TOP >
オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
594:
第二皇子ロメロ [×]
2025-10-24 20:54:12
>>エルミナ姫(>>591)
( / ぜひぜひ一緒にたくさん迷いながら素敵な王宮での時間を過ごせたらと思います!どこか浮世離れしたところのある皇子なので、何かあればお話中でもご遠慮なくお声がけくださいね!それではこちらこそよろしくお願いしますー! / 深礼、)
(夜の色めきを纏ったまま、まだ誰も目覚めない王宮の回廊をゆっくりと歩く。濡れたような藍の髪には昨夜の指先の記憶が、無造作な乱れをそのままにしたシャツの襟元には淡い香水の香りと誰かの吐息の名残が残っていた。けれど第二皇子の瞳は、その夜では自らの渇きを癒せない事を既に知っていたかのように、どこか遠くを見つめていて。朝の静けさのなか澄んだ空気を吸おうと庭園に踏み出すと、見たことのない輝きを放つ金色の長い髪が目に留まって、進行方向そのままに歩み寄っていく最中、魔法のように広がった黄金色の翼に目を奪われて。天使だ、と咄嗟に抱いた感想は地に堕ちた彼女の姿を見ることで掻き消え、代わりにあれが待望のお姫様なのだと瞬時に理解して。飛べない翼を背に物憂げに揺らぐ瞳、その横顔を見て〝昨夜の誰よりもずっと綺麗だ〟と感じて。「 空は全てを受け入れてくれると思った?…でも実際はただ僕達を見下ろすだけ、抱き締めてなんてくれない 」静謐に一滴の蜜を垂らすような、朝の光には不似合いな幻惑を音にするように声を掛ける。最後の一歩を詰めれば、いやしくも第二の位を持つ皇子にもかかわらず躊躇いなく片膝を地につけて捻ったであろう足首を慰撫するように指先を伸ばして微笑んで。それは慰めや心配というよりもただただ甘くて残酷な優しさ、指先は冷たく優雅に足首をなぞって、そのまま姫の顎先から頬へ滑らせて「 …〝助けて〟って言ってみて。僕、そういうのに弱いんだ。 」親指の腹ですり、と頬を撫ぜて「 ねえ、姫。 」庭園を吹き抜ける風は皇子の纏う甘い香りを運び、それをトリガーにお姫様にはその自覚が芽生えていくだろうか)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle