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自分のトピックを作る
92: ブラン [×]
2021-10-09 00:59:48

(便利屋が具体的にどんな仕事をするかは知らないが、いずれにせよ外出はするだろうし、彼が出ている間に洗濯と残りの掃除と…と、脳内で予定を組み立てていると、帰って来た言葉はまさかの『無い』だった。思わずまた手を止めて「…は?」と呆然とした声を漏らしてしまう。随分とゆっくり過ごしているなとは思っていたけど、自分に合わせてくれているのだとばかり考えていた。それが全く見当はずれであったこと、続けて彼が口にした『明日も明後日も仕事が無い』という衝撃的な事実に、思わずガタンと音を立てながら立ち上がって)
ちょっと!そんな悠長にしてていいのかい!?君の仕事をちゃんと知ってるわけじゃないけど、人の頼みや願いを引き受ける仕事なんだろう!?そういうのは信頼と知名度が第一じゃないか!君自身が積極的に動かないと意味が無いよ!
(今日一日仕事が無いだけならばまだ良かった。でも、次もその次も無いということは、下手をしたらその先も予定は未定の可能性がある。それではいけない、彼が困ってしまうのだけは見過ごせない。ただでさえ自分をここに置いているせいで余計なリスクを背負わせて、無駄な出費もさせているのだから。多少の疲れがなんだとばかりに、先程の彼の厚意を突き返すような形になって)
皿洗いはやっぱり僕がやる!残りの掃除も他の家事も全部僕がやるから、君はちゃんと仕事を見つけてこないと…!



(/再び背後失礼します、実はとんでもなくキャラの濃い研究員を思い付いてしまいまして…もしよろしければ、マックスくんが次に受ける仕事の依頼人という形で登場させたいと思うのですが、どうでしょうか?表向きは食品用の動物や魚の品種改良等の研究をしてる人で、裏ではメイジがノーマル達の中でも暮らしやすいようにする発明品を開発してる研究員さんです!こういう便利キャラがいたらブランも動きやすくなって、マックスくんについて回れたりするかなぁと思いまして…)

93: マックス [×]
2021-10-09 23:54:19

(いきなり音を立てて立ち上がるので、啜っていたコーヒーを危うく吹き出しそうになり、慌ててカップを口元から遠ざけ、テーブルに置く。確かに便利屋という仕事は、人の頼みや願いを聞き、それを叶える事で報酬を得られる。しかし、極力、素性がバレてしまう事を避けるために、暮らすのに困ったり、彼を助けた時のような緊急時以外、基本的には相手側から依頼された場合だけ引き受けていた。ただ、彼の言い分も分かる上に、わざと自らは動かないと伝えると疑われてしまうので、「いやー…まあそれも分かるけど…有名人になりたい訳じゃないし、最低限で……。」などと強く言い返すことも出来ず、ごにょごにょと口籠ってしまう。『仕事を見つけて』と必死な眼差しを向けられると、余計に無理だと言い切れなくなる。共同生活はまだ始まったばかりで、これから何かと入用になるのだから、稼いで損は無いか…。少し間が空いてから、降参するかのように両手を上げ)
あー…分かった分かった、ちゃんと仕事を見つけてくるよ。ただ、家事を全部やってくれるのは有り難いが、無理すんなよ?
(もし病み上がりの彼を1人にして何かあったら、すぐに助ける事が出来ないかもしれない。半日以上家を開けるのなら、何かしら対策をしておかなければと考えながら、コーヒーを飲み干せば、もう良い時間なので早速出掛ける準備をしようと重い腰を上げ)
よし…そんじゃあ、準備するかぁー…!


(/こんばんは!濃いの大歓迎ですし、便利キャラがいるのもありがたいです!行動の幅がかなり増えますからね。試作品を試しに外に出てみたり、いつか完成したら一緒にお仕事してみたり…、楽しそうです!
とりあえずこの後、出掛ける方向に持っていくので、出先でも構いませんし、タイミング良く依頼の電話等して頂いても構いませんので、濃いめの研究員さん出してもらっても良いですか…??PFの有無はどちらでも大丈夫です!)

94: ブラン [×]
2021-10-10 23:42:28

自分の体調管理ぐらいは出来るから大丈夫、家事だって君よりは手慣れてるしね。君の方こそ無理や無茶は禁物だよ、怪我も…しないようにね
(彼が普段どんな依頼を受けているのかは知らないけれど、この街を出て汚染地帯を通らないと辿り着けない自分の家がある場所まで出て来るぐらいだ、時には危険も付きまとうのだろう。…怪我をしてしまったとしても、命に関わる重傷で無ければ自分の治癒魔法で治すことは出来る。けど、それを事前に伝えたら、治して貰えるのなら大丈夫だと彼が考えてしまうかもしれない。それが結果的に最悪な事態に繋がるかもしれない。だから、その事は黙ったまま、注意だけを口にする。それから、いつものように出掛けて帰ってこなかったあの人の事を思い出しては、出掛ける支度をし始めた彼に向けて小さな声で、付け加えるように)
…ちゃんと帰ってきてよ。冷えた料理を出すのは僕も本意じゃないんだから



(/ありがとうございます!ホントに濃ゆいのでプロフ必須かと思ってもう用意してるんですが、一応事前に聞いておきたいことがありまして…。メイジなのに魔法が一切合切使えないっていう設定はアリでしょうか?あとは、オネェキャラは苦手では無いでしょうか…?お返事に合わせて修正した研究員さんのプロフを上げようと思ってます!あと、依頼は出先でお願いしようかなと考えております…!)

95: マックス [×]
2021-10-12 00:09:48

ああ、気をつけるよ
(彼の言う通り、家事に関しては彼の方が慣れていて、何年も一人暮らしをしていたのだし、杞憂だったのかもしれない。自分こそ無理するなと逆に注意を受ければ、素直に返事を返す。それからタンスの中から引っ張り出した服に着替えていると、控えめな声で付け加えられた言葉は、やはり師匠を思い出してのものだろう。振り返って、ズボンに脚を通しながら、少しでも不安を取り除けるようにと、簡単な約束を口にして)
それじゃあ、遅くても18時には帰ってくる。それと、もし何かあったら電話する。3回かかってきたら俺からで、他のは一切出なくていいからな。逆に何かあったら、コレにかけろよ
(今、1番に優先すべきは彼の安全で、依頼が取れなかったとしても、また明日探しに行けばいい。そして万が一に備えて、固定電話の横のメモに自分の携帯電話の番号を書いておく。そうこうしている内に出掛ける準備も万端で、家の鍵を手に玄関へ。そして彼に向かって「それじゃ、行ってくる」と伝えれば、外へ出て玄関の鍵を閉める。)
(彼を残して自宅を出て、取り敢えず街の中心へと歩いていく。中心街にはよく通うパブがあり、そこにも随分と前に依頼募集のポスターを窓ガラスに貼らせてもらっていた。そんな都合良く、困り事を抱えた人がポスターを眺めているなんて考えられないが、念の為、一応、様子を見に行くことに。その道中、何か困っていそうな人に声を掛けていけば、1つぐらいは依頼を取れるだろうし、些細な問題ならその場で手伝って報酬を得られるだろう。それに18時までに帰るとは言ったが、まだ時間はあるし、急ぐことも無い。そんな事を考えつつ、目的地に向かってのんびりと歩を進めて。)

(/魔法が一切使えないとノーマル扱いになってしまうので、"メイジなのに"という事は、メイジの家系なのに魔法が使えない、という感じでしょうか?全然アリです!オネェキャラもアリよりのアリです!!キャラに関しては苦手なものは特に無いので、どんどん濃ゆくしちゃってください。それでは研究員さんのプロフも宜しくお願いします。依頼タイミングについても了解です!次にそちらから声を掛けて頂いてもいいですし、次の次にマックスからでも大丈夫です。濃ゆい研究員さんと絡めるのめちゃくちゃ楽しみです…!)

96: ブラン [×]
2021-10-12 21:00:27

名前:ヴィオレット
年齢:ヒ・ミ・ツ(見た目は20代後半から30代前半)
身長:183cm
容姿:腰より少し上辺りの黒髪ロング、所々紫色のメッシュが入っている。左側は髪を耳にかけており、右側は前髪長めで目が隠れ気味。瞳の色はワインレッドでハーフフレーム眼鏡を常用。余計な筋肉は一切ついていないスレンダーなモデル体型。服装は気分で変わるが、白衣を纏っているのと赤いヒール付きの靴を履いているのは変わらない。女性的にも男性的にも見える非常に整った顔立ちの持ち主だが、すっぴんは誰にも見せた事が無いし見せる予定も無い。

性格:自他共に認めるオネェであり、女性口調で話す。お喋りが好きで、人と関わるのはもっと好き。ノーマルやメイジについては「ちょっと他と違うだけで生きづらくなるなんて、嫌な世の中よねぇ」という感想を持っており、自らはどちらかに肩入れする気は無いが、困っているメイジには目をかけるなどしている為、メイジ寄りの中立。根っからの研究者気質で、一度気になるととことん追求しないと気が済まなくなり、それが良いことにも悪いことにも繋がる事が多々ある。

備考:ノーマルの研究員ということになっているが、実はノーマルではなくメイジである。しかし、魔力は持っているが肝心の魔法を一切合切使えないという生まれつきの障害持ち。その代わりに備わったのが魔力の感知のみに特化した常時発動型の固有魔法であり、人を見ただけで魔力持ちかどうかの判別が可能であり、本来目に見えないはずの魔力を視認する事が出来る。唯一使えるその固有魔法を活かして裏ではメイジの為の発明品を日々研究、開発しており、己の体で試すのが日課。
ちなみにバリバリの攻め側であり、恋愛対象も性的対象も男性オンリー。女性は愛でるものという認識。好みのタイプはカワイイ子(彼基準)。容姿が綺麗だと尚良し。



(/お待たせしました、こちらがキャラ濃いめのオネェ研究員ことヴィオレットです!ブランより長ったらしいプロフになってね?と思いつつも妄想が止まらなかった結果がこれです…。特に備考の所をよく確認して頂きたいのですが、問題あれば修正します!
とりあえずこのプロフ通りのまま描写を繋げますね!)

97: ブラン/ヴィオレット [×]
2021-10-12 21:18:29


ブラン

ん、分かった、18時だね。君からの電話は3コール…も、覚えておくよ
(彼が宣言した帰宅時間に頷きながら、続けて告げられた電話の件も了承する。多少時間は前後するだろうが、明確な時間を示してくれたのはありがたかった。それまでに済ませるべき家事を脳内で考えつつ、彼が玄関まで向かうのに合わせて自分も席を立って後をついていき、『行ってくる』という言葉に「行ってらっしゃい」と返し、彼を見送って扉が閉まった。…なんでもない、どこにでもあるだろうやり取りが自分にとっては本当に久しぶりで、なんとなく心が温かく感じるのはきっと気のせいではない。きゅ、と胸に当てた手を握りしめてから、よし!と気分を切り替えるように席に戻り、残りの朝食をなるべく急いで片付ける。時間はかかってしまったけれどなんとか完食し、彼の分も合わせて皿洗いをした後、次に視線を向けたのは洗濯機がある場所とそこに積まれた服の山。多分、これら全ての洗濯だけで半日は潰れそうだな…とついため息を漏らしつつ、作業に取り掛かることにして)



ヴィオレット

…へぇ、そんなに腕が立つの?素敵じゃなぁい!イイ男だったら尚良しだけど、話を聞く限りあんまりアタシの好みじゃ無さそうなのよねぇ。ま、手伝ってもらう側なんだから選り好みなんて良くないわ。強い子だったらそれだけで歓迎しちゃう!
(ある一件を解決してくれる人間を探している内に、たまたま入ることになったとあるパブ。時間が時間なので客は当然ながらおらず、店頭の張り紙を見て尋ねたと言えば店主が快く中にいれてくれたのだ。出されたお酒も安い値段の割には申し分無く、店主との会話もよく弾む。お高くとまった上層の住民が通うような高級酒場には到底無いだろう心地良さに上機嫌になっていると、背後で店の扉が開く音がした。店主があいつだと言わんばかりに顎で指し示すのを見ては、カウンターの椅子ごとくるりと振り返り、笑顔と共にバチンとウインクを決めて見せて)
あら、ひょっとしてアナタが便利屋さんかしら?ハァイ、どうも初めまして!



(/二役になる時はこんな感じで分けようと思います!)

98: マックス [×]
2021-10-13 22:55:28

(生き残った街の中で最も栄えていて、ノーマルにとって治安の良いこの街で、あからさまに困り果てた様子の人間はおらず、1人も声をかけることなくパブへ到着。店頭の『依頼募集中』と走り書きされた紙切れの効果は薄く、誰も見向きもせずに通り過ぎて行く。その時点で望み薄ではあるが、店主にも話が来ていないか確認をしておこうと、カランッと扉に付いたベルを鳴らして店内へ入る。店主に向かって片手を上げ、挨拶をしようとした所で、店主から顎を向けられ、次にカウンターにいる癖の強そうな客から挨拶をされる。大きなウィンクに一瞬怯み足を止めるが、気を取り直してカウンターの方へ近付きながら挨拶と、上げた片手でその客を指差して)
あ、ああ…便利屋のマックスだ、初めまして。…よぉ、マスター、もしかして俺の客か?
(店主に依頼人かと尋ねると、その通りだと頷くので、まさかこんなにも早く見つかるなんてと驚きと喜びの混じった表情で「まじかよ…!いま丁度、仕事を探してたんだよ!」そう述べれば、彼女(?)の隣の席へ座る。かなり怪しさの漂う装いだが、店主とも会話をしていたようだし、依頼人だと言うのなら受け入れない訳にはいかない。早速でも仕事の話をしようと相手の方を向き、機嫌良く改めて簡単な自己紹介をして)
改めて、俺はマックスだ。元はフリーの傭兵のはずだったが…今は便利屋で通ってる。えっと名前は?


(/ヴィオレット姐さん、良きです…!!備考も問題ありませんし、容姿や性格、バリタチなのも好きです。毎度素敵な妄想をありがとうございます!姐さんのおかげで行動範囲も広がりそうですし、好みの部分を見ると恋愛面でも進展しそうな予感が……!)

99: ヴィオレット [×]
2021-10-14 21:56:22

マックスちゃんね、オッケー覚えたわ!アタシはヴィオレットって言うの、長いからヴィオでもヴィーでもいいわよ。普段は上層区で研究員をしてるんだけど、あそこ硬っ苦しいし雰囲気サイアクだからヤになっちゃうわぁ。今日はお手伝い探しのついでに羽を伸ばしに来たってワケ
(語尾にハートが付きそうな程に機嫌良く自己紹介をしては、隣に座った彼をじぃっと見つめる。頭の先から足の先まで、全身を隙間無く観察するように。そうして意味ありげに目を細めた後、何事も無かったように明るい笑顔を浮かべて)
それじゃあ、お待ちかねのお仕事の話をしましょ?マックスちゃんはとっても強い男だってマスターさんに聞いたのよねぇ。実は結構アブナイお手伝いで、中途半端な強さの子だと命に関わっちゃうかもしれないの。その代わり報酬は弾むわ、最低でも…このくらいは保証しちゃう
(そう言いながら白衣のポケットから取り出したのは小切手の束。サラサラとそこの一枚に書き込んだ金額は、この街の上層以外であれば一軒家が買えるような数字である。それは当然、彼にお願いする事になる依頼の危険度も現しているのだが、言わないと分からないような残念なオツムでは無いだろう。期待を込めてニコリと微笑み)
詳しい内容はアタシの研究室で話すわ。もちろん、話を聞いた後に受けるのを断っても大丈夫よ。どう?興味は持って貰えそうかしら?



(/気に入って頂けて嬉しいです!こちらも好き放題な妄想をいつも聞いてくださる上に採用もしてくださって感謝しかありません…。備考に書いた好みのタイプに関してはまさにそれを狙いました!ヴィオレットが上手くキューピット的な役割になればいいなぁという願望も込めております!)

100: マックス [×]
2021-10-14 23:48:09

それじゃあ、ヴィー、よろしく。上層区の…、そうか、なるほどな。
(自分以上に上機嫌な自己紹介に苦笑しつつ、改めて宜しくと伝えて。上層区というワードに一瞬眉を潜めるが、彼女もそこの雰囲気は苦手なようで安心する。そして、まじまじと全身を観察されたかと思えば、何か意味を含んだ表情をするので、頭にはクエスチョンマークが浮かぶが、すぐに本題へと移ったので切り替えるように座り直して)
まあ、そこらの野郎よりはな。…おいおい…どんだけヤベェ仕事なんだよ…
(現役時代に比べたら劣るが、そこら辺にいる喧嘩自慢に比べたら、とても強いだろう。中途半端には任せられない危険な仕事なら、それこそ上層区のエリートに頼めばいいものを、わざわざ足を運んで適任者を探しているあたり、相当なワケあり案件である事は容易に想像ができた。そして、小切手に書き込まれた金額を確認すれば、想像は確信となる。髭の伸びてきた顎に片手で摩りながら、紙の数字とそれが表す危険度を自身の天秤に掛ける。この金額が手に入れば、暫く仕事をせずとも充分に満足いく暮らしが出来るだろう。しかし、多少の無茶は強いられるだろうし、無事に終える保証も無い。ブランに無茶はするなとは言われたのを忘れてはいないが、こんな大金を得られるチャンスは滅多に無い。少しの間悩んだ結果、彼女の言う通り内容を聞いてから判断しようと、小切手に向いていた目線を彼女の方に上げて)
…正直、興味はある。が、受けるかどうかは内容を聞いてからにしよう。


(/やっぱりそうゆう狙いがあったんですか!これはヴィオレット姐さん大活躍間違い無しですね。これからの展開が楽しみ過ぎます…!)

101: ヴィオレット [×]
2021-10-15 15:22:02

ふふ、慎重な子は好きよ。すぐに餌に飛びつくような我慢の出来ない子だったらどうしようかと思っちゃった
(くすくすと笑みを浮かべては、小切手を再び懐にしまう。報酬に目が眩んですぐに引き受けるようであればこちらから断っていた所だ。こっちだって自分がお願いした事で死者を出すのは本意では無いし、任せるからにはきちんと成功を収めてくれる人間に頼みたい。その点、少なくとも彼は引き際をわきまえ、命を落とす前に撤退が出来るタイプだと見た。これで条件は一つクリアである。彼も依頼内容が気になるだろうし、このまますぐにでも自分の研究室へ連れて行ってもいいのだが、その前に気になることがあった。それを確かめるべく、唐突に脈略の無さすぎる質問を口にして)
じゃあさっそく…と言いたい所なんだけど。ね、マックスちゃん、一つ聞いてもいいかしら。貴方、妖精さんと仲が良かったりする?それとも悪魔を退治してきたばかりとか?
(再び細められた瞳。その視界が映すのは、彼の周りに漂っている魔力の色。それは彼の身近でメイジが魔法を行使した証であり、まだ色が濃いということはついさっき…恐らく今朝辺りのものだろうと推察しての質問で)



(/オネェキャラはそういう役割が似合うし、すごく頼もしい感じがしますよね!ちゃんと二人の仲を進展させられるように頑張って頂こうかと思います。多少暴走もしそうですが、コメディ要素だと思って笑って見逃してくだされば幸いです…)

102: マックス [×]
2021-10-15 16:14:57

こう見えて、自分でちゃんと"待て"出来るんだよ。…!…それは……、実は俺は…
(早速話を聞きに行こうかと、席から立つと、ブランの事を見抜かれているような発言には驚きが隠せなかった。賢そうな彼女を騙すのは難しそうだが、ブランについて正直に話すつもりも無い。どうしたものかと考えついたのは、相変わらずの下らないジョーク。両手を前に出し、指をヒラヒラと動かして、まるで魔法で何かを操っているような動作をして見せる。相手の様子を伺いながら、指先から何かを出している風の動きを繰り返すが、微妙な空気が流れるだけだった。いい加減、動きを止め、その空気を払うように咳払いをして)
…何日か前に退治を頼まれたが、メイジとは接触していない。俺から何を感じ取ったか分かんねぇけど、そりゃ気のせいだ
(どのようにして感じ取ったのかはさっぱり分からないが、とにかくそれは気のせいだと、あからさまだがこの話を終わらせようと、扉の方へと足を向けながら伝えて。そして扉の前に立てば「ほら、早く行こうぜ」とノブに手を掛けて、相手がついてくるのを待ち)


(/どうしてもシリアス要素多めになりそうな内容だったので、コメディ要員としても活躍できるなんて万能過ぎますね!ありがたいです。天才的な妄想をまた思いついた時は聞かせてくれると嬉しいです!
それと、この前登場した闇医者さんのプロフも出来ているので、再登場しそうなときに載せますね…!!)

103: ヴィオレット [×]
2021-10-15 18:23:16

あらぁ…成る程ね、うふふ
(どういう態度を見せるか観察してみれば、なんとも愉快な仕草をした後、気のせいだと誤魔化された。どうやら彼にとってそのメイジは悪魔(イーブル)ではなく妖精(人間)であるらしい。それも、通用するかどうかも分からない誤魔化し方をする程度には気にかけている。これはもしかすると、とても面白い人材を見つけてしまったかもしれない。もっと追求してみても良かったけれど、ここでは店主も含めて他者の目や耳が多すぎる。核心を突くのであれば、自分と彼のみで話が出来る場所…すなわち、自らの研究室で、だ。楽しそうに笑みを浮かべたまま席を立ち、店主に代金を支払ってから彼の後を追い、少し身を屈めて彼の耳元で「もしかしたら、お金よりもっとイイモノを報酬に出来るかもね?」と小声で囁いた後、ぱっと顔を上げてにこやかに微笑んで)
それじゃあ行きましょうか!アタシ、研究員なんて硬派な職業してるけど、甘いお菓子と素敵な紅茶をお供に誰かとお喋りするのがいっちばん好きなのよね~!お仕事の話も大事だけど、それ以外もじっくりと余すことなくお話したいわぁ!…そうそう、マックスちゃんは上層区への行き方はご存知かしら?



(/ホントですか!?闇医者さんの詳細情報気になりすぎる…!早く彼が再登場する機会を設けたいですが、それだとブランかマックスくんのどちらかが怪我もしくは体調不良案件になりそうでもあったり…。それとついさっき考えたのですが、ヴィオレットはメイジ用の発明品をまず自分の体で試すので、もしかしたら頻繁に怪我とか体に異常が起こったりしてて、上にバレない為に正規の医者じゃなくて闇医者さんに治療を度々お願いしてて、実は知り合いってこともあったりするかもと思ったりしまして…こういう繋がりってアリでしょうか?)

104: マックス [×]
2021-10-15 23:30:27

(耳元で囁かれた言葉の意味、イイモノとは何かを理解出来ず、ヒールのせいで自分よりも高い位置の顔をチラッと見上げる。この研究員は一体何を考えているのか、何処まで見透かされているのか、その衣装も相まって、彼女に対して抱いた不信感は一気に増幅する。微笑みながら、お喋りしようと言われれば、訝しげに思っている事は隠さず薄い反応で「へぇ…そうかい。俺はコーヒー派だ。」と述べてから、店主には片手を上げて「また来る」と短い挨拶で済ませる。それからドアを開け、外に出てから彼女の質問に答え)
ああ、知ってる。けどお前の研究室は知らないから、そこは案内してくれ
(実家のある上層区への道は勿論知っていた。上層の研究員となれば、自分の個人情報など簡単に入手出来るだろうし、隠しても意味はないかと彼女の前を歩き出し。恐らく目的地に着けば、色々と追求されるだろうが、ブランの事は口が裂けても話さずにいようと心に決める。そして普段の自分なら道中も会話を続けるが、ボロを出さない為にも余計な私語無く歩き続けて、ある程度の場所まで来れば彼女の斜め後ろを着いていく形で研究室へと向かう)


(/そうですね、1番再登場しそうなのはどっちかが体調不良になった時ですかね…。姐さんと闇医者さんの繋がりは確かにありそうですね!!姐さんの好みかどうかによりますが、知り合い以上の関係だったりしても面白いかな、なんて…。
とりあえず、今の展開がひと段落したら、体調不良イベント発生させる感じで良さげですかね?少しごちゃついてしまうかもしれませんが、今の時点で出すのなら、姐さんの定期健診的なのとか、発明品にハプニングが起こってとかで登場させちゃうのもありかなと)

105: ヴィオレット [×]
2021-10-16 16:32:26

ええ、勿論よ。誰かを招くなんて久し振りだからちょっとだけ緊張しちゃうわぁ
(何の気も無しに問いかけた事だったが、上層区への行き方を知っているらしい。そこから色々と考察や推察は出来るけれど、生憎彼自身の背景については自分にとってそこまで重要では無かった。性格や人柄を知るのは好きだが、過去を探るのは無粋だという考えからである。まあ、それを今伝えた所できっと彼からの怪しい者を見るような視線は消えないだろうから、まずは話をするためにも帰る事を優先しよう。途中までは彼に付いて行く形で歩いていき、上層区に入ってから彼が歩く速度を落としたので、今度は自分が前に立って彼を案内する形になる。出来る事なら道中もお喋りがしたかったけれど、そういう気分では無いらしい彼に合わせてこちらも口は開かずにいた。そうして辿り着いたのは、上層区の中でも工場や研究所が密集したエリアであり、その中の一つである比較的小さな建物…外見はただの一軒家にしか見えない…の前までやってきた。取り出したカードキーを読み取らせれば扉が開き、先に中に入ってから手招きをして)
さあどうぞ、これでも綺麗好きだから衛生管理はバッチリよ
(ここが研究所であることは間違いないが、あくまで『この場所』に限っては自分の居住スペースである。彼の目にも、まるで高級住宅の広いリビングのようにしか見えないだろう。ガラス製の低いテーブルの前にある黒い長ソファを指差しながらにこりと微笑み「あの辺りに座ってくれて構わないわ。でも、コーヒーは生憎切らしてるのよねぇ…紅茶はお嫌いかしら?お水の方がいい?」と言いながら、奥の方にあるキッチンスペースへ歩いていき)



(/もしや研究員と闇医者のカップリングの可能性が…!?そんなの面白いに決まってるじゃないですか!ますます闇医者さんのプロフが気になっちゃいます!
そうですね、あんまり詰め込みすぎるのも良くないと思いますし、そちらのご提案通り今の展開がひと段落した後に、次はどちらかが体調不良になって闇医者さん再登場…という流れでいいと思います。ヴィオレットの依頼の報酬があればお金の心配もいらないから丁度いいですね!あと看病イベントは王道でとても好きなので、どっちがどの役になっても楽しめる自信しかありません!)

106: マックス [×]
2021-10-16 18:55:09

(上層区の中でも馴染みの無いエリアに入り、こんな所もあったのかと辺りを見回しながらついて行く。実家は上層区内でも軍関係者のみのエリアで、よりお堅い雰囲気のある閉鎖的な場所だった。無言で歩き続け、到着したのはただの一軒家。恐らく自宅兼研究室なのだろう。手招きされれば警戒心は抱いたまま中へ入って。)
邪魔するぜ。…ふーん…まさに上層区って感じの部屋だな
(自分の小さな汚部屋に慣れていた分、余計な物が無くシンプルで高級感のある広い部屋は居心地が悪く、外にいた時と同様にキョロキョロと見回して。指で差された黒い長ソファにゆっくりと腰をかける。程よく反発するソファは、自宅のクッション性も何も無いくたびれたソファとは大違いだった。その感覚を確かめるように手の平でソファの座面を押しながら「なら紅茶でいい」と一言返事をして。そして彼女がお茶を入れている間、脚を組んだり、反対に組み直したり、部屋を観察したりと、落ち着かない様子で待って。)


(/分かっていただけますか…!?作ったといっても簡単なプロフなので、もうちょい練ってきますね…!
今後の展開も了解です。ではまた落ち着いて来たら、看病する側される側など決めていく感じでいきましょうか!)

107: ヴィオレット [×]
2021-10-17 21:19:00

(素っ気ない返事と態度は警戒の現れだろう。それだけでも彼が傍に置いているメイジを守ろうとしているのが伝わるようで、自分の事のように嬉しく感じてしまう。一応派閥としては中立のつもりではあるが、なんだかんだでやはり同胞を気にかけてしまうのだ。上機嫌に鼻歌を歌いながら棚の中の紅茶を吟味し、今日はニルギリのティーパックにしようと決める。ニルギリは紅茶が苦手な人でも飲みやすい王道な種類であること、茶葉ではなくティーパックなのはあまり時間がかからず淹れられるからだ。何を出すのか決めれば後は流れ作業であり、さほど時間はかからずに二人分の紅茶が完成した。ティーカップをトレイに乗せて彼の元まで戻り、それぞれカップを置いてから自分も向かい側のソファに座って優雅に足を組み)
さて、随分と待たせちゃったわね。気になって仕方ないであろう依頼についてなんだけど…ちょっと変則的な内容になっちゃうのよねぇ。具体的に言うと『前座』と『本番』、みたいな感じ。本当に叶えて欲しいのは『本番』のお願い事の方だけど、その前にマックスちゃんの実力が知りたいから『前座』のお願い事もしたいの。勿論、結果的に依頼を二つ行う事になるわけだから、報酬もそれぞれ別でお支払いするわ。ここまでは大丈夫かしら?
(焦らすつもりは微塵も無く、自分なりの誠意を示す為に事前の説明をきちんとするのは大事だという考えから、敢えて依頼内容についてはまだ触れずにそう告げて)



(/闇医者さんのプロフ楽しみに待ってます!
そうですね、こちらも了解しました!あ、そういえば、ヴィオレットがこれからする依頼の内容なんですけど、そこまで突飛的な内容ではないつもりなんですが、もし「展開が急すぎ!無理がある!」ってなったらご指摘してくださると嬉しいです。戦うマックスくんが見たいなーっていう欲望と、二人が他の街に行くきっかけになればいいなーっていう希望が込められております…)

108: マックス [×]
2021-10-17 22:16:41

ああ…、待ちくたびれた
(彼女が向かい側に座れば、やっと来たかと前屈みに座り直し、目の前に置かれたカップを手に取って匂いを嗅いで。そして前説を聞きながら、嗅ぎ覚えのある紅茶を口にするが、思いの外お湯が熱かったらしく顔をしかめる。巫山戯ている訳ではなく、きちんと聞いていることを証明する為に、大丈夫かと確認されれば簡単に言われた内容を復唱して)
依頼は2つ、報酬もそれぞれ支払う。問題ない、続けてくれ
(今度はふーっと息を吹きかけ冷ましながら、話を続けるように促して。腕試しをしてからでないと依頼できないような『本番』とは一体何のだろうか。当初は、研究員からの依頼なんて、街の外に出て研究材料の採取とか情報収集とか、地味な仕事をやらされるのかと思っていたが、そんなレベルの話では無いらしい。正直、どれだけ刺激的な内容なのか楽しみにしている自分もいた。だが、これだけ相手も慎重になっているのだから、此方も慎重に判断しなければと、はやる気持ちを抑えて、話の続きを聞いて)

(/大丈夫だと思いますが、承知致しました!なるほどですね…!もしかして2人が他の街に行くにあたって、共闘なんかもできちゃったり…?今後の展開に期待大です…!)

109: ヴィオレット [×]
2021-10-18 02:10:50

アタシの専門は食糧になり得る生物の品種改良。この生物っていうのは、一般的に飼育、栽培されている動物や魚、野菜の事じゃなくて、汚染地帯に生息してる動植物の事。純粋なお肉やお魚やお野菜って高級品じゃない?だから、汚染地帯の生物を研究、解明、改良して量産に成功させるまでがアタシのお仕事。代替品食糧の開発って言ったら分かりやすいかしら?
(これもこれから話す依頼内容を理解するのに必要な説明となる、自身の研究内容についての詳細。この街に限らず世界中どの街にもあるだろう代替品食糧。純粋な肉や魚、野菜と比べて遥かに安い値段で購入出来るそれらは市民の生活に必要不可欠な物である。それらを日々研究、開発しているのが自分の仕事なのだと告げて)
それでね、品種改良するまでの過程ってホンットに大変で、成功よりも失敗の方がずーっと多いの。アタシが対処出来る範囲での失敗なら全然マシなんだけど、中には激ヤバな失敗例もあったりしちゃって…ようするにね?マックスちゃんにはアタシの失敗作ちゃん達の討伐をお願いしたいの!
(いっそ輝いて見える程のにっこりとした笑顔で、彼にしてみれば全く訳が分からないだろう依頼内容を堂々と伝えて)



(/せっかくブランを支援特化にしたので、一緒に戦いたい気持ちはぶっちゃけありますね!それで家事専門の居候からパートナーとか相棒枠に昇格してもらえたら嬉しいなと…。)

110: マックス [×]
2021-10-19 01:35:58

…代替品食糧の開発か、それは成功が待ち遠しいな
(彼女のおかげで生活出来ている部分があると思うと、先程まで怪しく思っていた気持ちは薄らいで、感心したように研究内容を聞いて。汚染地帯の動植物が改良、量産されれば、物価も今よりかは安くなるだろう。下層の人間にはとてもありがたいことで、その研究の手伝いなら快く引き受けたいところだった。しかし、うざったらしいぐらいの笑顔で告げられた依頼内容には、案の定、あっけにとられた様子で)
…は…?激ヤバな失敗作って、何がどう激ヤバなんだよ。ってか、"達"って数はどんだけいんだ?しかも何処に?まさか野放しじゃないだろうな?
(呑気に紅茶を啜っていたが、それどころでは無い。失敗作ちゃん、要はクリーチャーを倒せだなんて、そんな突拍子も無いことを、よくも笑顔で堂々と言えたものだ。まだまだ質問は思い浮かぶが、まずは詳しい説明を聞いてからでないと、余計にややこしい事になると判断し、一息ついてから、「…いや、とりあえず、俺でも分かりやすいように、詳しい内容を説明してくれ。」と彼女を見据えて腕を組み、聞く準備はバッチリに)


(/是非お願いします!初めから相棒としても相性バッチリ、でもいいのですが、やっぱり最初は中々息が合わなくて苦労するのも楽しいかなと!戦闘中なのに言い合ったり、自分1人でも大丈夫だったと強がったりする感じとか…)

112: ヴィオレット [×]
2021-10-19 19:12:32

うふふ、勿論説明はさせて貰うわ。討伐して貰いたい失敗作ちゃん達は合計3体。ワニがベースの汚染生物A、イノシシがベースの汚染生物B、ヘビがベースの汚染生物S。あ、ABときたらそこはCじゃないのかっていうツッコミは無しでね?
(相変わらずの明るい笑顔のまま冗談を交えた言葉を告げる。アルファベットの基準はワニ→アリゲーター→A、イノシシ→ボア→B、ヘビ→スネーク→Sという、至極単純なもので)
あの子達が手に負えなくなった共通の原因は、想定以上に巨大化しちゃったことかしらねぇ。単純に体を大きくすれば一度に取れるお肉の量も増えるっていう考えだったんだけど、大きくなりすぎちゃってもう大変。特にSに関しては厄介な特性まで身に付けちゃってねぇ
(はぁ、と困った顔で溜め息を一つ。科学に失敗は付き物とよく言うが、自分の手に負えないレベルの失敗をするようではまだまだ実力と知識不足。今回の依頼も、二度と同じ事が起きないよう、失敗作達のデータを取りたかったという目的もあって)
…で、肝心の失敗作ちゃん達の居場所なんだけど、AとBは『ここ』にいるわ。Sに関しては、マックスちゃんが依頼を引き受けてくれて、尚且つAとBを倒せる実力を示してくれたら教えてあげる。どう?やる気になってくれたかしら?
(そう言いながら、片手の人差し指を下に向ける。床下という意味では無い。もっと下、もっと深く…この研究所には地下が存在するのだという意味で)



(/ああー、ものすごく分かります!仲が悪いから、相性が悪いからってわけじゃなくて、迷惑をかけたとか、負担になったとか、足手まといになりたくないとか、そういう気持ちで言い合っちゃう感じがとても好きです!ブランは性格的に特に意地を張るような対応しそうですからね!)

113: マックス [×]
2021-10-20 17:22:01

『前座』は巨大化したA(ワニ)とB(イノシシ)……、それだけでも激ヤバなのに、『本番』のS(ヘビ)は厄介な特性持ち、か…
(一通り説明を聞いて、とても脳内だけでは処理しきれないと、口に出してそれらを想像する。対人戦に関しては、ブランクはあれど経験でカバー出来るだろうが、巨大生物となれば話は別だ。指差された地下の存在を理解し、下を見ながらタンタンと一定のリズムで足を踏む。…一般的な銃や刃物が通用するのか?もし怪我をしたら、万が一、命を落とすような事があったらブランは?そもそもココは上層区なのだから、上層区のエリートに依頼すればいいのでは?暫く間が開き、熟慮の末に口を開いたかと思えば、「此処で考えても分かんねぇし、やってみねぇとなー…」と考える事を半ば諦めたように頭を掻き。ブランが聞けば呆れるだろうが、巨大生物にも興味があり、何故、現役エリートに依頼しないのかも謎だったが、大金が入ると思ったら、そんな疑問はどうでもよくなった。)
よし、引き受ける。…あー、ただし、武器や防具、その他諸々にかかる費用をそっちで持ってくれるならな
(決心したように依頼を受ける事を告げるが、背負うリスクを考えたら、もう少しがめついたって良いだろうと、必要経費も彼女持ちという条件を付け加えて)


(/良きですよね…!マックスも守らなきゃいけないと思うあまり、ついキツく言っては後悔してそうです。
それと、場面移動(?)時間経過(?)については、お互いに雰囲気を見つつ飛ばして、迷ったら相談してって感じで大丈夫でしょうか?それとも、ある程度の流れを先に決めてしまった方がやりやすいですかね?
前者で良ければそろそろ背後は下がりますし、後者なら、ご希望の流れがあれば、お聞かせくださると嬉しいです!)

114: ヴィオレット [×]
2021-10-21 01:31:05

ありがとう、引き受けてくれるのね!勿論、必要な経費はぜーんぶアタシが持つわ!万が一怪我をした時の治療費も込みにしてあげるし、腕のイイお医者様もすぐ連れて来てあげる。アタシ自身も出来る限りのサポートはするわ
(両掌を合わせて嬉しそうに微笑みながら、依頼遂行に必要な費用に関しても快く承諾する。こんな非現実的かつ危ない内容を聞かされても、ちゃんと考えた上で引き受けると決断してくれたことは非常にありがたかった。後は、彼が依頼を成功させる確率、そして無事に生還出来る確率を出来る限り上げるべきだと考えて)
何はともあれ、実物を見た方が戦い方も考えやすいんじゃないかしら?あの子達をその目で見て、すぐにでもイケそうなら挑戦してもいいし、準備が必要なら日を改めてもいい。どうするかはマックスちゃんに任せるわね
(そう言いながら残りの紅茶を飲み干し、優雅に立ち上がってその場から離れ、部屋のとある場所へ足を進める。薄紫のカーテンがかかっているそこをシャッと音を鳴らして開けば、部屋の雰囲気とまるで合ってない鉄製の扉がそこにある。横にあるキーボードを慣れた手つきで叩けば、ロックが解除されて扉が開いて)
さあどうぞ、ここに入れば地下まであっという間よ。ちなみにエレベーターっていうんだけど、マックスちゃんはご存知?下層の人達や他の街の人達にはあまり馴染みが無いかもしれないわね



(/そうですね…事前に流れを決めてやるのもいいのですが、私がついその場のノリで展開を変えたくなったり、追加で設定生やしたくなったりしそうなので、雰囲気見つつ迷ったら相談、という対応でお願いしたいです!
一応今の時点で言っておくべきことは、AとBは図体がでかくなっただけの動物なので、遠慮なくマックスくんの強さをヴィオレットに見せつけちゃってくださいとだけ…。Sの討伐についてはまた説明もかねて後で相談したいなと思います!多分その時はブランも同行すると思うので…)

115: マックス [×]
2021-10-21 22:22:08

そりゃ頼もしいな。…ああ、実物を見せてくれ
(命懸けの仕事なのだから、それぐらいのサポートは当然だが、医者に関してはありがたかった。なんせウチの主治医は腕は良いが金がかかる。依頼を成功しても怪我をすれば、報酬の何割かはアイツに持ってかれるだろう。そして早速実物と対面させてくれるようで、相手が立ち上がったのに合わせて、自分もその後に付いていく。まだ時間はあるが、巨大化したそれらの力は未知数なので、彼女の言う通り、実物を確認してから判断しようと「分かった」と一言返し頷き。カーテンが開けられ、出てきた鉄製の扉が何なのかは、言われるまでもなかった。特に驚くような様子も無く、何食わぬ顔でエレベーターに乗り込み)
知ってる。悪かったな、良いリアクションが出来なくて
(そしてエレベーター内のボタンを見てみると、最上階は現在のフロアで、その下に地下フロアのボタンが付いていた。パネル操作は彼女に任せようと、エレベーターの真ん中に立つ。この研究所に着くまでは警戒するあまり、ほぼ無言だったが、目的も分かったところで彼女に対する警戒心は先程よりかは解けていて、少し話でもしようかと、それとない質問を投げかけて)
なぁ、ヴィー。なんでこの研究をしようと思ったんだ?


(/かしこまりました!なるほど、ではAとBは割とサクッと倒しちゃう感じでも大丈夫そうですね。Sについても了解です!では背後は一旦下がっちゃいますね)

116: ヴィオレット [×]
2021-10-22 20:01:46

ふふ、別にいいのよ?マックスちゃんは博識なのねぇ
(大方予想通りの返答だったので特に気にした様子も無くにこりと微笑みつつ、彼が乗り込んだのを確認してから自分も中に入り、パネルを操作してエレベーターを稼働させる。微かな機械音と振動と共に体に慣れた浮遊感を感じながら、何か話題でも振ろうかと思った矢先に、彼の方から話しかけられた。おしゃべり好きである身としてはとてつもなく嬉しいことで、それが顔にも出て非常に嬉しそうにしながら振り返って)
あらぁ!アタシのことを聞いてくれるなんて嬉しいわぁ!勿論答えちゃう!あー、ごほんごほんっ
(彼が聞いて来た今の研究をしている理由は、冗談も悪ふざけも無しで自分にとって至極真面目なものである。なので、ここからはこちらも少々真面目なトーンで話をしようと咳ばらいをしてから口を開いて)
今の研究をしてる理由は、『メイジとノーマルが一緒に生きられるようにしたい』っていう考えからかしらね。こればかりは根深い問題だから、すぐにどうこう出来る事じゃない。だからまずは、別方面からアプローチしていこうと思ったの
(そこで一度言葉を切り、片手の人差し指をぴっと立てて「マックスちゃん、ちょっと聞いていいかしら?」と笑顔を浮かべつつ唐突に全く違う話を始めて)
例えばアナタに大嫌いな知り合いがいたとして、顔を合わせる度に憎まれ口を叩いちゃうような関係だったとするわ。ある日、その人にばったり出くわすんだけど、その日のマックスちゃんはとってもいい事があって、すごく幸せで満たされてる気持ちだった。そんな時に大嫌いな人に遭遇したら、まあ気分は下がっちゃうかもしれないけど…少なくとも、何を言われても流せるくらいの大人の対応が出来そうだと思わない?



(/分かりました!ではこちらも失礼します!)

117: マックス [×]
2021-10-22 21:00:48

(気軽に質問したつもりが、真面目なトーンで話し始めるので、腕を組み真正面のドアから振り返った彼女の方へ視線を移す。伝えられた理由は簡潔でありながら、人類にとって永遠の問題で、今の自分にとっても最も重大な問題だった。そして、この理由を聞いた事で、彼女が上層の奴等に依頼が出来なかったこと、自分の周りにメイジが居ると気づいた事にも納得がいった。彼女への不信感も少しずつ薄れてはいたが、ブランについては向こうから聞かれない限りは話すつもりもなく、「なるほどな…。」と返事をするだけで。食糧開発の何処がどういう風に、メイジとノーマルの共存に影響するのかも、唐突な質問がどう関係しているのかもサッパリだが、一応考えるように上の方をチラッと見てから)
んー…まあ、そうなるかもな。すごく幸せで満たされてる気持ちって、ハイにでもなんなきゃ無理だろうけど
(確かに気分が良ければ、嫌な相手でも大人な対応が出来るだろうが、今の荒んだ世の中で幸せで満たされる事なんてあるのだろうか。あるとすれば下層で流通している薬物の類を摂取したときだろうと、それらを吸うジェスチャーをして見せて。)

118: ヴィオレット [×]
2021-10-23 00:31:01

そう、まさにそれなのよマックスちゃん!今この世界で生きてる人の殆どが、幸せで満たされた気持ちになれてないし、なれるわけが無いって思ってる。唯一の方法がお薬に頼るしか無いなんてナンセンスにも程があるわ!
(幸せになるには残りの人生を全て捨てて薬に依存するしかないなんて、夢も希望もありはしない。彼も含めて『幸せて満たされた気持ちになれるわけがない』という人々の認識をどうにかして変えたいのだ。その気持ちを表すように言葉を続けて)
アタシはね、不自由すぎるこの世界で、自由に出来ることをもっと増やしたいの。代替食品の開発もその一種。味や種類が豊富にあって、それを自由に選んで味わえるって素敵なことじゃない?それに、たとえ一時的でも美味しい食事は心を満たしてくれるわ。同じく一時的にしか幸福感を得られないお薬と比べたら、遥かに健全でしょう?
(アクシスの上層区のような、一部の豊かな箇所は当たり前のように食事を自由に楽しむ事が出来る。けれど、下層区や他の街はそうではないことを自分は知っているのだ。不幸な気持ち、満たされない環境は、やがて八つ当たりに変わってノーマルの共通の『敵』とされているメイジに向かう。上層区に跋扈する嫌らしいノーマル達と違って、手を取り合えるかもしれないのに。ふぅ、と小さく息を吐き出してから、つまり結論はこうだと、話のまとめに入って)
それが、アタシなりの別方面からのアプローチ。今の暮らしが貧富の差に関係無く充実するようになれば、心に余裕が持てるようになる。余裕が出来れば、考えることが出来る。そうして誰かが少しでもメイジへの考えを改めてくれたら…知ろうとしてくれたなら、それは大きな改革に繋がる小さな一歩になるわ。ま、上層の人間は「くだらない」って笑うんだけどね。兵器や武器の開発とか、メイジを有効活用する方法を研究しろって、ホーントうるさくって!
(やれやれ、と肩を竦めて見せる。今までこの話をして笑わなかったのは、とあるメイジととあるノーマルの二人だけ。さて、彼はどうだろうかと笑みを浮かべたまま様子を伺って)

119: マックス [×]
2021-10-23 21:08:58

(自分は食に興味があった訳でも無いし、上層区の環境から離れられるなら下層区でも十分だと思っていた為に、あまり気にしたことが無かった。だが、人工的で質素な代わり映えない食事より、種類豊富かつ今よりも安価でどの人間でも自由に選択できるのであれば、幸福感を得られる人間は多いかもという彼女の考えは理解できる。多くのノーマルが彼女の研究成果に救われるだろう。その食事で補う幸福感が、結果的にメイジの為になる。…これは理想であって、そう簡単にいく話でも無い。恐らくそれを分かっていて、上層の奴らの圧力を受け、笑われながらも、自身の信念を貫き研究を続けているのだろう。彼女の真剣な思いとその眼差しには、心が動かされるようだった。いつもなら茶々を入れてしまう所だが、話に聞き入った様子で力強く頷き、話し終わったところで)
……そうだな、上層の権力者からしたら、どうだっていいだろうな。今の地位にしがみつくので必死で、この世界の未来なんか見ちゃねえんだ
(彼女の描く立派な夢を笑う権力者達に対して怒りを滲ませ、語気を強める。ただ、ここで喚いた所で何の為にもならない事も分かっているので、怒りを鎮めるように一息付けば、いつもの軽薄な口調に戻り、くいっと口角を上げて)
一目見た時からヤバそうな奴だと思ってたけどよ…、ヴィー、お前やっぱヤバいな。最高だ

120: ヴィオレット [×]
2021-10-24 14:25:48

うふふ、お褒めに預かり光栄だわ。何事もちょっとくらいアブナイ方が魅力的でしょ?
(こちらもマジメな口調から冗談めいたいつもの明るい口調に戻り、彼に合わせるようにそう告げてにこりと笑顔を浮かべる。そして、丁度タイミングを見計らったかのようにポーン、と音が鳴ってエレベーターが止まり、扉が開かれた。一足先にエレベーターを下りてから振り返り、目の前の空間を手で指して)
さあ、着いたわよマックスちゃん。ここがアタシの研究施設、その本丸部分。如何にもな感じでしょう?
(立ち並ぶ精密機械の数々、幾つものモニター、机の上には書類が山積み。まさに多くの人が思い浮かべる研究所と言った風貌だろう。そして、そのさらに向こうには強化ガラスで出来た大きな窓が存在し、向こう側の大部屋が見えるようになっている。これまた機械仕掛けになっているその空間には床にパイプのような電子の線が通っており、時折脈打つように光が通過する。そして壁には幾つかの扉があり、小さいものから大きいものまで様々で)
向こうの部屋は実験場よ、外から捕まえてきた汚染生物を観察する為の空間ね。そして、貴方の戦場でもある。頑丈さは折り紙付きだから、派手に暴れても大丈夫よ。万が一壊しちゃっても報酬金を減らしたりはしないから安心してちょうだい?

121: マックス [×]
2021-10-24 19:48:33

ああ…如何にもだな。でも嫌いじゃ無いぜ、こういうの
(扉が開かれ、彼女が指した無機質な機械類がひしめく典型的な研究室を、軽く一周して眺めまわして。機械弄りは好きな方で、修理依頼はよく引き受けていた事もあり、今まで見た事も無い精密機器に興味津々。しかし、その中で最も目を引いたのは、やはり、大きな窓の先の実験場で、彼女の話を聞きながら窓の目の前へと辿り着く。一見ただのガラス窓にしか見えないそれは、強度は折り紙付きだと言う。手指の関節でコンコンと叩いてみながら、「それじゃ遠慮無く暴れるけど、半壊までは許せよ?」と放言して。そして室内の壁に目を向けて、大小様々な扉を指差し)
それで例のデカブツは何処だ?あのデカい扉から出てくるとか…じゃないよな
(実験場は広く、自分のいる位置からその扉までそれなりに距離があるはずだが、それでも扉は自分の背の2、3倍はあるように見えて。流石に大き過ぎないかと若干引き気味に、失敗作達は何処かと尋ねて)

122: ヴィオレット [×]
2021-10-25 18:33:54

そんなに怖がらなくても大丈夫よ?あの子達が出て来る時に詰まっちゃわないように、あそこにある扉はぜーんぶ大きめに作ってあるの。実際は…んー、そうね、マックスちゃんの頭一つ、二つ分くらい上かしら
(両手を使って大きさのジェスチャーをしつつ、実物はそれほど大したものではないという意味でそう告げる。まあ、ワニやイノシシが自分の目線より高い大きさを持つ事はまず無い話なので、彼の態度も納得の範囲なのだが)
ま、見た方が早いわね。それじゃ、Aからお披露目しちゃいましょう
(ちょっと待っててちょうだい、と告げてから実験場の操作制御をするための端末の前に向かう。慣れた手つきでキーボードを叩いていくとモニターの一つに文字が表示されては次々と流れていき、『GATE OPEN』の文字が最後に表示されると同時に、ビーッ、という電子音がして実験場の扉の一つがゆっくりと開かれ始めた。その扉の先にある暗闇からのそりのそりと出て来たのは、汚染生物Aこと巨大ワニ。およそ生物の持つ色とは思えない毒々しくも鮮やかな青色をした鱗と、体格に見合った大きな口をがぱりと開く。そこに並んだ無数の牙は凶悪そのもので、そこから放たれた空気を震わせるような凄まじい咆哮は並大抵の動物は震えあがって動けなくなるだろう。「あらあら、相変わらず元気ねぇ」とやんちゃな子供を相手にしているかのようにくすりと笑みを浮かべて)

123: マックス [×]
2021-10-26 22:57:28

どう見たって、俺達が捕食される側じゃ?それと、アイツの肉を食いたいとは思えねぇな
(扉から出てきた汚染生物Aは元来のワニとはかけ離れた体格と色味の鱗を持ち、見た目だけでも充分な迫力で、口を大きく開けて吼える姿は、人間など一飲みで簡単に捕食されてしまいそうだ。色味的にもあまり食欲は唆られないと正直な感想を述べ)
さてと、どうやって仕留めてやるか……
(両手を擦り合わせれば、腹と太い尾をずって歩き回るAを食い入るように観察し始めて。1番簡単なのは爆発物を部屋に放り込んで木っ端微塵にしてしまう事だが、それをせず倒したい為に依頼されたはず。それを踏まえてもう一度考え直す。Aがデカいだけのただのワニだと言うのなら、あの鋭い牙を剥いた口とギョロギョロと動く目を封じれば、時間も然程かからずに仕留められる、はず。汚染生物Bのイノシシの実物はまだ見ていないが、2体を相手にしたとしても、門限の18時には間に合うだろう。しかし、それもこれも武器が無ければ実現は不可能。仕事をとりに来ただけなので、まさか戦闘になるとは思っておらず、完全丸腰状態。「なあ、何かねぇの?武器でも何でも。」と彼女の方を振り返り、何かしら武器になる物を要求して)

124: マックス [×]
2021-10-26 22:57:29

どう見たって、俺達が捕食される側じゃ?それと、アイツの肉を食いたいとは思えねぇな
(扉から出てきた汚染生物Aは元来のワニとはかけ離れた体格と色味の鱗を持ち、見た目だけでも充分な迫力で、口を大きく開けて吼える姿は、人間など一飲みで簡単に捕食されてしまいそうだ。色味的にもあまり食欲は唆られないと正直な感想を述べ)
さてと、どうやって仕留めてやるか……
(両手を擦り合わせれば、腹と太い尾をずって歩き回るAを食い入るように観察し始めて。1番簡単なのは爆発物を部屋に放り込んで木っ端微塵にしてしまう事だが、それをせず倒したい為に依頼されたはず。それを踏まえてもう一度考え直す。Aがデカいだけのただのワニだと言うのなら、あの鋭い牙を剥いた口とギョロギョロと動く目を封じれば、時間も然程かからずに仕留められる、はず。汚染生物Bのイノシシの実物はまだ見ていないが、2体を相手にしたとしても、門限の18時には間に合うだろう。しかし、それもこれも武器が無ければ実現は不可能。仕事をとりに来ただけなので、まさか戦闘になるとは思っておらず、完全丸腰状態。「なあ、何かねぇの?武器でも何でも。」と彼女の方を振り返り、何かしら武器になる物を要求して)

125: ヴィオレット [×]
2021-10-28 00:44:42

言ったでしょ?失敗作だって。使用した薬品があの子達の体内で化学反応を起こして、とってもギラギラした見た目になっちゃったの。あれを食べたいと思うのはゲテモノ専門の美食家ぐらいね
(彼の言葉も最もだと言わんばかりにそう告げては、実験場を我が物顔でゆっくりと歩き回るAを眺める。彼も同じようにAを観察しているようで、呟かれた言葉は勝算を感じさせるもの。うんうん、と満足そうに頷きながら、一体どのようにして実力を見せてくれるのだろうととても楽しみにしていると、不意に『武器は無いのか』と聞かれ、あからさまに驚いた表情を浮かべて)
あらやだ!アタシはか弱い研究員よ?武器なんて物騒なもの置いてあるわけないじゃないの!…って、言いたかったんだけどねぇ
(はぁ、と心底嫌そうな溜め息を吐いた後、コツコツとヒールの音を鳴らしながら実験場とは別の扉へ向かう。手動になっているそこは鍵もかかっておらず、おもむろにそこを開ければ、倉庫という名の『いらない物置き場』になっている部屋の中はおおよそ武器と言える物品が大量に保管されており)
刃物は沢山あるし、型が古いのばかりだけれど大抵の銃火器もあると思うわ。アタシにはよく分からないし興味も無いから、何があるかはマックスちゃんが直接確かめてちょうだい。幾らでも好きに使ってくれていいし、壊しちゃっても全く問題無いわ。…あ、もし気に入ったのがあればあげるわよ?追加報酬にしちゃう?

126: マックス [×]
2021-10-29 22:09:34

おいおい、物騒な物しかねぇな!…いいのか?まじで使わないなら遠慮無く貰ってくけど、とりあえず、すぐ使えそうなヤツ探すか…!
(自ら『か弱い研究員』と称するのは疑問が残るが、倉庫内の大量の装備に目を見張り、興奮した様子で述べて。やはり血には抗えないようで、その様子は新しいオモチャを与えられた子供のようにも見える。そして、物品の一つ一つを手に取って見ていると、刃物は一般的な果物ナイフから軍用ナイフまで、銃火器も護身用の拳銃から狙撃銃まで、多種多様に取り揃えられていた。それらの中には確かに年季の入った物も見られるが、どれも前線で活躍していた武器や装備ばかりで、失敗作達にも十分に通用するだろう。ただし、どれも全く手入れがされていないようなので、今すぐに使えそうな物は無いか吟味する。ナイフは刃こぼれがないか確認し、左右の手で持ち替え、銃を手に取れば、グリップの感触を確かめ、照準を合わせ、マガジン交換、また照準を合わせて、と流れるような所作で。そして選び抜かれたのはコンバットナイフと散弾銃にマグナム銃。それらを眺めていると、いつの間にか仕事の顔に移り変わっていて、選別した武器の調整をしながら)
…奴らがデカいだけのただの獣なら、武器はこれで十分だ。後はあの口を塞げればパーフェクトだが、人力じゃどうしようもねえな。…まあ、そこは何とか上手くやるさ。
(それから埃を被り少々カビ臭さもするが、無いよりかはマシな筈の防具とその他諸々を身につけ、それらに被せていた大きな布を持てば装備は完璧で。彼女の方を振り向き「OK、準備できた。」と告げて)

127: ヴィオレット [×]
2021-10-31 22:28:56

ゆっくり選んでちょうだいな。どのみちアタシには不要だもの
(倉庫内部に乱雑に並べられた多種多様の武器を見て回る彼は非常に楽しそうで、そのはしゃぎようは正に子供のそれ。自分には武器の良さなど全く理解出来ないが、喜んでもらえたのならそれはそれで良いことだ。言い方は悪いが、いらない物の処分も出来て一石二鳥と言える。ただまあ、興味が無さ過ぎて手入れどころか整理整頓すらまともにやっていなかったために、もしかしたらダメになっているものが幾つかあるかもしれないが、それに関しては目を瞑って貰おう。そうやってしばらく彼が武器を吟味してい様子を眺めていると、お眼鏡に叶ったものを揃えたらしい彼が戻ってきた。普段の所作を見ていれば戦える人間であることは分かるが、武装しているとそれが顕著によく分かる。あれだけ豊富な武器を目の前にして、自分の実力を把握した上での最適な装備を選べる人間はそこまで多くは無い。普通ならあれもこれもと欲張ってしまうものだからだ。これは本物だと、嬉しそうに笑顔を浮かべて)
あら、なかなかカッコイイじゃない!上層の兵士なんかより何倍もステキに見えるわ。頑張ってね、命を落とすような無理だけは禁物よ?
(再び多数のモニターの前まで戻り、キーボードを叩いて実験場の扉を開く。彼がそこをくぐって中に入ったのを確認してから、再度キーボードを叩いて扉を閉める操作をする。それから、マイクのスイッチをオンにしてそこから実験場内部に呼び掛けて)
必要無いかもだけど、アドバイスを一つだけ。あの子、見た目はギラギラしてるけどおくちの中はピンク色で可愛いでしょう?それに、とっても『柔らかそう』よね。おくちを塞げばっていうマックスちゃんの考えもいいと思うけど、アタシはハイリスクハイリターンの方が断然好みだわ

128: マックス [×]
2021-11-05 23:52:33

見た目だけじゃねえって事を証明しないとな。ああ、気をつける
(自分の姿を褒められれば、次は実力を示さなければと意気込み、無理はしないと頷く。実験場への扉が開かれ、場内へ入る。獣臭さと殺気の溢れる場内に、彼女のアナウンスが響いて)
無理させたいのかさせたくないのか、どっちだ?…ああ、確かに柔らかそうだな。ま、俺の手にかかれば、"ノー"リスクハイリターンだけどな
(アナウンスを聞き、餌のダミーにならないかと思い持ってきた大きめの布を捨て、アドバイスに乗った事を告げて。Aを侮っている訳では無いが、自分の力に自信がない訳でも無く、この討伐も難無く完遂させられると考えての強気な発言で。餌の匂いを嗅ぎ付けたAが此方を振り向き、大きな口で吼える。場外で聞いた時とは比べ物にならない迫力と、鼓膜だけで無く体全体がビリビリと震えるような声量に、思わず上がっていた口の端が引きつる。これは気を引き締め直した方が良いなと考えるやいなや、Aは地響きを立てて此方へと向かってくる。即座にマグナム銃をその顔に撃ち込むが、やはり1発や2発では効果は無いようで、硬い皮膚と骨格に阻まれてしまう。そのまま突っ込んで来るAを、慌てて避け、また距離を取る。標的に逃げられ壁に体当たりをしたAは、崩れた体勢を起こして、今度は怒り狂ったような咆哮と共に餌へ一直線に走り出す。しかし今度は弱点の口を大きく開けていて、これはチャンスだと、持ち替えた散弾銃を構えれば、大きく開かれた的に迎撃。彼女のアドバイス通り、1発でその動きを怯ませる事ができ、閉ざされる前に追い討ちをかける。悶えて体を揺らし顔を上下左右に振る動きに照準を合わせ、口内が見えたタイミングで命中させる。これだけ当てれば、残り体力も僅だろうが、死際までその獰猛さは衰えず、また体当たりをする勢いで向かってくる。素早く装填をして、至近距離で口内から脳天を狙い、とどめだと撃ち込んで。ほんの数メートル前でその動きを止めたかと思えば、ドシンと音を立てて力無く床に崩れる。完全に動きが停止した事を確認し、「お前も中々の迫力だったけど俺のが一つ上だったな」とAの奮闘に敬意を表すように言えば、鼻先に軽く触れてから、ヴィオレットが見ているガラス窓の方に向かう。対面から討伐完了まで、体感時間は数分程度しか経ってないように感じた。今では程良い緊張感から解放され、こんなに大きな獲物を仕留めたのは人生で初めてだと、高揚感が湧いていて)
……俺ってハンターの才能あり?世界一のワニハンター・マックス、ってな。今の仕事より稼げるかもな
(これだけ大きな的で外す事は無いし、自分的にはかなりの手応えで、とどめを刺せると確信していた。しかし、周りから見れば、あわや大惨事の状況にハラハラしているだろう所に、くつくつと笑い冗談を言う為にわざわざ窓の方へ近づいて)


(/何の連絡もせず、お返事が遅くなり大変申し訳ありません。また返事が遅れるような事があれば、出来るだけ前もってお知らせします…!
明日以降はまた基本的には1-2日1回のペースでお返事可能ですので、今後も何卒よろしくお願いします…!)

129: ヴィオレット [×]
2021-11-06 15:42:49

(窓越しに繰り広げられた光景は、まさに驚愕の一言に尽きた。腕が立つだろうとは思っていたけれど、まさか本当にノーリスクハイリターン…一切傷を負わずにAを倒してしまうなんて思っていなかったからだ。確かに口内が弱点だというアドバイスはしたけれど、それにしたって最後のあの至近距離からの狙撃はあまりにも心臓に悪く、一歩間違えれば噛み砕かれていたかもしれない。自分でさえこんなにも緊張してしまったのだから、もしもこの場に彼の知り合いがいたなら目を回して倒れていたのでは。勇気と度胸が備わっているのは良いことのはずだが、心配する他者からすれば悪いことにもなるのだなと新しく発見をしつつ、マイクのスイッチを再びオンにし、窓越しに彼に笑いかけて)
ごめんなさいね、マックスちゃん。アタシってば随分と貴方のことを見くびっていたみたい。上層の兵士の何倍も、どころじゃない。比べることすら失礼になっちゃうわね
(自分が見つけたのは想像以上、想定以上の逸材だった。自分の足で探した甲斐があるというものだ。彼ならばBも簡単に倒してしまうだろう。そして、一番の問題児であるSもひょっとしたら…。そんな期待による笑みが口元に浮かんで)
さあ、次はBがお相手よ。相手に合わせた装備の持ち替えや補充が必要でしょう?こっちに戻ってらっしゃいな
(そう告げるなりキーボードを操作し、実験場の扉を開いてこちらに来るよう促す。その間にも操作を続け、天井から降りてきた機械のアームにAの死骸を回収させて)



(/いえいえ、お気になさらず!リアル優先は当然のことですので!待つのは得意なので、どうか気負わずに無理だけはしないでくださいね。こちらこそ改めてよろしくお願いします!)

130: マックス [×]
2021-11-07 23:55:28

そこまで褒められると照れるな…。アイツはデカイし、動きも然程早く無いから、度胸があれば誰でもやれるぜ?多分な
(自分から煽っておきながら、いざ褒められると気恥ずかしさの方が勝ってしまい、後頭部を掻き、今更ながら謙遜するような発言をして。ただ、第一関門を突破し、彼女に自分の実力を認められた事には一安心していて。笑みを浮かべて戻るように促されれば、回収されるAを軽く見届けてから実験場を出ながら)
Bはイノシシだったな。今度は何色だ?緑?赤?
(Bも派手な色の体毛なんじゃないかと予想し、暗に次のターゲットを出すように伝えて。そして、先程の物置で装備を整える前に彼女の隣に立てば、モニターに触れないように両手を着き、丁寧に回収されていく様子を眺めて。先程の戦闘で、何となく巨大汚染生物との戦い方が掴めた気がしていて、次はどう対峙すべきかイメージを膨らませる。しかし、原生生物のイノシシさえ狩った事も無いのだから、本物がどのような動きをするのか、Aと同様に、一度はこの目で見ておく必要があり、登場まで待ちきれないといった様子で。それに加えて、やはり心の何処かでブランのことを心配に思っていて、それが早く片付けてしまいたいと、やや焦る気持ちとして現れ、「ほら、どんどん行こうぜ」とBを出すように急かし)


(/そう言って頂けると助かります…!!ありがとうございます…!!)

131: ヴィオレット [×]
2021-11-09 01:45:27

もう、マックスちゃんたら急かさないの。せっかちな男は嫌われちゃうわよ?
(口ではそう言いつつ彼の要望通りにキーボードを叩いて操作をし、二つ目のゲートが開く。…のと同時に、暗闇の中から突進してきた巨大な影。それは真っ直ぐにこちらに向けて弾丸のように駆け、ドゴォンッ!!!という大きな衝突音と共に止まった。強化ガラスという名の障害物に阻まれた為だ。ぶしゅーっ、というなんとも荒く大きな鼻息を零すそれこそが、汚染勢物B。全身真っ黒な毛に覆われた体は所々濃い紫色と赤色が混ざっており、口元から曲線を描くように生えた灰色じみた二本の牙がなんとも勇ましく恐ろしい風貌である。いつ見ても迫力のある顔だと呑気に感心しながら)
あらあら、いきなりサービス精神旺盛ねぇ。そんなにマックスちゃんに会いたかったのかしら?
(もちろん、Bがこちらを認識して攻撃してきたわけでは無い。動物が興奮状態になれば暴れ回るのと同じように、ようは閉じ込められていた間のストレス発散に走り回ってぶつかっているだけに過ぎないのだ。現にBはすぐにその場を離れ、別の壁に突進をして激突を繰り返している。その度に部屋全体が少し揺れているのをさほど気にした様子も無く解説を始めて)
見ての通り、この子は突進力と機動力がハンパ無い子よ。あんな大きい体であの速度を出せるのって結構すごいことよねぇ、Aが可愛く見えてきちゃうんじゃない?

132: マックス [×]
2021-11-12 18:13:18

ちょっ、大丈夫なんだよな?なぁ?
(目の前のガラスが割れる事は無いと分かっていても、猛スピードで迫りくる巨体と彼女の澄んだ顔を慌てた様子で交互に見て。気付けば強化ガラスに突撃し、書物で見た蒸気機関車のように鼻息を振り撒いていた。その様子に感心というより、呆れて溜息混じりに、「あんまり歓迎されてる感じはしないけどな」 と場内を駆け回る様子を眺めて。これでは食料にするには程遠く、もはや生物兵器。Aの迫力もかなりのものだが、Bはそれを上回り、先程のように一筋縄ではいかなそうだ。部屋が揺れているのも気にせず、可愛い我が子について解説を始めるので、その話に耳を傾けながら、目ではAの素早い直線的な動きを追って)
あれはハンパ無さ過ぎるだろ…。ああ、Aが可愛くて仕方ねぇよ。ペットにしたいぐらいだ。
(あの突進ぶりを見れば、身体の丈夫さは分かるし、あのスピードについて行くのも、口内を狙うのも牙が邪魔をして難しそうだ。突進力、機動力に対応ができ、強靭な身体を貫く威力がある武器が必要そうだ。そして弱点に一点集中で攻撃することが、巨大汚染生物を仕留めるコツだと、先の討伐で学んだ。ある程度観察したところで、また物置きへと向かいながら、そいつの弱点を問いかけて)
Bに何か弱点は無いのか?弱点になりそうなものなら何だっていい、美人に目がないとかな

133: ヴィオレット [×]
2021-11-13 16:02:26

ふふ、アレをペットにするなんてなかなか刺激的ね。案外上層連中のウケはいいかもしれないわ
(そう、評価されるだろうと分かるからこそ、上層の兵士に依頼を出さず、下層で手伝ってくれる人材を探していたわけなのだが。まあその辺りは今話しても仕方が無いので胸の内だけに留め、Bの弱点について聞かれたので顎に手を当てつつ少し考える素振りを見せて)
そうねぇ…見て分かると思うけど、Bは直線的な動きが多いでしょう?曲がるにしても何かにぶつかってからだし、良くも悪くも一直線。真正面からの正攻法じゃ到底落とせないけど、ああいう子は横からちょっかい出されるやり方に弱いものよ。ほら、全力で走ってる時に足を引っかけられちゃったら、誰だって避けられないし派手に転んじゃうじゃない?
(要約すれば『体の横側を叩いて動きを封じろ』というシンプルな意味だが、あの突進力を避けられる敏捷さと、障害物にぶつかった後に出来る僅かな隙を突いてカウンターを仕掛けられる反射神経が最低限必要になってくる。しかし、先程のAに対する彼の動きを見ていたのでそういった能力面は今更疑っていない。次はどんな立ち回りを見せてくれるのだろうという楽しみすらあって、にこにこと笑みを絶やさずに「さ、マックスちゃんの次のパートナーを選んだら、始めましょ」と告げて)

134: マックス [×]
2021-11-14 02:12:17

アイツに足を引っ掛けたら、俺の足が吹っ飛びそうだけどな。なるほどな、コレでやるしか無えか…。
(彼女から告げられたアドバイスは、見た通りの至ってシンプルかつ高難度。もっと簡単に仕留められる弱点を期待していたが、やはりそう旨い話があるはずも無く、諦めたような顔と口振りでライフル銃を選び出して。Bの動きを観察している時点で既に決まっていたが、助言を聞いても、次のパートナーはこれが最適だろうという考えは変わらなかった。罠を仕掛けようかとも考えたが、何度も仕掛ける暇は無いし、残念ながらBのパワーに耐えられる罠になりそうな物資は見当たらなかった。先程持ち込んだ装備は全て身から外し、ライフル銃一丁を入念に調整し始める。Bと対峙した時に求められるのは、瞬発力や反射神経は勿論のこと、もう一つ重要になってくるのが持久力だ。Aと同様にBも一発で倒れてくれるほど柔ではないはずで、あの突進を何度も回避することになるだろう。無駄な装備を全て脱いだのは、体を軽くして素早さを上げ、体力消耗を最低限に抑える為だった。)
次はスピードとスタミナに全振りだから、防御力はほぼゼロだ。そもそも防具があったとしても、アイツの前じゃ無意味だけどよ。もし俺が吹っ飛ばされたら、そん時はよろしく頼むぜ?……よし、パートナーも準備万端だ。いつでも行ける
(口調は普段と変わらず軽薄だが、眼差しは真剣そのもので、調整している間は片時も銃から目を離さずにいた。そして調整を終えれば、やっと彼女の方を見て扉を開けるように促して。扉が開くまでの間、軽く足踏みをしたり、屈伸や伸脚で筋を伸ばし、全力で駆け回るための準備も整えて)

135: ヴィオレット [×]
2021-11-15 16:33:10

ええ、了解したわ。マックスちゃんも、いざという時はあの子を倒すよりも生きる方を優先するのよ?一発クリアしろだなんて言ってないんだし、何度だってリスタートすればいいわ。それに、妖精ちゃんを悲しませるのはアタシも本意じゃないもの
(彼の身近にいるらしいメイジの事を示唆しながら、とにかく生き残ることを優先しろという激励を飛ばす。しかし、口ではそう言っておきながら、きっとその『いざという時』は訪れないだろうとも思っていた。いわゆるオンナの勘というやつだ。それでも万が一に備えておくのは研究者の基本であるので、彼を逃がす、あるいは生き残らせる為のサポートをする方法はきちんと用意してある。少しも心配していないという風に笑顔を浮かべて見せては、Bが奥の壁に突進したタイミングでキーボードを操作し、再び実験場への扉を開いて彼を中へと導き「いってらっしゃい、今度もカッコイイ所が見られると期待してるわ」と手を振って)

136: マックス [×]
2021-11-23 00:19:55

(既に全意識がBに向いていたせいか、"妖精ちゃん"について触れられても気にせず、寧ろ存在を肯定するかのように「ああ、分かってる。」と一言を返事をして。つい口を滑らせてしまった事に気づくのは、早くともBを倒してからだろう。タイミングを見計らって場内へと移動すれば、Bとの戦いの火蓋が切られた。早々に此方の気配に気付いたBが振り向き、床を蹴り上げる動作をした後、一直線に突進してくる。同時に、その直線上から横に避けて、Bが壁に激突する瞬間まで全力で走って、出来る限りの距離を取る。しかし、Bのスピードにはどうやっても勝てず、目指した位置に辿り着く前に背後で衝撃音がしたので、急ブレーキをかけてすぐさまに振り向き、照準器を覗き込んで。悠長に頭部を狙う暇も無く、少しでもダメージを与える事を優先して、巨体に一発撃ち込むと、体の側面に命中。その瞬間は若干よろめいたかと思われたが、先例通りにたった一発では仕留められず、血走った目で此方を睨みつけて、次の突進をかましてやろうといきりたつ。それから暫くは、壁にぶつかる衝撃音と銃声のみが場内に響いていた。全力で走り、止まって、狙いを定めて、撃つ。現役時代に似たような訓練をしていた事を思い出しつつ、ギリギリの攻防を繰り広げ、7発目にとうとう決着がついた。激突によるダメージもあってか、思いの外早い決着だった。最後にはドスンと大きな音を立てて横たわり、あれだけ威勢の良かったBもぴくりとも動かなくなった。討伐完了を確認すれば、深く息を吐き体の力みを緩ませ、肩を落としダラッと銃を持った両腕を下に伸ばして)
っはぁー…やっとくたばったか……、こりゃカッコイイとは言えねぇな…
(全弾命中、しかも後半は頭部や頸部など急所にヒットさせていて、体力的にというより、精神的に疲労を感じていた。今回は特に見せ場も無かったのに、汗だくで荒い呼吸をする自分が窓に反射して見え、その様子が実年齢より5,6歳老けているように思えて、自嘲気味に笑って。また機械が汚染生物の回収を始めるだろうからまずはこの場を出ようと、息を整えて、額の汗を拭いながら出口へと向かい、外の彼女に扉を開けるように出入り口を指さして。)

137: ヴィオレット [×]
2021-11-24 01:47:09

(やはり勘は正しかった。見た目はAの時と比べれば華やかさも派手さも無い地味で単調な泥臭い戦いだったかもしれない。けれど、命のかかった戦いにそんなモノを求めるのは上層の悪趣味な連中ぐらいだろう。そんなどうでもいいことよりも、自分の依頼に全力で取り組み、達成してくれたという事実の方がよっぽど自分にとって価値があったし、純粋に素晴らしいと思った。ついつい口元に笑みを浮かべてしまいながら、彼の要望通りキーボードを操作して実験場の扉を開く。同時にアームも動かしてBの回収作業を始めて)
お疲れ様。とってもカッコ良かったわよ、マックスちゃん
(彼がこちらに戻って来るなり開口一番にそう告げ、パチンとウインクを決める。今の言葉は嘘偽りのない本心である。彼は自分の好みでは無いけれど、確実に人を惹き付けるタイプだろうなと少し下世話な事をこっそり考えながら、ぱっと笑顔を浮かべつつ両手を合わせて)
これで『前座』の依頼は全て完了ね、素晴らしいわ!その日の内に二体共倒してくれただけでなく、怪我一つ負ってないなんてすごいじゃない!これは報酬金もちょっと上乗せしてあげないといけないわね。さっき言った通り、倉庫の武器もマックスちゃんが欲しいなら好きなだけ報酬に加えてあげる。ああ、それと…
(そこで言葉を一旦切り、明るい笑顔から何処か含みを持たせる笑みに切り替わる。彼に自覚があるかどうかは分からないが、自分の言葉に対しての彼の返事をこちらはきっちりと覚えているのだ。もう誤魔化しようが無いぞと言わんばかりに口を開いて)
ね、マックスちゃん。貴方からの信用もそこそこ得られたと思うのだけど…妖精ちゃんのこと、きちんと話してくれる気になったかしら?

138: マックス [×]
2021-11-28 01:01:44

(カッコ良かったと褒められ、自分としては納得いかない部分もあったが、素直に受け取っておこうと「そりゃどうも。」と肩を竦めて。そして報酬について話を聞きながら、また彼女の隣に戻り回収作業の様子を眺め)
報酬金上乗せ?まじかよ!…いいや、やっぱいい。凄えありがたい事だけど、俺は最初の額で十分だし、追加分はアンタの立派な研究に回してくれよ。あ、武器は頂いてくぜ
(まさか怪我をしなかっただけで、追加報酬が出るとは思っておらず目を見開き、少し間が空いて、今度は首を横に振り追加報酬は要らないと。上乗せも気持ち程度だとは分かっているが、初めに提示された金額でも、今後も仕事があれば問題無く生活が出来る金額で、そこに上乗せとなるとむしろ持て余して、煙になり消えてしまうのがオチだろう。それなら彼女の研究費に充てた方が、ずっと有益な使い方だし、将来的にはブランの為にもなる。ただ、武器は遠慮なく頂いていくつもりで一言付け加えて。さて持ち帰る武器を選ぼうかと窓から倉庫へと振り返った矢先、"妖精ちゃん"という単語が飛び出してきたので動きを止める。数十分前の会話でうっかり口を滑らせてしまったような…。ぼんやりと思い起こしては、しまったと溜息を吐く。彼女の笑みからも感じられるように、今更誤魔化しようが無く、簡潔にブランについて話し始めて)
妖精ちゃんな…、何日か前、仕事に行った先で出会ったんだ。その仕事の依頼主が上層のやつなんだが、その依頼主にアイツの家がバレて燃やされちまってよ…。それで今はうちで匿ってる。つい最近の事だからアイツの詳しい事は俺も知らねぇけど、唯一の身内で師匠のメイジが7年前に失踪してるって
(よくよく考えたら、ブラン自身の事をまだ深く知らなかった。彼女に伝えられることと言ったら、何故家にいるのかと、仲間がいたらしいという事ぐらいだ。メイジに関する研究を勧められる彼女なのだから、もしかしたら失踪した師匠についても知っているかもしれないと、一応その特徴を述べて)
その師匠について知ってることも、黒髪銀目って特徴だけでよ。探してやろうにも中々な…。なにか知ってたりしないよな?

139: ヴィオレット [×]
2021-11-30 20:12:43

あらそう?別に遠慮なんてしなくていいのに…まあ、善意も過ぎればただの押し付けね。分かったわ、武器の件も勿論いいわよ
(てっきり喜んで受け取ってくれるとばかり思っていたのに、意外にも彼は報酬金の上乗せを断ってきた。しかし、ちゃっかり追加報酬である武器は遠慮なく受け取ろうとする辺り、謙虚なのかそうでないのか。けれど、少なくとも彼は自分の研究内容をくだらないと言うことは無かったし、それに勤しむ理由を聞いても意見は変わらなかった。それは今も継続しているようで、やはり賛同者がいてくれるというのは嬉しいものである。彼の言葉を尊重して、より一層研究に励むことにしようと決めた。そして、『妖精ちゃん』についても彼は観念したようで、その口から語られた経緯に少し眉を下げて)
成る程ね。今時珍しくない経緯だけれど、家を燃やされたっていうのはなかなかキツイわねぇ…着の身着のまま、何も持ち出せたりしなかったんでしょう?妖精ちゃんに同情しちゃうわ
(メイジにとっては日常茶飯事とも、当然の顛末とも言えてしまうのが悲しい所だ。むしろ、ノーマルでありながらメイジに余計な偏見を持っていないらしい彼に助けて貰えただけ、そのメイジは幸運な方である。…けれど、思い出ごと全て焼き尽くされるというのは、想像を絶するほどの辛さに違いない。その子が望むかどうかは別として、そろそろ彼にも自分の『裏の研究』の話はするべきだろう…と、頭の中で話の順序を組み立てていた所で、彼の口から出た『黒髪銀目』というワードに「…えっ?」と明らかに驚いた様子を見せて)
ちょ、ちょっと待ってちょうだい!もしかして妖精ちゃんの名前、ブランだったりしない!?外見はそう、その黒髪銀目のメイジと正反対な感じで、白い髪と金色の瞳の!
(初めて余裕が崩れて慌てふためいた様子を見せながら、そんなまさかと思いつつも彼からの質問を質問で返すような形になり)

140: マックス [×]
2021-12-10 01:53:52

ああ…全くだ。
(彼女の言葉に同調し、やるせなさを表すように首を振る。連れてきた先がアクシスでは、助けた事になるかどうかも分からない。居場所を失った精神的なダメージはかなり大きいはずで、自分を恨んでいてもおかしくはない。しかし、そのような様子は殆ど見られないし、寧ろ現状を飲み込んで順応しているように見える。それなら自分も彼が前へ進むためのサポートをしなければいけない。彼の仲間を探す事もその一つのはず。少しずつ情報を集めて、どれだけ時間がかかったとしても、辿り着くまでは諦めない。今回も情報が得られる事はあまり期待はしていなかった。果てしなく遠いゴール、のはずが、彼女から返された質問によって、ゴール目前までワープさせられたようだった。こちらも突然の事に戸惑いながらも、間違いのないように丁寧に答えて)
は…?あ、ああ、そうだ。名前はブラン。白い髪で金色の瞳。あとは…顔は女に見えなくもないが、それを言うとすげえ勢いで怒る
(最後の一言は余計だと、ブランには怒られそうだけれど、名前と髪や瞳の色が同じ別人を話しているのかもしれない。そして、どうやら同じ人間を思い浮かべているようだが、ブランが言うには知り合いは師匠以外いなかったはず…もしかして…、と顎に手を当てて考えるような素振りをしてから、「師匠と知り合いか?まあいい、どういうことか教えてくれ。」彼女にその解答と解説を求めて)

141: ヴィオレット [×]
2021-12-10 22:13:44

(彼自身の口で質問を肯定され、さらに付け加えられた特徴は丁度アイツが可笑しそうに話していたことと合致する。まさか、こんな所で点と点が繋がって線になるなんて…世界は案外狭いのかもしれない。眉根を寄せながら思わず額に手を当て、溜め息を吐いて)
あー…どこから説明するべきかしら…確かにアイツとアタシは知り合いというかなんというか…はぁ、アタシったら柄にもなくパニックになってるみたい、ちょっと頭の中を整理する時間が必要だわ。マックスちゃんもお疲れでしょ?また明日、ここに来てくれるかしら。その時にアイツの話と、『本番』の依頼の話もしましょ
(たった一人で汚染生物を連続で二体倒したのだから、その分疲労も凄まじいだろう。慌てずとも自分は逃げも隠れもしないのだし、どうせならお互いコンディションを整えた最善の状態で話し合いたい。そんな考えからそう提案しては、あ、とふと思い出したように言葉を続けて)
もし良かったらなんだけど、妖精ちゃん…もとい、ブランちゃんも一緒に連れて来てくれないかしら?アイツの話をするなら身内本人もいなくちゃでしょ?勿論無理強いはしないわ、本人が拒否するようならマックスちゃんが代わりに聞いてくれればいいから
(『前座』の依頼分の報酬金が書かれた小切手と一緒に、片手に収まるサイズの小さな黒い箱を差し出して「もしも来てくれるようだったら、これを渡してあげて。これさえあればメイジだってバレずに上層まで来れるわよ」と笑顔を向けて)

142: マックス [×]
2022-02-17 19:12:47

(/背後のみの返信失礼致します。大変ご無沙汰しており、申し訳ございません…!言い訳になってしまうのですが、年末年始はコロナの影響もあり、仕事やら何やらに忙殺されておりました…。現在は時間的にも精神的にも余裕が出てきましたので、お返事させていただいた次第です。勝手は承知しておりますが、まだいらっしゃるようでしたら再開させて頂きたいです…!もしよろしければお返事頂けると幸いです。よろしくお願い致します。)

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