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新・戦闘恋愛なりちゃ(PF置き場)/803


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411: ミッチ [×]
2021-02-03 21:11:29

(/八狸堂さんとDMで話していた旧・天神団の元メンバーです。)

名前:蒲生 炎邪(がもう えんじゃ)
性別:男
年齢:32歳
誕生日:5月2日
身長:174cm 体重:73kg
役割:旧・天神団メンバー→正義・フリー

変身前:うなじ程度の長さの黒髪をオールバックに、大きく見開いた目と、橙色の瞳、そして右眉の上から左の頬にかけて額を袈裟切るような傷跡が特徴的。肌色はほんの少しだけ濃い。服は黒いジャケットスーツを肩に羽織るように着て、下には黒いタンクトップを着ている。ズボンは専ら紺色のカーゴジーンズを履いている。腕周りは見るだけで痛々しい傷跡が幾つもあるため、両腕とも二の腕から手首まで包帯をぐるぐる巻きにして、黒い指ぬきグローブを着けている。靴は動きやすさを選んで黒いライダーブーツを好む。体型はかなりの筋骨隆々。

変身後:前髪の一部が根元から燃えるように紅く染まり、瞳も橙色から真っ赤な色へと変わる。身体の幾つかの箇所にある傷跡から、身体に巡る魔力が噴き出るように炎が出るようになる。本人曰く"痛くは無いが滅茶苦茶熱い!!"との事。

性格:一言で言うなら"うるさい"。礼儀が正しく常に笑顔を絶やさない事から初対面の人間には好青年の印象を与えるが、声量がデカく豪快な態度も相まって相手の話が聞こえてないときがある。また、勝手に話を進める節もあるので、空気が読めない一面も併せ持っている。ただ、根っからのお人好しで困った人間がいればどんな些細な事でも力になろうとする。好きなものはうどんで、嫌いなものは特に無いが、自分にとって嫌な事が起きたりすると、笑顔はそのままだが目だけが笑わない。一人称は「俺」。

戦闘方法:
  徒手空拳(爆炎)
:基本となる戦法。自分の四肢に炎を纏わせて殴りつけたり蹴りつけたりと、とにかく徹底的に攻め続ける肉弾戦スタイル。纏う炎の火力を調整して、鋼鉄を溶かしたり圧縮して爆発を起こしたりと、使い方次第で様々な戦い方を可能とする。

  【焔】(ほむら)
:悪裂魔法。悪の悉くを滅ぼすために編み出した魔法で、超高密度に圧縮した炎を棒状へと形成して造り上げた"炎の刀"。一撃に重きを置いた魔法で、使えるのは一度の戦闘につき一度切り。刀の形成に維持できる時間はその都度によってまちまちで、使用後は身体に流れる魔力が文字通りの"炭"となって、身動き一つ取れなくなる。

  【見切術】(みきりじゅつ)
:アクティブスキルではなく、炎邪のパッシブスキル。ある経緯から炎邪は"刀剣"と"拳"による攻撃に対しての間合いを初見問わず完全に把握する術を会得している。あくまでも把握するだけなので、それによる攻撃を対処できるかどうかはまた別の問題。

  【忘却】(ぼうきゃく)
:とある経緯で手に入れた"石動の魔法"。人が忘れようにも忘れる事が出来ない"苦しみ(原罪)"を忘れさせる魔法で、炎邪が正義の道を歩み続ける理由の一つ。この魔法を使える炎邪自身には効果が無く、炎邪はこの魔法を"人が犯した罪を俺が全て背負うための魔法だ"と考えている。

炎邪の扱う"炎の魔力"は少し異質で、水系の魔力でも消える事が無い。また、炎邪の炎は旧・天神団を知る人物からすれば"獄炎"と呼ばれる特殊な炎であり、通常の炎系魔法とは比較にならない。ただ、今ではあまり使いすぎると傷跡が焼けて滅茶苦茶痛むとの事。


備考
  旧・天神団としての経緯
:幼い頃から炎の魔力に目覚めた炎邪は、"力を持つ者"という立場に快感を覚え、小学校の頃から素行不良の態度を振りまいていた。やがて周りから孤立し、実の親からも見捨てられてその身を売り出されたところを、旧天神団の団長に引き取られた。だが、天神団に引き取られても炎邪の態度が改善される事は無く、周りとの衝突を繰り返す。そんな炎邪が唯一慕っていたのは、自分よりも強く、力も立場も得ている団長と副団長、そして当時天神団に属していた"斑鳩クエ"さんだけである。やがて天神団が悪と正義それぞれの組織から目を付けられるようになると、それまで慕っていたはずの義理の親のような存在でもあった団長がすっかり弱腰になったと判断した挙句見限って、過激派でもあった副団長の下についていく。それ以降は正義も悪も関係なしに力を行使して、街を支配するために副団長に付き従っていくが、正義と悪、それぞれの組織とは別に、独自に事態を看過できないと判断した石動の家から下山していた"石動 氷華"が、たまたま現場に居合わせた。炎邪はこれに応戦したが、その場にいた構成員はほぼ一瞬で壊滅、炎邪自身も四肢を切断される一歩手前―――四肢の骨を粉砕骨折させられ、額に大きな切り傷を受けてしまう。そうして身動きが取れなくなった炎邪は、氷華に"生き証人"として石動の家へと連れていかれたのだった。その後、氷華はクエさんと対峙自体はしたものの、既に天神団に居場所を失くしていたクエさんに攻撃する事無く、証人として炎邪は預かるとだけ言い残した。ただ、その後もクエさんには炎邪の状況を伝えるなど、ある種の交友関係を築いていた。炎邪が天神団の壊滅を知ったのは、石動の家で療養中の時である。

    石動の家での経緯
:石動の家で折られた骨と額の傷を治療されていた炎邪は、天神団事件の証人として氷華並びに石動の当主から責を問われた。当の炎邪は、石動当主のあまりの人外ぶりに度肝を抜かれていたため、それから行われた尋問や厚生指導、悪漢からの真人間への厚生などを全て受け入れた。生き証人として炎邪を連れて来た氷華は、そもそも炎邪が悪漢になってしまったのは、幼いながらに力を持ってしまったがために誰も炎邪を止めようとしなかったからだと考えていた。だからこそ、炎邪を石動の家で徹底的に"再教育"する。人のために全力を尽くし、他人のために動く事が出来る真人間へと厚生させるのが、氷華の目的だった。この結果として生まれたのが、今の"蒲生 炎邪"である。

    満身創痍からの復活
:額の傷はともかくとして、四肢の粉砕骨折の治療はかなりの時間を有した。そこで氷華が考えたのが、ある経緯で手に入れた【忘却】の魔力を炎邪に宿すというもの。幸い、炎邪の魔力適正は非常に高かったため、魔力の移植は無事成功し、炎邪の身体には【忘却】に僅かながら宿っていた"六道"の性質が巡り、粉砕骨折していた骨は、僅か1か月で完全復活した。

    自己犠牲の精神
:徹底した再教育によって、炎邪は大悪漢から真人間となっている。ただ、それと同時に炎邪自身は自分の過去を悔いている節があり、【忘却】についての炎邪の考えは、過去の己を許す事が出来ない意趣返しであり、自己犠牲の象徴ともなっている。魔法を行使すると痛みが走るのを知りながらも尚魔法の使用をやめないところからも、炎邪の自己犠牲が見て取れる。

    正義への転属
:石動での再教育を経て、真人間へと厚生した炎邪は、自分の力を人のために使おうと考えるようになる。そして、自分の考えられる限りのやり方で人を救えるようにもなりたいと、かつての天神団団長と似たような思想を持つと同時に、二度と天神団のような存在を生み出してはならないと堅く決意し、正義へと転属する。

    斑鳩クエさんとの関係
:旧・天神団からその性格と強さに惚れ込み、一方的に"姐さん"と呼んで慕う。それは天神団が崩壊した今も変わらないが、過去の炎邪を知る人間からすれば今の炎邪は"誰お前"となりかねない。

    石動氷華との関係
:旧・天神団時代に炎邪を完膚なきまでに叩きのめし、炎邪を再教育した張本人。また、教育の際に炎邪に武術を叩き込んでおり、炎邪が【焔】や見切術を会得するキッカケも与えているが、同時に"もう二度と修行を受けたくない"と炎邪に思わせるほどのスパルタだったらしい。良い意味で"先生" 悪い意味で"鬼"と呼んでいる。

    新・天神団について
:過去の惨澹がまた起きてしまう前に止めねばならないと考えており、現在のメンバーについても自らの手で"再教育"せねばとズレた方向に努めようとしている。

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