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るろうに剣心について雑談所!それ以外でも誰でも茶ァシバきにきてや♪/3524


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自分のトピックを作る
2755: 志々雄 真実 [×]
2022-10-08 21:16:12

>張、サーベ、アルク
イテッ…、って、オイ張…。

(アルクの顔が胸元にぶつかると此方も顎辺りに頭突きを喰らう形となって、咄嗟にアルクの肩を両手で支え。訳の分からない信頼を此方に置く張の危なっかしさを叱りつつ押されたアルクの肩を持ちながら緩く起こし「…張の勘違いだろ。じゃなくとも、結局は生きてる方が強い。…おら、いつも人を揶揄う時の生き生きした笑顔どうした?…お前みたいな怪力なら幽霊も逃げ出す、大丈夫だ。」と、ちゃんと目の前の顔色に熱が戻った様子やアルクが両足でしっかり自立して佇むのを確認してから張と同じく肩を景気付けにトントン叩いて。何気に酷い励ましをしながらいつも通り揶揄うよう一息笑って手を離し)


そういやハチに伝えるの忘れてたな…。サーベ、張とアルクを見ててやってくれ。


(祠まで辿り着けなかった張の顔を見てふと何かを思い出したのか、サーベに顔を向けて"すぐ戻る。"と言うようにその場を任せて)

2756: 志々雄 真実(?) [×]
2022-10-08 21:23:29

>ハチ、??

『…、』

(何処と無くこの者に対して懐かしみや信頼を置いている相手の空気を感じ取りながらきちんと後ろを付いてくる様子が分かり、そちらの歩幅に合わせてゆっくりと先導するよう前を歩んで。程無くして少し視界が開けるように幅広い山道(さんどう)へ出ると歩みを緩やかに止め。背中を向けたままじっと何かを待つようにしては小柄な背丈の相手へとゆったり振り返ろうとし)

2757: 8号(ハチ)/4号(サーベ) [×]
2022-10-08 21:51:00

>志々雄、張、アルク

サーべ「….まああの子なら大丈夫…と言いたいところだけど、こればかりは少し不安だよね。分かった、こっちは大丈夫だから気をつけて行ってきてね」

(張の顔を見て何か思い出したような様子の志々雄がこちらに顔を向けてはここを任せると言うので、なんとなく不思議に思いながらもその様子を見送って。そういえば私が迷い込んだ山には不思議な報告が相次いでいたような。今回キャンプで来た山にも何かあるのだろうか。もしそうなのだとしたら、実際に会ってみたかったものだ。視線は張達に戻しながら、なんとなくそんなことをぼんやりと考えた)

>『志々雄』、???

ハチ「……」

(後をついて行きながら、まじまじと自分をどこかへ連れていこうと先行する何かを観察する。背後から見ても普段そばに居る者でなければ気がつけないほどに、寸分の狂いもなく志々雄だというのだから不思議なものだ。ここまでくると幽霊というより、もはや神の類よろしく御業のような気がする。肝試しのつもりだったのが、いつのまにとんでもない存在に遭遇してしまったらしい。となれば、次に彼の姿を借りて私の目の前に現れた理由の方が気になってくる。相手は私に何を求めるのだろう。考えれば考えるほど増えてくる謎の中後をついて行っていると、いつのまに幅の広い山道に出てきていており、相手は唐突に足を止めてこちらを振り返り。)

「…ドウシタ?モシカシテ…少シ疲レタカ?」

(少し遅れた様子でいながらも、続いて足を止める。どこかに連れていくつもりに見えた相手に目を合わせて疑問げに問いかけては、もしかして山道を歩いて足が疲れたかと気遣わしげに問いかけてみて)

2758: 志々雄 真実(?) [×]
2022-10-08 22:39:06


『……、』

(振り向くと此方の事を心配しているような声と表情を見て自然と嬉しそうにし、ふと彼女の背後を見るように顔を上げて。男性の片手が相手の肩をぽんと叩くのが見え)

2759: 志々雄 真実 [×]
2022-10-08 22:42:28

>ハチ
ハチ?ここに居たのか。

(華奢な肩をポンと片手で叩きながら此方へと気付かせるよう声を掛け。まだ森に入って間も無い場所に鮮やかな濃紅色の頭にくるんと愛らしく外跳ねするゲソ先(髪先)、相変わらずオーバーサイズを着ていてもスタイルが分かるような後ろ姿を薄闇に見付けて安心するものの未だこの位置に居るのが少々不思議で。ふとハチの小さな手の内を見ると「ハチ、それ…。」と呟いてから安堵の笑みを)



何だ、もう祠に行ってきたのか。…それ置きっぱなしにしてたのよく分かったな?


(彼女の手にあの白菊は無く、代わりに此方が祠に置いてきた小振りの懐中時計のようなライターがハチの手にいつの間にか握られていて。彼女一人で行かせていた心配は杞憂で終わったのか、それにしても戻ってくるのが早い上によくライターに気付いてくれたな?と感心するように)

2760: スヤリス姫 [×]
2022-10-08 22:43:01

>張 志々雄 ハチ サーベ
アルク「えっ、何……はっ!?……何言ってんのよ、怖くないっての!幽霊なんてアルクちゃんにかかればイチコロよ!」

(後ろを振り返ってみたら、唐突に志々雄の方に突き飛ばされてしまい、驚きの表情を浮かべながら声にならない声を上げる。肩を優しく掴んで支えられながら、いつもとは違う少し怯えた表情を見られたくなくてふい、と志々雄から顔を背ける。そんな自分を優しく慰めてくれるのかと思えば、いつものように冗談っぽく揶揄う様子が逆に頼もしくて、嬉しくてふふ、とつい吹き出した。腰に手を当てながらいつものような笑顔を浮かべ、暗にもう心配ない、と示すようにグッとガッツポーズをしてみせて。志々雄が背中を向け、森に入るのを確認すると俯き気味にありがと…と恥ずかしげに小さく呟きながら志々雄を見送って)


「私も様子見てこようかなぁ…」

(ここで待つように言われた為3分程度は従っていたものの、徐々にそわそわとし始める。待っていろ、と言われて素直に待てる程良い子じゃなくて…寧ろそう言われる程行きたくなってしまう性分なのか、怖いもの見たさで幽霊の正体を確かめてやろうと森の方向へ歩いていくと、近くに居る、すっかり元気になった様子の張の服の袖を掴もうとして。掴めたのなら、一緒に森の中へと連れて行こうとするだろう)


>ハチ、「志々雄」
???「あれ、どったの?」

(背の高い色男と、小柄な美人の組み合わせというのは中々に映えるもので、持っているカメラで写真を撮りたくなったが、初対面でそれは失礼だろうか、とそっとカメラをトランクに仕舞い。鼻歌交じりに2人の後に続いて歩いていたが、唐突に志々雄?が止まって振り返ろうとしているのを見れば、間の抜けた声で何かあった?と声をかけるも、返答は無く。仕方がないので自分も足を止めてから、暇そうに持っているトランクをパンパンと叩き)

2761: 8号(ハチ)/4号(サーベ) [×]
2022-10-08 23:45:34

>志々雄、???

ハチ「…アア、思ッタヨリ距離ガ近ク、スグニ戻ッテコレタンダ。コノ山ニハアンナ不思議ナ場所ガアルノダナ。」

「…ヤハリコレハ志々雄ノ物ダッタカ。ハイ、モウ落トサナイヨウニ…」

(ふと謎の存在が後ろを示すように顔を上げると同時に志々雄からポンと肩を叩かれて思わず振り返り。もしかして、謎の存在はこのことを知らせたかったのだろうか。遅れながらそれを理解すると、確かにほのかに熱の気配のする方の志々雄を見上げて。その志々雄が何か気づいた様子で安堵の笑みを浮かべて手の内を見るのを追うと、青い匂いのする細い茎が、いつのまに手にずっしりとかかる金属の感覚に変わっていること気がつき。…なるほど、謎の存在が知らせたかったのはこれだったんだ。自分がした奇妙な体験を仕舞い込みながら再び微笑みかけると思ったより距離が近く早く終わってしまったことを伝えつつ、相手の手に重ねるようにしてライターを載せて。体温が安心する)

「…一緒ニ来テクレテアリガトウ。ソレハソウト、私達キャンプデココニ来タンダ。ヨカッタラ…一緒ニ来ルカ?」

(トランクを持って待ちかねている様子の女性へ振り返ると、暗に秘密したことに対して感謝を伝えつつ、夜ではあるもののよかったらついてこないかと問いかけて)

2762: スヤリス姫 [×]
2022-10-09 16:39:54

>ハチ 志々雄 張
???「あはは、ごめんね。気持ちは嬉しいけど、今日はもう帰らないといけなくて、さ。誘ってくれてありがと…夜の散歩、楽しかったよ。また会えたら宜しくね♪」

(目の前の紅い髪?を揺らし優しげに微笑みかけてくる女性に誘われると、申し訳なさげに片手を前後に振りながら自分は行けないと断って。美人の誘いを断るのも気が引けるけど、よそ者の自分が恐らく恋仲である彼女達の時間を邪魔したくはないし、終電を逃すのも嫌だから急がなければ。重そうにトランクごと体をを方向転換させると、楽しそうに談笑している志々雄とハチに、お幸せに…と呟いた後ひらひらと手を振りながら森を降って帰ろうとして)


(/元は病気持ちのキャラなんですけど、ifの世界線で治った…って事にしても良いですか?)


2763: 沢下条 張 [×]
2022-10-11 00:11:56

>志々雄様、アルクはん、サーベはん、ハチはん(/皆さま日々お疲れ様ですー!アルクはん折角連れ立ってくれたのにスンマセンッ(汗)場面変わりましてもう寝静まる夜更け!に行こうかと思います~♪♪)

>アルクはん本体様の
(/ヒャーッ、スンマセンアルクはん(汗)ここが版権ナリのカテゴリーに入ってもてるスレでねッ?やから版権キャラなら誰でも参加OKなんやけど、その子はアルクはん本体様ののオリキャラ??なんやろか。それやったらちょい今後参加出来ひんくて申し訳ない~(汗)許可したいのは山々なんやけど。今回はネーム無しの存在と祠の神様??が志々雄様(版権キャラ)に扮してやったのでギリギリセーフ(さすが麗ちゃん!てかラインでも言いましたけど頭から最後まで緻密でさらっとフラグ回収すんのめちゃ気持ち良くて最高でしたわ!(笑)相変わらず賢過ぎでしょ)なんでしたわ…)


~テント男性側~

張「ぐかーッ…、」

(肝試し後怖がっとったのもほんの一瞬やった。(笑)志々雄様がワイが寝るまで隣でいてくれはったからすっかり酒も入って安心してグーグー寝て)

2764: 8号(ハチ)/4号(サーベ) [×]
2022-10-11 00:23:55



サーべ「……ふぅ」

(皆すっかり寝静まった頃だろうか。広げてぽつりと置いた椅子に弓を立て掛けては、時折パチリと音を立てる焚き火を前に深く腰を下ろして座り、ブランケットにくるまって身体を丸めていた。空気はつんとして冷たく澄んでおり、ただあるのは白い吐息の音だけ。キャンプに来たからか、それとも閉塞した仮初の夜空を思い出したからか。ノスタルジーに浸りたくなってしまい、皆には黙って外に出てきてしまって今ここにいる。時折残った枝を炎へ投じる動作さえ些細な記憶を思い出させるようで。…私は今、ここで息をしているんだ。)

2765: スヤリス姫 [×]
2022-10-11 01:07:47

>張本体さん
(/オリキャラではないです、誤解されるような表現してすみません(汗)Summer Pocketってゲームの久島 鴎ってキャラクターです)

2766: 沢下条 張 [×]
2022-10-11 12:33:35

>スヤリス本体様
(/あッ!そうやのねー?版権キャラなら参加大丈夫ですよ!こっちこそ勘違いしてごめんねッ?またの参加をお待ちしてます~♪)

2767: スヤリス姫 [×]
2022-10-11 17:05:18

>張本体さん
(/ありがとうございます~…これからはキャラの名前書くように気をつけますね、流れを見てまた参加します!アルクはテントの中で寝てるって事にしておいてもらえると嬉しいです/感謝)

2768: 志々雄 真実 [×]
2022-10-11 21:14:51

>張、アルク(二人共テントの中ってのは了解。)


>サーベ
サーベ、

(ハチとアルクは恐らくテント内で眠れているのか、橙色の頭が見えるなりサーベのみ起きている様子が分かり。ブランケットに包まれた背中に後ろから声を掛けては「どうした、寝れねぇのか?」と、物思いに耽るよう座っている相手の隣に自然と腰を降ろして尋ね掛け)

2769: 8号(ハチ)/4号(サーベ) [×]
2022-10-11 22:08:31

>志々雄

サーべ「…志々雄。起きてたんだ。」

「ううん、周りを見ながら…、考え事してただけだよ。なんかね」

(やはり起きていたのは自分だけだと思っていたのと、つい物思いに耽っていたためか、志々雄の気配には気づけずに肩を小さく跳ねさせて。少しびっくりした。それからはゆっくりと振り返っては、ただ考え事をしていただけだと呟いて。自然と隣に座る相手をもう少し目で追うと、実は用意していたオニオンスープを入れたカップを差し出して)

「…志々雄はさ、今私がどうしてここにいると思う?」

2770: 志々雄 真実 [×]
2022-10-11 23:39:54

>サーべ

(小さな肩が跳ねるのを見ると驚かせた事を謝ろうとするものの、サーベにしては珍しい為かつい吐息で笑みながら"悪い。"と橙色の瞳へと謝るように。どうやら深く考えに耽っているうちに時間の感覚がどこか緩やかになっていたようで。何故か良いタイミングで出されたスープのカップを目にすると少々驚きつつもすぐさま相好を崩して「ありがとう。」と下から支えるように片手で受け取り)


また頓知か?


(時々漠然とした質問を投げ掛けるサーベには一口飲んでいたマグカップから口元を離しつつ"またか?"と隣で冗談げに短く笑い。焚き火の炎が夜風に揺られながらうーん、と少々唸りつつゆっくりと思考を巡らせ)


誰かの為に…居たりするんじゃねぇかなって時々思うな。主にハチとか…、


(軽く胡座をかきつつもマグを降ろしては考える素振りからそう話し始め。たまにサーベは自分の存在意義を求めるところがあるように思えるのか、それが他人の為にといった節や特に親友であるハチや此方を見守る事に起因しているような気がしていて。それが此方の気の所為なら良いのだが。「サーベは…自分の為にここに居て欲しいな。俺等と居て楽しいからとか、…単純に。俺はサーベと話すのもつるむのも楽しいし、きっとハチも。…漠然とした回答ってより、俺の希望で話して悪ィけど。」と、ここに居てくれる理由が他人の為ではなく自分の心が楽しいかどうかで判断してくれていたら良いなといった希望的観測を溢してしまい。それを申し訳ないと少々詫びるように隣のサーベへと笑い掛けて)

2771: 8号(ハチ)/4号(サーベ) [×]
2022-10-12 15:54:29

>志々雄

サーべ「……あはは、はは、はははは…。ごめんごめん。でもそれ聞いてさ、なんか安心したよ。」

「それはそう。私ね、正直まだ…自分の為に生きるとか、その場所に居るって感覚がよく分からないと”思ってる”んだ。ずっとハチとか志々雄とかに限らず、周りにいる色んな誰かのためにここにいるのが普通だと思ってたからさ。まあ、だからヒーローになったんだろうけどね」

(つい漠然とした問いを投げかけてしまったから、また頓智かと言われ、自分がうっかりしてしまったことが面白くて、そして希望的観測のほとんどが当てはまることに、なんとなく安堵したのか笑ってしまい。自分のことはあまりはっきりしようとしないからか、微妙な距離の取り方からくる癖か。思えばこういう問答も3回目なのを今思い出した。軽く謝りながらオニオンスープを一口飲んでは、離して話し始めて。本当によく見ている。私に残った時間はハチや志々雄、そしてオクタリアンのために全部使おうと思っていることを、なんとなく察していたらしい。)

「でもね?今は皆といて楽しくて、ずっと一緒にいたいって思ってるのも本当だからさ、私は私の為にここにいられてるんだなって。だからそれ聞いて安心したよ。」

「…じゃあさ、私は今どうしてここにいられると思う?」

(本人には絶対に言わないが、こうして志々雄と話していると久しく連絡を取っていない自分の母親を思い出す。それはそうと、彼から言われてみるとただ単にヒーロー的な奉仕の精神の下ハチ達のそばにいるのではなく、そばに居るのが楽しいから、好きだからいる自分がいることに気がついて、息をついては笑い返し。それから長く白い息を吐き出しては、今度は生存できている理由を問うて)

2772: 志々雄 真実 [×]
2022-10-12 22:27:29

>サーベ

(何処と無く安心したような相手から笑う呼気が漏れたのか唇を離したマグから湯気が揺らめいていて。4号としてでは無くサーベとして皆と居るのが好きだから此処に居るとの思いを聞くなり此方も嬉しさと安堵の思いで密かに微笑み。次いだ質問には降ろしたマグを片手に持ったま燃える薪に火の子が爆(は)ぜるのを聴き、サーベの"さよなら"と向けられたあの刹那の微笑み。あの場から必死に掬い上げた感触を思い出しては少々黙った後)


んーなの決まってる…。サーベが頑張ったからだ。…きっと側にハチが居てくれたのも大きいな?


(相手が何を言いたいのか何と無く理解するものの、そこから這い上がって来れたのは結局相手の頑張りなのだと此方は笑んで答え。退院後もサーベの家へ泊まりに行ったりと側に居てくれたハチの存在も大きいと、互いにとっても何気に大きな支えとなっている彼女の事を話にあげてみては)

2773: 8号(ハチ)/4号(サーベ) [×]
2022-10-14 02:04:02

>志々雄

サーべ「……あはは、私はそんなに頑張ってないよ。…ただそうだね、あの子がそばに居てくれたからっていうのは本当。今だから言うけど、私結構重いうつ病だったらしいからさ、あの子がいてくれなかったらどれだけ療養が長引いたか分からなかったんだよね。今もこうしてあなたとまともにおしゃべりできてたかも分からないくらいでさ」

「…あの子さ、ほんと変わったよ。出会いたては迷子みたいだったのに、気がついたら私はその子に背負われるくらいになっててさ。”つらいってちゃんと言え”って言われるくらいで。なんだかずっと先に行っちゃったみたい。」

(自分の意図を察したか、それとも志々雄本人が思っているよりも控えめな所が作用したのか。相変わらず穏やかに笑むだけで自分は何かしたうちに出さないことにはくすりとしながらもハチの存在が大きいことに共感を示して。これも彼には絶対に言わないのだが、ハチを好きな理由が何となく分かった気がした。そして、同時に居場所のように思っているのかもしれないと。何かとそばにいてよくしてくれること、何かあれば合わせてくれること、よく笑ってくれること優しい言葉をかけてくれること…。それは魔法のように症状を日に日に良くして、悪夢までも取り払った。医者が酷く驚いていたことを今でも覚えている。自然と空を見上げては白い息を吐いて深呼吸しながら、無自覚に親のようなことを言って)

「…だけどさ。卵が先か、鶏が先か…みたいな話じゃないけど。そもそも伸ばそうと思っても掴む手がないとどうしようもないからさ。だから…ううん…」

「…私ね、今頃はもう死んでると思ってたし、なんなら既に死に体だと思ってた。何食わぬ顔で皆と混じってる、ただの手遅れ者。志々雄とあの子のことだったり、友達のことをどことなく俯瞰して見守るようでいたのは、きっとそういうところがあったから。あなた達のことを自然と”未来ある者”として線を引いてた。」

「だからイカとタコの未来もあなた達に託したし、振り切ってヒト…イカ柱になることを選んだ。だけど、私は今ここで息をしてる。人並みに笑って望みを伝えて、まだ不器用だけどありのままに感情を伝えられてる。」

(なんだか以前よりずっとちゃんと自分のことについて話せるようになった気がする。同時に時折頬を流れる冬風、カップ越しに手を温めるオニオンスープ。そしてその湯気。やっときちんと見られるようになった、仮初でない本物の夜空。それらを素直に、そして色を持って感じられているから、かつての自らへの諦観を語るその口ぶりは自然と明るくて。それからは念押しするかのように彼の顔を合わせていて口を開き)

「…………それってさ、あなたがもう一度望みを吹き込んでくれたからなんだよ。」

2774: 志々雄 真実 [×]
2022-10-14 19:39:11

>サーベ
…、

(今頃は死んでいたと話す相手に此方も黙したまま、清冽のような初秋の空気のなかじんわりと伝わるマグの熱で暖をとっている仕草を隣で見守り。卑下する癖が抜けないサーベに此方も穏やかに短く首を振るものの、此方を向く橙色と目が合うと今は自分の事をきちんと話せるようになったと聞くなりちらっと笑み掛け「…そうか。」と何処か喜ばしそうにし。念押しの言葉を耳にしては顔を伏せつつゆったりと立ち上がって)


サーベがそこからきちんと希望を見出だしただけさ。偉かったな…

俺のした事は気にしないでいいし、俺の友人の事だ。…何があろうと見放さねぇし。今後も、


(仮に相手から恨まれようとも、此方のした事が相手にとって正しかったのかどうかはきっと何者でもないサーベ自身の力であって。此方のした事は飽く迄も此方の身勝手なのだと話を軽く冗談げに括り。今後何があっても見限る事はしないとだけは約束しながら、ポン、と蒲公英色の頭を軽く片手を置き。「風邪引かねぇ内にハチとアルクんとこ戻れよ?」と、いつものように笑んで手を離しながら喫煙してから戻るのか闇夜に紛れていき)



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