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 死者の月( 3L/スパイ )/14


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7: 匿名 [×]
2021-11-13 21:27:39




名前 : ヒュー・ベイカー

年齢 : 41

性別 :  男

性格 : 威圧的な見た目とは裏腹に、物腰は穏やかであり、まるで俳優のように相手を丸めこむことも、魅了することも、なだめることもできる。同時に、これらは時折見せる狡猾さを覆い隠している。ほかの者たちと同様に、優れた記憶力の持ち主で、語学学習の才能も有す。サーカスに所属している多くの工作員とは異なり、労働者階級の出身で、自らが尽くす上流階級やサーカス幹部たちの官僚主義、秘密主義、権力闘争などをひどく嫌う。また、過酷な諜報活動を続けていくうちに、そして、人を欺き、自らをも欺くうちに、任務の意義や正当性について悩むようになり精神的に消耗し、アルコール、ニコチン依存性に。

容姿 : 身長165cmほどの小男。太く長い鼻筋が顔全体に果敢かつ威圧的な印象を与えている。鳶色の瞳。暗いブラウンの髪で、長年の諜報活動によるストレスのせいか、全体的に毛量は薄く、額が広く出ている。わずかに残った頭頂部あたりにある前髪は基本的に右側へ流している。上質なスーツを着用しており、どれも落ち着いたブラウンなどといった地味な色のもの。グレーのチェスターコートを愛用している。

役職 : ヘルシンキ常駐工作員

備考 : 一人称はわたし

アルコールとニコチン依存症。スキットルと煙草を常に持ち歩いており、注文したドリンクの中に持参した酒を入れるほど。
煙草が原因で頻繁に咳をし、息切れを起こす。そのときの様子から"ヒューヒュー"と揶揄されることも。

炭鉱労働者でイギリス共産党員の父親のもとに生まれる。教育環境が整っていないながらも苦労してグラマー・スクールへ、そして奨学生としてオックスフォード大学へ入学。学校が休みに入ると、少しでも学費の足しにするために、身を粉にして働いた。その後、第二次世界大戦が勃発。その3ヶ月後にソ連がフィンランドへ侵攻すると、義勇兵としてフィンランドへ渡る。フィンランド人を共産主義者から救うために行ったと言っているものの、実際は父親への反抗心からだとされる。イギリスへ帰国し、大学を卒業するとすぐにイギリス陸軍へ志願。しかし、フィンランド語、スウェーデン語が堪能であったため、特殊作戦執行部(SOE)へ編入され、デンマークやノルウェーなどといった北欧諸国での諜報任務に従事する。
第二次世界大戦終結後の1946年、SOEが解散。それに伴い、サーカスへ移る。1956年になると、イギリス大使館の一等書記官を偽装身分としてフィンランド駐在部長に任命される。




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