が心底楽しみなのだと伝える。3人で話す話も、聞いて欲しい恋バナや相手の彼氏の話も聞きたいのだ。その為にはこの“騒動”が解決し、彼の心に再び光が灯らなければと。___優しい彼女の声を聞き、心に巣食う不安を聞いてもらった事で、己の心にもまた確かな光が灯った。そうなれば後は行動のみ。頭であれこれ考えるよりも感じたままに。勝手に動いた身体を止める事はせず、携帯と部屋の鍵だけをポケットに突っ込み向かう先は上の階の相手の部屋。ドアのぶに手を掛け僅かに引けば、施錠されていない扉はゆっくりと開き、少し迷ったのだが中へと入る。「……エバンズさん、ミラーです。入るね。」リビングに向かって一応声を掛けてから靴を脱ぎ、部屋へ。そこには床に座り込みソファに頭を預ける様にして襲い来るものに耐える相手の姿があり、視界に捉えるや否や、直ぐに傍らに膝を着き背に手を当てる。熱を持った背中は酷く汗ばんでいて、何時からこの状態だったのかと心配から眉間に皺が寄り。「…大丈夫です。…痛い?苦しい?」見た感じ微睡んでいて悪夢を見た、という感じでは無さそうだが状況が掴めない。意識が“何処”にあるのか、苦しいのか痛いのか、だとしたら場所は、と、先ずは状態の確認が先だろうと、背中を擦る様に手を動かしながら、答えられるかと問い掛けて )
5766:
アルバート・エバンズ [×]
2026-06-02 02:13:12
( 玄関の方で物音がして、足音が此方に近付いて来るのを聞いた。其れでも体勢を立て直す事が出来ないままで居ると、直ぐ近くで相手の声がして背中に手が当てられるのを感じて。浅い呼吸を繰り返すだけで、軋むように鳩尾が痛む。「……っ、…痛い、…」相手の問いに絞り出すように言葉を紡いだものの、同時に息苦しさも感じていた。即効性の強い鎮痛剤を飲んでいるため、直ぐに痛みが和らぐ事を願うばかり。裁判と、其れを巡る一連の騒ぎでかなりのストレスが掛かり、それが心身のバランスを崩しているのは間違いないが、今はどうする事も出来なかった。それから15分程してようやく、息をするのも辛かった痛みは少し和らぎ身体から僅かに力が抜ける。身体を僅かに動かすと、ソファからゆっくりと顔を上げて。痛みが強かった事で額や首筋には薄らと汗が浮かんでいたが「……少し、落ち着いた、」と相手に告げてから「…何か用事があったのか、」と尋ねて。自分は相手にSOSを出していない為、相手がこの部屋を訪ねて来た事になると。 )
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