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63:
フール [×]
2021-05-04 21:38:20
>>>>62
>>>>クレア様
大人になるしかない、か……。
( しばしの逡巡、さて自分でも何を思ったかわからぬままに彼女の頭に手を伸ばし、先ほどとは違いやや雑な手付きで髪をかき回して。彼女が抵抗らしい抵抗をしなければきっと、それは全力で走った子供のようにぐしゃぐしゃと絡まった髪型になるだろう。もちろん嫌がられればやめるつもりで、あまりにも子供じみたいたずらを仕掛けて。「 風呂か。…見張るんじゃなくて、一緒に入るのはどうだ? 」洗ってやるよ、とはいつもの悪趣味に加えた戯れ。軽快な彼女の言葉にやや安心したが故の、そして少し浮かれたが故のやはり余計な一言であった。「 祝福の光は雲をも除ける、なんてな。この天気もお前が来たからではあるんだぜ 」足元の地面は彼女にとって慣れない道であり、やはりテンポよく歩くというわけにはいかないようだ。自然と落とされた速度と歩幅、見下ろす彼女の足取りに合わせて踏み出す足を調整しながら空を見上げ。やはり快晴の空は良い、己には似合わぬものとはいえ、隣に立つ彼女によく映える。「 そうなるな。落ちてきたり、どっか行ったりする……。ま、あんま気にしなくていいぞ。お前だって引っ越しとかするだろ 」たとえは適切でないかもしれないけれど、わかりやすく伝えるならばこうなるだろうかと。どうやら多少なりとも信を得ているのかと推測すれば、追及を逃れたことにやや安堵して息を一つ。「 そういうもんさ 」言いかけた言葉が何であったのかは問わない。それを問うのはやぶで蛇をつつくようなもの…どこかで聞いた言葉が頭を過ぎていく。彼女をここにとどめておくならば、秘密にした方がよいことは片手できかないぐらいに存在するのだ。「 そうかもな。……中に入るか?それとも、もうちょい見て回るか。 」先ほど覚束ない足取りを見せた彼女を思い出し、若干の気遣いから休憩を提案して。ともに触れた車体は日の光を受けて鈍色に輝いている、彼女が車内へ入ることを選ぶなら、ゆっくりと扉が開いてゆくことだろう。 )
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