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ニケの箱庭 ( 3L / 日常 / シリアス ) /47


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39: ニア・クラーク / コンセール / ブラン [×]
2021-12-29 23:04:27




>34 エドワード 様

____ニケの愛し子にご挨拶できること、光栄に存じますわ 。ニア・クラークと申します 。お初にお目にかかります、エドワード様 。
( 深い闇に落ち込む薔薇園はより一層妖艶な雰囲気を醸していて綺麗だと思う反面少し苦手とここに来る度に感じる。ニケの神聖さと清廉さが薔薇によって乱されてしまうのではないかと、この薔薇たちの美しさを前に恐れを感じてしまって仕方がない。それでもやはり、ニケに叶うものはなく月明かりに浮かび上がる顔のない天使は完全ではないが故に儚く、いつ見てもため息が漏れるほど美しかった。ただ、今日はその景色が少し違っていた。ニケの前で祈りを捧げる姿。月のそれよりも光り輝く白髪、重く閉ざされたその瞼にのる睫毛も同様に白く、神に近い存在にも思える。その印象的な容姿には聞き覚えがあった。バンケットの敷地内であるし、バンケットの年長者であり、ニケへの強い信仰心を持つブラン。永遠の命に代わり片足を義足へと変えた尊きニケの愛し子。怪しまれることに変わりは無いが、彼と目的は同じだ。茂みの中から姿を現しこちらに気付いた様子の彼の目をしっかりと捉え、頭を下げて隻脚のブランに優美な挨拶を。)



>36 クロード 様

あらあらあらぁ ... どうしたのですか?痛ましいお姿で .... 。
( 真夜中の散歩と聞けばなんだか特別なもののように感じるが、このソワレでは大抵の時間が深海のように暗い。月明かりとゆらゆらと光るオイルランプの街頭のみが子供達を照らす。やることも無くただただニケの象を探し練り歩く事が習慣になってしまった今ではこれも日常の一部に過ぎなかった。その日常に異変が1つ。迷える子羊が道端で蹲っているではないか。声を漏らしながら駆け寄れば、" 誰だ " と震える声で問われた。その問いに答えるより先にその子供の傍にしゃがみ込むと本当に心配だと言うようにそう言葉をかける。よく見れば白銀の髪は痛みきって目にかかるほどまで伸ばされている。髪の毛のせいでよく顔は見えないが口元からは黒く血が流れている。手持ちのポシェットから純白のハンカチを口にそっと当ててやればじわりと赤く血が滲む。こちらまで全身の痛みがぶり返してくる。苦痛に眉をひそめながらもそっと声をかけて反応を待った。)



>38 フラヴィア 様

まぁ!なんて可愛らしい子なの .. 貴方もニケを尊いと感じるのね .. !!
( 一瞬怯んだ表情をする可憐な少女は、ブランである私に対しての怯えなのだろうか。気にせずともルージュである脆弱な貴女を虐げることなどない、そんな残酷なことニケが望む筈ないではないか。先程望んでいたことを現実に起こすようにぎゅっと隣に座る少女の方を抱きしめる。最愛の娘に語るように伝える。ニケがどの様に素晴らしいのかと、そう問われれば少し黙り込んでしまう。丸2日経ってしまうだろうそれを端的にまとめて伝えようと頭を捻って穏やかに口を開いた。科学の発展した世界で妄想や空想を語ってもそれはただの異常者でしかなかったと。でもこの世界にその空想で幻想的な世界を齎してくれたのは紛れもなくニケの存在で。ソワレという美しき世界に美しいままの姿でいられるのは女性にとってこの上ない幸せだろう。何十年と付き添い続けるこの痛みすら、ニケからの贈り物として受け止められる。愛おしいとさえ感じてしまえるのだ。そう強く語っていれば相手の顔など見ているはずもなく。ハッとして眉を下げながら申し訳なさそうに幼い少女と目を合わせる )
... ごめんなさい、私だけたくさん喋ってしまって ... 。




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