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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
8:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-07 00:47:28
(/現代パロですね、かしこまりました。原作の様に相容れぬ関係が此方では丸まって唯一無二の関係性になりそうですね、とても良いと思います。私が思いつく限りでは二人は大学や高校生の頃からの友人でそのまま社会人になった設定ぐらいしか思い浮かばないのですが、背後様は何か考えているものはありましたか?全く異なるものでも新たな展開の一つとして教えて頂けたら幸いです。)
9:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-07 01:29:41
(/ご賛同感謝致します。背後様の気分を害さぬよう 許容範囲を超えない程度に、オリジナリティを加えた様な二人の居る世界観を構築出来たらと思います。お恥ずかしながら此方もそのくらいしか思い浮かばず…、背後様のそれにプラスする意見としては 同胞で社会人として新しい土地に上京、利便性や費用面の折半等を理由に同居、などでしょうか。此処まで固まって来ると、今度はキャラクターの方の細かい設定にも興味が湧いて来てしまうところでして、当方の猗窩座ですが現代パロと言うことなので顔の入れ墨は無し、首から下の全身タトゥーは若気の至り…性格は人間宜しく良識を持ち丸さを帯び、原作に沿う形で‘人好き・会話好き’や、趣味として格闘技を嗜んでいる等 設定を盛り込もうかなと考えているのですが…如何でしょうか……、嫌悪感など有れば撤回致しますので何なりと。)
10:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-07 01:48:53
(/成る程、ではでは素敵なご提案を是非練り込ませて頂いて慣れない土地にて切磋琢磨働きながら一つ屋根の下、酒も酌み交わしましょう。いえいえ、撤回せずにその素敵な設定をご活用下さい。煉獄の容姿を現代風には…私の小さな脳味噌では出来なかったので髪型はあのままでスーツ姿、もしくはワイシャツ姿を主に頼れる上司ポジションにしようかと思います。面倒を見るのが好きであり、猗窩座同様に剣道でも習っていた風に致しましょうか。その他こうしてほしいなどのご要望があれば是非是非仰って下さい。)
11:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-07 02:30:41
(/とても素敵ですね…!夕飯の支度や晩酌、此処でしか味わえない仄々とした雰囲気を出せる様精進致します。因みに御宅の煉獄さんは酒豪でしょうか、下戸でしょうか、興味がありますが何方にして好みです。お褒め頂き光栄です、有難う御座います。とんでも御座いません、とっても素敵です…成る程、剣道 良いですね。猗窩座の方は未だに仕事の傍ら趣味で続けている柔道やら合気道やら何やらの格闘技に、時折煉獄さんを師範として勧誘でもしましょうか。背後様の紡ぎ出すアイデアがあまりにも魅力的でして、要望を出す様な隙間がありません。強いて我儘を言うのであれば、その調子で背後様発信のお考えを聞いていたい所存です…。それでは一旦此方で猗窩座の方は下記にまとめてみます。此方もこうして欲しいなどのご要望、ご指摘、ご意見あれば頂けますと幸いです。)
現代パロ ‘猗窩座’
・20代前半?(其方のご提案あればお合わせします。)
・人が好き、話好き
・顔の入れ墨のみ無し
・趣味は格闘技
・実家が貧しい為、昼職に加え夜に道場の師範業のバイトも。
・職場会社勤めの模様(接客とまで行かずとも人付き合いや外回り、少々パワハラ気味の上司がいるのだとか。)
・此方はスーツではなく、私服勤務で行こうかと思います。
年相応なカジュアルなスタイルで、見た目的には髪色や全身のタトゥーも相まって少し柄が悪めのヤンチャ風でしょうか。
12:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-07 04:17:53
(/きっとお酒を美味い美味い!と言いながら沢山飲むでしょうね…、そして顔を真っ赤にして上機嫌にしていそうです。羽目を外すようなタイプには見えないので、あくまでも私の想像の内に過ぎませんが…。是非手合わせしましょう、此処でも煉獄が打たれてしまっては悲しいですね。いえ、そんなに褒められる程のアイデアを出していません…断腸の思いで捻り出しています(TT)概要をまとめて下さり有難う御座います、とても見易いです。所でこの二人は同い年なのでしょうか?もし一つや二つ煉獄が年上で、彼を年上と感じず同年代同様に接する猗窩座、というのがチラッと浮かんだのですが如何でしょうか。もし同年代、もしくは逆の立場が宜しければご指摘願います。
以外煉獄杏寿郎を記述しておきます。
現代パロ 煉獄杏寿郎
・25歳程(仮)
・父と弟の三人家族。仕送りを行い、弟を可愛がっている。
・頼り甲斐のある上司ポジション
・時々抜けている事も
・同居人の仕事や私生活を気にかけている、煩い程に
・金融関係の仕事、定時出勤定時退社絶対
・仲間付き合いも程々に競争心も持ち合わせている
・仕事中、休憩時間以外はスーツ姿
13:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-07 07:36:32
(/成る程素敵です、しっかりと自分の身体の限界を理解し把握して飲み過ぎない様にしている煉獄さんが目に浮かびますが……その内ついうっかり羽目を外す様な場面があれば見届けねば、と思います。断腸の思いだなんて…!此方の為に知恵を絞って頂き誠に感謝です、二人の背景が少しずつ出来上がっていく過程にもう既にワクワクしております。……!、なんと。またしても素晴らしく秀逸なご提案!大賛成です、では当方の猗窩座は二つ程歳下にしましょう。…妄想ですが、今よりも更にヤンチャさを残した若い学生時代、学年が上にも関わらず煉獄さんの元に乗り込んで行っては「◯◯になれ!」や「◯◯をしよう!」と提案を投げ、事あるごとに何か決闘(タイマン)を申し込んでいそうだなと思ってしまいました。
では此方も、上記を受けて改めて更新しておきます。改善要望・ご指摘等あればご教授下さい。まずはご査収下さいませ。
現代パロ 猗窩座
・23歳程
・元々気が強く喧嘩っ早い気質だったが今は随分と丸くなった。本質は人が好きで、話好き。
・朝に滅法弱く、(煉獄よりは)食が細く偏食気味
・顔の入れ墨、手の指先のみ無し。その他首から下は有り。
・実家が貧しい為、仕送り強化の為昼職に加え道場の師範業のアルバイト等副業も熟している様子。
・学生時代は身体のタトゥー然り、家庭の貧しさ故の非行が目立ち問題児だったとか。
・趣味は格闘技
・服飾関係の会社勤め。(そこそこの役職を与えられており、接客とまで行かずとも会議や冗談、外回り、あちこち飛び回る事が多い。少々パワハラ気味の上司がいる。私服勤務で基本カジュアルだが、場合によりスーツやフォーマルも着こなす。)
・時々抜けている同居人が心配で気に掛けてしまう
・休日や早く帰宅した日はさつまいも料理をよく作る
・千寿郎からスイートポテトのレシピを習得中
14:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-07 14:01:48
(/おお…ヤンチャな猗窩座可愛らしいですね、軽くあしらいながらもたまに手合わせしていたのでしょうか…想像するだけでも心が和みますね。そして上司のパワハラ、現代パロでも苦労するなんて(笑)年齢の件、設定に練り込んで頂き有難う御座います、何となく互いの関係性が見えてきました。また新たに詳細な設定の提示を有難う御座います、とても良いと思います。改善するべき場所は勿論ありません、是非このまま素敵な設定のまま採用して頂ければと思います。
また此方の概要はあれ以上思い付きませんでしたので、加えて何かある場合はその都度ご提示致します。)
15:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-07 14:26:53
(/個人的な趣味嗜好が強く出てしまいましたが…受け入れて頂けて安心致しました(笑)人間版猗窩座になるので、多少なりとも原作より穏やかな形になりそうです。もし解釈違いやご指摘ご要望等あれば、お気軽にご教授頂けると嬉しいです。実はこの様に設定などを詳しく相談しながらの取り組みは経験がなく、此処まで強く自分の希望も表現出来たのも初めてでした。真摯に長らくお付き合い下さった事、心から感謝致します。其方の概要も魅力的で素敵なので今のままで十分ですが、追加の提示いつでも大歓迎しますのでよろしくお願いします。
さて、その他気になるところや不明点はありますでしょうか?なければ早速本編に入ろうかと思いますが、どういったシチュエーションから回していきましょうか。ご希望ありますか?)
16:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-07 23:21:28
(/此方こそじっくりと展開のご相談が出来てとても良かったです、素敵な現代パロならではのアイデアの数々に圧巻されております。今から本編が楽しみで仕方ありません。
現段階で不明な点は御座いませんが、本編への導入は上京したて若しくは暫く時が経過し二人の生活にも慣れてきた頃にするかのどちらかな、と思いました。上京したてですと多少仕事に追われていそうですが見ず知らずの土地のものに感動していそうです。慣れてきた頃ですと然程やりにくさもなくスムーズに展開が運びそうですね。仕事、というより二人の物語は私生活中心になるのかな、と思いましたので、前者後者どちらに転んでも面白そうです。
その他希望のものがあればどうぞ。)
17:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-07 23:44:17
(/お声掛け頂いたのがお優しく寛大な背後様で嬉しい限りです、本当に有難う御座います。
確かにそうですね、二人の新生活のスタート…それだけで和んでしまいます。前者後者どちらも捨て難い上に想像だけが膨らんでしまいます、見ず知らずの土地で新しい物に目を輝かせる二人が尊いです。…欲深い部分を晒してしまってお恥ずかしい限りなのですが間を取る様な形で、上京したてで仕事に追われる毎日、休日といえば土地勘強化と、買い出しや近隣の商業施設の調査と称して散歩三昧。仕事にもやっと慣れて来た今、放ったらかしのままだったダンボールの荷解きや、煉獄家から届く仕送りの品の整理等に追われる…など、私生活の部分から入って行くのは如何でしょうか。)
18:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-08 00:21:51
(/とても素晴らしいご提案を有難う御座います、忙しさの中に新鮮味があってより晩酌が楽しく、美味しく感じられるでしょうね。互いの仕事の愚痴を言い合いながらも次はどこへ行こうか、何をしようか他愛も無い会話が目に浮かぶようです。是非そちらのご提案を通して頂けますでしょうか。)
19:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-08 01:02:26
(/恐縮です、有難う御座います。矢張り背後様が居て下さって初めて、刺激されて浮かんだ素晴らしい提案()ですので、賛同頂けて嬉しい限りです。界隈でいうところの、所謂 半也とまでは行かずとも、現代パロならではの他愛の無い和やかなやり取りが出来たらと思います。
因みに記載をすっかり忘れていましたが、猗窩座の瞳は文字を取り、琥珀色の瞳に白目部分も通常の人間らしい瞳のイメージに変換しております。では、前述の様な雰囲気で回してみようかと思います。此方は蹴って頂いても結構です、何かあれば遠慮なくお声掛け下さいませ。)
――杏寿郎。これは私物だな、お前の部屋に運ぶか?(風呂や夕食 その他諸用を済ませ、晩酌もそこそこに ふと、部屋の隅に寄せられた未開封のダンボール箱の元へ足を向ける。2DKのキッチン兼リビングは広々として、男二人で過ごすには十分な広さであるが、如何せん 積まれたままのダンボールは景観を損ねる。何となく思い立ち、数日中断していた荷解きを再開しようと彼に声を掛けたものの、掛け時計を見上げれば既に天辺を回った時刻。数時間後に控える仕事に思いを馳せつつ またタイミングを逃したな、とぼんやり思考巡らせて)
20:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-08 16:42:12
(/此方こそ此処までお付き合い有難う御座います。雨の降る深夜に傘を持って迎えに行ったり、休暇に青い海を見に行ったりと色々したいですね。改めまして此れから宜しくお願い致します、何卒宜しくお願い致します。)
む、確かにこれは俺の荷物だ。運びたいのは山々だが、俺の部屋は既に段ボールの山積みとなっている!仕方無い、此れは運ぶとして良い加減荷解きに時間を作らないといけないな。
(晩酌のつまみに用意した薩摩芋の煮物を上機嫌で頬張っていたところ、背後からの声掛けに未だ咀嚼を楽しみながら其方へと視線を送り。外見だけでは判断しかねるため自らも腰を持ち上げて、似合わぬトレーナーにを包んだ格好で彼の真横へと歩みを止めて。”杏”の印は己の物、仕事の資料か完全なる私物か、持ち上げたその重さでは分かりかねる様で。四角四面とは行かずとも一度決断した事は遣り通す性格上、私物は部屋に運ぶとしてこのままでは積層紙らに寝床を占領されてしまうため、懸念を早々に除くためにも荷解きに費やす時間を割り裂く事を心に決めて。ニッと口角を上げて言葉の代わりに表情で感謝を伝えると積まれた荷を自室へと運び始め。)
21:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-08 19:33:55
(/深夜雨の中のお迎えも、青い海も、あまりに素敵過ぎて変な声が出ました。発想がとてもとても素敵で、儚くて尊くて…、蹴ってもらって結構と言い出しっぺながらお返事してしまった事をお許しください。どうぞ気楽に末永くお付き合い頂ければ幸いです。此方こそ、何卒宜しくお願い致します。/蹴り推奨)
此処最近 定時退社とは言え、お前も忙しくしていたからな。最も、時間がないというよりは荷物の多さの方が問題だと思うが、一体何をそんなに持ち込む物がある?
(軽々と箱を持ち上げる様子からは中身どころか重さの検討も付かない。中身の詮索する気はないものの、数日前に開け放たれた扉の隙間からチラリと覗いた彼の自室は確かに引っ越し当初と変わらず段ボールが鎮座しており、一人での作業では暫く時間を要するだろうと淡い懸念を覚えながら、性格を表す様な達筆且つ快活な自体で書かれた“杏”の字をそっと指先でなぞる。同じくその字が刻まれた幾つもの荷物と ふわふわと揺れる明るい橙の髪を交互に眺めつつ、早速作業に入ってしまう彼に‘しまった’と気付いた頃には時既に遅し。束の間の晩酌、然も好物の薩摩芋を摘んでいる最中に声を掛けるべきでは無かった 悪い事をしたと思いつつ、彼の性格上今更制止の意見は受け入れられないだろうなと眉を顰めれば彼の後を追い。黒のスウェットの袖を捲りながら開いた扉にコン、と一つノックをして)――杏寿郎。俺に中身を見られても支障が無いなら一緒にやろう、一人では寝床どころか睡眠時間も食われてしまうぞ。
22:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-09 00:28:31
それは有難い!然し俺よりも起床が早いのだから程々にしてくれ。先程の質問だが殆ど仕事関係_____此れは違うだろうな。うむ、矢張り。弟がいつでも家族を思い出せるように持っていけと入れたものだ。父上が大事に抱えていたらしいが…此れは俺が10にも満たない頃だ。
(矢先の質問は先ず後回しに、片手に荷物を預け開かれた扉の先は積み上げられた段ボールが壁際に幾つか。部屋隅にはノートパソコンが設置されたデスクと整理整頓された真新しい資料、就眠は敷布団派のため今はクローゼットに仕舞われた憩い達、拘りのスタンドライトはベーシックに黒色で落ち着いた白熱灯が静かに室内を照らしていて。今は手入れが行き届いていない煩雑な様子だが荷解きが終了した頃には随分と殺風景、或いはシンプルな室内となる筈で。快い彼の申し出に頷くも視線は掛け時計へと向けられ、精々荷物を運ぶ手伝い程度にと軽い指摘を。勿論毛頭から彼の時間を奪う気は無いため、退屈凌ぎにと漸く先程の回答に移り、運ばれた物とは別の段ボールへ手を掛け小道具を使わずに封されたビニールテープを取り除き、一冊のアルバムを取り出して。かつて他県へ上京する事を良くは思わなかった父が己が幼少期から集めていた写真の数々、その懐かしさと嬉しさに自然と柔らかい笑みが溢れ、表紙を捲り、まだ幼い頃の自身と家族の写真を眺め。彼に手招きをし共に見ようと誘い掛けながらこの誘いが荷解きからまた足を踏み出す選択になるとも思わずに。)
23:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-09 12:46:23
…相変わらず優しい奴だ、俺への気遣いなど無用だというのに――何だ 写真か。そんな物を持ち込むから荷物が増える…まぁ、千寿郎が入れたのでは仕方ないな。お前の父は子煩悩で有名だぞ、其れを手放した今寂しさで荒んでいるんじゃないか?(段ボールの山さえ片付いてしまえば大分殺風景になりそうな彼の部屋、その中で目を引いたシックな雰囲気を纏う趣味の良いスタンドライトから緩りと部屋の中見渡しながら誘われるまま彼の側へ。己の部屋といえば、彼に反してそもそも必要最低限の荷物しか持ち込まず雑貨類に関しては箱に入れたままクローゼットに押し込んでしまったし、仕事関連の物も殆どデータとして持ち歩く事が多い所為か特に追加で物が増える事もなく、早々に片付いていて。物珍しそうに真新しい資料や書類に視線を投げつつ、彼が手を付けたのが先程運んだ荷物でないのが多少気になるも、ふわりと溢れる柔らかい笑みと穏やかな声音に釣られて淡く微笑を湛えては揶揄混じりの冗談を交えながら彼の真横へ寄って。どれ、と身を乗り出し覗き込んだ先に彼の面影を濃く残した炎色の髪の幼子が、大きな瞳を緩ませてあどけなく笑う姿に眦を緩めては くく、と小さく喉を鳴らして笑い)随分と可愛らしいじゃないか。今と大差ない様に見えるな?
24:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-09 23:54:51
心配は無い、来年受験生となる千寿郎に厳しく教導して下さっているだろう。_____有難う!だが然しそれは褒め言葉なのか?そうだ、猗窩座、今度お前の幼少期の写真も見せてくれて。学生時代のわんぱく小僧は知っているがそれ以降は知らないからな!
(実家を出ると知ったその日から口を聞いてくれなかった肉親だが手厳しくも優しい父が一人ではないという事、歳の割に大人びた弟と楽しくやっている事だろうと故郷に思い耽る。親しき人達を置いて、こうして見知らぬ土地に足を踏み入れた事に寂しくないと言えば嘘になるだろうが、少なくとも、いや大いに心の拠り所又は励ましになる存在が隣にいる事に心の内で改めて感謝をして。夏の夕暮れ時、畝る海に反射して照り輝く黄金色様なの瞳が微笑を讃えるのを見逃しはせず、つうかあの仲に満足しては新たな閃きが脳内へと浮かび上がり。そのアルバムには高校時代や大学時代に彼と写る写真が何枚か存在するものの、記憶にあるのはそこまでの姿のみ。きっと端麗なこの男の幼少期は嘸かし愛くるしい容姿だったに違い無いと期待を孕ませた輝く眼光を相手へと向けて)
25:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-10 12:31:53
そうか、もう来年には千寿郎も受験生か。――ふふ、安心しろ心からの褒め言葉だ。今でこそ洗練されて凛とした顔立ちも…見てみろ、この桃色に熟れた頬、美味そうじゃないか。
(上京間際、件の弟から‘兄が心配で’と眉と一緒に頭を下げられたものだから連絡先を交換して以降 偶にやり取りを交わす仲だが、幼い頃から顔を見ていた彼ももうそんな歳かと時の流れに柔く相貌を細め。彼の言葉に耳を傾けつつ、一つ一つの写真に目を落とし 己の知る幼く懐かしい顔やその場面に眉を下げ、兄弟や家族で映る素朴な仲睦まじい其れから此方にも齎される温かさに「良い写真だ」と呟きを落としページを捲って。ふと、横から注がれる熱気さえ感じるような視線に顔を上げ期待漲る焔色の瞳と視線が合えば眩しそうに顔顰め)…そんなに期待をしてくれるな杏寿郎。そもそも写真なんぞ持って来ているかも怪しいところだ、…暇を見て探しておこう。(クローゼットにそのまま押し込んだ箱の中身を思い浮かべながら、半ば押し切られる様な形で告げれば子を宥める様にぽんぽん と背中を叩いて)
26:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-11 00:30:24
うむ、褒め言葉となら有難く貰っておこう!写真は良いものだ、懐かしい人も風景もそのまま残してくれる。記憶を彩る。猗窩座との思い出もまた、ここに残さなくてはな。_____そうか、では楽しみにしていようじゃないか。
(丹念に写真を眺める様子に此方とも嬉しく、常に上機嫌に口角はにっこりと釣り上がったままで。捲られたページの端に貼付された一枚の写真には赤子を抱く黒艶の髪束を片胸に垂らす女性が写っており、その微睡の中にひっそりと佇む様な面持ちは紛れも無い母の姿で。胸の内が疼くような、そんな感情を抱くも、背を叩く形ある人の温もりに気が付き顔を上げて視線を絡め、僅かながら眉を下げて。秒針のカチッという音が鼓膜に届いたのは偶然で、直ぐに時刻を確認すれば今から十分に睡眠を取るにはとても足りぬ程に時間は過ぎており。アルバムを彼の腕から抜くと近くの戸棚に立て掛け、改めて向き直れば彼の睡眠と本日の出勤を案じて切り上げる提案を。)
そろそろ寝なければ仕事に影響が出てしまいかねん、後は適当に整理をしてまた後日やるとしよう。それと明日の朝寒くなるようだから温かくして寝るのだぞ!
27:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-11 01:25:18
…そうだな。次の休みにはカメラでも買いに行こうか。思い出を残すのもそうだが、先ずはお前の元気そうな顔一枚でも家族の元に送ってやるといい。俺が撮ってやろう。
(立派に逞しく育った息子、頼り甲斐のある男前な兄が欠けた今、煉獄家は少なからず浮き足立って居るだろうと提案した言葉が思うより優しげな音で紡がれたのは、目の前の芯の強過ぎる男の僅かに下がった眉の所為だろうか。手元のアルバムの一角に佇む黒髪の佳人も常世で心穏やかに見守って居られる様、二人で刻む時の安寧と幸せを守って行かねばと密かに己の心に刻んで。不意に鼓膜を揺らす時計の秒針と彼の声に本来の目的をやっと思い出して、すっかり彼のペースに乗せられてしまった事を悔やむよりも先に、テキパキと就寝に向けての道筋を立てた上 明日の心配まで添えてくれる真っ直ぐ過ぎる優しさに く、と小さく緩い笑みを零し。触れた彼の背中を柔く撫で下ろし立ち上がればその場でそっと伸びを一つ、)
よく分かった、成る程…お前の部屋がいつまでもこの様子なのはこういう事だな?必要なのは手伝いではなく監視役の様だ。……兎も角、良い写真だった、ありがとう 杏寿郎。お前も腹を出して寝ないように。…そうだ、明日は早く帰れそうだ。晩飯の係は買って出る、薩摩芋の味噌汁を献立に加えるが 焦らず気を付けて帰って来い。ではお休み、杏寿郎。
(眉を上げて薄く笑えば彼も早く身体を休めるよう促しつつ、ひらり掌を振って見せ就寝の挨拶を残し、自室へ――。)
28:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-11 20:42:47
ぐ、………むう…。…(昨晩の予告通り本日は仕事にもキリがつき、人の流れに乗りすんなりと帰宅。薩摩芋の味噌汁を鍋一杯に拵え、鮭の塩焼きは二切れ。加えて春菊の胡麻和えと薩摩芋の煮付け、炊き上がった白米は炊飯器に、夕飯の支度を済ませリビングのソファにてノートパソコン片手に小仕事中。じんわりと感じる眼精疲労に ぐったりと身体を背凭れに沈め、開いたパソコンは膝に乗せたまま目を閉じて仕舞えばうつらうつら 船を漕ぎ始め)
29:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-11 22:03:36
(昨夜はほんの一瞬の間ではあったが潮風に押し寄せる波の様に胸に沁みる想いと、そして照りつく砂浜の様な温かい抱擁感を得て、非常に満たされた思いとなった。それもこれも全ては同居人の存在が大きく影響し、家族を杞憂する事も程々に勇気付けられる結果ともなっていて。夕食の献立に期待を孕ませ、朝から晩まで仕事をこなすも、どうも時間は早く過ぎろと願えば願う程ゆっくりと経過するようで、それも物事に熱中した途端駆け足となるのだからどうも付き合い難い。気が付けば時刻は20時過ぎ、定時退社を絶対としていたのにこれは如何なものかと既に消灯し始める部署を後にそそくさと退社して。車を走らせれば然程帰路に時間を食われる事は無く、途中でコンビニへ立ち寄り本日の楽しみを数本購入し自宅へと到着し。それでも時刻は既に21時近く、随分待たせてしまったとたスーツも脱がずに鞄を片手にリビングの扉を開いて)
申し訳ない!早く帰ってやるつもりがこんな時間に_____、
(玄関扉を開いた時から既に漂っていた夕食の匂いだが、リビングに入ればより一層濃くなり、腹の虫が音を上げて空腹を主張する。部屋を見渡すまでも無くソファーに休む彼の姿を発見すると、上着を脱ぎ始めながら数歩近付き、漸く彼が夢の世界へ落ちている事に気が付くと話し掛けるのを辞めて側へと歩み寄り。ベビーフェイス、童顔、幼顔…どれを言っても彼は喜ぶようには思えないが、まだ若く張りのある肌艶に愛嬌のある顔立ちを表すには上記が実にしっくりときて。開いたままのパソコンを閉じて隣へと置き、上着を掛けてやり)
ただいま、猗窩座。実に美味そうな夕食を有難う、ぺろりと平らげてしまうかもしれないがお前の分も残しておこう。
(/此方の返信が遅いが故に気を遣って二度も送って頂いたのなら申し訳ないです…!仕事の関係で返信が遅くなってしまうだけであのままの文章でも色々想像しやすく発展もしやすいので、お気になさらないで下さいね。また追加で送って頂き有難う御座います、うとうと猗窩座さん可愛いです。)
30:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-12 06:59:15
(とろとろと薄れ行く意識、思考が滞留してゆく特有の心地良さに身を任せて仕舞いそうになりながら、それでも同居人の帰りを待ちたくて。拵えた晩飯の感想も聞きたいし、きっと帰りの遅いこんな日だからこそ彼は眠る前の‘楽しみ’をコンビニか何処かで見繕って来る筈で。其れに合わせて己も買い込んだ楽しみを冷蔵庫に寝かせているから、ここは眠るまい、と、意気込むものの ヒトの三大欲求と言うのが此れが中々強敵。静かに睡魔との攻防を繰り広げる最中、ふと空気の揺れる感覚、人の気配にハッと目を開けて)
――…ッ…、帰ったか杏寿郎、おかえり。すまん、ついうとうとと、…飯は食ったか?俺は大分眠って居たか…?
(ぼんやりとした視界に彼の姿を認めれば言葉を紡ぎながら ふにゃり柔こい笑みを零して、シパシパと人より長い睫毛を瞬かせながら身に纏う黒のスウェットの裾でそっと目元を擦りつつそのままだった筈のパソコンが横に閉じられ置いてあること、己に掛けられた温い上着からからの優しさを拾い口角を緩めたまま)
杏寿郎、今日もよく頑張った。素晴らしい働きぶりだ、今夜は格別に酒が美味いな?
(/とんでもございません!昨晩良い具合に締まった気がしたので、何か進展があった方が良いかと思ったのと、お仕事も忙しい中お付き合い頂いてるにも関わらず、つい私も楽しくなってしまいロルも中々のボリュームになってしまっていた事を考慮して、短めなものを投げて置けばベースとして下さるだろうか…と考えあぐねた結果のものでした!急かした様に映っていたら申し訳ないのですが…、そう言って頂けて光栄です…お声掛けありがとうございます(嬉泣)うとうと猗窩座に釣られてお眠り?しておりました…お早う御座います。いつも本当に秀美なロルと杏寿郎さんの優しさに癒されております。お互い本日も無理せず頑張りましょう!)
31:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-12 23:31:19
む、起こしてしまったか?疲れているのだから仕方あるまい、昨日も随分と付き合わせてしまったからな。よもや俺の帰りを待ち続けているとは!さぞかし腹も減った事だろう。
(微睡からの帰還の印に氷麗の如く長く細い睫毛が光を乗せて、薄瞼と共に開かれるのに気が付き、その先の妙に艶っぽい瞳と視線が合わされば申し訳なさそうに肩を竦め。労りの言葉は一日溜まった疲労を癒すには申し分無く、釣り上げられた口角を更に引き締めて。早く帰宅したからと言ってそちらとて決して楽な仕事量では無かっただろうと未だ夢と現実の境を行き来しているようなふわふわとした様子の彼の頭部に片手を乗せ。大きくそして皮膚の厚い掌は烈士のよう、熱く温もりを宿した掌で犬を撫でるようにわしゃわしゃとその柔らかな髪質を押し潰しながら撫で付け。)
我が自慢の友人は料理の腕前も別格だ、酒が美味くなるのもして当たり前のこと!目が覚めたのなら早速共に頂こう!俺が温め直してやるからお前はそこで待っているんだ。
(屈託の無い晴れた笑みを浮かべ頭部より掌を離せば屈めていた腰を持ち上げて、ネクタイを緩めワイシャツの襟元のボタンを二つほど外しながらキッチンへと向かい。好物がじっくりと煮込まれた味噌汁に火を付け、既に用意された夕食をテーブルクロスと共に持ち運びながら、片手にはガラスを二つ用意し。少し赤みがかったグラスは彼の物、黄色味のあるのは自身の物、そこに注がれる酒の色は透明で小さな泡が弾けては消えていく。味噌汁が温まる間、乾杯でもしようとグラスを片手に取り)
明日は休みか?休みなら今日は好きなだけ飲むとしよう!
32:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-13 10:58:37
待つさ、食事は共にした方が良いだろう。お前の食べる姿が俺は好きだ、見ていて飽きん。然程腹が減っていなくても食欲が湧く。――う、おぁ、あ、……自慢の友人か、そうか。…
(豪快な様子で以て申し訳なさそうに肩を竦める彼が何とも可愛らしく、くふり小さな笑みを零し片手で掛けられた上着を抱き留めもう片方の手を彼の頬へゆったりと伸ばせば案ずるなと視線で訴えつつ、緩り中指の甲で温い頬をなぞり。不意にぐしゃぐしゃと前後左右に撫で付けられる髪に頭ごと持って行かれてしまいながら気の抜けた声を零すも、未だ微睡の残る頭で快活に紡がれる彼の声から己を称する言葉を拾えば洩らす返事は満足げに弛んで。此方が礼をする間も無く準備に移ってしまう彼の仕草を横目にソファから立ち上がり上着をポールハンガーへ掛けながら、何時でも真っ直ぐな眼差しに凛とした目尻、シャツから覗く美しく筋の入った太い腕がネクタイやボタンを緩めて行く何処を取っても男前な其れに、成る程男女問わずモテる訳だ と妙に納得しつつ、それでも己の前で時折垣間見せる抜けたところや気の緩んだ瞬間にそこはかとない優越感を覚えていて)
――全て任せてしまったな、有難う。うん、明日は休みだ。深酒にも付き合ってやれる………乾杯、杏寿郎。
(彼を追って小鉢や箸までも運び終え、用意された揃いのグラスを持ち甘く柔らかな微笑を湛えてはコツンと優しくグラス同士を合わせて)
33:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-14 15:18:25
そうか!でも無理はし過ぎるなよ、乾杯だ猗窩座!
(彼も休暇と知れば和やかに力強く頷き、合わさったグラスに揺れる半透明な酒をぐっと喉の奥へと流し込んで。冷えた酒は実に美味い、アルコールの独特な香りと炭酸の刺激的な味わいは疲労をも吹っ飛ばしてしまう。喉元を流れる冷たいような熱いような感覚はまるでキラキラとした宝石を流し込んでいるかの様で。それはきっと眼前に用意された手料理に助長され旨味も増しているのだろう。ガラスから半分程酒が無くなるほど飲み干して、テーブルへ。温まった味噌汁も用意して己の好物ばかりが揃った品々に早速手を合わせ頂戴しますと大きく挨拶をし早速薩摩芋入りの味噌汁を駆け込んで。程良い塩辛さと、薩摩芋の甘味がぎゅっと濃縮された味わいに飲み込んでから直ぐ満足した息を吐き、それから白米を摘み、鮭の塩焼きを頬張る。)
美味い!これは実に美味い!どれもこれも美味いぞ猗窩座!美味いだけではない、栄養価も高く実に健康的だ!
(力強い声量と共に眼光も煌めきを増し、次々と平らげていく。鮭の骨一本足りとも残さず、米粒一つ残さずに、率直で素直な感想は止まる事を知らず、あっという間に皿の中は空となり。出されれば幾らでも食べてしまえる程の食いっぷりで、残されたガラスの中身も流し込み、新しく注いでいく。彼のグラスが無くなればついでとばかりに注ぎ入れて)
34:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-14 16:12:07
ッく………美味い、沁みるなぁ…!(グラスのぶつかる軽やかな音と彼の明朗な掛け声に合わせてシュワシュワと爽やかな音を立てる酒を口へ。アルコール度数の高い其れも心地良い酩酊感が直ぐに疲れを薄めてくれるが、炭酸の泡が弾ける清涼感のある此れも引けを取らず癒しをくれる。喉を甘やかに刺激する冷えた酒を彼に負けじと喉を鳴らして煽れば、浸る至福の瞬間に眉を寄せ吐息と共に低く唸りを零して。彼の丁重で豪快な挨拶の陰でそっと手を合わせ 戴きます、と声にしては箸を取り味噌汁の椀を掌で包む様に持ち上げたものの視線はじっと料理を挟んだ向かいの男の様子を伺ったまま。己が作った料理が口に運ばれていく様、そして、その料理を口にした当人の表情が明るく綻ぶのを琥珀の瞳に映せば思わずしたり顔。きゅう、と引き上がる口角に緩り細められる双眸、至極満足げに悠然と微笑んで)
ふふ、そうだろう?美味いだろう、当たり前だ、お前のそれが聞きたくて腕を振るった。美味くない筈がない。……ただ杏寿郎、もう少し声を落とせ。苦情が来てしまう。
(味噌汁を一口啜って、味噌と出汁の旨味をたっぷりその身に吸い込んだ薩摩芋を口にすれば、ほろほろと舌の上で解け行く。うん、美味い。料理の出来に自身も満足げに頷いて、再び味噌汁を静かに啜るも、軈てくすくすと肩を揺らせば思わず彼を嗜めるものの満更でもなく声音は穏やか。どの料理よりも、彼の素直な反応を一番の御菜に皿が空になる頃には胸も腹も満たされていて、箸置きに箸を落ち着けて気の利いた彼の酌に合わせグラスに手を添え傾けて)
すまん、有難う。…なんだ、もう空けたか?もう一本持って来ようか。まだ飲むだろう?
35:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-14 17:19:02
む、これは失礼!あまりの美味さについ止まらなくなってしまったが、此れは店で並べられたどの料理とも比較出来ぬ程実に美味い。有難う、猗窩座!
(贅沢な時を過ごし、腹の中に収められた品々に満足感と幸福感を抱いて少し膨れた腹部を撫で付けながら先程よりも多少ボリュームが控えられた声量で改めて感謝を告げて。直ぐ空となった空き缶を横に、良い酒は最後に取っておいた為相手の言葉に頷き返し。甘さが控えめの日本酒や熱燗なども大変好物であり、然しなかなか仕事の前夜に嗜むにはリスクが大き過ぎると溜に溜まった楽しみが冷蔵庫の奥深くで自分の番を待っているはずで。今飲んだ酒の度数が割と高くもそれしきで潰れる様な肝の持ち主では無く、顔の赤みさえまだ表れず、若干内に熱を宿しつつも話題は仕事へと移り。)
_____そうそう、最近仕事の方は慣れてきたか?以前当たりの強い上司がいると聞いたが、それはからどうしている?
(飲み干したグラスを片手に持ったまま、一口も無い酒がガラスの底で揺れ動くのを気にも留めず、長い睫毛を持つ彼はと視線を向けて。完全に話を聞く姿勢となっているので、背筋は変わらず真っ直ぐと伸びたまま、視線には彼の内情を気掛かりとした色が混ざり。)
36:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-14 18:08:11
如何致しまして、お粗末様だな。美味いことは美味いだろうが、凝ってもいない ただの晩飯でその様子ではこの先身が持たないぞ杏寿郎。(昔から変わらぬ愚直な程に真っ直ぐな彼の言動は己が持ち合わせていないもので、その差異がまた心地良く、椅子を引いて立ち上がりながら空いた皿や空き缶をシンクへ運びつつ、絶え間無く丁寧に紡がれる礼に 流石に照れ臭さの様な呆れを含ませた様な声音で窘めるが如く返事をして。そうは言っても此れ程喜んでくれるのなら、次はもう少し凝った料理にも挑戦してみようかと思考を巡らせる己の単純さにも淡く笑みを零して。役目を終えた食器類を軽く水で濯いでから冷蔵庫を覗けば、各々が買い込んだ缶ビールや酎ハイが並んだ其の奥、横たわり良く冷えた日本酒の一升瓶を見付けたもののまだ軽い酒を挟むだろうか、と迷いつつ不意に投げ掛けられた話題に反応を返して)
――ん。もう既に新顔も増えて慌ただしいが、まぁ上手くやれている。…上司については相変わらずだが、そうだな…指揮をする者、其れを受ける者の立場上、仕方がない事だ。直向きに仕事の質を上げる事に注力していれば然程気にならん。……杏寿郎、此れで良かったか?
(乳白色に群青でシンプルな紋様の入った猪口を二つと日本酒を持って彼の元へ、此方を気に掛ける其れに反して諦めにも似た調子でけろりと言ってのければ酒のラベルを彼の方へくるりと向け、差し出す猪口と共に意向を尋ねながら先程と代わって酌を買って出る姿勢を見せて。)
37:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-14 23:16:54
ならば美味い料理で俺を感服させてくれ。_____それは良い心掛けだ、立場を重んじて自分の役割をよく理解している。お前は出来る男だ!あんなにもやんちゃな少年が、今やこんなに立派になったとは、お前の両親も鼻高々だろう!
(どんなに相手が理不尽であろうと、社会に出ればそれを耐え忍ばねばならぬ時もある。奥歯を噛み締め、酷い重圧に耐えて、それでも責任を持って仕事を挑む姿は誰がなんと言おうと立派だ。例えそれが諦めの境地まで追い込まれていたとしても、反抗的にならず誠心誠意取り組んでいる姿を見れば、長年付き合ってきた身としてはとても誇らしく、幾度と肯定するように頷いて。目の前の食卓から皿や不要となった空き缶が片付けられていくのを無意識に眺めながら、次いで日本酒を手に戻ってくる相手に気が付き、その銘柄へと視線を落として。それは己が取引先より頂いた例の物、大事に取っておいたがついに嗜む時が来たかと嬉しそうに幾度目かの大きな頷きを見せて。すっかりと彼との時間に慣れてしまったが、これでも己よりも二つも年下でありまだ社会に出たばかり。上にも下にも挟まれ窮屈な思いをしているであろう相手が、こんなにも立派になった事を直ぐに彼の両親に伝えられぬ事を悔んで。実家が貧しいからと、そこらの同年代の男よりもずっと真面目に働いてきた彼も近々写真に収め、実家にその姿を送ってやろうと目論見ながら、猪口を受け取り。)
これは長野産で特別純米を特に厳選して作られたものらしい。コクがあり辛口だというがきっと美味いだろうな!
38:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-15 00:33:14
……ふ、お前は良く褒めてくれる。昔からそうだな、温かく心地良い筈なんだが、未だに慣れん。ザワザワとする。…鼻高々、そうなる様に日々精進して行こう。お前のお陰でまた上を目指せそうだ。――ほう、長野。長野は空気と水が美味いと聞くな、成る程辛口か。辛口は好きだ。
(彼の言葉は炎の如く、鼓膜を揺らし脳へと届いた頃には燃え広がる様に胸に沁みて、離れていようと身体の内側からジワジワと熱を灯す様に満たしてくれる。‘言霊’なんて言葉があるが、この男の言葉には昔から其れを裏付ける様な力強さがあって、其れを 匙を投げずに今この場まで血の繋がりもない己に親身に向けてくれる事で、捻くれた魂が何時も救われていて。際限無い優しさを一から百まで素直に飲み込み切れず、小さく見開いた双眸を細め 眉を柔く八の字にして見せれば身を包む黒のスウェットの上から心臓部分をくしゃり、握って見せて。艶が差して微かに潤む琥珀色の瞳を日本酒へ落とし、薄紅色の睫毛を伏せてはこうした些細なやり取りが上司からの重圧何ぞも物ともせず仕事に打ち込める活力になっているのだと暗に告げ。ゆったりと数回瞬きを繰り返せば気を取り直し栓を抜き、紡がれた説明に酒を嗜む者として擽られる好奇心は隠さず丁重に瓶を持ち上げてそっと彼の猪口へ注いで。己の其れへも注げば乾杯もせぬ内から持ち上げた猪口へ鼻先寄せて芳醇な香りに「おお、」と小さく感嘆の音を零し)
……此れは良い酒だぞ、杏寿郎。寝かせておいた甲斐があったな、存分に味わうと良い。
(再び乾杯を促す様に猪口を差し出して、酒の持ち主である彼が口にするのを待ちながらゆったりとテーブルの下で脚を組み、気の緩みを許した空気感に浸り)
39:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-15 04:47:39
それは良かった、人間は死ぬまで学習し成長出来る生き物だ、日々鍛錬を積み重ねればそれだけ自分を豊かにしてくれるぞ。_____うむ!この豊かな米の香り間違い無く本物だ。乾杯!
(胸元を掴む仕草に眉を下げ柔く静かに微笑み、手にしていたグラスを離しテーブルへ。己の言葉に嘘偽りは無いと証明するように篤実な話をする前は両腕は膝の上に置く。普段ならば真っ直ぐと相手へ視線を向けるが、これ以上は”ザワザワ”とやらが彼の胸の内を支配しかねないとゆっくりと瞬きをする事で彼の逃げ道を作りながら静かなる助言を。素直で無い父はあまり褒めてはくれなかったが、だからこそ人から肯定される事が何より励みになるという事も知っていて、彼の生い立ちを知っている己が出来る事といえばこうして言葉を投げかけてやる事しか無く。同志のような兄のような、その様な感覚で共に酒を嗜むまで成長した彼の姿をもう一度瞳を開く事で再確認し。猪口に注がれ行く無色透明の液体、ほんの数滴からでも純米の香りは鼻腔を擽る。舌鼓を打ち、猪口を揺らして円形に外側へと波打つ美しい液体を目でも楽しみながら、コツンと陶器のぶつかり合う音を立てて乾杯をし、くっと喉奥へと滑らせていく。一口で喉から胃へと流れていくと鼻から純米の香りが抜けていき、嫌な後味を残さずさっぱりとした味わい。キリュールやカクテルなどとはまた違った満足感に自然と吐息が溢れる。腹部の方からぽかぽかとした心地良い熱が生まれ、一口、二口と進めていく内に更に血流が良くなり薄らと頬を染め。時間は有限ではないがこの時ばかりは至福のひと時が永遠になる事を期待してしまう。)
_______…もうこんな時間か。起きているか?
(気が付けば時刻は深夜を廻っており、酒に強い己は好きなだけ楽しんでいた様だが彼はどうだろうか。眼前に座る彼の頭を小突き、意識を確認して)
40:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-15 12:53:39
(彼が教えを説く時、何かを確と伝えようとする時の姿勢は目で見ずとも微かな声色の違い空気の揺らぎで何となく分かる。長年連れ添ったからこそ分かる気配に、ぴくり睫毛を揺らして反応すれば自ずと己の手も軽く握られ拳となった其れを膝の上へ、自然と伸びた背筋で彼に向き直り。荒んだ家庭環境の中両親とこそ、この様な場面になる事も皆無だったが きっとこの男はいつかの未来、自分に子に対してもこうして真正面から向き合った態度で導くのだろう。其れも誇らしい様な、少し寂しい様な。気恥ずかしさを訴えた所為か、強い眼差しは柔らかな瞬きで中和されておりその些細な気遣いの仕方も彼らしさを感じ、贈られる助言に応えるのと合わせて柔く微笑を湛えて見せ。)
――何の濁りもない、透明だ。見た目からでは水と何ら変わりはない、区別が付かない。それなのにこの香りに味、アルコール……質の違い、不思議なものだな。
(暫く、酒を酌み交わし程良く酔いも回ってくれば片手で頬杖を付いて猪口の中ほんの少し注がれた酒に対し、脈絡も無くそんな事を口走る程に思考は朧げ。火照る熱は感じるも顔色への変化はない性質のようで、意識もはっきりとしており彼の呼び掛けに視線を上げれば小突かれた頭を撫で付けながら多少普段よりも気怠げな口調ではあるものの薄く笑みを浮かべて、宣言通り彼の晩酌にとことん付き合う姿勢を見せて)
――起きている、…何だ 大分良い色に出来上がったじゃないか。まだ飲み足りないか?何か摘みを用意しようか。
41:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-15 23:49:19
うむ、頼もしい限りだ。夜も更けた折角だから明かりを消して星空を眺めないか?今日は良く晴れていた、きっと星々も美しく生えているだろう!
(摘み、と聞けば底知れぬ胃袋は限界を知らず、頷きを見せて彼がまだ酒に溺れていない事を確認し至極満足した様子でその場から立ち上がり。美味い料理、美味い酒、程良く回ったアルコール、ほかほかと体内の奥深くから発せられる熱は実に心地が良い。明日の心配もする事もなく、ただ流れて行く時間を贅沢に堪能している。気分は勿論、上機嫌であった。軽食は任せて半分程減った瓶を片手に彼の分の猪口も合わせて持ち上げ、ベランダへ移動すると床にそれらを置き、一旦電灯のリモコンを取り。彼が戻るまで明かりは付けたまま、側へ移動してくるとボタンを押して室内を暗闇で満たし。視界が暗転すれば鋭くなるのは聴力の方、窓を開けずとも車の走行する音や風が窓を叩く音、隣で息をする彼の音も聞こえてくる。酒の力も相まっているだろうが。閉じられたカーテンをさっと開けると青白い月明かりが差し込み、窓枠と自分らの影を背後へと伸ばしていく。鍵を開け、扉を開けばより一層静寂な夜の音が鼓膜を震わせて。この時期の深夜はまだ肌寒いが、火照った身体には寧ろ丁度良い。何処かで若者らの笑い声が聞こえる、それはたいそう穏やかなひと時で。頭上を見上げれば故郷よりも劣るものの満点の星空が今にも降ってきそうな勢いで白や青と煌めいている。彼の側に腰を下ろし、再び注がれた酒をくっと喉奥へと流し込みながら有限な星空を眺めて)
お前と出会った頃と対して変わらない光景だ、この先互いの人生を別々に歩む事になっても、この友情はこの星空の様に変わらないのだろうな。
42:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-16 08:55:51
星?良いが…あ、おい杏寿郎。何も羽織らなくて良いのか、お前は丈夫な癖に一度風邪を引くとよく拗らせて……、全く…。
(地元に居た頃は当たり前に見上げればあった星も、新しい土地に移り住んでからは念頭からすっぽりと抜け落ちて風景を構う余裕も無かった。せかせかと目まぐるしく熟して行くだけになっていた日々に‘星空を眺めよう’などと提案をする様な心持ち朗らかな人物は知り合いには居ないしきっとこれからも現れない気がする。つくづく良い友人を持ったものだと染み染みと感じ入りながら、湯気を上げる薩摩芋の煮付けが入った小鉢を片手に、もう片方の腕に薄手のカーディガンを引っ掛けて己を待つ彼が居るベランダへ)
――……何だ改まって。
(ほかほかと湯気の立つ薩摩芋には爪楊枝が二本刺してある。自分の方とした其れを摘んで口に放り込んではその熱さに顔を顰めながら、ベランダとは言え外故か随分と落ち着いてしんみりとした彼の声音が鼓膜を揺らすのに ふは、と柔らかく吐息の様な笑みを零し口内の熱を流し込むべく、再び酒をぐい と煽り猪口を空にして、)
…杏寿郎、俺はお前の様な友人を持って誇らしい。気難しいお前の親父がこうして衣食住を共にすることを不本意ながら許した事も、千寿郎が何かと気に掛けてくれるのも嬉しい。お前と過ごした日々がなければこうも丸くならなかったかもしれん。
(普段よりも幾分か柔い素直な様子で、首を軽く反らし視線は瞬く星を見詰めながら、腕に引っ掛けたままのカーディガンを雑に彼の背へと羽織らせて)
43:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-16 22:56:53
(側へ出された好物である薩摩芋の煮付けを早速口の中へと放り込み、しっかりと噛み締め味わいながら隣で微笑む彼へ視線を向け。青白い月光に照らされ瞬く星々を映した瞳にはまた別の宇宙が広がっているような美しさがある。黙って彼の言葉に耳を傾けて、一つ一つ溢す事無く物珍しくも素直となった友人の想いを受け取り。落ち着いた物腰と思想は大人びているが此方から見ればツンと犬のように尖った鼻先や小ぶりな唇はまだまだ青い青年には変わりなく、そんな彼が誰の真似か羽織を掛けてくれると成長する我が子を見る親の様な擽ったさが胸に芽生え。再び彼の頭部に手を伸ばし、わしゃわしゃと普段よりも熱を持った掌で撫でてから、此方も猪口を空にして)
有難う、猗窩座。だがお前には素質がある、例え俺と出会わなかったとしても、変わらず優しい心を持っているだろうな。俺はお前に期待しているぞ、立派になれ。
(最後はぽんぽんと優しく撫でてからその腕は胸の前で組まれ、日本酒と摘みが空になる頃には、腹も心も満たされ、気が抜けて仕事の疲労も相まって視線を崩さず隣で静かに寝息を立てて。)
44:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-16 23:50:02
――!!、…やめろ…!俺はお前の息子でも弟でもないぞ…!
(基本的に人との馴れ合いに特別な関心を置かない己が唯一無遠慮に触れられる事すら許容している間柄とは言え、二十歳を超えた大の男が頭を撫でくりまわされるのは如何なものか。酒に酔い散漫になっていた意識の中、短い髪を乱されてポカポカと温い手の熱が頭皮に伝わった刹那、驚きで見開いた瞳を眉と共に細め顰めては狛犬の如く人より尖る犬歯を覗かせてグルルと唸る様に牽制。お前と対等に並ぶ友人ではなかったのか、と非難の意を込めて絞り出した台詞ではあるが、彼の大きな懐を前にするとついその背に寄り掛かり甘えてしまいそうになるのも事実で。アルコールの所為か否か、照れや羞恥を織り交ぜたほんのり赤ら顔でそっぽを向くも其の手は自然と離れ行くまで振り払う事はせず、)
――…杏寿郎?……寝たのか、…まるで武士だな。
(頬の熱を霧散させるべく星を眺める事に徹し、手遊びに何杯か酒を口に運んで、暫く、彼の声がいつの間にか寝息に変わっていた事に気付く。緩りと身を乗り出して顔を覗き込んでは凛々しい眉目に恥じぬ寝姿に く、と甘く笑みを噛み殺し。一先ず部屋の中に酒器やら小鉢を移動させ、改めて彼の横で腰を屈めてはゆったりと肩を抱く様にぽん、と一つ肩を撫で、囁きで以て呼び掛けて)
杏寿郎、部屋に戻ろう、風邪を引くぞ。抱き上げてやっても良いがどうする?
45:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-17 00:46:02
_____ん、もう暫くこうしていよう。今はとても寝心地が良いのだ、猗窩座。お前は大切な友人であったな。
(思考は殆ど夢の中、腹に溜め込んだ酒にどっぷりと足を使っているような気怠さと心地良さ。術にでも掛けられていない限り、多少の物音で目を覚ます事は可能で肩に置かれた掌と彼の声に瞳を開き。勿論こうしてこのまま朝まで眠り呆けて仕舞えば体調を崩しかねないが、親しき友人と隣り合わせになり鱈腹ご馳走を頂き、そして明日は自由の身であるという事、素晴らしい条件が揃った中でまだこうして此処で寛ぎたいと思うのは細やかな我欲で。肩に添えられた手を包み込むようにして取り、屈んだ姿勢の彼を此方へとゆっくり引き寄せその場に尻を着かせようと。)
いつか覚えていないが、俺はお前と争う夢を見た。断片的だったがお前は全く別人のようだった、不思議な夢だった。
(此方に寄り掛からせようとばかりに男の筋の浮き出た掌で更に腕を引く。少しばかり困ったような表情で僅かに口角を釣り上げ視線を合わせた後、漸く腕を離してやり。抱き上げられる気は無いようで酔いがもう少し醒めるまではこのまま此処で一時的な休息を取るつもりで、再び腕を胸の前で組み直すと瞳を閉じて)
46:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-17 12:13:54
――わかった。ほう、夢か。…学生時代、よくお前を見付けては部の勧誘だ何だと追い掛け回した記憶も懐かしいが、そっちでは争っていたか。
(外気との差で温さを通り越し燃えような熱を持つ彼の手に、態度からは感じられぬそこはかとない彼の眠気を感じるも、明日は休日で床へ急かす事もないかと手を引かれるまま其処へ腰を下ろし。尚も引かれる腕からは幼子の我欲の様なものを感じ、気遣い配慮の姿勢を崩さない彼の珍しい仕草を目の当たりにして優越の微笑を零す。仕事で疲弊したお互いの身体を冷やさぬようにぴたりと身体を寄せて背中に回した腕は肩を抱いたまま、空へと向けていた視線を隣へ移し小首傾げて再び顔を覗き込んでは困り顔の彼。あまり良い夢見ではなかったのだろうか、今は微睡だとしても穏やかに過ごして貰いたい。紡ぐ言葉は読み聞かせをするが如く柔く穏やかに、潜めた笑声で空気を揺らすのに留め、)
……どんなものかはわからんが。何にせよ、…どんな形であっても、夢の中ですらお前の様な男と手合わせ出来る俺は贅沢だな。
(閉じられた瞼と長い睫毛を暫く眺めた後、再び星空を見上げる為に もたげた首に気怠さを感じ、軈て引き寄せられるように彼の肩へ頭を凭れて。)
47:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-18 01:04:52
(形容し難い冷汗をかくような嫌な夢、それを最も容易く楽観的な思想と受け取る彼の言葉に濡れた衣を羽織ったような感覚はすっと消失して、代わりに安堵感が火種ようにそっと胸の内に宿る。この清濁併せた世の中でも良かったとそう思わせるように。僅かに緩んだ口角、瞑る瞳の裏側には家族や彼との思い出が色鮮やかに蘇り、いつしかの夢の事など忘却の彼方へ。今は真横で温もりを分かち合うこの男と安寧の時を噛み締め、夢と現実の間を漂い。上弦の月は二人を照らしながら少しずつ西空へと移動し、随伴の如く星々も空を流れ、時刻は夜明けに近付いて行く。夜明けになるにつれて清らかな外気も冷え込み始め、幸い酒による火照りと密接した互いの体温を分け合っている事で悪寒を感じる事はなく、太陽が顔を出す前に目を覚まし。己の肩に凭れかかる柔らかな頭髪を見下ろして瞳を細め、今一度撫でようかと片手を伸ばすも、数時間前、対等に察しろと不服な犬の姿を見たような気がしてぴたりと腕を止めて。このまま陽が登るまで眠っていれば流石に体調にも影響が出るだろうと、頭の代わりに肩を軽く叩き。)
付き合わせて悪かった、恐悦至極、随分と心地が良かったぞ。
(酔いは覚めているようで、随分とすっきりとした顔立ちで彼の顔を覗き込み、普段と変わらず口角を釣り上げて自信に満ちた笑みを浮かべ。)
48:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-18 12:35:16
――…杏寿郎。
(夜も深まれば遠くでしていた人の声も軈て消え、車の走る音もぐっと減り、風の無い澄んだ空気は静寂に包まれた。徐々に冷える外気にフレグランスの其れでは無い柔らかな香りが彼の匂いと混ざりふんわりと鼻腔を擽ぐる。所謂お日様の様な匂い、という形容詞がこうもしっくり来るとはつくづく‘陽’の属性の男なのだな とその熱に身体を預けながらぼんやり思考を巡らせ。視線はもう空ではなく宙を見詰め、隣の人肌を味わうのみ。凪いだ声音で彼の呼び掛けへの返事よりも先に名前を呼んで、)
付き合わされたんじゃない、俺が好きで付き合った。…杏寿郎、また悪夢を見るようなら直ぐ話せ。人に話すことで正夢を免れると聞くし、それに――
(頬や目元を すり、と彼の肩口に擦り寄せながら顔を上げれば、此方を覗き込む彼の視線と自分の其れを絡め、待ちに待った休日に向け余計な荷を下ろしすっきりとした顔立ちの彼に安堵。眉下がりの無邪気な笑みを綻ばせては抱いていた彼の肩ぐい、と押し付けて支えにし立ち上がり、)
…何でもない。俺も心地良かった、片付けは明日に回すが…お前この後布団で眠れるのか?
49:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-20 00:06:47
うむ!それはお互い様だ、夢でなくともお前も俺になんでも話してくれ。それに?______いや、俺は風呂に入ろうと思う、その後は部屋の片付けをして、今日の日中には出掛けてみようじゃないか!
(犬のような、猫のようにも捉えられる仕草に微笑み、此方を支えにする相手の重さをしっかりと感じながら自然と見上げる姿勢となり。随分と晴々しい何の蟠りも無い表情を浮かべて大きく頷きながら、彼も己を頼ってくる事を淡く期待して。途中まで言いかけた言葉にも耳を傾けていたが、話題が変われば追及する事はなく、片膝に手をついて、此方もゆっくりと起き上がり固まった身体を伸ばして欠伸を一つ。短い休息だったが、上質な眠りのおかげで疲労は何処へやら、多少酒の余韻が残るも風呂から出る頃には汗と共に洗い流されている事だろう。部屋の整理と、軽く一息ついた頃には太陽も燦々と輝く時間帯になっている頃で。折角なら車を走らせこの近辺、もしくは日帰りの温泉なんか行ってみようなんて計画を企てており)
その前にお互い酷い面だ、お前はもう少し休んでくるといい!
50:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-20 08:38:51
話すさ、夢でなくとも何がなくとも。お前との話が好きだ、今後も付き合ってくれ。――そうだ、お前風呂がまだじゃないか。すっかり忘れていた、風呂の前にしっかり水を飲んでから行けよ。仮眠したとは言えだいぶ飲んだろう。
(呟き落とす様に柔い声音で返した言葉、顔には穏やかな微笑を湛え今まで通り憩いである彼との会話を楽しみつつ好意に甘える姿勢を見せ。二人でベランダを後にし部屋に戻り照明のリモコンを手に取りながらハッとした様子で彼を振り返り、そう言えば未だに装いが上着を脱いだだけのスーツ姿だったことに気付き、暫く酒を嗜んでいた彼に甲斐甲斐しく水分補給の指示をし照明を点け壁の時計へ視線を向けながら緩く肩を回しそのまま ぐーっと天井に向け伸びをして、)
ん、…ン。出掛けるか、そうか、なら俺も歯を磨いて少し眠ろう。…杏寿郎の都合良い時間に起こしてくれるか?
(彼との外出は己一人の視点では気付かない発見や角度の違う楽しみ方が出来るから好きだ。早くも数時間先の楽しみに心躍らせ緩りと見えない尻尾を振りながら戸締りを済ませて、)
51:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-20 22:32:24
勿論だとも。うむ!では、また数時間後に会おう、お休み猗窩座。
(力強く頷き対価のない純粋な約束を、言われるがままコップ一杯の水を注ぎ一気に喉を潤してからひらりと片手を振って見せにこやかにその場を後にし。皺にならぬようスーツ類はハンガーに収め、ワイシャツはネットへ、全身を清めてから普段着に身を包み自室へと向かい。道中、既に眠っている事だろうが向かいの部屋へ視線を送り、今一度今宵のひと時に感謝の言葉を。室内へと戻り、引き続き荷物整理に追われ、書類や本、衣服を所定の場所に移しながら今はスエットを着用しているものの実家では着物を愛用していた事を思い出し、いつか気に入ったものを購入したいと密かに企てながら着実に作業を進めていき。それなりに片付いた頃には、空には太陽が上り小鳥の囀りが聞こえてくる。軽く一息をついてから珈琲を淹れて、二つ分のマグカップを用意し、トーストでも焼こうかと考えながら足先は彼の自室へ。)
おはよう!もう10時だ、そろそろ起床して共に今日の計画でも練ろう!
(扉をノックしながら意気揚々とした声かけをするも彼は起きてくれるだろうか、もし返事が無いようであればドアノブを放って中へと侵入せざるおえないと考えながら返答を待ち)
52:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-20 23:35:50
(ゆったりと流れる安寧の時。ほっこりと身体の芯だけでなく心も温かいのはきっと日本酒の所為だけではないだろう。黒一色でシーツから枕まで統一されたベッドに身体を埋めて目を閉じれば、先程まで見上げていた星空が目蓋の裏に浮かぶ。同居人の其処と打って変わって此方の酷く簡素な部屋には己の眠るベッド、焦げ茶色の木製天板を用い 黒のスチール製の脚が付いたシンプルな作りのデスクと、同じ素材のローテーブル、そしてこれまた同素材のスチールラック。此れには特に物が置いてある訳でもなく、普段使いの細かなアクセサリー類や、己の名前が刺繍された学生時代の思い出の黒帯やミサンガ、仕事や趣味の本が数冊。極め付けは額に入れられるでもなく、素の状態で一枚だけペラリと置かれた写真。過去に一枚だけ奇跡的に己の父と煉獄家の面々が同じ写真に収まった貴重な物。閑散として秒針の音すら響かないこの部屋で寝返りを打てば、布が擦れる音と、刹那、伸びやかでいて溌剌な男の声――、)
――ン、…………んン、…。起きてる…待て、今行く……。
(分厚い遮光カーテンがびっちりと閉められた部屋は一筋の朝日も許さない暗闇。昔から朝に‘弱い’己は不思議と陽を浴びるより暗闇で覚醒した方が目が冴える。然も今日に限っては楽しみが待っているのだから眠気こそあるが目覚めも良い。呟いた返事は扉の向こうの彼に届くことはないものの、静かに布団の中で伸びをしながら起床に向け精神を整えて行き、)
53:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-21 18:22:46
_____…もよや疲弊しきって夢から覚めないか?
(扉の前で耳を澄ませ、中の様子を窺うも、寝起きの声など厚手の扉の向こうからでは届く事は無く、此方からの声も彼には届いていないのでは無いかと考え。元より朝に弱い体質と、昨夜深酒に付き合わせた事によって眠りから覚めにくいのは仕方が無いが、起こしてくれと頼まれた分責務を果たすか否か、扉の前で仁王立ちとなりながらうーんと考え。数十秒考え込んだ挙句、今一度ノックをし断りを入れながらドアノブへと手を掛けて、そっと開き中の様子を窺い。相変わらず光を受け付けぬ暗がりではあるがシンプルで整えられ、洒落た自室には感心し、瞳を彷徨わせながら盛り上がるベッドを確認すると勝手ながらまだ夢の中なのだと判断し。起こしてやる気でいたもののもう少し寝かせてやろうかと、途中まで開かれた扉は再び閉じて、踵を翻しリビングへと引き返して。髪を背後で一つに結いてから二枚の食パンをトースターに敷き、二つ卵を油の注がれたフライパンを落として実に簡易的な朝食を拵えてから珈琲を注ぎ入れ。先に珈琲を啜りながら本日の天気でも見ようとテレビの電源を付け)
今日は夕方から雨か、日帰りか、それとも宿泊か悩むな。まあいい、彼奴が起きたら聞くとしよう。
54:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-21 19:31:59
(ノックの音、扉の開く音に意識は確と覚醒した。が、折角約束を果たしに来てくれた彼に返事をするにはワンテンポ遅れて。眠い目を擦って眉間を揉み解しながら身体を起こし、冷えたフローリングに降り立って恐る恐るカーテンを開ける。差し込む日差しが思ったより弱かった。晴れてはいるが午後から崩れるのだろうか、最近晴れが続いていたし雨の中の外出も乙だなと寝起きの頭でぼんやりと思考しつつ部屋を出て洗顔と歯磨きを済ませ、顔を拭いたタオルを肩へ掛けたままテレビの音とジュワジュワと油が熱される音を頼りにキッチンへ向かい。)
――おはよう、杏寿郎。起こしに来てくれたな、有難う。
(そっと彼の背後に歩み寄り肩口からフライパンの中を覗き込みながら未だ とろりと眠気の残る声で告げれば‘俺は半熟がいい’とぽつり、要望を零して。一束に結われた髪に視線を移し、タオルで濡れた己の髪拭いながら、普段髪に隠れた頸に食指をつるりと滑らせ触れ 逃げる様に身を引けば、細やかな手伝いがてら冷蔵庫からマーガリンや醤油瓶を取り出し、)
55:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-24 02:53:51
____お早う、猗窩座!すっかりと眠りこけているかと思ったぞ、急がずともまだ朝食の支度は整っていないが…半熟だな、今なら間に合う。
(目玉焼きが完成するほんの少しの間に脳内では本日の予定を軽く計画立てて、ほろ苦い珈琲を飲み込む。音も無く背後に忍び寄る影に気が付くと、手に持つカップをカウンターへ。振り向く間も無く注文が入るとフライパンに二つ並べられたうちの一つを掬い取り、大きめの宴会の皿へと移し。自分の分は蓋をして軽く蒸す事でしっかりと焼き上げて、皿へ。その間に出来上がったトーストを目玉焼きの側へと乗せて、プチトマトを2つ添えるだけの簡単な朝食が出来上がり。不意に頸にこそばゆい感覚が走ると、片手で首元に触れて確かめながら漸く背後の彼へと振り返り。如何にも朝に弱い眠たげな風貌でキッチンを彷徨く彼に微笑し、頭頂で跳ね上がった寝癖を軽く小突いた後、簡易的な食事をテーブルへと運んで、遅めの朝食を頂こうと席につき)
お前のように手の込んだ物は作れないが、頂いてくれ。今朝はおかげさまで部屋の整理が捗った、多少見れるようにはなっただろう!体力もすっかりと戻った、お前はどうだ?身体の調子は。
(/仕事の関係で遅れてしまいました、申し訳ないです。この後、近場である都心で夕方まで街を探索すし銭湯で癒された後日帰りするか、他県まてわ車を走らせて観光がてら一泊旅館で過ごすか迷っているのですが、どちらが宜しいでしょうか?)
56:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-03-24 18:13:17
お前と出掛けるのに寝過ごしてたまるか。――悪いな、朝食まで。手の込む込まないは関係ない、朝は此れが良いんだ。有り難く頂こう、…………ん、素晴らしい出来だな杏寿郎。
(洗顔がてら全滅させた筈の寝癖、彼に頭頂部を触れられた事に不思議そうに同じく手をやりながら まだ生き残りが居たか と見えもしない其処へ上目に視線をやり、後で始末する事をタスクに加えつつ席につく。向かい合った彼に片眉を上げて当然至極と言わんばかりに言い放ち、簡易的と言えど支度をしてくれた事実に感謝を込めて未だ残る眠気に釣られてか否か、そっと目を閉じ手を合わせ小さく頭を下げて。‘頂きます’と丁寧な挨拶を済ませ半熟にしてもらった目玉焼きをトーストに乗せれば醤油を数滴垂らし、豪快にそのまま折り畳んで仕舞えば ぷちゅ、と破裂する黄身。とろりと溢れ出す見事な半熟加減に感嘆の声を洩らしながら其処へ齧り付き、)
うん、美味い。…やっと片付いたのか、その内覗いてやる。此方も体調は万全、いつもより目覚めも良い――出掛けるとは言っていたが行く当てはあるのか?
(ふと耳に入るテレビの音声、天気予報と共に桜の開花情報を片手間に聞き流しながら彼の方へ視線向け緩り首を傾げて。)
(/構いませんよ、いつもお勤めお疲れ様で御座います。多彩な展開の提案感謝致します、どちらも素敵で大変捨て難いのですが…探索、ドライブがてら車を走らせ、辿り着いた他県の旅館で温泉に癒され、そのまま成り行きで一泊という良いトコ取りは如何でしょうか…?)
57:
煉獄杏寿郎 [×]
2021-03-30 19:39:55
美味いか?そうか、そうか。
(美味そうに食す姿に満悦となり、綻ばせた表情で喜びを噛み締めるように頷き繰り返し、食卓に着けば同じく目玉焼きに手をつけて。塩を少々、箸で器用に真っ二つにさせれば鮮やかな黄身の断面が露わとなり実に食欲を唆られる。温かい内に頬張り、トーストにも食らい付きながらも不意な問いかけに咀嚼しつつも視線を合わせ。)
_____実は前から行ってみたい場所があって…、まあそこは最後の楽しみにしよう。この近辺に桜が咲き始めたらしい、川沿いを車で走りながら少し探索してみないか?前に見つけた和菓子の老舗やガラス細工の雑貨店なんかも気になっている。
(越してきてから仕事の行き帰りで目に付いた店にいつかは立ち寄ろうと目星を付けていたが、目紛しく過ぎて行く生活の中で足を運ぶには時間が足りず。故にこうして彼と二人で出掛けるのもなんだかんだ初めてというわけで、昨晩のヒ疲労と明日以降の予定が無い限りこの誘いに乗ってくれるだろうと淡い期待を抱いて。)
(/四月に向けてバタバタしております、もう少し纏まった時間が取れれば前みたいなテンポでお返事が出来るのですが…申し訳ないです。まさか全部詰め込んで下さるとは…流石です、勝手に行き先をリストアップしましたが追加で行きたい場所などあればどうぞ!ちなみに温泉地は山形県の銀山温泉にしようかな、と思っております。)
58:
猗窩座 [×]
ID:35ffca745 2021-04-01 08:54:20
――ほお?行ってみたい場所、前から?初耳だな。…あぁ、良い提案だ。桜も人で溢れ返っている満開時より、今くらいがゆっくり楽しめる……それと、和菓子にガラス細工か。相変わらず詰め込んだな?
(がぶり、二つ折りのトーストに噛み付けば先程褒めちぎった半熟の黄身がとろりと口端に溢れ出す。食事にあまり重きを置かない己だが同居人の手によって作られる食事は別で、どんな簡易的なものだとしても不思議と食が進む。食べ進め小さくなったトーストの角を口へ放り込み口端の艶やかな橙色を親指の腹で拭い舐め取れば丁寧に咀嚼、嚥下し確と胃に収めれば再び独り言の如く‘美味かった’と呟きを落とし。皿の上のプチトマトに指を伸ばし摘み上げ口元へ運びながら ふと、動きを止め瞬きを数回、彼の太陽の様な瞳を暫し見詰めた後 途端に口角を釣り上げ笑み浮かべて、)
…車で と言ったな。杏寿郎、お前の運転か。ふふ…そうか、それなら早く出発しよう。どうせ明日も休みだ、とことん羽を伸ばそうじゃないか。
(嬉しげに綻んだ口元からは他人より長い犬歯が覗いて無邪気と言うには荒っぽさが残る面持ちで。実は彼の運転する車の助手席に乗るのを好んでいる当の本人は機嫌良く ご馳走様でした と合掌ののち軽く頭を下げて挨拶を済ませれば、空いた皿を持ち早々に立ち上がり‘着替えてくる’とリビング後にして。)
(/早いことに四月に入ってしまいましたね。年度始め、何かとお忙しいかと思いますが、どうぞ謝らないで下さい。猗窩座共々 背後はゆったりとお待ちしております。――いやはや強欲でお恥ずかしい限りです。銀山温泉…!大正浪漫ですね…!その他のチョイスも至極素敵、流石です、脱帽です。何か思い付きなどあればお声掛け致しますね、背後さん杏寿郎さん、どうぞお身体には気を付けて、ご無理なさらず!)
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