TOP > 1対1のなりきりチャット

《募集トピ》1:1 私と君の日常的戦争【魔法少女×敵】/131


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
21: 早瀬翔 [×]
2021-09-14 17:19:51


…………これって、

(少々魔力を使いすぎたか。体力が限界に近付く中、荒れた息を整えながら人通りの無い路地裏へと飛び込む。いつの日からか突然現れるようになった魔法少女の存在によって、ここ最近は邪魔されてばかり。悔しそうに宙を睨むと建物の壁に体重を預け、そのまま座り込んだ。
身体を支えるため冷たい地面に手を付くと、指先に何か固いものが当たる感覚。視線を向ければ、路地裏特有の薄暗い雰囲気に似つかない、きらきらと輝く携帯電話が落ちていた。
見覚えのあるそのフォルム。もしかして、つい先程戦ったばかりのアイツのものではないか__?拾い上げたそれを制服の胸ポケットへ仕舞い、疲れきった身体をなんとか立たせるとそのまま帰路へとついた。)

22: 春風彩花 [×]
2021-09-14 17:44:45

友人『…彩花、なにずっとソワソワしてんの?
てか、怪我増えてるし、大丈夫なの?』


…え!?あぁ、なんか落ち着かなくてさぁ!
昨日階段から落ちるしコケるしでツイてなくって…は、ははは……
……あ!早瀬じゃん!はよっす!!

(クラスメイトで賑わう教室、友人と話をしていてもじっと座っていられず、上の空だったり辺りを見回してしまい怪訝な顔を向けられる。
大袈裟に笑ってみせるが、本当に落ち着いていられる状態ではない。なんせ昨日、あれなら家に帰れば大事な携帯を無くしてしまっていたのだ。あれが無ければ変身すらできないし、下手すれば正体がバレてしまう。直ぐに路地や心当たりのある場所を探しに行ったが見つける事はできず….。
いつも肌身離さず持っていたつもりが…早く見つけねばという気持ちが冷汗と共に溢れてくる。
周囲の友達からの視線に逃れるように、登校してきたクラスメイトの1人が視界に入り挨拶と共に手を振った。
しかしながら、そのクラスメイトとは普段話もしなければ接点も無いため、余計に周囲が怪訝な顔をするのであった。
そう、接点も何も無かったと、そう思っていた。)

23: 早瀬翔 [×]
2021-09-14 18:14:32

……おはよ

(まだ眠気の残る朝。昨日の疲れが響いていたのか本来目覚めるべき時間を寝過ごしてしまい、今日の登校は何時もより遅い時間となってしまった。
教室に入った瞬間に飛んできた元気の良い挨拶には、何故こう朝っぱらからこんなにテンションが高いのかと半ば呆れ気味に挨拶を返す。確か名前は__、生憎寝起きの脳に、大して接点の無いクラスメイトの名前を思い出させるのは酷だったようだ。
あっさり考えることを止め、教室の壁掛け時計へと目を向ける。普段と比べ登校時間が遅かったとは言え、まだ授業まで時間はある。暇潰しにでもなるかと、何の気なしに昨日拾った携帯電話を胸ポケットから取り出した。)

24: 春風彩花 [×]
2021-09-14 18:35:58

…何よ、愛想のないやつ…
………っ!
ちょ、ちょっと早瀬、それどこで見つけたの?

(呆れ気味に挨拶を返されれば、少しムッとしたように小言を漏らす。といっても真面に挨拶し合ったのですら初めてだし、自分のようなタイプは嫌いなんだろうなと何となく彼が席に着くのを眺めていた。
すると、ふと彼が胸ポケットから取り出した其れをみて思わず立ち上がった。あれは、間違いなく自分の携帯だ。
立ち上がった際に再び友人達からは怪訝そうに声を掛けられたが、あまり騒ぐと返って面倒くさい事になる。

あれは形こそは普通の携帯と変わりはないが、中には変身する為のアプリや魔法少女としてのデータが入ってる。おまけにカバーや壁紙は自分に似合わなさすぎるぐらいキラキラとしていて可愛らしいのだ。普段は首から提げて隠しているし、友人に見つかってはそれこそ質問攻めにあうだろう…。
急いで彼の席へと近づけば、見つかった安堵も交えつつ、目立たないように控えめに声を掛けた。

25: 早瀬翔 [×]
2021-09-14 19:09:00


昨日拾った。……何、もしかして春風の?

(ぎらぎらと相変わらず装飾の激しいそれは、見ているだけで昨日の疲れを思い出す。大きく溜め息を吐こうとしたその瞬間、ガタリと椅子の動く音。ちらりと音の発生元へ視線を向ければ、つい先程自分に絡んできたあの少女__、曖昧だが春風とかなんとか言ったっけ。その彼女が此方に向かって来ているではないか。
一体何の用事かと相手の言葉を待つと、どうやらこの携帯を知っているらしいことが伺える。何故この存在を知っているのか、一気に目の前の彼女に対する不信感が増していく。それとなく相手のものか訊ねてみることにした。)

26: 春風彩花 [×]
2021-09-14 19:21:33

あ、いや…あの……
じ、実はそうなの!ほら、最近ちょっと派手で可愛いのブームじゃん?でも、私そんなキャラじゃないし隠してたってゆーか

と、とにかく、携帯無くて困ってたの。拾っててくれてありがとね。

(自分の物かと問われれば、少し戸惑ったように視線を泳がせる。しかし、この携帯が「ラブフラワー」本人のものであるなんて普通の人はそこまで気付かないだろうとあれこれ言葉を返す。実際に魔法少女の認知が上がっている今、可愛らしい装飾品やグッズが増えているのは確かだし、実際恥ずかしくて隠してたのも半分本当だし….。

何はともあれ、こんな身近に拾ってくれた人が居たなんて助かったよ。と相手に笑みを向け、携帯を受け取ろうと手を差し出した。

27: 早瀬翔 [×]
2021-09-14 20:13:29


ふーん
……誰が返すって言った?

(彼女の必死の弁明はかえって不信感を増殖させた。この携帯は普通の携帯でないことくらい、自分でもはじめから分かっている。そもそも、唯の携帯電話だとしたら態々家まで持ち帰らないで放置しているところだ。
お前は何者だ、喉まで出かかっていたその疑問を飲み込み、じと目でそれを聞き流すと差し出された手をはね除ける。これが誰のものにせよ、ライバルであるアイツに繋がることは間違いがない筈。そう簡単に手渡すわけないだろうと軽くあしらった。)

28: 春風彩花 [×]
2021-09-14 20:32:58

は、はぁ?アンタ、人様の携帯で何する気よ。
私のなんだから返してよ!

…っ……絶対、今日中に返してもらうんだからね。

(相手の言葉に笑顔が消え顰め面になる。持ち主にそのまま返すはずの所を拒否され、なんでよ。と顔を覗き込む。普通の携帯のようにセキュリティは付いているが、特別其れが強化されている訳ではない。中を見られるにせよ、信頼している友人ならともかく、今日初めて真面に喋った上に何故か携帯を手放そうとしない彼には見られてはいけないと感じる。

あと一言言葉を掛けようとしたが、授業開始の鐘の音が響き渡り、悔しそうに目を細めると背を向けながら自分の席へと戻って行った)

29: 早瀬翔 [×]
2021-09-14 21:41:48


"春風彩花"ねぇ……

(分かりやすく憤慨しながら立ち去った彼女の背を見送り、ぼそりとその名前を呟いてみる。端から見れば所詮唯の携帯電話。それに普段使いするようなデザインでもないだろうし、ここまでの執着を見せるとは何か裏があるのでは…。
本当は今すぐにでも中身を確認してその正体を突き止めたい所だが、電源ボタンを押して出てくるのはセキュリティによるロック画面。中を見るには魔力を使うしかないだろうが、ここで変身なんて出来たものじゃない。くるくる掌の中で携帯を弄びながらどうしようかと考えていると、いつの間にか授業終了のチャイムが鳴り響いていた。)

30: 春風彩花 [×]
2021-09-14 23:10:20

は、や、せ!!
ねぇ、そんなに私の携帯気になるの?怪しいんだけど…

てか、もしかして私の事が気になってる感じ?

(午前中、授業が終わる度に彼の元へと駆け寄っていれば、もう昼休みにまでなってしまった。毎回同じように跳ね除けられ、未だ成果は無し。いい加減そこまで返却を拒否されると此方も怪訝な顔になる。
一瞬、好意の裏返しかとからかってはみるものの、まぁ多分それは無いのだろう…。
朝から執拗に彼の元へ行っているせいか、流石にクラスメイト達も不思議がっているようだ。
しかし、もはやそんな事も気にならない様子で弁当を持ったまま彼の隣の席へと腰を下ろした)

31: 早瀬翔 [×]
2021-09-15 00:00:59


まだこれがお前のだって決まった訳じゃないから。
あとその下らない勘違いは二度と口に出すな。

はー、そんなに欲しいんだ?
じゃあさ、これが本当に春風のだっていう証拠見せてよ。そしたら返してあげる。

(どんなに断っても毎時間性懲りもなくやって来る彼女は、正直鬱陶しい。挙げ句の果てに気になっているだなんて、何をどうすればそんな結論になるのか呆れるばかりだ。…まあ別の意味で気になる点なら山程あるのだが、それを伝えたところでどうにもならないだろう。
先程までは授業と授業の間、数分間という短い時間、彼女からの猛アピールを拒否し続ければいいだけだったのだが、今は昼休み。さらに隣に座られてしまい、横からの威圧感が物凄い。それに五月蝿い。こんな状況でまともに弁当なんて食べられないと、仕方なく横のそれを対処するため一つ大きく息を吐く。証拠を見せろ、我ながらかなり無理難題を言ったつもりだ。何故なら此処にあるのはロックの掛かった携帯たったひとつだけ。このロックが解けさえしなければ、どんな証拠を突きつけられても返す気はないらしい。どうせ無理なんだからと鼻で笑い飛ばした。)

32: 春風彩花 [×]
2021-09-15 00:48:25

うわ、辛辣ー…
私だってアンタに気になられても嬉しかないわよ。

欲しいに決まってるでしょ。みんなだって携帯は必需品のはずよ。
それに、証拠っていったって…指紋ロック、携帯渡してくれないと解除出来ないじゃない。
これで私のじゃなかったらちゃんとアンタに渡すから。

(相手からの返答に再度ムッと眉を顰めれば、頬杖を付きながら相手をじっと見つめる。冗談通じないのね、と半場呆れながら呟くと、顎で携帯を指しながら続ける。
少なからず、普段の友人とのやりとりも行っているため、その意味でも無くなったり見られたりしても困る。
それに証拠といっても、いくら口で説明しても納得はしなさそうである。となれば、目の前でロックを解除した方が早いと考え、今度こそと手を差し出す。
持ち主が自分であると証明し、携帯を返してもらうだけ。彼に意外な趣味の携帯を持っているとバレるだけ、そう思っていた。)

33: 早瀬翔 [×]
2021-09-15 08:37:36


しょうがないな、……やってみなよ

(てっきり、私が昨日拾ったから、なんて曖昧な理由を大量に捲し立てられるかと思っていたが、携帯のロックを解除するという予想に反した現実的な回答が返ってきた。
多少は頭が切れるのかと感心するも、これが普通の携帯でない以上、彼女が何をしようと開く筈はない。今渡しても自分に返ってくることは明確だが、無駄な努力をし、結局解除できずに絶望する姿を拝ませて貰うのも悪くないな…。少し考えてその結論に辿り着くと、それを彼女の掌の上に置いた。)

34: 春風彩花 [×]
2021-09-15 09:14:05

もう、最初から渡してくれれば、しつこくされずに済んだのよ…っと、はい解除!
あ、みんなと撮った写真も確か貰ってたのよ。

はい、今度こそ拾ってくれてありがとね!

(携帯を渡されれば、一瞬のうちでロックが解除され解除済みの画面をほらね、と相手に向ける。そして、ついでに、と素早く画面を操作すれば友人たちと撮ったのであろう写真も提示する。いつの日か撮ってもらったのをこの携帯にも保存していたようだ。
だから言ったでしょと言わんばかりに笑みを浮かべれば、もう一度拾ってくれたことへの感謝を述べながら携帯に付けているストラップを首にかけ、いつもの様に制服の中へと滑り込ませた。)


35: 早瀬翔 [×]
2021-09-15 12:46:23


本当にお前の……だったのか

(いとも簡単にそれは開いた。何故解除できたのだろう、出来る筈がないのに。脳内で建てていた様々な仮説がガラガラと音を立てて崩れ落ちていく。
これが実は普通の携帯だった、なんてことは絶対に有り得ない。自分が間違える筈がない。だとすれば……。自然と視線は目の前の彼女へ向く。まさかお前が__?!
新しく浮かんできた一つの仮説。その真偽を明らかにすべく、鎌を掛けてみることに決めた。徐に自分の携帯を取り出すと、ニュースを見ているフリをして態とらしく呟く。)

今、"駅前でアスタロッドって奴が暴れてる"んだって



36: 春風彩花 [×]
2021-09-15 13:28:33

…え?そんなはず…
そいつ、昨日も暴れてたってニュースでいってたじゃん。ヤバくね?

(態とらしく呟かれた言葉に、一瞬視線を送り、胸元にかかった携帯に触れる。…緊急時のアラートは鳴っていない。でも、1度手放していたから不具合でも起こっているのかも…..。様々な思考を巡らせるが、其れ等が事実だとして、自分が行かなければ被害に合う人がいるかもしれない。)

あぁあ、アンタが変に手間かけさせるから弁当食べる時間減ったじゃん。みんなのいるとこ探して食べてこよ…。

(未だ未開封の弁当を持って、そう文句を垂れながら席を立つ。勿論、弁当を食べに行く訳では無いし、午後の授業にすら出る気分では無くなった。
教室を、学校をでて、目指すは駅。暫くして実際にニュースになったのは『ラブフラワー』が出現したとの記事だった)

37: 早瀬翔 [×]
2021-09-15 14:36:29


成程ね、……面白くなって来たじゃん

(彼女が教室を出ていった数分後、そろそろ行くかと席を立つ。残り数分で授業が始まる為、ばらばらと教室にも人が戻ってきているのだが、彼女の席はまだ空席。それが何を意味しているか__きっと直ぐに明らかになるだろう。
駅前付近に到着し、携帯でニュースを開くとトップに出てくるのは例の魔法少女の記事。まんまと引っ掛かってくれたお陰で確信が持てた。ラブフラワーの正体は春風彩花。まさかこんなに近くに居たとは…。今まで全く気がつかなかった自分には呆れるばかりだが、これでアイツにとって最大の弱みを握ったことになる。
携帯の画面から顔を上げ、駅前を眺めてみれば確かにそこにいる宿敵。ふ、と小さく口角を上げ、足早に立ち去ってしまおうと背を向けた。)

38: ラブフラワー [×]
2021-09-15 15:25:25

みんなありがとう!
気をつけて行ってきてね!
何かあったらラブがすぐに駆け付けるよ!

(駅前に到着したが、見えるのは駅内外へ行き来する人々だけ。パトロール中だと称し人々に笑顔で手を振りながら辺りを見渡すがやはり異常は無いようだ。
アラートも未だ鳴らず、ニュースにも載っていない。まさか、嘘をつかれた?でも、なぜそんな嘘を言う必要があるのか….。
群がる人々と握手を交わし、1度高所へ移動しようかと後ろへ目を向ける。すると、見覚えのある制服姿の男子生徒が1人、やや遠くに見えた。何だか嫌な予感がするのは気の所為だろうか。しかし、深く考えるよりも体が動いてしまう。)

こんにちはお兄さん!
制服…って事は高校生かな?何か気になる事でもあった?

(膝をぐっと曲げれば、持前の飛躍力であっという間に姿を現し、相手の右手首を掴み引き寄せる。)

39: 早瀬翔 [×]
2021-09-15 16:27:54


クラスメイトを探してるんだよね。授業抜け出してまで駅前行ったバカな奴なんだけど。

(気付かれたか、聞こえないよう小さく舌打ちした後
、即席の笑顔を作って対応する。態々彼方から接触してきたということは、勿論あれが嘘だということも気付かれ、少なからず自分は怪しまれているのだろう。
会話の主導権を相手に握らせるな。自分の事を言及される前に__此方から話題を切り出してみた。目の奥は笑っていない、偽りの笑みで相手を見つめる。)


40: ラブフラワー [×]
2021-09-15 16:52:24

あら、そうだったのね!
わざわざ探しに来てあげるなんて仲良しなのね。

…あ、ごめんね!ずっと掴んじゃって…
ラブ、その腕時計好きよ。カッコイイね。

(相手の目を真っ直ぐに見ながら、お得意の魔法少女スマイルを絶やさずに上記を返す。普段の性格やキャラとは明らかに違うが、今の状態を完全に嘘ともいえないのが不思議である。変身するというのは多少人格まで変わるものなのか…それは自分でも分かっていない。
それにしても、探しているクラスメイトというのは恐らく自分だろう。おまけに駅前に行くなんて一言も言っていないのに…、自分が誘導されたのは間違いない。其れだけは確信を得た。という事は、正体がバレたのか….。だとしても、その確証を得てどうするつもりなのか。
… ここで考えても仕方がない。放課後になるまでパトロールをしてから荷物を取りに行こう、と一旦その場を離れようとするが、ふと彼の右手首を掴んだままになっていたのに気づく。
硬い感触。腕時計を掴んでいた事に多少申し訳なさそうにするが、すぐに笑顔になり手を振った。
再度膝を曲げればとりあえずは学校周辺の方へと飛躍していく。
腕時計の他にブレスレットが見えた気がしたが、この時はさほど気にも止めていなかった。)

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle