TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/571


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
561: 第六皇子リヒャルト [×]
2025-10-13 07:17:30



>>ハーシェル姫(>>558)


(見たままの感想を吐いただけなのに、何だか感激しているような様子に怪訝そうに首を傾けて一度瞬きを。他の美しく聡明な兄弟達とは違って矮小で凡庸な自分に思いつく程度のこと、今まで誰かに言われてたって可笑しくないのに。無意識に湧いて出た卑屈は飲み込んで、代わりに手を口元に添え思い出そうと考え込んでいた答えを少しの沈黙を置いて見つけて「 …そうだ。いつか図鑑の挿絵で見た、サバンナの夕焼けに似てる 」首の長い動物、鼻の長い動物、ゆったりと草原を闊歩する彼らのシルエットを映し出す黄丹色の円環。動物だけの世界に行けたら、そんな夢想の余韻が唯一無二の【姫】の御名に対する反応を数歩遅れさせ「 ……星、 」姫の名前から連想された単語をぽつり呟くと、当然その次に思い起こされるのは彼もまた星を冠する名を持つ一つ上の兄のこと。可愛げのない自分には持ち得ない愛嬌で市井の人々から広く慕われる兄への嫉妬心に表情が雲掛かる間際、ぱっと面を上げて「 …分かる 」呆けたような語勢の中には、自分の好きなものを褒めてもらえた幼子が安直に喜ぶような多少あどけない響きが一匙。普段の疑り深さなら問い掛けの裏にあるものをあれこれ勘繰るのに、今だけはこくんと素直にうなずいて「 馬が一番好き。 」まんまと撒き餌に食いつくように、大人に褒められた子供が得意になってあれこれ自慢げに話すように、いつもは回らない舌が今は何だかひとりでに動くみたいで「 優しくて…暖かい。犬みたいに過干渉じゃなくて、猫みたいに気紛れでもなくて、…ずっと寄り添ってくれる。 」ぼそぼそと相手に不親切な喋り方が常だけれど、大好きなものを語らせてもらえる数少ない機会に僅かながらも声は弾んで。は、と我に返ったように「 …もちろん犬も猫も好きだけど 」今でも多く飼育している彼、彼女らへの弁解のつもりでぽそりと付け足して)



最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle