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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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456: リル=フィシー [×]
2021-12-04 21:54:54



>>セス皇子(>>452)

(夜風とは違い暖かな時間帯では抱き上げられた時に感じる体温はひどく熱く感じる。胸元に手を丸めて大人しくしながら、それでも不思議と振り払いたいと思わないのはその熱の全てがそのまま第四皇子が自分を愛でている証だと変換しているからだろう。彼の腕の中で、最初の方は小窓から見える景色を見てもいたが何個目かを通過したあたりからは興味がすっかり彼の方にだけ向いて。首を流れて胸元に届く黒髪を、それを辿って上に目線をやって見える美しい顔の方が、美しい景色よりも鮮明に興味が向く。怯えた子猫に見えた琥珀色の瞳はこうして見上げると鋭利な眼差しにも思えたがそれが恐れに変わるかと言えばそんなことはなく、「大きな子猫は、お菓子みたいな色をしているのね」だなどと他愛ない会話の合間に、告げるともなくぼんやりと言ったりもして。そんな風に飽きずに彼の造形美を眺めていたため目的地に着いたと気付いたのは丁寧に腕から降ろされ階下で見たのとはまた違う趣の扉を前にしてから、第四皇子のまるで弾むような声に耳をくすぐられながら眼前に広がる景色に「あら、あら……まあ」と溜息とも感嘆ともとれるような息を漏らして。空に立っているような感覚さえ覚えるまさに空中庭園の植物に反射する光はいささか刺激が強く、目を細めて日陰を求めて彼の腕の陰に身を寄せ「ねえ、ねえ、皇子様……レモネードは、日に焼かれないと、飲めないのかしら」ちらりと覗かせた顔は一画にある家具に向けられて。平素と変わらぬようで多少気弱に揺れた語尾に、ついさっき出会ったばかりの彼は気付くだろうか)




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