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xX 加護を受けし者。 Xx/人数制限有/3L/100


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26: 五月 [×]
2020-12-20 11:50:14

>18

…し、に…
( 酸素の欠乏。心臓が、ドクっ、ドクっと死にたくない死にたくない、と訴えてくる。コイツのおかげ(せい)で、かろうじて(いまだに)血液の循環は保たれている。ただ、それも時間の問題で、首吊りしてる限りは血流の悪化は免れず、青年の青白い肌は、もっと青みを増してゆく。
その影響は肌の色にとどまらない。青年の黒色の瞳の、その黒色がどんどん色褪せていく。絵の具の色が落ちていくみたいに、五月の加護者としての、翠玉色の瞳が、黒の色素を排し、その姿を現す。もちろん本人にとっては、そんなことを知る術もなければ、自分の容姿に関心を持つ余裕すらない。

『死にたい』『死にたくない』『死にたい』『死にたくねぇよバカ!』
耳鳴りのキーーーーーンという音が強くなっていく中、かすかに聞こえた声、四月の加護者の声に、消えゆく意識がつなぎ止められた。偶然キャッチした彼女の言葉「 無能なら… 」の辺りで心がエグられてしまったからだ。人は、やさしい嘘の言葉をかけられるより、傷ついた言葉の方が、感情的刺激を受けやすい。そういうわけで意識が戻ってきた。その結果の副産物として、この五月の青年は死への恐怖を選択した)

>18
>19

……し、にだ………く…っ……ない…生き…たい
( 精いっぱい掠れ声で、今の本音を、『 四月 』に伝える。
その時だった。
激しい扉の音。さらに、ドタドタと近づいてくる足音。自分の脚元に飛びついてきたその存在。久しぶりに感じる人の感触。そして、その存在はオレに訴えてきた。

うん、オレだって自殺なんかやめたい

そうだな、その通りだ。こんなことしてもアレスはなくならない

六笠、おまえ、やさしいなぁ。
好きになりそう

……あ。前言撤回するわ。たまーに、俺が一番まともなんじゃねって思う時あんのなんでだろ。かなしいなぁ。あー泣きそ

心の中で返事ができるほど、脳に酸素が行き渡り、思考が復活してきた。六月の加護者が、足元を支えるような感じでいてくれてるからだ。
それから首元と縄との間にもスペースができ、今ならしゃべれると、二人へ向けて口を開いた)

…六笠、死なんから離れてくれ。
四ツ路は縄を切って、はよたすけて

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