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版権(元ネタあり)なりきりチャット
自分のトピックを作る
661:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-21 21:40:20
>藍緋、焔
藍緋、ちょっとここで待、って焔、…お前やっぱり連絡見てないのか。
(セキュリティを解いて部屋のフロアの扉を開けると中から突進を受け、腕に抱き留めながら藍緋と鉢合わせてしまった事に"しまったな…。"といった面持ちで話し掛け。顎下へのキスにもハイハイと応えるように長い黒髪の流れる背中をぽんぽんと叩いてからあまり思わしくない真剣な表情で『…焔、藍緋だ。一守くんとこに戻りな?』と、こそりと指示して)
662:
焔(ほむら) [×]
ID:8f2329742 2021-09-21 21:48:32
>火黒君、ママ
あっは、だって付けるの慣れないんだもーん。私縛られるのきらーい。…て、えっ?…マ、ママ…が、……!!
(デバイスを付けてない事をまた叱られちゃった。だって嫌なんだもんって暢気に答えてルンルンにご機嫌だったけどコソッと話される内容にえっと青冷める。パッと後ろを見れば蒼い髪色の女性、シュバッと二人から姿を消して涙声だけ火黒に聴こえるように)
ひーっ、ヒドイじゃん…!!連れて帰ってくるなんて想定外だよっ…!!火黒君のバカバカバカっ…!!わわわ私心の準備出来てない!!どーしよっ…!?絶対泣く…!!私絶対泣くもん…!!
663:
藍緋 [×]
2021-09-21 22:01:27
>火黒、黒髪の女の人
藍緋「あ、うん。大丈夫、…?!」
(高層のビルに入って。綺麗なホテルみたいに見えたけどここはどうやらこの彼の家みたいだ。…外観がホテルみたいでちょっと勘違いした。いや、何をとは言わないけど…やめないか私。彼の付けてるデバイスなのかどういう仕組みなのか、彼が進むに連れて解除された部屋の扉から背のスラリとした女性が彼に抱き付いてきた。顎下だけどキ、キスされてる…ここは欧米か。火黒の様子は落ち着いてるみたいでふっとその女性と目が合う、深紅色の赤い瞳と長く美しい黒髪。……あれ、火黒と色合いが似てる?パッと姿が消えてしまって私も吃驚した。何て素早い妖なんだろう…、火黒の方を見ると何か二人だけで話してるみたいだ)
664:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-21 22:26:53
>藍緋、焔
…分かってる。だから、一守君のとこに戻りな?…ケンカしてる訳じゃないんだろ。
(姿を消す焔からの非難や泣いてしまうとやらに眉を少し弱めつつ"分かってる"と小さく話して。背後で吃驚して固まってしまっている藍緋に振り向きながら『藍緋、悪い、吃驚させて。…見ての通りあの子は妖で』と焔の説明をしようと)
665:
藍緋 [×]
2021-09-21 22:37:07
>火黒、黒髪の女の人
藍緋「あ、あぁ、…その、素早い妖だ…しかもとても美しい、絶世の美女だな。…その、恋人が居たのに急に来てしまって悪かった…、わ、私…やっぱり悪いから森へ帰るよ。」
(何かを話してる様子の火黒を斜め横から見上げる、その横顔は…何と無く憂いてて心配にしてる。私が急に来て吃驚してしまったあの子の事を心配してあげてるんだろう。やっぱり優しい人だ。…な、なんだろう。今、私の心がチクッて痛んだ気がした。火黒の顔が此方を向くと彼の説明も遮って急の来訪で迷惑だったろうからってその場から去ろうとする。何だか、相手の優しさに勘違いした自分が恥ずかしいような気がして)
666:
焔(ほむら)/紺夜(こうや) [×]
ID:8f2329742 2021-09-21 22:55:43
焔(ほむら)
>火黒君、ママ
そ、そぅだけどぉ~…、久し振りにパパに会いたかったんだもん。一守君凹んでたけど。
ママ…!待っ、待って…!藍緋さん!私、あのっ、火黒の娘の焔、ですっ!火黒君は私のお父さんだよ…。だから、その、行かないでっ?ゆっくりしてって欲しいなっ…、その、パパ、…ママが死んでからずっと独りだったんだよ。
あぁええっと!私のママの話ねっ?うん。だから、…パパがここに女性を連れて来るの初めてだよ。
(文句だけせめて言う焔。母親の藍緋の姿を異空間からじっと見つめる。ママだ。あの頃のままの。火黒君の説明の途中で帰ろうとしてるママの様子に慌ててシュバッとまた現れ、ママの手を掴む。ゆっくりしてって欲しいな、なんて慌てて説明し。ママが生まれ変わったのは火黒君から聞いていたから、ぶわっと涙が溢れてきそうで)
紺夜(こうや)
>父さん、焔、母さん
父さん、ごめんね。焔、一守さんのところへ戻るよ…。……、
(多分父親からの連絡を読んでなさそうな焔を迎えに来た紺夜。案の定此処に居たから連れて帰ろうと扉を通ってくると亡くなった母親の姿がそこにあった、同じ闇色の瞳でじっと藍緋の目を見つめる)
667:
藍緋 [×]
2021-09-21 23:24:54
>火黒、焔、紺色髪の男の人
藍緋「え、えぇッ?む、娘?…そ、そう言われれば似てる、…な。あ、か、勘違いしてごめんなさい…、そう、なんだ。…母親が、」
(腕を掴まれて止まる、び、ビックリした。振り向くとあの絶世の美女。背も私より高い。けど…確かに、瞳の色と黒髪が側で立ってる火黒そっくりだ。また、は、恥ずかしい…勘違いして。今日は早とちりが多い。…けど、そっか、彼は結婚してこんなに大きな子供までいたんだな…。また胸がぎゅっとなる。何なんだろう、この感覚。聞くと奥さんが亡くなってからは誰も此処に来た事が無かったらしい。…な、何だか緊張してきた。ここは来客が多いのか後ろからまた誰かが入ってきた様子。見上げると紺色の髪の毛とスッとした一重、その黒い瞳とばちっと目が合う、め、めちゃくちゃじっと見つめてくる。目で語るタイプなのか?いや、語ってないな。その目はどういう心情?…何だか、私と似てる気がして親近感が沸くのは何でだ)
668:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-22 11:28:47
>藍緋、焔、紺夜
絶世の美女?…はは、人間に化けるのが上手くなったからだな。
(此方の色合いを真似て化けている焔を褒める藍緋の様子に笑っていたが、森へ戻ると言う相手に一瞬"え?"といった顔をしてしまい。慌てて説明をしようとした所で焔が異次元から現れると関係を明かされ。会話する二人の邂逅を此方も眉を下げて笑みながら見守っていたが、後ろから現れた紺夜の姿を目にして謝罪には片手を振りつつ藍緋の姿を見て涙を堪えているような焔に『焔、』と呼び掛け。じっと藍緋を見つめて動かなくなってしまった息子に少し笑ってしまって)
紺夜、凄いびっくりしてるな。…無理ないか。焔を心配して迎えに来てくれたんだな。いつもありがとう。…えっと、藍緋。玄関口で紹介して申し訳無い、息子の紺夜だ。
(ぽんぽんと紺夜の肩を叩くと珍しく吃驚して固まってしまっている彼に話し掛けて、母親似なのかいつも先回りして静かに家族の事を見守ってくれている優しい彼に感謝を告げ。藍緋へと彼の名前と息子である事を話して。藍緋の娘と息子、彼等にとって記憶の無い母親の姿をした女性と会うのは辛い思いをさせてしまうかと考慮しての連絡ではあったが、取り敢えずは藍緋が困惑してしまわぬよう不自然にならぬ程度の紹介を施して)
669:
藍緋 [×]
2021-09-23 18:26:18
>火黒、焔さん、紺夜さん
藍緋「…び、ビックリしてたんだ?火黒の息子さんだったのか、わ、私は藍緋です。宜しく、焔さんに…紺夜さん。こんな遅くにお邪魔してしまってすまない、…あの、私は…やっぱり、焔さんも今夜は火黒に会いたかったんだろう?…焔さん?」
(火黒の小さな笑い声にその場が少し和らいだ気がした。な、なんかご家族が登場して妙な緊張感が走った気がしたから。どうやら息子さんはビックリして固まってたらしい、私には全く感情が読めなかったけど、一見してすぐ分かるなんてやっぱり親子なんだな?って感じがする。…いいよな、親子って。私には何だか縁遠い気がしてしまうが。…お二人のこの感じを見ると奥さんも妖だったんだろうか?二人に挨拶しながらぺこりとお辞儀する。な、何だか夜遅くにお邪魔してしまったのが悪い気がして焔さんの方を見ると…その赤い瞳にうるうる涙を浮かべてる?気がして)
670:
焔(ほむら)/紺夜(こうや) [×]
ID:8f2329742 2021-09-23 19:50:12
焔(ほむら)
>火黒君、ママ
だ!大丈夫!私結構な頻度で実家に帰ってきてるしっ、そ、…っ、
(気遣って貰える台詞に慌てて大丈夫って答える、見上げてくる顔立ちは本当にママそのもの。万が一また妖となれたとしても私達を知らないかもしれないって、家族皆で覚悟はしてたつもりだったけれど、実際に会っちゃうとやっぱりママに200年振りに会えて嬉しいし私達の事を忘れてしまったのが悲しい、兎に角この場を今を乗り切らなきゃって私も火黒君に合わせるけど、焔さんって呼ばれると涙がポロッと出て来てしまう。焔、って呼ぶパパの胸元にばっと泣いてしまう顔を押し付け、ぎゅっとシャツを握ってしまう)
紺夜(こうや)
>父さん、母さん
うん、……ごめん、吃驚してた。…紺夜です。どうも。……焔、父さんは藍緋さんと話があるから…、…早く行くよ。…父さん、落ち着いたら連絡ちょうだい。
(トントンって泣いてる焔の肩を叩く、行こう。って父親から剥がすと連れて行こうとする、振り返って父親を少し見上げまた連絡ちょうだいとだけ言い残して、姉弟でその場を去る)
【焔(ほむら)/紺夜(こうや)退室】
671:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-24 18:45:34
>藍緋、焔、紺夜
…焔、
(母親の事が一番好きであった娘の様子を心配していたが、藍緋と話す途中で胸元に飛び込まれ。シャツを握って涙を堪えている肩に手を置いて声を掛けていたものの、紺夜が両者に気を利かせて連れていき。振り返る紺夜の視線には頷いて『分かった。また連絡する。』と気に留めるよう返事を)
>藍緋
バタバタしてごめんな?…またこちらが落ち着いて改めて挨拶出来たら嬉しいかも。
(子供達が去っていくと玄関が施錠の音と共に閉まり。相手へ向き直るとまた改めて子供達と挨拶出来ればと少し希望を持つように藍緋へと笑んで話し掛け。立ちっぱなしも何なのか『まあ上がって?』と来客用のスリッパをはい、と彼女の足元へと置き。折っていた腰を戻すと先に廊下をゆったりと進み始め。不意に"あ。"と呟いてくるりと振り返ると『腹減ってる?飯作ってる間風呂入ってきなよ。…はい、焔のだからちょっと大きいかもだけど…何枚もあるし、遠慮無く使って?』と廊下の途中にあるクローゼットから新品をしまっている棚なのか降ろしてきて、はい、と彼女の腕の中にぽすんと真新しい寝間着の上下を渡し)
672:
藍緋 [×]
2021-09-24 19:54:03
>火黒
藍緋「…!ぅ、うん…。そう出来ればいいな。…」
(振り返った息子さんは火黒より少し背が低めだ。顔立ちも雰囲気もあまり火黒と似てないけど…よく分からないけどこの息子さんからはお父さんが大好きで慕ってるって空気が伝わる。息子さんの方はもしかすると奥さん似なのかな?出ていくお二人を見送る。…ふとあの焔という女性の流した涙を思い出す。火黒と親子だからか目元の感じとかよく似てるよな。あ、化けてるって言ってたっけ…、けど、表情っていうのは赤ちゃんの頃から大人の顔を見て育つものだから、遺伝とか近くにいる大人の表情にもかなり影響するらしい、誰に教わる訳でもないのに。それで…なのか、何だか切なそうに笑うのが初めて会った火黒の表情に似ていた。私はどうやら妖の癖に、誰かが寂しそうだと気になってしまうのかな。それとも、やはり前世で知り合いだったからこんなに気になってしまうのかな。なんて考えてしまったらくるりと火黒が振り返って思わずビクッと立ち止まる。お腹が空いたかと聞かれてそういえば…と思い出す。作ってる間にお風呂に入っておいでと言われて)
藍緋「…あ、まぁ、確かに…お腹空いたかも。…お風呂まで…いいのか?…あの、差し支えなかったら…焔さんに借りるって一応連絡して言っててくれるか…?……火黒、何から何までありがとう。」
(な、何か緊張感があまりない、何だろう、家族みたいな安心感だ。それと私は妖だが…実は清潔好きだ、お風呂も実を言うと気持ち良いしとてもありがたい。良かったっとホッとしてポスンとふわふわの大きめな白い寝間着を腕に貰う。申し訳無さそうに見上げてから嬉しそうに微笑んで)
~ほこほこの風呂上がり&夕食も頂いた藍緋~
藍緋「…御馳走様、お世辞抜きに死ぬほど美味しかったぞ…、どういう事だ。」
(めちゃくちゃ美味しかった、サラダも備え付けの野菜も何か、何だ…薬膳的な健康だけど美味しいもので彩りも素敵だった。これをどう短時間で?(私もそんなに長風呂してないのに。)…この男、恐らく妖怪の中でも強そうだし頭はキレ者っぽそうだし、気遣い出来るし、料理も出来るし…これでもし仕事も出来るなら完璧過ぎるだろう…、ってか仕事何してるんだろ?思わずどういう事だと真顔で火黒に言う。あっ、と食器を片付けようと立ち上がると折ってた裾がスルッと落ちちゃってあわわと慌てる。焔さんに借りた寝間着だが、焔さん…何て足が長いんだ)
673:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-24 23:00:55
>藍緋
はは、どういう事って藍…、えっと、亡くなった妻が料理を教えてくれたからだな。
体があまり強くなくて、自分が長生き出来ない代わりに…子供達の為にってね。…俺最初よく焦がして困らせてたっけ。
(真顔で尋ねてくる相手に振り返ると此方もジャケットを脱いだ紺色のシャツ姿でラフにしていたのかキッチンカウンターから可笑しげに笑い、呼び名を伏せながら元々は不得意であった事も話して。己の食器を片付け終えたのかシャツの袖を腕捲りをしたまま相手の食器を下げに来たところで藍緋が立ち上がり、サイズの合っていない裾が擦り落ちてしまったのかわたわたしている相手へと咄嗟に片手を伸ばして二の腕をぱっと掴むよう支え)
あぶね、やっぱそれ大きいよな…。藍緋、そこのソファ座ってな?
(転倒を防ぐように持ってしまった腕から手を緩く離しながら気にしないでソファに居な?と言うよう笑い掛け。袖や裾が大きめの寝間着に若干埋もれてしまう小柄な相手を見ると、母親(藍緋)と子供達との大きさの違いを改めて感じ。こうしてよく産んで育ててくれたなといった思いに愛おしさと感謝を心の底で覚えながらも、生まれ変わりで何も知らない相手の肩をぽんぽんと叩いて近くにあるグレーのソファへの着席を促し)
674:
藍緋 [×]
2021-09-24 23:23:40
>火黒
藍緋「…奥さんが?そうか、ふふッ…、じゃぁ家族の為に頑張ったんだな?わッ、ぅ、うん…。そうする。…ありがと。」
(キッチンカウンターの奥から見える笑顔に何か和まされる。…何と言うか、黙ってると悪そうな顔立ちなのに素直でギャップがあるよな。最初はよく料理を焦がしてたって失敗話にも愛嬌が感じられる。片付け中だからかラフな格好が逆に色っぽい火黒…、私的には着込んでるとか肌が見えないってのもかなり禁欲的でそそるんだけど。…私は何を言ってるんだ。裾を踏んで滑りそうになってふっと腕を支えられ彼を見上げる、黒髪に赤い瞳の色合いに惹かれる。背が、本当に大きい。男性だから指が長くて手も大きい、嫌でも自分の小ささが自覚できる…。支えられた手の感触と…何だか分からないが懐かしそうな、愛おしそうなその雰囲気にドキドキと心臓が逸るとソファに座ってなと厚意を受けて肩をぽんぽんと押してくれて素直に頷く。顔が赤くなってる気がするから逃げるようにソロリとソファに座る)
藍緋「奥さんは体が弱かったのか、…妖だろう?何で…、妖が病気をするのは見た事が無い…。」
(火黒の片付けを眺めながら何故奥さんは体が弱かったのかと聞いてしまった。彼の事を聞きすぎ…かな。)
675:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-25 00:44:36
>藍緋
ああ、えっと…、俺も最初は驚いたけどね。
(ありがとうと相手から感謝されるなり首を振り、ソファに座った彼女から質問を受けると片付けを再開しながら少し此方も言い淀んで。軈て片付けを終えたのかマグカップを2つ持って来るとローテーブルへと紅茶を相手側に置いて)
人間を食べなくなったから。衰弱だったんだよ。
子供が出来た時も、産まれてくる子供の為に頑張って一口でも食おうとしてたんだけど…既に遅かった。体が人間の肉を受け付けなくなってたんだよね。…ずっと食べてこなかった事を後悔して、泣いてた。
(相手側に湯気の上がるマグカップを置いた後、己は対面側のソファへとゆっくり座って持っている珈琲に口を付け。相手に視線は合わせられないままだが亡くなった伴侶の身体の事を話して、そんな彼女の生まれ変わりである相手へと話すのも不思議な感覚でいて)
676:
藍緋 [×]
2021-09-25 03:17:09
>火黒
藍緋「あッ、ありがとう。……人間を食べなくなった、から?衰弱死だったのか…、確かに…珍しい例だ…。…そっ、か。泣いてたんだ。後悔して…、子供の成長が見れないから…、火黒と…居れないから?……何かだか分からないけど、今焔さん達が居るって事は…それ、火黒の為だったんじゃないか…な?…お子さんをそれでも産んだのって…。す、すまない…、余計な話だった気がする。その、…人間を食べなくなったのは…何故なんだ?」
(コトンと置かれるマグカップを見る。あ、紅茶だ、…何故私が珈琲が無理なのが分かったんだろ?ありがとうと感謝しながらマグカップで指先を温める。ずっと後悔して泣いていたらしい話を彼から聞くと…きっとそれをずっと宥めたり抱き締めたり、言葉で慰めてたりしてあげていたんだろうな?目の前の火黒を見てるとそう思う、きっとこの人は優しい人だ。…あ、れ。また何故か心が変だ。何と無くこの家族を見ていると妖には珍しい親子の絆がある、子供をそれでも産んだのはこの人が独りにならないように…なんじゃないかなってポツリと話す。…な、何か余計な事に首を突っ込んじゃってる気が?紅茶を一口含んで、何で人間を食べなくなったのか理由を聞いてみる)
677:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-25 22:55:18
>藍緋
ああ、いや?…だな、そうだと思う。
("此方の為なんじゃないか?"といった相手の言葉に少し目を瞬いて不思議そうに目を合わせ。実際にその通りで、自分が居なくなった後を見越してであるかのような彼女の思いが子供達という形で残っており。その台詞が目の前の相手から話されるとまるで以前の彼女の意志が残っているかのような錯覚を覚えてしまいながら、余計な話だったかと話す相手へと此方も首を振り。生前の相手と話しているようで何処か嬉しそうに笑いつつ"そうだな。"と肯定して。人間を食べなくなった理由を聞かれるとマグカップの縁を持つように持ち変えながらローテーブルへとそれを置いて)
それは内緒。…また話せたらね。そういえば自分の事を聞きたいんじゃなかったっけ?
(今は理由を伏せておきながらも隠す訳では無いのか、相手が此方へ質問する事自体を遠慮してしまわぬように"いずれ"といった形で話し。やや首を傾げながら此処へ来た当初の目的をやんわり窺って)
678:
藍緋 [×]
2021-09-25 23:45:10
>火黒
藍緋「……あ、うん。きっとそうだ。」
(一瞬不思議そうな顔をする彼と目が合う。へ、変な事言ったかな。けど、私が聞きすぎかなと言った声には首を振ってくれてホッとする。ふと嬉しそうに笑って「そうだな。」って話す目の前の彼にまたどきりと心臓が跳ねてしまう。な、何なのかなこの不整脈は…。笑う彼にきっとそうだと此方もへへっと微笑んで。置かれるマグカップの縁を持つようにしてる指をつい見てしまう。かしりとした指だなぁとか、長さとか手の大きさが何だか男性特有で色っぽい。い、いかん。話に集中…!)
藍緋「あっ!そ、そうだった…。えっと、じゃぁ、また理由は仲良くなってから。…あ、な、何か今の言い方は子供っぽかったな…ごめん。うーん、…その、黒芒楼というところに私は居たって…事でいいんだよな?…けど、それと私を狙う彼等とは何が関係するんだ…?あと、私とお前は…そこで知り合ったんだろうか?それとも以前からの知り合いか?…えっとあと、…お前は妖だって言ってたけど型は…?」
(奥さんが人間を食べなくなった理由は今は教えられないらしい、…そ、そうだよな。きっと言いヅライ話題だったと反省してしまいそうな所で「また話せたらね」って言われると…質問は迷惑じゃないって安心させてくれてるみたいだ。な、何か出来た人だな。あ、人じゃなかった。此所に来たのは自分の事に質問があったからじゃないのって少し首を傾げる相手の黒髪と赤い瞳の笑み顔…何か仕草が大人らしくて…あと可愛い。この二つって同時に存在するのか。ついドキドキしてしまって色々と取り止めない質問を浮かんだまま話してしまう、…うー、知性の妖である私らしくない。今更だけど二人きりなのが緊張してしまう…淹れてくれた紅茶が温かくてホッとするのを頼りに)
679:
火黒(カグロ) [×]
2021-09-26 22:57:54
>藍緋
("仲良くなってから。"との言い方が幼稚であったと話されると思わず相好を崩して笑い、別に変でないと言うように首を振って。組んだ足の片膝に少し両手を掛けるような体勢で軽く寛ぐと相手の質問を聞いて頷き)
そ、藍緋は黒芒楼に居た。と言うより…、そこの頭の白(ビャク)に拐われて連れて来られたってのが正しいか。俺が来たのはかなり後だけど…、そこで藍緋に出会った。
藍緋は囚われの身でも黒芒楼で幹部の役職を与えられてて、主に人間を研究する科学者だった。…界隈では黒芒楼にいた博識の妖って事で有名だったから、藍緋の知識を利用しようと未だに狙ってる連中が居る訳。大半の妖達の目的は妖力の高まる"烏森"って土地の制覇。
藍緋が居なくなってもう200年以上前の話だけどね…。黒芒楼が無くなっても噂を聞き付けて来る連中が絶えない。
(妖力の高まる土地を制覇する=妖としても天下を獲るようなもので。それには代々あの地を守っている術師を何とかせねばといった試行錯誤の結果が人間を研究していた相手を傘下に入れる事であり。未だに相手を探している者達が絶えないのは流石に永命を持つ者達(妖)といったところなのか、ただ大抵が利己的に相手を連れていこうとする妖ばかりで肩を軽く竦め。相手が過去にその組織へ所属していた事、そこでの立場、狙われる理由を相手へと順を追うようゆっくりと説明し。此方の属性が気になるらしい相手へと少し笑って『俺は人型で戦闘型だよ。…手は出さねぇし信用してくれたら良い、って言っても初対面じゃ難しいよな…。』と、何処と無く相手の緊張を感じ取ってか捕って喰いやしないと和やかな調子で伝え)
680:
藍緋 [×]
2021-09-27 15:47:46
>火黒
藍緋「…私は…その妖に連れてこられてたのか?…そう、だったのか…。お前とはそこで出会って…、けど、火黒は何でそこに。黒芒楼に来たんだ?……私は、分からないけど、優しいお前に出会ってたんなら…きっと寂しくなかったのかもしれないな。そのビャクって妖に捕まってたんだとしても。…何故私はその場所から逃げなかったんだろうか。あぁけど、お前と仲良かったなら、逃げる必要が無かったのか…?」
(コトン、と紅茶のマグカップを置く。凄い良い香りだったのと、火黒の声って心地良くて落ち着くんだけど何だかドキドキする気がする。ふわりと花みたいな香りが辺りにした気がした。何処からだろう?リラックスして話してくれてる火黒の組まれた足を見る。焔さんといい目の前の火黒なんて特にスラリとしてる。足の長い親子だ、…持て余してる感じ。チビな私とは大違い。つい自分の余っている白い寝間着の裾先を見下ろしてしまう。私の質問に説明をゆっくりと分かりやすく話してくれる事で、私から知りたい関連も聞き返す事無く理解出来た。何だろ、無駄が無い綺麗な説明だ…。私との出会いは少し分かった。けど、火黒は何故そこにいたのだろう?と思ったから理由を聞いてみる。とても拐われて来たなんて思えない、この男からは隠し切れない実力が伺えるから…。けど、きっと私は寂しくなかったのかもと思える。だって、こんなに優しい人だし、…200年以上前に会ってるのにも関わらず昔の約束とやらで私を守ってくれてるだなんて。優しいなんてもんじゃないもんな…、何で私はその場所から逃げなかったんだろうって疑問も沸いて)
藍緋「あ!だ、大丈夫だ…ッ、そんな心配はしてない。な、何かお前の声を聞いてると私に不整脈が時々起こるんだ…ま、まぁ気にするな。人型ッ?…元人間なのか、とても稀だ…、初めて見た。しかも戦闘型…って、…驚いた、凶悪じゃないか。妖の中でも特別狂気的な部類の妖だ…。その姿からは…そうは見えないが…、まともそうだし理性的で賢そうだ。それにやはりよく出来てる、妖力の制御も凄まじいが…人間そっくりだ。火黒は人間に化けられないのか?」
(じっと火黒の顔を反対側のソファから見つめる、とても吃驚だ、性格も話し方も凄く理性的だし賢そうだ。そんな凶悪な妖には見えないが…。そういえば今は人になれる何かを纏ってるんだっけ。出来が凄いからか火黒によく見せて欲しくて、「近付いて良いか?」って尋ねると少し小首を傾げてみて)
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