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ゾッコン☆ダーリン!(〆)/19


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自分のトピックを作る
■: 鬼娘 [×]
2021-09-05 10:06:47 




人の心が読める男子高校生
     ×
スーパーストーカー鬼娘

>1 設定など

──お相手様決定済です ☆ミ





1: 鬼娘 [×]
2021-09-05 10:08:08




《設定》
 生まれつき特殊な能力をもつ貴C。子供の頃は夏休みになると都会の喧騒から離れるために、田舎の祖父母の家へ遊びに行っていた。そこでいつの頃からか当Cと出会いよく遊ぶようになり、ある日鬼ごっこをして遊ぶことになった。貴Cが鬼役になり当Cを捕まえたまでは良かったのだが、実は当Cは鬼族の姫。鬼を捕まえるという行為は求婚を意味していたのだった。
 そんなこともすっかり忘れ高校に入学した貴C。そして当Cも貴Cを追い掛けて上京、同じ高校に入学したところで再会する。それまでに会えなかったのは花嫁修行を一生懸命頑張っていたから。
  ──鬼娘からのストーカーに悩まされる日々が始まる──

《世界観》
・現代日本が舞台。
・他にも雪女や狼男、魔女など、いろんな異種族が共存している。人間7割、異種族3割くらいの比率。
・人間の中にも超能力をもった人々がちらほら。
・年齢の重ね方は人間も異種族もそこまで変わらない。異種族のほうがちょっと長生き、くらいの感覚。

《内容》
ギャグコメ・ラブコメ・日常・ほのぼの




2: 不憫DK [×]
2021-09-05 12:08:05

(/トピ立て、およびご案内ありがとうございます!ユニークなトピック名に元気がもらえました笑。改めまして、よろしくお願いします!
当方の萌え萎えですが、募集でお見かけした設定は全て萌えますので、心配ないかと思います。早速ですが、男子高校生のpfを寝るにあたって鬼娘の背後様は苦手としてらっしゃる要素をお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか?)

3: 鬼娘 [×]
2021-09-05 17:46:55




(/ご足労いただきありがとうございます!ちょっと恥ずかしいネーミングになってしまったなと後になって思ったのですが、元気を与えられたようで良かったです。(笑) こちらこそよろしくお願いいたします!
萌え萎えについて承知致しました。ご丁寧にありがとうございます。それではストーカー鬼娘の軸は下記のままに、これから詳細なPFを作成して参りますね。此方の苦手な要素としましては、“あまりにも暴力的”とかでなければ問題ありませんので、思うままに自由に作成していただければと……!お手数ですがよろしくお願いいたします。)


《鬼娘》
純鬼族の姫/超絶美少女()/プロポーション抜群()/自覚している/自信過剰/ナルシスト気味/残念美少女/さらさら濃紺ロングヘア/色白/頭に小さい角がふたつ/一途/ストーカーしがち/空飛べる/怪力/貴Cの能力について知っているため、頭の中でわざとあんなことやこんなことを考えてはからかって遊ぶ/変態思考/方言/一人称:わらわ/貴Cのことは旦那様と呼ぶ

《不憫DK》
同級生のヒト/ダサ眼鏡/髪ぼさぼさでモサイ/ぼっち/生まれつき人の心が読めてしまう能力をもつ/そのせいで友人を作れずにいる/能力を悪用したりはしない善人/実はめちゃくちゃイケメン




4: 不憫DK [×]
2021-09-05 18:16:37

(/転載ありがとうございます!背後様の苦手なものにつきましても、了解しました。こちらも背後様の素敵な草案を元に、PFの作成に入りたいと思います!)

5: 鬼娘 [×]
2021-09-06 09:02:57




(/大変お待たせ致しました!下記に鬼娘のPFを載せておきますので、矛盾点や地雷等ないかご確認くださいませ。設定上、容姿をすこぶるよくして、中身はすこぶる残念な感じにして落としたかったので、自画自賛が凄く…。(笑) もっと控えめに!など、ご要望がございましたら訂正いたしますね。)


名前:鬼月みやび(きづきーーー)

性別:♀

年齢:15歳

容姿:身長167センチ。小顔、すらりと伸びた手足、しなやかな体躯。たわわ。
髪色は艶やかな濃紺。その長さは背中の中程まで。前髪は目にかからない長さ。毛先までしっかりと手入れが行き届いており、風が吹けばふんわりと優雅に波打ち、風が止めば何事も無かったかのようにさらりと元へ戻っていく。
大きな二重の目は己に対する自信に満ち溢れており、その目尻はやや上がっていて意志と我の強さを誇示している。瞳の色は、鬼族の中でも最強の血筋であることを証明する澄んだ金色。
透き通るように白い肌は、どこを切り取っても一点のくすみも見当たらない。
前髪の生え際には、肌と同色の小ぶりの角が控えめに2本生えている。
服装は、学校指定の制服(春:紺のブレザー・白の長袖シャツ・グレーと白のチェックスカート・淡い水色のネクタイ・黒靴下・黒のローファー)をきっちり着用。スカート丈は膝より下。

性格:自身の容姿が秀でていることを存分に理解しているナルシスト。その上やや自信過剰気味で周りからドン引かれることもままあるが、誰に対しても自己を貫き通すため裏表がない。
また、旦那様との幸せ家族計画を実現するための努力は惜しまない。方向性はおかしいが陰の努力家でもある。いつ旦那様が狼に変身しても大丈夫なように全身のケアは決して怠らないし、旦那様の好きなものを把握するため&虫がつかないよう警護するために日々ストーカーに励む。健気なのか何なのか。
どえらいポジティブ。旦那様にいくら逃げられようとも、色仕掛けが通用せずとも、めげずに次の作戦を練っては即行動。
旦那様激推し同担拒否。その他大勢に関しては全くといっていいほど興味がなく手厳しい。
一途。アピール過多なわりに逆に来られるとウブる。

能力:生まれながらの怪力の持ち主。普段は力を制御しているが、拳ひとつでコンクリを叩き割る程度のことであれば造作ない。イ◯バ物置よりも更に頑丈。
空も飛べる。羽が生えているわけでもないのに不思議。鬼族特有らしい。
相手の本質を見抜く力に長けている。

備考:一人称は「わらわ」。由緒正しい鬼族筆頭の娘。まだ幼い弟(溺愛)がひとり。実家はどこかの田舎。方言。
幼少期はヤンチャで髪も短く、服装も少年のそれ。当時なかなか跡継ぎに恵まれなかった父が意を決し、男子に施すものと同じ訓練を積ませていたのが原因。(その数年後に弟が生まれ跡継ぎはそちらに)どこからどうみても男の子にしか見えなかったのだが、旦那様は初見で自身を女と見抜いた上に女の子扱いをしてくれた唯一無二の存在。その時から恋するようになる。チョロイン。そこで鬼を捕まえると求婚する意を示す伝統行事を仕掛け……見事旦那様を罠に嵌めることに成功したのだった。父と弟は関係を認めたがらないが、祖母と母は応援してくれている。
華道・茶道・武道・料理・裁縫・礼儀作法……など。数年に渡り一通りの花嫁修行をこなした。
田舎から上京した現在は一人暮らし。山しか見たことがなかったため、世間との感覚にズレがみられる。
入学して早々に、見た目に騙された一部のマゾい輩により“みやび様ファンクラブ”なるものが設立された。
友達と呼べる存在は同級生の雪女ただひとり。
旦那様の能力を把握した上で、それを逆手にとって利用しては遊んでいる。




6: 不憫DK [×]
2021-09-08 02:17:48

名前:九段 夏樹(くだん なつき)

性別:男

年齢:15歳

容姿:身長170cm後半。遺伝的にまだまだ伸び代があるため、体格にあっていない大きめの制服を着せられている。上手に結べずゆるゆるになっているネクタイも伴って、全体的にモッサリとした印象。しかし手足は意外と長く、引き締まったスタイルの良い体格の持ち主。
髪は寝癖でボサボサになった黒髪。自分で適当に切っているためか、モッサリと頸辺りまで伸びている。重たい前髪で半分隠れた目を、更に瓶底メガネで隠しているが、その下には長い睫毛に縁取られた涼しげな焦げ茶色の目がある。
鼻筋はスッと高く、顎のラインはシャープ。見てくれさえ整えればイケメンの部類。
よく見ると骨張った色気のある手をしている。
また、やたらゴツいハイエンドヘッドフォンを常に携帯している。

性格:根は素直だが境遇のせいで少々捻くれており、天邪鬼な一面も。好きなものは最後まで取っておく派。
平穏と調和と動植物をこよなく愛する、ことなかれ主義。と、本人は自負しているが実際は損得抜きで他人のために頑張れるお人好し。
器用貧乏で、やろうと思えばなんでもなんとなくできてしまうことが多く、目立ちたくないため無意識に手を抜く癖がある。でも一度火が付くととことん突き詰めたくなるオタク気質。
会話はそつなくこなせるがドッと疲れてしまうタイプのコミュ障で、一人でいると楽だがそればかりでは寂しいと感じてしまうめんどくさい男。
押しにも異性にも脅しにも弱く、流されやすい。悪どいことをするほど肝も据わってない。しかし、一度懐に入れた人のためなら驚くほど大胆にもなれる。

能力:他人の心を読むことに特化した、精神感応(テレパシー)の一種だと考えられる。受信はできるが送信はできず、また任意に抑えることもできない。自分に向けられた思考はより大きくはっきり聞こえ、プライバシーの侵害なので滅多にやらないが、集中すれば隠された本音なども聞こえる。耳から聞いているわけではないためヘッドフォンをしても聞こえてくるが、雑音のように意識しないことは可能。

備考:父・母・猫のマリコさんの4人家族。両親は超能力など使えない普通の人間で、どちらも生物学者。フィールドワークが多く、ほとんど家にいないため実質猫のマリコさんと二人暮らし。
自身の能力に対して否定的で、読心術を使って相手が求める言葉をなんの苦労もなくかけられてしまうのは卑怯だと思っている。そのため、真の友情は一生得られないものだと諦め気味。逆に声が聞こえない動物は癒しで、将来は人里離れた場所で畜産でもしながら過ごしたい。よって、鬼の姫に婿入りするのも嫁にもらうのも断固拒否。俺の平穏を返せ。
見目の良さは隠しているつもりはなく、単にセンスがないだけ。近眼すぎて眼鏡がないと死ぬ。
好みのタイプは小動物系女子。もちろん彼女いない歴=年齢。
心が読めるならみんな一緒、という思考の持ち主で、異種族であろうと特別視しない。
鬼娘のことは鬱陶しがっているが、なんだかんだで憎めない。そのうち押し切られるんじゃないかと最近不安になってきた。あと"みやび様ファンクラブ"が怖い。


(/大変お待たせしました…!最高のpfを頂いてしまったのに、お返事遅くなってしまって申し訳ありません!みやび様のpfに修正をお願いしたいところは一つもございません。何度も読み返してしまうほど素敵でした…!こちらのpfにご要望、問題点がありましたらなんなりとお申し付けください。喜んで修正します!)

7: 鬼娘 [×]
2021-09-08 11:58:41




(/PFの作成お疲れ様でございました、そして素敵な優男君をありがとうございます…!夏樹君の好みの女の子のタイプが鬼娘とは真逆のもので、思わずにやっとしてしまいました。(笑) また、自然と席が近くなるように名前の語順なども意識していただいたりと、細やかな部分までご配慮くださり本当にありがとうございます!
不備などもございませんので、早速やり取りを始めていければと思います。これから絡んでいくのがとても楽しみです!

それではこの他に問題等ないようでしたら、次レスにて、某板様にて掲載しておりました入学式当日の初登校の場面から暫く日数が経過したあたりの場面描写を、此方から回させていただこうかと考えております。周囲も新しい環境に慣れ始めて、クラス内で少しずつグループが確立されてきているほうが、いろいろやりやすいかなと思い…!如何でしょうか?
ご質問等ございましたら、気軽にお尋ねくださいませ。)




8: 不憫DK [×]
2021-09-08 12:33:23


(/お褒めに預かり光栄です!投稿してから気付いたのですが、一つこちらの設定を追加し忘れてまして…!幼い頃の出会い(鬼ごっこの求婚)につきましては、指摘されたら思い出すという形で行こうかと思っておりました。既にみやび様から伝え聞いている体でも、これから思い出話をするロルに利用していただいても大丈夫です!

こちらこそ、これからのやり取りを心から楽しみにしています!絡み分も大変助かります…!お願いしてもよろしいでしょうか。時期に関しても(5月中旬から6月あたりかな?と想定しています)バッチリOKです。みやび様の未来の旦那様は相変わらず親しい友人も作らず、孤立気味になっているかと!

所々くすっと笑わせてくれる、流れるような背後様の文章が読めることを本当に嬉しく思います…。確認したいことができましたら遠慮なくお尋ねください!)

9: 鬼月みやび [×]
2021-09-08 20:04:47




(/こちらこそ初回を回すにあたって、その辺りをすっかり失念しておりました!ありがとうございます…!今の段階では、下記のような認識にしようかと考えております。
・夏樹君視点→約束を覚えていないため、何故こんなに迫られているのか意味が分からない。怖い。
・みやび視点→夏樹君も当然約束を覚えているものと思って接している。自分を遠ざけようとしているのは照れているからと、ポジティブに勘違い。
後々、夏樹君が本気で約束を忘れていることに気が付いたみやびから思い出話を吹っ掛けようと思うのですが、如何でしょうか?

諸々ご快諾くださりありがとうございます!早速ですが、下記に初回の描写を置かせていただきました。時期も入学してから1ヶ月半ほど経ったあたり(5月中頃)をイメージしております。
ロルの長さや形式は問いませんので、夏樹君背後様のやりやすいように回してくださいませ!
また絡みにくいようでしたら回し直しますので、遠慮なく申し付けくださいね。)


※。.:*:・'°☆


(おにぎりに甘い卵焼き、たこさんウインナー、鶏の唐揚げにポテトサラダ、きんぴらごぼう等々、この他にも多数の料理がテーブル上にずらりと並んでいる。全て今しがた作り終えたものだ。これらを3段分にも及ぶ豪華な重箱の隙間を埋めるようにして、バランスや彩りを考えながら、菜箸で器用に詰め込んでいく。…高校に入学して慣れない一人暮らしを始めてからというもの、毎朝早くに起床しては、こうして旦那様のために愛情たっぷりのお弁当を作っている。なんせこれは妻の務めだからだ。旦那様の好みに関してはまだまだ知らないことの方が多いけれど、これだけあれば何れかは旦那様のお口に合うだろうとの考えから、重箱3段にも及ぶ大作を1ヶ月半もの間、毎朝作り続けていた。
完成したお弁当を優美で落ち着いたデザインの風呂敷で包み、身に付けていたフリフリエプロンを外して椅子の背凭れに掛けると、風呂敷包みと通学鞄を持って玄関へ向かう。玄関に置いてある姿見で身嗜みを入念にチェックして、自身の美しさを再確認してから外へと足を踏み出し、そうして向かう先は当然──旦那様のご自宅である。登校前にお迎えに上がる…これもまた、妻の務めだからだ。)

(春らしいさっぱりとした朝の空気を感じながら、小鳥たちに混じって空を飛ぶこと数分。旦那様のご自宅の真上に辿り着いたところで、弁当箱の中身を崩さないよう注意を払いつつ、ふわっと玄関の前に舞い降りる。大丈夫、定刻通り。そろそろ旦那様が玄関から顔を出す頃合いだろう。
旦那様と同じ屋根の下で共に生活出来たなら、毎朝起こして差し上げるのに。寝起きの旦那様、さぞ愛らしかろうな…。今日のみやびはセクシーだね、なんて耳元で囁かれちゃったりしてお布団からなかなか出してくれんかったりして、それでそれで………きゃあーーっ!
──玄関の傍にて待機しつつ、ひとり悶々と妄想に耽っては表情をころころと豊かに変えて)




10: 九段 夏樹 [×]
2021-09-09 05:37:44


(どすん、と重量感のある衝撃を腹に受け、深い眠りから一気に目が覚める。ぼやけた視界に犯人である愛猫を映しながら、地を這うような唸り声で「お"はよ、マリコさ"ん…」と朝の挨拶を送るが、最愛の彼女は負けず劣らずのダミ声で飯をせがむだけだった。ベッドサイドの眼鏡をかけ、世界の画質をフルHDに切り替える。いつも通りの朝。爽やかな春の陽光。自分が愛してやまない平穏な日常が、今日こそは戻ってくる気がした。
一階に下り、真心を込めてマリコさんのお世話をしてから自分用のジャムバタートーストを用意して、テレビのニュースを見ながらの朝食。さすがに心の声は地上波に乗らないようで、ハムスターっぽい星座占いのお姉さんも安心して愛でられる。

 『今日の最下位は蠍座!異性関係に注意かも!?』

…よく見たらそんな可愛くないな、このアナ。容赦なくテレビを消して、残りの支度を済ませにいく。もちろんお姉さんの可愛さが減ったのと、自身の誕生日が11月11日、ポッキーの日であることに因果関係はない。ないったらない。)


(起きたときの寝癖をそのままに、オーバーサイズな制服を着込めば登校準備はバッチリだ。愛用のヘッドフォンも忘れていない。しかし「いってきまーす」と、長年の戦友であるくたびれた通学リュックを手に玄関を開けようとしたそのとき…平和な朝をブチ壊す忌々しい声が直接脳内に響いてきた。
こめかみに青筋が立つのを感じ、眉間に深い皺が入る。

──目覚ましはマリコさんで間に合ってるし、愛らしいわけあるか眼科行け、耳元どころか半径三メートル以内に近づきたくないわ、つか勝手に同衾するなっうるせええぇ!

律儀に脳内で相手の妄想にツッコミを入れていたが、最後の黄色い悲鳴が意味わからなすぎて、ついに頭を抱えて玄関の土間に蹲ってしまう。そろそろこのツッコミも心の内にとどめておくのが難しくなってきた。誰か助けてくれ。
飽きもせず毎日毎日毎日お重を抱えて迎えにくるこの女は、恐怖の対象でしかなかった。何故かってそりゃもう訳がわからないから。大したことない理由で嫌悪されるのは慣れているが、こんな出所の分からない激しい好意を向けられたことはない。ドッキリなら正直もう許して欲しかった。
しかし、このまま怯えながら震えていたって遅刻してしまうだけだ。見送りに来てくれたマリコさんを深く深く吸って精神力を回復してから、意を決して玄関の扉を開ける。身を滑らせるようにして外に出ると、間髪入れず扉を閉め)
……ぉ、ぁょぅ。
(蚊の鳴くような声の挨拶と、軽い会釈だけでクラスメイトの横を通り過ぎようとして)



=====

(/丁寧に現在の2人の約束についての認識をまとめてくださりありがとうございます!そのつもりでロルを回させていただきますね。今から思い出話のシーンが楽しみです!

初回の絡み文、及びロルの形式について気を使っていただいてありがとうございました…!
当方は会話文のやり取りのテンポを重視してしまって、ロルの長さにとてもブレが出てしまうのですが、
合わないと感じましたら文字数をある程度揃えることもできます。文体が気になったり、絡みづらいと感じる部分がありましたら何なりとお申し付けください!)



11: 鬼月みやび [×]
2021-09-09 11:35:33




……!!?……おはようございますっ、旦那様!
(ご自宅の玄関が僅かに開く音が聞こえてきたので、日を増すごとに過激になりつつある妄想世界[旦那様とみやびの愛の劇場]から現実へと、慌てて意識を引き戻す。そして慎ましい妻らしくきちんと背筋を正し、旦那様に挨拶をしようと顔を向けたその時、奇跡が起こった。
毎朝ご自宅へ通い続けること1ヶ月半にして、旦那様の方から挨拶をしてくれたのだ。これまでは挨拶をすれば一応は返してくれるものの、極度の照れ屋さんらしい旦那様の方から声を掛けてくれることなど、1度もなかったというのに。今。旦那様の方から。わらわに。わらわに挨拶を……っ!
予想外のサプライズに呆気にとられぼうっとしているうちに、恥ずかしがりの旦那様はさっさと目の前を通り過ぎて行ってしまった。ハッとしてその背中を小走りに追い掛けながら、抑えきれない喜びに表情をぱあっと輝かせては、此方からも元気一杯に挨拶を返す。
今日も良い1日になりそうじゃ。)


(『良き妻とは夫から半歩下がって付き従うもの』
田舎の古い慣習にならい、旦那様から半歩下がったあたりに身を置いて静かに歩みを進める。この角度からだとバレずにじっくりとそのご尊顔を眺めることも可能なので、遠慮することなく自身の立ち位置を利用しては、朝から素敵な旦那様に見惚れまくっていた。

──今日もわらわの旦那様がカッコ良過ぎる…。キュートに跳ねたお髪の隙間から覗く耳から首筋にかけてのラインが何ともスケベ…。はあぁぁ……好き……。大好き……。

昔はたくさんお喋りしたものだが、久しぶりに再会した旦那様はあまり多くを語らないし、話し掛けても素っ気ない。恐らくあの頃よりも自分が美しく成長しているものだから、きっと物凄く照れてしまっているのだろう。そう気付いてからは、此方からも不用意には声を掛けないように心掛けている。その代わりに、ほんの一握りの者しか知らない旦那様の不思議な能力[テレパシー]を逆手にとって、自分の気持ちをたくさん伝えることにした。肝心の旦那様は毎回無反応だが、それもきっと照れているからに違いない。…大丈夫だ。少しずつ互いの距離を詰めていければいい、夫婦の時間はたくさんあるのだから。
こうして毎朝、二人だけの穏やかな時間が流れていく──

途中、複数人でまとまって登校している賑やかな小学生たちの列と擦れ違い様に挨拶を交わしながら、学校を目指して歩き続けて)



(/夏樹君キター!ひとつひとつ丁寧に描写を回されていて読んでいて楽しく、わくわくするような文章で此方も勉強になります。本当にもう、夏樹君の雰囲気がひしひしと伝わって参りました…!

ロルについても承知致しました!此方も場面によっては長くなったり短くなったりと安定しないと思われますので、分かりにくかったり、絡みづらいと感じられたり、気になる部分がありましたら都度ご指摘くださいませ。すぐに訂正致します!

ではでは、このまま仲良く(?)登校して、暫く学校での日常的なやり取りを楽しめたらと思います。特に問題が無ければ、此方はこの辺で一旦下がろうかと思っているのですが、この他ご質問等はございませんでしょうか…?)




12: 九段 夏樹 [×]
2021-09-10 17:43:50


(恐怖の根源に立ち向かおうと、自ら進んで挨拶をしたことをさっそく後悔した。決して女子に声をかけるのが恥ずかしかったからとかではなく、待ち伏せしていた女の喜びように引いたからだ。確かにいつもは返事してるだけだけども。たかが挨拶だぞ、落ち着いてくれ。
ヘッドフォンを装着して車通りの少ない住宅街を進む。こうして耳を塞いでも念話に対して防音効果があるわけではないが、『自分の世界に篭っていたい』とボディーランゲージで伝えられるため、ヘッドフォンは便利だ。しかし残念ながら、己が夏樹の妻であると信じてやまない異常者には効果がなかった。何故だか知らないが、彼女には夏樹の能力が知られているからだ。普通はビビって距離を置くだろうに、鬼月はこれ幸いと激重感情を全力投球してくる。迷惑極まりない。
迷惑と言えば先程から後方の鬼月がうるさい。彼女の心の声がうるさいのはいつものことだからこの際置いておくとして、視線がうるさい、というか痛い。ハートの尖ったとこが刺さってる。あと女の子がスケベって言うんじゃありません!!
そう叫びたいのをぐっと堪えて、歩く速度を上げた。少しでも距離を開けたかったのだが…なんだこれ全然離れない。ずっと半歩下がったままついてくる。緩急をつけてみても距離がブレない。怖い。古風な価値観の良き妻のつもりだかなんだか知らないが、実際は距離感のバグったただのストーカーでは?
精神的にも肉体的にも若干疲弊しつつ、ゆるやかな坂を登り、高台に建てられた高校を目指した。)


(校門近くまで来ると、同じ制服を着た学生の姿が多くなる。その誰もが、とまでは行かなくても、だいたいの人はすれ違いざま鬼月に目を奪われていて、その近くにいるダサ男には気付いていない。それだけ目を引く美貌を携えてるのに、冴えない同級生を配偶者だと思い込んでるのが残念すぎる…と上履きに履き替えながら世の不条理を嘆いた。
教室のほうもそこそこ賑わっているようで、席に向かう途中まばらに挨拶を向けられる。もちろん自分ではなく鬼月がだ。その様子を横目に窓際の自分の席に腰掛け、机の上に突っ伏して寝たフリを決め込む。これもまた『他人と関わりたくない』という意思表示だ。社会性のある生き物らしく、こうして自ら孤立しようとすれば人はすぐ群れから弾き出してくれる。そうして誰とも深く関わらず生きてきたのだが、鬼月が現れてからは不本意な注目を浴びてしまっていて、鬱陶しい。
──みやびさん、またアイツと来てる。変な組み合わせ。どういう関係なんだろ。羨ましい…。俺もみやび様と登校したい!
おい最後、そんなに好きなら俺と変わってくれ。切実に。
激しめのロックを聴いてざわつく教室から気を紛らわし、待つこと十数分。担任である若手の熱血教師がやってきて、ホームルームが始まった。今日は一限目まで使ったLHRで、各種係や委員を決めるらしい。入学からしばらく経ち、クラスメイトともある程度打ち解けてきたこの時期に係を振り分けるのがこの学校の伝統らしい。まぁ自分には関係ない話だなと早々に興味をなくし、ヘッドフォンを外してしまったことを少し残念に思った。目元が隠れているのをいいことに二度寝でもするか、と協調性のないことを考えて)



(/嬉しいお言葉をありがとうございます!遅筆故にお待たせしてしまって申し訳ないですが、出来上がったものを楽しんでいただけたのなら感無量です…!

今後の流れについても了解しました。質問も今のところありません!夏樹を強引にブンブン振り回して貰って大丈夫ですので、こちらに気を遣うことなくみやび様の思うままに動いてもらえましたら嬉しいです…!それでは、こちらも隠れさせて貰いますね。よろしくお願いします!)





13: 鬼月みやび [×]
2021-09-12 11:20:11




(行き交う生徒から向けられる無遠慮な視線を浴びながら、旦那様の後に続いて校門を潜り、昇降口へと向かう。そうして上履きを取り出そうと自分のシューズロッカーを開けた瞬間、中から便箋が数十通、バラバラッと音を立てて滑り落ちてきた。入学して間もなく、何処の馬の骨とも分からない不特定多数の者から、こういった形で恋文のようなものを送り付けられてくるようになったのだが、その数は日に日に増えていく。次第に日常となりつつあるこの光景に嫌気を覚え、思わず呆れ混じりの小さな溜息が溢れた。周囲にも分かるよう、旦那様との仲を常々アピールしているというのに、どうやら未だ認知されていないらしい。
ともかく、このまま放置しておくわけにもいかないので、心を虚無にして、辺りに散乱した便箋を渋々かき集めると、それらを束にして纏め、鞄の中にぐっと押し込んだ。しかしそうしている間にも、旦那様は何も言わずにすたすたと先へ行ってしまう。)
! 旦那様、待っ……
(慌てて上履きに履き替え、直ぐ様後を追い掛けようと廊下に踏み出す。途端、目の前に大きな何かが立ち塞がった。…またコイツか…。見覚えのあり過ぎる壁を辟易しながら見上げると、紅い髪に紅い瞳、筋骨隆々でやたら図体のデカイ大男が、自信と欲望に満ちた鋭い眼差しで此方を見据えている。
──「俺と闘え、鬼月。」
1学年上だというコイツは、入学式の翌日にみやびに一目惚れしたといって交際を申し込んできた狼男。自分より強い男にしか興味が無いと秒で御断りしたら、その日から毎日決闘を挑んでくるようになったのだった。)
……邪魔じゃ、退け。
(旦那様とのラヴラヴモーニングタイムの邪魔をする者は、先輩だろうと容赦しない。退く気はないとばかりに襲い掛かってきた相手の片腕を、風呂敷包みを持っていない方の手で掴んで容易く制すると、そのまま相手の勢いを利用して軽くいなし、ぽいっと廊下へ放り投げた。
「「おおーっ!!」」通りすがりの野次馬から歓声が上がり、“今日も”みやびの勝ちが決まる。ズザザーッと廊下に倒れ込んだ先輩に見向きもせず、すっかり見えなくなってしまった旦那様の後を急いで追い掛けるのだった。)


(──なあさっきの見た? 見た見た、あの先輩今日もやられてたよ。1年の頃から柔道部の主将を務めてるらしいけど。 みやびさんツエーッ! つか自分より強い男にしか興味がないらしいぜ。 そうなるとマジであの眼鏡何者だよ。 人間だよな?フツーの。 能力持ちじゃねぇの? 無害そうにみえて実はスゲー強いとか?

何とか追い付けた旦那様の後に付き従って教室に入ると、いつものようにクラスがざわついていた。彼らが何を話しているのかよく分からないし興味もないので、次々と掛けられる挨拶にだけ淡々と応じながら、旦那様の席の隣にある自席に着く。すると席に着いた途端、旦那様は机に突っ伏して寝てしまった。
登校中、思い付いたようにいきなり歩く速度を速くしたり遅くしたり、急に角を曲がったかと思えば猛スピードで駆け出してみたりと、いつの頃からか始まった旦那様の朝トレ。涼しい顔でこなしているようにみえたが、その実疲労が溜まっていたのかもしれない。暫くの間だけ、そっとしておくことにした。)


(開け放たれた窓から爽やかな風が流れ込んできて、無造作な黒髪をふよふよと揺らす様が何ともいとおしく、目を離すことが出来ずにじーっと眺めている。ゼロ距離で。寝ているのをこれ幸いと、互いの机同士をぴったりくっ付けてやったのだ。
熱血担任もちらりと此方を見たようだったが、仲良きことは美しきかな!という信念らしく、特段注意を受けることもないまま1限目が始まった。
1人の真面目そうな男子生徒が学級委員に立候補し、後に続いて次々と委員や係が決まっていく。旦那様と一緒が良いなと思っていると、面倒ごとの多い美化委員は不人気なようで誰も立候補しようとしていなかったので、ここぞとばかりに勇んで片手を伸ばし、凛とした佇まいで)
美化委員に立候補する。わらわとだん……く、九段君が。


(発言後、クラスメイトが一斉に此方に注目した。頬がじわじわと熱を帯びていくのが分かる。

──ひゃああ初めて君付けで呼んでしもたっ……!

頭の中はそのことでいっぱいだった。気恥ずかしさから目線を下に落として)


※。.:*:・'°☆


(/此方もやり取りを楽しんで頂けるように精一杯努めて参りますね!
投稿頻度に関しましても、此方こそ長考なものでお返事が遅くなってしまって申し訳ありません…!
ですので、夏樹君背後様もご自分のペースでまったりお付き合い頂ければ幸いです。

諸々承知しました、お気遣いくださりありがとうございます!
それでは一度引っ込みますが、また何かありましたらお呼びくださいね。すぐに駆け付けますので…!引き続き、よろしくお願い致します。〆)




14: 九段 夏樹 [×]
2021-09-14 06:06:44


(くっそ、やられた!と気付いたのは既に鬼月が声を上げた後だった。この時ばかりは周りに無関心を貫いてた自分を呪いたくなったが、そうおちおち落ち込んでいられなかった。その瞬間、沸き起こった怒涛の心の声に身構えなくてはいけなかったからだ。悲鳴のようなそれは大小の差はあれど、込められた意志はほぼ同じ。困惑と驚愕だ。協調性が限りなくゼロに近い自分だが、この時ばかりはクラスと一致団結していた。
静かに爆発したクラスメイトたちの声に飲まれそうになりながら、なにやってんだお前!?と件のヤベェ美少女を見やる。諸悪の根源である女は、くだらないことで顔を赤らめてモジモジしていた。ぶっ飛ばすぞこのアマ、と血圧が一気に上がるのを感じたが、大人数の前で『旦那様』と呼ばなった良識に免じて、怒鳴りつけてやるのはやめておいてやる。まぁ元より口に出すほどの度胸はないんだが。)
あ、あの……
(一応は抗議の声を上げ、教団のほうに目をやれば、能天気な教師が「おっそうか!じゃあ決まりだな!」と委員長に役職を書き出すよう促していた。話を聞かない奴ばっかりで辛い。唯一夏樹の意思を気遣ってくれそうだった真面目そうな委員長でさえ、教師の圧に屈し申し訳なさそうにチョークを黒板に滑らせてしまった。かくして"鬼月 みやび"と"九段 夏樹"の名前がめでたく"美化委員"の下に並ぶこととなったのである。残念ながらめでたいと思ってるのは教師と鬼月だけで、教室の5割は不満に思い、3割は好奇心を刺激され、残りの2割は程よく無関心であったが。

──納得いかないならもっと強く反発してくれ。誰かが反対してくれたら俺も辞退しやすいから!

そんな願いも虚しく、ただただチクチクとした視線が刺さるばかりだった。鬼月と対立して嫌われるリスクを背負ってまで物申したい奴はなかったらしい。かくいう夏樹も、鬼月の信者に『みやび様のご好意を無碍にするのか!』と絡まれるのが嫌で黙っている。これが所謂"詰み"ってやつか──)


(残りの時間は窓の外を眺め、ひたすら現実逃避に勤しんだ。グラウンドを走る先輩たちの姿を見て、一限目から体育とかお疲れ様です、と自分のことは棚に上げてエールを送ってみたり。やたら大きな、恐らく人外の類であろう赤毛の先輩がクラスメイトを蹴散らしながら全力疾走するのを見てドン引いたり。花壇が綺麗に手入れされてるな、と関心したりしながら、クッソ近い距離にいる鬼月を無視し続けた。
この一ヶ月半で学んだことがあるとすれば、隣の彼女に少しでも構うと、なんでもどえらいポジティブに解釈されて彼女が付け上がるということだった。だから極力関わらないように素っ気なく対応してきたが、相手は空気が読めないらしく一向に離れていく気配はない。むしろ行動が悪化している。なら、どうするべきか。
分からないなら分からせてやろうホトトギス、といった感じで、チャイムが鳴って教師が出て行くと、意を決して鬼月の方を振り向いた。うわ近っ。)
……あー、
(自慢ではないが、女の子と目を合わせて会話したのは幼稚園の頃が最後だ。しかも今、目の前にいるのは性格に難がありすぎるが仮にも美少女。目が泳ぐのを感じながら、ここで負けたらもう二度と平和な日常は訪れない、と己を奮い立たせ)
あの、鬼月さん……


15: 鬼月みやび [×]
2021-09-14 16:11:44




(夫婦仲良く同じ委員に任命された後、余っていたクラスメイトにもそれぞれ委員と係が割り当てられ、担任が「それじゃあ1年間よろしくな!」と暑苦しい笑顔で締め括ったところで、タイミング良く1限目の終了を知らせるチャイムが鳴り響き、休憩時間が訪れた。再び教室内が私語で溢れかえる。
2限目の世界史の授業が始まるのは10分後。そこで次の授業が始まるまでの間、ぼんやりと窓の外を眺めている旦那様の、そのミステリアスな横顔を見詰めるのに専念することにした。ゼロ距離で。といっても、その殆どが手触りのよさそうな髪に覆われていて見えないけれど。

すると、前触れもなく此方を振り向いた旦那様と、思いがけず超絶至近距離で見詰め合う形になってしまった。

──チューされる……!!!

咄嗟に脳裏を駆け巡る。

──これチューされるやつじゃ…………!!!

間違いない、絶対にチューされる。こんな至近距離ですることといったら最早チュー以外に考えられなかった。でも何故今。クラスメイトもいるこの教室で…?旦那様の表情から思惑を読み取ろうとしても、長い前髪と瓶底眼鏡の奥に全て隠れてしまっていて、その考えは計り知れない。極度の恥ずかしがりであるはずの旦那様が、突然大胆な行動に出ようとしているワケとは一体。頭のなかでぐるぐると考えを巡らせ、結論として思い出したのは大好きな少女漫画のワンシーンだった。
学園一のモテモテ俺様王子系男子が目の前のクラスメイトたちに、「こいつ、俺のだから。」と牽制しながらヒロインの肩を抱き寄せ、強引に口付けをするシーン。もしかして旦那様も、それが狙いなのではなかろうか。文武両道、才色兼備、まさに高嶺の花と語るに相応しいみやびと同じ委員に就きたい者から向けられる、色目や妬みの視線を感じ取った恥ずかしがりな旦那様の苦肉の策。悩んだ末ここで恥ずかしがっている場合ではないとの考えに至り、今、思いきった行動に出ようとしているのかもしれない。
そうだ。クラスメイトに牽制する気なのだ。リアル「こいつ、俺のだから。」をするのだ。
一気に頬が紅潮し、心臓が早鐘を打ち始める。ドッドッドッ……──)
…は、っ……はい………!
(今からチューをするのだと覚悟を決め、ようやく声を絞り出す。旦那様がお望みなら、みやびはいくらでも…。そっと瞼を伏せ、つややかな唇をおずおずと差し出して、その時を大人しく待ち)




16: 九段 夏樹 [×]
2021-09-14 18:24:29


ヒィッ……!
(鬼月の脳内で急展開を迎えた桃色の妄想がフルスロットルで襲いかかってくる。あまりの悍ましさに鳥の首を絞めたような悲鳴が出てしまい、ガタガタと椅子を鳴らして身を引いた。30cmくらい。

──冗談じゃない!誰がチューするか!どうしてそうなった!?リアル「俺のだから」って何?いらねぇよ!?そのキス待ち顔をやめろぉ!!

どうしてそうなったのかは、びっくりするほど鮮明にその思考回路が聞こえてきたからまぁ分かるんだが、そもそもそうはならんだろと声高々にして言いたい。脳内ショッキングピンクかよ!
そもそも鬼月の所有権を主張する気もなければ、旦那様になった覚えもない。そんな素振りを見せたこともないのに、鬼月の自信はどっから湧いてくるんだ。もう恐怖心も一周回って尊敬に変わりつつあった。自分もそれくらいポジティブに生きれたら、この女を突っぱねることもできただろうに。
目の前には、妄想の桃色に負けないくらい紅潮した頬でキス待ちしてる鬼月。背後には窓。0/10で窓から飛び降りて彼女から離れたかったが、鬼月は空を飛べる。空中でキャッチされたりなんかしたらもう不登校になるしかない。青ざめていく自分の顔と背中をつたう冷や汗を感じながら、深呼吸をした。カーテンが「こっちへおいで」と誘うように揺れる。)
あ、っと、その……
(瑞々しくぷるんとした彼女の唇は色っぽく、とても柔らかそうだ。普通の男子なら喜んでそれに吸い寄せられただろうが、あいにく夏樹にとっては刺激が強すぎて、逃げ出したくなるだけだった。だがしかし、逃げてばかりでは何も解決しないと腹を括ったばっかりだ。鬼月の精神攻撃に負けるわけにはいかない。今日こそ、その無駄な胸の高鳴りとピンク色の思い込みに終止符を打ってやる…!)
机……離してくれないか。
(そう。誰の許可を取ったのか分からないが、この暴走鬼娘は互いの机を勝手にくっ付けていた。列を乱すんじゃない。先生もなんか言えよ。
ともかく、このまま真隣で世界史の授業中を受けるのは真っ平ごめんだった。視線が痛いしうるさいしなんかいい匂いがして気が散るからだ。なんとかしてパーソナルスペースだけは死守しようと、はっきり、分かりやすく、拒絶の意を唱え)



17: 鬼月みやび [×]
2021-09-15 20:23:21




(旦那様から求められている。ファーストキスを。九段夏樹その人に自分の全てを捧げると決めたあの日から、いつかはこうなる時がくると分かっていたはずなのに。いざとなると、緊張やら何やらで全身の隅々まで熱を帯びていき、まるで自分の体では無くなってしまったみたいだった。伏せた瞼に力を込め、胸の前でぎゅうっと両手を組み身構える。
しかし、ガタガタッ!と椅子の動く音が聞こえてきただけで一向に塞がれる気配のない唇。何かがおかしいと異変に気が付いてゆっくり瞼を開けてみると、何故か椅子の背凭れに仰け反り気味になって、みやびと距離を取ろうとしている旦那様の姿がそこにあった。どうやら「こいつ、俺のだから。」作戦は未遂に終わったらしい。)

……なんじゃ、そんなことか。
(そもそもの話を聞くと、旦那様は別に「こい俺。」がしたかったわけではなく、いつの間にか机がくっ付いていることについて指摘したかっただけだったようだ。予想外の申し出に拍子抜けしたからか、少しずつ体のこわばりが解けていくのを感じる。
……ただ。旦那様の言うこと全てに従うかと言ったら、そうではない。みやびは欲深い鬼。基本的には従順な妻にだって、譲れる部分と譲れない部分は確かにある。そこでチラッと考える素振りを見せたあと、[交換条件]を持ち出すことにした。先程とはうって変わって強気な態度で、静かに口を開く。)

離してもええけど、条件があります。
……今後は苗字じゃのうて、下の名で。“みやび”と、呼んで欲しいです。
(──昔みたいに。
そう心の中で呟いたとき、カーテンがなめらかに揺れて、窓から流れ込んできた風が濃紺の髪をさらりと撫でた。それと同時に自席からそろりと身を乗り出し、旦那様の懐に飛び込むような形でぐっと詰め寄る。
思えば再会した時から妙に他人行儀過ぎるのが気になっていた。いくらみやびが美しく成長していて以前のように話すのが気恥ずかしいからといって、許嫁という関係で苗字呼びは違和感しかない。少しでも旦那様との距離を詰めたい、との思いから持ち掛けた交換条件。
これを飲まないなら申し出を受け入れるつもりはないと、はっきりとした強い意志が滲み出ている金色の瞳で瓶底眼鏡の奥を見据え、訴えて)




18: 九段 夏樹 [×]
2021-09-17 22:04:53


(なんだ「こい俺。」って。略すな。そもそも未遂じゃないんだよなぁ、そんな計画立ててないから!呆れつつ、そろそろとキス待ちフォームを解く彼女を見て安堵する。よしよしそのまま引いてくれよ…と願っていたら、鬼月から何か不穏な思考が飛んでくる。えっ、マジで?ちょっと待てそこは譲れよ──
風が吹き、鬼月の髪がふわりと舞う。しゃら…と雅な音が聞こえてきそうなほど優美で、まるで映画のワンシーンだ。美少女が迫ってるのが自分のようなモサ男でなければ。
近い。近い近い近い。なんでこいつはすぐ距離を詰めようとするんだ。これ以上のけ反ったら背骨が折れる!というくらい身を捩って離れようとするも、形勢は圧倒的にあちらが有利。しかも完全にロックオンされている。老若男女問わず人を虜にするであろう神秘的な金の目は、夏樹には猛禽類とかのそれにしか見えなかった。狩られる。本能的な恐怖を感じた。
そしてちゃっかりと交換条件を持ちかけられる。とんでもねぇその内容に、理性が止める暇もなく率直な感想が漏れてしまう。)

は?

(スクールカースト底辺のダサ男がクラスのマドンナに向けてはならない声のトーンだった。つい素が出てしまったことを後悔しつつ、慌てて顔を逸らして咳払いで誤魔化す。冷静になるんだ九段夏樹、どう転んでも自分にメリットがない取り引きだろうと、相手の言い分はとりあえず聞いてやるべきだ。
そうして鬼月の思考に意識を向けてみれば、なんというか……なんとも不可解な有り様だった。揺るがないナルシズムはいいとして、夏樹に下の名前で呼ばれることは当然の権利だと、彼女は信じているらしい。二人が夫婦だと思い込んでいるからだと言ってしまえばそれまでだが、急接近してくる前に聞こえた『昔みたいに』の一言が引っかかる。懐古の思いを乗せたその声は、ほんのりと切なさが込められているように感じられた。一蹴にするのを戸惑ってしまうような、そんな雰囲気。)
あー、っと……それは、……
(カチャ、と中指で眼鏡を押し上げながら慎重に言葉を選ぶ。今まで全力で避けて来たが、鬼月は意外と話し合いに応じるタイプかもしれない。夏樹にとって闇金も真っ青な条件を提示して来たが、そこはほら、価値観の違いのせいであって、彼女とて一方的に我を通したい訳ではない…と信じたい。)
まだ会って日が浅い、し。今すぐには難しいけど……もう少し打ち解けてから……なら……
(若干回りくどいが、鬼月がなにかを勘違いしてるかもしれないことを仄めかして、玉虫色の答えで茶を濁す作戦に出る。
黒板の上に飾られた時計を見れば、二限まで残り5分。教室もまだ賑やかにざわめいているが、こちらに意識を向け始めているクラスメイトがちらほら現れ始めた。イチャついてねぇから!睨むな睨むな、代われるならいつだって変わってやるよ!
これ以上距離を詰められるなら、横に逃げるしかない。避難経路を横目で確認しながら、迫り来る天災の返事を待ち)

19: 鬼月みやび [×]
2021-09-20 09:21:38




(それにしても旦那様はずるい。妻に可愛い我儘を言われて心底困っているお姿も、困りかねて眼鏡を押し上げるお姿も、眼鏡を押し上げるスケベそうな手指も、時計に視線を配る色気たっぷりの横顔も。ひとつひとつの仕草が何故こんなにもセクシーなのだろうか。セクシーだという自覚はあるのか。色気がすごいことで有名な俳優よりも色気がすごい。
──と、気付けばこんな具合で完全に気をとられているうちに旦那様の魅惑的な唇が僅かに開いて、ごにょごにょと何か仰ったような気がする。色気がゴイスーな旦那様についつい見惚れてしまっていたせいで最初の方はよく聞こえなかったけれど。なんと仰ったのだろう。最後の方には「打ち解けてから」と仰った、ような。……ああんもう!どこまでもウブな旦那様が愛しい……!
しかしこういうのは寧ろ、名前で呼んでいるうちに親近感が沸いてきて打ち解けやすくなるのでは。それにこれでは[交換条件]は不成立、よって机の移動はなしということになるが旦那様はそれで構わないということだろうか。)
ほやったら机は離さ、

(──「鬼月さーん!隣のクラスの雪代さんが呼んでるよー!」
[交換条件]不成立につき、旦那様からの「机を離して欲しい」という謎要求を突っぱねようと声を上げたその時、未だに顔と名前の一致しないクラスメイトの女子生徒から突如名指しで呼ばれ、出掛けていた言葉を途中で引っ込めてしまった。旦那様との取引は一旦中止する運びとなり、仕方なく瓶底眼鏡から目線を逸らす。そうしてくるりと後ろを振り返り、教室の出入口付近に向けて目を遣るとそこには、感情の読めない能面の如き真顔でじぃ………っと此方を見据えている1人の綺麗な女子生徒がお人形さんと見間違うほど可憐に佇んでいた。雪のように白い肌は上質な陶器のように滑らかで。肌よりも真っ白な髪は肩に掛かるくらいの長さで切り揃えられている。背丈はみやびと同じ程。大きくて可愛らしい二重の目をしているのに、何が残念かって深い湖の水面のように碧い瞳に生気が宿っていないことである。
──『雪代まふゆ』……それが彼女の名前だ。名門雪代家といえば、その名にもあるように雪を自在に操る雪女の女系一族。みやびとは昔馴染みであり、他ならない唯一無二の親友でもあった。その彼女がみやびに向かって手招きをしている。)
……………あっ。
(──そういえば今日、まーちんからオススメの漫画を借りる約束しとったんやった!にしても持ってくるの早過ぎんやろか。別に昼休みでも良かったのに。
そんなことを考えながら席をたち、彼女の方へ歩みを進めようとして…)

すぐ戻ってくるけん、机はこんままでっ!
(もちろん旦那様に念を押すのも忘れない。目を離した隙に机を元の位置に戻されかねないからだ。
しっかり釘をさして置いてからさらっと艶やかな髪を翻し、彼女の待つ出入口の方へ向かう。しかしこの時はまだ、まさか残りの休憩時間全てを雪代まふゆによる漫画紹介という名の推し語りに費やされることなど知る由もなかった──)


※。.:*:・'°☆


(/突然ですが背後より失礼します。このあとの流れとして世界史の授業に入るかと思うのですが、ここまま授業を続けていただいても、すっ飛ばして2限目3限目…~昼休憩と適当に場面転換していただいても大丈夫です。個人的には体育の授業で身体能力測定もしくは普通にスポーツをしても面白そうだなと思ったりしています。
それから机も隙をみて離していただいて大丈夫です。みやびが何度でもくっ付けに参りますので…!)




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