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《 相互 》愛しの貴方《 版権 》/28


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自分のトピックを作る
21:  シュタイン / 曇 瀬名 [×]
2020-07-12 23:31:53



 シュタイン

この数日でよくもまあこんなに。( エスパーかと、問われればそれは全く違う。職業柄、というものだろう。あとは、きっと彼女が少し特別だからでもあるとは思うが、それは考えないでおく。彼女の問いに答えることなく手を離しては横に並び、シンクに片肘置いては頬杖をつけば彼女を横目で捉えて「 強く、ですか__何のために? 」まるで彼女の答えを探るような言い方をしてみせる。死武専生が強くなる理由など人を守るだとか、デスサイズになる、育てる、だとか。そういった類いのものが普通、というより大体がそうなのだろう。きっとそれは彼女も同じかもしれないが、それなら何でそんなに躊躇ったような、絞り出したような声で言うのか気にならないわけではない。職人としても、教員としても把握すべき事柄でもある。ただ__「 まあ、あんまり無理はするな、とだけ言っておきましょう 」それは彼女が答える前に告げられる。彼女の答えを聞くのは今じゃない、と直感で思ったから。先ほどまでの空気と打って変わって、緩いいつもの表情へと戻れば、体勢を起こして彼女の頭をポンと撫でてやり言い逃げするかのように台所を後にして )


 曇 瀬名

___はい。( 部屋に入れば座るよう促され、言われるままに彼の前で正座をする。先ずはお褒めの言葉に頬が緩む。彼の言葉は真っ直ぐが故に嘘偽りがないから嬉しいのだ。「 有難う御座います 」小さく頭を下げて礼を。でも次の瞬間、大きく見開いていた彼の目が細くなるのがわかって思わず目を逸らす。無傷、ではない。だが着物でごまかそうとしている自分の気持ちを見透かされたみたいで肩が震える。何か答えようと口を開けた瞬間、自身の名前を呼ばれる。跳ねる肩、普段から笑みが絶えることのない彼だからこそ焦る。これは本気のやつだ。冷や汗が気持ち悪く背中の布を濡らしていく。嫌な感じだ、表情があまり崩れない自分でも少し嫌な顔に変わる。続く言葉から何とか逃れたいと思いながらも、彼の視線が、圧がそれを許してくれない。こんなところで嘘をついてもすぐバレれる、というよりきっとこの人は気付いているのではないかと思ってしまう。小さく口を開いて「 杏寿朗さんと離れたくなかったんです。すぐに帰りたかった。__無茶をしました 」ぶつぶつと駄々をこねる子どものように理由を話す。怒られるかと再び顔を上げれば彼からの言葉に安堵し、大きく頷いて )

忘れるわけがありません!




22:  大谷 透 / 煉獄 杏寿郎  [×]
2020-07-13 08:35:54




 透


( 居心地が悪くなって、視線が辺りを彷徨う。手が離されたことにホッとしながら、横を見てみれば彼は此方を見つめていて、空気が一瞬にして張り詰めていく。──逃れられない。そう察するのは容易なことで、困惑を示すように瞳が揺れる。答えてしまったら楽になれるだろうか?…否、この関係性は崩れるだろうし、代わりに目の前にいる彼に負担が掛かってしまうのは目に見えている。なんて答えようかと迷っていた時、空気が緩んだ。どうやら、今はまだ言わなくても良いらしい。頭を撫でて、彼は何も聞かずに立ち去って行った。「 はぁ…… 」緊張が漸く解け、肺に溜まった空気を全て吐き出し、顔を押さえる。指の隙間から覗く顔の色は林檎のように赤く「 何も聞かずに頭撫でてくのは狡いですよ博士… 」と今此処に居ない彼に向けて呟いた。それから、数十分後。顔の赤みが引くまで時間が掛かってしまった為、急遽、朝食を作った。トースト、スクランブルエッグ、シーザーサラダ。と簡単な物ばかりだが、今の冷蔵庫の中身ではこれが精一杯で。トレイに珈琲と朝食を載せ、彼の部屋へとやって来ると深呼吸を繰り返し )

博士、両手塞がってるので開けて貰えませんか?



 杏寿郎


……。( 理由を知り、何を言うべきか暫し考える。彼女が自分と離れる事を良しとしないのは分かっていた。それでも無茶をするとは思っていなかった。力強く、” 忘れるわけがありません! ”と告げた彼女に、頷き少し微笑む。覚えていてくれているのは嬉しい事だ。前に教えておいて良かった。もし教えていなかったら今頃───ここまで考えて、中断する様に瞼を閉じた。今、こうして彼女が生きている。それだけで充分だ。ゆっくりと目を開き、言葉を紡ぎ出す。「 急いで帰りたい気持ちは分からなくはない。俺も昔はそうだった。…だが、無茶をするのはいけない。 」怒りに任せた声では無く、諭すように、あくまでも口調は穏やかなままで続けていく。「 相手は、普通の人では無い。鬼だ 」脳裏に過ぎるのは、猗窩座と戦った日のこと。彼女も、上弦の鬼と戦う日が来るかもしれない──確り伝えておかねば。「 毎回必ず勝てる訳では無い。負ける時や、引き分ける時もある。 」あの列車での出来事は自分にとって、勝利とは言えず、負けに等しい物だと考えていた。死者を出さずに済んだとはいえ、上弦を取り逃した上、己は片目も失っている。視力が回復する見込みがないと言われた時の事を思い出し、無意識に自身の手を握り締め。「 俺達は鬼殺隊だ。人を守り、鬼を滅することが仕事だ。焦りは死期を早める。無茶等、以ての外。 」こうして、自分が生き残ったのも運が良かったに過ぎない。無茶をするもの、冷静になれない者から、死んでいく。自分達が身を置いているのはそんな場所だと言う事を忘れないで欲しい。「 ……あまり、心配をかけさせるな。 」手を伸ばし、彼女の頭を優しく撫でて、酷く優しい声で告げた。彼女には生きていて欲しい。出来ることなら怪我だってして欲しくないのだ。頭から手を退かし、聞きそびれたことを聞くことにした。 )

怪我の具合を聞いていなかったな!余りにも酷いのであれば医者を呼ぼう!




23:  シュタイン / 曇 瀬名 [×]
2020-07-18 11:45:26




 シュタイン

( 張り詰めた空気が彼女を困らせていることを気付かせる。部屋に戻って椅子に座り天井を見上げる。「 何のために__か 」自分で彼女に問うていながらも、自分自身直ぐに答えが浮かぶものでもない。それを答えさせるなど教師としても、パートナーとしてもいけないのだと。自分は、何のために強くなるのか。原動力となる気持ちが自分は何なのか頭を巡らす。彼女は一体何を答えようとしたのだろうか、俺のため?いや、そんなことはない。彼女からの少なからず他より好意を抱いていることくらいはわかるが、それが自身の原動力に繋がっているとは思っていない__と、自分のことを考えようとしたときに彼女の思考を考えてしまう。パートナーとして、というよりもこれでは自分が彼女を好いているみたいだ。自嘲気味で見上げていた視線を机へ落とし「 俺が、俺のことをわかってないのか_ 」呟いては作業に戻る。数分後、何なら食欲を掻き立てるいい匂いがしてきて彼女が朝食を作ってくれていることに気がつき、作業を中断させる。リクエスト以上のものを作り上げる彼女に流石だと感心していれば扉の向こうから声がして腰を上げる。ゆっくり扉を開けば、視覚的にも食欲をそそるそれが目の前に「 おや、料理ができたんですか 」少し意地悪な言葉を投げかけながら彼女を部屋へ招き入れ )

いい匂いだ。


 曇 瀬名

( 彼の言葉を一言一句逃さず聞き、自身の胸の中へ落としていく。厳しくも、優しい言葉がどうにも心地がいい。怒られているのは百も承知だが、彼が自分を思って言ってくれていると思っただけで胸が張り裂けそうだ。これがどんな感情なのかは問題ではない、家族愛、恋愛、そんな言葉に置き換えなくてもいい。ただ彼が今自分の目の前にいて、こうして共に時間を過ごせるだけで満足だ。叱りを受けながらも優しく、自身の頭を撫でてくれるその温もりに思わず一滴の涙を溢す。表情こそ変わらなくとも溢れんばかりの感情が涙として姿を現した。「 ごめんなさい 」小さく、弱々しい謝罪。階級だって、成果だってどうでもいい、ただ彼を守る、彼に心配をかけないくらいの強さがほしい。強く膝の上に置く自身の拳を強く強く握りしめた。彼の問いに我へと返ればすぐに顔を上げ首を横に振り「 いえ、そこまでではありません。少ししたら蝶屋敷で診てもらいますので、大丈夫です 」彼の気遣いを嬉しく思いながら、「 杏寿朗さん、自分は少しお腹が空きました 」ほんの少し頬を赤らめながら自身の腹をさすり、先程からするいい匂いに腹の音すらしそうなのを我慢していた。視線を彼から腹へと移し顔を若干伏せたタイミングで先程の話に戻るような一言を )

でも、自分がいつも生きて帰ってこれるのは、この家に杏寿朗さんがいると思うからですよ。




24:  大谷 透 / 煉獄 杏寿郎   [×]
2020-07-30 18:07:16





( / 返信が遅れてしまって申し訳ございません、来週の日曜には返しますのでもう暫くお待ちいただけると…!!! )



25:  シュタイン / 曇 瀬名 [×]
2020-08-01 18:37:23




( / 声をかけていただき有り難う御座います!ゆっくりで大丈夫ですよ。楽しみに待っていますね! )





26:  大谷 透 / 煉獄 杏寿郎  [×]
2020-08-10 00:12:59





 透


有難う御座います。

( 先程とは違って静かに開かれた扉。彼と視線が合うと軽くお辞儀をしながら礼を述べ、トレイを持ったまま部屋の中へ。時間を置いたことで落ち着いたのか普段の振る舞いへと戻っていて、意地悪な言葉に対して少しばかり頬を膨らませて「 焦げた方が博士の好みでしたか。 」と言い返し。机の邪魔にならない位置にトレイを置くと彼の方に振り返り、笑みを浮かべた。「 冷蔵庫の中身、勝手に使っちゃったので、今日、食材買ってきますね。 」一人暮らしのせいか、普段の生活のせいか、驚く程彼の家の冷蔵庫には何も無かった。自分の中では食材を買う事は既に決定事項になっている。彼が断ろうとも食い下がるつもりだ。にっこりと微笑んだ顔からもどう思っているか察する事は容易だろう。ふと、昨日聞きそびれたことを思い出し── )

そういえば、今度のお休みって何時頃ですか…?


 煉獄


( 彼女の頬を伝う涙に気付き、強く言い過ぎてしまったと思えば「 言い方が少し強過ぎたな、すまない 」と素直に謝罪の言葉を紡ぐ。眉が下がり、反省している顔は弟の千寿郎に瓜二つなのだが、自覚は無いようだ。彼女から怪我の具合を聞き、そこまで酷くは無いと知れば「 そうか、それならば良かった! 」安堵の笑みと共に左記を述べ、足に力を入れて立ち上がる。彼女が空腹を覚えているように、己もまた空腹を覚えていた。「 話は終わりだ! 」疲れているだろうから、早くご飯を食べさせて休ませてあげようと考え、話が終わりである事を告げて、部屋の戸へと手を掛ける。開く音に混じって背後から聞こえた言葉に一瞬動きが止まり、沈黙が部屋を包む。「 ───俺も同じだ。 」数秒後、後ろを振り返ると明るい笑顔で笑って見せた。己が生きているのも、この家で帰りを待っていてくれている人が居るから。彼女や家族が居なければ、今頃、殉職していてもおかしくはない筈で。残ってしまった傷跡に触れるように腹部に手を当てると、「 行くぞ!千寿郎が待っている!! 」空気を変えるように声を張り上げ、先に朝食が並べられているであろう場所に向かって。 )





27:  シュタイン / 曇 瀬名 [×]
2020-08-16 11:03:16




( / お返事有難う御座います!今日中には返していきたいと思いますので、見失わないよう一度上げさせていただきます。 )





28:  大谷 透 / 煉獄 杏寿郎  [×]
2020-08-16 16:45:44




( / こんばんは。先週はギリギリ月曜日の返信となってしまって、申し訳御座いません…。日曜日に間に合いませんでした…

私も遅れる事は良くありますので、今日の返信が厳しそうであればご無理はなさらずに…!!

今の時期は何かと忙しい時期でもありますから、心身ともに疲れてしまうこともあるかと思います。
そんな時はゆっくり休んでくださいね…! )






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