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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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277: 第四皇子セス [×]
2021-01-21 18:07:11


>>ヴォルフラム姫(>>275)

(王宮の庭園を夜露に濡らす冷たい闇も、姫と皇子の周囲だけは不埒な熱に満ちるようで堪らなく心地が好い。ひとりではどうしたって鎮められない火照りが思考力を奪い、気に入ったと言葉で返す代わりに彼のステッキを持たない方の手へ自分の熱いそれを重ねて翼と反対側の頬へと導き。羽根を噛んだ牙はより体温を持つ彼の親指へと標的を変え、信じられないほど熱く湿った紅い舌をちろりと這わせて。直後、逞しい両翼により強制的な力が働き「 ――ッ、 」重心が前傾。そのまま姫の引き締まった胸板へ寄りかかる体勢になれば、撒き餌の匂いに脳髄を侵され色に狂い飢えた身体はぶるりと疼き、耳から注がれる低音の意味を半分も理解できないまま喉笛を伝う僅かな刺激にぴくんと全身を震わせて…そのまま数秒沈黙したのは、このまま恥も外聞もなく姫にされるがままの虜になってしまいたいという本能と、どうすればこの都合の良い熱を他の兄弟に渡さずに済むのかというなけなしの理性が葛藤していたからで。「 ……与えるのは〝俺に〟だけだ。それが条件、だぜ 」与えられるものの主語が何か特定するほどの能もなく、切り札のつもりで追加した条件も自分より数枚上手な姫にはすぐに抜け道を悟られてしまうだろう。そんなところまで熱に浮かされた獣が考え至れるはずもなく「 文句ねえだろ…? 」毅然と条件を突きつけるにはもう一歩度胸が足らず、代わりにただただ縋るように胸板へと顔を埋めて)




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