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白む空に燻る紫煙 ---〆/5543


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5524: ベル・ミラー [×]
2026-04-09 15:34:28





ウォルター警視正



___抱え続けるだろうな、お前がそうであるように。
( ただの疑問、そんな声色で溢された言葉だったが動揺を誘うには十分過ぎるものだった。けれどそれを表に出し相手に知られる事はしない。険しい表情のままあくまでも冷静さを保ち。…ただ、“忘れて欲しい”と言った言葉を、気持ちを、表情を、生涯忘れる事は無いだろう。必要な捜査への対応はする、しかし、心もそれを望んでいるかは全く以て別の話だ。最後に付け加えられた“本音”は、当たり前の感情で誰もそれを責める事は出来ないもの。相手の口からその本音が聞けた事に、少なからず安堵し肯定する様に頷いては『お前のその気持ちは正しい。真っ当な感情だ。…忘れるな、何もかも全てを受け入れる必要は無い。』一度軽く相手の肩を叩き。『業務が難しいと感じた時は、直ぐに言ってくれ。それから、内部調査が始まるまでは早めに帰れ。』内部調査が始まってしまえば、拘束され続け心身を擦り減らす日々が始まる。心情的に難しいとは思うが、今の内に少しでも休んで欲しいと )






5525: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-09 16:22:56

 




( 警視正の言葉は、此方の心境を汲み取り支えようとする優しい物だと理解できた。内部調査が始まり、あの日の出来事について詳細に証言を求められるだろう。記憶をなぞり、あの日の資料を見て、当時を思い出す。裁判が始まれば証言台に立つ事にもなる。それは途轍もなく心を擦り減らす作業だ。「…お気遣いに感謝します、」と告げ、何かあれば直ぐに言うと頷いて。---週刊誌があの日の事を取り上げた時にも、大勢の記者が押し掛けた。訴訟の事が程なく公になれば、それ以上に多くのマスコミがやって来るだろう。署に迷惑を掛けないようにしなければならないという思いもあった。「…今日は、夕方に上がらせて下さい。少し考えも纏めたいので、」と告げ、今日は早めに帰ることを伝えて。 )






 

5526: ベル・ミラー [×]
2026-04-09 17:42:47





( 相手の言葉に勿論だと頷いた警視正は、最後に『味方が1人も居ないとだけは思うなよ。』と告げて執務室を出て行き。___度々警視正が執務室を訪れる事で、大きな事件でもあったのかと考える署員は居たかもしれないが、この段階では訴訟の事を知る者は極僅か。そして夕方。執務室で帰り支度をしている相手の元を訪れ、閉めた扉に少し背を預ける形で相手に視線を向けたミラーの顔は、会議室で見せた表情よりかは少しだけ感情の揺れがおさまったもの。けれど勿論の事悔しさや怒りが消えた訳では無い。ただ、“今自分に出来る事”は狼狽える事ではないと思ったから。誰より辛く苦しい思いをしている相手に僅かでも良い、寄り添いたい。「__今日ね、ポトフにするんだ。久々に家来ませんか?」口元に緩い笑みを携え食事のお誘いをするのだが、相手が来るかどうかは正直の所半々だった )






5527: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-09 21:05:23

 



( 帰り支度をしていると相手から夕食に誘われ、視線を向ける。特段取り乱した様子はないものの、矢張り普段より少し瞳に翳りがあるか。「今日は……少し疲れたから辞めておく。悪いな、」と答えると、今日は帰って休むと告げて。空腹を感じてはおらず、家に帰って休みたいという思いが強かった。---署を後にすると、家に戻りジャケットをソファに引っ掛けベッドに横になる。鳩尾の痛みは鎮痛剤のお陰で幾らか楽だったが消える事はなく、身体は酷く疲れていた。書類に書かれていた文字と、遺族の憎しみの籠った目、幼稚園の光景______ふと気を抜けばそんなものが浮かび、振り払うように寝返りを打つ。終わりの見えない長く暗いトンネルに足を踏み入れたような、そんな感覚だった。 )





 

5528: ベル・ミラー [×]
2026-04-09 21:56:58





( この状態で腹など減る筈が無く、相手自身が今一番動揺していて思考が追い付かないでいるのだろう。矢張り1人休む事を選択し夕食に来る事は無かった。___訴訟の話や各所への対応は水面下で進められ、署員達の耳に入る事は無かったが、何処と無く違う空気感に違和感を感じている者も居た。アンバーもまたその内の1人で、普段通りを装うミラーの瞳の翳りを見逃す事は無く、本部から応援に来ていたロイドは、ミラーでは無くエバンズの調子が悪そうだと薄々感じていたのだ。それから数日が経った昼前。執務室で相手と顔を合わせた警視正は重たい唇を開き『…2階の取り調べ室で、監察官が待ってる。』と、告げた。それは今日から内部調査が開始される事の通告で、必然的に、徐々に他の署員達にも訴訟の事が知れ渡るだろう )






5529: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-09 22:31:48

 




( 此の数日の間に何があった訳でも無かったが、ストレスによって心身には負荷が掛かっているのだろう。徐々に体調は降下して行った。鳩尾の痛みは楽になる事はなく、不眠の症状も酷くなっている。今は言わば裁判に臨む為の前段階、此処で体調を崩していてはもたないと思うのだが、心は傷付いていた。警視正に呼ばれ、遂に当時の詳細な聴取が始まる事を知らされる。外部への情報流出を疑われたあの時とは違い、当時の事件捜査に問題がなかったかの調査_____監察官とて敵ではない、と思いたい。聴取室では監察官と向き合い、アナンデール事件について詳細に答えなければならなかった。「…1つの部屋に、教諭と子供たちが集められ…壁の近くで床に座っていました。泣いている子を教諭が宥めていて…犯人はライフルを手に、近くのテーブルに浅く腰掛けていました。」鮮明に思い出してしまう事がないように蓋をしていた記憶を、ひとつずつ取り出して思い出し、言葉にする作業は想像以上に辛いもので、言葉を紡ぐ度に脳裏にあの日見た光景が過った。 )





 

5530: ベル・ミラー [×]
2026-04-09 22:56:16





( ぼんやりと点る蛍光灯の下、相手と向かい合う監視官は真っ黒のスーツに身を包み、冷酷なまでの無表情で話を聞いていた。テーブルの上には警視正が提出したのだろう、本部から送られて来た当時の事件記録と無線記録、それから報告書が綺麗に並べられている。『その時の犯人の様子は?教諭の誰かと会話をしたり、警察に何かを要求したりは?貴方は、犯人から見てどの位置に居ましたか?』言葉にする度、当時の状況を思い出す度、鋭利な刃物で切り刻まれる様な余りにも重い痛みを感じているだろう相手の心など、まるで気にもとめず、監察官は淡々と矢継ぎ早に問い掛けを繰り返す。それはまだ始まったばかりなのだ )






5531: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-10 00:01:59

 



( 当時の状況を詳細に尋ねる無機質な声。「……会話は、ほとんど無かった。要求も、此方に向けて何かを言うこともない_____あいつは……ただ、黙っていた。」そう、記憶を辿りながら言葉を発する度に胸の奥が軋むような感覚。封じ込めてきた記憶の扉が、無理やりこじ開けられていく。冷たい蛍光灯の光が当時の現場の白い壁と重なり、視界の端が揺らぐ。今この質問でどれだけ心を抉られているかなど、一切表情を崩しもせず淡々と質問を重ねる目の前の男は知りもしないのだろう。幾つか質問が続き、発砲直前の様子を聞かれると「……覚えていない。」と反射的に答える。記憶を呼び覚ます事を心が拒絶していた。「記録に残っているはずだ。其れを見れば良いだろう、」と、押し殺しながらも苛立ちを乗せた声で紡ぎ。 )





 

5532: ベル・ミラー [×]
2026-04-10 07:47:33





( “覚えてない”と答えた相手に監察官は僅かに目を細めた鋭い視線を向けた。そうして一拍程の間を空けた後『…覚えていない、ですか。』と繰り返し態とらしく溜め息を吐き出す。『発砲の直前と言うのは最も記憶が鮮明であるべきでは?それを覚えていないとなると…判断能力や認識能力に何かしらの問題を抱えている可能性も考えられますね、』と、まるで相手が問題かの様な口振りで。尚も相手の口から直接話させようとしているのか『記録は全て確認済みですが、私は貴方の認識を確認しているんです。機動隊が銃を構え直した所から、犯人が自殺した所までを時系列で詳しく__“覚えている範囲”で答えて下さい。』と、逃げ道を一切与えないとばかりの態度で )






5533: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-10 13:14:13

 




( 外部に情報を漏洩させた容疑者と決めつけられ、幾度となく取り調べを受けたあの時の惨めな気持ちと同じような感覚だった。監察官の言葉は、まるで犯行の自供を促すかのよう。逃げ道を塞ぐような言葉に僅かに視線を落とす。指先が膝の上で微かに震えるが、監察官に気づかれないように、静かに呼吸を整える。「……機動隊が、構え直したのは……」記憶を辿り言葉を紡ぎはじめたものの、呼吸が上擦りそうになり一度言葉を止める。「犯人が……園児の方へ銃口を向けたからだ。最悪の事態に陥る前にあいつを止めなければと、…反射的な行動だった。」あの機動隊員は、犯人を射殺してでも人質を守ろうとしたのだ。その思いが僅かに手元に籠り、銃が動いてしまった。_____脳裏に、音が蘇る。ライフルを連射する乾いた破裂音や女性の悲鳴、子どもの泣き声と大きな音。喉の奥で息が詰まり視界が揺らぐ。未だ求められている所まで話せて居なかったが、言葉が続かなかった。不味いと膝に置いた手を握り締め、意識を今に留めろと自分に言い聞かせながら浅く息を吐き出して。 )




 

5534: ベル・ミラー [×]
2026-04-10 14:45:34





( 視線を僅か下方に、静かに紡がれていく当時の状況を、手元の事件記録と報告書で追いながら聞いていた監察官は、機動隊が銃を構え直した所までの説明で言葉を止めた相手をじっと見据える。冷たく暗めの蛍光灯の下でもわかる程に相手の顔色は悪く、言葉の端々には微小の震えが混じり、吐き出す息は浅い。けれどこの男に、聞き取りにおいて相手の心身の不調など一切関係無いのだ。『それで、その後は?人質に向けて発砲したその状況と、その後、犯人がどのように自殺したのか。そしてその間、貴方達警察官がどのような動きをしたのか。__重要な場面だ、よく思い出して下さい。』と、無情にも続きを話せとばかりに言葉を並べ立てて )






5535: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-10 16:08:37

 




( 人質に向けて犯人が発砲した瞬間、そして自ら命を絶った瞬間______其れ等を思い出し、詳細に説明しろというのは余りにも酷だ。今の状態で其れを言葉にすれば、辛うじて押し留めている記憶の波に襲われて酷く取り乱すと思った。「……記録に書いてある通りだ、」あくまでも冷静に絞り出した言葉には揺らぎが生じる。「当時見たものは、全て、…皆、包み隠さず話した。資料を見てくれ、」瞳の奥では、“赤”が散らつく。暗に話さないと告げたものの、あの日の記憶が鮮明に首を擡げ始めていた。 )






 

5536: ベル・ミラー [×]
2026-04-10 16:30:02





___わかりました。今日は此処までにしましょう。ただし、訴訟を起こされてる以上、貴方には当時の状況を説明する義務があります。それが出来ないならば、出来ないなりの理由を明確に述べて下さい。
( 口頭では答えられない、資料を見てくれ、と繰り返す相手の主張に暫し黙したままその様子を見詰めていたものの、やがて小さく息を吐き出した監視官は“今日の”聴取は終了する旨を告げた。けれど毎度毎度説明が出来ないと言うのは大問題で、逃げる事は許されないとばかりに追い詰める言葉を続けて。席を立ち、部屋を出る最後、相手の方に向き直ると『…私の見た感じでは、どうやら精神的な問題を抱えてそうですね。その不安定な精神状態であの事件の現場に立っていたとすれば、貴方自身なんらかの判断ミスや、突拍子も無い行動に出ても可笑しくは無い。次回、その辺についても説明してもらいますので、それまでにもう一度しっかりと整理しておいて下さい。』相変わらずの無表情と淡々とした声色で以て、精神面と次の聴取内容に冷たく触れた後、今日の仕事は終わりだとばかりに相手を残し部屋を出て行き )






5537: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-10 20:03:51

 




( 訴訟が起こされている以上、説明義務が生じる。其の事は否定のしようがないが、当時の詳細な記憶を手繰り寄せて言葉にするのはどうしても心身への負荷が大きい。平静を装いはしたものの、隠し切れるものではなかったのだろう。部屋を出る間際、此方に向き直った監察官が放った言葉は胸に深く突き刺さった。弱さを見せれば、事件の迎えた結末に影響を及ぼしたのではないかと邪推される。強さを装えば、冷酷で人の心が無いと罵られる。精神面の揺らぎなど、察されたくも、指摘されたくもないというのに、それを隠し切れなかった不甲斐なさも重なり、何も言う事が出来なかった。---取調室で1人になると、椅子に座ったまま顔を覆う。当時の記憶を言葉にした事で、目の裏に焼き付いた“赤”が消えない。吐き出す息が震え、喉に息が引っ掛かる。ジャケットのポケットの中を指先で探り、残っていた錠剤を取り出して水無しで飲み込んだものの周囲の音が遠のくような嫌な感覚は直ぐには落ち着く事がなかった。浅く上擦る呼吸を必死に抑え付けながら目元を覆ったままの体勢でその場に留まっていて。 )





 

5538: ベル・ミラー [×]
2026-04-10 21:12:52





ウォルター警視正



( ___監察官が出て行った後、入れ違いで入って来たのは警視正だった。椅子から立ち上がる事が出来ず、上擦る呼吸を懸命に押さえ付けながら襲い来る当時の記憶に耐える相手の背中は、普段よりずっとずっと小さく見え、容赦の無い監察官の言葉に深く傷付けられた事が容易にわかるものだから、湧き上がる悔しさも怒りも本来ならば今直ぐにでも監察官の後を追い掛け、部下に何を言ったのだと怒鳴りたいくらいなのだ。ミネラルウォーターのペットボトルを目前に置くが、今の状態の相手では飲む事は難しいかもしれない。『…落ち着いてからでいい、お前が戻れると思った時に戻れ。それまでこの部屋には誰も近付けさせないし、もし厳しい様なら帰っても構わない。』震える肩を軽く擦り、直ぐに仕事に戻るようには言わない。言う訳が無い。『…お前が今必要なものは全て持って来る。』この部屋に相手1人を残す事が正解なのか、葛藤の中で続けたのは、相手の望みを問う言葉で )






5539: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-11 12:21:44

 




( 重い扉が開く音がして僅かに肩を震わせたものの、靴音と共に隣で警視正の声がした。しかし直ぐに顔を上げる事はできない。胸の奥が強張り、呼吸を整えるだけで精一杯だった。警視正の静かな声と肩に置かれた手の温度が、辛うじて意識を現実へと引き戻してくれる。警視正の言葉に小さく頷くも「______少し、1人にして下さい、…」と告げるのが精一杯だった。---何かあったら直ぐに呼べと答えた警視正が一度部屋から出て行くと、じわじわと背中を這い上がるように寒気がして視界に赤が広がり始める。それに抗うように、数分前に飲んだばかりの安定剤をもう一錠飲み込みペットボトルの水を少量口にするが、既に呼吸は可笑しなペースに変わっていた。やがて、瞼の裏にあの日の色が一気に広がるのと同時に、押し込めていた記憶が堰を切ったように溢れ出す。「……っ、は…」胸を押し潰すような痛みと酸素が薄いような息苦しさに襲われ、1人無機質な取調室の中で呼吸を繰り返して。 )





 

5540: ベル・ミラー [×]
2026-04-11 14:30:30





( ___監察官が署を出た後、刑事課フロアは騒ついていた。此処数日間の警視正の訪れる頻度、その警視正と度々フロアを出て行く警部補。そして今日は朝から監察官が来ていて、彼が帰った後も警部補は一向に戻って来ない。何かあると考えるのが普通で、それは記まだ憶に新しい“警部補内部情報流出疑惑”を無意識の内に呼び覚ますものだっただろうか。また勾留されるのか、それとも何かの疑惑を掛けられているだけの状態なのか、何も知らされていない状態では勝手な憶測だけが飛び交い、それに比例する様にミラーの表情も曇っていき。___遺族の誰かが話したのか、それとも全く関係無い所で聞き付けたのか、アナンデール事件の遺族が、FBI上層部と当時の担当刑事を相手取って集団訴訟を起こした、と言う話は瞬く間にマスコミの耳に入り、絶好のネタだと様々な記者がこぞって週刊誌にあげ、報道しようと様々な情報を集めている事は、まだ現段階では警察の元に降りてきていない話。ただ、遅かれ早かれ、近い内にあっという間にマスコミに取り囲まれるだろう事は、訴訟の話を知っている者なら皆がわかっている事だろう )






5541: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-11 16:17:57

 




( その日は、結局1時間程経ってから執務室へと戻る事となった。薬が効いた事で幾らか精神的な揺らぎは消えたものの、倍量を摂取した事もあり何処かぼんやりした状態。それに加えて過呼吸を起こした事による疲労も重なり、調子の悪さは明白だった事だろう。---痛みや精神的な揺らぎを落ち着かせる為、特に監察官からの聞き取りがある日は倍量の薬を飲むようになっていた。未だ此れはほんの始まりに過ぎず、法廷に出廷する事も、記者に囲まれる事もこの先あると分かってはいたが、既にかなりの負荷が掛かっていたのだ。当然普段よりも薬の減りは早く、いつも以上に薬が切れる事への不安も大きい。「_____少し出てくる、」相手にそう声を掛け、署を出て向かった先は病院。薬を処方してもらう為にアダムス医師の元を訪ねて。 )





 

5542: ベル・ミラー [×]
2026-04-11 16:42:45





アダムス医師



( ___看護師から受け取った問診票に書かれている名前を見て、アダムス医師は少しばかり険しい表情を浮かべた。病院嫌い、医者嫌いの相手は余程の事が無いと…余程の事があってもなかなか病院に来る事は無い。それは相手の診察をするようになって、主治医になった日から良くわかった事。そしてその“余程の事”が今相手の身に起きている事もまた知っていた。___名前を呼び、診察室に入って来た相手の顔色は酷く、“悪い”なんて言葉では言い表せない程だった。向かい合った事で目線の高さが同じになり、隈が余計に濃く見える。“今日はどうしましたか?”なんてお決まりの医者の第一声を発する事無く、紡いだのは『…この後、少し時間をとれますか?』という静かな問い掛け。テーブルの端に既に用意され置かれている注射器と、相手の名前のシールが貼られた点滴バッグを見て、何の処置をアダムスが望んでいるのか直ぐにわかるだろう )






5543: アルバート・エバンズ [×]
2026-04-11 17:17:43

 




( 訴訟の一件があってから、警視正の計らいで指揮官として捜査を受け持つことがなく時間にはある程度のゆとりを持てていた。処置の為に時間が取れるかという問いに「……あぁ、少しなら。」と答えたのも、身体を楽にしたいという思いが自分自身にもあったから。ベッドに横になり、腕の消毒など点滴の準備が進む間、天井を眺めて息を吐き出す。「______今日は、少し多めに薬を貰えないか。定期的に受診する時間が取れそうにない、」と、普段より多く薬を処方して欲しいと告げて。 )





 

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