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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
581:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 02:02:26
>ビルの外
銀河:
元々"個人としての生命"よりも"魂"しか見ていないんだよ、ゲルマンって男は。その魂に対しての価値観も"モノ"と変わんないし、それでいて…あのーなんだっけ?"闘争本能暴走計画"、だっけ??あの計画にもリーパーだけを参加させて、自分は高みの見物決め込んでるって、典型的な嫌なヤツって感じ。
(何処からそれを知ったのか、銀河は平然と"闘争本能暴走計画"についても口にする。だが、厳密にはゲルマンはその計画には参加しておらず、傀儡にしたリーパーを参加させて、先のように好き勝手に実験を行っていると明かす。その点で言えばリーパーをボディにしている八紘と、同じ計画に参加している斎藤研一さんと同類のようにも聞こえるが、ゲルマンの場合は少し異なるようだ。)
>公園
氷華:
…そんな事はどうだっていい。儂の孫に手を出したクズにはどうであれ"ケジメ"を取ってもらう。
確か儂の左目を治せるって話があったのう。悪いがそれは後回しじゃ。目の傷はそいつとはまったくの正反対の"軍人モドキの亡者"につけられたもんじゃが…この際じゃ。この傷のツケはそのクズに支払わせる。それまで、この傷はこのままにしておく。
知枝:
お婆、ちゃん……。
(そう言葉にする氷華の表情はいつになく神妙で、顔こそはクエさん達に向けたままだったが、知枝の事は―――"また"家族に辛い思いをさせてしまった後悔からか、その身体を自分から抱き寄せて、肩を掴む力を思わず強めていた。
知枝も氷華なりの優しさに気付いたようで、少しだけ肩を掴む力が強すぎるのか痛みを覚えつつも顔には決して出さず、氷華に甘えるように額を身体に引っ付けていた。)
582:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-16 11:51:04
>ビルの外
エフィス「何つうか、人間じゃねえな。人間の体を持ちながら、人の心を持っていない。まあそれはいいけどさ、同情の余地がないクズとしか思えねえ」
自分の想い人や自分自身とは正反対のあり方で生きるゲルマンさんに理解できないものを感じつつも、湧き上がるのは生理的な嫌悪感。悪を貫くならまだしも、自身が手を汚さない姿勢には苦いものがあった。
>公園
『理解した。でも、そのまま何もしないのは許可しない』
クエ「小娘………晶といったか、そいつの言う通りだ。家族愛麗しきとこすまんが、それはもう少しさきじゃねえかと思うよ」
氷華さんが「治療しない」と意思表示したことを受け、晶は悔し気ながらそれを承諾する。しかし知枝さんのことも氷華さんのことも、諦めることだけは許さないと言葉少なくも釘を刺した。クエは晶の言葉を見て、付け足すように口を挟む。氷華さんや知枝さんの胸の痛みは理解しつつも、感動のワンシーンはもっと後――――知枝さんや氷華さんの体が治ったときに取っておくべきではないかと感想を漏らした。
583:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 14:08:09
>ビルの外
銀河:
"人でなし"って言った方が良いかもね。でも皮肉なモンだよ。善悪やその後の顛末なんて関係無しにゲルマンや"闘争本能暴走計画"みたいな計画に乗るような人道的にクズとも言えるような連中が、一番"技術の限界"を平然と超えられるんだから。興味深い人種ではあるけど、話の通じるような奴らでもないしね。無貌ちゃんなら、喜んで話を聞きに行った上で内ゲバを引き起こしちゃうんだろうけど、私はそういう人心掌握に関しちゃからっきしだし。
(エフィスさんの表情からでも窺い知れるゲルマンに対しての"嫌悪感"は最もと言ったところだろう。だが、ゲルマンに限らず例の計画の関係者は軒並みゲルマンと大差がないと吐き捨てた上で、そう言った人間達にも少なからず興味があると明かす銀河。ただ先も言ったように、そうした人物達は言葉は通じても話が通じないので"無貌"ならともかくとして、自分は専門外だとも話した。)
>公園
氷華:
わかっとる。それで、敵は確か"水銀"を使ったって話じゃったな?…知り合いに"水銀を用いる男"の素性を調べてるヤツがいるんじゃが、話に相違が無ければ、そいつが何か知っとるかもしれん。
炎邪:
……ん?ああ先生!それってもしかして"御剣の嬢ちゃん"の事か!?
(…氷華は恐らく名を伏せた上で、ゲルマンの事を調べている人物を教えようとしたのだろう。思わずその素性と苗字を口走った炎邪に対して"ビキッ"と青筋を立てると、知枝の頭を軽くポンポンと撫でてから離れ、炎邪にスタスタと近寄ると真顔で渾身のボディーブローをノーモーションで炎邪の鳩尾に抉り込ませた。"ヌ"ん"っ"!!!!!!"と鈍い声を漏らすのと同時に"ボキボキッ"と肋骨が何本か折れる音を立てて、炎邪は腹部を抑えつつその場に蹲ってしまった。)
584:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-16 14:31:21
>ビルの外
エフィス「ははっ、何かもうその『無貌』って奴に全部ぶっ壊してもらった方がいいかもな。いや、冗談冗談。そんなことした日には、関係ない人まで散々な目に逢いそうだし」
内ケバになったところで悲しむ人などいないような計画メンバーだったが、「無貌」と呼ばれる者たちが何かを引き起こした場合無関係の人にも危険が起こるかもしれない。存在自体が地球上の存在にとって危険なものに頼るのはどうかと思い、冗談と言葉を濁す。しかしその後、瞳に少し暗い影を落とした。
エフィス「……………そんなことして技術の限界を超えたところで、残るのは何なんだろうな。いや、『正しい技術の在り様』なんてあるのか?」
銀河さんの言葉に対し、ポツリと言葉を漏らす。その様子はそれまでの悪ガキ然としたものではなく、あたかも開発者の晶が乗り移ったような戸惑いや苦悶に満ちたものだった。
>公園
クエ「ああ、そのm………いや『調べてる奴』に話を聞くのが第一だな。行動は早いに越したこたあねえ」
『大丈夫?良ければ治療するわ』
炎邪さんが漏らした苗字を言いかけるも、氷華さんの名前を伏せた意図に配慮して答えるクエ。一方の晶は炎邪さんの元に近寄ると、スケッチブックで治療の意志を問いかける。もっともその手にはいつの間にかメスが握られており、傍から見たら物騒極まりないのだが。
585:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 15:20:11
>ビルの外
銀河:
技術の限界を超えるっていうのは、あくまでも"過程"でそうなっただけなんだ。結局のところ、技術の正しさについてなんて、"造る人間の意思"と"それを見た世論"に左右される。それで出来上がったモノ自体には、何の罪も悪意も無いんだよ。"そうであるように"造られたんだからね。
そうだなぁ…直近のモノで言えば、さっき悪魔になった子、"箱の形した魔具"を持ってたよね?
(正しい技術の在り方、それを判断するのはとても難しい。だが、その過程を以て作り上げられた産物自体は、それが何であれ、それそのものには何の罪も悪意も無い、それが銀河の"技術"というものに対する認識だった。
一方で、直近で例えられるものとして知枝が持っているという"箱状の魔具"をエフィスさんに知っているかと尋ねる。―――"パンドラ"の事だろう。)
>公園
炎邪:
け、結構だ……肋骨が何本か逝ったが、そっとしとけば勝手に治る。つか、先生もいい加減制裁に全力込めるのやめろよ!骨折るほどかよ!?
氷華:
うるせえ。…おい蜘蛛。知枝を乗せてお前も来い。今から"御剣の屋敷"に行くぞ。
(氷華の指示を受け、マドナックは知枝を自身の上に乗せるとそのまま車両形態に変形し、助手席に知枝を乗せていた。基本自動運転だが形だけのハンドルがある運転席には氷華が乗り込む。後ろの席はまるでキャノピーのようにドアとルーフの上部が開かれて、3人が乗り込みやすい空間が広がっていた。)
586:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-16 15:33:42
>ビルの外
エフィス「ふーん………………箱?あー確かに、そんな感じの奴持ってた気がする。あれも誰かが作ったモンなのか?」
銀河さんの認識に言葉少な気に答えるが、「作られた」自分の体をまじまじと見始める辺り何か思うところがあるのだろう。「箱の形をした魔具」にはあまり注意を払っていなかったようだが、そういえばと思い出したように言葉を紡いだ。
>公園
『私も行かせてもらいます』
クエ「………だそうだ。炎邪、行くぞ」
炎邪さんの答えに晶は軽く頷くと、スケッチブックに文字を記し同行の意志を伝える。そして車状に変形したマドナックさんのボディに指を伝わせ、「よろしくね」と指で書いて後部座席に乗り込む。一方のクエは怪我をしている炎邪さんを軽々と担ぎ上げ、晶の隣の席に乗せると自分も隣に座りドアを閉めた。
587:
真空仁 [×]
2021-05-16 15:47:01
>天神団アジトの皆さん
仁「そういえば名乗っていなかったな。……私は真空仁。使い魔使いだ。」
エリス「わしはエリス・プルートス・コスモ・プラネット。同じく使い魔使いじゃ!よろしく頼むぞ!」
栄作さんの名前を聞くと仁とエリスは使い魔使いだと言うことを含めながら自分の名前を言って自己紹介する。
>ビルの中
紅音「奥歌ちゃんには手を出していない…というか出せない。……手を出すとうちのリーダーが殺しにかかってくるからな…」
奥歌の話題になると、紅音はさっきよりも大人しく冷静な表情になり、手を出せないと言ってリーダー……仁が手を出した場合殺しにかかってくると若干青ざめた顔で理由を話す。
588:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 16:46:57
>ビルの外
銀河:
知ってるみたいだね。少年だからこそ教えるけど、アレは"星界"で造られた魔具なんだよ。元々、地球のギリシャ神話だかで最高神をやってた雷神様が、星界へ渡る前に地球に最後に自分がいた事の証のために"兵器"として造った魔具…それがあの箱なんだ。
けどさ…実際どうよ?兵器として造られたあの箱が、実際に兵器として使われてるの、キミは見た事あったかい?
(パンドラの出自、本来の運用法をエフィスさんだからこそ明かす。…本来ならば"兵器"として扱われるはずだったパンドラは、他らなぬ知枝に渡った事で"魔具の製造手段"の1つに用いられている。先程の話と照らし合わせれば、結局技術者がどのような意思で造っても、それを扱う者次第で、扱い方は様々な形へと変わるという結論だった。)
>公園
(一行を乗せた車両は、直ちに公園から離れていく。公園から離れて公道に入った時点で氷華がカーナビゲーションに御剣の屋敷の住所を入力し、マドナックもそれに合わせて公道から逸れ、交通量の少ない道を走り続けた。
しばらくすると、道の左手方向に大きな敷地内に和洋折衷を織り交ぜたような巨大な屋敷が現れる。だが、その屋敷を目にした瞬間、知枝は身を乗り出して声をあげた。)
知枝:
あ、あれって……"光野家"!?
氷華:
阿呆。構造こそ似とるが、れっきとした別物……アレが"御剣"の屋敷じゃ。第一、光野家は今通った道の真反対方向じゃろうが。
589:
天神団組/関都 [×]
2021-05-16 18:37:08
>天神団アジトの皆様
栄作「仁に、エリスか。よろしくな。……しかし、使い魔使いか。死霊使いとは全く違うようだが……使い魔とやらは、今いるのか?」
二人の名前を聞いたあと、老人は不思議そうな表情で尋ねる。使い魔使いという言葉に馴染みのない彼は、少しでもイメージを掴もうと必死そうだった。
>ビルの中
関都「ふーん、なるほど。あっ、奥歌さんには手を出しませんよー。アホな理由で死にたくはないですし。それより、リーダーですか。何か皆さんの間で順列とかあるんですか?」
仁さんの殺しにかかるさまを想像したのか面白そうな表情を浮かべていたが、すぐに先程までの表情に戻る。どうやら仁さんのセコム事情より、紅音さんの口にした「リーダー」という言葉に興味を持ったようだ。
590:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-16 18:52:32
>ビルの外
エフィス「へー。確かにアレ、エネルギー源として使われてるってことは晶から聞いてたけど、武器としては使ってなさそうだったな。ああそうか、モノは使いようって奴か。……………………じゃあ、『俺』は」
パンドラの由来についてはいまいち理解できなかったのか曖昧な返事だったが、知枝さんの手によって本来の用途とは違う使い方をされていることは理解しているようだった。そして自身のことについてポツリと漏らす。自身の本来の用途が表向きとは違うことを、暗示しているかのように。
>公園
クエ「んあー?…………何っつうか、妙な気配がするように思えるのはあたしだけか?神力に似てるがちょいと違う、魔力だけじゃあないこたあ確かだな」
車に乗った最中爆睡をかましていたクエだったが、知枝さんたちのやり取りを聞きようやく目を覚ます。意識を元に戻すように頭をわしゃわしゃとかき回していたが、御剣家の屋敷に独特の気配を感じとり口を開く。クエの中にある「神力」が、「霊力」などの力に反応していたのだ。
591:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 20:34:31
>ビルの外
銀河:
……うん?どうかしたかい?
(少し話疲れたのか、そこらへんに落ちていた瓦礫を椅子代わりに座り込んで一息ついていた銀河は、エフィスさんから漏れた一言が気になり尋ねてみる。語りたくないなら語りたくないで、それ以上は聞かないつもりでいるが、話せるのなら、一度話してみてほしいというのが銀河の考えてる事だった。)
>公園
氷華:
そりゃそうじゃ。御剣の連中は一重に"陰陽師"と呼ばれる連中でのう。"普通の"陰陽師なら儂らとは敵。バリッバリの敵同士じゃ。……じゃが御剣は特別での。特に今のトップはハッキリ言って"変人"に等しい。
(目を覚ましていたクエさんの問いに、運転席で腕を組みながら氷華は答える。自動運転で独りでに動くハンドルを前に、車両は御剣家の屋敷の門で一時停止する。やがて門の向こうから黒いスーツのグラサンをかけた男が二人ほど現れ、運転席の窓をコンコンと叩く。カーナビからマドナックが"対応を問う"と氷華に尋ねたところ、氷華は運転席の窓だけをマドナックに開けさせる。運転席側で立っていた男は氷華の顔を見た瞬間少しだけ驚いた様子を見せると、何故かそのまま引き下がり、門を開けた。)
炎邪:
おぉ知ってるぞ!こういうのを"顔パス"と言うんだよな!
知枝:
いや……ぼくとしては気が気でならないんだけど。
592:
東野 桜 [×]
ID:0ee18fced 2021-05-16 20:47:03
>all
「あいつらはまだ気がついていないみたいだな」と山の方を見ながら言っていると「まだ小規模の争いしか起こらないようにしております。なのでちょっとした揉め事としかなっていないでしょう」と言うので「もう少し強く出せ、これじゃあつまらん」と言って部屋を出て次の日【突如凶暴化する人がさらに増える原因はなにか】とテレビなどで特集が組まれ始める
593:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-16 20:54:56
>ビルの外
エフィス「俺は、斎藤晶を守る魔具として作られた。………っていうのは建前だ。本当は、斎藤晶は俺を『家族』として作ったんだ。友達や想い人には当たり前のようにいながら、自分にはいない家族を羨ましく思ったんだろうな。もっとも、あいつはそれを自覚していないが」
話を促されるまま、エフィスはぽつぽつと話し出す。そこで一呼吸置くと、銀河さんの反応を待つこともなく話を続けた。
エフィス「ただな。どうしても俺は、斎藤晶を好きになれない。もっと言えば、あいつを憎んでいるんだ。………ははっ。人に使われるはずの魔具の一種が、自分の意志で主を殺したいとも思うなんて」
晶を憎む理由は、はっきりとは分からない。しかし一番は、「想い人を取られた過去がある」ということだろうか。モノは使いようとも言うが、モノの意志はどうなるのか。ふっと零した笑みには、自嘲の色があった。
>御剣家前
クエ「んー。便利だなコレ!」
『氷華さん、一体何したの?』
氷華さんが顔を見せただけで門が開く仕組みを好奇心旺盛な様子で見ていたクエとは正反対に、晶は訝し気な表情を浮かべて言葉を記す。本来なら敵である一族の家に顔パスで入れるなど、氷華さんが余程のことをしたのか。もしくは、御剣家のトップが余程の曲者か。どちらにせよ晶が思うことは知枝さんと同じで、「気が気でない」というものだった。
594:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 21:15:04
>ビルの外
銀河:
なるほど……初めて会った時から色々とワケありの子だとは思ったけど、そういう事だったワケか。
でもサ、"無関心"ってワケでもないんでしょ?殺したいとも、憎んでるとも思っているって事は、そりゃ"ほっとけない"っていう裏返しでもあるんじゃない?
意志持つモノなら、その考えを正しいとも、間違っているとも判断するのは、自分自身で決める事なんだよ。ま、本当に悩んでる事があるなら、私で良ければいつでも相談相手にはなるよ?
(エフィスさんが吐き出し続けた言葉を聞いていた銀河は、銀河なりに導き出した結論をエフィスさんに述べてみた。事の正当性を決めるのは、意志を持ち自身で決断出来る存在の特権である。ならば、造られた存在でも己の意志を持つエフィスさんも、それについて悩む事はとても大事な事であるからだ。)
>御剣家前
氷華:
その辺の話は、御剣の当主に会ってからでも良いじゃろ。…そら、降りるぞ。
(言って、氷華は"ガチャッ"と運転席のドアを開けて車両から降りると、せっせと屋敷の入り口前まで移動する。重々しい入口扉を前にすれば、使用人の出迎えも待たずに勝手にその扉を開ける。広々としたエントランスホールと、実質アポなし訪問のそれに驚いた様子を見せる使用人達。だがいずれも、氷華の顔を見た瞬間に各々の持ち場へと逃げるように戻ってしまう。それらを一瞥すると、車両内で待ってる面々に向かって"入って良いようじゃぞ"という風に顎で屋敷内に入るよう促した。)
知枝:
顔パスの時点で嫌な予感はしてたけど、大胆というか……何というか……。
炎邪:
最悪不法侵入とかで問われないかコレ?
595:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-16 23:03:26
>ビルの外
エフィス「ありがとよ。まあいくら憎かろうと、晶をわざと殺すことはしねえし出来ねえよ。んなことしたら最後、俺を俺で保たせてくれた人を失うことになるから」
魔具でありながら開発者を恨むことが正しいのか間違っているのかは、まだ分からない。しかし憎しみに任せて晶を殺したとなったら、かつて晶を想っていた自分の想い人にどんな顔をして会えばいいのか。「彼女」のためにも晶を守る、そう整理が出来たことを含めて銀河さんにお礼を言った。
>御剣家前
クエ「入るなって言わねえ方が悪いんだ!」
『訴えられたら負けるわね。天神団ってこんな乱暴者の集まりだったの?』
炎邪さんの言葉に快活に答えると、車のドアを開け氷華さんに引き続き屋敷に入っていく。一方知枝さんや炎邪さんと共にいた晶は、呆れたような表情で文字を記し二人に見せた。
ちなみに天神団の場合、林蔵やその仲間ならやるだろう。しかし初代副団長の栄一がこの光景を見ていたら、「風評被害甚だしい」と地獄で呟いていること間違いなしだ。
596:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-16 23:28:00
>ビルの外
銀河:
何も殺せとは言ってないさ。ただ、そういうのは一度本人同士面と向かってぶちまけてみないと分からないところだね。お互い、言いたい事の1つや2つ抱えてるって事なんだろ?状況が落ち着いたら、少し本音をぶつけ合ってみてもいいんじゃないかい?
(晶さんとエフィスさんとの間にある複雑な事情を大よそ理解した銀河は、お礼を受け入れながらも一度本人同士で本音をぶつけ合ってみた方が良いと提案しておく。銀河個人の予想だけで言うなら、エフィスさんの本音は恐らく晶さん本人には打ち明けていないという見込みだ。それなら、周りの状況が落ち着き次第、一度お互いの本音をぶつけた方がいいと、それが銀河の判断だった。)
>御剣家
炎邪:
乱暴者8割有識者2割と言った割合の集団だったな!ま、俺達がいた天神団はもう昔の話だし今更悪口の1つや2つ言ったところで誰も気にはしねえだろう!呵破破破破破破破破破!!
(あの世にいる旧天神団のメンバーが聞けば刺されてもおかしくはない冗談を交えて笑いながら天神団を語る炎邪。その後ろに引っ付くように知枝も続いて車から降りて、マドナックを車両形態から小型の蜘蛛形態へと移させる。
後ろの喧騒を他所に屋敷内へと足を進める氷華は、使用人や屋敷の案内板には一切目もくれず、屋敷の奥へと更に進んでいく。階段も何段と上がって、4階ほどの高さまで登ると、また長い廊下を歩き続ける。そうして歩いていると、突き当りに大きな重々しい扉があった。……ところで、入口前で現れた黒いスーツの男たちと言い、使用人も黒い着物を着た女性や、強面のスーツの男たちなどがいた事から、陰陽師の屋敷というよりは"極道の屋敷"という印象がこの屋敷にはある。極め付けなのは、氷華達が前にするこの大扉。上の方へ視線を配ってみると"長の間"と書かれてはいるものの、字体が完全に極道の事務所などで用いられている字体である。それを見た氷華は何か思うところがあるのか"はぁ…"と深いため息を吐いていた。)
597:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-17 00:04:04
>ビルの外
エフィス「…………そうだな。晶の耳が戻ったら、直接話してみるよ。やっぱりあいつ、知枝の体のこと気に病んでいるから。何っつうか、研究への憎しみを拗らせてる感じ?だからこそ、俺たちの仲があんまり良くないのもあるんだけどさ」
どこか安堵したように苦笑しながら、時が来たら本音をぶつけてみると伝える。今の状態では、余計仲を拗らせてしまう可能性が高い。今の晶は、自身や大事な人を傷つけた研究という存在を無意識下で憎んでいる。そして憎しみの対象が、研究を続けている晶自身に向いているのも確か。エフィスと折り合いが悪いのもエフィスが「晶が研究の末産んだ魔具」だからではないか――――そう考えていたのだ。
>御剣家
クエ「……………………。」
氷華さんに続いて屋敷内に足を進めるクエは、沈黙に委ねるようにただただ道を進んでいく。かつての商売仲間の屋敷にも似ている御剣邸に興味こそ示しているようだったが、怯えている様子は勿論なかった。
『行きましょうか』
炎邪さんによって語られた天神団の話に苦笑しながら、ゆっくりと車を降りていく。晶には炎邪さんの言葉が本当か冗談かは分からなかったが、あの世にいる旧天神団メンバーが聞いたときのリアクションは何となく想像できた。車の中にいた時は異様な雰囲気に呑まれていたが、覚悟を決めたように短く言葉を記す。そして杖を突きながらも、氷華さんやクエを追うようにしっかりとした足取りで歩き始めた。
598:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪/御剣 冥 [×]
2021-05-17 02:05:29
>ビルの外
銀河:
憎しみねえ……拗らせてばかりじゃ前には進めないんだけどなあ。一度横からでっかくて強い衝撃を入れた方が良いかもしれないね。ほら、昔の人間って、壊れたテレビとかもそうやって治してたらしいジャン?
(エフィスさんの口から聞かされた、晶さんの状態。所謂とてもデリケートな状態だと言う事らしいが、それなら尚の事、状況が落ち着き次第一度自分達を見つめ直すように話し合った方が良い。どのような思いの形であれ、魔具と創造主である関係が覆る事は無い。だからこそ、創造物が意思を持っているのなら、その意思とちゃんと創造主も向き合うべきなのだ。…当然、それは言うほど簡単なモノではないし、最悪の場合、話し合う前よりも悪化するケースがある。それをわかっての事か、少しだけ和らげに冗談も交えて"昔の壊れたテレビの治し方"のように例えた。)
>御剣家
氷華:
そらよ―――っと!!
(後続の一行が追い付いたのを感じれば、氷華は一瞬だけ振り返って、大扉に手をかけ―――ようとした矢先、まさかのヤクザキックで大扉を蹴破った。蹴破られた向こうに広がる部屋は、和洋折衷が織り交ざったデザインで、応接室と"組長室"がそのままセットになっているような部屋だった。その窓際、デスクの上に幾つもの書類と目を合わせながら湯呑みに入ってるお茶を飲もうとして、蹴破られた扉に驚き"ブーッ!!"とデスクから顔を逸らしてお茶を噴き出す、知枝や晶さんとあまり歳の差が無いような"闇色の長髪の着物少女"の姿があった。
お茶を噴き出して咽ている少女の様子はいざ知らずと言った感じで、氷華は部屋の中に入って少女に声をかける。)
何じゃ、茶の時間だったか?そいつは邪魔したのう"冥"。ちと尋ねたい事があって来たんじゃが―――
冥:
ゲホッ!ェホッ…!!ひ、氷華!?く、来るなら来るで一報くらい入れろ!!前々から言ってるが、いきなり屋敷に押しかけてくるな!こっちだって色々準備しないといけないんだから!
(氷華に"冥"と呼ばれた少女は、完全に気道に茶が入ってしまったようで、咽返りながら氷華に反論する。…その際、"前々から"という言葉が出てきた辺り、氷華の突然訪問は常習的に行われているようだ……。)
599:
晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-17 08:48:48
>ビルの外
エフィス「壊れたテレビ、ね。そのやり方晶の目の前でやったら殺されそうだけどな。…………とはいえ、やってみるよ。晶と俺が敵対する未来だって、ないわけじゃねえんだし。完全に住む世界が分かれる前に、一回は話せたらな」
テレビを叩いたことに激怒する晶を想像して、思わずぷっと噴き出す。その後表情変え、真剣な表情で再び口を開いた。憎しみをきっかけとしなくても、晶とエフィスが敵対する未来。それはエフィスの中で可能性としてははっきりとあり、彼のあずかり知らぬ所ではあるがそれは起こりかけていたのだから。
>御剣家
クエ「すまんな小娘、いや『冥』か。あんたの道理ももっともだが、今回は緊急事態で。…………氷華の孫が、手の感覚を失った」
諫めるように氷華さんの肩を軽く掴みながら、冥さんに向かって端的に事情を説明する。アポなし訪問を常習犯として行っているのはマナーとして良くないとは思っているものの、今回の件でアポを取れる精神的余裕を持つ者などここにはいない。それを伝えるために、ここに来た目的となった事実を端的に述べた。
晶「……………………。」
一方の晶は、蹴破られた扉に近づくとそこに杖を当てる。するとバチバチと雷のようなものが迸り、大扉は元の形に「再錬成」されていく。一連の作業中晶は何も言わなかったが、冥さんを見る瞳にははっきりとした同情と憐れみの色があった。
600:
天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪/御剣 冥 [×]
2021-05-17 10:54:56
>ビルの外
銀河:
話した結果どうなるか、それこそキミ達次第だけれど……ま、焚き付けたのは私でもあるし、最後まで見届けさせてもらうつもりではいるよ。
(可能性の話とはいえ、晶さんとエフィスさんが敵対する……もしくはそうでなかったとしても、話し合いをすべきと焚き付けた時点で、銀河にも先の見えない未来に対しての責任が生じる。だから、口出しこそはしないが最後まで見届けると伝えた。)
>御剣家
冥:
手の感覚?だったら病院に行って看てもらえば良いだろ。態々そんなことでこっちに来るほどの------
氷華:
---"水銀を操る男"が現れた、とでも言えば良いか?
冥:
-------------
(藪から棒にと言わんばかりに緊急の用件を伝えてきたクエさんに対し訝し気に追い返そうとするが、氷華の口から出てきた言葉を聞いた途端、冥は眉を潜める。
すると席から立ち上がり、知枝の元まで歩み寄ると、すかさず右手を取って掌をにぎにぎし始める。結構強めに握っているが、当の知枝は眉1つ動かす事なく、むしろきょとんとした様子で首を傾げていた。)
冥:
……どうだ?少し痛むとか感じたか?
知枝:
いや、何も……。
冥:
ふゥん……?とすると、お前達の言うことは事実だと言うことだな?……はぁ、分かったよ。とにかくまずはそこに座って話を聞かせろ。
(知枝の様子から大まかに把握した冥だが、それでもまだ完全に納得したわけではないらしい。ひとまず一行に来客用のソファーに腰掛けるよう促すと、冥は大きな本棚へと近付き資料を探し始める。)
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