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▼ 黎明の棺 / 群像劇 / ファンタジー ▼/115


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24:  [×]
2020-11-22 15:56:09




>リック

( / うんうん、基本はストーリーの引き出しになるようこっちで設定を練らせて貰おうと思ってるけど、相談したくなったらその都度声掛けるから宜しくね。逆にリック君の方から相談がある場合も気軽に声掛けてね。
 棺への願いも了解です。②を選んでくれたって事で、早速初回を出しときます。場面背景としては、リック君が長旅を経て第二主都ミルジャスに到着した瞬間で、時刻は夜の22時。初っ端だから長めの文章になってるけど、文量は適宜変わるし同じ量で返事してくれなくて全然オッケーです。
 さて、長くなったけれど晴れてリック・ウォーカーの冒険譚の幕開けと行こうか!僕は一旦引っ込むけど、何か追加で話しておきたい事があれば遠慮なく言ってね! / なければ蹴可)



【 --- / 第二主都ミルジャス- 街道 - 】

(眠らない街、第二主都ミルジャス。広大な大陸の主都を冠するだけあって活気に満ちており、既に時刻は午後22時を回っているというのに、閉店している店を探す方が難しいという有様。テラス席で飲んだくれているへべれけ親父がグラスを掲げながら「 ぃよぅ兄ちゃん、ここいらじゃ見ねえ恰好だなあ。あんたも賢者様に用かい?だったら東に向かいな、すぐでっけえ教会の尖塔が見えっから。賢者様はそこで冒険者を待ってるんだとさ! 」赤ら顔に酒気を帯びた吐息、おまけにひィっくと派手なしゃっくりを付け加えて「 兄ちゃんも頑張れよぉ 」ガハハと唯々陽気に笑う。冒険者ではなく一般人ゆえ彼の素性には気付かなかったようだが、『冒険者風の異人を見たら賢者の居場所を伝える事』はこの頃の暗黙の了解なのだろう。さて教会への道中、こじんまりとした酒場のマスター――かなり歳のいった好々爺が何やら困り顔で「 此処はもう閉店じゃよ、お客さん。起きとくれ 」とテーブルに突っ伏してぐうすか涎を垂らしている男を起こそうと肩を揺らしており。しかし一向に男が目を覚ます気配はなく、マスターはいよいよ諦めムードで溜息を吐いており。)

【 選択肢 】

>①一刻も早く賢者の元へ行った方が良い気がする。それに面倒事は御免だ。酒場での騒動は無視して今すぐ東の教会へ向かう。
>②困っているご老人に気付いてしまったからには放っておくわけにもいかない。助け舟でも出してみようか、賢者の元へ行くのはそれからでも遅くない。




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