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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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515: 匿名さん [×]
2022-01-15 14:28:27




名称/ リリィ
年齢/ 25
性別/ 女
モチーフ/ カサブランカ
性格/ 淑やかさと夢見がちを兼ね備えている愛されたがりのロマンチスト。どこまでも深く沈むように愛し愛されることを好み、羽毛のように可憐で柔らかい恋よりも奈落へと堕ちてしまうような過激で仄昏い愛を求めがち。己は殿方に愛されるに足るという自信を強く持っており、気になった男性の心を奪うためには演技も計算も厭わない強かさを持つ。そのため健気に寄り添う姿勢を見せる反面、腹の中では相手の心につけ入り且つ存在を刻み付ける隙を虎視眈々と狙っている。"偽りのない一番であり唯一"に執着しているため、愛す者を真綿で包み込むように囲いこもうとするが己が囲われることもまた是とする、清純節制の白百合には程遠い欲しがりな気質。
身長/ 155cm
目/ 長い睫毛に縁取られたそれは、優しげかつ甘やかに垂れている。瞳は上質なパパラチアサファイアを嵌め込んだかのようなオレンジ混じりの桃色。
髪/ 白百合の如く純白の髪は腎部まで伸びており、柔らかくカールしている。丹念に手入れされた髪は一片の傷みもなく、その清らかな白を主張する。
全体の雰囲気/ 真白な肌を包み込むように青空の如く爽やかなパステルブルーのプリンセスラインドレスを纏っている。足元までの長いドレスの大部分にリボンとフリルがあしらわれているものの、幼さを強調するものではなくどちらかといえば清楚さが現れている。また胸元には大粒のサンストーンが嵌め込まれたブローチを付けており、形状は太陽をイメージしているのか金細工の型の縁は描かれた太陽のごとくトゲトゲとしている。白く細い足はパールホワイトのヒールを履くことによってドレスに覆われながらも垣間見える艶めきがギャップとなるだろう。両側頭部のカサブランカと合わせて、基本的には上記の服装である『青空の下に咲き誇る大輪の百合』という自身の異質な特徴を逆手に取ったコンセプトのものを好んで着用している。
モチーフの名残/ 両側頭部に咲くカサブランカ。夜明けと共に一度枯れてすぐに蕾から成長する。身体から切り離されても苦痛を感じることはなく、また即座に再生し始めるものの彼女の精神状態によって花の鮮度が変わる。『愛されている』と感じた場合にカサブランカから醸し出される甘くちょっぴりスパイシーな香りは、アルコールのような成分を含んでおり嗅いだ者の精神に影響を与える。香りを吸い込めば吸い込むほどそれは進行し、毒性はないものの最悪酩酊状態になる恐れが。
Like/ 愛されること・愛すこと・深く過激な愛情・束縛・殿方( 特に皇子様方 )・ロマンチックな出来事・愛のある身体接触
Dislike/ 愛されないこと・火・品のない行い・独り
備考/ とある小貴族の三女として産まれる。人とは違う特徴のせいで父には何よりも深く溺愛され、母と姉の二人には愛を独り占めしていると嫌われていた。母と姉に牢のように狭い自室に押し込められ厳しく貴族子女としての教育を施されたため、現実を忘れられるような華やかな運命や変化を夢見るようになる。ある日式典で皇子様方を見掛けてからはすっかりと彼等に心惹かれ、いつか彼等のお姫様となって何よりも大切に純粋に、そして残酷に愛されることを願うようになる──という偽の記憶を植え付けられた娘。
指名/ 第七皇子 ヴィルケ様( 第一希望はヴィルケ様ですが、相性等も御座いますので参加許可をいただけた場合に改めてご相談させていただきたく。 )
ロル/

( 昼の陽光の下、彩り鮮やかな花々の咲き誇る王宮の庭園はいつだって彼女を優しく迎え入れてくれる。貴族として学ぶこと、学ばなければならないことは非常に多いけれど多少の息抜きを咎められる謂れもないと思案し訪れたこの庭園は庭師が丹念に手入れをしているのだろう、十分に栄養を吸った瑞々しい草花が歓迎するように風に吹かれて揺れた。教育熱心で意地悪な母と姉の目を盗んで屋敷を抜け出すのは簡単なことではないけれど、この素晴らしい景色を楽しむためならばその程度の労力は少しも苦にはならない。それに、手間をかけるだけの目的はもう一つあるのだ。この素晴らしい王宮には見目麗しい皇子様方がいらっしゃる。その繊細な美貌に胸をときめかせる乙女は数多く、かくいう彼女も皇子様方に憧れる者の一人で、「せめて一度でもお会いできれば良いのだけれど」と毎夜想像しては穏やかな眠りに落ちるのがすっかりと癖になってしまっている。王宮に実際に訪れればそんな夢は彼女の脳内でさらに鮮やかに色付いてしまい。父の愛を奪ったが故の嫉妬の檻、そんな窮屈な家からこのまま姿を晦ましてこの王宮で暮らすことができたら、──いいえ、それだけではなくお姫様になれたならば?百合の花のみを偏愛する父からは決して与えられることのない真の愛情を溢れんばかりに受け取ることもできるのかしら。そんな空想に耽っていたせいだろうか、平常であれば気がつくはずの段差に躓いて転倒し。「あっ」、ぐらりと揺れる視界に気付き声を零した時には既に遅し、膝を強く打ち地面についた白い掌を砂利が裂きじわりと血に濡れる。お気に入りのドレスが土で汚れてしまった上に、痛みからすぐに立ち上がることもできず地面に座り込んだまま、段差に腰掛けるように体勢だけは変えつつ紅く痛みを訴える手を擦りながら不甲斐なく恥を晒した己を責めるような口振りで呟き。 )
私としたことが……痛いですわね……。


( / 極彩の魔女様初めまして。当方非常に亀レスですが、魔女様と素敵な姫様方が展開なされるこの世界に加わることができたらと思いキャラシートの方を作成させていただきました。設定・ロル等に不備がなければ参加させていただけたらと思います。萎え等ございましたら引き下がらせていただきますのでご検討お願いします。 )




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