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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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511: リル=フィシー [×]
2022-01-13 20:37:08



>>セス皇子(>>507)

……あら。まあ
(昨夜の輪郭をなぞろうとしていた暗い視界を蹴散らしたのは胴体へのゆるやかな圧迫感。緩慢に持ち上げた睫毛の隙間で目を遣ればまさに子猫の様子で自分の膝元に甘える第四皇子の姿、驚いた様子もなく零した言葉のおしまいは少しばかり音が上がり。どこか楽しげな、嬉しげな雰囲気で片手をソファにつき重心を崩す形で身を起こすと「そう、守ってくれなくては、困るの」のぞき込むように首を傾けて皇子様の熱烈な眼差しを受け止め、見つめ返した表情は僅かにもいたずらっぽく目元と口元が緩み「わたしが帰ってしまったら、子猫はじゃれつくおひざがなくて寂しいでしょう?」疑問符がついているその言葉は断言的な響きをしている挙句、本物の猫相手のように皇子様のふわりとして見える黒髪をゆるりと撫で。布越し、くたびれてはいても上等であったはずのドレスの生地を通して感じる第四皇子の体温はぬるくじわりと侵食してくるのはいずれ耐え切れなくなるだろうが、そのぬくもりが今ばかりは心地良く感じるのは、抱き上げられた時と同じく視界を独占する美しい皇子様の情熱を一身に捧げられている充足感のためだろう。不敬にも子猫と称するにはあまりに鋭く獰猛な瞳と牙が恐れに繋がらないのもまた然り、熱い体温は苦手だが熱烈な視線は身を焦がすほど向けられたい性分の姫にとっては第四皇子がどれほど獰猛な豹でも甘えてくるほどの好意があっては愛らしくて堪らない。許されるのならば姫の指は皇子様の髪を梳き、頭をゆったりと撫でながら、「子猫の皇子様だって、『意地悪な誰かさん』のこと、考えていたもの。おあいこ、だわ。ええと……魔女?」あくまでも先程の第四皇子の言葉を思い出して繰り返しただけの単語に姫自身は何も感じるものがないことが伝わる声音で創造主を誰かさん呼ばわりする姫の姿が、皇子様にはいかに映るだろうか)




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