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新・戦闘恋愛なりちゃ(イベント)/1149


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自分のトピックを作る
681: 古谷栄作/伏見関都 [×]
2021-05-20 17:29:43

>天神団アジトの皆様
栄作「忍者にシスターか………忍者の末裔も確かうちにいたっけな?シスターの奴には、ぜひ教会に来るように言ってくれ。栄基様のせいか、割と天神団にはキリスト教が分かる奴が多いんだ。まあ、俺は分からんがな!がっはっは!」

仁さんの言うメンバーに対し、特にシスターに興味を持ったらしい栄作。栄基が手伝っている教会にぜひ来てほしいと伝えると再び豪快に笑った。なお、同じ教会でも流派によって作法が違うのではないかという配慮は栄作にはないようだ。

>ビルの外
関都「まーまー落ち着いてください。貴方が『女神はどこだ』なんて言って突撃しても、あちら側は混乱しますから」

かなり失礼な口調で紅音さんの肩を軽く押さえた関都は、エフィスに対し先を続けるよう顎をしゃくる。エフィスは軽く息を吐きながら、快飛さんの問いに答えた。

エフィス「晶の記憶通り、あんた鋭いな。……………そうだよ、晶は最高の『お宝』を手に入れた。制限こそあれ万物を理解する『眼』と、天才医師や熟練の技師とも張り合えるだろう『神の手』。あいつにとって、最高のお宝なのには違いないな。
…………奧歌、そんな顔するな。あいつが聴力を失ったのは、何より『それ』を望んだからだ。快飛あたりは、その理由に心当たりあるんじゃねえか?晶はあんたを警戒してたよ。『自分の心を読まれてる』って」

快飛さんの予想は正解と答えたが、エフィスの表情は苦い。確かに晶の能力は「お宝」だろうが、その代償や得た動機を考えると狂っているとしか思えなかったからだ。さらに奧歌さんの表情に気づくと、ぎこちないながらも気遣うように声を掛ける。晶は「助からなかった」のではなく、「自分から望んだ」のだと。「大事な人が笑ってくれればいい」という晶の自嘲じみた笑顔を思い出しながら、奧歌さんを泣かせる己の制作者の馬鹿さに深く溜息をついた。

682: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-20 17:37:36

>河川敷
クエ「あー、それ言うなら氷華もじゃねえか?……んあー、そっかそっか。二人とは仲良くしてくれてるみたいなのか、それはありがてえな。」

見かけによらず、と言われて少し驚いた表情を浮かべるクエ。孫がいる年齢ながら20代にしか見えない氷華さんを間近にしていたこともあり、自身の容姿に無頓着でいたのだ。そして刹那と那由多との仲を聞くと、心底嬉しそうに礼を言い表情を緩めた。

……しかしすぐに表情を硬くし、クロさんに耳打ちする。

クエ「もし氷華と似蛭がドンパチ始めたら、似蛭を止めてくれ。あたしは氷華を止める自信がないから、怪我人を運ぶ」

もうクエには、氷華さんと似蛭さんを止める気はないようだ。そうなったら怪我人を逃がすとの提案に賛同するかのように、飛行機から「うごー」と鳴き声(?)が聞こえた。

683: 光野 知枝/石動 氷華/光野 似蛭 [×]
2021-05-20 21:32:50

>河川敷

似蛭:
…まあ、確かに何でお姉ちゃんがあんな事になったか、気にはなるけど……。

(クロさんとクエさんがそれぞれに仲裁に入るよう言い聞かせてくると、似蛭は前科がある事を自覚したのか、ひとまず氷華から話を聞く姿勢を見せる。
一方、氷華は重い腰を上げるように上体だけを起こして胡座をかいたまま座り込むと、抱きかかえていた知枝を晶さんの隣に寝そべらせると、3人に話す。)

氷華:
その前に…似蛭、確認じゃ。お前さん、"本当に知枝を姉だと慕ってるか"?
似蛭:
…なに急に。そんなの当たり前でしょ。お姉ちゃんがいなかったら、今こうしてぼクがここにいる事すらあり得ないんだから。
氷華:
そうか……わかった。なら話そう。まずは、知枝に起こっていた事から、じゃな。

(似蛭から知枝に対する想いを確かめた氷華は、知枝に起こった事―――バインドアンカーについてとそれに伴って発生していた後遺症"触覚障害"についてを、クロさんと似蛭に話す。

"ゲルマン"という男の策略にかかり"バインドアンカー"という未知の魔法と、それを対象に強制結合させる"枝"を心臓に打ち込まれたことで、知枝は触覚障害に陥っていた。
バインドアンカー自体を消滅させる事は不可能でも、その"枝"を消滅させる手段は1つだけあった。それが似蛭―――バックベアードが現在まで失っていた"滅亡者"の力だった事。…ただ、ディアブロの血を譲ったのが御剣家という陰陽師の一族である事は伏せた。秘匿義務か何かが働いているのだろう。)

684: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-20 23:16:25

>河川敷
クエ「……………………そんで、知枝の腕は治ったのか?氷華の話からすりゃあ、似蛭の力でそのばいんどなんとかの枝はぶっ壊れたみてえだが」

クロさんと似蛭さんが一通りの顛末を理解するまで黙っていたクエだが、氷華さんの会話が一段落すると口を挟む。御剣家のことは言ってはいけないと悟ったのか、触れることはしなかった。

685: クロ [×]
2021-05-20 23:27:42

>河川敷の皆さん

クロ「………なるほどね。知枝さんにそんなことが起きてて…解決策が似蛭さんの昔の能力、か。…似蛭さんの性格上、頼んでも受け入れてくれるかどうかわからないから、最初から手荒になることを覚悟していた体で来たんだね……騒ぎの原因は、半分は確かに似蛭さんだけど、そういう心構えがあったからか。……まぁ僕としては、もう過ぎたことだし似蛭さんも無事だからいいけど。」

クロは話を聞いてそう納得すると、少しだけ警戒を緩める。ただ、直も「似蛭さんを守るため」の心構えは続けているが。

クロ「……個人的には色々話したいことがたくさんあるんだけど……まぁその話の大半はここにいる人に話すことじゃないと思うんだよね。だからまぁ一言だけ言うと……似蛭さんは、今となっては変わっているよ。似蛭さんなりに…心とか、人とかを理解しようとしている。だから……貴女が以前あった時の似蛭さんよりは、接しやすいとは思うよ。」

686: 光野 知枝/石動 氷華/光野 似蛭 [×]
2021-05-21 00:46:29

>河川敷

氷華:
…だろうな。さっきはこっちも正気じゃなかったとはいえ、殴り合った時にもわかった。一番初めに出会った時よりも、攻撃の全部に"感情"が乗っていた。最初の頃は…何というか、ただ只管"こっちを餌としか見ていない"だけじゃったからな。
似蛭:
いや、それならさっきは別に殴り合いに応じる必要なくない?そこまで分かってんなら我慢してくれたって良いじゃん。
氷華:
バカタレ。おいそれと"はいそうですか"と言って殴られてやるバカが何処にいるんじゃ。大体お前から殴って来たからそれと同じように応じてやったと言ったろうが。……っと、話が逸れたな。知枝の腕が治ったかどうか…だったか。ちょっと待っとれ。

(話を途切られても尚氷華の言い分が癪に障るのか"ぶ~っ…!"と頬を膨らませて視線で訴える似蛭を他所に、氷華はクエさんの言葉で思い出したように、寝そべる知枝の胸部に手を乗せて、自身の魔力を知枝に浸透させて体内の構造把握を始める。"ぽうっ…"と仄かに水色に輝く魔力が知枝の身体―――毛細血管に沿って浸透していき、サーキット状に広がっていく。一通り解析を終えると、知枝の身体から魔力の輝きが失われていき、氷華は知枝から手を離す。)

氷華:
うん。腕の神経にあった魔力の"淀み"は綺麗さっぱり無くなっておるのう。これなら、知枝が患った"触覚障害"とやらも治っとるはずじゃ。
似蛭:
…じゃあ、何でお姉ちゃん目を覚まさないの?
氷華:
そりゃあ、お前――――………。

(そこまで言って、氷華は言葉を詰まらせる。身体の調子や健康自体は、先ほどのクエさんの治癒魔法で回復したはずだ。ならばそこから意識を覚まさないのは……本人の問題としか言えまい。何せ、自分の意思ではないにせよ、"自らの身体から出た魔法"で実の祖母を傷つけ、取り込み、融合してしまった際、精神崩壊を起こすほど錯乱していたのだ。…もしかすると、知枝自身が目を覚ますのを拒んでいるのかもしれない。)

687: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-21 01:48:28

>河川敷
クエ「……………………とりあえずは寝かせておけ。心の整理が着いたら、きっと起きてくるだろうから」

似蛭さんを諭すように、そっと声を掛ける。無理やり知枝さんを起こしたとしても、氷華さんへの負い目が残っている限り事態はよくならない。自責の念からさらに状況を悪化させてしまう可能性があるとも考え、ただただ静観に徹していた。

晶「……………………。」

その時、晶がそっと知枝さんの手を握る。重傷を負った彼女の意識は未だ戻らず、聴力の関係上一同の会話も全く聞こえていない。知枝さんの手を握ったのも、反射的な行為だろう。しかし冷たい手で行われたその仕草は、大事な友人を支えようとするような温かなものだった。

688: クロ [×]
2021-05-21 08:45:14

>河川敷の皆さん

クロ「……目覚めていないのは、「死んでるから」じゃなくて、「意識があるけど原因があって起きたくない」からか…。理由は……定かじゃないかな。僕は知枝さんの人柄とかを知らないから。……とりあえず僕は見守るけど、もしものためになにかできないかは考えておくよ。」

と、未だに目覚めない知枝さんと、その手を握る晶さんを見ながらそう言う。最終手段として……意識がないなら、「夢に侵入する」という形で意識を引っ込めている知枝さん本人と話をすることは可能だ。ただ、その手段じゃなくとも晶さんが何とかする……いや、「何とかしたい」と思っているかもしれない。だから、どうしようも無さそうなら……自分からこの方法を提案して、氷華さんや似蛭さん、晶さんを知枝さんの所へ送ろうと思っている。

689: 光野 知枝/石動 氷華/光野 似蛭 [×]
2021-05-21 11:39:34

>河川敷

氷華:
…まあ、気持ちは分からんではないがしばらくはこのままじゃ。街の方での一件以来ずっと思い詰めていたようじゃからな。荒療治にはなるが、自分と向き合う良い機会かもしれん。

似蛭:
ふ~ん……じゃあ、その"街の一件"ってなに?お姉ちゃんの腕がおかしくなったのと関係があるの?

(氷華の口から出てきた"街の一件"という言葉が気になり、今度はそのことについて尋ねる。姉と慕う人間がこうなったのは、そもそものキッカケとしてその"街の一件"とやらが関係していると思ったのだろう。質問に氷華は包み隠さず答える。)

氷華:
儂は知枝から離れておったから、実際にその眼で見たわけじゃないが…答えられるだけ答えよう。

(そうして氷華の口から語られたのは、冥から聞かされた情報と照らし合わせて整合された情報だった。"街の一件"とは、街の広範囲に"亡者"と呼ばれる動く死者が大量発生した事。それらを対処するために複数の人間が各地に集まった。だが、ビル街方面を請け負った知枝達の元に"ゲルマン"という水銀と知枝が持つ力(星界魔力)と類似した力を行使する男が現れた事によって、悲劇のキッカケを打ち込まれた、という内容だった。

本当なら"天神団"の事も話すべきなのだろうが、直接事態の収拾に奔走していた炎邪はこの場にいない上、似蛭達が知りたいのはそういう事ではないだろうと判断した上でのことだろう。)

690: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-21 12:07:09

>河川敷
クエ「事の顛末は氷華の言うとおりだ。…………っ、小娘起きろ」
晶「……………………。」

氷華さんの説明に口を挟むところはなく、知枝さんに出来ることも自分にはない。そう考えたクエは、倒れている晶に声を掛けた。しかし傷が癒えているのにも関わらず、起きる気配はない。一通り晶の体を調べた後、クエは再び口を開いた。

クエ「んあー、駄目だ。こいつは起きる気配がない。…………すまんな坊主、もしこの小娘を宛にしてるんならそれは無理だ。ちょっとコイツは『おかしい』。とにかく今ん所出来るのは、体を休められる場所に行くことぐらいか?」

クエが晶を触診して気づいたのは、明確な違和感。それを軽く仄めかしつつ、自分たちに出来ることを提案した。

691: クロ [×]
2021-05-21 12:53:34

>河川敷の皆さん

クロ「……そっか、知枝さんとお姉さん(晶さん)は、現状は消耗している状態か……ねぇ、信用してもらえるかは貴女達次第だけどさ……僕、こっちではアパート一つを管理しているんだ。そこはね、僕の商売をしている場所でもあるんだけど…部屋は全然余ってるんだよね。僕自身は魔力を用いた回復とかはできないけど……そこのベッドなら精神的疲労は取れやすいし、回復のための魔力とかも供給できる。付け加えるなら、機械とかそういう設備もあったりする。……そこへ案内しよっか?対価は……別に要らないけど、なにかを要求したほうが後腐れないかな??まぁ、どうするかは任せるよ。」

クロはその場にいる皆さんにそう提案してみる。実際に「白夢荘」のベッドは、夢の世界へのゲート以外の役割として、寝た人の疲労や病気などを癒す効果もある。

そして提案したもう一つの理由は……できることなら氷華さんに、あることを聞きたかったからだ。もう一人の悪魔……それは今も存続していて、どこにいるか。それを聞きたかった。似蛭さんがいるまえで聞いてもいいかもしれないが……彼女にとっては、氷華さんと戦うのは抑えられても、昔の同僚、それもてをさしのべなかったその悪魔を許容できるかはまだわからない。だから考えたことは……「先に自分が確認してみる」ということだ。幸い、クロ本人だけじゃなくて……今はただ表向き「白夢荘管理人」として居座っている彼に頼めば、クロの代わりに動いてくれるはずだから。

692: 光野 知枝/石動 氷華/光野 似蛭 [×]
2021-05-21 13:17:32

>河川敷

似蛭:
…ん~。ちょっと良い?
氷華:
何じゃ藪から棒に―――おい、何してる。
似蛭:
いやさ。さっきから言おうかどうか迷ってたんだけど…ぼク、お姉ちゃん"起こせる"よ?
氷華:
……さっきの話聞いてたか?何をする気か知らんが、今は安静に―――おい!

(氷華の言葉や先ほどまでの話を無視して、似蛭は氷華を知枝からどかすと、腰を下ろして知枝の胸部に先程の氷華と同じように右手を乗せる。すると、本来であれば赤雷の性質を有するはずの似蛭の魔力は、滅亡者由来の"紫電"を放っており、それは知枝の身体中へと浸透していく。だがそれは、氷華の構造解析とは異なって直接的に対象に影響を与える魔法だった。
"バチバチバチッ"と、AEDも真っ青な異常出力の魔法が全身を巡った瞬間―――意識の無かったはずの知枝は目を見開き"ヴぉおおぉおおおおああああぁぁぁぁあああッッッッ!!!???"と絶叫して意識を覚ましたのであった。

……あまりに物理的。かつ強引。滅亡者としての力で"昏睡"という一時的概念を滅ぼしたのだろう。ある意味自分以上に強引すぎる手段を用いる似蛭を、若干呆れたような視線で氷華は見つめていた。)

693: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-21 13:47:37

>河川敷
クエ「小娘のこれは魔力で治せるもんじゃな…………………………っ、似蛭?」

クロさんの意見に対して訂正しながらも満更でもなさそうな様子で返答するクエだったが、その最中に起こった事態に少し目を見開く。知枝さんの絶叫には驚いた様子を見せていたが、氷華さんの呆れた表情を見て危険はないと悟ったのか、もう一度一同に向かって口を開いた。

クエ「んあ、いくら起きたとはいえな……病み上がりみてえなもんだし、実際一人は倒れてるんだ。少なくとも休めるとこにいた方がいいだろ。…………クロ、あたしは那由多に免じて信じるよ。何が望みだ?」

はあと息をつきながら頭を掻き、クロさんの提案に乗る姿勢を見せる。ここにいて更なる敵に逢うのも厄介、かつ那由多が名付けた存在なら最低限の信用は出来るだろうという考えだった。

694: クロ [×]
2021-05-21 15:49:18

>河川敷の皆さん

クロ「………似蛭さん、それは強引すぎるよ…いや、まぁ無事に起きられたならそれはありかもだけどさ……あとは心境の問題だね。荒療治になるけど、これはこれでいいのかな。……んー、そうだね…実はクエさんに対してはさ、見返りは本当に要らないどころか、僕からすれば色々とお世話になったから、その見返りとして休む場所を提供……って感じなんだよね。」

クロが言わんとすることは、「夢見ルカが色々とお世話になった」ということだ。

クロ「うん……だから正直な話は、望みらしい望みはないんだけど………そうだね、強いて言えば魔法?あるいは能力かな?それを目の前で見せてくれたらいいよ。あぁ、デメリットのあるやつとかじゃなくて、一般的な魔法とかね。実は僕、訳あって普通の魔法とかの構造をまだ把握しきれていないんだ……一度どこかで、しっかりと魔法を集中してみてみる、ってことはしたかったんだ。やる機会がなかったけど……それが望みかな?」

695: 光野 知枝/石動 氷華/光野 似蛭 [×]
2021-05-21 19:50:12

>河川敷

知枝:
ヴぁっ…!?え、なに……みんなしてどうしたの…?

似蛭:
にへへ~♪おはよーお姉ちゃん!

(目を覚ました知枝は、何がどうなっているのか分からないと言った様子で会話する3人をきょろきょろと見配るが、似蛭は完全に"知枝さえ起きればそれでいい"と言うような様子を浮かべて知枝に抱き着いた。氷華はそんな似蛭を色々言いたい事があるような表情で見つめるが、言っても面倒な事になるだけだと思い、ひとまずはクロさんの提案に対する返答をするが……すっかり知枝の方に意識が向いている似蛭には聞こえないような声量で、クロさんに返答と質問をする。)

氷華:
クロとやら。知枝が目覚めた以上、儂がお前さんの提案に乗る理由は無くなったわけじゃが…その提案、何か"別の理由"も含めての提案じゃろう?休息だけが目的なら、そのアパートがどういうモノであれ、わざわざ紹介する必要性が無いからな。

(恐らく氷華は、クロさんの"もう一つの理由"について勘付いているのだろう。知枝が目覚めた以上、自分がクロさんの提案に乗る理由は無くなってしまったが…クロさんが含める"もう一つの理由"については、尋ねざるを得ないようだ。)

696: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-21 20:01:32

>河川敷
クエ「………んあ?そんなんでいいなら、いくらでもやったるよ」

クエはルカさんのことを知らないため、クロさんの言葉には首を傾げる。しかし対価がかなり軽いものであること、さらにはクロさんの真の目的が氷華さんにあることを察し簡単に返事をする。そして目を覚ました知枝さんと、知枝さんに抱き着く似蛭さんに声を掛けた。

クエ「おー、まあまあな目覚めだな。…………んーまあ、あんたは力の使い過ぎで寝てたんだ。そうだ。……………結局この白衣小娘、何者なんだ?あんたの親友とか言ってたけど、まさか詐欺とかじゃねえよな」

知枝さんに余計な負担を掛けないように、事実ではあるがどこかはぐらかすような答えを振る。そして知枝さんと似蛭さんの注意を引き付けるためか、隣で寝ている晶をツンツンと突きながら二人に尋ねた。

697: クロ [×]
2021-05-21 20:40:23

>河川敷の皆さん

クロ「!…………流石に露骨すぎたかな。」

クロの方も同じく、声量控えめでそう呟きながら、ちらりと似蛭さんと知枝さんの方を見て、聞かれないことを確認してから呟く。

クロ「…僕は、ベアードさん視点ではあるけれど大昔の封印前の頃の話を聞いたんだ。それがベアードさんの根本的な憎悪になっていることも承知でね。…僕はね、ベアードさんが幸せならそれはそれでもいいんだけど…あの子は思想がおもいっきり悪魔なだけで、人と同じくらい誰かを慈しむ心もある。いろんな人と関わっていくなかで……聖人並みとまでは言わないけど、人に情を向ける日が来るかもしれない。

……その時に経験としていかすために、あることを知っておきたいんだ。すなわち……もう一人の悪魔が、どんな風に思い、人を守り、生きたのかを。ベアードさんが封印されたとはいえ生きているなら、その片方の悪魔も現存しててもおかしくはない。……なんとなく、貴女ならその人がどこにいるかを知っているんじゃないか、と思ったんだ。……別に、争う気がある訳じゃないし、そこにベアードさんを連れていくわけでもない。僕の…何て言えばいいのかな…「もう一人の僕」に、それを調べさせたいと思ってるんだ。……要求したかった対価は、「片方の悪魔の場所を知っていたら教えてくれる?」ってことだよ。」

698: 光野 知枝/石動 氷華/光野 似蛭 [×]
2021-05-21 21:18:12

>河川敷

知枝:
…いや、晶くんはそんな人じゃ―――

(そこから先を知枝が言おうとした瞬間だった。"ギチギチ"と音を立てながら、知枝の背中から見覚えのあるような、例の"鉤爪"が再び現れる。突如として現れたその鉤爪に対し、知枝に抱き着いていた似蛭は"あ、コイツ!!"と、即座に臨戦態勢に移るも、鉤爪の方は"ガチガチ"と爪を鳴らすだけで、似蛭を吟味するように見つめるだけで、その様子に先程までの凶暴性は無かった。困惑する似蛭を他所に、鉤爪はもう一本知枝の背中から生えると、知枝の方へと振り返って爪を鳴らしながらその爪を知枝の目前まで迫らせるが…その様子の"裏"に気付いた知枝は、そっと2本の鉤爪達を撫でてみせた。)

似蛭:
…大丈夫、なの?お姉ちゃん。
知枝:
…うん。まだ慣れてないけど…さっきと比べて、全然コントロール出来るようになってる。…もしかしたら、上手く行けば体格差のアドバンテージをこれで埋め合わせられるようになるかも……。
似蛭:
あ、やっぱそういう風に使うつもりなの?
知枝:
うるせっ。

(小言のように呟いた言葉を聞かれて指摘された知枝は、似蛭に余計な一言だと少しばかりの怒りを向けた。直後、先ほどまで穏やかな様子を見せていた2本の鉤爪も、似蛭に対して威嚇するように爪を鳴らす。
…その様子を傍から見ていた氷華は、クロさんの"対価"に対して、呟くように話す。)

氷華:
……そいつは儂の"父親"じゃ。ヤツは向こうのあの山…その山頂に住んどるが、陰陽師の一族と結んだ盟約で下山する事が出来ん。それに、この間お前さんより少し若い小僧よりも前に"不届き者"が山に忍び込んでな。一部の山道には"意志を持つ影"を住み込ませて、そいつに部外者を排除させる方針を取っておるが……ほれ、山頂に行きたけりゃ"この鳥"を連れていかせるといい。それがあれば山頂には滞りなく登れるはずじゃ。

(そう言ってクロさんに向けて右手を差し出すと、右手から"氷の小鳥"が生み出される。氷雀と違って意思は無いようで"ピーピー"と鳴いてるだけだった。)

699: 晶&クエ&ゴレン [×]
2021-05-21 21:37:08

>河川敷
クエ「おーよしよし、似蛭は敵じゃねえぞ」

似蛭さんを威嚇する様子を見せた鉤爪をよしよしと撫でながら、優しい声で宥める。その様子に敵意はなく、囀る小鳥を撫でるようなものだった。しかし知枝さんの言いかけた言葉が気になったのか、鉤爪を撫でる手を止め再び口を開く。

クエ「んー、晶っていうのかこいつ。晶は見た感じ、あたしやあんたらとは全く違うからな。人間なのは勿論だが、何より『魔力の器がない』。……つまり、本来なら魔法が使えないはずの奴なんだ。…………何がこいつを、魔法に駆り立てたんだ?」

700: クロ [×]
2021-05-21 21:59:29

>河川敷の皆さん

クロ「……ありがとう。この子を連れて山頂へ向かえばいいんだね。まさか教えてくれるとは思ってなかったなぁ…うん。このお礼は、貴女が僕に対してなにか望むこと一つ、でどうかな?似蛭さん、ベアードさんを害すること・裏切ることは許容はできないけど……それ以外のことでなら手伝うよ。僕は一端の無所属の悪だけど…まぁ、できることは多い部類なんだ。今の僕なら弱いけどね。」

と、にっこりと意味深な笑みをうかべる。

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